亀田駅

亀田駅（かめだえき）は、新潟県新潟市東船場一丁目にある東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅。

JR亀田駅西口。現在も駅周辺の改良工事が続けられている

改札口付近。コンビニは始発から終電まで営業しているが、レジ裏に窓口があり、改札内からも買い物ができるよう配慮されている

[編集] 駅構造

自由通路を有する橋上駅。みどりの窓口設置の有人駅となっている。
ホームは島式1面2線（下記ホーム配置は西側から順に）。

■1番線：信越本線（下り）新潟方面

■2番線：信越本線（上り）新津・長岡・津川方面
自動改札機が4通路設置されており、全通路でSuicaが利用できる。
駅舎内にはみどりの窓口、券売機（2台）の他、トイレ（改札内）、コンビニエンスストア（デイリーヤマザキ）などがある。バリアフリー対策として、改札口正面には音声案内装置を備えた周辺地図が設置されている他、東西双方のエントランスとホームにはエレベーターとエスカレーター、誘導チャイムが設置されている。尚、改札外のトイレは東口側にある。
西口駅舎の2階南側には、ペデストリアンデッキ増設に備えた通路が設けられている（現在は立入禁止。設置理由は後述）。

亀田駅周辺からは2社のバスが運行されている。2社の停留所は異なる位置にあるので、利用の際は注意が必要。

- 市内方面（新栄信組前）
  - 540系統を除く全系統　山二ッ経由万代シテイバスセンター前・古町行
- 市内方面（亀田郵便局横）
  - 540系統　長潟・弁天橋経由　新潟駅南口行

西口側は商業施設等、東口側は高校、福祉施設等がある。東口駅前広場は現在整備中。

橋上駅舎への改築中に使用された西口仮駅舎

1999年に開設された旧東口駅舎

1928年完成の旧西口駅舎は老朽化が進んで手狭になり、また駅周辺の公共施設の充実に伴って、駅東西の歩行者の往来に不便が生じるなどしていた。このため、駅舎は駅周辺と合わせて大改修を施されることとなった。

改修前のホーム配置は、西側から相対式の1番線、島式の2・3番線の2面3線となっていた。このうち待避ホームの2番線は待避・折り返し列車をなくし、使用を停止した。
1999年10月、新たに東口が新設された。跨線橋を東側へ伸ばし、線路横の町道に面する形で駅舎が設けられた。これは東口駅前に完成した「新潟ふれ愛プラザ」や県立新潟向陽高校など、駅東側の便を確保するためのものだった。
旧西口駅舎は2004年 5月22日を以って使用を停止し、撤去。西口にはプレハブ造の仮駅舎が設けられた。
その後、橋上部と東西双方のエントランス部を建設し、現駅舎は2005年 10月1日に供用を開始した。この際、旧2・3番ホームは2番線を撤去して拡幅。1番線と3番線に挟まれた島式ホームとし、現在のホーム配置となった。
今後は東西駅前広場の整備、東口側の市道及びロータリーの新設、西口側の県道の拡幅等の基盤整備が行われ、また西口駅前には新潟市亀田支所の行政サービスコーナーなどを内包する行政庁舎が建設される予定となっている。尚、庁舎は西口駅舎2階とペデストリアンデッキで直結され、駅からそのまま入館可能となる予定。