高速はこだて号

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高速はこだて号は、北海道中央バス、道南バス、北都交通が共同で運行する都市間バス。

[編集] 沿革

1984年 3月18日 - 北都交通の都市間バス「オーロラ号」が運行開始。
1993年 4月21日 - 北海道中央バス・道南バス二社共同による「オーシャンドリーム」が運行開始。
2000年 3月29日 - 有珠山の火山活動が活発化、噴火の可能性が高まり周辺道路が通行止めとなる。運行経路を札樽自動車道～国道5号を経由する迂回ルートとなり、所要時間を通常より2時間延長する。
2000年3月31日 - 有珠山噴火。
2000年5月8日 - 地下鉄大谷地駅での乗降を休止する。
2000年6月5日 - 有珠山の火山活動終息に伴い、迂回ルートより通常ルートとなる。（但し、道央自動車道道央自動車道伊達IC～豊浦IC間通行止めのため一般道へ迂回、所要時間を通常より1時間延長する）
2000年7月13日 - 道央道虻田洞爺湖仮出入口設置により、通行止め区間が伊達IC～虻田洞爺湖仮出入口間に短縮される。
2001年 2月9日 - 通行止め区間が虻田洞爺湖IC～虻田洞爺湖仮出入口間に短縮。所要時間を通常より約20分延長する。
2001年6月30日 - 有珠山噴火による道央自動車道の通行止め解除。1年3ヶ月振りに平常運行に戻る。
2003年 4月21日 - オーロラ号とオーシャンドリームを統合し、3社共同運行の「高速はこだて号」とする。発着を中央バス札幌ターミナルと湯の川温泉に統一、大通バスセンターの乗降取り扱いを廃止する。
2003年10月21日 - ワンマン運行開始に伴い、途中休憩先を追加。所要時間が25分延長される。
2006年 12月1日 - 道央道の国縫IC - 八雲IC間延伸に伴い、昼行便のみ高速道利用区間を八雲ICまで延長。また昼行便のみ森町に停留所を新設。

[編集] 運行経路

昼行便

札幌市 - （札幌南IC） - （道央自動車道） - （八雲IC） - 二海郡八雲町 - 茅部郡森町 - 亀田郡七飯町 - 函館市

夜行便

札幌市 - （札幌南IC） - （道央自動車道） - （長万部IC） - 亀田郡七飯町 - 函館市

[編集] 停留所

凡例 ○：乗車のみ ●：降車のみ－：停車せず

停留所		札幌駅前タ｜ミナル	北２条西３丁目	時計台前	札幌タ｜ミナル	南郷18丁目	地下鉄大谷地駅	八雲	森	七飯町	桔梗	昭和４丁目	五稜郭駅前	ガス会社前	函館駅前タ｜ミナル	湯の川温泉北	湯の川温泉	湯の川温泉東
停留所		札幌市						八雲町	森町	七飯町	函館市
札幌→函館	昼行便	－	－	－	○	－	○	●	●	●	●	●	●	●	●	●	●	●
札幌→函館	夜行便	－	－	－	○	－	－	－	－	●	●	●	●	●	●	●	●	●
札幌←函館	昼行便	●	●	●	－	●	●	○	○	○	○	○	－	－	○	○	○	○
札幌←函館	夜行便	●	●	●	－	●	●	－	－	○	○	○	－	－	○	○	○	○

[編集] 運行本数

6往復（昼行便5往復、夜行便1往復）

[編集] 所要時間

札幌ターミナル～湯の川温泉東間昼行：約5時間30分夜行：約6時間

[編集] 使用車両

28～30人乗り　3列独立シート（一部車両、後部4列）

[編集] その他

昼行便は有珠山SAか静狩PAのどちらかで休憩をとる。
全席指定予約制。各バス会社窓口・インターネット・主要旅行会社にて受け付ける。
夜行便は前方座席が男性、後方座席が女性に振り分けられる。
過去に「オーロラ号」は軽食や飲み物サービス、「オーシャンドリーム」は休憩時に弁当の予約販売を実施していたが、コスト削減や高速道路延長による休憩先変更により相次いで廃止となっている。
「オーシャンドリーム」の函館始発便は函館バスに予約や乗車券発券業務を委託していたが、オーロラ号との統合・共同運行化の後は、函館にも営業所を持つ北都交通が一括して取り扱っている。
「オーロラ号」の名称は、北都交通の高速バスの共通名称として利用されている。ただし現在では札幌～函館系統が「はこだて号」に改称されたため、「オーロラ号」を名乗るのは札幌～根室の系統のみとなった。