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横浜市 - Wikipedia

横浜市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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Disambiguation"横浜" のその他の用法については横浜 (曖昧さ回避)をご覧ください。
横浜市のデータ
日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県 
団体コード 14100-3 
面積 437.38km²
総人口 3,598,302
(2006年(平成18年)6月1日)
隣接自治体 川崎市横須賀市鎌倉市
藤沢市逗子市大和市
東京都町田市
市の木 イチョウケヤキサザンカ
サンゴジュシイツバキ 
市の花 バラ 
市の歌
開港記念日
市長
横浜市歌
6月2日
中田宏 
横浜市役所
所在地 〒231-0017  神奈川県
 横浜市中区港町1丁目1番地
電話番号 045-671-2121 
外部リンク 横浜市 
位置
横浜市の位置
特記事項 :
Template (ノート 解説) 日本の市町村pj


横浜市よこはまし)は、関東地方の南部、神奈川県の東部に位置するで、神奈川県県庁所在地である。政令指定都市業務核都市に指定されている。人口は全国の市町村で最も多く、面積は神奈川県内の市町村で最も広い。

目次

概要

市域は、鎌倉幕府が置かれた13世紀から、本格的に開発され始めた。鶴見川柏尾川などの河川流域では農業が、東京湾に面した沿岸部では漁業海運業が発達した。江戸幕府が置かれた17世紀以降は、東海道宿場とされた神奈川宿程ヶ谷(保土ヶ谷)宿戸塚宿を中心に発展する。特に、神奈川湊を持つ神奈川宿は、江戸湾(東京湾)内海交通の要衝の一つとして栄えた。

現在の市政の中心街である関内地区は、江戸時代末期まで「横浜村」と呼ばれ、砂州の上に形成された半農半漁の寒村であった。しかし、1854年安政元年)に横浜村で日米和親条約が締結され、1858年(安政5年)に神奈川沖で結ばれた日米修好通商条約に「神奈川」を開港するよう定めたことで、状況は一変する。幕府は、東海道に直結し当時既に栄えていた神奈川湊を避け、外国人居留地を遠ざけるため、対岸の横浜村を「神奈川在横浜」と称して開港地とした。横浜村には、短期間で居留地、波止場、運上所(税関)など国際港の体裁が整えられ、安政6年6月2日(新暦1859年7月1日)に横浜港は開港した。横浜市では、6月2日を開港記念日としている。横浜市はビールアイスクリームカレーライスガス灯新聞などは横浜を通して西洋から入ってきたと主張している。現在では、横浜港は日本有数の貿易港となり、東京港と共にスーパー中枢港湾に指定されている。

横浜港は、開港当初から昭和初期に至るまで、綿花などの原料・類・機械輸入と、生糸・綿糸・絹織物輸出を主とし、特に生糸貿易港として発展した。その後、京浜工業地帯の発展に伴い、鉄鋼・機械類・油脂の輸入と、機械類・金属製品・鉄鋼の輸入を主とする工業港となる。現在では、コンテナ貨物取扱や倉庫物流の拠点としても重要な役割を担っている。また横浜港は、明治以来、海外渡航者の海路玄関口の一つとして、大さん橋新港埠頭4号上屋に多くの客船や移民船が出入りした。しかし、東京オリンピックを境に海外旅行の主力は空路へと変わり、1970年代のオイルショック以降の海運不況を節目に、定期貨客船航路は衰退し、大さん橋から出入国する旅客や移民は激減した。唯一ナホトカ航路が存続し、多くの若者に支持されたり、上海航路が新設された時期もあったが、1990年代初頭に廃止された。1990年代以降、クルーズ客船による船旅が再び活発化してきたため、またFIFAワールドカップ日韓大会開催で国内外から訪れる観光客に誇れる立派な客船ターミナルが必要とされたこともあって2002年に現在の国際客船ターミナルが建設された。横浜港は旅客定期航路が少なく旅客港としての規模が小さいことから、クルーズ客船の寄港数も常に神戸港東京港大阪港の後塵を拝してきた。この現状を打開すべく横浜市は、新しい国際客船ターミナルの竣工にあわせてクルーズ客船の寄港誘致に市をあげて積極的に乗りだした。その結果、2005年度の横浜港のクルーズ客船の寄港数は、初めて国内第1位に輝いた。 しかし未だ外国船籍のクルーズ客船数は少なく定期客船航路の復活には至っていない。寄港客船数や旅客利用の増加が大きな課題となっている。

東京、川崎から続く市域の沿岸部には、京浜工業地帯が広がる。埋立地を中心とした地域には、鉄鋼業や化学工業などの大規模工場や、火力発電所が多く、内陸部にかけた地域は、部品や食品などの中小規模事業所が多い。商業の中心地は、関内地区から横浜駅周辺へと移っている。1980年代から首都一極集中の弊害が論議され、都市の拠点強化が論ぜられるに至り、横浜市も都市機能の集積や地域経済強化に注力している。主な事業として「みなとみらい21」や「港北ニュータウン」の開発等があり、都心部強化と郊外乱開発の防止を行っている。現在横浜都心は物流特区に認定され、新横浜地区がIT特区に認定されている。そのほか上大岡、戸塚二俣川・鶴ヶ峰、鶴見、港北ニュータウンが新横浜と共に副都心として機能している。

横浜市の人口は、1942年昭和17年)に100万人を超え、戦時中は減少したものの、1951年(昭和26年)に再び100万人を超え、1968年(昭和43年)に200万人、1986年(昭和61年)に300万人を超え、現在は359万8,302人(平成18年6月1日推計)となり、全国ので最も多い。これは、1960年代から、東京を中心に首都圏へ放射状に伸び始めた、民間鉄道沿線の宅地分譲によるものである。市域から東京都心部へは、およそ1~2時間で着くため、とくに横浜都心に接続しない田園都市線沿線を中心に横浜に住んで東京で働く「横浜都民」の増加が都市構造のアンバランスを生じさせた。

横浜市が直面する課題としては、幹線道路整備の遅れ(都市計画道路整備率は、平成17年度末で62.3%)、昼夜間人口比率のアンバランス(平成12年国勢調査によれば、90.5)、市域の一体的な発展などがある。戦中の空襲、戦後の米国第八軍による横浜中心部の一部接収がその地域の復興を遅らせたが、国が首都たる東京都の復興を最優先した結果、その恩恵を受けて東京都の外環状の衛星都市として大発展した。

横浜駅へ鉄道路線を集中したことで横浜駅周辺は発展したが、もともとの中心地であった伊勢佐木町関内の相対地位の低下を伴ったため、その中間に位置する「みなとみらい21」を整備することで都心の一体化を目指している。

高度成長期や田園都市線開通による宅地造成は東京のベッドタウン化や衛星都市化現象を加速させた。市内人口は急増したが、都市基盤整備や地域経済圏の確立が遅れてしまった。そのため市内一体感に乏しいことが指摘されている。直面する課題に向けた政策推進力が求められている。

地理

市域は低い丘陵台地が大部分を占め、鶴見川・大岡川・柏尾川などの周辺に低地がある。北西部は多摩丘陵、南部は三浦半島に続く丘陵で、中央部の台地は鶴見区の地名を取って下末吉台地と呼ばれる。東は東京湾で、本牧付近で台地が海に突き出し、その南側は根岸湾と呼ばれる。横浜駅周辺も幕末まで袖ヶ浦と呼ばれる入り江だった。そのほか金沢区に小さな入り江「平潟湾」がある。としては金沢区の野島(八景島は人工島)があり、野島海岸が横浜で唯一の自然海浜となった。

  • 河川:鶴見川帷子川鳥山川、入江川、早渕川、柏尾川、宇田川、砂田川、中堀川、和泉川、大岡川、掘割川、いたち川、侍従川、富岡川、大川
  • 山:南部の港南区磯子区栄区・金沢区境付近が最も高く、大丸山(標高156m)、円海山(標高153m)などがある。

歴史

山手
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山手

古代から平安時代まで

  • 3万年前に市域が陸化し、立川ロームの堆積が始まる。
  • 2万2000年前までに、市内に初めて人間が現れる(旭区の矢指谷遺跡)。市内の後期旧石器時代の遺跡は、およそ25ヶ所が発見されている。
  • 縄文遺跡は、殆どが小規模であるが多く残る(都筑区の花見山遺跡など)。市内各所に貝塚が形成される(金沢区の夏島貝塚など)。
  • 中期までの弥生遺跡は少ない。中期後半以降、方形周溝墓を伴う環濠集落が現れる(都筑区の大塚・歳勝土遺跡など)。
  • 古墳の出現は、畿内に1世紀以上後れた4世紀の中期~後期とされる(港北区の観音松古墳跡、青葉区の稲荷前古墳群など)。
  • 三殿台遺跡は、縄文時代弥生時代古墳時代にわたる遺跡である。
  • 534年 橘花(たちばな。橘樹郡)・倉樔(くらす。後に久良(くら)郡、さらに久良岐(くらき)郡に改名される)に屯倉が置かれる。横浜市域には、7世紀後半までに、武蔵国久良岐郡(横浜市沿岸部)・橘樹郡(川崎市と横浜市の一部)・都筑郡(横浜市北部)、及び相模国鎌倉郡(横浜市南部と鎌倉市)が置かれた。都筑区の長者原遺跡は都築郡衙跡とされ、郡庁舎・正倉の遺構などが発見されている。この遺跡は国道246号旧大山街道)に面しており、この道が古東海道であったと考えられている。
  • 万葉集には、都築・橘樹の防人の歌が収められている。
  • 927年延長5年) 緑区の杉山神社が、式内社とされた。
  • 11世紀から16世紀まで、桓武平氏の出身といわれる平良文の子孫の一族、平子氏によって支配される。

鎌倉時代から江戸時代まで

称名寺庭園
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称名寺庭園
ペリー一行の上陸
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ペリー一行の上陸
  • 1854年安政元年) 1月14日(新暦2月11日)、アメリカ海軍提督ペリーが6隻(後日3隻が加わり9隻)の黒船を率いて2度目の日本への来航2月10日(同3月8日)に横浜村(中区)で会談が開始され、3月3日(同3月31日)には日米和親条約が締結された。当時の横浜村は、賑わう東海道筋や神奈川宿・神奈川湊から離れ、80軒ほどの漁師小屋が建ち並ぶ半農半漁の寒村だった。ペリー一行は江戸湾の測量のため、品川沖まで進んだが、江川太郎左衛門(伊豆韮山にあった代官)が建設した(建設中)お台場の人工島の砲台付近まで達したのち、神奈川まで引き返した。
  • 1858年(安政5年) 神奈川湊(神奈川区)沖のポーハタン号上で、日米修好通商条約を締結する(このときは「神奈川」を開港地と定め、米国側は東海道・神奈川宿の開港を求めたが、幕府の意向により横浜村に港を建設する。)。
  • 1859年(安政6年)6月2日 横浜港が開港される。元町と居留地間に堀川が開削され、吉田橋や前田橋のたもとに関所が置かれる(居留地側を関内と呼ぶ。)。神奈川奉行所(西区紅葉山)が置かれ、横浜港周辺の行政事務を取り扱う。また、7月には税関である神奈川運上所(現在の神奈川県庁付近。)が設置される。
    日本初のクリーニング店開業。
  • 1860年(安政7年) 久良岐郡横浜村は、横浜町と改称。関内は、横浜町と太田町から成る。
  • 1861年文久元年) ハンサードが、英字新聞「ジャパン・ヘラルド」を創刊する。
  • 1862年文久2年) 生麦村(鶴見区)で生麦事件が起きる。
  • 1864年元治元年) ジョセフ・ヒコが邦字新聞「新聞誌」(後に「海外新聞」)を創刊する。
  • 1867年慶応3年) 横濱競馬場(根岸競馬場。現在の中区の根岸森林公園。)で、日本初の近代競馬が行われる。

明治時代から第二次世界大戦まで

日本海軍水路寮作成海図「武藏國横濱灣」の一部、1874年(明治7年)刊行
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日本海軍水路寮作成海図「武藏國横濱灣」の一部、1874年(明治7年)刊行
  • 1868年慶応4年/明治元年) 3月、新政府が神奈川奉行所を接収し、横浜裁判所(現在の裁判所とは異なる行政機関)とする。横浜裁判所総督は外国事務総督の東久世通禧、副総督は鍋島直正。4月、横浜裁判所を神奈川裁判所と改称し、神奈川運上所を横浜裁判所、戸部役所を戸部裁判所とする。6月、神奈川裁判所を神奈川府に改称する。9月、神奈川府を神奈川県に改称する。
  • 1868年(明治元年) 横浜伊勢佐木町の「太田なわのれん」にて牛鍋(スキヤキ)が出される。(日本初は1867年江戸で、横浜市内での発祥説は1892年の住吉町「伊勢熊」とも。)
  • 1869年(明治2年) 版籍奉還により、米倉領6ヶ村は六浦藩となる。藩知事は旧藩主・米倉昌言
  • 1869年(明治2年) 吉田橋に鉄橋が架設される。馬車道で町田房蔵が日本初のアイスクリームを製造販売。
    丸屋善七(早矢仕有的)が丸屋商社(現在の丸善)を開業。
    東京(築地)-横浜間で電信テストを実施(電信のはじめ)。
  • 1870年(明治3年) 横浜郊外の北方村天沼(現・中区千代崎町)にてドイツ人技師コープランドがビール醸造を開始。(麒麟麦酒の嚆矢)
  • 1870年(明治3年) 日本初の日刊邦字新聞『横浜毎日新聞』創刊(後の『東京毎日新聞』で、1940年に廃刊。現在の『毎日新聞』とは無関係。日本初の日刊英字新聞は長崎市の『英字新聞』。日本初の近代的日刊邦字新聞は、日本新聞協会によると『横浜毎日新聞』。)
    外国人居留地区に日本人設計の下水道を設置。下水管の材質は瓦と同じ陶製管。
  • 1871年(明治4年) 7月、廃藩置県により、横浜市域は神奈川県と六浦県に分かれる。9月、六浦県を神奈川県と合併する。
  • 1871年(明治4年) 伊勢山皇大神宮が竣功する。
  • 1872年 大区小区制が施かれる。
  • 1872年 新橋(現在の汐留) - 横浜(現在の桜木町駅)間に鉄道が開通。本町通り・大江橋間にガス灯を設置。
  • 1875年(明治8年) 英仏の軍隊が、山手居留地から撤退する。
  • 1876年(明治9年) 横浜公園が竣功する。サミュエル商会(現ロイヤルダッチシェルの前身)創業。
  • 1878年(明治11年) 郡区町村編制法に基づき、久良岐郡より横浜区が独立。
  • 1878年(明治11年) 横浜に電話が敷設される。
  • 1880年(明治13年) 横浜正金銀行開業。
  • 1881年(明治14年) 居留地下水道が設置され始める。
  • 1882年(明治15年) 横浜商法学校(後の横浜市立横浜商業高等学校、Y校。)が開校する。
  • 1887年(明治20年) 日本最初の近代水道(鉄管)が常時給水を開始する。
  • 1889年(明治22年) 4月1日 市制施行により横浜市となる。初代市長は増田知。
  • 1890年(明治23年) 東京-横浜間で電話交換開始。
  • 1894年(明治27年) 横浜港鉄桟橋(現在の大さん橋)が完成する。
  • 1894年(明治27年) 横浜蚕糸外四品取引所(後の横浜商品取引所。2006年に東京穀物商品取引所と合併。)が設立される。
  • 1899年(明治32年) 条約改正実施により、居留地が廃止される。
  • 1899年(明治32年) 蓬萊町(中区)の秋元己之助が本格的な清涼飲料「金線サイダー」を発売。
  • 1901年(明治34年) 第1次市域拡張。
  • 1904年(明治37年) 横浜電気鉄道(市電の前身)、神奈川 - 大江橋間開業。横浜正金銀行本店(現在の神奈川県立歴史博物館)竣工。
  • 1905年(明治38年) 京浜電気鉄道(京浜急行電鉄の前身)の横浜 - 品川間が全通。
  • 1909年(明治42年) 開港50年を記念して、横浜市章(「ハマ」マーク)、横浜市歌(作詞・森鴎外)が制定される。
  • 1911年(明治44年) 第2次市域拡張。
  • 1911年(明治44年) 横浜赤レンガ倉庫竣功(2号館、1号館は1913年竣功)。日本最初の全鉄筋コンクリート建築である三井物産ビル(中区)が竣工。
  • 1912年大正元年) 浅野総一郎等が鶴見埋立組合を設立し、翌年から鶴見川河口域の埋め立てを始める。
  • 1915年(大正4年) 2代目・横浜駅(西区高島町1丁目付近)が開業する。
  • 1917年大正6年) 開港記念横浜会館(現在の横浜市開港記念会館)が竣工。
  • 1923年(大正12年) 9月1日、関東大震災が起こる。横浜市の被害家屋は約9万4000戸にのぼり、罹災人口はおよそ3万3000人(死者・行方不明者2万3000人以上)。震災に乗じて、いわゆる乞食谷戸と呼ばれた地域などで朝鮮人虐殺が行われる。9月3日から11月19日まで、神奈川県に戒厳令が施行される。復興事業により、瓦礫を埋め立てに用いて、山下公園(中区)、野毛山公園(西区)、神奈川公園(神奈川区)が作られる。また、横浜生糸検査所(1926年、現・横浜第二合同庁舎)、ホテル・ニューグランド(1927年)、神奈川県庁舎(1928年)、横浜税関(1934年)などの横浜を代表する建築が現れる。
  • 1925年(大正14年) いわゆる電力争覇戦に伴い、鶴見騒擾事件が起こる。このころから、埋立地・鉄道網・電力供給が整い、京浜工業地帯が形成される。
  • 1927年昭和2年) 4月、第3次市域拡張。10月1日、区制施行。鶴見・神奈川・中・保土ヶ谷・磯子の5区が発足。
  • 1928年(昭和3年) 3代目・横浜駅(現在の横浜駅)が開業する。
  • 1935年(昭和10年) 横浜大博覧会開催。
  • 1936年(昭和11年) 第4次市域拡張
  • 1937年(昭和12年) 第5次市域拡張
  • 1939年(昭和14年) 第6次市域拡張に伴い、戸塚・港北の2区を新設。
  • 1942年(昭和17年) 4月18日、初めての空襲。以後、終戦までに30数回の空襲にみまわれる。
  • 1943年(昭和18年) 中区を分割して南区を新設。
  • 1944年(昭和19年) 中区を分割し、神奈川区からは横浜駅一帯を編入して西区を新設。
  • 1944年(昭和19年) 7月、学童集団疎開が始まる。
  • 1945年(昭和20年) 5月29日横浜大空襲

第二次世界大戦後

横浜・みなとみらい21地区
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横浜・みなとみらい21地区
海上保安庁水路部作成海図「横浜」の一部、1995年(平成7年)刊行
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海上保安庁水路部作成海図「横浜」の一部、1995年(平成7年)刊行

行政

行政区域の変遷

年月日 市域の事柄 後の市域の事柄
1889年(明治22年)
4月1日
  • 市制施行。横浜区を母体に横浜市が誕生する。
  • 久良岐郡(くらきぐん)に次の9村が置かれる。郡役所は日下村。
    • 戸太村(とだ)、中村本牧村根岸村屏風浦村(びょうぶがうら)、大岡川村日下村(ひのした)、金沢村六浦荘村(むつうらしょう)
  • 橘樹郡(たちばなぐん)に次の11町村が置かれる。郡役所は神奈川町。
    • 神奈川町子安村小机村大綱村旭村生見尾村(うみお)、町田村日吉村保土ケ谷町宮川村矢崎村
  • 都筑郡(つづきぐん)に次の10村が置かれる。郡役所は都田村。
    • 都田村(つだ)、新田村(にった)、中川村山内村(やまのうち)、中里村田奈村新治村(にいはる)、都岡村(つおか)、二俣川村西谷村
  • 鎌倉郡(かまくらぐん)に次の11町村が置かれる。郡役所は戸塚町。
    • 戸塚町中川村川上村永野村豊田村本郷村長尾村俣野村富士見村中和田村瀬谷村
1895年(明治28年)
10月

 

  • 久良岐郡戸太村に町制施行。戸太町に。
1897年(明治30年)

 

  • 久良岐郡六浦荘村に、鎌倉郡東鎌倉村峠地区(現在の朝比奈町)を編入。
1901年(明治34年)
4月1日
  • 第1次市域拡張
  • 横浜市に、久良岐郡戸太村、中村、本牧村、根岸村、および橘樹郡神奈川町、子安村子安を編入。
  • 橘樹郡大綱村に子安村白幡を、旭村に子安村西寺尾を編入。
  • 小机村が城郷村(しろさと)に改称。
1909年(明治42年)
4月1日

 

  • 橘樹郡保土ケ谷町に、宮川村、矢崎村を編入。
1911年(明治44年)
4月1日
  • 第2次市域拡張
  • 横浜市に、久良岐郡屏風浦村より磯子、滝頭、岡の各地区(旧禅馬村)を、大岡川村より堀之内、井土ヶ谷、蒔田、下大岡、弘明寺を編入。

 

1915年(大正4年)
8月1日

 

  • 鎌倉郡豊田村に、長尾村金井、田谷、長尾台を編入。長尾村小雀、俣野村、富士見村が合併し大正村となる。
1921年(大正10年)
4月1日

 

  • 橘樹郡生見尾村に町制施行。鶴見町に。
1923年(大正12年)
4月1日

 

  • 橘樹郡町田村に町制施行。潮田町(うしおだ)に。
1925年(大正14年)
4月1日

 

  • 橘樹郡鶴見町と潮田町が合併し、鶴見町に。
  • 橘樹郡日吉村に住吉村北加瀬を編入。
1926年(大正15年)
1月1日

 

  • 久良岐郡金沢村に町制施行。金沢町に。
1927年(昭和2年)
4月1日
  • 第3次市域拡張
  • 横浜市に、久良岐郡屏風浦村、大岡川村、日下村、橘樹郡鶴見町、城郷村、大綱村、旭村、保土ケ谷町、都筑郡西谷村を編入。

 

1927年(昭和2年)
10月1日
  • 区制を施行し、鶴見区神奈川区中区保土ケ谷区磯子区の5区を置く。

 

1934年(昭和9年)
4月1日

 

  • 都筑郡都田村が川和町に改称。
1936年(昭和11年)
10月1日
  • 第4次市域拡張
  • 中区に鎌倉郡永野村を、磯子区に久良岐郡金沢町、六浦荘村をそれぞれ編入。

 

1937年(昭和12年)
4月1日
  • 第5次市域拡張
  • 神奈川区に、橘樹郡日吉村から駒ケ橋(下田町)、駒林(日吉本町)、箕輪(箕輪町)および矢上、南加瀬の各一部(いずれも日吉町)を編入(日吉村の他地区は、川崎市へ編入。)

 

1939年(昭和14年)
4月1日
  • 第6次市域拡張
  • 都筑郡都岡村、二俣川村、新治村、田奈村、中里村、山内村、川和町、中川村、新田村、および鎌倉郡戸塚町、中川村、豊田村、川上村、大正村、本郷村、中和田村を編入。
  • 港北区を置く。
  • 戸塚区を置く。

 

1943年(昭和18年)
12月1日
  • 中区から南区を分区。

 

1944年(昭和19年)
4月1日
  • 中区と神奈川区(横浜駅一帯のみ)から西区を分区。

 

1948年(昭和23年)
5月15日
  • 磯子区から金沢区を分区。

 

1956年(昭和31年)
9月1日

 

1969年(昭和44年)
10月1日
  • 南区から港南区を分区。
  • 戸塚区から瀬谷区を分区。
  • 保土ケ谷区から旭区を分区。
  • 港北区から緑区を分区。

 

1986年(昭和61年)
11月3日
  • 戸塚区から栄区泉区を分区。

 

1994年(平成6年)
11月6日
  • 港北区と緑区を再編し、港北区、緑区、青葉区都筑区とする。

 

歴代市長

カッコ内は任期。

  1. 増田知(1889年 - 1890年
  2. 佐藤喜佐右衛門(1890年 - 1896年
  3. 梅田義信(1896年 - 1902年。中断あり。)
  4. 市原隆宏(1903年 - 1906年
  5. 三橋信方(1906年 - 1910年
  6. 荒川義太郎(1910年 - 1913年
  7. 安藤謙介(1914年 - 1918年
  8. 久保田政周(1918年 - 1922年
  9. 渡辺勝三郎(1922年 - 1925年
  10. 有吉忠一(1925年 - 1931年
  11. 大西一郎(1931年 - 1935年
  12. 青木周三(1935年 - 1941年
  13. 半井清(1941年 - 1946年
  14. 石河京市(1947年 - 1951年)
  15. 平沼亮三1951年 - 1959年。在職中死去。)
  16. 半井清(1959年 - 1963年)
  17. 飛鳥田一雄1963年 - 1978年)
  18. 細郷道一(1978年 - 1990年。在職中死去。)
  19. 高秀秀信1990年 - 2002年)
  20. 中田宏2002年 - )

現在の市長の任期満了日は2010年4月7日

財政

2002年度
  • 歳入 1兆4037億円
  • 歳出 1兆3835億円
2004年度
  • 12,947億円(一般会計)
  • 14,847億円(特別会計)
  • 6,734億円(公営企業会計)

国家機関

司法機関
  • 横浜地方裁判所、横浜簡易裁判所
  • 横浜家庭裁判所
  • 神奈川簡易裁判所
  • 保土ヶ谷簡易裁判所(通称・交通裁判所)

議会

市会

(選出日:2005年5月30日)
  • 市会副議長: 小幡 正雄(おばた まさお)
(選出日:2005年5月30日)

議員定数

総数
92人
任期満了日
2007年4月29日
各区ごとの定数
選挙区 定数 選挙区 定数 選挙区 定数
鶴見区 7 神奈川区 6 西区 2
中区 3 南区 5 港南区 6
保土ケ谷区 5 旭区 7 磯子区 5
金沢区 6 港北区 8 緑区 4
青葉区 7 都筑区 4 戸塚区 7
栄区 3 泉区 4 瀬谷区 3

会派の構成

会派名 議席数 代表者
自由民主党 30 大久保純男(都筑区)
民主党 ヨコハマ会 29 川辺芳男(戸塚区)
公明党 16 木村久義(金沢区)
日本共産党 6 大貫憲夫(青葉区)
ネット横浜 6 杉山典子(金沢区)
無所属クラブ 5 大庭悟彰(旭区)

市会の組織

県議会議員

各区ごとの定数
選挙区 定数 選挙区 定数 選挙区 定数
鶴見区 3 神奈川区 3 西区 1
中区 1→2 南区 2 港南区 3
保土ケ谷区 3→2 旭区 3 磯子区 2
金沢区 3 港北区 4 緑区 2
青葉区 3→4 都筑区 2 戸塚区 3
栄区 1 泉区 2 瀬谷区 1

→がある区は次回の県議会議員選挙(2007年予定)で定数が変更される区である。

国会議員

衆議院
選挙区 議員名 所属政党
神奈川1区(中区・磯子区・金沢区) 松本純 自由民主党
神奈川2区(西区・南区・港南区) 菅義偉 自由民主党
神奈川3区(鶴見区・神奈川区) 小此木八郎 自由民主党
神奈川4区(栄区・鎌倉市・逗子市・葉山町) 林潤 自由民主党
神奈川5区(戸塚区・泉区・瀬谷区) 坂井学 自由民主党
神奈川6区(保土ケ谷区・旭区) 上田勇 公明党
神奈川7区(港北区・都筑区) 鈴木恒夫 自由民主党
神奈川8区(緑区・青葉区) 江田憲司 無所属
(比例) 岩國哲人 民主党
(比例) 福田峰之 自由民主党
(比例) 池田元久 民主党

姉妹都市・提携都市

海外

姉妹都市
友好都市
姉妹港
友好港
  • 中華人民共和国 上海港(中華人民共和国)《友好港》
  • 中華人民共和国 大連港(中華人民共和国)《友好港》

日本国内

友好・交流に関する協定

経済

産業人口(2000年度統計)
  • 第一次産業:9040人(割合0.6%)
  • 第二次産業:348400人(割合24.7%)
  • 第三次産業:1021329人(割合72.5%)

農業

第一次産業である農業も、都市化の中にありながら、都市農業として確立し、盛んに行われている。横浜市内の農地面積は3,419haで、神奈川県内最大の農地面積を誇る。

横浜市には、市街化調整区域や生産緑地地区などの他に、農業専用地区という都市農業の確立と都市環境を守ることを目的とした、横浜市独自の農業振興策で整備された以下26地区の1011ha(うち田畑は613ha)が指定されており、横浜農業の中心として、意欲的な農業経営が持続されている。

主な地域は保木、牛久保、東俣野、寺家、鴨居、東本郷、小雀、北八朔、鴨居原、田谷、長尾台、佐江戸原、上川井、柴、池辺、西谷、氷取沢、東方、神大寺、菅田、羽沢、舞岡、折本、上瀬谷、野庭、大熊、並木谷、平戸、新羽、大熊、中田。なお町名となっていない旧字の地域も含まれる。

港北区綱島の桃「日月桃」や保土ヶ谷区の「保土ヶ谷いも」などかつては全国に知られた野菜産地も市内に存在する。

現在では、キャベツホウレンソウコマツナジャガイモなどをはじめ、「横浜ブランド農産物」の生産が意欲的に行われている。

本社を置く主な企業

金融機関

メディア

地域

横浜市は現在18区で構成される。区名と主要な観光地は以下のとおり。

画像:Map_kanagawa yokohama city p01-01.png
神奈川県横浜市の各区
  1. 鶴見区 - 総持寺鶴見つばさ橋横浜ベイブリッジ三ッ池公園花月園競輪場
  2. 神奈川区 - 浦島太郎伝説、三ツ沢公園球技場高島嘉右衛門本覚寺ポートサイド地区
  3. 西区 - 横浜駅横浜みなとみらい21横浜ランドマークタワークイーンズスクエア横浜、三菱みなとみらい技術館、パシフィコ横浜横浜美術館、横浜能楽堂、横浜観光コンベンション・ビューロー、野毛山公園・野毛山動物園
  4. 中区 - 横浜赤レンガ倉庫三渓園、本牧市民公園、元町中華街横浜マリンタワー横濱カレーミュージアム横浜スタジアム山下公園、根岸森林公園・馬の博物館、県立音楽堂
  5. 南区 - 横浜市立大学付属市民総合医療センター、弘明寺
  6. 保土ケ谷区 - 東海道五十三次宿場町横浜ビジネスパーク、県立保土ヶ谷公園
  7. 磯子区 - 根岸森林公園、市電保存館、横浜こども科学館、三殿台遺跡、円海山(浜マーケット)
  8. 金沢区 - 金沢自然公園、横浜・八景島シーパラダイス金沢文庫称名寺海の公園、野島公園、明治憲法起草の碑、横浜ベイサイドマリーナ金沢シーサイドライン、横浜市立大学付属病院
  9. 港北区 - 新横浜プリンスホテル横浜アリーナ横浜国際総合競技場新横浜ラーメン博物館
  10. 戸塚区 - 舞岡公園、東海道五十三次宿場町、戸塚カントリー倶楽部
  11. 港南区 - 久良岐公園、神奈川県戦没者慰霊堂、ゆめおおおか、京急百貨店ウイング上大岡
  12. 旭区 - よこはま動物園ズーラシア、 こども自然公園(大池公園)
  13. 緑区 - 四季の森公園、三保市民の森
  14. 瀬谷区 - 海軍道路
  15. 栄区 - 地球市民かながわプラザ、上郷森の家、本郷ふじやま公園
  16. 泉区 - かまくらみち
  17. 青葉区 - こどもの国寺家ふるさと村
  18. 都筑区 - 大塚・歳勝土遺跡横浜国際プール港北ニュータウン

主な街・ターミナル

主な学校

大学短期大学

国公立大学
私立大学
短期大学

初等・中等教育

国立公立私立小学校中学校高等学校が多数存在する。各区のページを参照のこと。

養護学校

  • 神奈川県立鶴見養護学校
  • 聖坂養護学校
  • 横浜市立中村養護学校
  • 横浜国立大学教育人間科学部附属養護学校
  • 神奈川県立横浜南養護学校
  • 横浜市立北綱島養護学校
  • 横浜市立高等養護学校
  • 横浜市立港南台ひの養護学校
  • 神奈川県立保土ヶ谷養護学校
  • 横浜市立上菅田養護学校
  • 横浜市立東俣野養護学校
  • 神奈川県立瀬谷養護学校
  • 神奈川県立三ツ境養護学校
  • 横浜市立二つ橋養護学校
  • 横浜市立本郷養護学校

高等専門学校

横浜市内には設置されていない。

専門学校専修学校専門課程)・高等専修学校(専修学校高等課程)

区毎の該当欄を参照のこと。

専修学校一般課程、各種学校

施設

(※スポーツなど娯楽施設については、#娯楽の項目を参照せよ。)

ホール

図書館

その他各区に一箇所以上存在し、全ての市立図書館の蔵書を借りられるので、現代書の実質蔵書数は全国的にも屈指。又、外国の新聞の数も非常に多い。

博物館・美術館

その他中区を中心に多数存在。

公民館

横浜市での名称は「地区センター」。各区に数箇所存在。

娯楽

  • 横浜文化体育館

他にも「スポーツセンター」という名称で、殆どの区に存在する。

交通

空港

鉄道路線

横浜駅周辺
拡大
横浜駅周辺

主な路線と代表的な駅のみ掲載する。中央駅は横浜駅、新幹線駅は新横浜駅、市役所本庁の最寄り駅は関内駅である。

横浜高速鉄道
横浜市営地下鉄
横浜新都市交通
東日本旅客鉄道(JR東日本)
東京急行電鉄
京浜急行電鉄
相模鉄道

バス

乗降方式は、地域・会社毎に異なる。市営バス・臨港バス・東急バス・小田急バスは前乗り後降りで、区間料金制の路線であっても整理券は使用せず、乗車時に行き先を乗務員に告げて所定の運賃を支払う。京急バス・相鉄バス・江ノ電バス・神奈中バスは前乗り後降りの路線と後乗り前降りの路線があるが、これは地域(均一料金制か区間料金制)によって分かれる。なお、神奈中バスでは主として戸塚以西で前乗り前降りの路線も存在する。
運賃は均一料金区間と区間料金制を採る区間に分かれる。後者は主として金沢区・戸塚区・泉区・栄区・瀬谷区および旭区の大部分と緑区の一部であり、それ以外の地区は均一料金制である。

道路

高速自動車国道

高規格幹線道路

地域高規格道路

一般国道

神奈川県道

市道

都市計画道路

都市計画道路計画密度に対し整備率6割未満。

船舶

東海汽船により伊豆大島への定期航路がある。

横浜港遊覧

  • 大桟橋発着:ロイヤルウイング
  • 山下公園発着:マリンルージュ、その他
  • シーバスが横浜駅東口、みなとみらいの「ぷかり桟橋」、山下公園を結ぶ。

観光

観光地

祭り

  • JATA国際観光会議&世界旅行博
  • ワールドフェスタ・ヨコハマ
  • 横浜オクトーバーフェスト
  • 横濱JAZZプロムナード
  • 横浜トリエンナーレ

娯楽

スポーツ

横浜市を本拠地とするチーム

芸能

交通の便が良いので、コンサートも多数開催されている。ただし#横浜市出身の有名人で見られるように、輩出している芸能人は多いものの地元への定着性は低いが、これは地元密着のマスコミが少ないためであり、東京を除く関東広域圏共通の傾向でもある。(詳しくはローカルタレントの項を参照。)

大規模な娯楽施設

小規模な娯楽施設

横浜市を舞台にした作品

ご当地ソング

横浜を歌った歌謡曲の数は、長崎と並んで日本最多規模を誇る。1998年1月3日放送の「出没!アド街ック天国」で紹介された「全国名曲の街ベスト50」では、第一位は横浜(ブルーライト・ヨコハマ)だった。

※ 横浜市環境事業局「ヨコハマはG30」タイアップ曲。横浜市内では、ごみ収集時に流される。

映画

横浜市出身の有名人

政財界

学界・言論界

  • 杉本つとむ、国語学者
  • 江藤文夫、評論家
  • 仁賀克雄、翻訳家・評論家
  • 草柳大蔵、評論家

芸術(小説・絵画系)

芸術(映像系)

  • 仙頭武則、映画プロデューサー
  • 利重剛、映画監督

芸能(俳優系)

芸能(音楽系)

スポーツ

その他の娯楽

日本では横浜が発祥と主張している物

アイスクリーム
今でこそアイスクリーム片手に街を歩く姿など珍しくはないが、明治2(1869)年の日本では、最高の贅沢だった。日本初の氷水屋として馬車道に開業した町田房造の店が「あいすくりん」を売り出したが、一盛り二分(現在の価値で約8000円)と、とても高価。たまに外国人が食べるくらいで、日本人はそれを、ただ珍しそうに見物するだけだったという。翌年5月、伊勢山皇大神宮の大祭の日、好天に恵まれたこともあって、冷たい「あいすくりん」を食べてみようという珍しがり屋が集まり、店は思わぬ大繁盛となった。このときから、冷たくて、甘くて、そして口の中でとろけるこのお菓子が人々に広まっていったのである。房造が店を開いた地の向かい側に、アイスクリーム記念碑「太陽の母子像」が建てられている。〈太陽の母子像〉中区常盤町4-45
テニス
白のロングスカートに日よけ帽、そんなスタイルで優雅にテニスをする西洋の貴婦人たち。これが当時のトレンド。明治11(1878)年、山手公園の一角に、5面のコートを持つ「レディーズ・ローンテニス・アンド・クロケー・クラブ」が結成された。居留地の女性たちは、慣れない異国の地で少々退屈していたのかもしれない。白いボールを追う彼女たちは、日本女性の憧れの的だったとか。このクラブは、昭和39(1964)年に「横浜インターナショナル・テニス・クラブ」と名称を改め、その入り口には、「日本庭球発祥の地」の記念碑が建てられた。〈日本庭球発祥の地の記念碑〉中区山手町230
R・H・ブラントン
「横浜はじめて物語」に必ずといっていいほど登場するブラントン、イギリスの技術者。明治元(1868)年、日本政府に招かれて来日した。驚くことに25歳の若さで日本初の灯台建設に多大な貢献をしたほか、西洋式公園、鉄の橋など横浜にたくさんの建造物を残した人物である。また、鉄道建設の必要性を訴え、京浜間の鉄道を敷設すべきだと説いた。横浜に文明開化の旋風を起こした彼は、明治9年に帰国するが、その際に伊藤博文からお褒めの手紙をもらっている。
西洋式公園〔史実:日本初の西洋式公園は外国人居留遊園(現東遊園地)(神戸市)1868年〕
西洋人と公園は、切っても切れない。そんな彼らが、初めて西洋式公園として造ったのが山手公園。明治3(1870)年のことだった。ただし、山手公園は、外国人が資金を集めて造った彼ら専用の公園で、日本人も使える最初の公園は、R・H・ブラントン設計による、明治9年に完成した横浜公園。横浜公園内には、イギリスで盛んだったクリケット場も設けられていたというから、ゲームに興じる外国人の姿も多く見られたことだろう。また、ここは、日本初の国際親善野球大会が明治29年に開催された場所でもある。〈横浜公園〉中区横浜公園 〈山手公園〉中区山手町230


西洋瓦
横浜に移住してきた外国人たちは、西洋建築の家を建てようとするのだが、日本ではそれに合った瓦が手に入らない。そこに目をつけたフランス人、アルフレッド・ジェラールは、さっそく元町に製作所を建て、西洋瓦(フランス瓦)やレンガ、タイルの製造を手かける。また、工場の敷地内から湧き出る清水を、横浜港に出入りする船への飲料水として供給していたため、ジェラール工場は、「煉瓦屋敷」とも「水屋敷」とも呼ばれていたという。残念ながら関東大震災で倒壊してしまったが、その跡地には日本初の公認プール、「元町プール」が誕生する。元町公園内の山手80番館遺構には、1873年製のジェラール瓦を見ることができる。出土された瓦の破片は、神奈川県立博物館、開港資料館にも展示されている。〈山手80番館跡〉中区元町1-77
日刊新聞〔史実:日本初の日刊新聞は長崎市で発刊されたの英字新聞 1861年(瓦版を含めると大阪冬の陣を伝えた1614年(大阪市)〕
江戸時代まで日本のニュースの伝達方法といえば、何といっても「瓦版」。江戸後期には外国の新聞を翻訳した「海外新聞」などが発行されたが、初めての日刊新聞は、明治3年12月8日に創刊された「横浜毎日新聞」。当時の新聞記事を拾ってみると、両替相場、船の出入航時間、忘れ物、転居通知、それに加えて居留地に住む外国人のゴシップなど。いわば地方紙であるが、後に「東京毎日新聞」へと発展していく。
かねの橋〔史実:日本初の鉄橋は、くろがね橋(長崎市) 1868年〕
関内」―JRの駅名としても今も残っているこの言葉は、大岡川の支流、吉田川に架けられた吉田橋を境とした“関門の内”の外国人居留地を示す。この吉田橋は、はじめは木製のものだったが、耐久性のある鉄の橋に架け替えられることになった。ここでも活躍するのがR・H・ブラントン。彼は当時の知事の「なるべく経費を抑えてほしい」という要望にこたえるため、人材や資材をヨーロッパからは求めず、日本人の鍛冶工を見つけ、香港から鉄材を取り寄せた。そして明治2(1869)年に、全長23.6mの鉄の橋を完成させた。人々はこれを、「かねの橋」と呼んで親しんだという。 日本の鉄橋としては、前年に長崎に架けられた銕橋に次ぐが、トラス構造のものとしては日本初ということになる。現在の吉田橋は、昭和53(1978)年に「かねの橋」を模して架けられたもので、傍らには「吉田橋関門跡」の碑が建っている。〈吉田橋関門跡の碑〉JR関内駅北口そば
君が代の旋律
明治3(1870)年イギリスの軍楽隊長ジョン・ウィリアム・フェントンが、東京で行われた天覧調練の日に演奏するため、薩摩琵琶歌『蓬莱山』から選ばれた歌詞に、意味もわからないまま旋律を当てはめて作曲したのが最初の「君が代」。日本人には馴染み辛い旋律だった為、明治13年になって宮内省楽師、奥好義が作曲し直し、海軍軍楽隊雇いのドイツ人エッケルトが洋楽に編曲して公表された。これが現在、私たちが知っている「君が代」イギリス軍楽隊が宿泊していた妙香寺に、「国歌君ケ代発祥之地」の碑が建てられている。〈妙香寺〉中区妙香寺台8
西洋野菜
キャベツ、トマト、ラディッシュ、セロリ、玉ねぎ。私たちが日常、何げなく口にしている野菜も、実は横浜が初めて。横浜で生活する外国人にとって、新鮮な野菜や肉、牛乳など、洋食を作る材料は必需品であった。文久3(1863)年ごろのこと、イギリス人カーチスが、山手の地でこの栽培を試みた。これが西洋野菜の始まり。後、日本人が雇われて試作を手伝い始めるが、貴重品だった野菜の種を、外国人はトランクに厳重に保管していたそうだ。カギのかかったトランクを開けると―中にはトマトの種が大事そうに入っていたなんて・・。
ガス事業・街灯〔参考:日本初のガス灯は鹿児島市仙巌園(1857年)〕
横浜の街を異国情緒あふれる雰囲気に印象づけているのが、ガス灯型の街灯。外国人から神奈川県にガス灯建設の申請が出されたのは明治3(1870)年のこと。横浜の実業家、高島嘉右衛門らは、その利権が外国人に独占されないようにと、日本で初めてのガス会社「日本ガス社中」を設立。これが後の東京ガス。ガス灯建設の権利をめぐる対抗相手はドイツの商社。神奈川県と外務省は、どちらに免許を与えるか迷ったが、結局、日本側に交付した。さっそく、フランス人の技師、ペルグランが招かれた。イギリスのグラスゴーから輸入された柱と、日本の職人の手による灯具により完成したガス灯(石炭ガス灯)は、めでたく明治5(1872)年9月29日に点灯式を迎える。しかし、一部の人々の目には「キリシタンの魔法」と映り、恐怖と驚きの声をあげたとか。関内ホール前のガス灯は、当時のものを復元したもの。現代的な建物の傍らで、やんわりとした光を放っている。〈関内ホール〉中区住吉町4-42
近代街路樹〔史実:柳や桜の街路樹は日本の各都市に古来よりある。基本的に街路樹に近代と古来の区別は無い。〕
慶応3(1867)年、居留地の外国人からの要請で、吉田橋から本町通りにかけて、馬車専用の道路が造られた。これが現在もその名を残す馬車道。次に造られたのは、馬車の往来による危険防止のための歩道。そして、街の景観や緑化を意図して、松や柳が植えられた。これが街路樹の始まり。現在でも馬車道広場には「近代街路樹発祥之地」の碑が立っている。
鉄道〔史実:日本初の鉄道は長崎港(長崎市)1865年〕
嘉永6(1853)年、ロシアの軍艦パルラダの船上で、テーブルの上を走る蒸気機関車の模型を、1人の佐賀藩士が見た。これが「見た」始めて。翌年、アメリカ使節団がお土産に持ってきたのは、やはり模型の蒸気機関車。小型ではあるが時速32kmで走り、人も乗せられるもの。日本人、初めて「乗る」。(太平洋上で漂流し、アメリカ船に救助されたジョン万次郎が、初めて鉄道を見た日本人といわれ、弘化2(1845)年に実際にアメリカで乗車したとされる。)こうして高まっていった鉄道熱の中、明治5(1872)年、イギリス人技師、モレルの指揮の下、横浜~新橋間、29kmを53分で結ぶ、日本で始めての営業用鉄道が開通する。開業式が開かれたのは横浜停車場。しかし、運賃は非常に高いもので、乗車できるのは一部の人に限られた。この、横浜停車場があった場所が、現在の桜木町駅。駅前には、「開業当時の横浜駅長室」と書かれた石版と、当時使われていた双頭レールで作った「鉄道発祥記念碑」がある。残念なことに、モレルは工事半ばの明治4年に過労のため倒れ、開通を見ずに外国人墓地に眠る。その墓石は鉄道乗車券型。
ビール〔史実:日本初のビール醸造地は長崎市 1812年〕
「ビアザケ通り」という、いかにも千鳥足が似合いそうな通りが、中区千代崎町にある。当初、ビールは外国人専用に輸入されていたが、次第に日本人愛飲家も増え始めた。明治2(1869)年、サンフランシスコでジャパン・ブルワリーの支配人になる契約を結んでウィーガントが来日。山手46番に「横浜ブルワリー」を創設する。これが日本で初めてのビール醸造所。翌年に、米国人ウィリアム・コープランドが、山手の天沼に「スプリング・バレー・ブルワリー」を創設し、日本で初めて販売用の、本格的ドイツ風ラガービールを醸造し始めた。山手を歩いていた彼は、天沼の山腹からわき出る清水に目をとめ、ここに醸造所を造ることに決めたといわれている。明治9年にはウィーガントの醸造所を合併する。このスプリング・バレー・ブルワリー醸造所で作られたビールの商標は「バーバリアン・ビール」、「ラガー・ビール」など。今のキリンビールの前身である。工場跡は、今は「キリン園」となり、記念碑が建つ。そして隣接する横浜市立北方小学校の校庭には、ビール井戸が2つ残っている。(キリン園〉中区千代崎町1-25 〈北方小学校〉中区諏訪町29
近代水道
井戸を掘っても水が濁っている。塩辛い水しか出ない。海や沼を埋め立てて、そこで暮らしていた開港後の横浜の人々の願いは、安全で良い水が欲しいということであった。水道を引くための試みは失敗が続き、中国での水道建設に実績を持つイギリス工兵中佐、パーマーの協力をあおぐことになる。彼はイギリスから資材を取り寄せ、道志川と野毛山貯水池を結ぶ約48kmにも及び水道工事を完成させた。明治20(1887)年10月17日から市内への給水開始。これが近代水道の始まりである。現在も満々と水をたたえる野毛山貯水池には、パーマーの胸像と「近代水道発祥の地」の碑が建っている。〈野毛山貯水地〉西区老松町63-10
近代競馬〔史実:「くらべ馬」という呼び方で馬による競走は古代より行われている〕
文久2年(1862年)に現在の外国人居留地裏(現在の関内地区の埋立地)で馬蹄型のコースで外国人により行われたのが最初とされている。その後、慶応2年(1866年)根岸に幕府の手により競馬場が造成され根岸競馬場(後に横濱競馬場と改称する)が誕生する。

その他

  • NTT市外局番は市内全域「045」。
  • 世帯数 : 1,499,368世帯(2006年6月1日)
  • 外国人登録者数 : 70,517人(2006年5月末)
  • 日本の音風景100選:横浜港新年を迎える船の汽笛
  • 過剰な住宅需要のため、いわゆる地下室マンションも複数存在し、問題化している。

外部リンク


原町田(北東) 荏田(北西) 荏田(北東) 川崎(北西)
原町田(南東) 荏田(南西) 荏田(南東) 川崎(南西) 川崎(南東)
座間(北東) 横浜西部(北西) 横浜西部(北東) 横浜東部(北西) 横浜東部(北東)
座間(南東) 横浜西部(南西) 横浜西部(南東) 横浜東部(南西) 横浜東部(南東)
藤沢(北東) 戸塚(北西) 戸塚(北東) 本牧(北西) 本牧(北東)
藤沢(南東) 戸塚(南西) 戸塚(南東) 本牧(南西)
鎌倉(北東) 横須賀(北西)
日本政令指定都市

札幌 | 仙台 | さいたま | 千葉 | 横浜 | 川崎 | 静岡 |
名古屋 | 京都 | 大阪 | | 神戸 | 広島 | 北九州 | 福岡


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