富士急シティバス
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富士急シティバス(ふじきゅうしてぃばす)は静岡県の沼津市・三島市・裾野市を中心に路線を運営する富士急行の路線バス・貸切バス子会社である。営業所記号は「E」を用いるが、これは富士急行静岡東営業所(旧・沼津営業所)のエリアを引き継いだためである。
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[編集] 沿革
- 1995年 富士急行三島営業所を分社化して、「富士急三島バス」として設立。貸切バス事業を全て「富士急三島バス」へ譲渡。
- 2002年 富士急行静岡東営業所の路線バスも移行。同時に社名を「富士急シティバス」に変更。これにより、静岡県沼津以東地区の富士急バスは全て富士急シティバスとなった。
[編集] 本社および営業所
- 本社営業所
- 静岡県沼津市東椎路475
[編集] 路線概略
[編集] 路線バス
- 沼津駅~原団地~原駅~東田子浦駅~吉原中央駅(東海道線)
- 沼津駅~江原公園~市立病院~東平沼~吉原中央駅(根方線)
- 沼津駅~江原公園~天神ヶ尾~大諏訪~休暇センター~富士通
- 沼津駅~マックスバリュ(元沢田車庫)~市立病院
- 沼津駅~宮下~東名沼津~沼津ゴルフ場
- 沼津駅~宮下~国産電機
- 沼津駅~庄栄町~高尾台~免許センター
- 沼津駅~庄栄町~高尾台~あしたか球場
- 原駅~東平沼~東海大学
- 市立病院~バイパス~沼津駅~竹の岬~裾野駅
- 富士通~江原公園~沼津駅~富士通大岡ハイツ
- 三島本町~三島駅~裾野駅入口~岩波駅~御殿場駅
- 三島本町~三島駅~裾野駅~東急千福ヶ丘
- 三島本町~三島駅~裾野駅~須山~ぐりんぱ
- 三島本町~三島駅~富士ビレッチ
- 三島本町~三島駅~光ヶ丘団地
- 三島本町~三島駅~伊豆佐野
- 三島駅~下土狩駅~国産電機~沼津駅
- 三島駅~下土狩駅~桃沢郷
- 三島駅~快速~長泉なめり駅~がんセンター
- 三島駅~御殿場駅~(急行)~河口湖駅
- 三島駅~裾野駅入口~(急行)~ぐりんぱ~富士山新五号目(季節)
[編集] 高速バス
[編集] コミュニティバス
いずれの路線も均一100円。
- 沼津市「ミューバス」
- 専用カラーの車両を4台所有。全て日野・レインボーHRノンステップ車。
- 片浜循環(東回り/西回り)
- 2000年から運行開始。系統番号も[沼2000]となっている。
- 片浜駅~今沢団地~今沢小・中学校~根方~藤棚~市立病院~片浜駅
- 原循環(東回り/西回り)
- 2001年から運行開始。
- 三島市「せせらぎ号」
- 詳細は三島市内100円バスを参照。
[編集] 車両
富士急行全体としては日野車が中心であったが、静岡地区ではいすゞ車の導入も目立っていた。CNGバス導入以後は日産ディーゼル車の比率も高くなっているが、富士急シティバスにはCNGバスの導入はない。
しかし、富士急行グループのエリアでは最も都市化が進んでいるエリアのため、他社の都市部で導入されているような車両については、ここが最も導入が早い。ノンステップバスの導入も富士急グループでは最も早い1999年である。
なお、岳南鉄道の路線バス事業廃止に伴い、一部の車両が移籍している。もともと岳南鉄道バスは日産ディーゼル車も多かったため、日産ディーゼル車の比率が高くなった。岳南鉄道バスには後部方向幕がなかったこと、バンパーが銀色だったこと(富士急行オリジナル車は白色)、車内座席のモケットが赤色(オリジナル車は緑色)であったことから識別可能であった。また、富士急行には存在しない、富士重工6E形ボディの車両も存在していた。
[編集] 関連項目
大手私鉄 | 東京急行電鉄・小田急電鉄・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・相模鉄道・西武鉄道・東武鉄道・東京地下鉄 |
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中小私鉄・第三セクター等 | 新京成電鉄・北総鉄道・箱根登山鉄道・埼玉高速鉄道・東葉高速鉄道・横浜高速鉄道・首都圏新都市鉄道・伊豆箱根鉄道・関東鉄道・江ノ島電鉄 |
公営事業者 | 東京都交通局・川崎市交通局・横浜市交通局 |
モノレール・新交通システム | 多摩都市モノレール・ゆりかもめ・千葉都市モノレール・横浜新都市交通・舞浜リゾートライン |
バス(発行事業者のみ) | 伊豆箱根バス・神奈川中央交通・関東バス・京浜急行バス・西武バス・東急バス・西東京バス・富士急行・山梨交通・江ノ島電鉄・京王電鉄バス・国際興業・箱根登山バス・船橋新京成バス・小田急バス・立川バス・川崎鶴見臨港バス・京成バス・相模鉄道・千葉交通・東武バスセントラル・日立自動車交通・平和交通 |
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