ナント

この項目ではフランスのコミューンについて説明しています。イタリアのコムーネ Nantoについてはナント (イタリア)をご覧ください。

ナントの位置

ナント（Nantes、南特）は、フランスの西部、ロワール川河畔に位置する都市。ブルトン語ではナオネト（Naoned）と称する。ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏の首府であり、ロワール＝アトランティック県県庁所在地でもある。

[編集] 概要

ビスケット「LU」の産地として有名であり、これは現在の主産業である製菓業に発展した。又、世界に名を馳せる白ワイン、ミュスカデ（MUSCADET）の発祥地でもある。

1999年の人口は約27万人、近郊の人口を併せるとその人口は約54万人に達する。

ナントの大聖堂

淵源は古代に遡り、ケルト系のガリア人による集落に端を発する。中世にはブルターニュ公爵が宮廷を置き、その居城は現在もブルターニュ公爵宮殿として残る。

1532年にブルターニュ公爵領がフランス王国に帰属して後も、いくどかフランス王宮廷がおかれた。1598年にアンリ4世がナントの勅令を出し、フランス国内のプロテスタント（ユグノー）に信教の自由を認めた場所でもある。

トラム

ウィキメディア・コモンズに、ナントに関連するマルチメディアがあります。

この「ナント」は、フランス共和国に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。