新八柱駅
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新八柱駅(しんやはしらえき)は、千葉県松戸市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。
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[編集] 駅構造
掘割区間に駅を設けるにあたって蓋をかぶせたような形で、トンネルの中に相対式ホーム2面2線がある。みどりの窓口設置駅。新京成線八柱駅へは駅ビルを通じて雨に濡れずに行ける。
事実の上では地下駅と言えるが、ホームの西船橋側先端部分は地上に露出しているという変わった構造。
最近になってエスカレーター等が整備され始めたほかの武蔵野線各駅に比べ、エスカレーターさえ設置されておらずバリアフリー化が全くといっていいほど進んでいない。1978年の駅開業以来目立った改装もしておらず、改善が必至である。しかし、駅の構造上それは極めて困難である。
- のりば
[編集] 利用状況
2005年度の乗客者数は1日平均21,605人である。武蔵野線内24駅のうち第10位であり、近年利用者は増加傾向にある。
- 八柱駅と合わせると乗降客数1日平均8万4373人を誇り、新松戸駅を抜く松戸市第二の駅となる。(松戸市第一の駅は乗降客1日平均30万人余りを誇る松戸駅)
- お彼岸には東京都立八柱霊園の利用客で大変混雑する
- 利用客のほとんどは地元住民で乗り換え客は比較的少ない。
[編集] ラッシュについて
- 武蔵野線内でも朝夕ラッシュ時に非常に混む駅の代表駅である。駅の補助員を急募しているほどの混み具合で、時給を1100円/時としているところからもその緊迫が想像できる。
- 混雑の要因としてはホームの幅が狭い(1つの乗車口につき2列×5人前後しか並べない)ことやホームの端の狭い階段しか出口がないことなどがあげられる。
- 従って夕ラッシュ時は先頭車両(8号車)に客が集中し、階段付近はドアからホームに出られないほど混み合うこともしばしばである。
[編集] 乗り入れバス路線
駅前には近隣各地へのバスが発着している。当駅の利用者はバスで駅前まできて通勤する人々が結構多い。
- [八1]牧の原団地行(松戸新京成バス)
- [八4]紙敷車庫行(松戸新京成バス)
- [八5]八柱霊園行【季節運行】(松戸新京成バス)
- [八7]東松戸駅行(松戸新京成バス)
- [八8]小金原団地循環(松戸新京成バス)
- [八8]東若芝行(松戸新京成バス)
- [八9]バス案内所行(松戸新京成バス)
- [小金7]北小金駅行【日中のみ運行】(松戸新京成バス)
紙敷車庫行きや東松戸行き等もいずれも八柱霊園は経由する。 2006年3月18日の改正で北小金駅行のバスが新設された。
[編集] 駅周辺
広々としたロータリーと八柱駅第1駅ビル、第2駅ビルを中心として スーパー、飲食店、テナントビル、進学塾、パチンコ店、理髪店、総合病院、等で賑わっている。
- 東方へ向かうと常盤平さくら通りを中心とした常盤平の住宅街に入る。
- 西方へ向かうと稔台の住宅街や県道281号線・新京成線の線路沿いを中心としてビデオレンタル屋、レストラン、鍵取り扱い店、ペット販売店などの店舗が並んでいる。
最近になって開発がとても活発になってきており、数年前にはマンション建設ラッシュがおきたが開発する土地が飽和状態になったため現在では八柱周辺から離れた牧の原や松戸新田といった地域で「新八柱」及び「八柱」を名乗ったマンションなどが建設されている。
- 最近は近くの「町会」(町内会の松戸市での呼び名)が住民過多を理由に分割されたりしている。
[編集] 駅周辺の主な施設・店舗
- 新京成電鉄新京成線八柱駅(乗換駅)
- 八柱駅第二ビル
- 21世紀の森と広場
- 森のホール21(松戸市文化会館)
- 松戸市立博物館
- 千葉県立西部図書館
- 八柱市民センター・松戸市立図書館八柱分館
- 常盤平さくら通り(日本の道100選)
- 東京都立八柱霊園(柔道の創始者嘉納治五郎の墓がある)
- 河原塚古墳
- 松戸市立常盤平第三小学校
- 新八柱台病院
- 千葉西総合病院
- イトーヨーカドー八柱店
- ウェアハウス((株)シチエの経営するビデオ・CD・漫画等総合レンタル店)
- パチンコロッキー八柱店
- 市進学院八柱教室
- 栄光ゼミナール八柱校
- NOVA
- リコー書店
[編集] 名前の由来
本駅はしんやはしらと読むが、乗換駅である新京成線八柱駅はやばしらと読む。駅名は、この駅付近より南方に広がる地域の旧村名東葛飾郡八柱村(1938年に旧松戸町(松戸駅周辺)と合併により廃村)に由来する。ただし、現在の駅のある場所は旧八柱村ではなく旧東葛飾郡高木村という地にある。 「八柱」の名前自体の由来は「八つの村(集落)が柱となって造った地域」から。
ちなみに武蔵野線建設計画時の仮駅名は「新」は付かずただの「八柱」であった。
[編集] 駅前自転車問題
駅から80メートルも離れたところに市営の自転車置き場があるが、平日の日中は通勤通学をする人の自転車で満杯状態になっており、自転車置き場内では本来駐輪スペースでない枠線の外にまで定期駐輪の自転車が駐輪してあるほど。そのため、路上駐輪の自転車も多く歩きづらい。 松戸市も撤去作業や地面に駐輪禁止マークを貼って呼びかけたりしているが撤去作業が早朝などにしかやっていない日がみられるなど、効果がイマイチ出ていないのが課題である。
[編集] 歴史
- 1978年(昭和53年)10月2日 - 開業
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化。武蔵野線はJR東日本の管轄となる。
- 2005年(平成17年)10月20日 - Suica専用改札設置