CLASSICISTRANIERI HOME PAGE - YOUTUBE CHANNEL
SITEMAP
Audiobooks by Valerio Di Stefano: Single Download - Complete Download [TAR] [WIM] [ZIP] [RAR] - Alphabetical Download  [TAR] [WIM] [ZIP] [RAR] - Download Instructions

Make a donation: IBAN: IT36M0708677020000000008016 - BIC/SWIFT:  ICRAITRRU60 - VALERIO DI STEFANO or
Privacy Policy Cookie Policy Terms and Conditions
中央快速線 - Wikipedia

中央快速線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中央快速線(ちゅうおうかいそくせん)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)管内である中央本線東京都千代田区御茶ノ水駅から東京都三鷹市三鷹駅間の複々線の区間における快速線及びこの区間を含む東京都千代田区の東京駅から東京都八王子市高尾駅までの運転系統の案内上の呼称である。


中央快速線の車両 201系(2001年5月13日、高尾~相模湖間にて撮影)
拡大
中央快速線の車両 201系(2001年5月13日、高尾~相模湖間にて撮影)
中央快速線の新型車両 E233系(2006年9月21日、横須賀線内にて撮影)
拡大
中央快速線の新型車両 E233系(2006年9月21日、横須賀線内にて撮影)

目次

[編集] 概要

路線名としては、東京駅~神田駅間は東北本線代々木駅新宿駅間は山手線に属し、その他の区間は中央本線である。当該区間のうち、御茶ノ水駅~中野駅間は東京の国鉄の中で早くに複々線化されたことや、山手線内で複々線の両方に旅客列車が走行し急行運転を行って来たことから、中央急行線(ちゅうおうきゅうこうせん)と称されることもある。

基本的な系統としては東京駅~高尾駅間を主として運行するが、一部は大月駅青梅線青梅駅五日市線武蔵五日市駅(青梅線経由)、八高線高麗川駅(同)、富士急行線河口湖駅まで運行される。

また、中央本線の沿革の兼ね合いや運行系統のため、東京圏で単に「中央線」と言う場合には、中央快速線を走る電車(オレンジ色の電車)を指す場合が多い。この運転系統の駅構内での案内方法は、高尾駅~武蔵境駅間(複線)と神田駅~東京駅間では「中央線」、三鷹駅~御茶ノ水駅間(複々線)では「中央線(快速)」と案内される。路線色は201系の車体色であるオレンジ色である(当路線に限らず、JR東日本の東京近郊区間では「車体の色=(運転系統としての)路線色」を徹底している)。

なお、沿革にある通り、中間のターミナル駅などに渡り線が設置され、柔軟な運用を行っている京阪神間の東海道山陽本線の複々線区間(京阪神緩行線も参照されたい)と異なり、貨客分離を優先とした大改修を行った上で旅客化されていることや、改修に際して渡り線を複々線区間の出入口に当たる地点にのみ設けた関係で、各駅停車以外は快速も特急もすべてこの路線で運行されている。そのためか、「特急の通過待ちをしている快速が緩行線の電車(各駅停車)に追い抜かれる」というダイヤもある。また、東京近郊で1・2を争う通勤路線でもある。

定時性は日本の鉄道の割にはあまり良くない。ラッシュ時には5~6分程度の遅れは頻繁に発生する。終日定時運行するのは1ヶ月で1日あるかないかという位である。これは1時間に最大30本(これは2分に1本ペースであり、10両編成での高速鉄道運行の限界である)という超過密ダイヤと乗客の多さが主な原因であるが、他にも人身事故の多さや30分に1本走る特急や特別快速、通勤ライナーなど、多種多様な列車種別があるなどといった理由もある。

[編集] 列車種別

定期列車のうち、普通列車については以下の系統が運行される。一見すると種類は多いが、中央特快と青梅特快は同一視でき、しかも通勤特快、中央特快、青梅特快、通勤快速は排他的である。つまり各駅停車とライナーを別扱いすれば、どの時間帯も快速と特快系(通勤特快、中央特快、青梅特快、通勤快速のいずれか)の2種しか走らないと認識できる。また、中央(青梅)特快以下は立川以降、各駅停車に変わる。

[編集] 中央ライナー

東京新宿高尾間を結ぶホームライナー

[編集] 青梅ライナー

東京~青梅間を結ぶホームライナー。

[編集] 通勤特快

平日朝のみ運転で東京行のみの設定。料金不要の列車では最も停車駅が少ない。ダイヤが最大に過密になるラッシュ時間帯を走っている上、快速も2分間隔と多いことから、所要時間は快速とほとんど変わらない。略称「通特」。電車の方向幕では紫色で文字が書かれている。

1日に5本(大月・青梅始発各2本・高尾始発1本、立川到着7時台2本・8時台3本)運行されている。立川国分寺で快速と接続するする他、豊田武蔵小金井三鷹中野で快速を通過追い抜きをすることもある。

[編集] 中央特快・青梅特快

いわゆる「特別快速」であり、東京~立川間で特別快速運転をする。立川から青梅線へ直通するのが「青梅特快」、そうでないのは「中央特快」である。

停車駅に差はない(※)ため、一般的に両者を併せて略称「特快」と呼ばれることが多い。電車の方向幕では中央特快は青色、青梅特快は緑色で文字が書かれている。

日中は1時間あたり4本前後の割合で中央特快と青梅特快が半分ずつ運行されている。原則として国分寺と三鷹、さらに一部は立川で快速または各駅停車に接続し、立川接続は青梅特快に多く見られる。

ただし、土曜・休日ダイヤで高尾5:55発の中央特快は三鷹での快速電車並びに各駅停車の接続がないため、三鷹~中野間の通過駅利用者も国分寺で乗り換えなければならないが、この場合の中央特快は、高尾を17分早く発車した高尾始発の各駅停車を西荻窪で追い越す。一部の中央特快は豊田・高尾(下りのみ)・相模湖四方津のいずれかで特急の通過待ちを行うことがある。特に高尾以遠発着の列車は、そのほとんどが途中で特急に追い抜かされる。但し、青梅特快が特急に抜かれることはない。

かつては特急とのダイヤ編成の関係で中央特快と青梅特快との間には国分寺に停車するか否かの違いがあった(1988年12月1日1993年4月9日沿革を参照)。しかし、現在中央線内の停車駅は統一(※)されている。

※新宿始発の中央特快は中野を通過する。

[編集] 通勤快速

平日夕方から夜間下り(17~21時頃)まで特快に代わりに運転されている。そのため、運行形態は中央特快ならびに青梅特快のように、三鷹・国分寺・立川などにおいて快速や各駅停車との接続を行う。特快の停車駅に加え、荻窪と吉祥寺にも停車する。略称は「通快」である。電車の方向幕は赤色で文字が書かれている。一部の通勤快速は豊田・高尾・相模湖・四方津のいずれかで特急の通過待ちを行うことがある。大月行と河口湖行の列車はすべてが途中で特急に追い抜かされる。

[編集] 快速

中央快速線の基本列車。この路線で最も多く運行されている種別である。土曜・休日ダイヤの場合は、中野~吉祥寺間の高円寺阿佐ヶ谷西荻窪には停車しない(緩行線が事故で運転を見合わせた場合は土曜・休日にもこれらの3駅に停車することがある)。なお、基本的に高尾~中野(土曜・休日は吉祥寺)まで各駅に停まるため、関西圏の快速(新快速)電車に比べると、名前の割にはあまり速い電車とは思えない節がある。(詳細はこちらを参照)

[編集] 各駅停車

早朝と深夜は総武緩行線との直通運転がないため、快速線の電車が各駅停車(紺色文字)の表示を出して東京~高尾などの間を運行する(→中央緩行線)。なお、早朝の武蔵小金井・立川始発の上り総武線直通電車にも時刻表では「各駅停車」との注記がある。

基本的に「快速」を中心に走らせているためか、電車の行先方向幕は、快速以外の種別はその種別名と終点の駅名の2つが書かれていて、快速は「快速」という表示はなく単に終点の駅名のみが書かれている(これは同様の運転形態である常磐快速線総武快速線も同様である)。また中野(平日)・吉祥寺(休日)以西の下りの快速列車は各駅に停車するため、駅の電光掲示板では各駅停車と表示される。

また、定期列車では他に優等列車として、特急スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」がある。

なお、青梅線方面の特快系(通勤特快・青梅特快・通勤快速)の電車は、必ず立川か国分寺で高尾方面の快速・各駅停車に接続して、八王子・高尾方面からも利用できるようになっている。逆に青梅線方面の快速・各駅停車が高尾方面の特快系(通勤特快・中央特快・通勤快速)の電車に接続することも多いが、こちらは絶対ではない。

東京~立川間では、快速電車は主に三鷹と国分寺で優等列車と接続したり、特急・ライナーなどを退避したりする。そのため、目安として中央特快、青梅特快、通勤快速、特急、ライナーの3本前の快速は途中優等列車に抜かれずに東京~立川間を走ると見ることができる(但し、下り3本前の電車は、立川で青梅線方面の優等列車からの接続待ちを行うこともある)。通勤特快はより多くの快速を追い抜くため、5本前からの快速は通勤特快に追い抜かされる(すべて上り立川・下り東京発時点)。

[編集] 駅一覧

走行線路 緩行線   快速線  
駅名\種別 営業キロ 中央・総武線各駅停車 東京駅発着
各駅停車
東京地下鉄東西線直通 中央本線普通列車 快速 通勤快速 中央特快

青梅特快
通勤特快 中央ライナ|

青梅ライナ|
接続路線 所在地
東京駅 0.0 総武線直通 (○)    東日本旅客鉄道:東北新幹線上越新幹線長野新幹線山手線京浜東北線東海道線総武線(快速)横須賀線京葉線
東海旅客鉄道東海道新幹線
東京地下鉄丸ノ内線(M-17)、東西線(大手町駅:T-09)
東京都 千代田区
神田駅 1.3     東日本旅客鉄道:山手線、京浜東北線
東京地下鉄:銀座線(G-13)
御茶ノ水駅 2.6     東日本旅客鉄道:総武線(各駅停車)秋葉原船橋方面直通運転)
東京地下鉄:丸ノ内線(M-20)、千代田線新御茶ノ水駅:C-12)
水道橋駅 3.4     都営地下鉄三田線(I-11)
飯田橋駅 4.3 (●)   東京地下鉄:東西線(T-06)、有楽町線(Y-13)、南北線(N-10)
都営地下鉄:大江戸線(E-06)
市ケ谷駅 5.8     東京地下鉄:有楽町線(Y-14)、南北線(N-09)
都営地下鉄:新宿線(S-04)
四ツ谷駅 6.6     東京地下鉄:丸ノ内線(M-12)、南北線(N-08)
信濃町駅 7.9       新宿区
千駄ケ谷駅 8.6     都営地下鉄:大江戸線(国立競技場駅:E-25) 渋谷区
代々木駅 9.6     東日本旅客鉄道:山手線
都営地下鉄:大江戸線(E-26)
新宿駅 10.3     東日本旅客鉄道:山手線、埼京線湘南新宿ライン
小田急電鉄小田原線
京王電鉄京王線
東京地下鉄:丸ノ内線(M-08)
都営地下鉄:新宿線(S-01)、大江戸線(E-27、新宿西口駅:E-01)
新宿区
大久保駅 11.7      
東中野駅 12.8     都営地下鉄:大江戸線(E-31) 中野区
中野駅 14.7   東京地下鉄:東西線(T-01)(高田馬場方面)
高円寺駅 16.1     杉並区
阿佐ヶ谷駅 17.3    
荻窪駅 18.7   東京地下鉄:丸ノ内線(M-01)
西荻窪駅 20.6    
吉祥寺駅 22.5   京王電鉄:井の頭線 武蔵野市
三鷹駅 24.1     三鷹市
武蔵境駅 25.7     西武鉄道多摩川線 武蔵野市
東小金井駅 27.4       小金井市
武蔵小金井駅 29.1      
国分寺駅 31.4     西武鉄道:国分寺線多摩湖線 国分寺市
西国分寺駅 32.8     東日本旅客鉄道:武蔵野線
国立駅 34.5       国立市
立川駅 37.5   東日本旅客鉄道:青梅線(一部直通)、南武線
多摩都市モノレール多摩都市モノレール線立川北駅立川南駅
立川市
日野駅 40.8       日野市
豊田駅 43.1      
八王子駅 47.4     東日本旅客鉄道:横浜線八高線
京王電鉄:京王線(京王八王子駅
八王子市
西八王子駅 49.8      
高尾駅 53.1     京王電鉄:高尾線
最長運転区間 大月 松本河口湖 河口湖 河口湖 河口湖 大月

※高尾以遠の区間は、これらのいずれの種別も各駅に停車(駅一覧は中央本線#駅一覧を参照)。

[編集] 記号等凡例

  • この字体 の駅には各駅停車のみ停車
  • オレンジ色の各駅停車は早朝・深夜のみ運転
  • □印の各駅停車は夜間のみ運転
  • ◆印は土曜・休日ダイヤ時は終日通過
  • 中央特快の中野駅(◇印)は新宿駅始発の下り列車は通過
  • (●)(○)印は東京メトロの駅に停車
    • (○)印は東京駅構内及び大手町駅の東西線部分でのみ相互に乗り換えの案内がなされている。

[編集] 注意

  • 一部の各駅停車・快速・通勤快速・通勤特快とすべての青梅特快・青梅ライナーは立川駅から青梅線青梅駅まで直通運転している(青梅ライナーを除き青梅線内各駅停車)。また、五日市線武蔵五日市駅及び八高線高麗川駅発着の快速・青梅特快(土曜・休日のみ)、奥多摩駅発の快速もある(五日市・八高線内は各駅停車)。
  • 立川駅以東発着の電車が高尾駅以遠に乗り入れるのは一部の通勤特快・中央特快・通勤快速・快速のみである。土曜・休日は大月駅発各駅停車東京駅行が1本運転されている。また、早朝(全日)に201系による立川発の大月行が各駅停車として運転されている。なお、これらに該当するものは高尾駅で列車番号が変更される。
  • 立川駅以西はライナーと通勤特快以外すべて各駅停車になる。
  • 主に朝夕の一部の普通・快速・通勤快速・中央特快は大月駅から富士急行大月線を経由し、河口湖線河口湖駅まで直通運転している。
  • 立川・八王子発の普通列車はごく一部で、ほとんどが高尾発着で運転する。
  • ※三鷹駅の所在地は三鷹市だが、実際には駅の中を市の境界が横切っており、駅の半分は武蔵野市に掛かっている。

[編集] 使用車両

[編集] 現行使用車両

朝の中央線オレンジ色の各駅停車 東京駅にて
拡大
朝の中央線オレンジ色の各駅停車 東京駅にて
快速(通勤特快・中央特快・青梅特快・通勤快速を含む)/早朝・深夜の各駅停車
  • 201系
    • 基本的に10両編成で運行されるが、4+6両分割と10両貫通の2種類がある。列車番号・編成番号では前者がH、後者がTとされ、運用も区別されているが、現在ではH運用は編成数に対して少なく、逆にT運用は在籍編成以上の運用数がある(2006年11月末時点での平日の運用数はH編成が在籍25本に対して16運用、T編成が32本に対し39運用となっている)ためH編成がT運用に必ず使用され、逆にダイヤ乱れなどの場合はH運用であっても青梅・五日市・八高・富士急行線に乗り入れる時に編成を切り離す必要がある運用以外にT編成が使われていることもある。現在は、201系は全編成が豊田電車区に所属しているが、この区分はHが武蔵小金井電車区、Tが豊田電車区受け持ちを示していた頃の名残りである。過去には三鷹電車区受け持ち運用もあり、A運用となっていた。A編成は10両貫通であり、A運用は三鷹区が緩行線専門になった以降もしばらくの間武蔵小金井区の10両貫通運用に存在したが、JR化後の平成初期にH運用となり、その後豊田への統合でTへと変化している(※高尾駅以西に乗り入れる場合、いずれも高尾駅以西の列車番号の末尾はMになる)。
    • 一部に富士急行線からの4両の間合いのために高尾駅~大月駅間を6両編成で運転することがあるが、その場合は中央本線普通列車(中距離電車と同等)扱いであるため、快速ではなく普通と表示される。
    • 後述のE233系の導入に伴い、201系にも編成番号を変更した編成が存在している。
中央ライナー・青梅ライナー

[編集] 将来使用予定車両

2006年12月26日から順次、快速系統に新型車両E233系が導入され、201系を置き換える。外観はE531系に準じたものとなり、また加速性能や最高速度も上がることから、東京~大月間の所要時間も若干短縮される予定である。

E233系
拡大
E233系

[編集] 過去の使用車両

すべて快速

[編集] 女性専用車

警視庁による首都圏鉄道路線での痴漢件数調査で、中央線は埼京線に次いで第2位の多さという結果が出た。これを受けて2005年9月5日より、痴漢防止対策として平日朝ラッシュ時間帯の7時30分~9時30分に新宿駅を発着する上り快速及び通勤特快において東京寄りの一番前の車両(1号車)に女性専用車が設定されている。JR東日本においては埼京線に続き2路線目となった(実施区間は富士急行線河口湖・青梅線奥多摩・八高線高麗川~東京間)。

連結の都合上、富士急行線河口湖駅青梅線奥多摩駅八高線高麗川駅発列車の各線内でも中央快速線に乗り入れる列車に限って女性専用車が存在するが、連結で後6両となる五日市線では女性専用車の設定がない。

なお、201系の一部編成では女性専用車であることを分かり易くするため、1号車に女性向け商品の車体広告がラッピングされている。

2006年12月から運転を開始するE233系についても、優先席と同様に吊り手や網棚の位置を低くする工夫がなされている。

[編集] 沿革

甲武鉄道の東京都心乗り入れに際して建設された市街線(しがいせん)に、関東大震災後の復興事業での貨客分離及び長距離列車と近郊電車との路線分離を行うために複々線化をした上で列車線貨物線として開業したのが、現行のこの路線の始まりとされる。

御茶ノ水中野で複々線が建設され、1932年(昭和7年)に完成した。計画当初は貨物輸送力の増強を図る目的であったが、複々線全線完成後、一部時間帯に急行電車を運行させ、旅客輸送力の強化が図られた。また、この計画と同時に総武本線両国~御茶ノ水間についても高架鉄道として建設され、この結果、東京始発のものをラッシュ時には急行電車として運転することとなり、各駅に停車する列車は一部の時間帯に総武本線へ乗り入れることとなった。

第二次大戦後、俗に言う「通勤五方面作戦」で中野以西の輸送力の増強を図ることになり、1966年(昭和41年)に中野~荻窪間の複々線化が完成し、中央緩行線の電車と営団地下鉄東西線(現・東京メトロ東西線)乗り入れの列車がこの区間に運行されている。なお、1969年(昭和44年)には複々線区間が三鷹まで延長された。

なお、複々線化と列車運行とが軌を一にしないのは、いわゆる中電とも称される甲府方面の列車の多彩さ・煩雑さと、既に1960年代までに沿線の都市化が進行していたためとされる。

  • 1889年4月11日 - 甲武鉄道新宿~立川間開業
  • 1889年8月11日 - 立川~八王子間延伸開業
  • 1894年10月9日 - 牛込~新宿間延伸開業(市街線の開業)
  • 1895年4月3日 - 飯田町~牛込間延伸開業
  • 1904年8月21日 - 飯田町~中野間電化(直流600V)
  • 1904年12月31日 - 御茶ノ水~飯田町間延伸開業(電化)
  • 1901年8月1日 - 官設鉄道八王子~上野原間開業
  • 1902年6月1日 - 上野原~鳥沢間延伸開業
  • 1902年10月1日 - 鳥沢~大月間延伸開業
  • 1906年10月1日 - 甲武鉄道御茶ノ水~八王子間を買収・国有化し、八王子~篠ノ井間を鉄道に編入、これにより御茶ノ水~篠ノ井間が鉄道となる
  • 1908年4月19日 - 御茶ノ水~昌平橋間延伸開業(電化)
  • 1911年5月1日 - 宮ノ越~木曽福島間延伸開業(全通)。中央西線を編入し、昌平橋~名古屋間を中央本線に改称
  • 1912年4月1日 - 昌平橋~万世橋間延伸開業(電化)
  • 1919年1月25日 - 中野~吉祥寺間電化
  • 1919年3月1日 - 万世橋~東京間延伸開業
  • 1920年5月26日 - 国分寺~下河原間貨物支線開業(東京砂利鉄道の線路を譲受、1910年敷設)
  • 1922年11月20日 - 吉祥寺~国分寺間電化
  • 1927年2月 - 東浅川駅が開業
  • 1927年3月1日 - 代々木~信濃町間複々線化
  • 1928年5月1日 - 新宿~中野間複々線化
  • 1928年11月15日 - 飯田橋駅が開業
  • 1929年3月10日 - 国分寺~国立間電化
  • 1929年4月15日 - 飯田町~信濃町間複々線化。牛込駅(現・飯田橋駅東口付近)廃止
  • 1929年6月16日 - 国立~立川間電化
  • 1930年12月20日 - 立川~浅川(現在の高尾)間電化
  • 1931年4月1日 - 浅川~甲府間電化
    但し、浅川以遠を結ぶ列車は電気機関車牽引の客車により運転される。
  • 1932年7月1日 - 御茶ノ水~飯田橋間複々線化。御茶ノ水駅改良工事完了。総武本線乗り入れ開始
  • 1933年7月15日 - 長距離列車の東京方始発駅を飯田町駅から新宿駅に変更
  • 1933年9月1日 - 朝夕ラッシュ時に限り列車線を使用して御茶ノ水~中野間で急行電車運行開始
  • 1934年4月2日 - 国分寺~東京競馬場前間の支線開業(電化路線、国分寺~北府中間は国分寺~下河原間貨物支線と二重戸籍)
  • 1943年11月1日 - 万世橋駅休止(実質上廃止)
  • 1944年3月5日 - 急行電車の運行を休日にまで拡大
  • 1944年10月1日 - 国分寺~東京競馬場前間休止
  • 1946年6月14日 - 東中野~大久保間のカーブ区間でドアより通勤客が放り出され死亡する事故が発生。鉄道事故も参照されたい
  • 1946年6月17日 - 朝間上りに限り急行電車が四ツ谷駅を通過
  • 1947年4月24日 - 国分寺~東京競馬場前間の支線の運行を再開
  • 1949年9月 - 二等車の連結を再開
  • 1951年4月14日 - 三鷹~武蔵野競技場前間の支線開業(但し不定期列車のみ運転)
  • 1951年9月17日 - 急行電車の朝間上りの四ツ谷駅通過措置を終了
  • 1956年9月1日 - 国分寺~下河原間貨物支線の起点を北府中に変更、これにより国分寺~東京競馬場前間の支線との二重戸籍が解消
  • 1957年 - 急行電車に101系が導入を開始。二等車の設定廃止、女性専用車両の前身である老幼優先車(後の婦人子供専用車)が設定される
  • 1959年11月1日 - 三鷹~武蔵野競技場前間の支線廃止
  • 1959年11月9日 - 平日に限り急行電車の全日運行開始
  • 1960年 - 東浅川駅廃止
  • 1961年 - 急行料金を徴収する急行列車アルプス」の運行開始により、急行電車を現行の快速電車に改称
  • 1966年4月28日 - 中野~荻窪間複々線化。休日にも快速電車の全日運行が行われる
  • 1967年 - 国電区間が中野から高尾まで延長。同時に「特別快速」の運行を開始。設定時より昼間時のみ運行
  • 1969年4月8日 - 荻窪~三鷹間複々線化
  • 1973年4月1日 - 国分寺~東京競馬場前間の支線廃止。北府中~下河原間貨物支線は武蔵野線に移籍(1976年9月20日廃止)
  • 1973年 - 婦人子供専用車を廃止
  • 1979年 - 201系試作車の導入開始。
  • 1981年 - 201系量産車の導入開始。
  • 1986年11月15日 - 昼間の定期普通列車の新宿駅乗り入れを廃止(早朝・深夜にわずかにのみ残る)、快速電車の大月方面への直通運行及び「通勤快速」運行開始(当初は新宿駅始発の「通勤快速」も設定されていた)
  • 1988年12月1日 - 青梅線に直通する「青梅特快」の運転開始により、従来の特別快速を「中央特快」に名称を変更。「青梅特快」は国分寺駅を通過※。また、夜間の新宿駅始発の「通勤快速」を「中央特快」に変更
  • 1990年3月10日 - 快速電車の富士急行線河口湖までの直通運転開始
  • 1991年3月16日 - 「おはようライナー高尾・青梅」と「ホームライナー高尾・青梅」を新設。
  • 1993年4月10日 - 「青梅特快」が国分寺駅に停車。「通勤特快」運行開始
  • 1993年12月1日 - 早朝の新宿発大月・甲府行普通列車及び深夜の中央夜行廃止。これにより115系が新宿駅から完全に撤退
  • 1999年12月4日 - 「成田エクスプレス」高尾駅発着列車の運行開始(1往復)
  • 2001年12月1日 - 「おはようライナー高尾・青梅」と「ホームライナー高尾・青梅」が「中央ライナー」・「青梅ライナー」に列車名と運行形態を変更して運転開始
  • 2003年9月28日 - 三鷹~立川間の連続立体交差事業に関して、前日夜から行った三鷹~国分寺間の線路切り替え工事で大きなミスが発生。工事終了予定時刻(朝6時頃)を過ぎても8時間あまり同区間が不通になる状態が続いた(後述)
  • 2005年9月5日 - 女性専用車両を再設定
  • 2006年12月26日 - E233系の運用開始。

※注:青梅特快の国分寺通過は、当時の中央線のダイヤのうち、青梅特快のみ新宿の発車時刻が他の特快よりも特急に近く、国分寺に停車させると立川まで逃げ切れず、国分寺で追い抜かれざるを得ないため、青梅線方面への速達効果を最大限に出すための措置。その後ダイヤ調整を行い、現在は停車している。

[編集] 連続立体交差事業(高架化)

2006年11月3日現在、中央線では三鷹~立川間での連続立体交差事業(高架化工事)が行われている。この高架化工事の完成により、三鷹~立川間にある18ヶ所の踏切が廃止される。事業主体は東京都などで、財源は自動車税ガソリン税などである。

工事は1999年から始まり、2006年10月末までに5回の仮線路への切り替え工事が行われている。

2006年11月現在の状況は、三鷹~国分寺間は既に仮線に切り替えており、西国分寺~立川間は2005年9月に上り線が、翌2006年10月に下り線が仮線に切り替えられた。今後は2007年春に三鷹~国分寺間の下り線の高架切り替えが行われる予定である。工事完了予定は三鷹~国分寺間が2008年、西国分寺~立川間が2010年である。その後、仮線路の撤去などが行われ、最終的な完成は2011年の予定である。

なお、国分寺駅東側から国立駅東側までは、現行の掘割の形を維持するため、工事は行われない。

最初の大規模な工事は、2003年9月27日の夕方から翌28日朝までの予定で行われ、三鷹~国分寺間の上り線を仮線に切り替えた。27日は予定通り滞りなく進んだが、翌28日朝になってから武蔵小金井駅でポイントの不具合が見つかり、工事終了予定時刻を過ぎてもその点検が続いた。JR東日本は代行バスの運転時間を延長するよう各バス会社に要請するが、人員不足などを理由に1時間の延長で代行バスは終了し、同区間から立川・新宿方面への確実な移動手段がなくなったため、同区間の駅では大混乱となった。ポイント故障が直り(この時点では故障の原因不明)、同区間の電車の運転が再開されたのは、工事終了予定より8時間程遅れた午後2時頃であった(この作業の際に武蔵境駅周辺ではケーブルテレビ(電波障害用)が日中帯に半日程視聴不可となっていたが、この件に関してもJR側からは何の説明も行われなかった)。

この前代未聞の事件に各種メディアはトップでJR東日本を大批判した。同社は関連会社に工事を丸投げして監督責任を怠っていたこと、これだけの大規模な工事をぶっつけ本番で一挙に行う半ば無謀な計画(JR東海は、東海道新幹線品川駅工事の時に事前に工事リハーサルを行った)であったこと、工事前後で踏切が2倍近く伸び、遮断機が下りる前に渡りきれないなど交通障害が余計ひどくなったことなどが槍玉に挙げられた。これらの批判を受け、JR東日本は歩行者・自転車用に架道橋を設置したりした。

また、この約2週間後には、京浜東北線で線路上に置き去りにされた保線用のスコップを跳ねて、朝のラッシュ時に大幅に運転を見合わせるという事件も起こしてしまい、一連の不手際に対して、国土交通省はJR東日本に業務改善命令を下した。

この高架化事業とは別に、三鷹駅~立川駅では複々線化が計画中である。複々線は高規格な地下路線となる予定で、実現した場合には中野駅~立川駅間を運行している快速電車の停車駅にも変更を迫られると見られる。2014年頃までの完成を計画していたが、高架工事の状況から見込みが立っていない。実は三鷹駅~立川駅間の複々線化は1970年代には計画されており、そのさなかに開業した西国分寺駅のホーム構造を見れば明らかな様に用地は確保されていた。しかし、複々線化工事の着工に手間取っているうちに、法律改正で高架化する際は脇に緩衝緑地帯を整備する事が義務付けられたため、複々線の用地を緩衝緑地帯に転用することになってしまった。このため、仮に複々線化が実現したとしても、緩行線は高架、快速線は地下、というちぐはぐな構造になってしまうことになった。但し、国分寺駅西側から国立駅東側までは掘割であり、既存線に並行して複々線を設置する用地もある。また、この複々線を利用する特急電車などの優等列車が三鷹駅から大深度地下を利用した高速地下鉄道によって新宿駅を経由し、東京駅の京葉線ホームに至るという大計画もある。

なお、さらに詳しい工事予定は、JR東日本八王子支社のホームページのプレスリリース(PDF)、及び、小金井市公式ウェブサイトのJR中央本線(三鷹~立川間)他連続立体交差事業の概要を参照されたい。

[編集] 杉並三駅問題

平日の快速電車は、複々線化されている区間のうち中野駅~三鷹駅の間が各駅に停車する。元々の計画では、複々線化する際は、杉並区内の高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・西荻窪駅にはホームを設けない予定であったが、地元商店街などの非常に強力な圧力があったがために、結局、同区間のすべての駅にホームが設置されることとなった。この3駅はいずれも杉並区内にあることから「杉並三駅」と称される。

これらは、常磐線の我孫子取手間と並び、複々線の設備が有効利用されていない例として取り上げられる。

[編集] 京王線との関連

中央線の新宿駅~高尾駅間においては、路線の南側に併走している京王電鉄京王線高尾線と競合している。そのため、新宿駅~八王子駅間などに割安の特定運賃を設けるなどの対抗策を講じている。

新宿~八王子での比較を例にしてみると、普通乗車券の比較では京王線だと350円で、JRだと特定運賃の適用で460円となっている。ただ6ヶ月定期券だとJRと京王との定期割引率の差が大きいため、京王が割高でJRが割安になるという逆転が生じている。

また時間面での比較(こちらも新宿~八王子の例)では、日中は京王線・中央線の特別快速どちらも同程度の所要時間であり、最速は中央線の有料特急。ただし、中央線の特急は500円の特急料金が別途必要である。有料特急を含めないで考えると京王線の方が若干ではあるが速い(ただし最近では、京王線の調布駅付近で立体交差工事が実施されていることなどから、一概に京王線の方が速いとも言い切れない)。朝ラッシュ時の上りでは、中央線の列車の種別のその殆どが快速と少数派の通勤特快に限られ、ダイヤが単純になることから、中央線の方が速い。

こうしたことなどから、東京都心へ通勤するサラリーマンなどの利用はJRの方が、定期外の利用は京王線の方が比較的多い。ただし人身事故などによって日常化している遅延・運休を嫌って、京王を選ぶ乗客もいる。

[編集] 今後の予定

日野市には豊田駅~八王子駅間に西豊田駅(仮称)を設置する計画がある[1]。そのため同区間の中間に設置を求める看板が設置されている。

[編集] 関連項目

Static Wikipedia 2008 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -

Static Wikipedia 2007 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - en - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -

Static Wikipedia 2006 (no images)

aa - ab - af - ak - als - am - an - ang - ar - arc - as - ast - av - ay - az - ba - bar - bat_smg - bcl - be - be_x_old - bg - bh - bi - bm - bn - bo - bpy - br - bs - bug - bxr - ca - cbk_zam - cdo - ce - ceb - ch - cho - chr - chy - co - cr - crh - cs - csb - cu - cv - cy - da - de - diq - dsb - dv - dz - ee - el - eml - eo - es - et - eu - ext - fa - ff - fi - fiu_vro - fj - fo - fr - frp - fur - fy - ga - gan - gd - gl - glk - gn - got - gu - gv - ha - hak - haw - he - hi - hif - ho - hr - hsb - ht - hu - hy - hz - ia - id - ie - ig - ii - ik - ilo - io - is - it - iu - ja - jbo - jv - ka - kaa - kab - kg - ki - kj - kk - kl - km - kn - ko - kr - ks - ksh - ku - kv - kw - ky - la - lad - lb - lbe - lg - li - lij - lmo - ln - lo - lt - lv - map_bms - mdf - mg - mh - mi - mk - ml - mn - mo - mr - mt - mus - my - myv - mzn - na - nah - nap - nds - nds_nl - ne - new - ng - nl - nn - no - nov - nrm - nv - ny - oc - om - or - os - pa - pag - pam - pap - pdc - pi - pih - pl - pms - ps - pt - qu - quality - rm - rmy - rn - ro - roa_rup - roa_tara - ru - rw - sa - sah - sc - scn - sco - sd - se - sg - sh - si - simple - sk - sl - sm - sn - so - sr - srn - ss - st - stq - su - sv - sw - szl - ta - te - tet - tg - th - ti - tk - tl - tlh - tn - to - tpi - tr - ts - tt - tum - tw - ty - udm - ug - uk - ur - uz - ve - vec - vi - vls - vo - wa - war - wo - wuu - xal - xh - yi - yo - za - zea - zh - zh_classical - zh_min_nan - zh_yue - zu -

Sub-domains

CDRoms - Magnatune - Librivox - Liber Liber - Encyclopaedia Britannica - Project Gutenberg - Wikipedia 2008 - Wikipedia 2007 - Wikipedia 2006 -

Other Domains

https://www.classicistranieri.it - https://www.ebooksgratis.com - https://www.gutenbergaustralia.com - https://www.englishwikipedia.com - https://www.wikipediazim.com - https://www.wikisourcezim.com - https://www.projectgutenberg.net - https://www.projectgutenberg.es - https://www.radioascolto.com - https://www.debitoformtivo.it - https://www.wikipediaforschools.org - https://www.projectgutenbergzim.com