国道4号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道4号(こくどう4ごう)は、東京都中央区から青森県青森市へ至る一般国道である。陸上距離が一番長い国道である。埼玉県から岩手県にかけて東北自動車道と、岩手県から青森県南部にかけて八戸自動車道と並走する。
目次 |
[編集] 概要
- 陸上距離:743.7km
- 起点:東京都中央区日本橋(日本橋 = 国道1号・国道6号・国道14号・国道15号・国道17号、国道20号起点)
- 終点:青森県青森市長島2丁目10番2(青い森公園前 = 国道7号終点)
- 主な経由地:埼玉県春日部市、茨城県古河市、栃木県小山市、宇都宮市、那須塩原市、福島県郡山市、福島市、宮城県白石市、仙台市、大崎市、岩手県奥州市、盛岡市、二戸市、青森県十和田市
- 指定区間:全線
[編集] 歴史
国道4号は、日光街道・奥州街道(江戸~白河)およびその延長路である仙台道(白河~仙台)・松前道(仙台~函館)(日光街道を除く3街道は1873年に陸羽街道に改称)を継承するものである。
- 1885年(明治18年):内務省告示第6号「國道表」では、函館までの道がほぼそのまま国道6号「東京より函館港に達する路線」に指定された。正確には、松前道は津軽半島の突端の三厩から北海道の渡島半島へ渡っていたが、国道6号は青森から直接航路で函館に達していたという点が異なる。
- 1920年(大正9年):施行の旧道路法に基づく路線認定では、国道4号「東京都より北海道庁所在地に達する路線」(現在の国道4号・国道5号)となった。
- 1952年(昭和27年)12月4日:新道路法に基づく路線指定で、旧国道4号のうちの青森市まで(東京都中央区~青森県青森市)が一級国道4号となった。
- 1965年4月1日:道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道4号となった。
[編集] 旧国道4号
足立区~越谷市間の東京都道・埼玉県道49号足立越谷線は、1967年の草加バイパス開通に伴い、国道4号から都・県道に降格された旧国道4号である。また宮城県道22号仙台泉線も仙台バイパス開通により、市街地を走る国道4号が国道45号の重複区間を経由する路線に変更されたことに伴って降格された路線である。
[編集] 重複区間
- 東京都
- 埼玉県・茨城県
- 栃木県
- 福島県
- 宮城県
- 岩手県
- 青森県
[編集] 通過市町村
(※バイパスのうち越谷市~宇都宮市間の新4号国道および埼玉県内の東埼玉道路を除く。それぞれの通過市町村については各記事を参照。なお足立区~越谷市間の旧国道4号については東京都道・埼玉県道49号足立越谷線を、仙台市青葉区~泉区間の旧国道4号については宮城県道22号仙台泉線を参照。)
[編集] 接続路線
(※バイパスのうち越谷市~宇都宮市間の新4号国道および埼玉県内の東埼玉道路を除く。それぞれの接続路線については各記事を参照。なお足立区~越谷市間の旧国道4号については東京都道・埼玉県道49号足立越谷線を参照。)
- 関東地方整備局管内
- 東京都
- 埼玉県
- 茨城県
- 国道354号(古河市)
- 栃木県
- 東北地方整備局管内
- 福島県
- 宮城県
- 岩手県
- 青森県
[編集] バイパス
[編集] 別名
[編集] 主な峠
[編集] 道の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 道路時刻表(距離・所要時間など)