原宿駅
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原宿駅(はらじゅくえき)とは、東京都渋谷区神宮前1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 通常は島式1面2線のホームが使われる。外回り線に臨時ホーム(明治神宮参詣などの多客期のみ使用)がある。
- 正月には隣の明治神宮への臨時出口が設けられる。この臨時出口は自動改札機の代わりに、簡易Suica改札機が設置されている。
- 山手線の発車メロディは外回り、内回り共に原宿駅オリジナルの他駅では流れないメロディーが使われている。臨時ホームでは発車ベルが使われる。
- 代々木駅寄りにお召し列車専用列車の発着ホーム(原宿駅側部乗降場、通称「宮廷ホーム」)がある。最近はほとんど使われていないが、今上天皇(明仁天皇)以外は皇族でも利用できない。(過去に何度か一般公開されたことはある)柱に金の飾りがある閉じたままの門が目印。
- のりば
3番線を使用する際は2番線ホームが中止になる。
[編集] 利用状況
- 2005年度の利用者数は1日平均73,446人である。
[編集] 原宿駅側部乗降場
- お召し列車の発着に使われ、「宮廷ホーム」の通称で知られている。1926年、病弱であった大正天皇が静養に出発する専用の目的で建設。敷地は、財務省と東日本旅客鉄道が、共同で所有している。本乗降場を利用できるのは天皇だけで、他の皇族は単独での利用は出来ない。天皇の随行時のみ、他の皇族が利用できる。
[編集] 駅周辺
- 東京地下鉄千代田線の明治神宮前駅と連絡業務を行なっている。
- 原宿も参照
- 明治神宮
- 代々木公園
- 明治通り
- 竹下通り
- 流行・ファッションの発信地として有名であり、現在は修学旅行の定番コースの一つとなっている。
- 表参道
- 国立代々木競技場まで徒歩5分。
[編集] 路線バス
- 原宿駅
- 原宿駅入口
[編集] 歴史
- 1906年10月30日
- 原宿駅が開業(駅舎は現在位置より代々木駅寄りにあった)。
- 1926年
- 側部乗降場が開設。病弱であった大正天皇が、静養に出発する専用の目的で建設。
- 1949年6月1日
- 日本国有鉄道(国鉄)発足。
- 1952年
- 鉄道開業80周年を記念して、側部乗降場の一般公開を実施。
- 1972年10月20日
- 営団地下鉄(⇒東京地下鉄)千代田線開通(接続:明治神宮前駅)。
- 1987年4月1日
- 国鉄の分割民営化に伴って、当駅及び山手線は東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 原宿駅 - 東日本旅客鉄道