常陽銀行
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常陽銀行のデータ | |
統一金融機関コード | 0130 |
SWIFTコード | JOYOJPJT |
店舗数 | 国内172店 (本支店147 出張所25) 海外1店 (駐在員事務所1) (2004年3月31日現在) |
設立日 | 1935年7月30日 |
本店 | |
所在地 | 〒310-0021 |
茨城県水戸市南町二丁目5番5号 | |
電話番号 | 0120-380-057 (常陽ハローセンター) |
外部リンク | 常陽銀行公式サイト |
株式会社常陽銀行(じょうようぎんこう、The Joyo Bank, Ltd.)は、茨城県水戸市に本店を置く地方銀行。
現在、茨城県の指定金融機関であるうえ、茨城県に強い地盤を持つ。
また、隣県の栃木県・福島県の主要都市や宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、大阪府の一部に支店がある。
三菱東京UFJ銀行とは親密な関係にある。
目次 |
[編集] 沿革
[編集] 旧五十銀行系
- 1878年 第五十国立銀行、設立
- 1897年 私立銀行として営業継続、土浦五十銀行と改称
- 1913年 太田銀行を買収
- 1921年 下市銀行を買収
- 1923年 五十銀行と改称、石下銀行・竜崎農商銀行を合併
- 1924年 磯浜商業銀行・湊商業銀行を合併
- 1925年 常陸大宮銀行・真壁銀行・高浜農商銀行・常陸銀行・阪東銀行・笠間銀行・大子銀行・布川銀行を合併、萩谷銀行・境商業銀行を買収
- 1926年 佐川銀行・下妻銀行を合併
- 1927年 多賀銀行を合併
[編集] 旧常磐銀行系
- 1878年 第六十二国立銀行、第百四国立銀行設立
- 1897年 第百四国立銀行は私立銀行として営業継続、水戸百四銀行と改称
- 1898年 第六十二国立銀行は私立銀行として営業継続、水戸六十二銀行と改称
- 1907年 水戸六十二銀行は常磐銀行と改称
- 1914年 常磐銀行、水戸百四銀行を合併
- 1916年 竜崎銀行を合併
- 1921年 太田協同銀行を合併
- 1922年 一時東京へ移転、再度茨城に戻り下館商業銀行を合併
- 1923年 水海道銀行を合併
- 1924年 結城銀行・下館銀行を合併
- 1925年 幸島銀行・長倉銀行・磯原銀行・土浦農商銀行・真岡銀行を合併
- 1926年 鉾田銀行を合併
- 1927年 恵比寿銀行を合併
- 1929年 平銀行を合併
- 1930年 山八銀行を合併
[編集] 両行合併後
- 1935年 常磐銀行と五十銀行、合併し株式会社常陽銀行として水戸市に設立
- 1939年 三ツ輪銀行を合併
- 1942年 石岡銀行・猿田公益銀行を買収
- 1945年 茨城貯蓄銀行を買収
- 1968年 東京証券取引所市場第二部上場
- 1969年 東京証券取引所市場第一部に指定
- 1982年 ディーシーカードと共同で常陽クレジットを設立。
- 1996年 茨城中央信用組合を合併
- 2005年 ディーシーカードとフランチャイズ契約を結び、銀行本体によるクレジットカード業務開始。
[編集] イメージキャラクター
Jリーグ開幕当初より鹿島アントラーズのオフィシャルスポンサーであり、現在は小笠原満男を起用している(過去には古川昌明、相馬直樹、中田浩二らも起用)
2005年10月から取り扱いを開始したアコム㈱との提携無担保ローン「キャッシュピット」については、臼田あさ美が務めていたが、2006年10月から本田真歩に交代。
[編集] 勘定系システム
2007年1月より、勘定系システムを旧東京三菱銀行のシステムに地方銀行(他に十六銀行・南都銀行・百十四銀行)が参加する、「地銀共同版システム」に移行する。
[編集] ATMベンダ
日立製作所が中心だが、一部の更新機種はLeadusも導入されている。また、日立製作所製ATMの指認証装置のみLeadusと表示されているものも一部存在する。
[編集] 通帳の印字
[編集] コンビニATM
コンビニエンスストアに設置されたATMは、現在、セブン銀行とイーネットでの利用が可能である。
なお、福島県郡山市・いわき市の各中心部に設置されているファミリーマート内、およびデイリーヤマザキ郡山インター店のイーネットは、福島県内に本店をもつ銀行ではなく、常陽銀行が幹事行になっている。これは、セブン銀行が福島県に進出するまでコンビニATMと全く提携がなかった同県内の3行(東邦銀行・福島銀行・大東銀行)に代わって設置されている。しかし、未だにイーネットと提携する福島県内の銀行はなく(郡山市に本店のある大東銀行に至ってはセブン銀行とすら提携していない)、従来通り常陽銀行が管轄している。