房総なのはな号
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房総なのはな号（ぼうそうなのはなごう）は、東京都千代田区と千葉県館山市・南房総市を結ぶ高速バスである。
全席指定制なので、あらかじめ乗車券を購入しなければならない。
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[編集] 概要
東京駅と館山駅・安房白浜を東京湾アクアライン・館山自動車道・富津館山道路経由で結ぶ。
JRバス関東では、支店ごとの独立採算性を重視しており、館山支店においても東京発の高速バス路線の一部を担当していたため、営業便による東京支店までの乗務員送り込みという目的で開設された路線で、開業当初はJRバス関東のみの会員制バスであったが、2000年6月3日より定期路線化。2001年7月10日から運行に日東交通が加わった。
運行開始からしばらくは鋸南富山ICから国道127号を経由していたが、富津館山道路全線開通に伴い、流出インターが富浦ICに変更、「富山町物産センター富楽里」は「ハイウェイオアシス富楽里」に発展的解消をとげ、同じく「富山町役場」は廃止された。 また館山駅から安房白浜まで千倉町の停留所を経由せずにショートカットする特急便が存在していたが、現在では廃止されている。
2006年7月現在13往復を数える。途中ほとんどのバスが海ほたるPAで休憩するのも話題のひとつであるが、実際はトイレ休憩程度で海ほたるPAでのショッピングは困難である。
ライバルであるJR東日本内房線特急「さざなみ号」と比較し、割安な運賃・東京駅での乗り換えの便利さが好まれて休日は軒並み満員であり、2台運行となる便も出るくらいである。2005年12月のダイヤ改正では平日日中のさざなみ号を季節運転にするまで追い込んだ。
季節波動の大きい地域であることが関連し、観光シーズンでは高速出口や高速未開通区間での渋滞による遅延が発生しやすい。特に富津市内の渋滞ポイントでは必ずと言っていいほど渋滞に巻き込まれる。館山自動車道の早期全線開通が望まれている（予定だと2007年9月頃）。
[編集] 沿革
- 1999年10月1日 - 定期会員制として3往復で開業。因みにコース名は『南房総＆海蛍海遊コース』。
- 2000年6月3日 - 定期会員制より定期路線へと格上げ、4往復に増発。
- 2001年7月10日 - 日東交通が新規に参入。7往復に増発。「上総湊駅前」・「高速竹岡」・「高速きょなん・ほた」を設置。特急便の運行開始。
- 2004年7月20日 - 10往復に増発。「ハイウェイオアシス富楽里」を設置、日東交通便が富山町中心部を経由せずにこちらに停車するようになる。特急便廃止。
- 2005年11月1日 - 経路見直しでスピードアップ。「富山町物産センター富楽里（道の駅富楽里）」・「富山町役場」廃止。
- 2006年3月20日-「千倉町役場前」を「千倉支所前」に名称変更。
- 2006年3月31日 - 「高速きょなん・ほた」廃止。
- 2006年7月1日 - 13往復に増発。
- 2006年12月15日 - 15往復に増発予定。
[編集] 運行会社
[編集] 停車バス停
- 東京駅（乗車は八重洲南口、降車は日本橋口）
（以下千葉県内）
[編集] 使用車両
基本的には、各社ともWC付40人乗りハイデッカー車が使用される。
[編集] 関連項目
[編集] 同様に乗務員送り込みを目的とした路線
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