大月駅
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大月駅（おおつきえき）は、山梨県大月市大月1丁目1番1号にある東日本旅客鉄道（JR東日本）と富士急行の駅である。
 
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
JRが使用するのは、JRの駅舎に接して設けられた単式ホーム1面1線とそこから線路をはさんだところに設けられた島式ホーム1面2線のあわせて2面3線。単式ホームからは、中央からすこし初狩方向に行ったところで南東方向に富士急行のホームが分かれており、このホームは「人」の字を描くような形となっている。富士急行のホームは1面2線である。
富士急行の駅舎はJRの単式ホームから富士急行ホームが分かれる付け根に設けられており、JRのホームから直接富士急行ホームに入る客のための改札があるほかこの駅舎から外部に通路が延びており、駅の外部から富士急行ホームに入る客のため出札口、自動券売機も設けられている。
JRの駅舎は丸太造りの一階建て、山小屋風の建築物で昭和3年（1928年）11月に出来たものである。当時としては丸太造りの駅舎は珍しく、大月駅舎に遅れることおよそ5年の、昭和8年（1933年）に建てられた高山本線飛騨小坂駅の駅舎とともに、よく知られた存在となっている。
- のりば
| 1・2 | ■富士急行線 | 富士吉田・河口湖方面 |
| 3 | ■中央線 ■中央線（一部の始発） |
甲府・小淵沢・塩尻・（篠ノ井線）松本方面 高尾・八王子・新宿・東京方面 |
| 4 | ■■中央線 | 上下線待避・始発・富士急行線の直通列車 |
| 5 | ■■中央線 | 高尾・八王子・新宿・東京方面 |
[編集] 利用状況
大月市の中心駅であり、近年では東京駅からの快速電車の乗り入れの影響で東京方面への通勤客の利用が増えている。JR東日本の2005年度の乗車人員は1日平均5,378人であった。
[編集] 駅周辺
大月市の中心部であるが、商業の中心は郊外の幹線道路沿いの大型店に移っており、駅前は寂れている。駅前は狭いが各種バスが発着する。
[編集] 歴史
- 1902年（明治35年）10月1日 - 中央本線の駅が開業。
- 1929年（昭和4年）6月19日 - 富士急行線開業。
- 1986年（昭和61年）11月15日 - 中央線快速列車の一部列車が当駅まで運転区間を延長。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄の分割民営化により、中央本線は東日本旅客鉄道に継承される。
- 1997年（平成9年）10月12日 - 駅構内で特急列車と回送列車の衝突事故が発生する。
[編集] 駅弁・その他
- しめじ御飯（桂川館）
- 風味釜めし（桂川館）
- ほろほろランチ（桂川館） - 土休日のみの販売
通常は改札外の売店と4番・5番線ホームの売店2箇所で販売されるが、週末などには珍しくなった駅弁の立ち売り（カートでの販売）も登場する。 時間帯にもよるが、駅弁はJR線ホームだけでなく富士急行線ホームでも販売している。
駅弁以外に毎年晩夏～初秋にかけて、午後から夕方の間駅のホームで甲州ぶどうが立ち売りされることがある。 笹子駅の名物でもあった「笹子餅」も改札外の売店で販売されている。10個入りの化粧箱に加え、駅売り伝統の経木に包まれた5個入りも販売している。
[編集] 特徴
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東京方面からの列車の一部が当駅まで運転される。その中には、当駅で車両を切り離し、富士急行大月線の河口湖駅まで直通するものもある。
中央本線～富士急行線間の直通列車は、中央本線のホームから発車する。中央本線から富士急行線への乗り入れ列車を利用する場合は大月駅までの乗車券を買い、下車駅もしくは車内で乗り越し精算する必要がある。 富士急行線から中央本線（JR線）の場合は富士急行線各駅もしくは車内にて中央本線（JR線）までの切符を販売している（JR東日本区間のみ）。
なお当駅は丸太作りの風情から、関東の駅百選に選ばれている。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
辰野支線（旧線） ： 岡谷 - 川岸 - 辰野（>>飯田方面） - 信濃川島 - 小野 - 塩尻
