高田馬場駅
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高田馬場駅(たかだのばばえき)とは、東京都新宿区高田馬場1丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・西武鉄道・東京地下鉄(東京メトロ)の駅。東京地下鉄の駅番号はT-03。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] JR
- 島式ホーム1面2線の高架駅である。出口は、北寄りの早稲田口と、南端の戸山口の2箇所。そのほかホーム中央に西武新宿線との乗換専用口がある。
- 山手線の高架下にはかつて手塚治虫のキャラクターを並べた壁画があった。これは、高架下が暗いため、地元の商店街が中心となって完成にこぎ着けたものである。しかし、高田馬場駅のリニューアルに伴い取り壊された。
- 2003年(平成15年)3月1日より発車メロディーが鉄腕アトムの旧シリーズのテーマ曲となった。手塚治虫が社長を務めた手塚プロダクションが高田馬場にあることと、お茶の水博士が長官を務める『科学省』が高田馬場にあったという設定から選定されたといわれ、そのほかにこのテーマ曲を使っている駅は新座駅がある(新座市には同プロダクションのアニメーション製作スタジオが存在する)。もともとは期間限定のはずだったが、現在でも継続して使用されている。
- 東側(山手線ホームと西武線ホームの間)を埼京線と湘南新宿ラインの複線が併走しているが、こちらにはホームは設置されていない。
- のりば
1 | ■山手線 外回り | 池袋・上野・東京方面 |
2 | ■山手線 内回り | 新宿・渋谷・品川方面 |
[編集] 西武鉄道
- 1面1線の単式ホームと1面2線の島式ホームとを併せ持つ高架駅である。開業当初はここが終着駅で、新宿方に引き上げ線があった。出口は、早稲田口、ビッグボックス口、戸山口、東西線連絡口。また山手線との間には、早稲田口改札横と跨線橋の2ヶ所に連絡改札口がある。
- 1998年より夏季にホーム冷房を行っている。
- 新宿線のターミナルは隣の西武新宿駅だが、西武新宿駅の位置がJRと小田急と京王電鉄京王線などの新宿駅よりだいぶ北に離れていて、JR山手線との乗り換えで当駅を利用する旅客は莫大である。そのため、西武新宿駅よりも利用者が10万人程度多く、当駅は新宿線の全種別が停車する。高田馬場駅と新宿駅・西武新宿駅との関係は日暮里駅と上野駅・京成上野駅との関係に近い。
- 安全性向上の為に4番ホームに4ドア車専用ホーム柵がされ、朝ラッシュ時に運行されている特急列車及び3ドア車は、4番ホーム側の扉の開閉を行わなくなっていた。
- 現在、西武鉄道と東京地下鉄が、新宿線内から地下鉄東西線ホームまでの連絡線を建設し、東西線乗り入れを行う計画を協議中。
- 番線表示はJRからの通しで、3番ホームからスタートする。
- のりば
3 | ■新宿線 | 田無・所沢・本川越方面 拝島線 玉川上水・拝島方面 |
4 | ■新宿線 | 西武新宿行き(朝ラッシュ時のみ使用) (線路は5番ホームと共用) |
5 | ■新宿線 | 西武新宿行き |
[編集] 東京地下鉄
- 相対式ホーム2面2線の地下駅である。改札口が3か所ある。中野寄りの2か所は、山手線・西武線早稲田口近くと駅前ロータリー東側の2か所の出口に繋がり、西船橋寄りの1か所は早稲田通りの出口に繋がる。
- のりば
1 | ○東西線 | 大手町・浦安・西船橋方面 東葉高速線 東葉勝田台方面 JR総武線 津田沼方面(朝夕ラッシュ時のみ) |
2 | ○東西線 | 中野方面 JR中央線 三鷹方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降客数は、JR、西武、地下鉄あわせて65万724人になる。日本で第10位
- JR東日本 20万1936人
- JR東日本の駅としては9位。ちなみに10位は上野駅。駅構内乗り換えを含めると、接続路線の多さから上野のほうが上位にくる。ただし、ホームが一面のみの駅としては日本一の乗降客数である。
- 西武鉄道 27万4488人
- 東京地下鉄 17万4300人
- 東京地下鉄の駅としては9位。
周辺に学校が多いため、学生や西武新宿線利用者からの乗り換えの利用が多い。JR山手線と西武新宿線との乗り換えは新宿駅-西武新宿駅間の乗り換えよりも便利。JRでは山手線のみの停車駅の中では乗降客が最も多く、1日中混雑している。40万人を超える乗客をたった1つの狭いホームだけで捌いている。埼京線・湘南新宿ラインの列車の停車を期待する声もあるが、駅のスペースなど構造上難しいため実現していない。ただ、西武鉄道側が3~5番線を地下に下げる考えを否定していないため(新宿駅まで持っていく可能性を探っているらしい)、西武鉄道の動向如何では埼京線と湘南新宿ラインの列車の停車が可能になる。
[編集] 駅周辺
駅前は早稲田大学に通じる早稲田通りで、学生の街でもある。早稲田口の東側にはロータリーがあり、タクシーや早大正門行きなどの都営バスが発着する。ロータリー南側にはBIG BOX、東側には芳林堂書店などが入ったFIビル、北側には飲食店が入った稲門ビルがある。早稲田口西側、山手線の外側には、飲み屋街である栄通りがある。
駅名は赤穂浪士四十七士の一人堀部安兵衛の伝説となっている決闘があった(1694年)ことで知られ、今では講談などの題材となっている高田馬場(たかたのばば)からとられた(1910年)。もっとも実際の高田馬場の所在は駅よりかなり東に位置する現新宿区西早稲田(旧戸塚町)であり、開設当初から駅名に関して地元住民の異論があったという記録がある。高田馬場駅近くにある学習院大学(最寄り駅は隣の目白駅)内には堀部安兵衛が刀を洗ったとされる「血洗の池」がある。
[編集] バス
[編集] 都営バス
全て小滝橋自動車営業所が担当
- 飯64系統 小滝橋車庫~高田馬場駅~早稲田~江戸川橋~大曲~飯田橋駅~九段下
- 上69系統 小滝橋車庫~高田馬場駅~早稲田~江戸川橋~大曲~春日駅(文京区役所)~本郷三丁目駅~上野公園
- 高71系統 高田馬場駅~新宿スポーツセンター入口~東新宿駅~抜弁天~東京女子医大~合羽坂下~市ケ谷駅~九段下
- 学02系統 高田馬場駅~西早稲田~早大正門 行(学バス、運賃170円)
- 早81出入庫系統 小滝橋車庫~高田馬場駅~西早稲田~早大正門
[編集] ケイビーバス
- 百01系統 東中野駅 行(戸山団地中央・小滝橋経由)
[編集] 歴史
- 1910年9月15日
- 山手線の高田馬場駅が開業。
- 1927年4月16日
- 西武新宿線の高田馬場駅が開業。乗換駅となる。
- 1945年4月13日
- 1949年6月1日
- 日本国有鉄道(国鉄)が発足。
- 1964年12月23日
- 営団地下鉄東西線の高田馬場駅が開業。
- 1987年4月1日
- 国鉄の分割民営化。山手線は(JR東日本)の管轄となる。
- 1998年
- 2001年3月10日
- 西武新宿線の改札口として戸山口が開設。
- 2003年3月1日
- 山手線の発車メロディーが鉄腕アトムの旧シリーズのテーマ曲になった。
- 2004年4月1日
- 営団地下鉄の民営化。東西線は東京地下鉄(東京メトロ)へ継承される。
- 2005年10月26日
- 高田馬場メトロピア(4店舗)が開業。
- 2006年
[編集] 隣の駅
- 西武鉄道
- ■新宿線