埼玉県
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令制国一覧 > 東海道武蔵国(旧葛飾郡のうち北葛飾郡は近世初期まで下総国、中葛飾郡は下総国)
埼玉県のデータ | |
自治体コード | 011000-1 |
面積 | 3,797.25km² 全国第38位 |
総人口 | 7,075,965人 (2006年9月1日:全国第5位) |
総世帯 | 2,805,425世帯 (2006年5月1日) |
県内総生産 | 200,922億円 (2000年:全国第6位) |
県民の日 | 11月14日 |
ISO 3166-2 | JP-11 |
埼玉県の花 | サクラソウ |
埼玉県の木 | ケヤキ |
埼玉県の鳥 | シラコバト |
埼玉県の蝶 | ミドリシジミ |
埼玉県の魚 | ムサシトミヨ |
埼玉県の歌 | 埼玉県歌 |
埼玉県のマスコット | コバトン |
埼玉県のキャッチコピー | 彩の国さいたま |
知事 (読み) (任期満了日) |
上田清司 うえだ きよし 2007年8月30日 |
埼玉県庁 | |
所在地 | 〒330-9301 |
埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号 | |
電話番号 | 048-824-2111 |
外部リンク | 埼玉県庁 |
市町村境界図 | |
埼玉県(さいたまけん)は、関東地方の中央西側に位置する県である。推計総人口、県内総生産は共に全国第5位。また農業産出額は全国第6位であり、千葉県に次いで首都圏へ供給される農産物の一大生産地となっている。南東部は東京都のベッドタウンとしての性質を強く持ち、県北部は農地が多い。
目次 |
[編集] 県名の由来
- 埼玉県(現在の埼玉県の東半分)設置当時の県庁所在地が南埼玉郡岩槻町(現:さいたま市岩槻区)と設定されたため、その郡名から埼玉県と名付けられた。
- 埼玉の名前の由来は諸説あるが、発祥の地は「北埼玉郡埼玉(さきたま)村」(現:行田市大字埼玉)である。
- 当時首都のあった大和国方面から見て、東山道武蔵国の国府が置かれていた多摩郡よりも手前にある事から、「先多摩」「前多摩」(さきたま)と呼ばれたとする説があるが、埼玉郡と多摩郡は地理的に隔絶している点で疑問視する向きもある。
- ほかにも、埼玉古墳が由来とする説や、幸福をもたらす神の働きを意味する「幸魂」(さきみたま)から名づけられたとする説がある。魂は玉の意でもあり、県章である勾玉に関連する。
- しかし、上記諸説はいずれも学術的には後付けであるとするのが一般的であり、根拠に足るだけの説は存在しない。
- 奈良時代の『万葉集』に「前玉」「佐吉多万」(さきたま)という記述がある。また、平安時代の『和名類聚抄』には「埼玉」「佐伊太末」(さいたま)という郡名があり、当時、既にさいたまと呼ばれている事が分かる。
- 埼玉郡、さいたま市#名称問題なども参照のこと。
[編集] 地理
- 日本、関東地方、首都圏、東京圏
- 埼玉県は、関東地方の中央部~西部に位置する東西に広がる内陸県。面積は全国で9番目に狭い。よく比較される滋賀県の方が若干広いが、可住面積では滋賀県より広い。
- 古来利根川や荒川、入間川の流域であり、河岸部を中心に低湿地が広がっていた。しかし江戸時代、徳川家康が利根川東遷事業を実施するに至り、利根川の流路(現在の古利根川の流路に近い)・渡良瀬川の流路(現在の江戸川の流路に近い)は鬼怒川(毛野川)に導かれ、また荒川の流路(現在の元荒川の流路)は入間川に導かれ、現在の河川形態となった。荒川と江戸川に挟まれた地域は主に低地(多くは湿地帯)であり、これに丘陵部の西部、山岳部の秩父地方をもって埼玉県の地形が形成されている。海に接していないため、内陸性の気候(夏は高温多湿、冬は低温乾燥、昼夜の寒暖差の激しい気候)を呈する地域も見られ、特に北部や秩父地方でその傾向が強い。
- 江戸川(旧渡良瀬川=太日川)と荒川(旧入間川)に挟まれた県中南部地域は、郡・旧郡による地区分類では概ね北足立地区にあたる。地域の中央は河岸部よりやや高くなっている。この地域には政令指定都市で埼玉県の県庁所在地でもあるさいたま市がある。南は川口市、北は鴻巣市となっている。これらの都市は東京のベッドタウンとしての性格が強く、近代以降の東京の郊外拡大に伴い一貫して人口・経済規模が著しく増大してきた。工業の中心は、鋳物などから携帯電話等の精密機械の製造へと重心が移っている。
- 東部は旧日光街道の沿線を中心とする地域であり、中部同様やはり南北に細長い地域である。郡・旧郡による地区分類では概ね南埼玉地区・北埼玉地区・北葛飾地区がこれにあたる。江戸川・中川などの河川が南北に流れ、流域は低地となっている。特に南側の南埼玉地区・北葛飾地区は東京のベッドタウンとしての性格を強く持ち、現在は東武伊勢崎線を中心に草加市・越谷市・春日部市・幸手市・久喜市・栗橋町などの新興住宅都市が連なる。
- 西部は荒川以西で、秩父山地の手前までの平地部で、郡・旧郡による地区分類では入間地区、比企地区がこれにあたるほか、北足立地区の荒川西側、即ち当初は新座郡であった地区も西部に含まれる。東端の荒川沿いの低地から西に行くにつれ台地―丘陵と遷移し、秩父地方と接する西端は一部山地にかかる。東京のベッドタウンとしての性格が強い一方、関東旧来の生活風俗が色濃く残る地域でもある。東武東上線を中心とする都市軸、西武池袋線・西武新宿線を中心とする都市軸の二つの都市軸が形成されている。このうち小江戸と呼ばれる川越藩の城下町川越をはじめ志木・坂戸・東松山などが前者、西武グループの企業城下町である所沢をはじめ狭山・入間・飯能などが後者に属する。農業については、関東ローム層に属する水はけの良い地質のため、ゴボウ・ニンジン・サツマイモなど根菜類の生産が盛んである。また戦後早くから製造業を中心とした大企業が生産拠点を都心に近いにもかかわらず比較的地価が低かった西埼玉に進出するケースが多く見られた。HONDA(狭山市・和光市)や西武鉄道(所沢市)の本拠地。柳瀬川流域(志木市・新座市・所沢市)は宮崎駿監督のアニメーション映画「となりのトトロ」(音楽:久石譲、製作:スタジオジブリ)の舞台となった地域であり、現在も武蔵野の原風景を残している(トトロの森)。
- 北部は郡・旧郡による地区分類では概ね大里地区・児玉地区がこれにあたる。北端を利根川、南を荒川が流れており低地や台地を主体とするが、秩父地方に接する南西側に近づくにつれ丘陵へと遷移する。熊谷の商業地を中心に、周辺都市や隣接する群馬県から消費者が流入。工業は各地の工業団地を中心に発達。ナシ・ミカン・ネギなどの生産が盛ん。
- 秩父地方は県の一番西側に位置する。郡・旧郡による地区分類では概ね秩父地区がこれにあたる。関東山地やその周辺の山々とそれらに囲まれた秩父盆地からなり、秩父巡礼などの観光産業が発達。長瀞の景勝地は、「日本地質学発祥の地」「地球の窓」と呼ばれ有名。
- 県内は首都高・東京外環・関越・東北・常磐・圏央道などといった高速道路や自動車道が多く集まり、高速道路が比較的整備されているが、一般道については十分に整備されていない地域が多く、自動車の増加や大規模商業施設の郊外立地化に伴い各地で道路渋滞が慢性・深刻化している。特に道路・鉄道ともに東京方向の交通網は発達しているが、県の東西を結ぶ鉄道・道路はそれに比べて貧弱なものが多い。また、交通死亡事故の発生件数は人口、交通量の多さもあり千葉県などとともに例年ワースト上位の常連となっている。
- もともと現在の埼玉県、東京都、神奈川県北部の地域で武蔵国を形成しており、江戸時代に中心地となった江戸は東京都とされたので、ながらく埼玉県には特定の「中心」と呼べる場所がなかった。県庁は浦和市にあり、経済規模では大宮市が優位で、市制施行は川越市が最も早かった。一方近年、大宮市+浦和市+与野市の合併で「さいたま市」となり(現在では岩槻市も吸収)、政治、経済共に中心と呼べる自治体区域が誕生した。国などの関東地方出先機関が集まるさいたま新都心も造成されたことで、東京のベッドタウンから関東地方において独自の重要性を持つ地域になりつつある。とはいえ、東部地区は東武伊勢崎線、西部地区は東武東上線、西武鉄道でさいたま市を介せずに直接東京と結ばれているため、これらの地区の住民はいわゆる「埼玉都民」であり、さいたま市に対する意識はさほど高くない。
- 現在こうした県東西の移動・交流の活発化、既存交通網の混雑緩和を狙った「東西交通大宮ルート」と「東西交通県南ルート」と呼ばれる2つのLRT整備計画が検討されている。
- 隣接都道府県: 東京都 - 千葉県 - 茨城県 - 栃木県 - 群馬県 - 長野県 - 山梨県
- 平地
- 山地
- 主な山
- 河川 - 荒川、入間川、芝川、高麗川、綾瀬川、利根川、江戸川、中川、神流川、新河岸川、古利根川、元荒川、越辺川
- 湖・湖沼・用水路-狭山湖、秩父湖、名栗湖、神流湖、彩湖、宮沢湖、伊佐沼、武蔵水路、見沼代用水、野火止用水
[編集] 自然公園
- 県立狭山自然公園、県立奥武蔵自然公園、県立黒山自然公園、県立長瀞玉淀自然公園、県立比企丘陵自然公園、県立上武自然公園、県立武甲自然公園、県立安行武南自然公園、県立両神自然公園、県立西秩父自然公園
[編集] 歴史
[編集] 古代
古代の国選史書である『日本書紀』にある安閑天皇元年(534年)に、「閏の十二月・・・(中略)・・・是の月に武蔵国造笠原直使主と同族小杵と国造を相争いて年経るに定めがたし」云々とある。国選の書物だから事の真相は別個の話題として、そこには、笠原直使主と同族の小杵による武蔵国造の勢力争いが記述されている。
昭和53年には、行田市にあるさきたま風土記の丘の稲荷山古墳のなかから、錆びた鉄剣が発掘され、のち奈良にある元興寺文化財研究所へ持って行き調べた所、表裏に金象嵌で115文字の銘文があることがわかり注目を浴びた。その文中にある「獲加多支鹵大王(ワカタケル大王)」は『記紀』に出てくる雄略天皇であり、『宋書』倭国伝に見える倭王武である。また、冒頭の「辛亥の年」は471年である。との学説が主流である。古代史ブームの巻き起こる中で、鉄剣の解釈をめぐりさまざまな議論がある。
[編集] 中世
[編集] 近世
江戸時代になると江戸幕府により江戸を起点とした五街道の整備が進められ、埼玉県内には中山道に9つの宿場(蕨宿、浦和宿、大宮宿、上尾宿、桶川宿、鴻巣宿、熊谷宿、深谷宿、本庄宿)、日光街道(奥州街道)に6つの宿場(草加宿、越ヶ谷宿、粕壁宿、杉戸宿、幸手宿、栗橋宿)が置かれたほか、五街道に準ずる脇往還は、県内では川越往還、川越児玉往還、日光脇往還、日光御成街道、関宿往還、秩父往還、秩父甲州往還が整備された。
また、川越や岩槻・忍といった城下町が発展。特に川越は江戸北方の防衛拠点として親藩・譜代の重臣が治め、「小江戸」と呼ばれるほど栄えた。
[編集] 明治時代以降
明治時代の1883年から85年にかけて、秩父地方で松方財政の不況の中借金に苦しむ負債農民が困民党を結成して秩父事件とよばれる騒擾を起す。
- 1871年 - 廃藩置県を受けて、埼玉県(現在の中央地域・東部地域に相当)入間県(現在の西部地域・北部地域・秩父地域に相当)が誕生。埼玉県の県庁所在地は当初岩槻町とされたが、旧浦和県庁を流用する形で浦和宿となった。入間県の県庁所在地は川越町に置かれた。
- 1873年 - 入間県が群馬県と合併し熊谷県となる。熊谷県の県庁所在地は熊谷町に置かれた。
- 1876年 - 熊谷県は分割され旧入間県域が埼玉県と合併、現在の埼玉県が成立。
- 1883年7月28日 - 日本初の私鉄「日本鉄道」が開業。
- 1922年 - 埼玉県で初めての市として川越市が市制施行。
[編集] 最近の出来事
- 2000年(平成12)5月5日 - さいたま新都心街開き。
- 2001年(平成13)3月28日 - 埼玉高速鉄道線が開通。
- 2001年5月1日 - 浦和市、大宮市、与野市の3市が合併して「さいたま市」となる(初のひらがな書き県庁所在地)。
- 2001年10月13日 - Jリーグ公式戦オープン記念試合において、Jリーグ史上最大の観客を動員する。
- 2002年(平成14)6月 - サッカーワールドカップが開幕。埼玉スタジアム2002では準決勝などが催される。
- 2002年8月1日 - 人口が700万人を突破。
- 2003年(平成15)2月1日 - 川口市にスキップシティがオープン。
- 2003年4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行。
- 2003年9月 - 上田清司が埼玉県知事に就任。
- 2004年(平成16) - 彩の国まごころ国体開催。
- 2005年(平成17)1月1日 - 飯能市に名栗村が編入し「飯能市」となる(県内平成の大合併始まり)。
- 2005年4月1日 - 岩槻市がさいたま市に編入し、「さいたま市岩槻区」、秩父市に吉田町・荒川村・大滝村が合併して「秩父市」(県内最大の自治体)となる。
- 2005年10月1日 - 小鹿野町と両神村が合併して「小鹿野町」、春日部市と庄和町が合併して「春日部市」、熊谷市と妻沼町・大里町が合併して「熊谷市」、鴻巣市と川里町・吹上町が合併して「鴻巣市」、上福岡市と大井町が合併して「ふじみ野市」となる。
- 2006年(平成18)1月1日 - 神川町と神泉村が合併して「神川町」、行田市と南河原村が合併して「行田市」、深谷市と岡部町・花園町・川本町が合併して「深谷市」となる。
- 2006年1月10日 - 本庄市と児玉町が合併して「本庄市」となる。
- 2006年2月1日 - 都幾川村と玉川村と合併し「ときがわ町」となる。
- 2006年7月9日-副知事二人目に農林水産省出身、前厚生労働省官房審議官の岡島敦子氏(51)の就任
- 2006年7月10日-岡島敦子氏着任予定。
[編集] 人口
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
[編集] 平均年齢
41.6歳(男40.7歳、女42.5歳) [平成18年1月1日現在]
[編集] 行政
[編集] 歴代知事(公選)
- 初代 西村実造(1947年4月12日~1949年3月28日、1期)
- 2代 大沢雄一(1949年5月17日~1956年5月29日、2期)
- 3代 栗原浩(1956年7月16日~1972年7月12日、4期)
- 4代 畑和(1972年7月13日~1993年7月12日、5期)
- 5代 土屋義彦(1993年7月13日~2004年7月18日、3期)
- 6代 上田清司(2004年8月31日~、1期目)
[編集] 議会
詳細は埼玉県議会。
- 定数:94
- 所在地:さいたま市浦和区高砂3-15-1
[編集] 県内の主な施設
- 埼玉県本庁舎(さいたま市浦和区)
- 県議会議事堂(さいたま市浦和区)
- 県公安委員会(さいたま市浦和区)
- 県警察本部(さいたま市浦和区)
- 埼玉県運転免許センター(鴻巣市)
- 県文書館(さいたま市浦和区)
- 埼玉会館(さいたま市浦和区)
- 県立浦和図書館(さいたま市浦和区)
- 県立熊谷図書館(熊谷市)
- 県立久喜図書館(久喜市)
- 埼玉県立歴史と民俗の博物館(さいたま市大宮区)
- さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)
- 埼玉スタジアム2002公園(さいたま市緑区)
- 埼玉県立近代美術館(さいたま市浦和区)
- 埼玉県立さきたま史跡の博物館(行田市)(旧・埼玉県立さきたま資料館)
- 埼玉県立嵐山史跡の博物館(比企郡嵐山町)(旧・埼玉県立歴史資料館)
- 埼玉県立自然の博物館(秩父郡長瀞町)(旧・埼玉県立自然史博物館)
- 埼玉県立川の博物館(大里郡寄居町)(旧・さいたま川の博物館)
- さいたま文学館(桶川市)
- 埼玉県平和資料館(東松山市)
- さいたま水族館(羽生市)
- こども動物自然公園(東松山市)
- SKIPシティ(川口市)
- 鉄道博物館(さいたま市)2007年に開館予定
[編集] 産業
- HONDAグループ(本田技術研究所、テイ・エステック、本田金属技術、ショーワ、M-TEC、八千代工業、エフテック )
- 日産ディーゼル工業
- 赤城乳業(ガリガリ君)
- ジェイティービー関東本社
- カルソニックカンセイ
- CEC オーディオ専門メーカー
- 丸広百貨店
- ヤオコー
- ロビンソン百貨店
- ドイト
- 八木橋百貨店
- 島忠
- 与野フード
- マミーマート
- しまむら
- 埼玉りそな銀行
- 武蔵野銀行
[編集] 国の研究・研修施設
[編集] 日本一
- 「市」の数(40市)。
- 生産年齢 人口割合。
- 鯉のぼりの生産量。 (主な生産地:加須市)
- 雛人形、五月人形の生産高。 (主な生産地:さいたま市岩槻区)
- 足袋の生産量。 (主な生産地:行田市)
- アイスクリーム
- ネギの収穫量。(平成16年国内シェア14%。主な生産地:深谷市)
- ブロッコリーの収穫量。 (平成16年国内シェア15%。主な生産地:深谷市)
- コマツナの収穫量。 (平成16年国内シェア14%。主な生産地:入間郡)
[編集] 交通
- 鉄道
- 路線バス
- 道路
[編集] 名産品
[編集] 食品
- 深谷ねぎ(深谷市)
- 草加せんべい(草加市)
- さつまいも料理・芋菓子(芋羊羹・芋せんべいなど)(川越市)
- 五家宝(熊谷市)
- 狭山茶(狭山市・入間市・日高市ほか)
- 忠七めし(比企郡小川町) - 日本五大名飯の一つ
- 蒲焼(さいたま市浦和区、川越市ほか)
- ゼリーフライ(行田市)
- 行田のフライ(行田市)
- 加須うどん(加須市)
- 東松山焼鳥(東松山市) - 豚カシラ肉の焼き鳥
- 十万石饅頭(行田市) - テレビ埼玉で放映されるCMで県民には有名
- 比企郡や秩父地方のうどん・そば
- 煮ぼうとう(深谷市)
- なまず料理(吉川市)
- 鮎料理・鮎飯(大里郡寄居町)
- 秩父味噌・秩父おなめ(秩父市、秩父郡)
- おきりこみ(秩父市、秩父郡)- 平めんの煮込みうどん
- 四里餅(飯能市)
- うまい棒(八潮市)
[編集] 民芸品
- 雛人形(さいたま市岩槻区、鴻巣市)
- 和紙(比企郡小川町、秩父郡東秩父村)
- 植木(川口市安行)
- 絹織物(秩父市)
- 鯉のぼり(加須市)
- 鋳物(川口市)
- かわら(深谷市)
- 足袋(行田市) 江戸期から足袋が製造されている。日本国内の8割が行田から出荷されている。
- だるま(越谷市)
- 桐箪笥(春日部市)
- 麦藁帽子(春日部市) 農家が副業で作られている。日本国内で数少ないの生産地。
- 押絵羽子板(春日部市)
- 凧(春日部市西宝珠花)旧北葛飾郡庄和町
- 盆栽(さいたま市北区盆栽町)旧大宮市
- 竹箒(ふじみ野市)旧入間郡大井町
[編集] 言語
明治41年(1908年)の国語調査委員会報告以来、関東地方における京阪式アクセント使用地域(主として旧葛飾郡域にて。実態は東京式アクセントの一段階変化形特殊アクセントであった)として注目を集めたが退潮著しく、ほぼ全域にわたって東京式アクセントによる東部方言の西関東方言が用いられる。東京に近い上に県外からの転入者が多いことから共通語の影響が強く、西関東方言も衰退し、いわゆる「首都圏方言」が使われているところも多い。
[編集] スポーツ
[編集] 野球
[編集] プロ野球
- 西武ライオンズ(所沢市 2軍はインボイス)
- ※以下は2軍のフランチャイズ
- 東京ヤクルトスワローズ(戸田市)
- 千葉ロッテマリーンズ(さいたま市)
[編集] 社会人野球
[編集] サッカー
[編集] Jリーグ
※いずれもさいたま市を本拠とする
- 浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)
- 大宮アルディージャ
[編集] Lリーグ
[編集] ラグビー
[編集] ジャパンラグビートップリーグ
[編集] バレーボール
[編集] Vリーグ
[編集] バスケットボール
[編集] bjリーグ
[編集] ハンドボール
[編集] 日本ハンドボールリーグ・男子1部
[編集] 姉妹提携都市
- メキシコ合衆国メヒコ州 - 1979年10月2日姉妹提携締結
- 中華人民共和国山西省 - 1982年10月27日姉妹提携締結
- オーストラリア連邦クイーンズランド州 - 1984年10月27日姉妹提携締結
- アメリカ合衆国オハイオ州 - 1990年10月22日姉妹提携締結
- ドイツ連邦共和国ブランデンブルク州 - 1998年8月26日姉妹提携締結
[編集] 地域
県内は、県庁によって地勢的に中央(約243万人)・東部(約175万人)・西部(約225万人)・北部(約53万人)・秩父(約11万人)の5つの地域に区分されている(地図)。それらは、更に9つの広域行政圏に細分化されて、「大都市周辺広域行政圏」と「広域市町村圏」の2つに類型化されている。以下に地域・広域行政圏を記載する。括弧内は、大都市周辺広域行政推進協議会、または、広域市町村圏組合の所在地。人口は2006年7月1日現在の推計人口(埼玉県の総人口 : 7,071,715人)
- 大都市周辺広域行政圏 619万1660人
- 埼玉中央(蕨市) 243万4830人
- 埼玉西部第一(川越市) 164万5491人
- 埼玉東部(越谷市) 108万9078人
- 埼玉県利根(久喜市) 66万1695人
- 埼玉西部第二(鶴ヶ島市) 36万0566人
- 広域市町村圏 88万0055人
県下には、以下の40市10区9郡30町1村がある。町の読み方は「ちょう」ではなくすべて「まち」である。地域圏・広域行政圏ごとに記載する。なお、埼玉県は日本の都道府県の中で「市」の数が一番多い。
- 中央地域 243万4830人
埼玉中央広域行政圏 243万4830人
- 西部地域 224万5148人
埼玉西部第一広域行政圏 164万5491人
埼玉西部第二広域行政圏 36万0566人
比企広域市町村圏 23万9091人
- 東部地域 175万0773人
埼玉東部広域行政圏 108万9078人
埼玉県利根広域行政圏 66万1695人
- 北部地域 52万7349人
大里広域市町村圏 38万7635人
児玉郡市広域市町村圏 13万9714人
- 秩父地域 11万3615人
秩父広域市町村圏 11万3615人
[編集] その他
[編集] 埼玉県を舞台にしたマンガ・アニメ作品
- クレヨンしんちゃん:春日部市(アニメ版では春我部市)
- 赤き血のイレブン:さいたま市(旧浦和市)
- 子供学級:上尾市
- エースをねらえ!:さいたま市(旧浦和市)
- おおきく振りかぶって:さいたま市(旧浦和市)
- とっても!ラッキーマン:越谷市蒲生
- やったろうじゃん!!
- ラフ
- 工業哀歌バレーボーイズ
- ゲイン
- 藍より青し
- 武装錬金
- 魔法先生ネギま!:JR川越線沿線
- 中退アフロ田中:加須市
- 撲殺天使ドクロちゃん
- らき☆すた
- ジゴロ次五郎:川越市(作中表記は河越市)
- Mr.FULLSWING
- ウインドミル:さいたま市(旧大宮市・浦和市〔作中表記は浦羽市〕)
- 椿ナイトクラブ:狭山市入曽(作中表記は入曽市)
- がんばれ!!タブチくん!!:所沢市小手指、西武ライオンズ球場
- セニョールパ:所沢市
- さくら!咲きますッ:さいたま市(旧浦和市)
- 灼眼のシャナ:さいたま市
- となりのトトロ:所沢市
- いるま少女電波:入間市
- アタッカーYOU!:杉戸町(実業団編)
- 青空少女隊:入間市
- 翔んで埼玉:所沢市
- ミルク捜査日記:川越市
- 乱丸XXX:所沢市
[編集] 埼玉県を舞台にした文芸作品
- 風とキューポラの町から:川口市
- 田舎教師:羽生市
- 天の園:東松山市
- 大地の園:川越市
[編集] 埼玉県を舞台にした映画作品
- となりのトトロ:所沢市
- キューポラのある街:川口市
- ウォーターボーイズ:川越市
- 鉄塔 武蔵野線
- いぬのえいが:白岡町
- タナカヒロシのすべて:さいたま市
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲:春日部市
- 鬼畜:川越市
[編集] 埼玉県を舞台にした音楽作品
- 『大宮サンセット』(スピッツ)
- 『なぜか埼玉』 (さいたまんぞう)
- 『通りゃんせ』(童謡)
- 『はとぽっぽ』 童謡。埼玉県東部(越谷市周辺)に生息するシラコバトの鳴声がモチーフとされている。
- 『さいたまパヤパヤ』(イオシス)
[編集] 出身者
- 埼玉県出身の人物一覧を参照のこと。
[編集] 関連項目
- 埼玉県の自然景勝地
- 埼玉県高等学校一覧
- 埼玉県内県立、私立中学校一覧
- 市町村中学校は地域一覧に記載
- 埼玉県指定文化財一覧
- 都心回帰
[編集] マスメディア
[編集] 新聞社
[編集] テレビ局
放送区域は関東広域圏に属する。
[編集] ラジオ局
- FMラジオ局
- FM NACK5(NACK5・旧:エフエム埼玉 独立局)
- NHKさいたま放送局
- エフエムインターウェーブ(Inter FM 県内の対象地域はさいたま市のみだが、事実上南部、西南部及び北部の一部の広範囲で聴取可能)
- コミュニティ放送
[編集] ケーブルテレビ局
- 埼玉県のケーブルテレビ局(参照)
[編集] 送信所がある放送局
上記の他、下記の広域放送局の送信所が埼玉県内にある。
[編集] 外部リンク
- 日本の都道府県
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