きのさき (列車)
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きのさきとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が京都駅~城崎温泉駅間を山陰本線(嵯峨野線)経由で運行する特別急行列車。
北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の1つである。
[編集] 運行概況
- 運転本数
- 京都駅~城崎温泉駅間 下り3本・上り5本(1~6・8・10号)
- なお、JR福知山線脱線事故のときには、新大阪駅~福知山駅間の特急列車が運休となり、振替輸送が必要となったため、臨時列車が京都駅~城崎温泉駅間で下り2本・上り1本(81~83号)運行された。
- 使用車両
[編集] 沿革
- 1962年(昭和37年) 京都駅~城崎駅間を山陰本線経由で運行する準急列車「きのさき」運行開始。
- 1966年(昭和41年) 「きのさき」急行列車に昇格。
- 1968年(昭和43年) 京都駅発着の急行列車の名称を「丹後」に名称を統一したことに伴い「きのさき」名称を廃止。
- 1972年(昭和47年) 京都駅発着で初めて山陰本線綾部駅経由で運行する特別急行列車「あさしお」運転開始。
- 1982年(昭和57年) 「あさしお」キハ80系からキハ181系に車両が置き換えられる。
- 1985年(昭和60年) 「あさしお」京都~東舞鶴間に1往復増発。
- 1986年(昭和61年) 「あさしお」急行「白兎」格上げで1往復増発。
- 1990年(平成2年) 大阪駅~城崎駅間を183系電車使用の臨時急行として「きのさき」名称復活。
- 1995年(平成7年) 臨時急行「きのさき」廃止。これは、翌1996年(平成8年)の京都駅~城崎駅間の特急列車の名称が「きのさき」と決定したため。
- 1996年(平成8年) 山陰本線園部駅~綾部駅間電化完成により、「あさしお」廃止。電車特急「きのさき」・「たんば」に名称が変更される。
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