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朝鮮語 - Wikipedia

朝鮮語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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韓国語 / 朝鮮語
한국어 / 조선말
[haːngugɔ] / [tsosɔnmaːl]
話される国 大韓民国, 朝鮮民主主義人民共和国, 中華人民共和国, 日本, アメリカ合衆国ロシアカザフスタンウズベキスタンなど
地域 東アジア
話者数 推定7500万人程度
順位 13
言語系統 論争あり
孤立した言語, アルタイ諸語
公的地位
公用語 大韓民国, 朝鮮民主主義人民共和国
統制機関 韓国: 国立国語院/국립국어원
北朝鮮: 社会科学院語学研究所
言語コード
ISO 639-1 ko
ISO 639-2 kor
ISO/DIS 639-3 kor
SIL KKN
Wikibooks
ウィキブックス朝鮮語関連の教科書や解説書があります。
Wiktionary
ウィクショナリー朝鮮語に関する記事があります。

朝鮮語(ちょうせんご)又は韓国語(かんこくご)は、主に朝鮮民族が使う言語で、大韓民国及び朝鮮民主主義人民共和国および中華人民共和国吉林省長白朝鮮族自治県延辺朝鮮族自治州公用語。ここでは、南北の問題に関係なく、日本語での正式な言語の名称として「朝鮮語」を用いる。

目次

[編集] 概要

その他の地域の話者としては、日本中華人民共和国(特に延辺朝鮮族自治州)・ロシア(特に沿海州サハリン)・中央アジアウズベキスタンカザフスタンキルギスタンタジキスタン)・北米アメリカ合衆国カナダ)に住む朝鮮民族集団が存在する。世界全体ではおよそ7500万人程度 の話者がいると推定され、そのうち7100万人を朝鮮半島の話者が占める。

音韻面では子音に有気音無気音の対立がある。連音(リエゾン)が起こることも特徴である。音節構造においては、ほとんどが母音で終わる開音節の日本語とは異なり、子音で終わる閉音節も多く現れる。(但し在日朝鮮語では日本語の影響で閉音節の発音はほぼ崩壊している。)

言語類型論の観点から見ると、日本語と同じ膠着語であり、修飾語は非修飾語に先行し、前置詞ではなく後置詞を用いる。歴史的に中国語漢字文化の影響を非常に強く受けてきたが、現在の表記には主にハングルが用いられる。

言語学的な基準からすると韓国で話されている言語と北朝鮮で話されている言語は同一の言語である(つまり、相互の発話が理解可能である)が、南北には発音語彙文法正書法などの違いが存在する。このことから、「朝鮮語」を韓国で話されている言語と区別した「北朝鮮で話されている言語」という狭義の意味で使うこともある。

ISO 639による言語コードは2字がko、3字がkorで表される。

[編集] 言語名

詳細は朝鮮語の呼称問題を参照。

学術的な場面や専門家の間では主に「朝鮮語」と呼ばれる。その一方で、日本語の話者の殆どが居住する日本においては、大韓民国との交流関係に比べて北朝鮮との交流関係が非常に疎遠であることを反映し、一般的な場面では「韓国語」と呼ばれることが増えつづけている。北朝鮮においては、「조선어(朝鮮語)」、韓国では「한국어,한국말(韓国語)」と呼ばれる。日本において、そのどちらかの名称を用いることは公平ではないとし、「コリア語」、「高麗語」、「韓国・朝鮮語」、言語名を避け文字名称である「ハングル(語)」を用いた間接的な表現が中立性を保つために用いられることもある(ただし、「ハングル」自体が韓国での朝鮮文字の名称で北朝鮮の朝鮮語では「조선글/조선글자,朝鮮文字」なので中立的でないといわれることもある)。

なお、本来は方言程度の違いはあれど、基本的に同じ言語なのだが、韓国での言語名を「朝鮮語」ということはあっても北朝鮮の言語を「韓国語」ということはまずない(または極端に少ない)。言語の呼称問題は様々な理由で混沌としている(詳細は言語自然言語を参照)。

一方、中華人民共和国は、1949年の建国初期から社会主義陣営に所属しており、北朝鮮朝鮮半島全体の唯一の正統政府とする立場から、朝鮮民族の国家、民族や言語、文化に冠する呼称に「朝鮮」を使用、「朝鲜语」という呼称が使用されてきた。しかし1992年の韓国と中国が国交を樹立して以降は、韓国との直接交流が進展、韓国資本の裏付けにより、韓国式の語彙や文字配列をそのまま移植した語学テキストや辞典類が「韩国语」の名称を冠して発行されるようになった。その結果「韩国语」という呼称は、新たに、中国の延辺朝鮮語とも、北朝鮮の朝鮮語ともことなる特徴をもつ、韓国のことばに対する呼称として、「朝鲜语」という呼称とともに併用されるようになってきている。

多くのヨーロッパ言語では高麗に由来するKorean(英語)等の名称を用いており、中立性の問題は提起されていない。

[編集] 系統

一般的には分類上孤立した言語と見なされることが多いが、アルタイ諸語との関係、また日本語との関係もしばしば議論の的となる。学者によっては、日本語と共にアルタイ諸語に含める場合もある。

[編集] 日本語との関係

統語面では、基本語順SOV型であり、日本語と類型論的に同じ語順を持つが(ただし、ドイツ語、オランダ語、インド・イラン語派、ラテン語など世界の言語の文法の約50%がこのSOV型)、否定の表現では逆位となる場合やいわゆる「かばん語」によって否定表現が一語となっているものがある。助詞で主題を表示する点は日本語と共通している。

音韻的な面では、異なる点が多いが、共通点をあげるとしたら古い時代では語頭に流音(ラ行)・有声阻害音(濁音)が立たない点、母音調和が見られる点、母音連続を避ける点などである。

その一方で、語彙助詞は、字音語を除き、奈良時代の日本語に古代朝鮮語の音訳と見られるもの(「曽之毛利」など)があったり、翻訳借用(calque, loan translation)と見られる語彙がごく少数見られるものの、一定の音韻対応によって同一の祖形にはあてはまらない。

江戸時代から、様々な側面から日本語と朝鮮語の類似性を指摘する研究者はたびたび現れている(金澤庄三郎など)。小倉進平は対馬方言と朝鮮語の関係を研究したが、対馬方言への朝鮮語の借用以上のものは見出していない。漢字呉音は古くは「対馬音」と呼ばれ、研究者の中には朝鮮字音から直接輸入されたと考える者もあったが、河野六郎の研究などによりその重層性が明らかにされていった。

かつてのような単純な説は出されることはなくなったが、現在も様々な資料と方法によって親族関係を見出そうという研究が韓国や欧米では続けられている。音韻や語彙が大きく違うために根本的に異なる可能性が高く、同系語としての関係を考えた場合でも相当な過去にまで遡らなくてはならない、と考えられる。共通点については言語連合(Sprachbund, language union、例:バルカン言語連合)の可能性も考えなければならない。

[編集] アルタイ語族

韓国の学会では、朝鮮語が孤立した言語でないとしたらアルタイ語族に属すであろうという考え方が主流である。なお、テュルク語群、モンゴル語群、ツングース語群が共通の祖語を持つアルタイ語族であるという考えは完全には証明されていない仮説である。韓国語はアルタイ語のうち、ツングース語族との関係が最も深いと考えられており、唯一まとまった文字資料をもつ満州語との比較研究が行われている。

[編集] 方言・変種

[編集] 標準語

朝鮮語を公用語と定めている韓国と北朝鮮は、それぞれ別々の標準変種を規定している。韓国における標準変種は「표준어(標準語)」であり、「ソウル教養ある人々が使用する言語」と規定される。また、北朝鮮における標準変種は「문화어(文化語)」であり、「平壌労働者階級が使用する言語」と規定される。

韓国と北朝鮮の言葉の違いに関しては朝鮮語の南北間差異を参照。

[編集] 方言

朝鮮語の方言は大きく本土方言と済州方言に大きく分けられ、そのうちの本土方言は西北方言(平安道方言)、東北方言(咸鏡道方言)、中部方言(黄海道、江原道、京畿道、忠清道方言)、西南方言(全羅道方言)、東南方言(慶尚道方言)の5つに分類される。韓国の標準語の基礎になったソウル方言は中部方言に属し、日本においても比較的良く知られている釜山方言は東南方言に属する。

[編集] 他言語との接触によって生じた朝鮮語の変種

  • 在日朝鮮語在日朝鮮人が家庭内や仲間内で用いる朝鮮語。ただし、生まれた時から日本人とほぼ同じ生活をしてきたため、語彙や発音の面で日本語の影響を強く受けてしまう。したがって、日本人の韓国語学習者と同じような発音となる傾向が非常に多く、又日本語からの借用語が極めて多い。(ソニンアユミなど)また、在日朝鮮人は慶尚道全羅道済州道などの南部地方出身者が多いため、中部方言であるソウル方言とは相違がある場合が多い。
  • 在米朝鮮語在米韓国人がコリアンスクール等で習う朝鮮語。こちらは、英語なまりの朝鮮語になる場合が多く、英語からの借用語を多く使う傾向がある。
  • 中国朝鮮語:中国の少数民族である朝鮮族の使用する朝鮮語。四つの言語変種の中で最も本国の言葉に近く、本国人とほぼ問題なく理解しあえる。違いとしては北朝鮮、韓国でそれぞれ行われた「日本語語彙の追放」運動が無く、また1945年以降、近代文明の科学技術に関する語彙、共産主義体制における政治的用語などが中国語経由でもたらされるようになったため、北朝鮮とも韓国とも異なる独自の語彙が用いられる。中国朝鮮語のうち、北朝鮮と地続きの吉林省延辺朝鮮族自治州で行われる延辺朝鮮語が最大の話者を擁する。延辺州の住民は地続きの朝鮮北部からの移住者の末裔が多数をしめるため、ベースは隣接する咸鏡道の方言に近い。そのほか、中国朝鮮族のうち、黒龍江省、遼寧省等に分布する諸集団のなかには、日本統治時期の満蒙開拓団に起源を有する朝鮮南部出身者の集落もあり、言語的にはきわめて多彩である。近年は、青島、天津などの沿海部でも使用されている。
  • 高麗語 (コリョマル)高麗人(旧ソ連、中央アジアに住む朝鮮民族)が用いる朝鮮語。中国朝鮮語同様、ベースは近代化以前の地方方言であり、音韻・語彙・統語全ての面でロシア語の影響を強く受けている。現在では若年層が習得することのほとんど無い、絶滅危機に瀕した言語変種である。

一般に南北朝鮮人との意思疎通の容易さは、中国朝鮮語>在米朝鮮語高麗語 (コリョマル)在日朝鮮語だとされている。

[編集] 音韻

詳細は朝鮮語の音韻を参照。

朝鮮語の音節は(C)V(C)の構造を持つ。

短母音は本土方言/a, ɛ, e, i, ɔ, o, u, ɯ/の八つであり、ソウル方言では/ɛ//e/の区別が弱くなり、多くが単一の音素となっている。二重母音には上昇二重母音/ja, ju, je, jɔ, jo, wa, wi, we, ɰi/などがある。母音調和中期朝鮮語には存在したが、現代語ではその痕跡を残すだけにとどまる。

子音破裂音/p, pʻ, pʰ, t, tʻ, tʰ, k, kʻ, kʰ/破擦音/ʨ, ʨʻ, ʨʰ/摩擦音/s, sʻ, h/鼻音/m, n, ŋ/流音/l/が存在する。破裂音及び破擦音は平音/濃音/激音が対立し、摩擦音のsは平音/濃音が対立する。

語頭においては/l, ŋ/が立つことができず、/i, j/の前に/n/が立つこともできない。音節末においては平音/濃音/激音の対立が中和され、また破擦音及び摩擦音が/t/に中和されるため、/p, t, k, m, n, ŋ, l/しか現れることがない。破裂音/p, t, k/は未破音として発音される。

また、様々な同化規則が存在する。

[編集] 表記

詳細は朝鮮語の正書法を参照。

朝鮮半島に漢字が伝えられて以来、吏読、郷歌など漢字を用いて朝鮮語を表記する方法がいくつか試みられた。しかし朝鮮語と中国語の言語構造の違いから普及度は小さかった。本格的な表記が始まったのは1443年訓民正音制定以降である。当時の表記法は一部の例外を除いて文字を発音どおりにつづる表音主義的な表記法であった。16世紀には一部形態主義的な表記法も取り入れられ、20世紀初頭までは表音主義と形態主義が混在する慣習的な表記法が用いられた。

近代的な意味での正書法を初めて定めたのは植民地時代の「普通学校用諺文綴字法」(1912年)である。正書法は「朝鮮語綴字法統一案」(1933年)など数度の修正を経て、2006年現在、韓国では「ハングル正書法」(1988年)、北朝鮮では「朝鮮語規範集」(1966年制定、1987年改正)が用いられている。南北の正書法共通の最大の特徴は、形態主義をとることと分かち書きをすることである。朝鮮語には連音同化などの音韻規則が豊富であり、一つの形態素が音韻的な環境によって別々の音声として現れることが多々ある。音声が異なっていても同じ形態素であれば、可能な限り同じ文字で表記しようというのが形態主義である。分かち書きの単位は日本語における文節に近いが、南北の現行の正書法では分かち書きの規定が互いに若干異なる。概して南は分かち書きを多用する傾向にあり、北は分かち書きが少ない傾向にある。

[編集] 文法

詳細は朝鮮語の文法を参照。


[編集] 形態論

印欧語セム語に見られるの概念は無く、性・数・一致の概念もない。

  • 名詞の格は格助詞によって表わされる。話し言葉では格を明示しなくても文脈上明らかであれば省略する。
  • 一つの名詞が複数の格助詞をとることができる。二つの格助詞が組み合わさって新しい意味を持つこともある。
  • 動詞は語幹のみでは文節を形成することができず、必ず終結語尾を必要とする。
  • 動詞と終結語尾の間には時制アスペクト、主体敬語を表す先語末語尾を挿入することができる。
  • 形容詞は動詞とほぼ同じ活用をする。また、日本語のように形容詞と形容動詞に分かれていない。
  • 冠形詞は名詞を修飾する不変化詞で、日本語の連体詞に相当する。
  • 敬語には対者敬語、主体敬語、客体敬語の三つがあり、日本語の丁寧語、謙譲語、尊敬語にほぼ相当する。
  • 名詞、助詞、動詞には敬語を表す特別な語彙(補充形)があり、敬語を表す名詞接尾辞、敬語を表す動詞(主体敬語を表す語尾先語末語尾と対者敬語を表す終結語尾)がある。
  • 対者敬語を表す終結語尾は敬意の程度が6段階に分かれるが、そのうちよく使われるのは4段階のみである。
  • 日本語の敬語はウチとソトの概念に関して相対的であるが、朝鮮語の敬語は序列(血縁的なものも含む)に関して相対的である。
    • (母に対して) 아버지 오셨어요. (お父さんがいらっしゃいました。)
    • (祖父に対して) 아버지 왔어요. (お父さんが来ました。)

[編集] 語彙

朝鮮語の語彙は大きく分けて固有語漢字語(古典中国語系語彙)、外来語の三つの階層から成り立っている。特に韓国における朝鮮語の外来語のほとんどは英語であり、固有語の上に漢字語(古典中国語系語彙)と英語などの欧米系借用語の二つの上層を持つという意味において日本語やベトナム語に似た語彙構造を持っているということができる。

一層目の固有語は古来からの朝鮮語であり、日本語の大和言葉に相当する。全ての品詞に広く分布しているが、日本語と同じく基本語彙の中にも漢字語に侵食されているものがあり、その比率は日本語よりも高めである。例えば、山を表す/san/、川を表す/kaŋ/はそれぞれ「山」、「江」であり、元々あった山と川を表す固有語は残存しているものの、意味の縮小と非日常語化を余儀なくされた。

二層目の漢字語は中国語系の言葉である。まず伝統的な語彙に見られる漢語は中国との長い間の接触によって時々の中国語から直接に借用され、または国内で韓国製漢語として造語された。また日本による植民地時代には日本語を経由した漢語の借用が行われた(和製漢語の流入)。それゆえ韓国で使われる現在の漢語の字義と日本語の漢語の字義との一致率は日本語と現代中国語のそれを上回る。漢字語は名詞動詞形容詞に見られる。名詞はそのままとりこまれたが、動詞、形容詞は朝鮮語の活用体系に合わせるため、-하다/hada/をつけてとりこまれた。日本語において動作性漢語名詞に「~する」をつけて活用するのと同じである。

漢字の読音は日本語の場合とは異なり、ほぼ1つに統一されている。稀に一つの漢字が複数の音を持つ場合があるが、それは日本語の漢音呉音のように複数の時代の中国音を反映しているのではなく、中国語における一字多音を反映していることが多い。例えば、悪には/ak//o/の二つの読音があるが、/ak/は「悪い」という意味であり、/o/は「憎む」という意味である。

三層目は(漢字語以外の)外来語である。韓国においては英語、北朝鮮においてはロシア語が主な輸入源となった。外来語をとりこむ方法は漢字語に順ずる(名詞はそのまま、動詞、形容詞は하다をつける)。韓国語は外来語の摂取に関して日本語よりもやや慎重である。

それぞれの階層の語が語彙全体の中で占める割合を日本語と比べた場合、固有語と外来語は割合がやや少なく、漢字語は割合がやや高い。

その他の外来要素としては、元朝支配時代に流入したモンゴル語と植民地時代に流入した日本語がある。モンゴル語は当時はかなりの影響力があったとする学説もあるが、現代ではごく僅かな特殊語彙に痕跡をとどめるのみである。ここでいう日本語とは、和製漢語(朝鮮漢字音読み)とは区別される。例えば「勝負」は漢字を介して승부/sɯŋbu/という形でも流入し、同時に日本語音そのままで쇼부/sjobu/という形でも流入した。このようにして朝鮮語にとりこまれた日本語には、弁当、バケツ、袖(소매/somɛ/)などがあるが、韓国・北朝鮮の両方の政府はこのような日本語からの借用語を排除する政策を採ったため、現在では限られた範囲で俗語として扱われていることが多い。品詞名詞副詞が多く、副詞は本来の日本語が持っているニュアンスとは微妙に異なることが多い。

韓国と北朝鮮ではそれぞれ別々に言語政策を取ったため、二つの地域では語彙にも差が見られる。詳しくは朝鮮語の南北間差異を参照のこと。中国の朝鮮語の語彙も中国語の強い影響を受けている。中国語を朝鮮語音で読んで取り入れる場合もあれば、中国語音をそのまま取り入れる場合もある。例えば、「卒業」は韓国において同じ漢字語を用いて졸업/ʨorɔp/といういうが、中国では「毕业(卒業)」を朝鮮語読みして필업/pʰirɔp/という。また、「コンピューター」は韓国では컴퓨터/kʰɔmpʰjutʰɔ/だが、中国では「电脑(電脳)」の発音そのままに-띠엔나오/t'iennao/であるようだ。中央アジアにおいてもロシア語の動詞стрейть(建てる)から不定詞語尾-тьをとって代わりに-하다をつけて스트레이하다/sɯtʰɯreihada/とするなどのロシア語流入が行われている。

[編集] 朝鮮語に関する資格試験

  • 「ハングル」能力検定試験
日本の特定非営利法人ハングル能力検定協会が主催する資格試験で、傾向として6月頃と11月頃(年に2回)実施される。朝鮮語学習者によく知られている試験であろう。5級が初級で、4級・3級・準2級・2級・1級の順にレベルが上がる。2006年実施分より「準1級」が無くなった。なお、この試験は、解答する際に南北どちらかの言い回しに統一されていれば、正解となる。
  • 韓国語能力試験(通称:TOPIK)
韓国教育課程評価院が主催し、韓国政府教育人的資源部が認定する資格試験で、毎年9月に実施される。つまり、毎年1回のみである。1級と2級が初級で、続いて3級と4級が中級、5級・6級が高級(上級)であり、「ハングル」能力検定試験とは逆に数字の大きい級ほどレベルが上がる。韓国・日本の他に、アメリカ・中国・モンゴルなど28か国で実施されている。韓国において外国人の入学に際しては、この試験の成績証明書を要求する大学もある。
  • 世界韓国語認証試験(通称:KLPT)
韓国政府法務部が公認する資格試験で、年4回・1,4,7,10月に実施される。評価はスコア形式で、TOEICと同じような形態である。
  • 韓国語レベルテスト(通称:KLT(Korean Level Test))
評価はスコア形式で、TOEICと同じような形態で1000点満点である。試験時間が90分と、比較的短時間で受験することができる。韓国や日本の他、中国やアメリカでも受験できる。

日本でよく知られているのは、「ハングル」能力検定試験と韓国語能力試験である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

Wikipedia
言語解説
辞典
フリーの韓国語辞典
韓国語対応のパソコン用の辞書ソフト。ハングルのローマ字変換、ハングルをローマ字、かなで検索することが可能。
各種資格試験
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