横浜赤レンガ倉庫

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赤レンガ倉庫（あかれんがそうこ）は、神奈川県横浜市の横浜港にある歴史的建築物の愛称であり、正式名称は新港埠頭保税倉庫である。

※なお、『赤レンガ博物館』というと、京都府舞鶴市にある歴史的建築物を利用した施設を指す。

目次 1 歴史 2 観光施設 3 関連記事 4 周辺の観光施設 5 交通 5.1 電車 5.2 バス 5.3 船 6 外部リンク

[編集] 歴史

　幕末の1859年に函館港、長崎港とともに日本で最初に開港し日本一の貿易額を誇っていた横浜港であったが、日清戦争（1894年）を経て広大な神戸港が香港・上海を凌ぐ東洋最大の港になった。この神戸港に対抗できるようにすべく、横浜市が政府に働きかけて建設させたのが新港埠頭である。赤レンガ倉庫はこの新港埠頭の税関施設として建設されたものである。2号倉庫が1911年、1号倉庫が1913年に竣工。設計は官僚の妻木頼黄であった。

　第二次大戦終戦（1945年）後は1956年まで米軍に接収され利用されていた。返還後コンテナ化の進展で次第に取引量が減少し、1989年には税関施設としての役目を終えた。

[編集] 観光施設

1992年に横浜市が所有権を取得し、横浜ベイエリア地区の観光資源として再開発し、補強・リフォーム作業を行い、同時に山下公園までの山下臨港線プロムナードを建設した。

2002年4月12日に展示スペース、ホール、広場、店舗からなる商業施設「赤レンガパーク」としてオープンした。

2006年1月には通算来場者が2000万人を超えるなど横浜の人気観光地となっているが、歴史的建物がゆえの保守費用がかさみ施設としては赤字となっている。運営は、株式会社横浜赤レンガが行っている。出資会社はキリンビール、サッポロビール、ニユートーキヨー、ハリマビステム、相模鉄道、タカナシ乳業、崎陽軒、三菱地所、竹中工務店。

[編集] 関連記事

• 赤レンガ倉庫
• 横浜国際女子駅伝
• あぶない刑事

[編集] 周辺の観光施設

• 山下公園
• 横浜中華街
• 横浜みなとみらい21

[編集] 交通

[編集] 電車

• 馬車道駅（横浜高速鉄道みなとみらい線） 徒歩約6分
• 日本大通り駅（横浜高速鉄道みなとみらい線） 徒歩約6分
• 桜木町駅（JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン（1号線）） 徒歩約15分
• 関内駅（JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン（1号線）） 徒歩約15分

[編集] バス

• 赤レンガ倉庫
  • 横浜市営バス
    • <100円バス横浜駅ルート> 横浜駅前 ※土休日のみ
    • <100円バス日ノ出町駅ルート> 日ノ出町駅前（ジャックモール・桜木町駅前経由） ※土休日･学校休み期間のみ
    • <周遊バスあかいくつ> 桜木町駅前
    • <周遊バスあかいくつ> 港の見える丘公園（山下公園経由）

[編集] 船

• ピア赤レンガ
  • ポートサービス
    • <シーバス> みなとみらい・横浜駅西口
    • <シーバス> 山下公園

[編集] 外部リンク

• 横浜赤レンガ倉庫
• 赤レンガ倉庫の歴史（横浜市港湾局）