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新潟市 - Wikipedia

新潟市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新潟市のデータ
日本
地方 中部地方北陸地方甲信越地方
都道府県 新潟県 
団体コード 15201-3 
面積 726.09km²
総人口 812,875
(2006年11月1日)
隣接自治体 聖籠町新発田市阿賀野市
五泉市田上町加茂市
三条市燕市弥彦村長岡市
市の木 ヤナギ 
市の花 チューリップ 
市の歌 新潟市歌
新潟市民歌『砂浜で』 
新潟市役所
所在地 〒951-8550  新潟県
 新潟市学校町通一番町602-1
電話番号 025-228-1000 
外部リンク 新潟市 
位置

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特記事項 :

総人口は推計値

Template (ノート 解説) 日本の市町村pj


新潟市(にいがたし)は、新潟県北東部(下越地方)の都市で、同県の県庁所在地である。国から中核市に指定されている。また、2007年4月1日に政令指定都市に移行する予定。

目次

[編集] 概要

北陸地方は元より、本州日本海側では最大規模の都市である。古くからとともに栄え、幕末日米修好通商条約開港五港の一つとなり、現在でも水陸の交通の要衝である。

2005年の大規模合併で面積や人口が増大。2007年4月1日には、本州日本海側初の政令指定都市に移行する。

1950年代まで、市街の新潟島中心部にはが張り巡らされ、それに沿ってが植えられていたことから「水の都」、「柳都(りゅうと)」などと呼ばれる。あまり一般的な呼称ではないが、観光PRなどに積極的に利用されている。

特筆すべきことに、多数の漫画家を輩出している都市でもある。その数は日本でもトップクラスといえる。

[編集] 地理

市街地を流れる信濃川
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市街地を流れる信濃川

新潟の地は、信濃川阿賀野川日本海に流れ込む場所で、低湿な平野と、海にそって続く砂丘と、数多くの潟湖が形成された。

中心市街地は、信濃川の河口に発達している。郊外には潟を干拓した広大な水田が広がる一方、現在でも鳥屋野潟佐潟福島潟などの潟湖が残されている。うち、佐潟については、1997年ラムサール条約登録湿地となっている。

中心市街地は古くから、信濃川左岸側(西側)の旧新潟町、右岸側(東側)の旧沼垂町の、二箇所を中心に栄えて来た。両地域を結んでいたのが萬代橋(万代橋)であり、この橋が架けられてから、万代橋を中心に市街地が広がっていった。しかし、1950年代後半から、現在の新潟駅を中心とする地域の開発が始まった。又、鳥屋野潟周辺の小規模湖沼干拓、旧市域の曽野木・両川・大江山地域と亀田・横越地区に跨る亀田郷や新津・小須戸地区の新津郷、白根地区などで乾田化が行われた。

1960年代から1970年代にかけては巻・西川・潟東地区に跨る鎧潟、豊栄地区では福島潟の一部も干拓されるなどして開発が進んだ。1964年6月の新潟地震以後からは、市内の国道・鉄道路線に沿った地区から、徐々に宅地化が進んでいった。このため、現在の市街地・住宅地は、海岸に沿うように北東から南西にかけて細長く伸びている。

関屋分水路の掘削により、信濃川左岸側の地域は全方向が川と海に囲まれるようになったため、「新潟島」と呼ばれることがある。また新潟島の対岸には「万代島」と呼ばれる地区があり、ここには新潟港(新潟西港)の区域にあたる佐渡汽船新潟港ターミナル、朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)などが立地する。ここは、元々信濃川の中洲だったが、昭和初期に信濃川の両岸が埋め立てられた際、陸続きとなった地域である。

越後平野に位置するので、市域に占める可住地の割合が大きい。他の地方都市に比べると、数字上では人口密度が高めだが、住宅地が郊外に分散しているため、一箇所への人口集中はそれほど見られない。

郊外には農地が多い。海岸沿いの砂丘地帯は畑が多いが内陸部は水田が中心である。

越後平野の信濃川阿賀野川下流域は、かつてはその多くが湿地帯で、現在も水田やその埋立地が多いという背景から、地盤が軟弱な箇所が多く、仮に大規模な地震が発生した際には揺れが大きくなりやすく、また液状化現象が発生する可能性が非常に高い。内閣府が2005年に発表した「表層地盤のゆれやすさ全国マップ」によると、新潟市付近の表層地盤は軟らかいため、非常に揺れが増幅し易いという調査結果が出ている(沿岸部の都市は総じて揺れ易い傾向にある)。又、これとは別に、大地震が発生した際には、関東平野濃尾平野大阪平野庄内平野秋田平野などと並んで、長周期地震動によって揺れが増幅し易い箇所であるとの研究結果もある。

新潟市(沖合上空から)
拡大
新潟市(沖合上空から)

[編集] 隣接している自治体

※北から東回り順に。

  • ※この他、佐渡市とは海を隔てて接しており、航路・航空路により結ばれている。

[編集] 気象

  • 日本海側気候のため、冬の湿度が高い。
  • 冬の新潟は海からの風が強く、雪は横なぐりに吹きかけてくる。傘は役に立たないことが多い。
  • 一般に雷は夏の風物詩と思いがちであるが、新潟を含む日本海側では、夏のみならず、冬の大雪のときも大気が不安定になって雷が鳴るため、「雪降らし」・「雪降ろし」と呼ばれ、冬の風物詩にもなっている。
  • 新潟県内は全域が豪雪地帯に指定されているが、新潟市街地は広い平野の海沿いにあって越後山脈から離れているため、雪雲が山にぶつかって大雪を降らせる一般的な日本海側の降雪機序とは異なること、さらに季節風の風上に佐渡島があって壁になっていることから、日本海側の他の諸都市と比べて降雪量が少ない。また、東北・北海道にくらべて冬季の気温が高いため、厳冬期以外は自然に融解することも多い。そのため、上越市・長岡市・金沢市・富山市のような「消雪パイプ」はほとんど設置されておらず、除雪での対応で事足りる。各地で記録的な大雪となった平成18年豪雪の際でも、市内の最深積雪は24cmであり例年通りだった。
主な都市の降雪量・積雪量(平年値)
都市 降雪量累計 最深積雪 1月気温
札幌 630 cm 101 cm -4.1℃
青森 774 cm 114 cm -1.4℃
秋田 409 cm 41 cm -0.1℃
山形 491 cm 50 cm -0.5℃
新潟 255 cm 39 cm 2.6℃
上越 746 cm 139 cm 2.2℃
富山 433 cm 69 cm 2.5℃
金沢 360 cm 53 cm 3.7℃
鳥取 263 cm 49 cm 3.9℃
松江 111 cm 24 cm 4.2℃
都市 降雪量累計 最深積雪 1月気温
盛岡 351 cm 36 cm -2.1℃
仙台 90 cm 17 cm 1.5℃
福島 235 cm 26 cm 1.4℃
いわき 14 cm 6 cm 3.6℃
前橋 27 cm 10 cm 3.3℃
東京 13 cm 7 cm 5.8℃
彦根 131 cm 29 cm 3.6℃
岐阜 52 cm 16 cm 4.3℃
名古屋 13 cm 7 cm 4.3℃
浜松 0 cm 0 cm 5.8℃


降雪量累計気象庁の統計データでいう「降雪の深さ合計」のこと。日ごとの降雪量を、シーズン全体で合計した量(平年値)
最深積雪:一度に降る最も多い積雪量(平年値)
1月気温:1月の平均気温(平年値)

  • フェーン現象が非常に起こりやすく、生暖かい強風が吹く。これによって異常に気温が上昇することも多い。しかしながら、夏季の平均気温はそれほど高くなく、湿度も低めである。
  • 夏の日本海は太平洋と違い好天に恵まれると、波が全く無く、たらいに張られた水の状態であり冬の日本海とは全く性格が異なり、海が碧く美しい。
  • 沿岸部では季節を問わず海からのは比較的強く、立っていられない程の風が吹くこともしばしばある。これによってが壊れるなどの被害が出ている。

[編集] 所属地方が錯綜する新潟市

新潟市、新潟県ともに日本海側の中央部に位置し、関東地方と高速交通網が整備されている点から、関東地方との結び付きが強い。その一方で、所属する地域が一定でなく、中部地方内の北陸地方社会科での分類)であったり、信越地方であったり、東北地方関東地方の一部に含まれたりと様々である。

電力会社は東北電力のエリアであるため、地元の民間放送各局では、仙台市の放送局が制作した東北電力提供の「東北7県」ブロックネットローカル番組が週に一回程度と低頻度ではあるが放送されている。一方、NHKは、新潟県を関東甲信越として定めている。かつては甲信越独自の番組制作も行っていたが、現在では各県独自の番組がある程度で、事実上関東甲信越と一括りにされることが多い。国政選挙やアマスポーツの区割りでは北信越ブロックに属するため、これらの報道や中継を行う場合は名古屋経由でネットする。携帯電話は、NTTドコモauは関東(かつては東北セルラー電話としてau時代初期まで東北に所属。現在も営業上は関東でも、ネットワーク上は東北である。その為、通話料金表では新潟県は現在も東北地域に含まれている。)、ソフトバンクモバイルは東北のエリアとなっている。

このように新潟市は、本州日本海側で最大規模の都市でありながら、いずれの地方の中心都市とも言い難い(中部地方#地方内の分類東北地方#新潟県を東北地方に編入する場合新潟県なども参照)。すなわち、新潟市の後背経済圏は新潟県内にほぼ限られてしまっており、七大都市圏のような地方全体を統括する機能を持っていない。ただし、新潟市の政令指定都市化で存在感が増し、歴史的につながりの深い山形県庄内地方福島県会津地方長野県北信地方などの隣接地域に経済圏をはじめとした、影響範囲の拡大が起きることが予想されている。

[編集] 歴史

[編集] 古代から中世まで

[編集] 戦国時代から江戸時代まで

  • 16世紀には信濃川河口に新潟阿賀野川河口に沼垂(ぬったり)の地名を持つ港町が現れ、上杉氏と新発田氏が争奪した。
  • 17世紀に、新潟島を中心とする西部は長岡藩領、沼垂を中心とする東部は新発田藩領になった(市域の一部は村上藩領)。
  • この頃、信濃川阿賀野川が合流して河口を共有するようになり、水量豊富になった新潟湊が日本海船運の中心都市として発展した。
  • 1731年 - 阿賀野川の水を排水するために前年に設けられた松ヶ崎堀割が洪水で決壊し、阿賀野川の本流となった。このため、新潟湊に流れ込む水量が減少したが、周辺の排水が良くなって潟の干拓と新田開発が進んだ。
  • 1768年 - 新潟町民への長岡藩の御用金徴収に対し、涌井藤四郎らの町人が蜂起し、約2ヶ月に渡って町民による完全な自治を行った。(新潟明和騒動)。
  • 1820年 - 新川が開通。
  • 1843年 - 新潟町は天領となり、川村修就が初代新潟奉行に任命された。
  • 1858年 - 日米修好通商条約によって開港五港の一つに指定されたが、水深不足で開港が遅れた。

[編集] 明治から第二次大戦まで

[編集] 第二次大戦後

※このうち、市町村合併政令指定都市移行については、新潟市の行政区域の変遷を参照。

[編集] 行政

  • 市長:篠田昭(しのだあきら)
  • 市役所・支所

(→新潟市の市役所・支所一覧

[編集] 歴代市長

氏名 就任年月日 退任年月日
1 小倉幸光 1889年5月27日 1891年6月3日
2 鈴木長蔵 1891年6月30日 1897年6月29日
3 1897年7月8日 1899年5月30日
4 八木朋直 1899年7月24日 1902年9月25日
5 荻野左門 1902年11月4日 1904年2月20日
6 吉田吉次郎 1904年4月27日 1910年4月26日
7 1910年5月10日 1916年5月9日
8 桜井市作 1916年12月28日 1919年1月16日
9 渡辺兼二 1919年9月22日 1921年9月10日
職務管掌 村井八郎 1921年9月11日 1922年1月13日
10 柴崎雪次郎 1922年1月14日 1925年5月6日
11 中村淑人 1925年8月26日 1929年8月25日
職務管掌 堀田健男 1929年8月26日 1929年11月15日
12 中村淑人 1929年11月16日 1933年11月15日
職務管掌 稲葉清之助 1933年12月27日 1934年1月29日
13 小柳牧衛 1934年1月30日 1937年7月24日
14 村松武美 1937年12月17日 1938年8月26日
15 井上英 1938年12月5日 1942年12月4日
16 1942年12月5日 1946年11月8日
17 村田三郎 1947年4月7日 1951年4月4日
18 1951年4月25日 1955年4月14日
19 1955年5月2日 1959年5月1日
20 渡辺浩太郎 1959年5月2日 1963年5月1日
21 1963年5月2日 1967年5月1日
22 1967年5月2日 1971年5月1日
23 1971年5月2日 1975年5月1日
24 川上喜八郎 1975年5月2日 1979年5月1日
25 1979年5月2日 1982年12月14日
26 若杉元喜 1983年1月30日 1987年1月29日
27 1987年1月30日 1990年10月9日
28 長谷川義明 1990年11月18日 1994年11月17日
29 1994年11月18日 1998年11月17日
30 1998年11月18日 2002年11月17日
31 篠田昭 2002年11月18日 2006年11月17日
32 2006年11月18日 現職

[編集] 行政区域の変遷・市町村合併

2001年当時の新潟市(青)と、2005年編入の周辺13市町村(緑)
拡大
2001年当時の新潟市(青)と、2005年編入の周辺13市町村(緑)

新潟市は、新潟町・沼垂町と周辺の14町村が合併して形成された市であるが、現在においても市域近郊の市町村がベッドタウン化したり、周辺市町村とも経済的な繋がりが強い。

[編集] 市庁舎の変遷

1881年、西堀通六番町に初代新潟市役所庁舎(竣工当初は新潟区役所)が完成。1911年に二代目市庁舎に建て替えられたが、1941年の大火で焼失、1942年に三代目市庁舎が完成した。しかし、これも1955年10月1日に発生した新潟大火で焼失したため、1958年に鉄筋コンクリート造の四代目市庁舎が建てられた。しかしこれも老朽化し手狭になったことから移転・新築することになり、市制100年を迎えた1989年、旧新潟県庁本庁舎立地の学校町(白山神社そば)に現在の五代目市庁舎が完成した。本庁第1・2分館は、旧県庁分館を改修して使用している。

尚、その後西堀通の旧市役所立地には1993年NEXT21が完成した。また2004年に開館した新潟市歴史博物館(みなとぴあ)の本館は、二代目市庁舎をモデルに建設されたものである。

[編集] 国家機関

[編集] 司法機関

[編集] その他の国家機関

[編集] 姉妹都市・友好都市等

姉妹都市

交流協定都市

友好都市

友好交流のある都市


上記のように、環日本海地域との繋がりが深く、市内の案内板では英語中国語の他に朝鮮語ロシア語表記の物が目立つ。

[編集] 経済

新潟市は、周辺地域とともに新潟都市圏を形成しているが、2005年3月の合併により、主な通勤・通学圏内の市町村が新潟市へ編入されたため、市域人口と比べて都市圏人口はそれほど大きくない。2000年国勢調査の統計値をもとにした都市圏人口は、都市雇用圏(10%通勤圏)で約95万人、10%通勤・通学圏で約99万人となっている。1.5%都市圏では約135万人。

以上のような定期的な人の移動を基準にした都市圏に対し、不定期的な人の移動、すなわち経済圏人口は約150万人規模と言われている。これらは既存政令市に比べて小さいが、中核市の中では最大級である。

都心部のオフィスビルは、10階建て前後の中低層ビルが主流であり、高層オフィスビルは31階建、21階建がそれぞれ1棟あるのみである。一方で、ここ数年は人口の都心回帰現象が見られ、中高層マンションの建設は活発化している。特に眺望の良い信濃川沿いにマンションが多く立地している。また、景気回復傾向と政令市特需が相まって大規模な民間開発計画が相次ぎ、一部は既に建設が始まっている

市内にはかつて本州日本海側で唯一の証券取引所であった新潟証券取引所があり、県内の主要企業の株式の売買が行われていたが、2000年3月に東京証券取引所に統合された。

[編集] 新潟市に本社を置く企業

小売業
サービス業
運輸業
食品製造
製造業
建設業
その他
  • 北日本建材リース(重仮設材リース)[1]

[編集] 工業

機械工業、金属工業、製紙業化学工業、食品加工業など多種多様な工業が盛んであり、北陸工業地域の中核となっている。 かつては石油精製業が大きな地位を占めていたが、老朽化した製油所の廃止により現在ではほとんど行われていない。

[編集] 農業

新潟市では平地が広く、砂丘が発達していることから、次のような農作物が栽培される。

[編集] 地域

[編集] 健康

  • 平均年齢:43.3歳(2000年)
  • 男性平均年齢:41.5歳(2000年)
  • 女性平均年齢:44.9歳(2000年)

[編集] 固定電話の市外局番について

市内の固定電話市外局番は現在、3つの局番が混在している。新潟県内で最初に市外局番の3桁化が行われたのが現新潟市域である。1986年11月1日に局番の逼迫対策のため、旧0252・0253と、前述の上4桁を含む市外局番5~6桁の地域が「025」に統一化された。

現在、県内には市外局番「025」を使用している地域が複数あるが、このうち市内局番200・300番代が新潟市域に割り当てられている。

  • 025 - 下記以外の新潟市全域(下記各地域の一部と聖籠町の一部を含む)
    • 200番代 - 旧新潟市域(聖籠町位守町、亀塚、蓮潟、蓮野、東港、別條などを含む)
    • 300番代
      • 360番代 - 白根地区北部
      • 370番代 - 黒埼、白根、味方、月潟、中之口地区
      • 380番代 - 豊栄、亀田、横越地区
  • 0250 - 新津(覚路津などを除く)、小須戸地区
  • 0256 - 西川、潟東(五之上などを除く)、岩室、巻(大原新田、四ッ郷屋などを除く)地区

[編集] 市外局番の統一化について

前述の通り、市内には3つの市外局番とMA(単位料金区域)が混在しているが、現在のところ、市外局番の統一化の予定は決まっておらず、これからの課題となろう。
現在の市内局番割り当てでは、いわゆる「0発信」扱いとなる000番~199番は使用できないため、新津など0250局の地域は桁数を変更することでの他の市域とのMAの統一はできない。しかし、「0250」局のうち、新津・小須戸地区で使用されている市内局番は21~25、38、61の7局番で、「025」局は300番代に大幅な余裕があることから、新津・小須戸地区は「0250」の末尾の「0」を「3」に置き換え、前出の7局番を300番台へ改番し、また巻など0256局の地域については市外局番の桁数を1つずらす方法をとることで、新潟市全域の市外局番を「025」に統一でき、当該地域を新潟MA区域へ編入することで市内のMAを統一することが出来る。

この複数の市外局番およびMAの統一化については、巻MAに関しては、新設合併した燕市でも同MAと三条MAとで分断されているため、それぞれ三条MAと新潟MAに分割編入することで解決可能であるが、新津MAについて全て新潟MAとするのか・単純に分割するのか・分割し残った区域をその周辺MA(津川・新発田)と組み合わせるのかによっても番号変更の影響の及ぶ範囲が異なり一筋縄では済まない側面があり、現状では統一に関する議論はあまり盛んではなく、前述の通り統一化の予定も今のところない。

現状、この3局相互間は市外通話扱いで、市内相互間で通話料金が均一になっていないという根本的な問題点があることから、今後は先の市外局番の問題と合わせた何らかの改善策が望まれる。

なお、一部では「(所沢鴨川のように)市外局番を『02』にしてはどうか」とする意見がある。しかし仮に局番を「02」とした場合、現在の新潟地区の「025」地域すべてをも巻き込んでしまう上、番号数が大幅に余剰してしまう恐れがあるため、この方法は取られないと思われる。

[編集] 学校

新潟市中心部に「学校町」があるが、これは、新潟大学旭町キャンパスにはかつて同大学の全ての学部があり、その周辺には高等学校が三校あった事に由来する。

一方、古町新潟駅周辺などには、専門学校が立ち列ぶ。特にNSGグループの専門学校が多い。

[編集] 大学

[編集] 大学校

  • 新潟県農業大学校

[編集] 短期大学

[編集] 高等学校・中学校・小学校

(→新潟市の小中学校・高等学校一覧

[編集] 盲学校・聾学校

[編集] 養護学校

  • 新潟大学教育人間科学部附属養護学校
  • 新潟県立新潟養護学校
  • 新潟県立はまぐみ養護学校
  • 新潟市立養護学校
  • 新潟県立高等養護学校

[編集] 外国人学校

[編集] 施設

[編集] 図書館・図書室

新潟市内には、県立1軒、市立22軒の図書館・図書室がある。しかし、市立図書館には長らく基幹となる施設がなく(沼垂が実質上の中央図書館的な機能を果たしている)、蔵書の一部は廃校となった小学校に所蔵されるなど、収容施設が不足している。現在、旧市立長嶺小学校跡地に、中央図書館を整備する工事が進められている。

  • 新潟県立図書館
新潟市立図書館
  • 沼垂図書館
  • 山の下図書館
  • 鳥屋野図書館
  • 石山図書館
  • 松浜図書館
  • 舟江図書館
  • 坂井輪図書館
  • 生涯学習センター図書館
  • 内野図書館
  • 黒埼図書館
  • 新津図書館
  • 白根図書館
  • 豊栄図書館
  • 亀田図書館
  • 岩室図書館
  • 西川図書館
  • 潟東図書館
  • 月潟図書館
  • 小須戸地区図書室
  • 横越地区図書室
  • 味方地区図書室
  • 中之口地区図書室

[編集] 美術館・博物館

水田と江戸時代の民家(北方文化博物館)
拡大
水田と江戸時代の民家
(北方文化博物館)
  • 新潟市會津八一記念館
  • 新潟県政記念館
  • 北方文化博物館
  • 鉄道資料館
  • 新津美術館
  • 石油の世界館
  • 樋口記念美術館
  • 歴史民俗資料館

[編集] メディア

新聞
テレビ局
ラジオ局

[編集] 娯楽

かつては遊園地の「新潟遊園」(現寺尾中央公園。新潟遊園は越前浜に移転後廃業)「とやのレイクランド」(現新潟市産業振興センター駐車場)やアミューズメントパークの「新潟ジョイポリス」(のちに経営母体が代わり「マジックシティ・新潟ジョイポリス」に改称するも廃業、現万代シテイビルボードプレイス2)などが存在したが、既にいずれも閉園されている。また、映画館も近年シネマコンプレックスが数多く進出しているがその反面繁華街の中にあった単館系の映画館は閉館している。その他、主な娯楽施設としては水族館マリンピア日本海などがあげられる。

[編集] スポーツ

2001年に完成した新潟スタジアム(通称ビッグスワン)は2002年日韓ワールドカップの開催地となり、日本側の開幕戦が行われるなど三試合が開催されたほか、ワールドカップ終了後も、Jリーグのオールスター戦や日本代表戦なども行われた。又、ビッグスワンは、Jリーグ・アルビレックス新潟のホームスタジアムである。同チームの観客動員数はリーグでもトップクラスである。

プロ野球公式戦は以前、新潟市営鳥屋野野球場で年に1~2試合開催されていたが(1991~96年は近鉄主催1試合、1991年以前は巨人ヤクルト広島南海等主催で1~3試合を開催)老朽化や設備不備などの事情から1996年を最後に公式戦の開催はなく、二軍の公式戦も1998年に開催されたのが最後である。

新潟県スポーツ公園の敷地内では、新潟県立野球場(仮称)の建設工事が行われている。この本体着工には紆余曲折があった。整地のみが完了した段階で7・13水害新潟県中越地震が発生し、これらの復興事業を最優先させる必要が生じたため、工事が中断した。このような事情により開催が困難になったため、2008年オールスターゲームの開催誘致に成功していたものの、開催権を返上した。プロ野球オールスターの地方開催を取りやめるのは、これが史上初の事例であった。

しかしながら、2005年1月に地元経済界や新潟県高等学校野球連盟、新潟県硬式野球連盟、新潟県野球連盟(軟式)の野球三団体を中心として「県立野球場建設促進委員会」が設立され、建設を進められるよう論議が重ねられ新潟県側に提案などを行った。また2005年4月に野球場建設の署名活動が行われ、13万人の署名が集められた。これを受け、2006年6月22日午前に新潟県の泉田裕彦知事が記者会見を開き、新潟県立野球場(仮称)を2006年度内に着工し、2009年までに完成させると発表した。これにより、新潟国体に間に合うことになった。

本決定を受けて、2006年7月3日に開かれたプロ野球実行委員会で2010年のオールスター開催が内定した

なお、新潟市は草野球が盛んなことはあまり知られていない。新潟地震後の復興のシンボルとも言える早起き野球大会は、市の主催で行われ、最盛期には944チーム(1981年)が参加した。現在では300チーム前後まで減少しているが、それでもなお参加チーム数としては全国一の規模を誇っている。

[編集] スポーツ施設

新潟スタジアム
拡大
新潟スタジアム
新潟市東総合スポーツセンター
拡大
新潟市東総合スポーツセンター
陸上競技場・サッカー場
野球場
体育館
  • 新潟市鳥屋野総合体育館
  • 新潟市体育館
  • 新潟市西総合スポーツセンター
  • 新潟市東総合スポーツセンター
  • 新潟市北地区スポーツセンター
  • 新潟市黒埼地区総合体育館
  • 新潟市豊栄総合体育館
  • 新潟市亀田総合体育館(アスパーク亀田)
その他
  • ウェルサンピア新潟
  • 新潟市庭球場(テニスガーデンにいがた)
  • 新潟市西海岸市営プール
  • 豊栄南運動公園(野球場・屋内ゲートボール場・多目的グラウンド)
  • 水の公園福島潟 遊水館
  • 豊栄武道館
  • 小須戸運動広場
  • 新津クレー射撃場
  • 新津カントリークラブ

[編集] プロスポーツチーム

[編集] 劇場ホールライブハウス

  • NIIGATA CLUB JUNK BOX
  • 新潟市万代市民会館
  • だいしホール
  • ヤマハホール新潟
  • 新潟市産業振興センター

[編集] 映画館

[編集] 交通

陸上と海上のいずれにおいても、新潟市は、北陸地方は勿論、本州日本海側の交通ターミナルとなっている。

[編集] 交通の概要

鉄道ではJR東日本上越新幹線を初め、北陸地方の他の地域や、東北地方関東地方近畿地方とを結ぶ特急急行列車が運行されている。又、高速道路も新潟市を中心に北陸自動車道磐越自動車道日本海東北自動車道が放射状に広がり、更に空港や港湾も抱えている事から、本州日本海側の交通ターミナルという機能を担っている。

現在、JR新潟駅と中心市街地(古町)や新潟スタジアム(ビッグスワン)を結ぶ交通機関がバスのみとなっており、市民の間から軌道系交通機関を求める声が上がっている。 市や関係機関では現在、中心市街地の輸送手段として新交通システムの導入を検討している。想定されるルートはJR新潟駅を南北に貫きながら古町・万代シテイ・駅南の三つの商業地を結び、更には白山(市役所周辺)・県庁周辺(出来島・女池)・鳥屋野潟南部(新潟スタジアムや新潟テルサ、新潟産業振興センターなどが立地し新潟市民病院の移転先にも決定している)などを経由する環状線や中心部から新潟空港アクセスするもの、JR新潟駅と県庁を短絡し国道8号白根地域方面へ向う経路などである。[2](PDF)

具体的な手段としては、LRT地下鉄モノレール基幹バスIMTSなどが候補として挙げられている。このような構想は現在に至るまで何度か浮上してはいるものの、なかなか具体化せずに立ち消えとなっている。これらの整備には、十分な需要喚起やコストの低減が不可欠であるため課題も多い。尚、新潟駅周辺の立体交差化が完了した際には駅の真下を通り、駅の南北を貫くバス専用レーンが設置される予定となっており、将来的にはこの専用レーンをLRTに置き換えるという構想もある。

[編集] 鉄道

新潟駅は、現在駅舎の建て替え、及び周辺道路の整備が進められる予定である。

又、新津駅信越本線羽越本線磐越西線の合流点に当たり、新潟市内第二のターミナル駅となっている。また寝台列車あけぼの」「トワイライトエクスプレス」「日本海」などは新潟駅を経由しないため、中心市街地へ向う場合には新津駅が乗換え駅となる。

尚、市役所や古町へは、新潟駅よりも白山駅の方が若干近い。

[編集] 上越新幹線

JR新潟駅は、上越新幹線の終着駅でもある。1982年11月15日に大宮~新潟間が開通。最速列車は、東京~新潟間をノンストップで1時間37分で運行している(上りは1時間40分)。定期列車は日中毎時二本の頻度で運行している。新潟駅の東側には引込線が伸び、新潟新幹線車両センターへと続く。ここでは、新幹線車輌の日常の点検・整備が行われる。

上越新幹線の新潟以東については、かねてより新潟空港への乗入れや、羽越本線高速化によるアクセス強化の構想がある。最近では新潟駅の高架化事業と合わせて整備しようという動きがみられる。

[編集] 在来線

現在は東日本旅客鉄道(JR東日本)一社のみが運営しており、新潟駅をターミナルに三路線が走っている。新潟都市圏の鉄道利用者は本州の日本海側では最も多くなっている。また運行頻度も地方としては高いため、既存政令市に比べれば見劣りするものの、鉄道通勤・通学の割合は地方都市としては比較的高くなっている。現在、新潟駅周辺の路線を高架化することで周辺道路と連続立体交差するほか、新幹線ホームとの段差をなくし乗り換えをスムーズに行えるようにする計画がある。

JR新潟駅万代口・改札口。2004年11月27日、自動改札機の運用を開始した
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JR新潟駅万代口・改札口。2004年11月27日、自動改札機の運用を開始した

又、2004年秋に新潟駅を中心に、信越本線・東三条駅、白新線・新発田駅、越後線・吉田駅の区間各駅に自動改札が設置され、2006年1月21日からはSuicaのサービスも開始された。新潟市内のJR線は上越新幹線・磐越西線を除く全区間が新潟近郊区間に含まれる。詳細は東日本旅客鉄道新潟支社の項を参照。

市内には貨物専用駅が一箇所ある。東新潟駅構内に隣接する新潟貨物ターミナル駅がそれにあたる。一部の長距離貨物列車がここを経由するが、関西と北海道を直通する一部の列車は水原駅を経由しており、この駅は経由しない。また、トラックを直接列車に積み込むピギーバック輸送も、新潟ではいち早く取り入れられた(1996年まで運行)。

又、かつて「鉄道の街」として栄えた旧新津市も、旧新潟市と同様に交通の要衝であり、現在でも県内のJR線の要衝として機能している。新津駅構内には、JR東日本新潟支社管内の気動車の基地である新津運輸区が置かれ、駅南西側にある新津車輌製作所では、JR東日本の首都圏内用の車輌が製造されている。他、新津東町には新潟市新津鉄道資料館があり、新津と鉄道にまつわる様々な資料を閲覧することができる。

[編集] 私鉄線

私鉄路線は、かつては新潟交通が運営する新潟交通電車線があり、白山前~白根~月潟~燕間を結んでいたが、1999年を以って全線廃止となっている。現在その廃線跡は、中心部では再開発(旧東関屋駅跡地でのマンション建設、元々県有だった関屋分水路橋梁部の歩道転用、味方・黒埼の中ノ口川堤防拡幅等)などが行われるなどして姿を変えつつあるものの、大部分が廃線直後のままの状態で残存している。旧月潟駅にはかつての車輌が展示され、美空ひばりの「越後獅子の唄」の歌碑が建立されるなど、公園として整備されている他、映画『愛してよ』では、旧焼鮒駅がロケーションに使用されている。

新潟市側は廃線敷のうち、新潟交通が所有する箇所について、市道、自転車道、遊歩道などとして整備することを目的に無償譲渡を求めている。しかし新潟交通は経営状況の悪化を理由に有償での譲渡を主張しており、再開発の目途は立っていない。歴史など、その他詳細は新潟交通電車線のページを参照する事。

[編集] 市内の鉄道路線・駅

※上り・下りに関係なく、新潟駅を中心に掲載する。

[編集] バス

ドカベンバス
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ドカベンバス

[編集] 路線バス

路線バスは、現在の所は新潟交通一社のみが運営している。グループ会社も含めて計四社の運営による路線網が発達している。市内や郊外を結ぶ、市中心部のバスの主要発着地は、新潟駅(万代口・南口)、万代シテイバスセンター古町、新潟市役所前の四箇所。他には県庁前や信濃町、新潟大学新潟空港なども発着が多い。バスセンターの前身「新潟交通バスステーションビル」(1951年完成)は、新潟県内では初の本格的なバスターミナルだった。

新潟市内の定期路線では、新潟駅万代口から古町、市役所前を通り、国道116号を経由して新潟大学・内野方面に向かう通称「西小針線」と、市役所前から古町を通り、東港線国道113号を経由して松浜に向かう通称「下山・松浜線」の利用客が多く、この2路線の主要バス停にはバスロケーションシステム(新潟交通では「都市新バスシステム」と称している)による位置案内表示器が設置されている。これはバス車内の案内放送と無線を介して連動し、表示と音声を用いてバスの接近を知らせるものだが、県内のバス路線で同装置を使用しているのはこの2路線だけでしかない。この他、国土交通省と県内バス会社による路線バス・高速バスのリアルタイム位置案内サービス「にいがたバスi」が、新潟市内・近郊の主要バス路線と県内外の高速バス全路線で実施されており、インターネットと携帯電話でバスの現在位置を確認する事ができる。

2004年4月24日からは、新潟市中心部の観光施設を経由する観光循環バスが運行されている。2003年7~9月に試験運行し、好評だったことから定期運行化されたもの。小型ノンステップバス2輌を採用し、それぞれの車体には新潟市出身の漫画家によるキャラクターが描かれており、外回り(白山公園先回り)の車両は水島新司の「ドカベン号」、内回り(朱鷺メッセ先回り)の車輌は高橋留美子の「犬夜叉号」となっている(検車等により、一般の小型車輌で運行する日あり)。また、白根地区では既存のローカル路線が廃止されたのに伴って、同年12月中旬から循環バスが運行されている(旧白根市・現新潟市白根支所が事業主体で、新潟交通西が運行を受託)他、2005年4月からは赤塚地区で住民組織による路線バスの運行が開始され(新潟交通内野営業所が受託)、11月からは亀田地区でも住民主体によるコミュニティバス事業が行われている(タクシー会社のさくら交通が受託)。また政令市に移行する2007年度以降は、市内各地で「区バス」と呼ばれる路線バスの運行が計画されている。いずれも市が事業主体となり、新潟交通グループなど民間が運行を受託する形式により運営される。

しかし他の地方都市と同様、近年は路線バスに関しては険しい運営状況が続いており、採算の低い路線が徐々に廃止・削減されるなど事業規模は縮小の一途を辿っている。このため、郊外線の一部区間については国や県、市からの助成金によって運行が維持されている。こうして新潟交通グループのバス路線網が脆弱化したことにより、市内外では公共交通の空白域が徐々に増加。日常の足を自家用車のみに頼らざるを得ない地域も数多く点在しており、子供やお年寄りなど、交通弱者の日常生活にも少なからず影響を及ぼしている。前述した亀田地区のように、住民組織が主体となってコミュニティバスの運行に携わる動きもあるが、市も今後何らかの対策を講じてゆく方針である。2006年7月、市は新潟交通などと共同でオムニバスタウンの指定を受けるため、準備作業に取り掛かる意向を発表した。

[編集] 高速バス

新潟市は、新潟駅万代口をターミナルに、県内各地ならびに県外各地を結ぶ高速バスの路線網が全国的に見ても発達している地域である。

各路線は新潟交通グループと越後交通頸城自動車蒲原鉄道阪急バス西武バス名鉄バス日本中央バス会津乗合自動車福島交通JRバス東北北陸鉄道富山地方鉄道長電バスの各バス会社が発着地に応じて共同で運行している。

太字は県外の都市を表す。

昼行高速バス路線
夜行を含む高速バス路線

[編集] 水上バス

中心部を流れる信濃川を経由する水上バスが、信濃川ウォーターシャトルにより定期運航されている。市内の観光資源としての役割は元より、鉄道とバスに続く第三の通勤・通学の足として定着させる事を目指している。

定期航路
  • みなとぴあ-朱鷺メッセ-万代橋西詰-県庁前-ふるさと村

[編集] 道路

萬代橋
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萬代橋
新潟市近郊のバイパス道路網
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新潟市近郊のバイパス道路網
新潟バイパス
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新潟バイパス
「高速道路」の表記
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「高速道路」の表記

[編集] 一般道路

新潟市を始点・終点とする国道の道路元標は、柾谷小路と本町通が交差する、本町通七番町・本町十字路(本町交差点)に設置されている。又、信濃川に架かる萬代橋は、国道の橋としては全国で二例目の重要文化財に指定されている。

市中心部のうち新潟島地区には一方通行となっている区間が多く、これは他の都市と比べても高い割合と言われている。特に、古町を中心とする地域は、1960年代に一方通行化されたが、それまでの慢性的な渋滞の解消には繋がったとされている。また日中(主に7時から22時)は幹線道路からの右折が禁止となっている交差点も多い。この為市外・県外からの観光客がタクシーを利用した場合には「わざと遠回りした」と苦情が出ることも少なくない。

新潟市周辺では、後述するようにバイパス道路網が発達しているが、市街地におけるバイパス以外の道路は片側三車線、四車線のような広幅員の道路が少なく、幹線道路の一部区間ではしばしば渋滞が発生する。なお、新潟市近郊のバイパスについては、新潟市内のバイパス網を参照。

市内の国道については、市内を北東から南西に縦貫する国道7号・8号・116号の新潟バイパス(含新新、新潟西バイパス)と、南北に横断する国道49号・403号の亀田バイパス(含横雲バイパス)・新津バイパス(含新津南バイパス)の、連続立体交差方式によるバイパス道路網が発達している。将来的には、栗ノ木バイパスを連続立体交差化して、東港線柳都大橋と直結させる計画もある。

新潟バイパス・女池IC~竹尾IC間は、全国の一般道の中で最も交通量の多い区間とされており、それ以外の区間でも全国屈指の交通量を誇る。しかしながら、立体交差で車線数も多いため、交通は円滑に流れている。これらの連続立体交差のバイパス道路網は元来、都市間輸送路を郊外に移して市中心部の交通を円滑化する目的で建設されたものではあるが、現在はそれにとどまらず、市民の生活道路として都市高速道路のような役割を果たしている。住民の中には、バイパス道路を「無料の連続立体交差の道路」という意味で誤認しており、他の地域で有料のバイパス道路に初めて出会い「バイパスなのに金をとるのか」と感じる人も存在する程である。

バイパス道路網の役割を補充する道路として、市内を半同心円状に結ぶ外環状道路が幾つかある。県道2号県道16号新潟大外環状線国道460号などがそれにあたる。このうち大外環状線については現在、新設区間の建設が進められている(完成時期は未定)。

又、市内には、道の駅が3箇所設けられている。この内、道の駅豊栄は、日本で初めて一般道路に設けられたパーキングエリアで、「道の駅 発祥の地」に認定されている。

[編集] 高速道路

新潟中央JCTは、北陸自動車道日本海東北自動車道磐越自動車道の、三本の交差点である。又、関越自動車道は、実質上の終点は長岡市であるが、法律上(名目上)の終点は新潟市となっている。

このため、新潟中央JCT周辺のICを案内する道路標識には、インター名と合わせて「○○自動車道」か「○○道」のような路線名が併記されておらず、右写真のように「高速道路」という表記を使用している。

北陸自動車道は、北陸地方全体や近畿地方へ、更に長岡市で分岐する関越自動車道を通じて関東地方へ、上越市で分岐する上信越自動車道を通じて中央高地太平洋側へと、それぞれ至る。磐越自動車道は、途中で東北自動車道と交差して常磐自動車道に達して、東北地方太平洋側へと至る。日本海東北自動車道は、新潟市を通過する部分は既に開通済みである。現在はまだ中条IC胎内市)までしか開通していないが、中条ICから村上市北郊の朝日村に掛けての区間は「新直轄方式」による建設が内定しており、更にその先の山形自動車道鶴岡ジャンクションまでの区間についても現在建設計画が進められている。

尚、新潟市内の高速道路は、磐越道の新潟PA以東、日東道の豊栄SA以東を除いて四車線で開通している。磐越道の新潟PA以東、日東道の豊栄SA以東は今のところ暫定二車線(対面通行)となっている。

又、2004年12月24日から、黒埼PAでスマートインターチェンジ社会実験が実施されていたが、2006年10月1日から設置が恒久化された。この他、豊栄SAでも2006年4月4日から2007年3月31日の間、スマートICの社会実験が行われている。但し、利用できるのは長岡・津川方面への流入・流出のみ。中条方面は利用できない。

[編集] 市内を走る主な道路

※高速道路は、上下に関係なく、新潟中央JCTを中心に掲載する。

高速自動車国道
自動車専用道路
一般国道

(※括弧内は重複区間となっている路線)

県道(主要地方道、一般県道)

(→新潟市内を走る県道一覧

道の駅

[編集] その他、道路に関する項目

[編集] 空港

市の東部、阿賀野川河口の左岸側に新潟空港が立地する。市街地に隣接しているためアクセスが良い。

国際線は1973年に日本航空およびアエロフロート(当時)によりハバロフスク線が運航されるなど早い時期から開設され、現在ではロシア極東地方、中国東北部を初め、ソウルグアムなどへ就航している。特にロシア極東方面への路線は、日本国内では新潟からしか就航していない路線もある。発着便数は多くないものの4か国8路線(内1路線は休止中)の国際線が就航しており、地方空港としては屈指の路線数を誇る。

国内線は、新千歳空港中部国際空港大阪国際空港福岡空港など主要都市のほか、佐渡空港への路線も持つ。

その他詳細は新潟空港の項を参照。

[編集] 港湾

[編集] 新潟港

新潟西港
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新潟西港

新潟市中心部には、特定重要港湾である新潟港があり、新潟港には、貨物専用の掘り込み式である新潟東港と、旅客と貨物を両方とも取り扱う信濃川河口にある新潟西港(狭義の新潟港)の二つがある。又、佐渡汽船新日本海フェリーの就航航路もある。

新潟西港には、北朝鮮の貨客船である万景峰号も入港するため、一時期は騒然となった。

[編集] 漁港

  • 松浜漁港:市北東部、阿賀野川右岸河口部、新井郷川河口部に位置する港。
  • 新川漁港(五十嵐新川漁港):市西部、新川河口部に位置する港。
  • 間瀬漁港

[編集] 観光

[編集] 名所・観光地

[編集] 祭事

[編集] 名物料理

[編集] 伝統産業

[編集] 新潟市を舞台にした作品

映画
小説
歌謡

[編集] 唱歌

大和田建樹作詞の「鉄道唱歌」では、第4集北陸篇において新潟は5番を割かれて歌われている。日本海側の都市で、日米修好通商条約における開港指定五港に認定され、大きく栄えていたことなどが関係していると見られる。なお、歌が作詞された当時は新潟駅は存在せず、信濃川を挟んで対岸に在った沼垂駅がこの地のターミナルになっていた。

  • 42.もみじは新津秋葉山 桜は亀田通心寺 わするな手荷物傘鞄 はやここなるぞ沼垂は
  • 43.おるればわたる信濃川 かかれる橋は万代の 名も君が代とときわにて 長さは四百数十間
  • 44.川のかなたは新潟市 舟ゆく水の便(たより)よく わたせる橋をかぞうれば およそ二百もありとかや
  • 45.春は白山公園地 一つににおう梅桜 夏は涼しき日和山(ひよりやま) 鯛つる舟も目の前に
  • 46.汽船の煙海を染め 商家の軒は日をおおう げにも五港の一つとて 戸数万余の大都会

[編集] 出身有名人

[編集] 政財界

[編集] 学界

[編集] 漫画家

(人名の後に、代表作一作を括弧内に記す。)

[編集] 芸術家(除漫画家)

画家
作家
建築家

[編集] 芸能

俳優・女優・声優

歌手

タレント

その他

アナウンサー

[編集] スポーツ

サッカー

野球

その他

[編集] 名誉市民

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

Wiktionary
ウィクショナリー新潟市に関する記事があります。
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