1919年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 |
年: | 1916年 1917年 1918年 1919年 1920年 1921年 1922年 |
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目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支 : 己未
- 日本 : 大正8年、皇紀2579年(月日は一致)
- 中華民国 : 中華民国暦8年(月日は一致)
- 阮(ベトナム) : 啓定4年(月日は一致)
- 仏滅紀元:2461年閏9月14日 - 2462年10月10日
- ヒジュラ暦(イスラム暦):1337年3月28日 - 1338年4月8日
- ユダヤ暦:5679年4月29日 - 5680年4月9日
[編集] できごと
- 1月5日 - ドイツでスパルタクス団が蜂起する。
- 1月5日 - ドイツのミュンヘンでドイツ労働者党(後の国家社会主義ドイツ労働者党)が結党される。
- 1月15日 - ドイツでローザ・ルクセンブルクが虐殺される。
- 1月18日 - 第一次世界大戦の終結に関するパリ講和会議がはじまる。
- 3月1日 - 朝鮮半島で三・一独立運動がおこる。
- 3月2日 - コミンテルン(第3インターナショナル)が創立される。
- 3月21日 - ハンガリーでソビエト共和国が樹立される。
- 3月21日 - イギリスでインド独立運動を抑圧するローラット法が制定される。
- 3月23日 - イタリアでベニート・ムッソリーニが「戦士のファッショ(後のファシスト党)」を結成する
- 4月6日 - インドでマハトマ・ガンジーにより第1次サティヤーグラハ(非暴力・不服従)運動が開始される。
- 4月12日 - 関東軍司令部条例が公布され、関東軍が設置される。
- 4月13日 - インドでイギリス軍が発砲しインド民衆に数百人の死傷者がでる(アムリットサル事件)。
- 4月21日 - 堺利彦・山川均らが「社会主義研究」を創刊する。
- 4月30日 - パリ講和会議で中国山東省のドイツ利権に関する日本の要求が承認される。
- 5月4日 - 中華民国で五・四運動が起こる。
- 5月7日 - パリ講和会議で赤道以北の旧ドイツ領を日本が委任統治することに決定
- 5月15日 - ギリシア軍がトルコ領のイズミルに侵入し占領する。
- 5月23日 - 日本で衆議院議員選挙法が改正され、3円以上の納税者が選挙権をえる。
- 5月27日 - カーチスNC4飛行艇がニューヨークからリスボンに到着、初の大西洋横断飛行を成功させる。
- 6月28日 - ドイツが連合国とベルサイユ条約を締結する。
- 7月13日 - アメリカ合衆国が金本位制に復帰。
- 8月8日 - 第三次アフガン戦争の結果、アフガニスタンとイギリスがラワルピンディ条約を締結。
- 8月11日 - ドイツでヴァイマル憲法(ワイマール憲法)が成立する。(ヴァイマル共和政)
- 8月19日 - アフガニスタンがイギリスから独立。
- 8月 - ハンガリーのソビエト共和国が崩壊。
- 9月7日 - トルコでケマル・アタテュルクがアナトリア・ルーメリア権利擁護団(後の人民党)を組織する。
- 9月10日 - オーストリアが連合国とサン・ジェルマン条約を締結する。
- 10月28日 - アメリカ合衆国でボルステッド法(禁酒法)が制定される。
- 10月 - 孫文らが中国国民党を創立する。
- 11月23日 - 中華民国、キャフタ協定を破棄、外モンゴルの自治を撤廃し、直接統治を導入。
- 12月23日 - イギリスが州政府に部分的な自治を容認するインド統治法を実施する。
[編集] 日付不詳
- 5月 - カウツキー「資本論解説」邦訳。
- 8月 - 田辺元が西田幾多郎に招聘されて、京都帝国大学文学部助教授に就任。
- ローゼンツヴァイク「救済の星」。
- クルト・ピントゥス「人類の薄明」
- 有島武郎『或る女』
- 菊池寛『恩讐の彼方に』
- シュタルク:シュタルク効果
- バルクハウゼン:バルクハウゼン効果・バルクハウゼンクルツ振動
[編集] 誕生
- 1月1日 - J・D・サリンジャー、小説家
- 1月1日 - 田端義夫、歌手
- 1月1日 - 細川隆一郎、評論家
- 1月2日 - 吉原正喜、プロ野球選手(+ 1944年)
- 1月10日 - 照國万藏、大相撲第38代横綱(+ 1977年)
- 1月15日 - モーリス・エルゾーグ 、登山家
- 1月19日 - 風間完、画家
- 1月28日 - 北川石松、政治家
- 1月31日 - ジャッキー・ロビンソン、メジャーリーグのプロ野球選手(+ 1972年)
- 2月1日 - 奥田教久、陸軍大尉、その後ジャーナリスト、朝日新聞論説委員。
- 2月6日 - やなせたかし、漫画家
- 2月14日 - 鮎川哲也、推理作家(+ 2002年)
- 4月9日 - ジョン・エッカート、ENIAC共同開発者のひとり(+ 1995年)
- 4月15日 - 吉岡実、詩人・装丁家(+ 1990年)
- 4月23日 - 野村芳太郎、映画監督
- 5月1日 - 小島直記、小説家
- 5月7日 - エヴァ・ペロン、アルゼンチンのファン・ペロン大統領夫人(+ 1952年)
- 5月10日 - 千葉茂、プロ野球選手・プロ野球監督(+ 2002年)
- 5月26日 - 杉山龍丸、砂漠緑化の推進者(+ 1987年)
- 6月25日 - 丸谷金保、政治家
- 7月4日 - 相沢英之、大蔵官僚・政治家
- 7月7日 - 安東次男、詩人・俳人
- 7月8日 - ヴァルター・シェール、第4代西ドイツ大統領
- 7月9日 - オリン・エッゲン、天文学者(+ 1998年)
- 7月16日 - 崔圭夏、第10代大韓民国大統領
- 7月20日 - エドモンド・ヒラリー、登山家
- 8月11日 - ジネット・ヌヴー、ヴァイオリニスト(+ 1949年)
- 8月20日 - 大西巨人、小説家・評論家
- 8月23日 - 大野晋、国語学者
- 9月5日 - 丹羽基二、苗字の研究家
- 9月19日 - 加藤周一、評論家・作家
- 9月20日 - 白木義一郎、プロ野球選手・公明党副委員長(+ 2004年)
- 10月3日 - ジェームズ・M・ブキャナン、経済学者
- 10月5日 - ドナルド・プレザンス、俳優(+ 1995年)
- 10月8日 - 宮澤喜一、大蔵官僚・第78代内閣総理大臣
- 10月11日 - アート・ブレイキー、ジャズドラム奏者(+ 1990年)
- 10月17日 - 趙紫陽、元中国共産党総書記・国務院総理(+ 2005年)
- 10月21日 - 新村源雄、政治家(+ 1995年)
- 10月26日 - モハンマド・レザー・パフラヴィー、イラン・パフラヴィー朝第2代国王(+ 1979年)
- 12月23日 - 豊嶌雅男、大相撲の力士・関脇(+ 1945年)
[編集] 死去
- 1月5日 - 松井須磨子、女優(* 1886年)
- 1月6日 - セオドア・ルーズベルト、第26代アメリカ合衆国大統領(* 1858年)
- 1月8日 - リヒャルト・アルテンベルク、小説家(* 1859年)
- 1月15日 - カール・リープクネヒト、社会民主主義思想家(* 1871年)
- 1月15日 - ローザ・ルクセンブルク、社会主義運動家(* 1871年)
- 1月21日 - 高宗、第26代李氏朝鮮国王・初代大韓帝国皇帝(* 1852年)
- 2月20日 - 村山槐多、画家(* 1896年)
- 3月25日 - 辰野金吾、建築家(* 1854年)
- 4月4日 - ウィリアム・クルックス、化学者・物理学者(* 1832年)
- 4月27日 - 前島密、日本の郵便制度の創設者(* 1835年)
- 5月31日 - 水野仙子、小説家(* 1888年)
- 6月6日 - 井上円了、仏教思想家・教育家(* 1858年)
- 6月16日 - 関根正二、画家(* 1899年)
- 6月21日 - フランツ・フォン・リスト、法学者(* 1851年)
- 6月25日 - 今井信郎、京都見廻組隊士・鋒鉾隊副隊長(* 1841年)
- 6月26日 - ミハイル・ツヴェット、植物学者(* 1872年)
- 7月11日 - 鈴木三樹三郎、新選組九番組隊長・御陵衛士(* 1837年)
- 7月15日 - エミール・フィッシャー、化学者(* 1852年)
- 7月16日 - 板垣退助、明治時代の元勲・自由民権運動の指導者(* 1837年)
- 8月8日 - エルンスト・ヘッケル、生物学者(* 1834年)
- 8月9日 - 箕作元八、歴史家(* 1862年)
- 8月11日 - アンドリュー・カーネギー、実業家(* 1835年)
- 10月26日 - 明石元二郎、第7代台湾総督・日露戦争時のロシア革命支援工作で有名な陸軍軍人(* 1864年)
- 11月3日 - 寺内正毅、陸軍軍人・第18代内閣総理大臣(* 1852年)
- 12月3日 - ピエール=オーギュスト・ルノワール、画家(* 1841年)