千疋屋
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千疋屋（せんびきや）は、果物の輸入・販売を専門とする日本の小売業者である。登記商号は「株式会社千疋屋總本店」。1834年に創業以来、日本で最も有名な果物の百貨店である。本店は東京都中央区日本橋に置く。
明治・大正より水果（くだもの）の贈答は儀礼的に「千疋屋」にて購入するのが上等とされた。現在でもこの点は変わらない。取扱商品は果物、ワイン、洋菓子と幅広く、日本橋三井タワー内ではフルーツパーラーも経営する。千疋屋ギャラリーでは染色、織物展を扱う。
[編集] 沿革
- 1834年（天保5年） 武蔵国埼玉郡千疋の郷（現在の越谷市）の侍であった初代弁蔵が江戸、葺屋町（現日本橋人形町3丁目）に「水菓子安うり処」の看板を掲げ、果物と野菜類を商う店を構えた。
- 1881年（明治14年） 中橋店（現・京橋千疋屋）をのれん分け。
- 1894年（明治27年） 銀座店（現・銀座千疋屋）をのれん分け。
- 1925年（大正14年） 銀座松屋にフルーツパーラー出店。
- 1969年（昭和44年） 玉川高島屋店開設。
- 2002年（平成14年）5月 日本橋本店移転、仮本店での営業開始。ロゴ・マーク、新デザイン導入。
- 2002年（平成14年）6月 パティスリー千疋屋 舞浜イクスピアリ店オープン。
- 2005年（平成17年）9月 日本橋三井タワーに日本橋本店オープン。
[編集] 備考
2006年 (平成18年) サントリーと提携して「銀座カクテル」をサントリーから発売したのは「銀座千疋屋」[1]で別法人である。
