水沢江刺駅
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水沢江刺駅(みずさわえさしえき)は、岩手県奥州市水沢区羽田町駅前1丁目185番地にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北新幹線の駅である。
駅のすぐ北側に、奥州市水沢区(旧・水沢市)と同市江刺区(旧・江刺市)との境界線が走っており、駅名付与に際しては、両市名から採る形となった。
なお、営業キロ数は東北本線水沢駅を準用していて、乗車券部分については、この駅との選択乗車が可能である。
目次 |
[編集] 駅構造
- のりば
1 | ■新幹線 | 盛岡・八戸・秋田方面 |
2 | ■新幹線 | 仙台・大宮・東京方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均1,046人である。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
新花巻駅とともに、全額地元負担による追加駅として新幹線開業後に設置された。このため、開業当時からの設置駅のような通過線を持たない2面2線の構造となっている。
[編集] 市町村合併に伴う改名の動き
2006年(平成18年)の市町村合併(水沢市・江刺市・前沢町・胆沢町・衣川村が合併し奥州市)にともない、駅名を「水沢江刺」から「奥州」に変更しようとの声が、行政を主体として起こっている。これに対しJR東日本からは現在のところ、否定的な見解が出ている模様である(当駅は請願駅であるため、改称に伴う費用は原則地元負担)。