1912年
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
10年紀: | 1890年代 1900年代 1910年代 1920年代 1930年代 |
年: | 1909年 1910年 1911年 1912年 1913年 1914年 1915年 |
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目次 |
[編集] 他の紀年法
- 干支 : 壬子
- 日本 : 明治45年、大正元年、皇紀2572年(月日は一致) - 7月29日までが明治45年、それ以降は大正元年(大正1年)にあたる。
- 清 / 中華民国 : 宣統3年11月13日 - 12月25日(西暦2月12日) / 中華民国暦元年(月日は一致)
- 阮朝(ベトナム) : 維新5年XX月XX日 - 維新6年XX月XX日
- 仏滅紀元 : 2454年10月12日 - 2455年閏9月7日
- ヒジュラ暦(イスラム暦): 1330年1月11日 - 1331年1月21日
- ユダヤ暦 : 5672年4月11日 - 5673年4月21日
[編集] できごと
- 1月1日 - 孫文が南京で中華民国の成立を宣言し、臨時大総統に就任する。
- 2月12日 - 中国で愛新覚羅溥儀が清朝皇帝を退位し、清が滅亡する。
- 2月 - ファン・ボイ・チャウらがベトナム光復会を設立する。
- 3月1日 - 美濃部達吉『憲法講話』。これを上杉慎吉が批判して、美濃部と上杉で論争が勃発。
- 3月10日 - 中国で袁世凱が孫文に代わり臨時大総統に就任。
- 3月12日 - ガールスカウト創立。
- 4月15日 - タイタニック号沈没。
- 5月 - セルビア、ブルガリア、ギリシア、モンテネグロの4か国相互に防衛同盟が成立する(バルカン同盟)。
- 6月6日 - 米国アラスカ州カトマイ山山腹で、史上最大級の噴火が起こり、ノバラプタが形成される。
- 7月8日 - 第3回日露協約が調印。特殊権益地域を内蒙古まで拡大される。
- 7月30日 - 明治天皇が崩御する。
- 7月30日 - 元号が明治(1868年 - 1912年)から大正(1912年 - 1926年)に改元される。
- 8月1日 - 鈴木文治ら友愛会を結成する。
- 8月5日 - 日本で最初のタクシー会社設立。
- 8月25日 - 中国同盟会などが国民党に改組する。
- 8月 - 朝鮮で土地調査事業が始まる。
- 9月10日 - インドネシア、サレカット=イスラムの成立
- 9月13日 - 明治天皇の大葬が行われる。乃木希典が夫人とともに自宅で殉死する。
- 10月17日 - 第1次バルカン戦争が勃発する。
- 11月24日 - 第2インターナショナルがバーゼルで臨時大会を開催する。
- 11月28日 - オスマン帝国からアルバニアが独立を宣言。
- 12月19日 - 東京で憲政擁護大会が開催される。
[編集] 日付不詳
- 5月 - 高橋里美、論文「意識現象の事実と其意味」『哲学雑誌』。西田幾多郎の『善の研究』を批評。
- 早川徳次が早川電気(現シャープ株式会社)を創業。
- アルフレート・ヴェーゲナーが大陸移動説についての著書『大陸と海洋の起源』を発表。
- 大尉・アルフレッド・カニングハムが、アメリカ海兵隊員として初めて空を飛び、海軍航空士となる。(米海軍海兵隊航空団の始まり。)
- チャールズ・ドーソンらが、ロンドン郊外で類人猿の頭蓋骨を発見、ピルトダウン人と名付ける。
- ストックホルムオリンピック(第5回夏季オリンピック大会)が行われる。日本はオリンピックに初参加する。
- 日本活動写真会社が設立される。
- 夏目漱石『彼岸過迄』、『行人』。
- ロシアで、アクメイズムとロシア未来派が始動。
- ウラジオストク航路(ロシア)に接続する国際列車が新橋(1914年からは東京駅) - 金ヶ崎(後に敦賀港に改称)で運行される(ボート・トレイン)。
- 多摩川の流路改修と境界整理が行われ、東京府と神奈川県の境界が多摩川を中心とした現在のように定まる。
[編集] スポーツ
- 中学野球
- 第1回全国中等学校野球選手権大会(現全国高等学校野球選手権大会)優勝 京都二中(現鳥羽高校)(京都府)
[編集] 誕生
- 1月7日 - 美濃政市、政治家(+ 1988年)
- 1月7日 - ギュンター・ヴァント、指揮者(+ 2002年)
- 1月23日 - 小坂善太郎、政治家(+ 2000年)
- 2月6日 - エヴァ・ブラウン、ヒトラーの愛人として知られる女性(+ 1945年)
- 2月9日 - 双葉山定次、第35代横綱・元日本相撲協会理事長(+ 1968年)
- 2月27日 - ロレンス・ダレル、作家(+ 1990年)
- 3月1日 - 矢野健太郎、数学者 (+1993年)
- 3月3日 - 福家俊一、政治家(+ 1987年)
- 3月23日 - ヴェルナー・フォン・ブラウン、科学技術者(+ 1977年)
- 4月15日 - 金日成、元北朝鮮首相・国家主席(+ 1994年)
- 4月19日 - 源氏鶏太、作家(+ 1985年)
- 4月19日 - グレン・シーボーグ、物理学者(+ 1999年)
- 4月22日 - キャスリーン・フェリア、コントラルト歌手(+ 1953年)
- 5月11日 - 林伊佐緒、歌手・作曲家(+ 1995年)
- 6月23日 - アラン・チューリング、数学者(+ 1954年)
- 7月2日 - アルフレッド・デザンクロ、作曲家(+ 1971年)
- 7月11日(ユリウス暦6月28日) - セルジュ・チェリビダッケ、指揮者(+ 1996年)
- 7月11日 - 黑田秀雄、元大日本帝国海軍軍人(+ 1979年)
- 8月4日 - ラウル・ワレンバーグ、スウェーデン人外交官(生死不明)
- 8月23日 - ジーン・ケリー、俳優(+ 1996年)
- 8月25日 - エーリッヒ・ホーネッカー、ドイツ民主共和国国家評議会議長(+1994年)
- 8月29日 - 孫基禎、マラソン選手(+ 2002年)
- 9月5日 - ジョン・ケージ、作曲家(+ 1992年)
- 9月18日 - 徳川家英、徳川宗家17代当主徳川家正長男(+ 1937年)
- 9月18日 - 古畑正秋、天文学者(+ 1988年)
- 9月19日 - クルト・ザンデルリング、指揮者
- 9月29日 - ミケランジェロ・アントニオーニ、映画監督
- 10月17日 - ヨハネ・パウロ1世、第262代ローマ教皇(+ 1978年)
- 10月19日 - 山田一雄、指揮者(+ 1991年)
- 10月21日 - ゲオルグ・ショルティ、指揮者 (+ 1997年)
- 11月20日 - オットー・フォン・ハプスブルク、ハプスブルク家当主
- 11月30日 - 玉ノ海梅吉、大相撲の力士(+ 1988年)
- 12月1日 - 宮本正太郎、天文学者(+ 1992年)
[編集] 死去
- 1月4日 - 東久世通禧、政治家(* 1834年)
- 2月16日 - 聖ニコライ、修道司祭・宣教師(* 1836年)
- 3月29日 - ロバート・スコット、イギリス海軍大佐、探検家(* 1868年)
- 4月13日 - 石川啄木、歌人(* 1886年)
- 5月28日 - ポール・ボアボードラン、化学者(* 1838年)
- 5月30日 - ウィルバー・ライト、ライト兄弟の兄(* 1867年)
- 7月17日 - アンリ・ポアンカレ、数学者(* 1854年)
- 7月30日 - 明治天皇、第122代天皇(* 1852年)
- 8月13日 - ジュール・マスネ、作曲家(* 1842年)
- 9月13日 - 乃木希典、陸軍大将(* 1849年)
- 10月5日 - 穂積八束、法学者(* 1860年)
- 10月30日 - ジェームズ・S・シャーマン、第27代アメリカ合衆国副大統領(* 1855年)
[編集] ノーベル賞
- 物理学賞 - ニルス・グスタフ・ダレーン
- 化学賞 - フランソワ・グリニャール、ポール・サバティエ
- 生理学・医学賞 - アレクシス・カレル
- 文学賞 - ゲアハルト・ハウプトマン
- 平和賞 - エリフ・ルート (Elihu Root)