蕨駅
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蕨駅(わらびえき)は、埼玉県蕨市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)京浜東北線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 蕨駅には以前、貨物駅があった。現在でもその名残があり、京浜東北線北行の線路の隣に貨物線がもう一線ある。
- 平成13年ごろにエスカレーターが完成し、今の駅舎となった。また、トイレは2005年に改装し、洋式便器は全てウォシュレット付きのトイレになった。
- のりば
1 | ■京浜東北線 | 上野・東京・品川・横浜・桜木町・磯子・大船方面 |
2 | ■京浜東北線 | 浦和・大宮方面 |
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗車人員は58,687人(埼玉県内のJR駅では大宮駅、川口駅、浦和駅、南越谷駅に次いて第5位である)。
蕨市は全国の市区町村の中で最も面積が狭いが(5.10km2)、人口は7万人近くおり人口密度が最も高い市で、また蕨市内の駅であるが川口市の一部地域の最寄駅でもあり、同市との関わりも深い。東口から50メートルほど離れた交差点(マクドナルド周辺)から北東は川口市である。また西口からすぐにも、芝園団地を含む川口市芝園町となっている。
また、京浜東北線北行・南浦和停まりの一部列車では、南浦和より先の浦和・大宮方面へ向かう乗客に対して、蕨駅での乗り換えを勧める車内アナウンスがある。南浦和駅到着の際に次の列車と別のホームに入線する場合があるため、乗客が駅の階段を利用する手間を省く配慮である。極めて限定的な状況ではあるが、単一路線駅でありながら乗り換え客の利用もある。
[編集] 駅周辺
東口周辺の放置自転車台数の多さ(埼玉県の駅で第2番目)が、新聞・テレビ等でしばしば取り上げられる。川口市と蕨市の市境が入り組んでいるため、公営駐輪場が十分に機能しないことも一因となっている。東・西口ともに元々は商店だったところが、自転車の一時預かり所に転業しているものがいくつかある。
- 東武ストア
- イトーヨーカドー(蕨店、錦町店 - 無料直通バスあり)
- ダイヤモンドシティ・キャラ(路線バス連絡)
- 蕨市立東中学校
- 蕨市立東小学校
- 武南高等学校
- 川口工業高等学校
- かつて、駅北西に日本車輛の東京支店工場があった。現在は公団団地(芝園団地)となっている。
[編集] 路線バス
- 国際興業バス、蕨市コミュニティバス「ぷらっとわらび」(西口発着のみ)が駅から蕨市、戸田市、川口市、さいたま市への路線を運行している。西口の路線管轄は戸田営業所(SC01を除く)、東口路線の管轄は鳩ヶ谷営業所となっている。
- 東口
- 蕨01蕨駅~上根橋循環
- 蕨01-2蕨駅~上根橋
- 蕨02蕨駅~東浦和駅(深夜バス運行)
- 蕨02-2蕨駅~東浦和駅~鳩ヶ谷車庫(深夜バス運行)蕨02-3新井宿駅経由鳩ヶ谷車庫
- 蕨03-2蕨駅~鳩ヶ谷駅~新井宿駅(深夜バス運行)
- 蕨04蕨駅~天神前循環
- 蕨06蕨駅~川口市立医療センター~新井宿駅
- 蕨07蕨駅~宮根・六円橋~西川口駅東口
- 川05蕨駅~前川・天神橋~川口駅東口
- sc01蕨駅西口~蕨駅東口~ダイヤモンドシティ・キャラ
- sc01-2ダイヤモンドシティ・キャラ→蕨駅
- 深夜バスのみ運行
★赤11★JR赤羽駅東口→蕨駅→蕨高校→南浦和駅西口
- 深夜急行バス
池袋駅西口→蕨駅→新井宿駅(降車のみ)
川口市営みんななかまバス
- 西口
- sc01蕨駅西口~蕨駅東口~ダイヤモンドシティ・キャラ
- 蕨05蕨駅~芝支所~南浦和駅東口
- 蕨05-2蕨駅~芝支所
- 蕨50蕨駅~北町・文倉~南浦和駅東口
- 蕨50-2蕨駅~北町~戸田車庫
- 蕨54蕨駅~下笹目
- 蕨55蕨駅~戸田公園駅
- 蕨80蕨駅~蕨市役所~戸田車庫
- 蕨81蕨駅~市立病院~戸田車庫
- 西川64蕨駅~西川口駅西口