茨城県
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茨城県のデータ | |
自治体コード | 08000-4 |
知事 | 橋本昌 |
面積 | 6,095.58km² 全国第23位 |
総人口 | 2,971,798人 (2006年10月1日:全国第11位) |
総世帯 | 1,046,345世帯 (2006年5月1日) |
隣接県 | 福島県、千葉県、栃木県、埼玉県 |
県民の日 | 11月13日 |
ISO 3166-2 | JP-08 |
県の花 | バラ |
県の木 | ウメ |
県の鳥 | ヒバリ |
県の魚 | ヒラメ |
県の歌 | 茨城県民の歌 茨城県民体操 |
茨城県庁 | |
所在地 | 〒310-8555 |
茨城県水戸市笠原町978番6号 | |
電話番号 | 029-301-1111 |
外部リンク | 茨城県庁 |
市町村境界図 | |
茨城県(いばらきけん)は、関東地方の北東に位置し、太平洋に面する県である。令制国の常陸国が大部分を占めるが、一部に下総国の地域がある。
県庁所在地は水戸市。
目次 |
[編集] 県名の由来
県名は廃藩置県後、間もなくに行われた県の統合の際に、茨城郡の水戸に県庁の置かれたためその郡名が採用された。茨城という名は、一説に、賊を討つために茨の城(柵)を築いたことに由来する。読みについては、カ行音が濁音化する茨城方言の特徴もあり、「いばらぎ」と認識される場合も多いが、日本語として正しい読み方は大阪府茨木市同様で「いばらき」としている。近年では、正しい読み方を啓蒙する宣伝、活動が多く見られるようになった。これにより「いばらぎ」という発音に県民は敏感であるかのように思われがちである。この間違いを厭う県民は多いが、実際は気にしていない県民も多く、県外で又は県外の人から濁点の有無に固執しているかのように言及されることに辟易している者もいる。いばらぎという濁音の発音から茨城県を田舎の象徴のように思う他県民が多い。なお、パソコンの漢字変換機能では間違いにも対応するため「いばらぎけん」と打ち込んでも「茨城県」が一発変換される。
[編集] 自然地理
- 地方:関東地方、北関東、南関東、首都圏、東京圏
- 平野・台地:関東平野、常陸台地、常総台地
- 山・山地:筑波山(日本百名山の一つ)、加波山、八溝山地
- 川:利根川、鬼怒川、小貝川、江戸川、那珂川、久慈川、新利根川、桜川
- 湖・沼・利水施設:霞ヶ浦(日本で第2に大きい淡水湖)、北浦、千波湖、涸沼、牛久沼、菅生沼、渡良瀬遊水地、常陸川水門、霞ヶ浦用水、霞ヶ浦導水
- 海浜:鹿島灘、大竹海岸、大洗海岸
[編集] 自然公園
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[編集] 歴史
(明治維新以前の茨城県については、常陸国 のページを参照する事)
[編集] 明治から第2次大戦まで
- 廃藩置県に先駆けて若森県(つくば市)成立
- 1871年8月29日(旧暦7月14日):廃藩置県により、宍戸県、水戸県、笠間県、下館県、下妻県、松岡県、竜崎県、松川県、土浦県、石岡県、志筑県、牛久県、麻生県、多古県、小見川県、高岡県が成立。
- 1871年12月24日(旧暦11月13日):宍戸、水戸、笠間、下館、下妻、松岡県が合併し茨城県(~1875年)が、若森県、竜崎県、松川県、土浦県、石岡県、志筑県、牛久県、麻生県、多古県、小見川県、高岡県が合併し新治県が成立。このとき新治県の下総三郡を千葉県へ、常陸六郡を茨城県へ編入
- 1875年8月5日:茨城県(~1875年)と新治県が合併し、現在の茨城県が成立した。このとき千葉県のうち四郡及び相馬郡と葛飾郡の一部を編入。
- 1888年:人口100万人突破。
[編集] 昭和後期(第2次大戦後)
- 1947年:初の県知事選挙。人口200万人突破。
- 1969年:筑波研究学園都市起工。
- 1974年:茨城国体・第10回全国身体障害者スポーツ大会開催。
- 1976年:第27回全国植樹祭開催。
- 1977年:常磐自動車道起工。
- 1985年:国際科学技術博覧会(通称:科学万博)開催。
- 1986年:エミリア・ロマーニャ州(イタリア)とエソンヌ県(フランス)と、国際友好州県を提携する。
- 1987年:東関東自動車道佐原香取IC(千葉県)~潮来IC(茨城県)の県内初区間開通。
- 1988年:常磐自動車道県内区間が開通。第8回全国豊かな海づくり大会開催。
[編集] 平成期
- 1994年:北関東自動車道、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線(当時の常磐新線)起工。
- 1995年:第6回世界湖沼会議が霞ヶ浦沿岸地域で開催される。
- 1997年:人口300万人突破(北部で減少、南部で増加)。
- 1998年:第7回全国知的障害者スポーツ大会開催。
- 1999年
- 現在の茨城県庁舎竣工。総工費は約800億円で、都道府県庁舎としては、東京都、群馬県に次いで全国第3位。高さは116mで、県内最高の高層ビルに。
- 東海村JCO臨界事故が発生。
- 2001年:カシマサッカースタジアムがリニューアルオープン。
- 2002年:2002 FIFAワールドカップ、2002年茨城総体開催。
- 2003年:首都圏中央連絡自動車道つくばJCT~つくば牛久ICの県内初区間が開通。
- 2005年:首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業、第56回全国植樹祭開催。
- 2006年:2004年から続いた平成の大合併が全て施行され、32市10町2村に再編される。
- 2006年:第18回全国生涯学習フェスティバルまなびピアいばらき2006開催。
- 2007年:第20回全国健康福祉祭茨城大会ねんりんピック茨城2007開催予定。
- 2008年:第23回国民文化祭・いばらき2008開催予定。
- 2009年:百里飛行場開港予定。
- 2011年:北関東自動車道全線開通予定。
[編集] 産業
[編集] 農業
常陸国風土記では「常世の国」と謳われたように、日本屈指の農業地帯として有名である。
※長年有名の霞ヶ浦の鯉は、コイヘルペスウイルス騒動で壊滅状態。現在、再養殖が可能か試験中である。
[編集] 製造業
[編集] 県内に工場のある主要企業
ほか、日立市、つくば市、土浦市、ひたちなか市、かすみがうら市、石岡市、鹿嶋市やその周辺に、大手製造業の研究拠点が多く存在する。
[編集] その他生産品目
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[編集] サービス業
[編集] 県内に本社のある主要企業
※ 日立製作所は日立市が発祥地であるが、本社は東京都にあり、県内に本社はない。東日本銀行や、県内に多数の店舗を持つココスジャパンも同様。
[編集] 行政
→茨城県知事一覧参照。
[編集] 議会
- 茨城県議会
茨城県議会議員選挙は、統一地方選挙では実施されない数少ない都県の一つ(他は東京都と沖縄県)である。これは1966年(昭和41年)、県議会議長ポストをめぐって汚職事件が発生したことにより同年12月21日に茨城県議会が解散したことによる。
[編集] 地域
[編集] 都市圏
都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
[編集] 地域圏[編集] 県庁による地域区分県下には、県庁所在地である水戸市を始め、32市7郡10町2村がある(町は「ちょう」ではなくすべて「まち」と読む)。それらは、茨城県庁によって以下の5つの地域に区分されている。以下、地域内人口と、都市圏等を記載する(地域内人口は2005年国勢調査の値、都市圏の人口は2000年国勢調査に基づく都市雇用圏の値)。
茨城県は、全国47都道府県の内11番目に人口の多い県であり、特別区および政令指定都市を含む都道府県を除くと最大の人口を擁する県である。また、総面積は全国24番目であるが、可住地面積では全国4位である。これらの統計でみると、ある特定の都市や都市圏に一極集中せず、県土に広く人口が分布しているとも言えるが、地域圏でみると、県民約300万人の内約100万人が東京圏(および、つくば都市圏)に含まれ、残りの200万人がそれぞれの地域で商工業を基盤とした地域圏を形成している。
[編集] その他の地域区分
[編集] 南北問題茨城県の「南北問題」とは、県内の北と南における人口増減・都市化・個人所得などの地域格差を指す際に用いられる語である。 東京都区部に近い南西部では、2005年夏につくばエクスプレス線が開通したほか、圏央道の整備が進み、都市化や東京一極集中へのシフトとして大規模な宅地開発や大型店の出店や人口増加が続いている。一方で、北部では東京一極集中の煽りで日立電鉄線が廃止された上に、人口減少や大型店の撤退などが相次ぎ、過疎地域も存在する。 2005年の国勢調査によれば、#県北・#県央・#県西の3地域は人口が減少し、南部に位置する#県南と#鹿行の両地域では増加傾向にある。2005年以前には人口が県内第2位に位置していた県北地域の日立市は3位に下落し、県南地域のつくば市が人口20万人を越えて第2位になり、県央地域の水戸市に次いで県内二例目の特例市移行の方針を決めるなど、県南地域の発展が顕著である。2006年現在、県南地域の人口は約98万人で増加中であり、総人口約300万人の県民の内、約1/3が県南地域に集中している。対して、県北地域の人口減少は著しく、県南地域や鹿行地域の増加率を上回り、県の総人口全体の減少に影響を与えている現状がある。 南西部に住む住民は、県外からの転入者が多くを占めているほか、古くから茨城県に在住して来た住民でも、東京都区部や千葉県東葛地域へ通勤・通学する人が多い。逆に、千葉県からこの地域への昼間人口移動も活発である。なお、近年に県外から転入して来た人は、ニュータウンの造成などによる転入が特徴的で、東京都区部に通勤・通学する住民が多く、地元への定着性も低い。消費活動も通勤・通学先で行われる傾向があり、特に東京都区部に通勤・通学する住民は、「茨城都民」と諷刺されることがある。更に、千葉県と相互に強い影響を及ぼしあっている茨城県の地域という意味で、「ちばらき」とも諷刺されている。 以上の理由から、県南地域では、国政選挙の投票率は県内で最も高いが、県知事選挙の投票率は最も低い現象が現れている。この現象を、一部の全国紙ローカル面では「県南問題」と呼ぶ事がある。 南東部(鹿行)は、道路では国道51号と東関東自動車道が、鉄道では大洗鹿島線と鹿島線が通っている。このため、茨城県の他の地域よりも、千葉県の国道51号沿線(成田市、千葉市など)や総武線沿線(銚子市など)との交流関係が深く、こちらも「ちばらき」と諷刺される事もある。 尚、古河市は国道4号・宇都宮線の沿線なので、埼玉県や栃木県の一部だと誤認される事も多い。 地域格差を解消するための施策として、県では、2006年から2010年度までの5ヶ年計画で、鹿行・県南・県西の各地域を「南部広域連携圏」とし、県北山間・県北臨海・県央の各地域を「北部広域連携圏」に分けた展開の方向性を示している。「南部圏」は、首都圏との更なる連携を強める交通インフラに重点を置いた地域造りを、「北部圏」は、北関東における物流拠点や先端産業拠点と、首都圏に依存しない広域交通基盤の整備を目指している。 又、県庁内に県北地域の振興を専門に行なう課が新設される予定だが、東京都に近く人口も増加している南部地域の発展が今後も続くと予想されている。 [編集] 主な学校
[編集] マスメディア[編集] 放送局
その他はテレビ、ラジオとも関東広域圏、或いは東京都を含む近県をエリアとする放送局を受信する。 民放テレビ5大キー局・ネットワーク(NNN・JNN・FNN・ANN・TXN)、NHK東京テレビ2波は、東京タワーからの広域放送の電波の他、県内に中継局が存在する。 他に放送大学テレビ、チバテレビ、テレ玉、群馬テレビ、とちぎテレビは電波が届く南部~西部において、アンテナを設置している家も見られる。TOKYO MXは、茨城県内のデジタル放送局とアナログ14ch・デジタル20ch共に被っているため、最近では南西部の一部地区(放送エリアの取手市・守谷市・つくばみらい市・利根町や、NHK水戸放送局のエリア外)を除き受信困難な地域が増えて来ている。また、チバテレビは、アナログ水戸中継局とチャンネルが被り、tvkはNHK教育石岡中継局・日本テレビ水戸中継局とチャンネルが被るため、県中・北部では視聴困難である(ただし水戸・石岡中継局は垂直偏波なので受信できる場合もある)。 民放FMに関しては、bayfmが最も広くカバー(水戸以南)しており、県北を除き複数の近県民放FM局が受信できる地域が少なくない。又、NACK5(主に南西部)やRADIO BERRY(主に旧真壁郡)、ふくしまFM(旧多賀郡)も県内のリスナーが多い。尚、水戸と鹿嶋にはコミュニティFM局が存在する(FMぱるるん、FMかしま)。短波で、国際放送のNHKワールド・ラジオ日本の送信所が県内にある。
茨城県は、平成新局以降全都府県で唯一「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」が存在しない県であり、特に県北は「電波過疎地域」との異名も存在する。 かつては民放テレビ局、民放FM局が開局するとの情報があったが、テレビ放送を計画していた茨城放送はテレビ放送を断念。民放FM局は「スポンサーが付かない」「現在の放送局で充分」との声も多く、実現に至らなかった。電波過疎地域を北関東で二分していた事もある栃木県は、「県域民放テレビ局」と「県域民放FM局」とも開局したが、茨城県には県域デジタル放送の開局となっている。 又、1997年にはパーフェクTV!でつくばテレビ(所在地:東京)が運営した「ほっと茨城テレビ(HIT)」が開局し、茨城県の地域情報を提供することを目指したが、前述のスポンサーが充分に集まらなかった事と、加入者も思うように伸びなかった事などが原因となり、僅一年で廃止して終った。その後、つくばテレビは、グラビアアイドルなどセクシー女優専門チャンネル(現在のエンタ!371)に業態を変更した。 現在は、茨城県の広報番組である「おはよう茨城」がキー局のフジテレビで放送されているので、かえって茨城県域の情報が他の関東1都5県に飛び火している。 2004年にNHK水戸放送局が地上波デジタル放送を開始するも、チューナーが高価な点から普及度は進んでいない(但し、CATV再送信が行われている地域がある)。将来的にデジタル放送への完全移行後、民放テレビ局・民放FM局開局の可能性もあるが、そのメドは未だ立っていない。(FM放送もデジタル完全移行まで一部の周波数が使えないため開局はほぼ不可能)そのため、地上波デジタル放送を視聴していない世帯では、ゆうどきネットワーク・首都圏ネットワークや首都圏ニュース845、こんにちはいっと6けんなどの番組が、ローカルニュースやローカル情報を得る重要な機会となっている。 [編集] ケーブルテレビ局[編集] 新聞かつては、新いばらき新聞(水戸)なども存在した。 他には、全国紙5紙、ブロック紙1紙(東京新聞)のエリア。全国紙は、夕刊も配達するエリアである(夕刊を発行しない産経新聞を除く)。 [編集] 交通[編集] 空港[編集] 鉄道
尚、茨城県内(古河市内)に東北新幹線(JR東日本)が通るが、現在の所は駅はない。一部では、東北新幹線の新駅設置運動もされている。 更に、関東地方では、大手私鉄の走っていない県でもある(東武日光線に新古河駅が存在するが、駅は古河市の隣にある埼玉県北川辺町に設置されている)。つくばエクスプレス線開業までは、パスネット加盟社局も存在しなかった。 [編集] 道路
(→茨城県の県道一覧) [編集] 路線バス
[編集] 港
[編集] 施設[編集] 博物館・美術館など
[編集] ホール・コンベンション施設
[編集] 観光[編集] 旧跡・歴史施設[編集] 自然景勝[編集] 公園[編集] 祭事[編集] 茨城県を舞台やロケ地にした作品[編集] 映画
[編集] テレビドラマ
[編集] 漫画・アニメ
[編集] バラエティ番組
[編集] スポーツ[編集] Jリーグチーム[編集] 社会人野球チーム[編集] 大型スポーツ施設
[編集] 人口[編集] 年齢構成年齢5歳階級別人口 年齢5歳階級別人口
[編集] 姉妹県・姉妹州[編集] 関連項目[編集] 外部リンク
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