東十条駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
手前の東北本線の貨物線と列車線。奥の高架は東北新幹線。
東十条駅（ひがしじゅうじょうえき）は、東京都北区東十条三丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）京浜東北線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 2つの島式ホームで中線1本をはさむ2面3線構造。改札口は北口、南口があり、それぞれホーム両端から階段を上った位置にある。
- のりば
- ■京浜東北線（南行）上野・東京・横浜・磯子方面
- ■京浜東北線（南行）上野・東京・横浜・磯子方面（当駅始発）（以前は南行終電の当駅止まりもあり）
- ■京浜東北線（北行）当駅止まり
- ■京浜東北線（北行）赤羽・浦和・大宮方面
3番線から発車する定期列車は通常ダイヤでは設定がない。
- 以前は北口・南口ともにあった有人の出札口は、南口が廃止された後、北口からもなくなった。現在は指定席券売機のみの設置となったため、割引証等を使用して購入する乗車券類（学生割引・ジパング倶楽部割引など）や一部の特別企画乗車券などを取り扱うことができない。
[編集] 利用状況
- 1日平均乗車人員 21,538人（2005年度）
[編集] 駅周辺
東側に隣接して東北新幹線の高架橋と下十条運転区があり、京浜東北線の電車が留置されている光景がみられる。西側には東北本線の列車線と貨物線が並行して走り、線路際は武蔵野台地の突端にあたる崖となっている。南口改札はこの崖から低地へ向かって線路群を乗り越す跨線橋に面している。なお、埼京線十条駅が至近距離にあり、東に約1kmの北本通り沿いには東京地下鉄南北線王子神谷駅がある。
- 北区保健所
- 北病院
- 東十条病院
- 篠原演芸場
- 十条富士塚
- 環七通り
[編集] 歴史
- 1927年10月 地元の設置請願。
- 1929年5月 全国鉄道局会議にて設置決定。
- 1930年12月 工事着工。
- 1931年8月1日 赤羽駅まで京浜線（京浜東北線の前身）が延長された際に下十條駅（しもじゅうじょうえき）として開業。職員17名。
- 1957年4月1日 町名変更により現駅名に改称。下十条運転区の名称はこのなごりである。
- 1967年10月1日 南行ホーム改築。
- 1968年4月1日 本屋口駅舎改築。
