南浦和駅

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南浦和駅（みなみうらわえき）は、埼玉県さいたま市南区にある東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅である。

東口駅前

西口の様子

東口の様子

京浜東北線ホーム

武蔵野線ホーム

[編集] 利用可能な鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）
- 京浜東北線
- 武蔵野線

[編集] 駅構造

京浜東北線ホーム蕨駅方上に武蔵野線ホームがある。
京浜東北線は、2面4線の島式ホームであり、2・3番線は浦和電車区へ通じる折り返し線。
南浦和駅で入庫する回送電車は日中を除いて基本的に3番線に入線し、大宮方面の利用者に同じホームで4番線へ乗り換えられるようになっている。日中の折り返し列車は2番線に入線することが多い。また、朝と夜のラッシュ時は3番線に入り、乗客を降ろしてからいったん引き込み線まで行き、その後2番線へ入る電車もある。
武蔵野線ホームは高架上にある2面2線の相対式ホームである。折り返しの設定がないためシンプルな構造になっている。

のりば

1	■京浜東北線	赤羽・東京・品川・横浜方面
2	■京浜東北線	赤羽・東京・品川・横浜方面
3	■京浜東北線
4	■京浜東北線	浦和・大宮方面
5	■武蔵野線	北朝霞・西国分寺・府中本町方面
6	■武蔵野線	新松戸・西船橋・京葉線方面

[編集] 改札口

1ヶ所である。かつては、東口側武蔵野線高架下に臨時の改札口があり、武蔵野線連絡通路とつながっていた。主に浦和競馬場開催時に利用されていたが、現在は利用出来ない。

券売機・みどりの窓口が改札口正面に設置されている。改札外で東口と西口が通り抜け可能な構造（コンコースがある）となっている。

[編集] 改札内店舗

（★はSuica利用可能店舗）

キヨスク（各ホームに1ヶ所ずつ、武蔵野線連絡通路に2ヶ所）
ジューサーバー南浦和店★（武蔵野線乗換階段脇、ジュースバー）
駅の定食屋・ちゃぶぜん南浦和★（改札横、和食）
めん処一ぷく（武蔵野線連絡通路、立ち食いそば）

[編集] 改札外店舗

（★はSuica利用可能店舗）

キヨスク★（改札横西口側）
キヨスク銀座コージーコーナー（東口構内、洋菓子）
QBハウス南浦和駅店（改札横東口側、理容室）
フード&カフェ南浦和店★（西口構内、レストラン）
山田うどん南浦和店

店舗ではないが、西口構内に南浦和駅市民の窓口がある。

[編集] バリアフリー設備

東口、西口へはエスカレータが設置。
京浜東北線ホームへはエスカレータが設置。（1・2番ホームへは駅入って右奥にある）
武蔵野線ホームへは階段昇降機が設置。

[編集] 東京への最短経路

武蔵野線には京葉線直通の東京行きが存在するため、武蔵野線6番線の案内標識には、方面に「東京」とあるものの、実際は京浜東北線の経路の方が最短であり、所要時間が短い。そのため、東京駅方面へは京浜東北線を利用するようにと駅の看板などで見られる。

ちなみに、京葉線の東京駅（地下京葉ホーム）は、同駅の他路線乗り場とはかなり離れているので注意が必要である。

[編集] 利用状況

1日平均乗車人員 55,624人（2005年度）
京浜東北線の北行列車の約4分の1は当駅どまりの運行となっている。
武蔵野線の運行本数が日中は12分に1本程度（休日は10分に1本）と比較的少なく、5分に1本（大宮方面は10分に1本）の京浜東北線との接続がアンバランスなため、常に武蔵野線のホームに乗客が滞留し混雑する一因になっている。

[編集] 駅周辺

（東口）

学校
- さいたま市立大谷場小学校
- さいたま市立大谷場東小学校
- さいたま市立谷田小学校
- さいたま市立大谷場中学校
- 川口市立小谷場中学校
- 小松原高等学校
- 小松原女子高等学校
百貨店・スーパーマーケット等
- マルエツ南浦和東口店
- クリーンストアー
ファーストフード
- ケンタッキーフライドチキン南浦和店
- モスバーガー南浦和店
- 松屋南浦和店
居酒屋
- つぼ八南浦和駅前店
- 村さ来南浦和店
- 養老乃瀧南浦和東口店・南浦和店
金融機関
- 埼玉りそな銀行南浦和支店
- 三菱東京UFJ銀行南浦和支店
- みずほ銀行南浦和東口出張所
- 三井住友銀行南浦和支店
- 埼玉縣信用金庫南浦和支店
宿泊施設
- ホテルニュー埼玉
その他
- 浦和競馬場（開催時、無料バス運行）

（西口）

学校
- さいたま市立南浦和小学校
- さいたま市立岸中学校
- 浦和実業学園中学校
- 埼玉県立浦和第一女子高等学校
- 浦和実業学園高等学校
公共施設
- 南浦和駅市民の窓口
- さいたま市文化センター
- さいたま市立南浦和図書館
- 浦和南本町郵便局
百貨店・スーパーマーケット等
- 丸広百貨店南浦和店
- コモディイイダ南浦和店
- ラオックス南浦和店
ファーストフード
- ミスタードーナツ南浦和駅前ショップ
居酒屋
- 白木屋・魚民南浦和西口駅前店
金融機関
- 埼玉りそな銀行南浦和駅西口出張所
- みずほ銀行南浦和支店
- 武蔵野銀行南浦和支店

また、予備校や学習塾が数多く存在するため「予備校銀座」などと言われる。

[編集] バス路線

南浦和駅を発着するバス路線は全て国際興業バスが運行している。※浦和競馬場送迎バスを除く※ 南区01以外は全て始発。

西口発着路線

1番のりば
- 浦50　上谷・二十三夜経由浦和駅東口（東口通り）行き
- 南浦11　上谷・伊刈消防署経由川口市立医療センター行き
- 南区01（さいたま市コミュニティバス）　二十三夜経由明花行き
- 南区01（さいたま市コミュニティバス）　六辻経由武蔵浦和駅・南区役所行き
- 深夜長距離バス（やまと号）　天理・奈良・大阪行き（奈良交通と共同運行）
2番のりば
- 南浦01　六辻・浦和南高校経由イオン北戸田ショッピングセンター行き（深夜バス運行）
- 南浦07　六辻・浦和南高校経由戸田車庫行き
3番のりば
- 南浦06　白幡坂上・武蔵浦和駅・美女木経由下笹目行き
4番のりば
- 南浦08　辻五反田・武蔵浦和駅経由田島団地行き（深夜バス運行）
5番のりば
- 蕨50　文蔵小学校・北町四丁目経由蕨駅西口行き
- 南浦84　文蔵小学校経由戸田車庫行き

- JR京浜東北線・埼京線赤羽駅終電接続バス、赤11★赤羽駅東口発南浦和駅西口行の終点でもある。（深夜のみ運行）★

東口発着路線

1番のりば
- 浦07　円正寺・明花経由浦和駅西口行き
- 南浦50　円正寺行き
- 南浦55　柳崎先回り柳崎循環（深夜バス運行）
- 南浦55　西伊刈先回り柳崎循環（深夜バス運行）
- 南浦55-2　柳崎二丁目経由円正寺第一公園入口行き
- 南浦60★（深夜バス）★　東浦和駅経由東川口駅南口行き
2番のりば
- 南浦52　東台先回り細野循環
- 南浦52　競馬場先回り細野循環
- 蕨05　競馬場・細野経由蕨駅西口行き
競馬場行きのりば
- 浦和競馬場行き直通（競馬開催時のみ）

かつては武蔵野線高架下に競馬場行き乗り場があったが、長時間のバス停車による渋滞が激しいため、民間の駐車場にバス乗り場を移設した。

[編集] 歴史

1961年（昭和36年）7月1日 - 開業。

蕨駅と浦和駅との駅の間に京浜東北線の車両基地である浦和電車区が建設されたのと同時に、駅間が長い事から入れ替えのために設けられた。また、当時浦和市（現さいたま市）から人口増加を理由に請願が出されており、国鉄（現JR東日本）がこれに応えたかたちになっている。したがって、「請願駅」ということができる。
1973年（昭和48年）4月1日 - 武蔵野線の開業により、武蔵野線のホームを設置。

武蔵野線開通後は、武蔵野線との乗換駅となる。埼京線と同時に開業した武蔵浦和駅の開業前は、隣の駅は西浦和駅だった。
1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本に継承。