国立駅
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国立駅（くにたちえき）は、東京都国立市北一丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）中央線の駅である。
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[編集] 駅構造
仮設島式ホーム1面2線の地上駅である。元々は島式と単式の2面3線であったが、現在、三鷹駅～立川駅間の高架化工事を行っている関係で現在の構造に至っている。
三角屋根の南口駅舎は東京で現存する2番目に古い木造建築駅舎（最も古いのは原宿駅）であり、デザインの美しいことでも知られ、この駅舎により関東の駅百選に選出されている。なおこの駅舎は中央線連続立体交差事業で取り壊されることとなり、国立市は保存に向け対応を検討していたが、市議会で移設予算が正式に否決されたため2006年10月10日解体が開始された。ただし再建可能なように主要部材は保存されるようである。なお、この決定で一部で｢関東の駅百選が99選になる｣と騒がれたが、既に日立電鉄の桜川駅が廃止になっているので百選の駅は実際には99個しかない。ちなみに、国立駅と同様に駅舎の美しさで選出された佐野駅が、既に建て替えられている。
また、駅北側に鉄道総合技術研究所があり、JR総研専用線として引き込み線が存在していたが、2004年に廃止されており、跡地は駐輪場として利用されている。
[編集] ホーム・のりば
| 1 | ■中央線(快速) | 立川・八王子・高尾方面 |
|---|---|---|
| 2 | ■中央線(快速) | 新宿・東京方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は54,902人。
[編集] バス路線
[編集] 南口
- 国02 国立駅南口⇔警察病院⇔東芝前⇔府中駅（京王電鉄バス）
- 国03 国立駅南口⇔府中病院⇔警察病院⇔東芝前⇔府中駅（京王電鉄バス）
- 国04 国立駅南口⇔第三小学校⇔桐朋⇔谷保住宅⇔矢川駅（立川バス）
- 国10 国立駅南口⇔国立市役所入口⇔矢川駅⇔国立操車場（立川バス）
- くにっこ（国立市コミュニティバス） 国立駅北口⇔国立駅南口⇔国立郵便局⇔国立市役所⇔国立郵便局⇔国立駅南口⇔国立駅北口（立川バス）
- 国11 国立駅南口⇔国立市役所入口⇔矢川駅（立川バス）
- 国12 国立駅南口⇔国立高校前⇔谷保駅（立川バス）
- 国13-2 国立駅南口⇔一橋大学⇔第二住宅⇔第三小学校⇔国立駅南口：国立東循環（立川バス）
- 国14-2 国立駅南口⇔一橋大学⇔五商入口⇔谷保住宅⇔国立駅南口：国立西循環（立川バス）
- 国15 国立駅南口⇔音高⇔立川相互病院⇔立川駅北口（立川バス）
- 国16 国立駅南口⇔音高⇔矢川駅⇔国立操車場（立川バス）
- 国17 国立駅南口⇔谷保⇔国立府中IC入口⇔第四中学校⇔府中駅（京王バス中央）
- 国18 国立駅南口⇔谷保⇔国立府中IC入口⇔稲荷神社前⇔真明寺⇔聖蹟桜ヶ丘駅（京王電鉄バス）
- 国19 国立駅南口⇔音高⇔青柳都営住宅⇔自衛隊正門⇔立川駅北口（立川バス）
- 国41 国立駅南口⇔国立市役所入口⇔矢川駅⇔都営泉二丁目（立川バス）
- 国42 国立駅南口⇔音高⇔矢川駅⇔都営泉二丁目（立川バス）
[編集] 北口
- くにっこ（国立市コミュニティバス） 国立駅北口⇔国立駅南口⇔国立郵便局⇔国立市役所⇔国立郵便局⇔国立駅南口⇔国立駅北口（立川バス）
- くにっこ（国立市コミュニティバス） 国立駅北口⇔北福祉館⇔北市民プラザ⇔北福祉館⇔国立駅北口（立川バス）
- 国21 国立駅北口⇔稲荷神社⇔高木町⇔けやき台団地（立川バス）
- 国22・23 国立駅北口⇔第五都営住宅⇔国分寺第六小⇔恋ヶ窪駅⇔日吉町⇔国立駅北口：戸倉循環（立川バス）
- 国24-2 国立駅北口⇔稲荷神社⇔花街道⇔並木町→並木町二丁目→北町公園（立川バス）
- 国25 国立駅北口⇔国分寺第五小⇔恋ヶ窪駅⇔二ツ塚⇔砂川十番⇔砂川七番駅⇔上水営業所（立川バス）
- 国26 国立駅北口⇔第五都営住宅⇔国分寺第六小⇔二ツ塚⇔砂川十番⇔砂川七番駅⇔上水営業所（立川バス）
- 国29 国立駅北口⇔稲荷神社⇔立川ろう学校⇔弁天通り折返し場（立川バス）
[編集] 駅周辺
[編集] 南口
- 駅前ロータリーを起点に、大学通りが南に、富士見通りが西南に、旭通りが東南に、まっすぐ放射状に伸びている。それぞれの通りの直線区間の長さはおよそ、1.8km、1.3km、0.7kmである。これらの道路は上空から見ると、正面から見た三角駅舎の輪郭となぞらえた形状になっている。
これらの内、大学通りが東京都道146号国立停車場谷保線に、旭通りの駅よりの約370mと富士見通りが東京都道145号立川国分寺線に指定されている。いずれの通りも若者向けなどの商店が多く立ち並び、また路線バスが頻繁に通っている。特に大学通りは幅員が全体で40m以上あり、車道、歩道、自転車道、緑地帯が画然と分けられゆったりとした作りである。とくに、緑地帯はサクラとイチョウが交互に植わった並木道で、春には満開の桜、晩秋には一面の黄の美しい風景を作り出す。
- 一橋大学
- 桐朋中学校・高等学校
- 都立国立高校
- NHK学園
- 国立音楽大学附属 幼稚園、国立音楽大学附属小学校、国立音楽大学附属中学校高等学校
など、教育施設多数。
[編集] 北口
- 駅周辺は南口と同様、格子状の街路になっている。駅を出て北に少し歩くと、国分寺市域に入る。
[編集] 歴史
- 1951年 （昭和26年）駅所在地の谷保村が町制施行にあたり、駅名から町名をとって国立町とした。
- 1973年（昭和48年）4月1日 - 武蔵野線開通に伴い連絡線開通（国立～新小平間）。合流地点は武蔵野線小平トンネル内。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により国鉄から東日本旅客鉄道に継承。
