四宮康雅
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四宮 康雅(しのみや やすまさ、1957年 - )は、テレビ番組のプロデューサー。2006年現在は北海道テレビ放送(HTB)に所属。大阪府出身。
元々は日本テレビ放送網で報道記者を務め、特に1988年に昭和天皇が倒れてから翌1989年1月7日に崩御するまでの間は宮内庁詰めの報道記者として一連の病状報道に関わる。後にその模様をまとめた「昭和最後の日~テレビ報道は何を伝えたか」(日本テレビ報道局天皇取材班)を出版した際には、同書執筆の中心人物の一人となった。
1991年にHTBに転職。その後はテレビ番組のプロデューサーとして「水曜どうでしょう」「onちゃん夢パワー大冒険!」などの番組を手がけた他、鈴井貴之の初監督作品「man-hole」では映画プロデューサーにも進出した(鈴井の妻・鈴井亜由美との共同プロデュース)。現在はHTBが年1本ペースで制作するオリジナルドラマにおいて、企画・原案にも関わっている。
日本民間放送連盟賞・テレビドラマ部門においては、四宮がプロデューサーを務めた番組が2001年・2003年・2004年に優秀賞を受賞するなど、近年は同賞の常連となっている。
ちなみに「水曜どうでしょう」では、3代目プロデューサーとして同番組のDVD化を積極的に推進した。また「水曜どうでしょう写真集2」の発売に当たっては、印刷に使う紙の種類にまでこだわる嬉野雅道ディレクターのこだわりに鋭く反応し、当時絶版となっていた「ミルトGA」(日清紡)をメーカーに頼んで再生産させてしまった張本人である。
[編集] 関連項目
- 昭和天皇崩御に伴う特別体勢