駒込駅
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駒込駅(こまごめえき)は、東京都豊島区駒込2丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
東京地下鉄の駅番号はN-14。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 東日本旅客鉄道
駅は、島式ホーム1面2線の構造で、改札は2箇所。北口の改札から線路を渡る通路の先に南口がある。また、田端駅寄りに東口がある。
山手線唯一の踏切が、駅から田端方へ約400メートル程度行ったところにある。それ以外は山手貨物線を除きすべて立体化されている。
駅構内の掘割にあるつつじの植栽が有名で、これにより関東の駅百選にも認定されている。バリアフリー対応のためエレベーター・エスカレータの設置工事が行われていた。現在は元仮駅舎の工事を行っている。支障となる北側斜面のつつじの一部が伐採された。工事完了後は、可能な範囲でつつじの新規植栽が予定されている。
- のりば
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- ■山手線外回り 田端・上野・東京方面
- ■山手線内回り 池袋・新宿・渋谷方面
- バリアフリー設備
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- エスカレーター 北口~ホーム
- エレベーター 北口~ホーム
[編集] 東京地下鉄
南北線の駅は、島式ホーム1面2線の地下駅で、ホームドアが設置されている。
- のりば
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- ○南北線 赤羽岩淵・浦和美園方面
- ○南北線 永田町・目黒・武蔵小杉方面
[編集] 利用状況
- JR東日本の1日平均乗車人員は44,524人(2005年度)である。
- 東京地下鉄の1日平均利用者数は30,252人(2005年度)である。
[編集] 駅周辺
- 旧古河庭園、六義園がある。
- かつての都電車庫跡地に、駒込二丁目アパートがある。
- 学校法人聖学院本部、聖学院中学校・高等学校
- 大國神社
- 染井吉野記念公園
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1910年(明治43年)11月15日 - 開業
- 1945年(昭和20年)4月13日 - アジア太平洋戦争(大東亜戦争)による空襲により、駅舎全焼
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 日本国有鉄道発足
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化。山手線はJR東日本の管轄となる
- 1991年(平成3年)11月29日 - 営団地下鉄(現東京地下鉄)南北線(駒込~赤羽岩淵間)開業。乗換駅となる。
- 1996年(平成8年)3月26日 - 営団地下鉄南北線、駒込~四ツ谷間延伸開業
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。南北線は東京地下鉄(東京メトロ)に継承
- 2006年(平成18年)6月10日 -19時45分頃、中年男性が山手線外回り電車に轢かれ死亡。外回りは約1時間、内回りは10分間に亘って全線で運転をストップ。約2万人に影響が出た。