東急百貨店
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 150-0043 東京都渋谷区道玄坂二丁目24番1号 |
電話番号 | 03-3477-3111 |
設立 | 1919年3月7日(白木屋として) (白木屋創業は1662年) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店業、法人外商事業、通人販売事業ほか |
代表者 | 代表取締役社長 水田寛和 |
資本金 | 100億円(2006年1月31日現在) |
売上高 | 2710億3600万円(2006年1月31日現在) |
従業員数 | 2860人 |
決算期 | 毎年1月31日 |
主要株主 | 東京急行電鉄株式会社 |
主要子会社 | 株式会社ながの東急百貨店 株式会社きたみ東急百貨店 株式会社クイーンズイースト |
外部リンク | http://www.tokyu-dept.co.jp/ |
東急百貨店(とうきゅうひゃっかてん TOKYU DEPARTMENT STORE CO., LTD.)は、日本の百貨店の一つ。1919年(大正8年)3月7日に設立(当時の社名は株式会社白木屋呉服店)される。
東横のれん街という形で、百貨店への出店を躊躇していた老舗の導入を図るなど、今日の百貨店の食品売場の基礎を築いたことでも知られる。また、東横店東館は渋谷川の上に建っており、日本唯一の橋上百貨店でもある。
目次 |
[編集] 沿革
江戸時代に小間物商から大呉服店となった豪商で、明治以降には百貨店へと発展した「白木屋」と、東京横浜電鉄(のちの東京急行電鉄)が渋谷駅に設立した「東横百貨店」が合併し、現在へと至る。
日本の百貨店は呉服店系と鉄道系に大別されるが、東急百貨店はその両方に属すといえる。白木屋の流れを直接汲み、都心の主力店舗の一つだった東急日本橋店は、売上不振の為に、1999年に336年の歴史に幕を下ろし、閉店した。
若者の街渋谷でも、慢性的な売上不振が続いている。
- 1662年 「白木屋」創業。
- 1919年 会社設立。
- 1934年 東京横浜電鉄の一部門として「東横百貨店」開業。
- 1948年 東京急行電鉄(東急電鉄)から東横百貨店が分社。
- 1949年 白木屋が東京証券取引所に上場
- 1958年 白木屋と東横百貨店が株式比率1:1で合併(白木屋が株式会社東横に社名変更して存続)。
- 1967年 「株式会社 東急百貨店」に社名変更。
- 1999年 東急日本橋店閉店
- 2004年2月 株式会社あおば東急を吸収合併。
- 2005年4月1日 株式公開買付け及び株式交換により東京急行電鉄の完全子会社となる。上場廃止。
[編集] 店舗
- 本店(東京都渋谷区道玄坂)
- 東横店(渋谷区渋谷)
- 吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺本町)
- まちだ店(町田市原町田)
- たまプラーザ店(横浜市青葉区美しが丘)
- 日吉店(港北区日吉)
- 港北店(都筑区茅ヶ崎中央)
- さっぽろ店(札幌市中央区)
旧白木屋であった日本橋店は、1999年1月に閉店。跡地には現在COREDO日本橋が建っている。
関連会社の店舗は横浜市・長野市・北見市にそれぞれ1店舗ある。
なお、かつては新宿(新宿三丁目・旧京王新宿駅ビル)、池袋(西口・東武百貨店に譲渡)にも店舗が存在していた。
なお、よく誤解されがちであるが、東急ハンズは東急不動産の系列であり、西武百貨店とロフトの関係と異なり東急百貨店とは資本的に無関係である。