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水曜どうでしょうの企画 - Wikipedia

水曜どうでしょうの企画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

<水曜どうでしょう
この記事は、上記の親記事が長くなったために分割されて生じた記事です。このテーマについて体系的な情報を得たい場合には、上記の親記事(目次ページ)にあるリンクを順番に辿ってみてください。


水曜どうでしょうの企画では、北海道テレビ放送制作のバラエティ深夜番組水曜どうでしょう』(1996年~2002年深夜放送。以後、年数回でスペシャル版放映)で放送された企画の中から、同番組を再構成・再編集した再放送版であり一部を除く全国テレビ局で放送されている「どうでしょうリターンズ」・「水曜どうでしょうClassic」の中で放送される企画、またDVD「水曜どうでしょうDVD全集」として発売される作品、いわゆる「鈴井・大泉の旅企画」について述べる。企画名については番組内で多数の呼び方がある企画があるが、DVD作品のタイトルを正式タイトルとする。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


この記事は、記事が長くなったために、下記のページに内容を分割しています。このテーマに関する情報については、それぞれのページをご参照ください。


目次

[編集] 敢行企画

ここではオリジナル版「水曜どうでしょう」で放送された企画を順におって紹介する。

なお、ここで言う「オリジナル版」とはHTBで水曜日の深夜に放送されたもの(1999年12月「サイコロ6・ゴールデンスペシャル」を含む)を指す。なお、ここに記載されていない「鈴井・大泉の旅企画」以外の企画は「水曜どうでしょう写真集・第2弾」に掲載されている。
また、リターンズクラシック、また97年夏に放送された午前の再放送、「ジャングルリベンジ」以降に全国放送局で放送された「水曜どうでしょう」の放送順序は放送した放送局によって違うため、記載しない。

[編集] レギュラー放送時の企画(総集編を含む)

太字は総集編。
は海外企画。詳しくは水曜どうでしょうの企画 (海外)を参照のこと。
2000年7月~2001年1月まで放送休止。2000年11月29日~2000年12月20日は四国R-14を放送

[編集] レギュラー放送終了後の企画

詳しくは水曜どうでしょうの企画 (2003年以降)を参照のこと。

[編集] 国内企画

[編集] サイコロの旅

鈴井貴之が考えた企画のひとつ。水曜どうでしょうの初期の企画であり、出演者大泉洋鈴井貴之サイコロを振り、サイコロの出た目で次の行き先と手段を決定する。本来東京(出雲大社の回もある)から北海道へ帰ってくる企画である。だが、それぞれ6つの目には札幌とは関係ない行き先と移動手段が割り振られており、明治製菓のサイコロキャラメルのサイコロを振って決定する。

番組は低予算のため、移動は新幹線航空機などは少なく、主に夜行バス(番組内では深夜バスと呼ばれているが「夜行バス」が正しい)や在来線フェリーなどで移動をする。宿泊などの目が出ない限り移動を続けなければならず、また場合によっては深夜バスなど何時間(何泊)も移動をするのでかなり過酷な企画である。番組開始からほぼ半年に1度のペースで放送されていたが、1999年12月に放送された「サイコロ6 ゴールデンスペシャル」以降サイコロの旅は実施されていない(「サイコロ6」の視聴率が悪かったことや、サイコロばかりやっていてもしょうがないというD陣の意向らしい)が、復活を望むファンの声は多い。

DVD副音声でディレクターが語ったところによると、もし次にサイコロをやるなら、1億円くらいの金を持って「世界サイコロの旅」とかになるらしい。

また、1度だけ外国でサイコロを行った「サイコロ韓国食い道楽」がある。こちらは乗り物を選ぶのではなく食べ物及び、それが食べられる所が割り振られており、サイコロを振り、移動後に主にその店の前で誰が食べられるかを決定するためのカードを引く。

週末にロケをすることが多く、タイムリミットは週明けに鈴井のラジオ生放送があるため、月曜日の午前中にすることが多い。なお、その直前の一、二回のサイコロを投げる機会では高確率(3もしくは4項目)で札幌に戻れるチャンスタイムが行われる。チャンスタイムで札幌が出たのは企画7回(サイコロ3は前編と後編を分けてカウント、サイコロ韓国は企画内容が違うので除く)中3回であった。

企画上「最後のサイコロで北海道にゴールできなかったので終了」ということにはなっているが、実際はラジオ生放送本番までに必ず北海道に帰れる場所に移動している。

水曜どうでしょうを象徴する企画のひとつであり、色々な番組で似せた企画が放送されている。

[編集] サイコロ1

水曜どうでしょうレギュラー放送最初の旅企画。DVD第2弾『サイコロ1/粗大ゴミで家を作ろう/闘痔の旅』に収録。2000年発売の「どうでしょうビデオ」でも収録済みで、DVD版はビデオ版を焼き直しただけという手間要らずの作品。DVD版エンディングには「1/6の夢旅人2002」がフルコーラスで収録されており(これは2000年に発売されたビデオ版のエンディングで「1/6の夢旅人」が収録されたことになぞって収録された)、特に最後の部分は鈴井と大泉が笑っている映像ばかりを編集しつなげた「爆笑つなぎ」と呼ばれる映像になっている。

  • 当初の企画名は「アン・ルイスの取材で東京までせっかく来たんだから何かやってから帰りましょう企画
六本木プリンスホテルアン・ルイスとインタビュー→
東京・新宿高速バスターミナルから深夜バス(オレンジライナー)で松山道後温泉松山駅から特急宇和海八幡浜駅乗り換えフェリー臼杵港→臼杵駅から特急にちりん小倉駅→山陽新幹線新大阪駅寝台急行きたぐに新潟駅新潟港からフェリー小樽港(GOAL)
  • 9月15日1996年)は、鈴井は「AIR-G'の仕事がある」、大泉は「親戚の人が来る」、藤村Dは「子供の運動会がある」ため、どうしても15日までに札幌へ帰る必要があった。
  • 急行きたぐに新潟行では、三連休の前日ということで新大阪駅で寝台券が3枚しか取れずに、「何らかの方法によって」大泉が自由席に座ることになった。しかし、後日談では大泉がギブアップして藤村Dと同じ寝台で寝たという話がある。ちなみに、この件で大泉が「痔」であることが発覚し、後の「激走24時間! 大泉洋くん闘痔の旅」につながる。
  • この回は初めてということもあり、藤村Dはほとんど出てこなかったものの、逆にめったに出ない嬉野Dがフェリーに酔ってしまい横たわって映る珍しいシーンがある。

[編集] サイコロ2 ~西日本完全制覇~

DVD第3弾『サイコロ2~西日本完全制覇~/オーストラリア大陸縦断3,700キロ』に収録。DVD版では第2弾を買っているという前提があるため、大泉が東京に行く経緯までは第3弾に収録されていない(DVD第2弾「闘痔の旅」後半部分に収録されている)。尚、白石島から徳島への選択は藤村Dがサイコロを振っている。後にも先にもD陣が振ったのはこの1回である。

「歌手西城秀樹とのインタビュー」というウソ設定で六本木プリンスホテル→
東京駅から新幹線グリーン車で新神戸駅三ノ宮駅から深夜バス(レッツ号※)で熊本交通センター下車熊本駅→特急あそ号(遅着が判明し急遽三重町駅下車でタクシー)と佐伯港からフェリー経由で宿毛港→土佐中村からレンタカー高知駅→深夜バス(はりまや号)で博多駅→新幹線福山駅乗り換えJR笠岡駅から高速船で白石島→笠岡駅に戻りJRで岡山駅高松駅乗り換え特急うずしお号徳島駅→(1泊)→フェリー和歌山港(時間切れ)
※レッツ号は2006年現在、立川駅~三宮駅間の路線名称となっている。
  • 初めて二夜連続深夜バスという事態を体験し、その二夜目の深夜バスである高知から博多に向かう「はりまや号」にて出演陣・D陣共にバス続きで疲れ果てていた時の事、「はりまや号」の休憩地点であった壇之浦PAで大泉・鈴井が「もう寝れないんだよ。バスでもう寝れないんだよ。ディレクターがね、うなされたらしいんだよ。」等と2人の疲労が極限状態に達した現地のレポート(報告)が行われた。嬉野Dが持つカメラを大泉が掴み、必死に話す姿が見られた。このレポートはカメラを通じて、臨場感や緊迫感、両氏の疲労感が十分伝わる内容としてどうでしょうの歴史に残り、伝説のレポートとされ、どうでしょう班やファンからは「壇ノ浦レポート」と呼ばれている。
  • 白石島及び徳島に行く羽目になった際、その理不尽さに鈴井は怒ってしまった。しかし、番組上それでは良くないということで本来、甘いものが嫌いな鈴井だったが、「藤村Dが移動中に買ったきび団子を大泉とともに鈴井に差し出し、鈴井がそれを喜んで食べて、機嫌を直す」と言うシーンを入れることになった。だが、藤村Dはその設定を逆手に取り、その後の企画では「ミスターは甘いものに目がないんだから~」の言葉とともに甘いものを差し出す。鈴井も「甘い物好き」と言う設定の下、時には甘いものを奪い取って、苦しみながらガツガツ食べる(大泉も止めず、喜んで見ている)という「お約束」が出来た。これを番組では「ミスター生き地獄」(鈴井が「ミスター」と呼ばれるようになるまでは『鈴井先生生き地獄』)と称し、テロップまで用意した。

[編集] サイコロ3 ~自律神経完全破壊~

第4弾『サイコロ3~自律神経完全破壊~前編/後編 完全版』に収録。嬉野Dがテレビドラマ「なまらキッズ」監督の為、代理として藤村Dと同期入社の杉山順一D(モザイクな夜チーフD・のちの鈴井の巣チーフD)が同行。撮影は藤村Dが行う。「サイコロ3」は過去のサイコロシリーズで最も長い旅となり、放送期間も一番長い。

歌手樋口了一の自宅訪問という建前で川崎市高津区梶ヶ谷から東芝EMI品川スタジオ→
東京・品川バスターミナルから深夜バス(キャメル号)で鳥取駅→特急はくと号京都駅→特急サンダーバード号敦賀駅特急しらさぎ金沢駅→深夜バス(加賀号)で博多駅特急ハウステンボスハウステンボス駅→特急ハウステンボスと鳥栖駅乗り換え特急つばめ西鹿児島駅→寝台特急なは岡山駅新幹線西明石駅乗り換えJR明石駅から高速船淡路島(時間切れ)
  • 後編 1997年5月7日~21日放送
前編が終了した4日後にいきなり淡路島へ。初の大泉拉致騒動。
淡路島津名港→高速バスで徳島駅特急うずしお号高松駅のち岡山駅乗り換えJRで倉敷駅→深夜バス(マスカット号)で東京・新宿高速バスターミナル東京駅から新幹線で新神戸駅神戸ヘリポートからカワサキヘリコプタシステム定期便ヘリコプター但馬空港経由湯村温泉へリポート浜坂駅から特急はまかぜ号城崎駅乗り換え特急きのさき号京都駅→深夜バス(ギャラクシー号)で福島駅山形新幹線つばさ山形駅乗り換え特急こまくさ号大曲駅→秋田新幹線改め田沢湖線代行バスで盛岡駅八戸港からフェリーで苫小牧港(GOAL)
  • 後編の倉敷駅ではマイクのスイッチを入れ忘れたため、ナレーションでごまかしている。これについて大泉は「プロの仕事とは思えません」とコメント。
  • 秋田新幹線が選択肢にあったのは、開業直前なのにD陣が開業後の時刻表を持っていて勘違いしたため。この時は代行バスというルートをとったが、当時は『大曲駅から秋田リレー号北上駅乗り換え東北新幹線やまびこで盛岡駅』という選択肢もあった。
  • 大泉により旅の途中に杉山Dから「逃げちゃお」と逃亡をけしかけられたことが暴露される。
  • 酒豪の杉山Dによって泥酔してしまった大泉は、バスの中で当時まだ無名だった友人・安田顕の名前を呼び、鈴井につっこまれるシーンがある。
  • 後編第3夜で起きた「ヘリ嘔吐事件」は本編でそのまま放送された。このシーンについては、釣りバカ対決1において再び嘔吐シーンが出たためかモザイクがかかっていたが、以降の放映ではモザイクは外されて放送されることもある。

[編集] サイコロ4 ~日本列島完全制覇~

冒頭は212市町村カントリーサインの旅IIの続編だという大泉洋へのダマシで始まる。生田原町ではなく新千歳空港へと車が向かっていることに、地図の読めない大泉洋がいつ気付くのかを追っていたが、結局空港に着く直前まで気付かなかった。
この回のスタートは東京でなく島根県出雲市出雲大社からスタート(その当時、「どうでしょう」が中国地方を征服していないのは島根だけだったからとか、同じ理由で宮崎リゾート満喫の旅(旧宮崎シーガイア)を行った。)
出雲大社出雲市駅から特急スーパーやくも号岡山駅乗り換え新幹線で広島駅→(1泊)→新幹線ひかり号新大阪駅乗り換え特急サンダーバード号富山駅富山地方鉄道立山黒部アルペンルート信濃大町駅→レンタカー(長野自動車道 - 中央自動車道 - 東名高速道路 - 東名阪自動車道 - 伊勢自動車道)で伊勢神宮→伊勢市駅からJR快速みえ号名古屋駅のち東京駅乗り換え新幹線で仙台駅→新幹線やまびこ号宇都宮駅→深夜バス(とちの木号)で京都駅→新幹線で博多駅(時間切れ)
  • なおレンタカーで中央自動車道を通るときに深夜バスはかた号と遭遇した。

[編集] サイコロ5 ~キング・オブ・深夜バス~

東京・羽田空港新宿高速バスターミナルから深夜バス(キング・オブ・深夜バス はかた号)で博多駅特急「つばめ」号西鹿児島駅→JR快速「なのはな」号指宿温泉→鹿児島に戻りフェリー奄美大島→飛行機で鹿児島空港経由大阪空港新大阪駅から新幹線で東京駅→また新宿高速バスターミナルから深夜バス(はかた号)で博多駅福岡空港から飛行機で新千歳空港より札幌(GOAL)
  • 鹿児島からの「快速なのはな」車中で、藤村Dと鈴井が白熊の早食い対決を行い、ミスターは負けたばかりか逆噴射までしでかし、これが後に行われる様々な甘い物対決の発祥となった。この時は対決のあとに砂風呂を満喫し冷えた体を暖めている。
  • 2回目の「はかた号」乗車中、鈴井は休憩ポイントの下松SAで「ケツの肉が取れる夢を見た」と告白する。

[編集] サイコロ6 ~ゴールデン・スペシャル~

1999年12月15日の19:00~19:54にHTBで放送され、当日の23:15~から完結篇を放送。
東京・羽田空港→(東京モノレールJR山手線のち中央線乗り継ぎ武蔵境駅下車タクシー調布飛行場から飛行機(新中央航空)で伊豆大島高速船熱海駅乗り換え新幹線こだま号東京駅羽田空港から飛行機で高知空港高知駅から深夜バス(よさこい号)で大阪・梅田阪急三番街→大阪駅からJR大和路快速法隆寺→JRで新大阪駅に戻り新幹線と新尾道駅乗り換えレンタカー(しまなみ海道経由)で松山市内→松山空港から飛行機で東京・羽田空港→品川バスターミナルから深夜バス(ノクターン号)で 弘前駅青森空港から飛行機で博多・福岡空港→博多駅から新幹線のぞみ号で新大阪駅→(大阪で1泊)→飛行機で高知空港(時間切れ…ミスター、大泉に「バカ野郎」と怒鳴られ、失意の内にお遍路の一団と…なんちゃって)
  • 編成の都合上実質3週分で抑えないといけなかったために、今までのサイコロの旅よりもテンポの速い内容になっている。結局20%越えを目指した視聴率は12.5%と普段の時間帯と変わらない視聴率であった。

(サイコロを振った場所は放送時のフリップに記されていた地名を参考)

[編集] 粗大ごみで家を作ろう

粗大ごみを拾い、札幌の一等地・宮の森に家(部屋)を建てる企画である。現在では殆ど見ることができない「ハイテンションな鈴井貴之」を見ることができる貴重な企画である。 企画の発端は、劇団を主宰していた鈴井が過去に、舞台上の小道具・大道具用に粗大ゴミを拾っていた為、鈴井がどうしてもやりたかった企画らしく、ハイテンションなのも頷ける。

水曜どうでしょう最初期の企画であり、中期以降旅スタイルとなった水曜どうでしょうとしてはきわめて異端な企画である。基本的にごみ拾いと車内での会話が中心ではあるが、車内での会話は他の企画に比べればあまり面白くない。しかし、途中前方を走る自転車に乗った男性が突然転倒するという思わぬハプニングがおこるなど、後の水曜どうでしょうにつながるひとつのきっかけになったことは否定できない事実である。

中央区西区琴似で粗大ごみを「収集」し、最後は宮の森に家を建てたが、その時に拾ってきたテレビなどの家電を動かしていたところ、鈴井の「人間アンテナ」で『メガネの和光』のCMと北海道文化放送の『ポンキッキーズ』が流れた(流れてしまった)。

この企画は宮の森の地主の許可を得ず撮影していたそうで、後日北海道テレビの社員(「いばらのもり」竹本D)がたまたま土地を見学したときに不動産屋から「そういえば、勝手にここ使いましたよね?」と聞かれたという後日談がある。また集めてきたゴミは、スタッフが南区の駒岡清掃工場までトラックで運搬し、HTBがお金を負担して処分した。

現在の札幌市では、企画が収録された当時のように粗大ごみのステーション収集がなくなり、申し込みによる戸別収集を行っているので注意されたい。札幌市清掃(環境局環境事業部)を参照のこと。

嬉野Dはドラマ撮影のために、この企画の撮影・編集ともに関与していない。「粗大ごみ」に関してはどうでしょうで唯一、本職のカメラマンが撮影した企画であり、他の企画とは違ったカメラワークであることが映像から実感できる。なお「水曜どうでしょう」放送分については、前編が堂島孝平インタビューと抱き合わせになっているため、1.5週程度の内容である(どうでしょうリターンズではサイコロ1後編+粗大ごみ前編・粗大ごみ後編の2回にわけて、Classicでは「あまり面白くないので」1回に再編集された)。 ※ちなみに当時の数字は1.6%だった。

ちなみに、2000年に発売されたビデオ「サイコロ1」には、ビデオのシリーズ化が予定されていたため次回作の予告編が入っていたが、本来「粗大ごみ」が収録される所をなぜか「闘痔の旅」の予告編が収録されていた。完全な推測になるが、当初D陣は「粗大ごみ」を「鈴井・大泉の旅シリーズ」ではなく あくまでも「初期作品」として封印しようとしていた可能性が高い。(ただし、ビデオはその後DVD全集に移行したためにシリーズ化はされなかった)

[編集] 激走!24時間 大泉洋くん闘痔の旅

鈴井貴之が考えた企画のひとつ。サイコロ1で発覚した大泉の「」を治すために24時間でいろいろな温泉を回る(=湯治(闘痔))企画である。

水曜どうでしょう最初期の企画のひとつであり、まだまだ出演者・ディレクター陣も探りあいの中企画を行っているが「この企画から大泉が(テレビタレントとして)自我を持った」と嬉野Dが語ったり、大泉が運転をし鈴井が後ろに座り車内で会話をするというスタイルが確立されたり、更には藤村Dが大仰なリアクションで“出演”しちゃったり、と後の水曜どうでしょうにとっては大きなターニングポイントとなった企画となった。

企画の「闘痔の旅」も「湯治」のパロディであり、企画自体藤村ディレクターが「温泉に入りたい」という安易な発想からはじまった。

  • 行程
HTB通用口(札幌市豊平区)→薬師温泉ニセコ町、「俺たちゃ何だソルジャーか」)→二股ラジウム温泉長万部町、清掃中だった)→平田内温泉(熊石町・現八雲町「だからあたしテレビってきらい」の名言を生む)→水無海浜温泉椴法華村・現函館市、入浴というより海水浴)→函館港より青函フェリーで青森港→酸ヶ湯温泉青森市八甲田山中にある)→恐山むつ市、冬季閉山していて「痔・エンド」となる。)

[編集] 宮崎リゾート満喫の旅

放送時は「宮崎シーガイア」という企画名で放送された。

宮崎シーガイアから誘われ、すべての施設やイベントを体験しシーガイアの魅力を引き出す…はずではあったが、その魅力に鈴井・大泉は負けそうになってしまう。

パブリシティ企画である上に、現在は当時と経営が変わったために「どうでしょうリターンズ」及び「水曜どうでしょうClassic」では放送されないことが決まっている(放送時期の早いリターンズにおいては放送された)が、水曜どうでしょうDVD全集には「宮崎リゾート満喫の旅」として再編集され収録された。これは「記録」として残すためである。本放送において用いられた、シーガイア側が準備した全景の空撮映像や各種施設の広報用映像はすべてカットされており、どうでしょうのオリジナル映像のみで構成されている。(なお「2周年記念総集編」において一部VTRが放送されており、現状はこの放送でしか見ることができない)

これから先、サイコロ韓国欧州制覇で大泉が宿泊先などで絵画の解説をしているが、宮崎シーガイアでその「芸」を初めて披露している。なお、DVDではここで登場する絵画に「大人の事情」でモザイク処理が施されている。

スケジュール

  1. 一日目
  2. そば打ち体験 (パラダイスガーデン/パンターナル)
  3. カクテルマジック (トップバー「ステラ」)
  4. ディナー (ルームサービス)
  5. 就寝
    • DVDの特典映像に、D陣が二人を無理矢理起こしてトークをさせた場面が収録されている。
    二日目
  6. 海岸散歩 (一ツ葉海岸)
  7. 朝食
  8. オーシャンドーム (オーシャンドーム)
  9. 各種アトラクション体験 (オーシャンドーム)
  10. ボディーボード体験 (オーシャンドーム)
  11. 各種施設見学 (コーナースイート・キングスオーシャンスイート)
  12. 各種施設見学 (展望台 ※プリクラ・似顔絵を体験)
  13. 各種施設見学 (会議室、数十人が参加できる規模)
    • 擬似・企画会議(藤村D、鈴井、大泉)が開催され、大泉は今後の番組に必要なものは「セクシー」と発言
  14. ディナー
  15. ナイトショー オーシャンドームイリュージョン
  16. 本日の反省
    • DVDの特典映像に、藤村Dの「レ゛ジャー」や大泉の「土井さんも連れてきてゴレジャー」などの「くだらない発言」が収録されている。
    三日目
  17. フェニックス動物公園
    • フェニックス動物公園で鈴井と熱い口付けを交わした「さくらちゃん」は、残念ながら他界してしまった。
  18. 日向夏プログラム

宮崎シーガイアの経営が当時と変わってしまい放送はできない企画だが、企画内容自体が「旅企画」とは言い切れず、深夜番組によくある「パブリシティ企画」であるために「アーティストインタビュー」等の初期企画の一つとして数えるのが正しいのかもしれない。また、パブリシティで二週間も放送時間を割くということは異例であった。(ただし、北海道から宮崎へ行くこと自体が「旅」であるという見方からすれば、この企画も「旅企画」である)

すっかりリゾートを満喫した大鈴ご両人は、放送後多方面から「批判」を受けることになる。そして、過酷な韓国の旅に繋がってゆくのである。

[編集] 北海道212市町村カントリーサインの旅

鈴井貴之が考えた企画のひとつ。水曜どうでしょうの初期の企画であり、鈴井と大泉が北海道の各市町村にあるカントリーサインが印刷されたカードを引き、実際にその市町村に向かう企画である。北海道の番組であるのにあまり北海道での企画がない(『粗大ごみ』や『闘痔の旅』くらい)ので地元北海道に注目し、北海道212全市町村(当時)をめぐるが、道北から道南など非常に効率の悪い移動なので車内でのやりとりが主になる。非常に人気の高い企画であり、市町村合併で市町村が再編される現在も復活を願う声の多い企画ではあるが「すごい大変だから(40回はロケに行く事になるらしい)もうやらない」「二回やって、大変だから、十勝二十番勝負(後述)に移行したけど、もう完結した」との鈴井、D陣の発言や、現在どうでしょう班が同企画をやったら北海道がパニックになりかねないという懸念から実施されていない。

なお1回目のカントリーサインの旅の時には、各市町村全てにカントリーサインが存在していた訳ではなかったと発言している。

ちなみに、212市町村があまりにも膨大だったために十勝地方限定で行った「十勝二十番勝負」もある。

[編集] 212市町村カントリーサインの旅

前作「サイコロ韓国」から中五日でのロケ。

(途中、寄り道しまくり → 登別温泉で1泊、(ここで大泉が「トラ退治」を行う。)洞爺湖でボート遊び、豊浦町でイチゴ食べ放題、大沼公園で大沼だんご満喫)

  • 6枚目 - 鹿部町
  • 7枚目 - 猿払村(カントリーサインの旅IIのスタート)

[編集] 212市町村カントリーサインの旅II

  • スタート - 猿払村(村に着くまでの間、車を運転している大泉を稲川淳二の怪談テープをバックに鈴井が色々な仕掛けで驚かし、大泉の怒りを買う。下川から上ノ国に向かう時も同じ。また事前に告知していた為、猿払村には未明にもかかわらず多数のファンが待機していた)
  • 8枚目 - 追分町(現安平町
  • 9枚目 - 丸瀬布町(現遠軽町

(途中で能取湖畔の宿に一泊したが、車の音をバックに風呂や布団に入る大鈴を映し、興部到着後に「泊まってない」と言い張る、バレバレの編集をわざと行なっている。なおClassicでは「不眠不休で」「泊まりました」などのテロップも追加されている)

  • 10枚目 - 興部町(下川に向かう途中大泉、牛を仲裁)
  • 11枚目 - 下川町
  • 12枚目 - 上ノ国町(偶然会ったファンに押しつけるが・・・・)
  • 13枚目 - 大成町(現せたな町)(ファンが代理で引いたカード、結局上ノ国町のそばが出て、両方とも行く羽目になった)

(移動の間、寄り道は一切無し。いわゆる『合宿』のスタート)

  • 14枚目 - 生田原町(現遠軽町)を引いて終了。サイコロ4の冒頭に引き継がれる。

[編集] 第1回水曜どうでしょうカルトクイズ世界大会

番組内のテロップで募集し、HTBに集結した「バカども(鈴井・談)」による水曜どうでしょうのマニアックな問題を解いていく企画。カルトクイズの名に相応しく、問題はどれも高レベルで、どうでしょう出演陣もわからないほどの問題であった。○×クイズ、筆記クイズを勝ち抜いた3人に大泉を加えた4人で早押しクイズの決勝を実施。点を取った回答者の前にサイコロが置かれていったが、得点は「白サイコロ」が1点で「赤サイコロ」が5点。最終問題は100点加算(誰にでも優勝のチャンスあり)。決勝では、なぜか笑点をイメージさせるセットと衣装が用いられた。

決勝では、他の回答者と段違いのマニア度を誇る男性回答者と大泉による、おとな気ない戦いが繰り広げられたが、最後は大泉の自爆もあり、男性回答者が優勝。番組公認の「どうでしょうマニア世界一」の称号と、大泉の運転により自宅まで送ってもらえる特典を授かった。

これもいわゆる「旅企画」ではない企画ではあるが、リターンズ、Classicでは放送されている。

なお、「onちゃん」の着ぐるみが初めて登場するが、着ぐるみの中は安田顕ではない(「十勝二十番勝負」も参照)。

[編集] 東京ウォーカー

東京の各名所を歩いていこうという企画。基本的に23区内を回っていたが、最終地点に選んだ「大泉学園」があまりにも遠かったために放送では謎の編集が施してあり、前日のホテルから大泉学園到着までのVTRが放送されていない。大泉、寝不足で革靴で東京を歩く。

羽田空港スタート・・・と勢いよく言ってみたものの徒歩で空港を出ることができず(羽田空港への連絡道は全て歩道のないトンネル)、羽田東急ホテル行きの無料送迎バスに乗って空港脱出。

ということで、羽田東急ホテル→旧巨人軍多摩川グラウンド→田園調布の高級住宅街→高輪プリンスホテルで1泊→レインボーブリッジ経由お台場行き→水上バスで日の出桟橋(浜松町)に移動→東京タワー経由六本木行き→国会議事堂最高裁経由武道館行き(登山家大泉登場)→秋葉原経由国技館行き(予定外であったが、大泉関の土俵入り(?)披露)→浅草で1泊→練馬区大泉学園駅南口(交通手段は不明だが、前夜の大泉の発言からバスを使ったと思われる。スーパーが「70km43km」となっていたため、インチキをしたことがわかるようになっている。)

初日は北海道新聞取材班が同行取材するも3km地点で断念。二日目はTV Bros.取材班が六本木まで同行取材した。

国技館前の土俵入りで満足した後「両国橋を戻る。」と字幕が出るが、渡っているのは緑色アーチの厩橋である。
なお大泉学園駅西武池袋線)は2003年3月に駅前再開発が行われた為、映像の光景はない。

[編集] 桜前線捕獲大作戦

番組中テロップでは『桜前線を捕獲する』

名前のとおり、桜前線の最前線を見に行くという企画。どんどん北上していく桜前線を追うが、それは建前で実は温泉に入ったりうまいもん食ったりがメインというどうでしょう班ならではの企画である。結果、仙台・岩手県内各地・秋田乳頭温泉の観光番組化している。爆弾処理班(甘いもの係)として鈴井が甘いものをたくさん食べさせられる。なおどうでしょうリターンズでは、この企画の第2夜後半で「大泉洋拉致事件」という企画が放送されるが現在の社会情勢などを考慮してこの企画自体が放送されない場合がある。そして、水曜どうでしょうClassicでは放送されない。

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] 十勝二十番勝負

鈴井貴之が考えた企画のひとつ。北海道十勝地方の20市町村のカントリーサインが印刷されたカードを引き、その市町村に移動し最初に出会った人にその市町村の名物を聞き、実際にその場所へ行くという企画。基本的なルールは「212市町村カントリーサインの旅」と変わらないため、焼き直しの企画と考えられる。

AIR-G'GOLGO」生放送中に大泉と安田を連れ去る(「大泉洋拉致事件」)。そして、この企画で初めて北海道テレビ放送のマスコットキャラクターである「onちゃん」が登場し(正確には「どうでしょうカルトクイズ」だが、安田顕が中に入ったのは初めて)、大泉との壮絶極めるやりとりはともかく、愛くるしい動きやその見た目から人気者となり、その後たびたび水曜どうでしょうに登場することとなる。

リターンズでは放送された地域が多かったが、冒頭の「大泉洋拉致事件」のためClassicでは放送されない

[編集] 対戦成績

3万坪のとうもろこし迷路
六花亭のお菓子(ミスター自害)
航空公園(onちゃん気球に乗る)
嵐山(onちゃん泥酔)
シーサイドパーク(onちゃん海水浴できず…)
ピョウタンの滝(柳生博?のナレーション付き)
十勝川温泉で1泊(ミスターのルール違反)
ワイン城(onちゃんとプロデューサーでワイン爆飲み)
オンネトー(温泉でひとっ風呂浴びる。onちゃんも入浴したが、のりが溶けてouちゃんになったり、縦onちゃんになった。口もはがれたがオンエアでは、ほったらかしにされている)

20市町村のうち10試合しかおこなわれていないが、十勝(とかち)の10勝で十勝の勝利、というダジャレのオチが付いている。

[編集] 釣りバカ対決シリーズ

鈴井貴之が考えた企画のひとつ。名前の通り釣りをするだけである。第1回目では北海道門別沖で開催され、第2、3回は氷上でのわかさぎつり対決。そして第4回目は屋久島を舞台に24時間耐久魚とりとして実施された。

水曜どうでしょうレギュラー放送最後の企画が海外企画(ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ)となっていたため、結果的にレギュラー放送最後の国内企画となった。

このシリーズは基本的に予算がかからないため、海外企画などの予算調整のために行われる。

[編集] 門別沖 釣りバカ対決

  • 1998年8月26日放送
  • 優勝 - onちゃん
  • 優勝特典 HTB本社屋上のonちゃんオブジェの横でライトアップ
  • こぼれ話 門別沖の船上で行われたため、大泉と藤村Dがテレビ番組にも関わらずもどすという失態を行った(というか、それを放送した)。また当時は「簡易onちゃん」がなかったので、着ぐるみを着ていない安田にはモザイク処理が施されて、上からonちゃんのイラストが被せられている。
  • 得点は、釣った魚の値段で決めた。(判定は「日本漁業連盟公式審査員」の北さん←HTBのカメラマン?)

[編集] 釣りバカ対決第2弾! 氷上わかさぎ釣り対決

  • 1999年4月7日放送
  • 優勝 - ミスター
  • 優勝特典 さっぽろ地下街ポールタウンのHTBコーナーに優勝者の等身大パネル展示(後に大泉に落書きされる)
  • こぼれ話 前作で大泉と藤村Dが「発射」してしまったことから、船酔いしないわかさぎ釣りになった。酒(差し入れられた新篠津村の地酒「大法螺」「夢紫苑」)に酔ったonちゃんが大泉の釣ったわかさぎをリリースする事件があった。ロケにはプロデューサー、村役場の人、マタギの方(本当は釣堀場の管理人)などの沢山の人間が参加している。
  • わかさぎをダブルで釣ると、行進ができる。(このルールはのちの第3弾・第4弾に受け継がれた)
  • 得点は、わかさぎ1匹=1点(フナはだめ)。

[編集] 釣りバカ第3弾! わかさぎ釣り対決II

  • 2001年3月7日・28日放送
  • 優勝 - 大泉・noちゃんペア(noちゃんの中身は音尾琢真
  • 優勝特典 ポールタウンのHTBコーナーの床に巨大写真が貼られる
  • わかさぎをトリプルで釣ると、一曲歌える(→noちゃんが見事に達成し、「青い珊瑚礁」を熱唱)。
  • こぼれ話 今回のお酒の差し入れは前回も登場の「大法螺」と初登場の「氣まぐれ」(大泉は、「僕はやっぱり大法螺だ」と発言。ミスターは氣まぐれを飲み、その美味しさからか、大泉一人に酒を宣伝した)。今回の新篠津村役場の方は紙コップを用意してなかったためお酒はみなラッパ飲みで、大泉に「前回の人の方が気が利いたねぇ」と言われた。また、今回は序盤でミスターが大泉チームのわかさぎをリリースした。終盤戦では、釣りそっちのけで一気に5点稼げる酒飲みに終始した。
  • 得点は以下の通り。
    • わかさぎ1匹釣る=1点
    • わかさぎ1匹食べる(揚げてなくても食べれば可)=2点
    • 面白いことをする・面白いダジャレをいう=サービス1点
    • 酒を飲み干す=5点
    • 過度のダジャレは1点減点

[編集] 釣りバカグランドチャンピオン大会・屋久島24時間耐久魚取り

  • 2002年6月19日7月24日放送(最終夜の後半は「重大発表」)
  • 屋久島の海岸および船上にて開催。
  • ROUND1 栗生の潮溜まりで魚取り(魚以外のヤドカリなども点数)
  • ROUND2 網を使った川エビ取り
  • ROUND3 橋上からの河口魚狙い釣り
  • ROUND4 カヌーで沖へ漕ぎ出し手釣り
  • 優勝 - ミスター・onちゃん組
  • 優勝特典 ポールタウンのHTBコーナーに釣り神様として奉られる
  • こぼれ話
    • 『釣りバカ』となっているが魚介類であれば何でもOKで、捕獲方法も釣竿以外にも網や手づかみなどもはや釣りではなくなっていた。
    • このロケには藤村Dのお母さんが同行しており、大泉に大声援を送り藤村Dが嘆く場面もある。
    • noちゃんこと音尾は他局のラジオ出演の為、ROUND1の途中から参加。一人で栗生の浜に移動する彼のために嬉野Dより手紙が渡されたらしい(札幌駅からの切符の買い方から、飛行機の座席まで細かい説明だった)。そのため大泉以上に企画の全容を知らなかった。

前述のとおり最終夜の後半は「重大発表」であり、この企画は最終夜の前半部分で終了している。企画の最後の部分は藤村Dのナレーションによる説明で済まされており、DVD化の際に完全版として収録されるかどうかをファンは注目している。

[編集] 東北生き地獄ツアー2泊3日

「桜前線捕獲作戦」でどうでしょう班が訪れた場所をたどるファンの旅行ツアーにばれないように鈴井・大泉が扮装をして付いていくという企画。ありえない場所にありえない扮装でいるため大体ばれる。

この企画で大泉は「一生どうでしょうします」と発言し、これが現在の「一生どうでしょうします」宣言につながった。

この企画はマイクの設定ミスにより前半部分の音声が割れている(第1夜の前枠でお断りを入れている)。ちなみに、この「設定ミス事件」以降、事故の再発を防ぐためにカメラのマイクのスイッチををガムテープで固定している。

[編集] 扮装リスト

  1. 仙台港仙台市宮城野区
    フェリーから失笑。「ミスターがんばって」が名言に。
  2. 厳美渓岩手県一関市
    • 大泉&ミスター - だんご屋のおばちゃん
    大泉が声を上げたためにバレる。ついでに、藤村Dも声が大きかったのか「藤やん!」と声をかけられた。
  3. 前沢ガーデン(岩手県前沢町、今の奥州市
    • 大泉&ミスター - 牛
    ツアー客にばれ、パニックになり「着ぐるみ」を剥がされた上に吊るし上げられてしまう。
  4. 水沢IC(岩手県水沢市、今の奥州市)付近にて
    • 大泉&ミスター - 鬼
    雪が降りしきる道の途中に佇んでいたが、ツアー客が爆睡していたため誰にも気づかれず。
  5. 繋温泉ホテル(岩手県盛岡市)にて(後に対決列島でもお世話になることになる)
    • 大泉&ミスター - 花瓶
    やっぱりすぐばれた。

[編集] 一生どうでしょうします

繁温泉ホテルで宿泊する際、藤村Dが大泉がいる部屋に乱入する事件があった。「腹を割って話そう」と話す藤村Dに、大泉は早く帰ってもらおうと躍起。嬉野Dに現状を話すとカメラを携え収録しだし、藤村Dは一向に帰る気配がない。話の流れで鈴井や同行した土井プロデューサーも起こされ、トランプをさせられる始末で、ついに大泉が「何の不満もありません」「迷いが消えました」と訴え、ようやく藤村Dは部屋を出た。その時に「僕は一生どうでしょうします」と発言し、最終回前の「重大発表」にて、「一生どうでしょう」する証拠として放送された。

[編集] ミスターのどっきりエレベーター

  • 収録終了後、鈴井が繋温泉ホテル内のエレベーター前の踊り場で花瓶に扮装して、エレベーター内の客を驚かせるというどっきりを敢行した。しかしほとんど気付かないほか、逆に慰められたりするなど、客がどっきりしないため、鈴井本人がエレベーターの目の前まで襲ってくるなどということもあった。さらに「(大泉)洋さんはどこですか」などと鈴井が駄目人間になってしまうような状態に陥ったため、藤村Dが止めようとしたが、鈴井が「いや、まだやります」と言い、その後5~6回続けていた
  • なお、このシーンは夜明け前の藤村Dの乱入(「腹を割って話そう」、「一生どうでしょうします」)によって本編ではオールカットとなってしまったが、2002年6月5日放送の「未公開VTR&NG集」で公開された。ただし、藤村Dが乱入したと思われるシーン以降は放送されることはなかった。

[編集] 日本全国絵ハガキの旅

サイコロと海外企画に煮詰まっていたどうでしょうの新企画として登場したが、カントリーサインの旅にサイコロの旅を入れ焼きなおした企画。この企画の醍醐味は旅番組に欠かせないキレイな風景(絵葉書の写真)を探し、同じ風景を撮影するという企画である。日没になると撮影できなかったり、1枚だけ札幌の写真が入っていることなどから非常に怖い企画である。尚、偶然ではあるがこの企画は4年に一度、サッカーW杯開催年に行われる。一応公式HPのD陣のウラ話では2006年に行うことが書いてある。

[編集] 日本全国絵ハガキの旅

4回目抽選において鈴井がまたもや四国を引いた事による「四国って(くじ引きなどで)呼ぶね」という一言から「この番組と四国は何かただならぬ因縁がある」(実際、サイコロ1の最初の目的地は松山市、またサイコロ2で極限状態での「壇ノ浦レポート」の発端となった深夜バスの出発地は高知市、さらには当企画の二つめに行ったところは四国八十八カ所巡拝の一番札所(徳島県)…と、何かにつけて縁がある)と決めつけ、その厄をはらうため(?)に途中から企画変更し「四国八十八ヵ所巡拝」を実施しようと二回目抽選で回った一番札所の霊山寺は飛ばし二番札所から八十八カ所巡ろうとした。しかし、四番札所まで巡ったところで以降の札所を飛ばし(番組内では約3時間で全て巡ったことになっているが)八十八番札所の大窪寺を巡った後に内子町に行った(ちなみに四国八十八カ所を通し打ちで回った場合、最低でも1200kmくらいを走ることになり当然ながら3時間で回るのは不可能である)。
  • 第1回目抽選(抽選者:大泉)
群馬県沼田市上発知のしだれ
  • 第2回目抽選(抽選者:鈴井)
徳島県鳴門市霊山寺(四国八十八カ所第一番札所)
  • 第3回戦抽選(抽選者:大泉)
石川県金沢市長町の武家屋敷
  • 第4回戦抽選(抽選者:鈴井)
愛媛県内子町の町並み

[編集] 日本全国絵ハガキの旅2

  • 2002年5月1日~29日放送
  • 第1回目抽選(50枚)(抽選者:大泉)
茨城県潮来市十二橋を行く娘船頭さん
  • 第2回目抽選(50枚)(抽選者:鈴井)
北海道札幌市札幌時計台
  • 第3回目抽選(40枚)(抽選者:大泉)
宮崎県高千穂町刈千切り
  • 第4回目抽選(3枚※)(抽選者:鈴井)
宮崎県綾町照葉大吊橋

※この回だけは、照葉大吊橋・出羽三山シリーズ・場所不明(静岡県富士市浮島沼から見た東海道新幹線富士山)の3枚の中から引いた。なお4回目の抽選により現地宿(後述)への1泊が叶ったため、4枚目撮影までの時間は地元の風景が写った絵ハガキを無抽選で照らし合わせて撮影している。

  • 高千穂峡・真名井の滝→高千穂神社日南海岸青島→サンメッセ日南・モアイ像
    • 「大泉さんモアイ発見」 - サンメッセ日南に到着後大泉と鈴井があっさりモアイ像を見つけてしまったため、藤村Dが大泉に見つけたときのインパクトがないと半強制的にやらせたもの。
  1. 大泉と鈴井が坂を登る。
  2. 大泉がモアイを見つけ道路わきのガードレールを越える。
  3. 崖を走って下りるうちに足を踏み外しモアイの方へ転がり落ちていく。
このシーンは大泉が段取りを間違えたり、撮影中に本当に転んだりしたため3回撮りなおされ、大泉は胸部に擦り傷を負った。

この企画の発表の際に、企画の前振りに対して大泉の返答が、約4年もの間があったにもかかわらず、1回目・2回目共にほぼ同じセリフでリアクションをするという、台本でもあったかのような機械化されたような反応を見せていた。

第二回抽選時に1/50の確率である北海道(絵はがきの旅2は北海道スタートであった)を引いてしまうあたり鈴井貴之「ミスターどうでしょう」の真骨頂である。逆に大泉は第三回抽選時に4/40の確率で行きたかった(山の中である高千穂ながら)宮崎を引き当てている。

出羽三山シリーズ - 出羽三山でホラ貝を吹く山伏が写りこんだもの番組中では5枚紹介された、絵的には面白いが宮崎県で引いてしまうと移動に1日かかり翌日にはミスターのラジオが入っていたため大泉単独でロケ延長となってしまう恐い絵はがき。

[編集] シェフ大泉シリーズ

アラスカの旅で作った大泉の料理があまりにも印象的だったために企画された企画。「クリスマススペシャル」と「夏野菜スペシャル」が放送されている。「シェフ大泉~」とは付かないが、その他の企画でも大泉が料理を作る時がある。

大泉本人の料理の腕自体は悪くないらしいが、調理器具の不備や限られた食材での調理、大泉の独創性あふれる調理方法からとんでもない料理が振舞われる。試食は「試食のプロ」である鈴井と安田がおこなうため、絶対にマネしてはいけない。大泉が企画で作った料理を食べた安田顕はテレビでは言えないような病気で病院に行ったらしい(番組内での発言によると、どうやら全身に蕁麻疹が出たらしい)。また、大泉の料理はやたらと時間がかかるため、長時間待たされた挙句にとんでもない料理をお見舞いされてD陣が大泉に文句を言い開戦…というパターンが幾度となく繰り返されている。

ちなみに、大泉洋プロデュースであるベル食品「本日のスープカレーのスープ」は藤村Dも安心してお勧めできる味だという。

この企画を通して、大泉の作る料理全てが酷いと思われている事もあるが、ヨーロッパリベンジでの調理(大満足の出来だった)や、うまく出来た料理の部分をカットしているケース(わかさぎの天ぷら等)もあるので、一概にそうとは言えない。

[編集] シェフ大泉 クリスマススペシャル(新提案!車内でクリスマス・パーティー)

  • 1998年12月23日放送(日本全国絵ハガキの旅1の合間に放送された)

HTBの駐車場にて車内パーティ。番組の放送時間に合わせて深夜から未明にかけて収録。番組を収録した12月8日onちゃんこと安田顕の誕生日だったが、安田は未明のロケに付き合わされたため、着ぐるみの姿ではなく頭にonちゃんの形をしたかぶりものをつけただけの「簡易onちゃん」の姿でタバコを吸うなど、見事な荒れっぷりを見せる。

シェフ大泉風エビチリ(ミスターの「こんなもの食えるか!ランキング」2位)や、おにぎりの鶏包みを出演者、プロデューサー吉田みどりアナウンサーなどの社員に「おみまい」しまくりムセさせる。さらに大泉、ミスター、安田扮するonちゃんは泥酔状態で生放送の『発信!生スタ早起きクマさん』に出演し、安田扮するonちゃんを大鈴両名でボコボコにする光景が放送された。

この企画は、「クリスマスの特番の影響で放送時間が繰り下がったための場繋ぎ」的な企画と言うディレクターの意に反して、第1回どうでミー賞名企画部門4位にランクインするなど、大きなインパクトを与えた。

[編集] 日本一長い料理番組 シェフ大泉・夏野菜スペシャル

開墾から試食までロケ日数が通算69日という日本一長い料理番組

  • 第1週・第2週 - 開墾編
    • 「農園開墾アドバイザー」は土井均氏(土井初代プロデューサーの父)。農地も提供。札幌市内某所にあるらしい。
企画終了後も農園自体はそのまま残っており、2005年10月に行われた『どうでしょう祭』にてどうでしょう農園で栽培された野菜が販売された。
  • 第3週 - 陶芸編
    • 収穫後に、「スタイリスト小松が皿を忘れた」という小芝居をして皿を焼くことになった。
    • 「半角斎一門」 - 半角斎(大泉)・胡散く斎(鈴井)・心気く斎(ミヤビ工芸の阿部大二氏)・白菜(簡易onちゃん、安田)・く斉(藤村D)
    • ここで使われる半角斎(「はんかくさい」、漢字は当て字)は、北海道方言では「愚かな、ばかな(ただし「非常識である」という意味合いを強く含む)」という意味で使われる。
    • この時半角斉(大泉)が作った「世紀末大革命恋愛大皿」はかなりの出来であったり、藤村Dの顔が激似だったりするなど意外な才能を見せ付けた。
  • 第4週 - 試食編(収穫・料理)
    • 収穫した夏野菜を元に四品作ったが、料理の当たり外れが激しく、調理していないものが一番おいしいと言う評価を下された上に、時間を大幅に押した事でディレクターから小言をもらい、最後には開戦してしまう事態となった。
  • 被害
    • 開墾編と陶芸編では、大泉の知り合いであるイタリア料理店(後に閉店)の店長に作ってもらったパイ生地が台無しになる(危うく藤村Dの家族と名古屋の母にお見舞いされるところだった)。試食編でも、生地は「ある意味」台無しになった。
    • onちゃんは大泉の不満のはけ口となって殴る蹴るの暴行を受ける。
    • 調理時にミキサー破損。
    • 試食編では、ミスターは人と会う予定があったが、調理が長引いたためにキャンセル。藤村Dは娘とプールに行く予定が台無しに。

第2週でどうでしょう農園から陶芸へと向かう車中のやりとりは、番組史上1,2を争う名シーンとなっている。本気で大泉がふてくされ、散々文句を言ったあとに藤村Dの家族をターゲットに言った「おい、パイ食わねえか」はこのとき生まれた。

この台詞は、第1回どうでミー賞名ゼリフ部門で第1位を獲得した。また、名企画部門・シリーズ別集計においても、全4回と他上位企画よりも少ないにもかかわらず、堂々の第1位に輝いている(対決列島の第2位は全10回の合計である)。

[編集] その他の企画での調理

  • アラスカ
シェフ大泉が生まれた企画。ゆで時間を間違えてその後放置すると量が増える魔法のスパゲティ(嬉野Dの「こんなもの食えるか!ランキング」1位)、値札が付いたまま調理されたトマトサラダ、辛くてすっぱくてえびが入っているだけのスープを作ったりととにかく酷い料理を作った。
このことがあり初めて藤村Dが大泉に手を出した。
  • 北欧
カップラーメンとキャベツとベーコンの炒め物を作ったが、こちらは大変おいしかったそうだ。
  • ユーコン
歴史に残るような(奇跡的な)チャーハンを作る。
【材料】バター+ブロッコリー+ウオッカ(最大火力を記録)+残り物の冷や飯+マーボ丼のレトルト+牛丼のレトルト+カツ丼のレトルト+レモン汁たくさん=奇跡のチャーハン
ムース汁とグレーリング飯。ムース汁は豚汁のようで美味だったらしいが、川魚を焼いて炊き込んだグレーリング飯は「生臭い」と大不評。藤村Dの「こんなもの食えるか!ランキング」1位、ミスターは3位、嬉野Dは2位と高い?評価。その不味さは「お前はムース汁だけ作れ」と言わしめるほど。
  • 釣りバカ2(この部分は後の未公開映像一挙公開!にて放映)
この時はシェフ大泉ではなく、花板大泉として出演。しかし、歴代史上最も最悪な料理(わかさぎの刺身=ミスターの「こんなもの食えるか!ランキング」1位、油たっぷりでベトベトなわかさぎの炒め物)を作る。が、おいしく作れたわかさぎのてんぷらシーンはつまらないので放送でカットされる。また、ミスターが耐えかねてわかさぎを吐き出すシーンもカットされていたが、後にユーコン川の企画で放映された回想シーンにはしっかり映し出された。
  • 釣りバカ3
わかさぎ9匹のかき揚げ。「わかさぎを食べると2ポイント」に目をつけた大泉が起死回生を狙って一気に18ポイントを獲得した。食べたのは音尾さんnoちゃんと大泉。味はまずまずだったようである。

[編集] 試験に出るどうでしょうシリーズ

その名のとおりの教育的企画。実際の入試問題を解答し、間違ったら実際に現地で実習するという企画。どうでしょう的な企画に見えるが、教科書や資料などでは見られない実際の風景やしくみなどがよくわかると意外な事に学生に好評の企画である。第1回目は「クイズ!試験にでるどうでしょう」として、司会に安田顕・鈴井、回答者に大泉というクイズ番組形式で行われ、第2.3回は「どうでしょうゼミナール」として行われた。なお、すべての罰ゲームは四国八十八ヶ所完全巡拝。

[編集] クイズ!試験に出るどうでしょう

中学入試から大学入試までの範囲から出題。問題に正解すると、難易度に応じ10点から300点まで獲得できる。大泉が答えを間違えた場合は、フィールドワークと称して大泉を「拉致」して現地で学習。大泉とミスターが現地でフィールドワークを行っている間、安田は大泉がクイズで200点取るまでスタジオの中に「監禁」されながら問題を出題するという「拉致監禁」という暴挙となった。ほぼ3日間にわたる安田のスタジオ「監禁」により、D陣は大泉よりスタジオの稼働率の低さを嘲笑される。ちなみに、この安田スタジオ監禁のスタジオ担当D(清水D、ひろし)は後に中米・コスタリカで再び登場することになる。第3夜にて大泉だけが前枠後枠をやっているが、これは鈴井が収録をすっかり忘れていたため。
HTB→滋賀県マキノ町今津町(共に現高島市)→(岐阜県関ヶ原町)→(静岡県焼津市)→静岡県榛原町(現牧之原市)→山口県秋芳町鹿児島県隼人町(現霧島市)→福岡市東区(時間切れ)

[編集] 試験に出る石川県・富山県

この回は大泉が校長・鈴井が講師となり、生徒の安田が試験を受ける。石川と富山になった理由は「“ヤマ”を張ったから」である。
3日間の集中講義の後、月曜日早朝に実力テスト。実力テストで安田が1問でも間違えた時点で即大泉が全責任を負って四国へ行くことになった。
安田のあまりの覚えの悪さに、鈴井がドロップキックをかましたり大泉が十六文キックをかますという暴挙に出る(この前にも、鈴井が安田に4の字固めをかましたことがある。)。またその時移動中に安田が書いた日記が大泉によって読まれ、「テレビの前のみんな、『どうでしょうゼミナール』には入らない方がいい」と書かれていたのがバレてしまい、2人の更なる怒りを買ってしまう。この安田の言動に対し、大泉は「校長」であるにも拘わらず何も知らされないで突然授業を受けさせられ、だじゃれで語呂を作らされているだけなのに、なぜ自分が罰ゲームを受ける羽目になるのかとぼやく。
実力テストは安田が第7問目で不正解。大泉は「案ずるな受験生!」という名セリフを残し四国へ旅立っていった。
石川県内灘町羽咋市→(七尾市)→輪島市富山県魚津市砺波市平村(現南砺市)→
石川県片山津温泉加賀市)で試験を行う。

[編集] 試験に出る日本史

今回は安田だけでなく、鈴井も何も知らされない状態で生徒として加わった。前回の「石川・富山」でぼやき倒していた大泉に対し、事前にディレクター陣は大量の参考書、マンガを手渡し、3人で企画を進めていった。また、前回までは四国グループ(大泉・藤村D・嬉野D)だけが罰ゲームとして四国巡礼を行っていたが、今回は不合格となった生徒(鈴井・安田)も四国へ行くことになった。
今回は大泉が「高校地理歴史」の教員免許を取得していること、また本人が「歴史が得意」という意見を採用し、日本史の授業を決行。題材は「織田信長」(戦国時代は試験に出る可能性が極めて低いが、興味を持ってもらうことを目的に信長に決定した。)であった。
有馬温泉にて行われた実力テストでは、安田が4問目で、鈴井は9問目で惜しくも破れ、どうでしょうゼミナールは今回も卒業生を出せずに、5人は四国へ旅立った。
愛知県清洲町(現清須市)→名古屋市熱田区→愛知県豊明市→(滋賀県湖北町)→滋賀県浅井町(現長浜市)→愛知県鳳来町(現新城市)→京都市中京区
兵庫県有馬温泉神戸市北区)で試験を行う。
また、この時の前枠・後枠の撮影(いわゆる枠撮り)の際、大泉がTEAM-NACSの公演の仕込みに入っていて撮影をすっかり忘れてしまい、鈴井がたっくんのメイクをしていて待っていたものの、仕込みは途中で抜けることができないために枠撮り延期となった。

[編集] 四国八十八ヶ所 完全巡拝シリーズ

前企画「試験にでるどうでしょう」で合格点に達しなかった罰ゲームとして、四国八十八ヶ所を大泉とD陣二人で回るというそのままの企画ではあるが、通常10日以上かかるお遍路を4,5日で回る非常にハードな企画。番組を見ている受験生の合格を祈願して八十八箇所を回るが、受験日前に放送されたことは無い。「試験にでるどうでしょうシリーズ」の恒例罰ゲームとして過去3回行われている。なお何らかの都合で境内まで訪れずに撮影を行っている寺院もある。また、他の企画でも罰ゲームとして巡礼をする計画は相当挙がった。

この旅が始まる前までは四国をバカにしていたどうでしょう班だったが、第1回目の四国八十八ヶ所以降からは四国(香川のうどんや温泉旅館、その他四国の風土)の魅力に取り付かれ、のちに発売された「どうでしょう本」で特集されるほど四国が好きになった。

[編集] 四国八十八ヵ所完全巡拝

3泊4日(74時間)で八十八ヶ所を完全巡拝するもので、ロープウェーに乗れなかった21番太龍寺と66番雲辺寺、冬季通行止めの60番横峰寺と20番鶴林寺などを除きほぼ巡拝。45番岩屋寺では草餅を食べたい大泉が嬉野Dのクリームパンを食べるという騒動が発生。いわゆる「岩屋寺騒動」である。この巡拝の後、大泉は霊に取り憑かれ、半年間体調不良となる。

このロケ中に大泉の祖父が亡くなり、後に藤村Dは新聞に連載されたコラムの中で「ロケを一度中断し、1週間後に同じ衣装・同じような部屋を作り何事もなかったようにロケを再開し、視聴者に嘘をついた」と語っている。ただしコラムでは具体的な企画名は明かされず「この事は(何の企画であるかは)一生言わない」と書かれていたが、当の大泉が「どうでしょう本第2号」の自身の連載小説の中で事実を明かしてしまった。ロケの中断を裏付けるかのように、この企画には「○年○月○日」などの撮影日に関するテロップが出ない(ほかの企画ではたいてい出てくる)。

[編集] 四国八十八ヵ所II

前回よりも1日増やした4泊5日となった。

ロケ中のアクシデントが1つの特徴となってるこの番組で、インパクトのあるアクシデントが多発した作品である。

第1のアクシデントは、前回の巡拝で霊に取り付かれた大泉の魔よけのために購入した数珠を途中のうどん屋に忘れてきてしまう。これは後日そのうどん屋に訪れたファンが発見し、HTBに送った。

第2のアクシデントは、藤村D得意の近道戦法で車幅一杯の狭い道を通っていたところ、何かを踏んでしまいタイヤがパンクしてしまう。このときはスペアタイヤで急場を凌いだ。

最大のアクシデントは、ある寺院ではビデオカメラが異常な音を発し止まってしまい、撮ったはずの映像が全く映っていないという現象が起きた。車内でのカメラテスト後再び撮影したが、帰札後のチェックで映像が大きく乱れ、音声もほとんど録音されていないことが判明。さらに、カメラのバッテリーライトが消え(これはバッテリー切れ)、車のエアコンが壊れるというアクシデントが立て続けに発生し、その事件を元に「水曜どうでしょうプロジェクト2000『四国R-14』」が制作された(同年秋に放送)。

後日談として、原付西日本制覇ロケ中の由布院温泉の宿で、その寺院で起こったことの真実が嬉野Dから藤村Dに伝えられた。そのことについては「番組スタッフからのメッセージ」を参照されたい。

66番雲辺寺はロープウェイがなくなったため行けず、88番大窪寺は讃岐うどんの店に立ち寄って飛行機の時間が迫ってしまったので道端の看板でごまかす。ちなみに、この時鈴井はハワイで家族サービスを行っていた。

最終夜の後半はカブ西日本の前フリである「春を満喫 グルメと出湯 ぶらり京都の旅」である。

[編集] 四国八十八ヵ所III

88番大窪寺から回る『逆打ち』で巡礼を行い、大泉に加え、どうでしょうゼミナールの生徒、鈴井・安田も参加。しかし鈴井はラジオ・安田はサビカラ選手権(HTB「夕方Don!Don!」のコーナー)のレギュラーがあるため途中、松山の宿から帰札。50番繁多寺から森崎博之が「ファンタジー!!」という大声とともに突如として現れ(本人は「はんだじーッ!」と言ったつもり)、旅に参加した。60番横峰寺は冬季通行止め。38番金剛福寺はおいしいうどん屋に行きたい一行が金剛福寺へ行くのを断念し第1弾の映像に森崎の映像を合成させた。その天罰か、おいしいうどん屋は定休日であった。さらに21番太龍寺は行くのが面倒なので、わざとうどん屋に寄ったため、ロープウェイの運行が終了して断念。4日目で上記以外の巡拝を完了し、5日目は香川うどん屋巡りを敢行した。

なお、この旅ではこの後の企画(レギュラー後も含む)で「お約束」となった「気合」(番組内では呼び方が統一されていない)が初登場している。最後の巡礼となる1番霊山寺の前でポーズを求められた大泉がポーズをとるタイミングが分からず、藤村Dに対し、「キュー出してもらって、いいですか」とスタートのタイミングを要求。

藤村Dが手を振って「キュー!」を出す。普通は「キュー」と同時にポーズを始めるのだが、大泉はそれを無視して、「森崎さん行きますよ~」と自分でタイミングを図ってからポーズをした。この「キュー無視、気合」は好評だったのか、その後も行われることになる。

ちなみに「キュー!」を出す藤村Dはこの旅では声も小さく、手もカメラに入らない程度だったが、次第に大声となり、手もカメラにかぶさるように出すようになる。

[編集] 原付日本縦断(カブの旅)

ホンダ原動機付自転車(バイク)スーパーカブを使用し、長距離をひたすら走る企画。鈴井、大泉がカブを運転し、D陣は車で追走する。なお、カブと追走車の間は無線を使ってやり取りを行っている。元々は鈴井の「スーパーカブにガソリンを1リッターいれ、札幌からどこまで走れるか」という話を大きくしたところから始まった。「原付東日本完全制覇」後は水曜どうでしょうの節目に登場する企画として「原付西日本制覇(2000年一時休止前の企画)」、「原付ベトナム制覇(水曜どうでしょうレギュラー放送休止前の企画)」が放送された。2004年秋に放送されたTBSオールスター感謝祭」にて非常に似た企画が放送されたことが一部で話題となった(TIMが交代で、博多から東京まで走りクイズ問題を作る企画。一回で終了)。

鈴井や藤村Dは趣味でオートバイの運転をし、嬉野Dは自らもスクーターに乗り、奥さんのハーレーでタンデムということからそれぞれバイクに関係しているが、大泉はまったくもって初めての運転だった。その後も特に大泉はバイクに乗ることは無いようで、同じ事務所の音尾琢真に「一緒にツーリングに行こう」と日記に書いたところ「お前はカブしか運転できないべ!」と突っ込まれていた。また、2005年の年末にフジテレビで放送された「なるほど!ザ・ワールド」に大泉が出演し、中国のバイクに乗る雑技少女に挑戦した際に「ベトナムをバイクで縦断するほどのバイク乗り」と紹介された。(おそらく『縦断させられた』が正しいかもしれないが)

なおオートバイは「買ってもらって乗って帰ってきた」ことになっていたが、実際はHTBの社用車になっている。「man-hole」の冒頭に出てくるバイクのシーンでも活用されている。

なお、原付自転車の法定規制(最高速度30㎞/hにより高速道路の走行は不可)から非常に走破が困難であったため、鈴井が「史上最悪な企画」と称している。

[編集] 原付東日本縦断ラリー

東京~札幌間を1日目の午前9時から4日目の午前9時までの72時間以内に走破する企画(なお、藤村Dの勘違い(?)によって76時間、さらには80時間にまで延長された(??)が、鈴井の責任で最終的に72時間に戻された)。

なおタイムリミットが4日目の午前9時なのは、鈴井が4日目の午後5時にラジオの生放送出演があったため(他の企画でもタイムリミットがある場合は大体鈴井のラジオ出演)。ちなみにもし72時間以内に走破できなかった場合、罰ゲームとして魔の四国八十八箇所巡礼する予定だった。

オープニングでは鈴井が大泉を東京銀座に連れて行き、お買物と称してタカハシレーシングまで行き2人にスーパーカブを買い、D陣が「買ったなら乗って帰らないと」と言い半強制的に当企画に移行させた。
なお、東京青森間の主要ルートは3つあり、
  1. 国道4号を通る内陸ルート
  2. 国道6号国道45号などを通る太平洋ルート
  3. 国道7号国道17号などを通る日本海ルート

その中から、1.国道4号ルートは東京~青森間の主要ルートであることから渋滞に巻き込まれる可能性があったこと、2.国道6号国道45号ルートは距離が長すぎること、などから半強制的に国道17号国道7号ルートが選定された。

  • 1日目 - 東京都中央区国道17号新潟県南魚沼郡湯沢町
    • 大泉、初めてのバイク - 銀座のバイク店にてホンダ・カブ(原付)を2台購入し、一台が大泉用、一台が鈴井用。そのバイクに始めて乗る大泉は店の店員から操作方法を5分ほど教えてもらう。
    • 北海道目指して出発。途中、埼玉県熊谷市まで渋滞に遭い、予定よりも大幅に遅れる。
      • 御徒町付近の首都高速道路の高架下で(朝の)通勤ラッシュに出くわし、大泉は「我々は今帰宅途中」と言った。
    • 達磨寺 - 達磨寺に立ち寄り、おみくじを引く。大泉の引いたくじには、「商いならよし-」「騒ぐと損-」などと書かれていた。その後、大泉のバイク後部には「高崎だるま」が積まれる。
    • 「寒さと風と匂いと危険を感じる」 - 夕方になり、体に浴びる冷たい風と焼肉店からの焼肉の匂い、対向車との危険を感じた大泉の台詞である。
    • 鈴井、ガス欠によるエンスト - 群馬県利根郡新治村(現利根郡みなかみ町)の国道17号の上り坂で走行中にエンスト。しばらくは原因不明で2回目のエンスト時はトンネル内で起きたものの、事は藤村Dが給油させなかったことによる「ガス欠」と分かり、越後湯沢の温泉街へ行き一泊する。その後、宿泊地での4人のトークが始まるが、藤村Dから出た言葉「これはテレビ-」に酔っていた大泉が、「-というより、これはサークルだよ」と反撃し、その夜は終わる。
  • 2日目→国道17号国道352号国道402号国道345号国道7号国道112号・日本海沿いの道路→山形県酒田市
    • 2日目には鈴井が大泉に対抗して、荷台に「魚沼産コシヒカリ」を積む。荷台の荷物にちなみ、大泉が「だるま屋」・鈴井が「米屋」というあだ名で、札幌に向かう。新潟県三島郡出雲崎町では「毘沙門天」の「毘」をあしらった旗が掲げられる。
    • だるま屋ウィリー事件」が発生(後述)。結局これらの要因が尾を引き、能代まで行くという計画は立ち消えに(というより性能的な関係上無理であった)。
    • この日の夜、走破が著しく困難になったため急遽大泉と鈴井、さらにディレクター陣2人で緊急会議(?)が開かれ、このままのペースだと秋田県能代青森函館経由では、札幌への72時間以内の走破は困難(本来は翌日の青森発午後12時のフェリーで函館に上陸する必要があったが、フェリーの乗船に間に合わなくなることが濃厚だった)となってしまうため、国道7号国道5号を走る案から、本州再横断・国道36号を走る案に変更された。
  • 3日目→国道7号国道285号国道103号国道104号青森県八戸市→(北海道苫小牧市沖)
    • 一行は急遽、秋田県南秋田郡飯田川町付近の八郎潟(現在の潟上市飯田川古開)から南秋田郡五城目鹿角・青森県十和田と内陸部を経由して八戸港に向かう。そして、フェリーで八戸港→苫小牧港(船中泊)
    • この日秋田では「なまはげ」の面を鈴井のバイクに、青森ではねぶた扇子がバイクに新たに積み込まれた。またこのなまはげの面は秋田では髪を振り乱しながら走っていたのに対し、青森では雨が降ってたため、なまはげの面が弱ったように見えたため、「なまはげ弱る」と書かれた。また藤村Dはこれに対し「ねぶたに見つからないように」と台詞をつけた。(この後で大泉はねぶたの扇子を積んだ)
    • また鈴井のなまはげの面と大泉のだるまをみた藤村Dが「民芸の見本市...」とコメントした。
    • さらにこの日、再び片側交互通行信号に出くわし、大泉は「ああうわぁーわぁー」とビビっていた。通る時もソローリと通って行った。(このとき車内で「男らしくねえなぁー」と言ったことに大泉は軽くイラ付いていた)
  • 4日目→北海道苫小牧市国道36号札幌市豊平区(完走)
    • 第5夜のオープニングは大泉の一言で、鈴井のなまはげ面をかぶった大泉に変わっている(この時包丁には「魔除」と書かれていた)。この映像は企画終了の数日後に収録されたが、藁合羽を纏い燃えさかる松明の周囲で踊るため軽く危険なロケであり、松明が大泉の足の上に落ちるというハプニングも起きている。
  • 鈴井の荷台にはお米がコシヒカリとあきたこまちで計35㎏乗っている(原付の法定積載量は30kgまでである)。ちなみにコシヒカリとあきたこまちの比率は25:10である。また青森で雨が降ったためD陣が「米屋さん、こめ大丈夫ですか?」と尋ねた。しかし結局なまはげのほうが大丈夫か?と言われた。
  • この企画の前枠・後枠では「プロレスラー」とonちゃんが登場する。しかし、安田はレスラーなのにonちゃんがいるのは、onちゃんのなかに当時のHTBのADが入っていたからである。

[編集] だるま屋ウィリー事件

ロケ2日目、大泉らが国道345号新潟県岩船郡山北町の勝木(がつぎ)まであと少しという地点(この付近)を走行中に起きた事件。だるま屋ウィリー事件を放送した原付東日本第四夜が、栄えある第一回どうでミー賞名企画部門で第一位を獲得した。

走行中に大泉らは片側交互通行信号に出くわす。2分強の待ち合わせをするが、信号が切り替わる5秒前から大泉がカウントダウン。信号が「GO」の表示に切り替わると同時に鈴井は出発し、そのままカブを走らせるものの、大泉はギアをニュートラルにあわせていたため、スロットルを回すものの進まず。大泉は焦ってスロットルを回したままギアをニュートラルから1速にしたところ、ウィリーしながら暴走。目の前にあった「安全第一」の仮柵に激突し、この間に再び信号は2分強の待ち時間表示に切り替わってしまっている。大泉は鈴井に対し「ギアいじったっけ ロー入っちゃって もうウィリーさ」と言い、この台詞は名台詞のひとつとなった。また、大泉は「俺あの安全第一無かったらやばかったよ、海に落っこちてたよ」ともコメント。この映像はこちらの自己紹介VTRにて無料視聴が可能。

  • 大泉はこのことに対し最初は「何がですか?」白を切っていたが、藤村が「大丈夫ですか?」と聞くと、「大丈夫じゃねぇよ、なまら恐かったよ」「死ぬかと思ったよぉ」と、当の本人もかなり驚いていた。
  • このとき、鈴井は信号を先に出たため大泉が心配してるのではないかと思い「心配したでしょう?大丈夫ですよ」と言ったら「何してたの?」と全然心配してなかった。それどころか、大泉の説明に対し「いいなぁ おいしいなぁ」や「見せるもの、ビジュアル考えているもの」と羨ましがっていた。
  • 後ろのディレクター陣は車内で「ありえねぇー」と爆笑していた。
  • この時にだるま屋(大泉)が激突した「安全第一」の看板は藤村Dが直した。
  • この事件以来、いつハプニングが起きるのかがわからないのでカメラを止められなくなった(嬉野D)
  • この事件は最初「大泉 洋が天高く昇天するまでの死のカウントダウン」と表示された(ちなみにこの「死のカウントダウン」は片側交互通行信号の待ち時間のことである)
  • 北海道でこの日の模様が放送された『原付東日本 第4夜』は、放送日当日の高校野球が雨天のため中止、その煽りで番組の前に放送されていたハイライト番組「熱闘甲子園」(朝日放送など製作)も中止となったため放送時間が繰り上がり、視聴率が著しく落ちてしまった。そのため見られなかったという視聴者からの声と、あまりにも面白いこの企画を多くの人に見てもらいたいという事で一ヵ月後にこの回が「だるま屋ウィリー事件」として再放送された。この事件を流した後、この事件に対しての冷静な分析がおこわれた。

[編集] 原付西日本制覇

大泉騙し企画「春を満喫グルメと出湯 ぶら~り京都の旅」を決行。京都を初めて旅する旅人鈴井を、京都の達人大泉(若旦那風)が案内をするという設定で嵐山から京都旅行を満喫する。しかし金閣寺駐車場にて「『カブの旅』で佐多岬まで」という本当の企画発表が行われる。

鈴井の映画撮影に伴う番組休止前の最後の大型企画のために、予告編では「Last Run」と銘打たれた。また、鈴井は番組における自分の立ち位置に悩み、カブで走りながら「もうこの番組に戻ることはないだろう」と考えていた。しかし、「大泉くんや藤村くんをトップに立たせて、ロベカルのように『たまにボカン!と(ゴールを)決めよう』と思ったとき、またこの番組が好きになった」と後に語っている(2004年秋「ミスター大壮行会」にて)。

  • 2日目→国道178号国道9号島根県玉湯町(現松江市
    • 大泉の荷台に鳥取砂丘の砂20kgが積まれる。
    • 途中で交通量の少ない山道を選ぶが、カーブと積雪に悩まされ、立ち寄った三朝温泉で休憩。
    • この日の宿泊地である玉造温泉では満開の桜に会う。
    • 宿先にて鈴井が「中国地方だけを走破して中国横断」と言い出すが却下される。結局翌日行けるだけ行き、後日再挑戦が決定。
  • 3日目→国道9号国道191号山口県萩市
    • 出発前に大泉のヘルメットには張子虎、鈴井のヘルメットにはひょっとこの面が付けられた。
    • 出雲市にて出雲そば割子3段を食べたのち、鈴井の荷台に出雲そばが乗せられた。法定積載量を超えているがすでに時効である。
    • 大泉も1万5000円の張子虎を積んだ。しかし、途中で首が落下し、後続車(D陣の車ではない)が踏み潰してしまった。
    • 琴ヶ浜において鳴き砂を採取したが、あまりの重量のために一部を廃棄した。
    • 途中、道の駅にて鈴井対藤村Dによる甘い物対決(以下甘い物対決第○弾と称す)を行う。おみやげに買った城崎名物「大かにもなか」で先に2個を食べきった方が勝ち。結果は藤村Dの圧勝。この対決直前に魔神という名前が生まれる。
  • 4日目→国道262号国道9号国道2号→下関市・関門海峡トンネル国道10号国道387号国道500号大分県湯布院町(現由布市
    • カブを現地の宿に置かせてもらい、2週間後に再出発。ここから「だるまの嫁取り」をテーマとすることにし、大泉に高崎のだるま、鈴井に秋田のなまはげ(共に東日本編で使用したもの)が積まれる。
    • 関門国道トンネルにて、カブ(49cc)は通行できないことが判明。出演陣とD陣が分かれて九州上陸をすることになり、出演陣は約2.5km離れた関門人道トンネルを通ることになった。その際ディレクターから渡されたお金は100円だった。
    • 関門人道トンネル通過後に、甘い物対決第2弾が行われた。今回は鈴井に配慮して下関名物「ふぐかまぼこ」と萩名物「毛利の殿様巻」のどちらかを選ぶ形となったが、鈴井は殿様巻を引いてしまい撃沈。大泉はふぐかまぼこで挑んだが惜敗。
    • 大泉が疲れのピークを迎えたため、バイク運転が趣味の藤村D(赤ヘル)が大泉と交代、大分県まで運転をすることになった。なお大分県に入ると元に戻り、そのまま由布院温泉まで運転する。
  • 5日目→やまなみハイウェイ国道442号国道502号国道326号国道10号宮崎県道40号宮崎県綾町
    • 竹田市の『後藤姫だるま工房』にて、高崎のだるまと姫だるまがお見合い。親代わりを大泉・仲人を鈴井が務め、そのまま新婚旅行へ。
    • 道の駅原尻の滝にて甘い物対決第3弾。「あん入りゆでもち」と「さつまいも入り焼きもち」を鈴井に選ばせたが、鈴井が「ゆでもち」を引いてしまったため急遽、藤村D5枚vs.鈴井4枚のハンデ戦となったが、何と対決中に藤村Dが6:3のハンデ変更を申し入れた上、6枚全て平らげ貫禄の圧勝。
    • 都農町から入った県道では藤村Dが何度も道を間違え、「地図も読めないバカ」と評していたことを大泉が槍玉に挙げる。
    • この日、宿泊先において藤村Dが大隅半島の対岸にある指宿温泉に注目し、ゴールをフェリー経由で指宿に変更する旨を出演陣に申し入れたところ話がまとまり、急遽初日の金閣寺駐車場でのシーンについてセリフ入れ換えを行う。
    • 綾町の旅館はどうでしょう班お気に入りの宿となり、後に『対決列島』『日本全国絵ハガキの旅2』で理由を付けて泊まる事になる。
  • 6日目→宮崎県道26号国道10号国道220号・鹿児島県道68号・国道269号鹿児島県根占町(現南大隅町)根占港→フェリーにより山川港経由で指宿市
    • 目的地変更で時間に余裕ができたと思い、照葉大吊橋や「鬼の洗濯岩」などで観光や小ネタ撮影を行う。照葉大吊橋では鈴井が高所恐怖症であることがわかる。
    • ところが途中でフェリーの出発時刻に間に合うか微妙となり、D陣は遅れた場合佐多岬まで向かう事を決意。それでも大泉がコンビニおにぎりを食べたため更に間に合うかどうかが怪しくなり、鈴井も巻き込んで走りながら壮絶な罵り合いが続けられた。
      大泉がおにぎりを購入したコンビニ、現在では閉店。(鹿児島県鹿屋市)
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      大泉がおにぎりを購入したコンビニ、現在では閉店。(鹿児島県鹿屋市)
    • しかし何とかフェリーの時刻に間に合って無事に薩摩半島へ出発し終了となった。なおこの時乗船した「根占~山川フェリー」は一度廃止になるものの、2005年12月に再び就航(1日5便就航)している。

(注・・・県道レベルは特定が難しいためにはっきりとしている物を除いては掲載していない)

[編集] 30時間テレビの裏側全部見せます!

サイコロ6ゴールデン放送記念として、1999年12月14日から16日にかけて放送された24時間+6時間の生CMに密着したドキュメント。毎回毎回扮装する鈴井・大泉ではあるが、CMを増すごとにへとへとになっていく様が見られる。なお、この生CMの効果はあまり無く、ゴールデン放送の視聴率は12.5%。CMごとに鈴井・大泉が扮装し、これまでのどうでしょうのキャラクター(主に鈴井・大泉による物真似)が総出演するという豪華企画ではあった。

「サンバ」など最初の扮装はあまりに唐突過ぎるとの反省から、「タイガーマスクとダブル猪木」より、放送されている番組の内容を受けた扮装に変更した。

なお30時間生CMが行なわれた14日夜には大泉はイナダ組の舞台「ホットロード」の本番があり、15日午後には鈴井がAIR-G'の生放送があったため、各時間帯のCMは1人で行なっていた。

年末の忙しい時期ということで、生放送であるにもかかわらず、スタッフは藤村・嬉野両ディレクターと技術スタッフ2名(カメラ・音声)、北海道共立から大道具1名とスタイリスト小松の6名のみである。また副調整室は設けられず、定刻になるとHTB駐車場にあるカメラの映像をマスターから自動的に送出するように設定された。その為、万が一の「カラ画」対策として鈴井と大泉の等身大パネルが用意された。また背後には、ゴールデン帯放送までの時間が表示されるSEIKOの時計が設置された。

[編集] 放送順序

※左から、放送開始時間(時:分:秒)(すべてJST)、放送時間、放送(変装)内容、概要。

12月14日

  • 18:55:30 2分 「サンバ」
  • 大泉が芝居の公演に行ったので、「花瓶」までは鈴井単独。
  • 19:57:55 15秒 「ミスタームーンライト」
    • onちゃんカレンダーの9月より。炎チャレ直後で視聴率を大きく上げる。鈴井はリハーサルでやらなかった台詞をアドリブで言う。
  • 20:52:30 30秒 「クリスマスツリー」
  • 20:56:40 15秒 「花瓶」
  • ここで公演が終わった大泉と合流。大泉は鈴井のトラ姿を見て、おかしくて笑ってしまった。
  • 21:52:45 15秒「チャトラン・ムツゴロウ
  • 23:16:55 15秒 「雪ん子・なまはげ
    • ニュースステーション直後。なまはげはカブ東日本後ろの時計の残り時間(18:37)と放送時間(23:16)を比較すると時間が合わないのは、裏側では編集・カットされたため。ニュースステーション直後の'23:16:55の回は、藤村がQを出し忘れてしまい、慌てている二人が映し出されていた。このため裏側で流されていたのはやり直された0:22:45の回もの。

12月15日

  • 次の「タイガーマスクとダブル猪木」のために大泉が安田さんを、「雪ん子」の前に携帯電話で呼び出し。安田の家の前にタクシーを無理やり配車される。「雪ん子」放送後、0時35分ごろ、ホロ酔いのまま連れてこられる。
  • 「タイガーマスク・ダブル猪木」
    • 1:18:40 5秒 タイガー(ミスター)単独。猪木声のみ。
    • 1:20:15 15秒 ダブル猪木(大泉・安田)出演。
    • 1:50:00 15秒 裏側では未放送。
    • リングの魂放送中。通称「タイガーのダブル猪木」(大泉曰く「まるでジャーのようだ。」)。カブ東日本で登場。
  • 2:22:45 15秒 「陽気な外国人」
    • テレコンワールド。司会者は合衆国横断の枠「アメリカの有名人 私は誰でSHOW」に登場。
  • 3:17:00 3分 「クロージング」
    • 鈴井・大泉・安田の3ショット。視聴率調査速報では0%。大泉がコールサイン「JOHH-TV」送出。裏側では最後の一部分放送。
  • ここでHTBは放送休止。安田は帰宅し、どうでしょう班は楽屋で仮眠を取る。
  • 5:25:00 3分 「オープニング」
    • 大泉がコールサイン「JOHH-TV」送出。最初の数秒のみ裏側で放送。
  • 起床予報士」
    • 5:48:45 15秒 大泉のみ。ミスターは等身大パネルで出演。
    • 5:51ごろ 『早起きDon!Don!』に出演。藤村Dの指示が遅れたため、ぎりぎりであった。大泉は「今朝の気温が-50度」と報じる。
    • 5:57ごろ 同番組内。「現在の気温は48度上昇し-2度。全道的にごきげんな一日になるでしょう」と報じる。吉田みどりアナウンサーに「急な上昇ですね」とつっこまれる。
  • 6:40ごろ 「起床予報士パート2 女性レポーター」鈴井のみ。
    • 同上。本物の気象予報士石川たけおに「はい、寒そうでしたね」と突っ込まれる。
  • 7時台のCMがなければ大幅に休みが増えるためにどちらか一人だけがやることになり、大泉がやることになる。ディレクターはミスターと休憩。
  • 7:56:45 15秒 「お兄さん」
    • やじうまワイド直後。サイコロ6の枠に登場している。鈴井とD陣は控え室で視聴、「大泉だけでいいじゃない」と投げやりに。
  • 西部警察
    • 9:53:15 15秒 3秒前からのカウント。
    • 10:26:05 30秒 西部警察、CM直前のシーンを再現。藤村Dカウント出し忘れる。
    • 大門部長刑事(ミスター)・木暮捜査課長(大泉)で登場している。
  • 土井善晴&ゲスト」
    • 「大門刑事」(このバージョンだけで3回ある。)
      • 10:50:15 15秒 この回は料理はしていない。 
      • 10:57:00 15秒 料理開始。しかし、またしても藤村Dがカウント出し忘れ、失敗。
      • 11:00:00 30秒 卵のスクランブルエッグを丼用鍋でつくる。ミスターの台詞が入らなかった。
    • 11:27:55 1分5秒ミスター長嶋
    • このおかずのクッキングシリーズは、HTB社内で一番評判がよかった。
  • 11:40:00 15秒ムーミン・お兄さん」
  • 11:58:30 15秒 「ムーミン・登山家
    • 登山家はサイコロ4で登場。あまり意図が伝わらず。裏側では11:40:00として放送。
  • 13:03:30 30秒
    • 東北生き地獄ツアーで登場、もちろん二人の姿は見えない。これ以降はD陣の提案で番組内容の説明をする。
  • 黒柳徹子&ミスター3部作」
  • 鈴井がAIR-G'の生放送のため大泉のみになる。
  • 15:48はぐれ刑事純情派
    • 裏側では放送されていない。実際には再び土井善晴で登場した。
  • 大泉が「はぐれ刑事」をみながらものまねの練習をした。
  • 16:17:20 30秒安浦刑事
    • はぐれ刑事純情派。セリフをかんでしまう上に似てない。最後の方ではものまねを放棄。
  • 18:55 「ゴールデンスペシャル直前」
    • 前日と同様の理由でテレビ塔前より生中継。
  • この後、サイコロ6「ゴールデンスペシャル」を放送。
  • 休憩中に藤村Dが大泉にDon!Don!年末スペシャルの「極秘企画」をばらしてしまう。
  • 21:50から22:00の間に2回放送ありだが、裏側では未公開。
  • 23:16:55 15秒 「キューレンジャー(・怪獣ウラバングミ)」
    • 完結編直前。「お兄さん」と同じくサイコロ6の枠に登場。安田を生呼び出し。

12月16日

  • 0:22:15 15秒 「土井善晴・ミスタースポック・マラソンランナー」
    • 完結編終了後のグランドフィナーレ。これだけのために安田が休日を返上して出演。勿論マラソンは「24時間テレビチャリティーマラソン」をパクッたものだが、安田は駅伝のような「選手的衣装」で走っていた。さらに正確に言えば30時間内でゴールできていない。
  • この後、サイコロ6「完結編」を放送。いつもの編成より約1時間遅い放送。


[編集] コールサイン

この企画の中では、北海道テレビ放送の放送終了アナウンス(クロージング)と放送開始アナウンス(オープニング)を、鈴井・大泉(クロージングでは安田も参加)の生出演により行われた。この際、大泉は北海道テレビ放送のコールサインのアナウンス「JOHH-TV、JOHH-TV、こちらは北海道テレビです」を送出している。
蛇足ながら、このコールサインのアナウンスについて藤村Dは「法律で決まってることですから」と発言しているが、厳密には電波放送を所管する総務省の省令(正式には制定当時の組織である電波監理委員会規則)に基づくアナウンスである(無線局運用規則第138条)。そのためボケてはいけない。

[編集] 他番組の同企画

生CMが放送された同年、日テレが『24時間浜田雅功営業中』の企画を先に行っている

[編集] onちゃんカレンダー

2000年のonちゃんカレンダーは大泉撮影による写真が使われることになり、その撮影会の様子を追う。しかし、この撮影会は序章であり、onちゃんこと安田顕を拉致するための前哨戦にすぎなかったのである。(なお安田顕は、この企画が生まれて初めての海外旅行となってしまった。)実際に11月がハワイ、12月がラスベガスで撮影された。これはラスベガスで開催されたトークショーに参加するついでに撮影されたもので、ハワイは乗継で立ち寄った。

この企画で初めて大泉が拉致を実行する側に回る。ちなみに発売されたカレンダーでは4月はonちゃんではなく、スタイリスト小松がメインで写っている。

カメラの撮影途中にはバズーカ(超望遠レンズ)が使われたが、これは金子のりとしアナウンサーの私物である。 なおオクラホマ河野真也がセットを運ぶ係で出演している。

ここでも拉致という言葉が出てきており、クラシックでは編集されて放送される可能性が高い。ホームページ上にて嬉野Dが示唆している。

[編集] 各月のテーマ(ネタ?)

  • 1月:正月(ミスター:お供え餅)
  • 2月:節分(onちゃん:鬼)
  • 3月:ひな祭り(ミスター:お雛様)
  • 4月:入学式(onちゃん:新一年生、ミスター:その母)
  • 5月:鯉のぼり
  • 6月:梅雨(ミスター:蛙)
  • 7月:七夕(バズーカ登場)
  • 8月:海水浴
  • 9月:お月見(ミスター:月(ムーン))
  • 10月:運動会(みんなで玉入れ)
  • 11月:ハワイでバカンス(?)
  • 12月:ラスベガスでクリスマス(onちゃん:サンタさん、ミスター:トナカイ)

[編集] 一致団結!リヤカーで喜界島一周

この企画は鈴井貴之が映画監督作品である「man-hole」を撮るために半年以上番組を休んだ後の、正式に全員が復帰した第一弾の旅企画である。それぞれがバラバラだったために、団結の輪を描くために鹿児島県奄美諸島にある喜界島を3日間で反時計回りで一周することが目的である。なお出演者やディレクターが怪我をしたり病気になっても大丈夫のように誰かがリヤカー(ムラマツ車輌の商品名、山田君)を引っ張って歩くことになる。

企画発表の後に羽田空港のホテルのベッド争奪戦があり、寝心地の悪い二つのベッドと寝心地のよい二つのベッドをめぐって話し合った結果。寝心地のよいベッドに出演者である二人が、寝心地の悪いベッドにディレクターの二人と言うことになったが、藤村Dの歯磨きの最中に嬉野Dが「このベッドはおかしい」、「大泉君寝てごらん」などと発言して、大泉を結果的に寝させた。またその後に嬉野Dが更に交代してくれと言ったため更にその寝心地の悪いベッドの中のランクの一番下のベッドに大泉が寝た。

初日の2時55分喜界島到着後には、順調に進んでいたが、歩き始めて1時間がたったときに藤村Dが目標としていた荒木には宿がないといい、結果的にUターンしてほとんど前に進まなかった。

2日目は先日決めたリヤカーを引く方法(藤村案とミスター案)を実行した。藤村案は一人がリヤカーを引き、もう一人が並走で、あとの二人がリヤカーに乗るという方法である。ミスター案は二人がリヤカーに乗り、二人が縄をつけて思いっきり走ると言う方法である。なおミスター案は嬉野Dの案のつけたしで、藤村Dが中に入り操縦をする役をやった。藤村Dは休憩中に足をくじいたと嘘をつき、ミスターの引くリヤカーの上に乗った。なお、その後藤村Dと鈴井が、鹿児島県名物のかき氷、「白熊」の早食い対決をして藤村Dが負け、藤村Dがキャンプ地のムチャカナ公園付近までリヤカーを引いた。そして夜はキャンプ場でテントを張り、出演者とディレクターの計4人が、同じテントで寝たため大泉洋などが「俺の隣(藤村D)はデブ」などと発言してのディレクターと出演者との喧嘩が起こった。この白熊対決は、後に対決列島に繋がる。

3日目には、この日も山田君を朝から引き続けた大泉が、朝食後に引き手から解放された直後にリヤカー症候群(リヤカーを引き過ぎて歩き方がおかしくなってしまう状態)に陥り、初めて乗り手に回る。(この時に藤村Dが大泉を背負う珍しいシーンがある)そして最後の最後で大泉が他の3人を山田君に乗せて引っ張り、あやうく交通事故になる事態があったが、どうにか無事一周を達成した。

この企画の後、山田君もカブと同じく、HTBの社用車として活躍(?)している。 

[編集] 対決列島~the battle of sweets~

別名 甘いもの国盗合戦。2001年1月に放送された「一致団結!リヤカーで喜界島一周」内で、鈴井との鹿児島のカキ氷「白熊」早食い対決で敗れた藤村Dが、鈴井に挑戦しながら日本各地の名物で勝負して行く企画。全10回とレギュラー放送最長企画である。水曜どうでしょうの企画と言えば、何も知らない大泉を騙すのが通例だが、今回は本来の企画者である鈴井も企画内容を知らず(鈴井がこの企画を計画段階で知ったら間違いなく応じないであろうため)、企画発表の際「大泉君の気持ちがよく分かった。」と述べた。日本縦断、1週間にわたる長期ロケとなったが、実際には各地の温泉地を回り、夜は温泉に入ることが本当の企画の趣旨であったと後に発言している(実際、第3夜には食べるのが企画の柱であるにも関わらず「おいしい宿のご飯」を食べたいが為に企画内容を少しセーブしようと藤村Dが提案している)。

2001年後半はこの企画とこの企画の罰ゲーム、そして5周年記念に行われた「札幌~博多 三夜連続深夜バスだけの旅」の3本のみである。なお、HTBからこの企画を基にしたタイピングゲーム「水曜どうでしょう対決列島タイピングゲーム」が発売されている。

ちなみに、この企画の西日本編テーマソングとして、なぜか途中のサービスエリアで購入したミュージックテープに収録されていた小林旭の「自動車ショー歌」が採用された。この歌は以前番組内で大泉がヨーロッパリベンジで歌ったことがある。

この企画の前枠・後枠は「体操さん」で、TEAM-NACS全員とミスターが出演している。

[編集] チーム

  • ミスターチーム
    • 大将 鈴井貴之 - すっぱい系は最強クラス(梅干し1壷いける)、アイス・フルーツ系に強い、甘い物に滅法弱い。
    • 副将 大泉洋 - 桜前線捕獲大作戦でわんこそば105杯を食べている。嫌いなものはないが強いものもない一般人。

ミスターチームが勝った場合、次の企画は「ハワイでバカンス」。鈴井の称号がミスターからエンペラーに昇格(これは最終日に発言)。

  • 魔神チーム(別名・チームびっくり人間)
    • 大将 藤村忠寿ディレクター - 甘いもの全般、特にもち系・アンコ系は最強クラス。すっぱい系は滅法弱い。
    • 副将 安田顕 - 牛乳早飲みでは他の追随を許さないが・・・、大泉曰くその昔は早食いで名を馳せた。

魔神チームが勝った場合、次の企画は「ユーコン川・1週間テント生活で川下り」。藤村Dの称号が魔神から大魔神に昇格。

[編集] ルール

  • 日本全国、各地の名物・名産を早食いし、早く食べ終わった方の勝ち。
  • 勝利した都道府県の面積がポイントとなる。
  • 通過しない都道府県は、最終白熊決戦で勝った方が総取りとなる。
  • より広い領土を獲得した方が勝者となる。敗者は地獄へと旅立つ。
  • (後に事実上追加されたルールとして)関東、近畿、四国、九州では地方大会を実施し、各地方で通過した都道府県を総取りできる。

[編集] 対戦成績

コミッショナーは記述がない場合は藤村D

  • 北海道(函館でソフトクリーム3本勝負)⇒安田さんがソフトクリームを落とし(しかも落としたソフトクリームを一回拾ったが砂利が付いていたので買いなおし)、ミスターチームの勝ち
  • 青森県(アップルクーヘン&気になるりんごの重量級対決)⇒魔神チームの勝ち
  • 秋田県(鹿角市内の道の駅「あんとらあ」できりたんぽ1本勝負)⇒魔神チームの一気喰い(十数センチのきりたんぽを一飲み)で勝ち
  • 岩手県(小岩井農場で牛乳早飲み&牛乳まんじゅう対決)⇒安田さんが小岩井牛乳逆噴射したため、1戦目が無効に。2戦目に突入するも、ミスターチームの勝ち。その後、安田さんが、また吐いた。安田さんは試技1本、1戦目6本、2戦目4本と2.2リッターも飲んだ。
  • 宮城県ずんだもちハンデ戦)⇒1皿3個入りのずんだをミスター1皿vs魔神2皿というハンデ戦だったが魔神チームの圧勝
  • 山形県ラ・フランス羊羹+フルーツゼリー)⇒ラ・フランス羊羹を大将が全部(ミスターチームの分まで)食べ、魔神チームの圧勝
  • 栃木県(宿泊先の川治温泉の旅館で緊急ずんだ[旅館のおやつ]対決)⇒魔神チームの勝ち(ミスターの便が若草色になる)
    • 福島県(早朝ゆべし対決)⇒ミスターに対決の意思がなきまま進み、魔神チームの圧勝
  • 関東大会 群馬県埼玉県東京都神奈川県山梨県川越市内の菓子屋横町で駄菓子対決(日本一長いふ菓子+ビンラムネ+花丸せんべい+梅ジャム5袋+梅干約30個)⇒コミッショナーはミスターチーム。安田さんがお茶を飲み干し、魔神が嫌いな梅干攻撃を受けて、ミスターチームの圧勝。
  • 長野県(宿泊先の下呂温泉の旅館でおやき対決)⇒全部あんこ(説明ではあんこ・野沢菜が2個ずつだった)で魔神チームの勝利。
    • 岐阜県 早朝攻撃第2弾で羊羹対決決行⇒魔神が羊羹一本食いを制す。「朝から羊羹1本たいらげるなんておかしいよ」とミスター敗戦の弁。
  • 愛知県(藤村Dの実家の喫茶店(ラディッシュ)で小倉トースト対決)⇒魔神チーム勝利。「母ちゃんおいしかったよ!!」発言をさせられて、藤村Dは精神的なダメージを受ける。
    • 実家にて結婚式の写真(馬車に乗ったらしい)を見られる。また、いい歳をして母親から「たーくん」と呼ばれていること(さらにはお小遣いまでもらったこと)を、ミスターや大泉さん、安田さんにからかわれる。
  • 近畿大会 滋賀県京都府大阪府兵庫県(三木市で明石焼き+牛乳対決)⇒魔神チーム勝利
    • この戦いは副将戦であった。大泉さんが熱い明石焼きに苦戦し、安田さんが圧勝。試合後、大泉さんの分の牛乳まで早飲みしてしまうが、これが影響してか、安田さんは下痢になる(後述)。
  • 岡山県 ミスターチームの逆奇襲、魔神チームの寝起き(といっても奇襲したのは深夜0時ごろ)を襲い、サンフルーツ対決決行。魔神チームが奇襲用に用意していた吉備団子を没収。⇒ミスターチーム勝利
  • 四国大会 香川県讃岐うどん対決、なぜか四国で通過する県は2県(香川県・愛媛県)なのに4県をポイントにしちゃった。⇒魔神チームの勝ち
    • 決戦の場はどうでしょう班イチオシのお店「山越」。メニューは「かまたま」。
  • 九州大会 大分県福岡県佐賀県熊本県宮崎県スイカ対決)⇒ミスターチームの勝ち
    • このスイカには大きさにばらつきがあり、副将によるじゃんけんで食べるスイカが決まった。安田さんは第一回戦で勝利を収めたが(それもたいして薄くないものを選んでしまった)、その後4連敗して薄いものを全部取られ、魔神の敗北につながってしまった。
  • 鹿児島県+未通過県(最終白熊対決、魔神のミスで鹿児島市内まで行く羽目に。)⇒コミッショナーは西郷公園の西郷どんの銅像。魔神チームの勝ち。ユーコン行きが決定。
  • 通算成績
    • ミスターチーム 5勝12敗 151,000ポイント
    • チームびっくり人間 12勝5敗 223,000ポイント

[編集] 安田さんダジャレ特訓

前述の近畿大会において大泉のものも含めて4本の牛乳を一気飲みした安田はその後車内で下痢になり、トイレに行きたいと言うが「面白いダジャレを言えばサービスエリアに止まる」と無茶な条件を付けられ、PA/SA名か一行の前を走っていた「吉田ハム」のトラックをお題にダジャレを言うハメに。しかし面白いダジャレを言えず、さらに鈴井が「あ瀬戸(あせっと=焦ると)出ないぞ」「吉備吉備行けよ」などとダジャレを連発。よけい安田は言えなくなり山陽自動車道福石PA瀬戸PAを通過してしまう。言いだして30分以上過ぎた吉備SAの直前でも言えず、見かねた藤村Dに振られた大泉が咄嗟に「吉田はん 吉備でんがな!」という意味不明なダジャレ(ダジャレといえるのか?)を言い、勢いに押された運転手の藤村Dはそのままサービスエリアに進入してしまう。このパーキングエリア2箇所の通過が災いし、車を降りたときの安田の競歩のような変な歩き方から「少し出たねぇ」と大泉に言われる。

[編集] 5周年記念!3夜連続深夜バスだけの旅

水曜どうでしょう本編放送時の国内企画のオリジナル企画としては最後の企画となった鈴井貴之考案の企画。タイトルのとおり「深夜バスに3日間ひたすら乗る」という企画であるが、鈴井自身が「己の限界に挑戦」するというテーマもあった。タレントがテレビに映らないという強烈な企画ながら、どうでしょうならではのハプニングにあふれた。

第1夜前半では司会に同局の吉田みどりアナウンサーを動員して「水曜どうでしょう5周年記念セレモニー」が行われ、番組テーマソング「How Do You Like Wednesday」を歌い(メロディーをスキャットするのみ)、桜の木を植樹(どうでしょう桜と呼ばれ、現在桜の季節になると公式サイトで開花の模様が掲載される)した。ちなみに、どうでしょう祭初日・最初のトークショーでこのセレモニーをまんま踏襲した『開催記念式典』が執り行なわれている。

  • 1日目 - オーロラ号
    • 停車停留場 - 中山峠長万部
    • 従来の深夜バス物と違い、タレントのみがバスに乗るという事態に。この為1日目に限り安田さんが追走車に乗車。オーロラ号さんに後頭部を吹っ飛ばされながらも健闘した大泉だったが、最後の休憩地点・で大泉さんKO。
なお現在(2005年10月)オーロラ号は札幌~根室間の路線名称となっており、札幌~函館間の深夜バスは「はこだて号」の名称になっている。
  • 2日目 - 東日本フェリーラ・フォーレ号
    • 停車停留場(運転手交代のみ) - 東北自動車道紫波SA国見SA佐野SA
    • 大泉さんが前日に敗退したためミスター一人で乗車。D陣の事前の調査では約3時間ごとに休憩があると聞いていたが、実際には乗務員の休憩で乗客は降りることが出来ず、東京までミスターの生の状況は聞けなかった。また、紫波SAで車外から様子を伺っていた大泉さんの声で他の乗客が起きてしまい、ミスターにメールで怒られてしまう。
  • 3日目 - はかた号
    • 大泉さん、前日追走車の中でたいしておもしろいことを言わずにすぐに寝てしまったため藤村Dの怒りを買い、乗車させられる。しかも追走車は諏訪湖SAで追走終了、D陣は名古屋空港付近のホテルに一泊し〈このとき、大泉さんの分のホテルも予約してあった〉、翌日飛行機で福岡に先回りする。

[編集] 総集編

予算や編成の都合上、海外企画の前後などに今までの総集編が放送される。過去の名シーンを振り返ったり、未公開シーンやNG集などを必ず副調整室で収録する。ある時期から鈴井はニックネームである「ミスター」にかけて「ミスター○○」という扮装をすることになる。(例:ミスター長嶋、ミスターマリック、ミスタースポック。なお、この3つの扮装を総称して「ミスター3部作」となっている。他にも「ミスター・ドーナッツ」、「ミスター・ビーン」の扮装をした。)しかし、最終的にネタが尽きたようであり、スタイリスト小松が持ってきた衣装(主に全身タイツ)と小道具を自由に組み合わせるという乱暴なスタイルになった。

当初は予算調整のために行われていたが、後期になると「ロケの息抜き」として企画された。

どうでしょうリターンズではサイコロ1,2総集編および一周年記念以外の総集編は放送されたが、水曜どうでしょうClassicでは2周年記念!秘蔵VTR一挙公開!!までの総集編が放送されていない。

なお、リターンズの一部やClassic、およびDVDでは文字のスーパーが編集されて使われるが、総集編で流れるVTRでは当時の文字のスーパーをほぼそのまま映し出しており、当時の画面がそのまま見れる数少ない機会となっている。

上記2企画はオーストラリア縦断で予算を使い果たしたために放送された。
(ちなみに北海道で上記2企画は本放送・再放送あわせてそれぞれ5回(サイコロ2は2話でひとつと計算)も放送された)
  • 一周年記念特番 あの場面をもう一度(1997年9月24日放送)
番組開始1年間の総集編。韓国でキレる大泉などを放送。この頃から総集編では扮装をするようになった。
  • 未公開シーン!全て見せます!(1997年12月3日放送)
ヨーロッパでの未公開シーンを早くも放送。
上記2企画はヨーロッパの予算を補うために放送された。
  • 2周年記念!秘蔵VTR一挙公開!!1998年9月2日~30日放送)
3週にわたりサイコロ1~ヨーロッパの名場面を放送。伝説のミスター3部作が初めて披露される。
どうでしょう以前のHTBに残る鈴井・大泉のVTRを放送。また、どうでしょう班がはじめて集まった番組「モザイクな夜V3」でのコントも放送。また、鈴井・大泉の初出演映画「ガメラ2 レギオン襲来」の出演シーンも放送。大鈴とこの映画の金子修介監督とのやりとりが明らかになった。
  • 未公開映像一挙公開!(1999年6月30日放送)
「釣りバカ2」でカットされた「板前 大泉」と「大泉誕生会」を放送。
半年の休止を前にそれぞれの思い出に残る企画から、マレーシアジャングルのシカ事件などを振り返る。リターンズでこの企画を見た大泉は泣いてしまったらしい。
中米コスタリカの直前に放送。その名のとおり「前枠・後枠」の傑作選、NG集を放送。2週目では次回からの企画のタイトルを連呼する暴挙に出た(おなじみの掻き消し音が入ったが)。
レギュラーとしては最後の総集編。NG集は主に前枠・後枠。他に「原付東日本縦断」のなまはげ版前枠の秘話や「対決列島」のダジャレ未公開シーン等が放送された。

[編集] 海外企画

詳細は水曜どうでしょうの企画 (海外)を参照。

[編集] レギュラー終了後の企画

詳細は水曜どうでしょうの企画 (2003年以降)を参照。

[編集] 関連項目

テンプレート/ノート
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