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東京駅 - Wikipedia

東京駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京駅(とうきょうえき)は、東京都千代田区丸の内1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。

丸の内側駅舎遠景
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丸の内側駅舎遠景
東京駅遠景(2004年4月22日撮影)
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東京駅遠景(2004年4月22日撮影)

[編集] 概要

在来線では東海道本線東北本線総武本線京葉線の起点であり、東海道・山陽新幹線東北山形秋田上越長野の各新幹線網の拠点でもある。旧国鉄時代から列車の進行方向を示す『上り・下り』の基点となっていた。

首都東京の表玄関とも言うべきターミナル駅であり、地上部に在来線ホーム5面10線と新幹線5面10線、地下に在来線4面8線、地下鉄1面2線を有する。その面積は東京ドーム3.6個分、1日あたりの発着列車本数約4,000本(日本一)という日本最大級のである。また、JR各社の内でも一日の平均収入が最も大きい旅客駅である。

[編集] 中央駅としての位置付け

1889年(明治22年)、国鉄の東海道本線の新橋~神戸間が全通し、私鉄の日本鉄道が上野を始発として青森に向けて線路を建設していた。そこで新橋と上野を結ぶ高架鉄道の建設が東京市区改正計画によって立案され、1896年の第9回帝国議会でこの新線の途中に中央停車場を建設する事が可決された。実際の建設は日清戦争日露戦争の影響で遅れ、建設工事は戦争終了後の1908年から本格化し1914年12月18日に開業、同時に『東京駅』と命名された。

東京駅の位置は皇居の正面に設定され、皇居前広場からまっすぐ進めば丸の内口の中央貴賓出入口に到達する。駅本屋は辰野金吾と葛西万司が設計した鉄筋レンガ造り3階建て総建坪9,545m²の豪壮華麗な建築物で、皇居に向いた丸の内側に建設されている。開業は第一次世界大戦中であり、中国の青島周辺のドイツ租借地を占領した陸軍の司令官神尾中将が、正に開業当日の一番電車(横浜発)で凱旋し皇居に参内した(これ以降は歴史年表を参照の事)。

目次


[編集] 利用可能な鉄道路線

丸の内南口改札内の様子
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丸の内南口改札内の様子
丸の内地下南口
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丸の内地下南口
1番線の0キロポスト
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1番線の0キロポスト
1・2番線は中央線ホーム
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1・2番線は中央線ホーム
3・6番線から発着する京浜東北線
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3・6番線から発着する京浜東北線
4・5番線から発着する山手線
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4・5番線から発着する山手線
7・8番線は東海道線ホーム
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7・8番線は東海道線ホーム
9・10番線は主に東海道線の優等列車が発着する
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9・10番線は主に東海道線優等列車が発着する

[編集] 備考

JRの各路線(東海道新幹線・東北新幹線・東海道本線・東北本線・総武本線・京葉線)についてはすべてが起点駅となっており、構内に各線の0キロポストが設置されている。このため、JRでは当駅を中央駅と位置付けている。なお、京浜東北線は東北本線と東海道本線の2線の電車線という役割のため、正式には東北本線と東海道本線の分かれ目の当駅が正式な起点である。

JR東日本の駅は、戸籍上東海道本線東北本線総武本線京葉線東北新幹線の駅である。かつては中央本線の戸籍も有していたが、JRへの移行に伴って東北本線との二重戸籍区間を解消するため、中央本線は神田駅起点とされた。そのため同線の神田~東京間は戸籍上は東北本線となったが、起点である当駅へ向かう列車が現在でも上りとされている。

その他、関東周辺を始めとし、日本全国各地から東海道新幹線・東北新幹線・東海道本線・東北本線・総武本線・京葉線を経由して当駅に乗り入れるが、正式にはすべて各線経由東京駅乗り入れ列車の位置付けである。

将来的(2011年度予定)には、宇都宮線高崎線常磐線の列車が当駅へ乗り入れると発表されている(東北縦貫線計画)。また、つくばエクスプレス大深度地下を利用して当駅に乗り入れる計画や、羽田空港及び成田空港への新たなアクセスルートとして都営地下鉄浅草線日本橋駅宝町駅からそれぞれ分岐線を敷設させて当駅に乗り入れる計画があるが、現在は共に計画段階であり、正式な決定には至っていない。

[編集] JR

(所在地:東京都千代田区丸の内1丁目9番1号)

  • 各線が南北(京葉線は東西)に走るため、ホームは南北(京葉線ホームは東西)に伸びる。出口は東西南北に設けられており、西側を丸の内口、東側を八重洲口、北側を日本橋口、南側を京葉地下出口と称している。東西の駅舎を連絡する改札内通路は北・中央・南の3本があり、それぞれの通路に対応して丸の内側の地上に3ヶ所、八重洲側の地上に3ヶ所に改札口がある。また、丸の内中央口の地下と八重洲中央口の地下にも各1ヶ所の改札口があり、丸ノ内側は地下鉄丸ノ内線や丸の内地下街へのアクセスに、また八重洲側は八重洲地下街(八重地下=やえちか)に直結し便利である。この他、総武・横須賀線の地下ホーム専用改札や、東海道新幹線専用八重洲改札・日本橋改札などがある。改札内通路の他に東西の駅舎をつなぐ自由通路(1階・地下1階)が北口通路に隣接してある。
  • 在来各線(JR東日本)の構内は非常に広く、1階は駅ナカが充実している。対して地下1階はコインロッカーが多く、駅ナカは非常に少ない。また、地下には「銀の鈴待ち合わせ場所」という待ち合わせスポットがあり、床には明治時代の東京駅付近の地図が描かれている。
  • JR東日本では、鉄道駅としては初めて2006年10月16日から駅構内に私書箱「えきあど」528箱を設置している(使用時間は午前4時~翌日午前0時30分)。使用の際はあらかじめ会員登録を行い(年会費500円、月使用料金はSサイズ2,400円・Mサイズ4,500円)、suicaが鍵の代わりとなり、私書箱を開ける際に必要となる。なお、私書箱の宛先は「100-○○○○東京都千代田区丸の内1-9-1(○○番号)私書箱」となる。荷物が届くと携帯電話などの電子メールで知らされる。
  • 東北山形秋田上越長野新幹線(JR東日本)の構内はあまり広くはなく、商業施設はホーム上にほぼ限られている。また、方面案内は以前は在来各線のフォーマットと同様の路線色(緑)バックに「番線数字・路線名・方面」が書かれたものだったが、2005年12月10日のダイヤ改正で、各新幹線は行き先に関わらず20~23番線を柔軟に用いる様になってからは全面的にフルカラーLEDによる「列車名・発車時刻・行先・次の列車」を表示するものに置き換わっている。
  • 東海道山陽新幹線(JR東海)の構内も商業施設はホーム上にほぼ限られているが、2006年2月22日のJR東海社長の定例会見で「新幹線改札口を5ヶ所から6ヶ所に増やす」「内装や外装を全面的にリニューアルする」などの旨を明らかにしている。総事業費は228億円余りで工期は同年春から2012年春までの予定である。現在工事中。
  • 当駅発の中央線は早朝・深夜を除き総て快速および特快(一部特急およびライナー)となる。なおこの時間帯に中央線の水道橋信濃町大久保方面は御茶ノ水四ツ谷新宿各駅停車(銀色黄色帯の電車)に乗り換える必要がある。早朝・深夜は、当駅始発の各駅停車がメーンとなっているため乗り換えずとも直接行ける。だが、快速停車駅へは後発の快速電車の方が新宿・中野方面へ早く到着することがある。
  • 従前は構内案内板への「武蔵野線」記載は全て「京葉線(武蔵野線)」と括弧書きの記載であったが、2006年12月15日より、「京葉線・武蔵野線」と並列記載に変更された。

[編集] のりば

  • 1~10番線中央線京浜東北線山手線東海道線)は島式5面10線の高架ホームで、丸の内側から1・2・・・と振られている。中央線の1・2番線は3・4番線のさらに上、3階相当の高さにあり、2番線の直下に3番線がある。1・2番線はホームの両端は階段、それ以外は長いエスカレーターでコンコースとを結んでいる。
  • 20~23番線東北山形秋田上越長野新幹線)は島式2面4線の高架ホーム。20番線は10番線のすぐ東にある。当初、東北・上越新幹線が当駅に延伸した際は現22・23番線(当時12・13番線)の島式1面2線だけで発着していた(そのため臨時列車は上野駅発着を原則としていた)が、1997年長野新幹線開業に伴い、1・2番線を高架化した上で3~10番線を丸の内側にスライドする工事を行い、当時9・10番線(東海道線)だったホームを20・21番線とし、現在の2面4線になった。それでも1日300本を超える新幹線をこの2面4線で扱うため、運用に余裕はない様である。なお、20~23番線と駅外との直接連絡は八重洲北側の日本橋口改札に限られる。それ以外は在来各線又は東海道・山陽新幹線との連絡改札を仲介する必要がある。
  • 14~19番線東海道山陽新幹線)は島式3面6線の高架ホーム。14番線は23番線のすぐ東にある。14・15番線は神田寄りが丸の内側へ湾曲している。駅外との直接連絡は八重洲南・中央・北口及び日本橋口である。
  • 総武地下1~4番線横須賀線総武線内房快速外房快速成田エクスプレス含む))は島式2面4線で、地下5階にある。中央通路を丸の内側へずっと向かった階段の先にのりばがあり、東京メトロ丸ノ内線との乗り換えは比較的近いが、京葉線との改札内乗り換えは非常に遠い。京葉地下のりばもそうだが、地上・高架ホームとは番線番号が通しではない。
  • 京葉地下1~4番線京葉線武蔵野線・外房特急「わかしお」・内房特急「さざなみ」)は島式2面4線で、地下4階にある。新幹線八重洲南乗り換え口脇から南に約500mの所、鍛冶橋通りの地下(有楽町駅との中間点)にあり、ホームは東西に伸びる。このホームは元々成田新幹線用に建設されたものである。当駅から離れている事からオートウォーク(動く歩道)が設置され、その両端にエスカレーターとエレベーターが設置されている。
  • 以上の様に、地上と地下を合わせて14面28線のホームを持ち、JRの駅では最も多い。
1・2 中央線 新宿立川八王子高尾大月方面
中央線 特急「かいじ 八王子・大月・甲府方面(東京始発は1日4本)
3 京浜東北線(北行) 上野大宮方面
4 山手線(内回り) 上野・池袋方面
5 山手線(外回り) 品川渋谷方面
6 京浜東北線(南行) 蒲田・横浜方面
7・8 東海道線 横浜大船平塚熱海伊東沼津方面
9・10 東海道線 横浜・大船・平塚・熱海・伊東・沼津方面
湘南ライナー」「快速アクティー 藤沢茅ヶ崎・小田原方面
(スーパービュー)踊り子 熱海・伊東・伊豆急下田修善寺方面
(ワイドビュー)東海 三島・沼津・静岡方面
東海道線(寝台特急・急行等) 大阪出雲市高松大分熊本方面
20~23 東北・山形・秋田新幹線 宇都宮福島仙台盛岡八戸山形新庄秋田方面
上越・長野新幹線 高崎越後湯沢長岡新潟長野方面
14~19 東海道・山陽新幹線 名古屋新大阪岡山広島博多方面
総武地下
1・2
横須賀線 横浜・鎌倉逗子久里浜方面
千葉方面(総武線の一部)
総武・成田線特急「しおさい」「あやめ 成東佐原鹿島神宮銚子方面
総武地下
3・4
総武快速線 船橋千葉佐倉・成田空港・木更津上総一ノ宮方面
横浜方面(横須賀線の一部)
空港特急「成田エクスプレス 成田空港方面
京葉地下
1~4
京葉線 舞浜海浜幕張蘇我方面
武蔵野線 舞浜・西船橋府中本町方面
内房・外房線特急「さざなみ」「わかしお 大原勝浦館山千倉安房鴨川方面

[編集] その他

  • 14・15番線は神田寄りが大きくカーブしているが、これは東北・上越新幹線との直通を想定したものであった。しかし、電源周波数の違いやJR東日本・東海両社の兼ね合いなどから本構想は実現していない(技術的には長野新幹線で既に50/60Hz両対応が実現しているため、両社の営業的・経営的な合意が行われれば東北・東海道新幹線の直通運転は可能であろう。)。
  • 在来線の特急列車は、中央本線は中央線ホーム、内房特急「さざなみ」と外房特急「わかしお」は京葉地下ホーム、成田エクスプレス・総武線特急「しおさい」・成田線特急「あやめ」は総武地下ホーム、長距離寝台列車と東海道本線の列車は東海道線のホームを使用するのが原則であるが、横須賀線と総武快速線の東京トンネル区間の保安設備は2004年(平成16年)2月29日ATCからATS-P化しており、首都圏のATS-P対応車であれば地下ホームへの発着も可能となるため、運用の自由度が高まると期待されている。
  • 京葉地下丸の内口からJRの有楽町駅東京メトロ千代田線二重橋前駅東京メトロ有楽町線有楽町駅東京国際フォーラム経由)、都営三田線東京メトロ日比谷線日比谷駅(東京国際フォーラム~地下鉄有楽町駅経由)は比較的近接している。
  • 八重洲側の改札外コンコースはJR東海の管理エリアが多く存在し、道案内の看板のフォーマットなども同社のものである。各種宣伝広告も同社のそれが多く見られる。KIOSKも同社所管の店舗が見られる。JR東日本所管の管理エリアも広く、それらの店舗やレストランなどではSuicaが利用可能である。

[編集] 東京地下鉄

(所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6番5号)

丸ノ内線が通っていて、駅は丸の内側に位置する地下1面2線の島式ホーム。駅番号はM-17。地下の浅い所を走るため、乗り換えの利便性が非常に高い。なお、丸ノ内線の駅から八重洲口に出るためには北側自由通路を通って大きく迂回する必要がある。

[編集] のりば

1 丸ノ内線 銀座新宿荻窪方面
2 丸ノ内線 池袋方面

[編集] 乗り換え標準所要時間

JRの地上ホームを中心にして総武線・京葉線・地下鉄線ののりばは分散している。そのため、同名の駅を名乗っても乗り換えに非常に時間が掛かったり、全く別の駅同士でも乗り換えに非常に便利な事がある。なお、京葉線乗り換えについては動く歩道動作時の時間である。動く歩道停止時には所要時間に1~2分程度の遅れが生じる。

対新幹線乗り換え
  • 約7分(在来地上ホーム)
  • 約8分(総武快速線)
  • 約15分(丸ノ内線)
  • 約17分(京葉線)
  • 約8分(東西線大手町駅)
  • 約10分(東西線日本橋駅)
  • 約12分(銀座線京橋駅)
対在来地上ホーム乗り換え
  • 約7分(総武快速線)
  • 約10分(丸ノ内線)
  • 約12分(京葉線)
  • 約12分(東西線大手町駅)
対総武快速線乗り換え
  • 約7分(丸ノ内線)
  • 約20分(京葉線)、改札外連絡時は約10分
  • 約12分(東西線大手町駅)
対京葉線乗り換え
  • 約7分(千代田線二重橋前駅)
  • 約9分(都営三田線日比谷駅)
  • 約10分(丸ノ内線)
  • 約20分(東西線大手町駅)
  • 約10分(有楽町線有楽町駅)
  • 約12分(JR有楽町駅)

[編集] その他の特徴、計画や構想など

八重洲側の鉄道会館ビル(大丸が入居)を解体し、南北に超高層ツインタワー(オフィスビル、商業施設など。大丸は引き続き入居)を建設する予定がある。また、丸の内側の駅舎も2010年(平成22年)を目処に2階建てから開業当時の3階建てに復元される予定である。現在、丸の内側の駅舎は日本最大のレンガ建築であるが復元後はさらに壮大な建築物となる。

丸の内側の駅舎内に「東京ステーションギャラリー」という美術館を併設し、東日本鉄道文化財団によって運営され、本格的な企画展を数多く開催していた(営業は2006年3月で一時休止され、2011年に再開する予定。)。

1987年(昭和62年)から團伊玖磨を音楽監督に迎えて定期的にコンサートが開催される様になり、「とうきょうエキコン」の名で多くの人に親しまれた。このイベントは後に終了したが、2004年(平成16年)10月13日に「赤煉瓦コンサート」の名称で演奏会が復活している。音楽監督には池辺晋一郎が迎えられた。

また、同じく丸の内側駅舎では1915年(大正4年)創業の「東京ステーションホテル」(JR東日本の子会社が運営)があるが、後述の通り2006年3月を以て営業を休止し、丸の内駅舎の改修工事完了後、2011年を目処に再開する予定となっている。

さらに、八重洲中央口を出るとすぐ「東京クーア(東京温泉)」というサウナ(男性専用)があり、日本初のサウナという触れ込みである。

乗降客数は私鉄ターミナル駅が隣接する新宿駅池袋駅渋谷駅横浜駅などに及ばないが、旅客収入額は日本一である。これは新幹線や各種特急列車の発着が多く、乗車券特別急行券など単価が高い事に加え、周辺・近郊の駅からとりあえず自動券売機の近距離乗車券で到着した客が構内の窓口で長距離乗車券を買い直す(又は乗り越す)からである。東京駅にはJR東日本とJR東海両社の出札窓口がある。また丸の内地下中央改札口前には「JR北海道プラザ東京支店」があり、一般の乗車券や特急券の他、各社毎のトクトクきっぷを購入する事ができる(東京支店では購入できないものもある)。

東京駅には歴史上、11番ホームは存在しなかった。その代わりとして10番線と12番線の間に機関車回送(機回し)線としての11番線があった。なお、山陽新幹線が博多まで延伸してホームを増設するまでは12・13番線は横須賀線電車用ホーム、14・15番線は長距離列車用ホームであった。新幹線の開業までは4つ共ひっきりなしに列車が発着しており、13番線から15番線を見通す事ができなかった。その中でたった4分間だけ12・13番線から15番線の列車が見える時間があり、その4分を巧妙に利用したトリックが出て来る推理小説が松本清張の「点と線」である。なお、その見える列車とは今は無き寝台特急「あさかぜ」であり、しかも1957年当時のダイヤである。

[編集] 利用状況

2004年度(JR東日本は2005年度)の1日平均乗降客数は約105万人である。

  • JR東日本 37万9,350人(乗降客数は75万人) - JR東日本の駅(1,699駅)として第5位である。
  • JR東海 約18万人 - JR東海の駅(402駅)としては第2位(1位は名古屋駅、3位は新大阪駅)の乗降客数だが、東海道新幹線の利用者数としては第1位を誇っている。
  • 東京地下鉄 13万8,446人 - 東京地下鉄の駅としては第12位の乗降客数である。ちなみにここと西日暮里駅(東京地下鉄千代田線)の乗降客数は同じである(1位は池袋駅)。

東京の表玄関とも言うべきターミナル駅であるが、乗降客数は関東6位、日本全国8位と、新宿駅(私鉄を含めると世界第1位)・池袋駅(同第2位)・渋谷駅(私鉄を含めると全国第3位)などのターミナル駅や乗換駅に大きく差を開けられている。この要因として以下の点が挙げられる。

  • 新宿・池袋・渋谷の各駅は、複数の私鉄近距離路線のターミナル駅でもあるため、私鉄~JR間の乗り換え利用者が多いのに対し、東京駅は(東京メトロ丸の内線はあるものの)JR中・長距離線を中心としたターミナル駅であり、JR各線間の乗り換えがほとんどで、その場合は改札を出ないので乗車人員にカウントされないこと。
  • 新宿・池袋・渋谷の各駅周辺の繁華街は日中・夜間を問わずに営業する商業施設も多く、その来訪者が日中・夜間を問わずに各駅を利用するが、東京駅周辺(八重洲京橋日本橋界隈)はデパートや一般小売業等の日中のみ営業する商業店舗が中心であり来訪者は日中に限られること。
  • 新宿・池袋・渋谷の各駅周辺には徒歩5~10分圏内に住宅街が存在し、また遠隔住宅街と各駅間を結ぶ私鉄・路線バスが多数設定されているが、東京駅周辺にはこういった住宅街は皆無に近く、遠隔住宅地間を結ぶ路線バスも殆ど無いため、私生活内での駅利用者数が非常に限られていること。

各駅の利用客層は、新宿・池袋・渋谷では日中・夜間を通してビジネス層から若年層まで幅広いが、東京は日中・夜間を通してビジネス層が大半を占めている。利用時間帯は、新宿・池袋・渋谷では早朝・夜間の利用者も非常に多いのに対し、東京は早朝・夜間利用者が比較的少ない。

なお、東京駅の雰囲気も、ゴールデンウィークや夏休み・年末年始といった時期は、新幹線(長距離旅客)や特急(伊豆・房総方面への行楽客)、京葉線(東京ベイエリアへの行楽客)を利用する帰省・行楽客が集する。

[編集] 駅周辺

JRの駅を中心として、以下の地下鉄各駅は概ね半径1km程度範囲内にあるので、状況によっては徒歩での移動の方が早く到達する場合もある。

[編集] 丸の内口

丸の内側駅舎(2004年4月22日撮影)
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丸の内側駅舎(2004年4月22日撮影)
丸の内南口正面
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丸の内南口正面
丸の内南口天井のドーム
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丸の内南口天井のドーム

丸の内も参照の事。

西側は丸の内北口(旧称・降車口)、丸の内中央口(同・中央口)、丸の内南口(同・乗車口)がある。著名な赤レンガの駅舎である。

丸の内は日本を代表する歴史的なビジネス街であり、駅周辺には丸の内ビルディング(丸ビル)や東京中央郵便局などがある。また、丸の内中央口からまっすぐ伸びる行幸通りの先に皇居が見える。かつては日本国有鉄道の本社も置かれていた(現在は複合商業施設の丸の内オアゾになっている)。

クリスマスから元日までのシーズンには東京ミレナリオ[1]イルミネーションが有楽町駅方面まで点灯されている(丸の内口工事のため2005年末の点灯をもって中止)。

[編集] 八重洲口

東京駅八重洲口(2006年8月撮影)
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東京駅八重洲口(2006年8月撮影)

八重洲も参照の事。

名立たる商社が軒を連ねる京橋日本橋の玄関口であり、大丸が入る駅ビルがある。駅正面から東にまっすぐ貫通する八重洲通りの地下には、飲食店を中心とする八重洲地下街がある。

また、駅舎内の北側自由通路入口付近には黒塀横丁(地階)・キッチンストリート(1階)・北町ほろよい通り(2階)、八重洲南口付近にはラーメン激戦区東京編(地階)などの飲食店街がある。

八重洲南口手前にはキヨスクが営業するコンビニエンスストアNEWDAYS」八重洲南口店がある。この店舗は「日本一忙しいコンビニエンスストア」として雑誌AERA」にも掲載された事がある。2003年(平成15年)11月に店舗拡張が行われ、平常時の1日の売り上げは300万円前後、繁忙期は600万円近い売り上げがある(通常のコンビニエンスストアの売り上げ高は1日当たり40~60万円程度とされる)。

東京駅前・丸の内地区
八重洲地区
京橋地区
日本橋地区
アクセス
  • 東京メトロ銀座線「京橋駅」
  • 東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線「日本橋駅」
  • 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」
  • 東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町駅」
  • 東京メトロ日比谷線・JR京葉線「八丁堀駅」
  • 都営浅草線「宝町駅」
  • 外堀通り
  • 八重洲通り
  • 銀座中央通り
  • 昭和通り

[編集] 日本橋口

日本橋も参照の事。

日本橋口はJR東京駅の北側にあり永代通りに面している。正面ロータリーは長距離路線バスの降車場となっており、その先、永代通りの地下は東京メトロ東西線の大手町駅となっている。なお、日本橋口にはサピアタワー(地上35階、地下4階)が2007年3月の竣工を目指して現在建設中であり、オフィス、ホテルメトロポリタン丸の内、コンファレンス施設が入居する予定である。

[編集] バス路線

かつては都営バスや都営と相互乗り入れしていた民営バスが多数発着していたが、地下鉄の延伸・開業の度に減少し続け、特に八重洲口は高速バスが主体になりつつある。最長で北は青森・西は山口県や四国までの高速バスが発着し、特にJRバスのターミナルは都内でも有数の高速バスのターミナルとなっており、20時以降の夜間には狭いスペースに関西や中国、東北方面などに向かう多数の夜行バスが発車する。そのため、JR関連バスの到着は日本橋口になる事が多い。

なお、本来の路線バスではないが、名古屋方面や仙台方面へ向かう昼行ツアーバス、上信越方面のスキー場や関西方面へ向かう夜行ツアーバスが多数発着する。

[編集] 丸の内北口

都営バス東京空港交通日の丸リムジン

[編集] 東京駅丸の内北口

  • 1番乗り場
    • 東43 荒川土手(都営)
  • 2番乗り場
  • 3番乗り場
    • 東22甲 錦糸町駅前(東陽町駅前経由)(都営)
    • 東22乙 IBM箱崎ビル前(同上)
  • 丸の内ホテル

[編集] 三菱UFJ信託銀行本店

[編集] 丸の内南口

都営バス東急バスはとバス日の丸リムジン

[編集] 東京駅丸の内南口

  • 1番乗り場
    • 都05 築地経由 晴海埠頭(都営)
  • 2番乗り場
    • 都04 築地経由 豊海水産埠頭(都営)
  • 5番乗り場
    • 東98 等々力操車所(東急)/東98 等々力駅前(都営)

[編集] はとバス乗り場

  • 定期観光バス(はとバス)

[編集] 三菱ビル

  • スカイバスTOKYO(日の丸リムジン)
  • 丸の内シャトル(無料巡回バス)(同上)

[編集] 八重洲口

都営バスJRバス関東東京空港交通京成バス東北急行バス日の丸リムジン

[編集] 東京駅八重洲口(八重洲南口)

いずれも都営バス

[編集] 東京駅八重洲南口(JRハイウェイバス乗り場)

[編集] 東京駅八重洲南口(空港行乗り場 八重洲地下街2番出口)

[編集] 東京駅八重洲口前

  • 1番乗り場(八重洲地下街20番出口)
    • 高速・昼行:犬吠号 銚子・犬吠埼(旭経由)(京成バス・千葉交通
    • 高速・昼行:利根ライナー 銚子・犬吠埼(佐原・小見川経由)(同上)
    • 高速・昼行:シーサイドライナー 東金・成東(ちばフラワーバス
  • 2番乗り場(八重洲地下街2番出口)
    • 高速・昼行:木更津(京成バス・日東交通
    • 高速・昼行:君津(同上)
    • 高速・昼行:勝浦・御宿・安房小湊(京成バス・鴨川日東バス
    • 高速・昼行:アクシー号 安房鴨川(京成バス・日東交通・鴨川日東バス)
    • 高速・夜行:大阪・神戸(京成バス・阪神電気鉄道阪急バス

[編集] 東京八重洲

いずれも平和交通

  • 深夜急行:稲毛・四街道
  • 深夜急行:土気・大網
  • 早朝特急:平和交通本社→東京八重洲(到着便のみ)

[編集] 東京駅八重洲通り(八重洲地下街22番出口)

[編集] 東京駅八重洲口(八重洲北口第2鉄鋼ビル前)

[編集] 日本橋口

JRバス関東及び共同運行会社の高速バスの到着のみで、この乗り場から発車する定期バスは存在しない。

[編集] 駅弁

  • あじ・さば寿司(日本レストランエンタプライズ)
  • あじ寿司(同上)
  • あなご押寿司(同上)
  • あなご太巻(同上)
  • うなぎ弁当(同上)
  • とんかつ弁当(同上)
  • 押寿司詰合せ(同上)
  • 海鮮太巻(同上)
  • 柿の葉寿司詰合せ
  • 釜めし弁当(日本レストランエンタプライズ)
  • 幸福弁当(同上)
  • こだわりおにぎり弁当(同上)
  • 五目太巻(同上)
  • 笹寿司詰合せ(同上)
  • シウマイ御弁当崎陽軒
  • すこやか弁当(日本レストランエンタプライズ)
  • チキン弁当(同上)
  • ポケモン弁当(同上)
  • 東京弁当(同上)
  • 鳥めし弁当(同上)
  • 深川弁当(同上)
  • プレミアムミックスサンド
  • 紅鮭押寿司(日本レストランエンタプライズ)
  • 六郷のわたし(だるま)
  • 幕の内弁当(日本レストランエンタプライズ)
  • 秋露のささやき(同上)
  • 豚生姜焼き弁当(同上)
  • ピリ辛豚味噌弁当(同上)
  • 鶏唐あげ弁当(同上)
  • 焼き鳥丼(同上)
  • マス西京焼き弁当(同上)
  • チキン照り焼き弁当(同上)

その他、NREがJR東日本管内の有名駅弁を集めて販売している売店「駅弁屋 旨囲門」が八重洲中央口改札外にあり、東北地方の主な駅弁も当駅で購入できる。

[編集] 歴史

1889年(明治22年)に神戸まで全通した官営鉄道の新橋駅と、私鉄・日本鉄道の上野駅を結ぶ高架鉄道の建設が東京市区改正計画によって立案され、1896年の第9回帝国議会でこの新線の途中に中央停車場を建設する事が可決された。
日清戦争日露戦争が終わった1908年から建設工事が本格化し、1914年12月18日に開業した。中央停車場は皇居宮城)の正面の原っぱに設定され、『東京駅』と名付けられた。
その後、1919年に中央本線が乗り入れ、1925年に東北本線と繋がるなど発展していった。しかし、1945年の空襲を受けて本屋は壁体を残して焼失し、戦後になってから修復されたが、3階建てが2階建てとなってしまった上、元のドーム屋根ではなく上の写真に見られる様にシンプルな三角屋根として復興された。

戦災で焼失した丸の内口本屋を再建する際に使用された屋根の材質はジュラルミンだが、これは戦闘機が廃棄された際に発生した余剰品を使ったものである。再建の際に「4、5年もてば良い」と言われ、突貫工事で丸の内口本屋を再建したという話が残る。

1955年には八重洲口側に八重洲本屋が完成した。八重洲口はその後も順次改築されて百貨店が出店し、地下街が拡がるなど賑やかになってゆくが、丸の内側はシックなレンガ造りが今も残っている。1964年に東海道新幹線が開業し、1972年には総武地下ホーム、1990年には京葉地下ホームがそれぞれ営業を開始、1991年には東北・上越新幹線が当駅に乗り入れるなど、当駅は時代に合わせて順次成長して来た。

[編集] 年表

  • 1907年(明治40)3月15日 - 基礎工事着手。
  • 1914年(大正3年)2月 - 竣工。
  • 1914年(大正3年)12月20日 - 開業。
    • 東海道本線の起点となる。丸の内口の赤レンガの駅舎は建築家辰野金吾によって設計された。なお、アムステルダム中央駅は当駅を建設する際のモデルになったという俗説があるが、根拠は薄弱であり、1988年以降に藤森照信らを始めとする西洋建築研究者により、設計者の系譜や建築様式の両面から現在ではほぼ否定されている。開業以前は東海道本線の起点が新橋駅であり、同時に東北本線の起点であった上野駅との連絡のためと皇居大手門よりの東京中央駅として設計された。当初は3階建てで南北にドーム状の屋根があった。因みに丸の内南口が乗車口、丸の内北口が降車口と分かれていた。
  • 1919年(大正8年)3月1日 - 中央本線が当駅へ乗り入れ。
    • 但し長距離列車は従来通り飯田町駅発着のままだった。当駅始発の東西直通運転は2001年(平成13年)に運転された臨時特急「あずさ木曽」号(後述)まで待たなければならなかった(但し貨物や団体専用列車による東西直通運転はあった)。
  • 1929年(昭和4年)12月16日 - 八重洲口開設。
  • 1945年(昭和20年)5月25日 - アメリカ軍B-29爆撃機による焼夷弾爆撃により炎上、丸の内口駅舎本屋の屋根(ドーム部分)及び3階部分を焼失した。
  • 1945年(昭和20年)6月25日 - アメリカ軍のB-29爆撃機による爆撃により八重洲口本屋焼失。
  • 1945年(昭和20年)12月20日 - 丸の内口駅舎修復工事開始。
  • 1947年(昭和22年)3月15日 - 丸の内口駅舎復旧工事完了(南北ドーム部3階立て角屋根化、駅舎は3階建てから2階建てに)
  • 1947年(昭和22年)12月13日 - 八重洲口復旧工事完了。
  • 1948年(昭和23年)11月16日 - 八重洲口駅舎完成、使用開始。
  • 1949年(昭和24年)4月29日 - 八重洲口駅舎本屋が失火により焼失。
  • 1949年(昭和24年)6月1日 - 公共企業体日本国有鉄道発足。
  • 1953年(昭和28年)9月1日 - 八重洲中央口及び南口開設。
  • 1954年(昭和29年)10月21日 - 中央通路が八重洲中央口まで開通。
  • 1954年(昭和29年)10月14日 - 八重洲口新駅舎使用開始。大丸百貨店開業。
  • 1955年(昭和30年)3月26日 - 八重洲北口開設。
  • 1956年(昭和31年)7月20日 - 営団地下鉄丸ノ内線が当駅まで延長開業。
  • 1959年(昭和34年)11月1日 - 丸ノ内口が乗車ロと降車ロをそれぞれ乗降できる様に変更。
  • 1960年(昭和35年)11月12日 - 東海道新幹線関係(ホームなど)工事着手。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線の東京~新大阪間が開業し、同時に新幹線の駅が完成。
  • 1967年(昭和42年)3月16日 - 東海道新幹線16番線が完成。
  • 1968年(昭和43年)1月10日 - 地下駅(総武地下ホーム)工事着工。
  • 1969年(昭和44年)4月10日 - 八重洲呉服橋口完成。
  • 1969年(昭和44年)2月10日 - 八重洲地下商店街営業開始。
  • 1972年(昭和47年)7月15日 - 総武本線の地下駅(総武地下ホーム)が開業。
  • 1976年(昭和51年)6月26日 - 新幹線ホームに広告表示を設置。
  • 1979年(昭和54年)12月1日 - 東海道新幹線14番線が完成。
  • 1981年(昭和56年)10月1日 - L特急踊り子」運転開始。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 中央本線の特急列車「あずさ」が当駅へ乗り入れ。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東海道新幹線は東海旅客鉄道(JR東海)、その他の路線(営団地下鉄丸ノ内線を除く)は東日本旅客鉄道(JR東日本)が運営を継承する事になる。
  • 1990年(平成2年)3月10日 - 京葉地下ホームが開業。
  • 1991年(平成3年)3月19日 - 成田線の成田~成田空港間の開業に伴い、大宮・新宿・横浜~東京~成田空港間の特急「成田エクスプレス」運転開始。これを機に「さざなみ」と「わかしお」が従来の総武線経由から京葉線経由に変更された。
  • 1991年(平成3年)6月20日 - 東北上越新幹線の東京~上野間が開業、当駅へ乗り入れ。
  • 1992年(平成4年)3月14日 - 新幹線「のぞみ」運転開始。東京~新大阪間を2時間30分で結ぶ。
  • 1992年(平成4年)7月1日 - 山形新幹線つばさ」が東京~山形間に運転開始。
  • 1994年(平成6年)12月3日 - 10~13番線廃止(10番線は1997年に使用再開)。
  • 1995年(平成7年)7月2日 - 中央線1・2番線を2階から3階に移転。この後、12月までに旧1・2番線を現3・4番線、旧3・4番線を現5・6番線…、と各路線の乗り場を丸の内側にずらしていく。
  • 1997年(平成9年)3月22日 - 秋田新幹線こまち」が東京~秋田間に運転開始。
  • 1997年(平成9年)10月1日 - 長野新幹線あさま」が東京~長野間に運転開始。上越・長野新幹線20・21番線使用開始、この時12・13番線は主に東北・山形・秋田新幹線用となって22・23番線に改称される。
  • 1998年(平成10年)3月17日 - 東海道新幹線の改札口に自動改札機を導入。
  • 2001年(平成13年)9月8・9・15・16日 - 特急列車として、そして、国鉄分割・民営化後初の中央本線東西直通列車「あずさ木曽」号が当駅~上松駅間を運転。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化、丸ノ内線は東京地下鉄(東京メトロ)に運営を継承する。
  • 2004年(平成16年)4月4日 - 東日本キヨスクが当駅内にある東京みやげ専門店「東京銘品館」を新装オープン。
  • 2005年(平成17年)12月10日 - JR東日本のダイヤ改正により、20~23番線は東北・山形・秋田・上越・長野新幹線が方面に関係なく発着する様になった(20・21番線と22・23番線の方面別の使い分けを廃止)。

今後、戦時中の爆撃により破壊・焼失した丸の内口駅舎本屋の復元を含めた増改築が行われる事となり(2010年完成予定)、その資金源として当駅の空中権が特例容積率適用区域制度によって三菱地所に売却され、東京中央郵便局の南に隣接している東京ビルディングの高層再建築に供された。

また、東北新幹線の当駅延伸の際に取り壊された東北本線の列車線の秋葉原駅~東京駅間を再建して、宇都宮線高崎線常磐線の列車を再び当駅始発にし、東海道線と直通運転する事になっている(東北縦貫線計画)。また同じく秋葉原駅からつくばエクスプレスの延伸工事が当駅まで行われる計画や、都営浅草線を日本橋駅と宝町駅からそれぞれ分岐させて当駅まで延伸させる計画もある。

[編集] 歴史上の事件

  • 1921年(大正10年)11月4日 - 原敬首相が丸の内南口で暗殺(刺殺)される。
  • 1930年(昭和5年)11月14日 - 濱口雄幸首相が第4ホーム(現在の中央通路10番線付近)で狙撃される。
    • 襲撃の現場であった所にはそれぞれプレートが付けられ、床に白い丸で印されている。

[編集] 計画路線

[編集] 駅長の見送り

蒸気機関車の時代から、当駅の駅長は毎朝9時に発車する特急列車を見送る慣例があった。東海道新幹線の開通後は同じく9時発の『ひかり』を見送ったが、国鉄の分割・民営化後は在来線がJR東日本、東海道新幹線がJR東海の管轄となったため、JR東日本の駅長は在来線の「踊り子」(2006年3月18日改正のダイヤでは伊豆急下田駅修善寺駅行「踊り子101号」)の発車を見送っている。

[編集] 東京駅長の地位

現在、JR東日本の東京駅長は現場の職員としては唯一本社の取締役となっている。東京駅長といえば旧国鉄時代には現場の最高職といわれ、駅員達の憧れの地位であった。JRになって東京駅はJR東日本とJR東海の2人の駅長が置かれる事になったが、JR東日本の駅長に関してはその慣習が残っている。

[編集] その他

当駅の電報略号は『トウ』である。

[編集] 隣の駅

JR東海(東海道新幹線)の駅名標(2005年7月21日撮影)
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JR東海(東海道新幹線)の駅名標(2005年7月21日撮影)
JR東日本(京浜東北線)の駅名標
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JR東日本(京浜東北線)の駅名標
東海旅客鉄道
東海道新幹線
東京駅 - 品川駅
東日本旅客鉄道
東北・山形・秋田・上越・長野新幹線
東京駅 - 上野駅
東海道線
通勤快速・快速アクティー・普通
東京駅 - 新橋駅
中央線(快速)
通勤特快・中央特快・青梅特快・通勤快速・快速・各駅停車
東京駅 - 神田駅
京浜東北線
快速(昼間時間帯のみ)
秋葉原駅 - 東京駅 - 浜松町駅
各駅停車
神田駅 - 東京駅 - 有楽町駅
山手線
神田駅 - 東京駅 - 有楽町駅
総武快速線 横須賀線
新日本橋駅 - 東京駅 - 新橋駅
京葉線 武蔵野線
各駅停車・通勤快速・京葉快速・武蔵野快速
東京駅 - 八丁堀駅
東京地下鉄
丸ノ内線
銀座駅(M-16) - 東京駅(M-17) - 大手町駅(M-18)

[編集] 位置情報

[編集] 関連項目

Wikimedia Commons
ウィキメディア・コモンズに、東京駅に関連するカテゴリがあります。

[編集] 外部リンク

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