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大河ドラマ - Wikipedia

大河ドラマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大河ドラマ(たいが -)は、NHK が毎年、違うテーマで放映する時代劇ドラマシリーズである。また、これに準ずるスケールのドラマを指す場合もある(例えばSuper!drama TVは、米国の長編テレビドラマ『ダラス』の事を「アメリカの大河ドラマ」と呼んでいる)。本稿ではNHKの大河ドラマについて述べる。現在制作・放送されている作品は字幕放送・連動データ放送付き。

目次

[編集] 概要

主に歴史上の人物や事件などをテーマに、基本的に毎年1月から12月の1年間に49~50回を通して放映される。しかし実在しない人物が登場することも多く、また作品によっては主人公も架空の人物の場合もある。年末には総集編(ダイジェスト版、全部で3、4時間程度)も製作される。ただし作品によっては翌年に放送されたケースもある。また総集編は3回ないし4回に分けて放送されるが、その後に全話を再放送することはほとんどない。ただし、CS専門チャンネルで全話が再放送されるケースも多くなってきている。

出演者は通常のドラマで主役級の俳優女優が共演することが多く、これに名脇役と呼ばれる俳優も登場するため、普段は見られない顔合わせもよく見られる。番組初期は、五社協定による映画会社所属の俳優のテレビ出演に制限のため、新劇の俳優や歌舞伎俳優が多く起用された。『太閤記』では緒形拳高橋幸治石坂浩二ら無名の新人俳優が抜擢され、一躍人気スターとなった。現在でも、 駆け出しの俳優が大河ドラマに出演して、民放ドラマにも進出するケースは多い(近年では『北条時宗』の北村一輝宮迫博之など)。

第6作の『竜馬がゆく』までがモノクロ作品。第39作の『葵徳川三代』からハイビジョン作品である。通常は年間1作だが、1993年から1994年にかけては、第31作『琉球の風』が6ヶ月、第32作『炎立つ』と第33作『花の乱』がともに9ヶ月と短いシリーズが続き、この2年間は年2作品となった。視聴率は作品によって一定しないが、戦国時代を扱った作品は高く安定していて、幕末を扱った作品は視聴率が取れない傾向にあると言われる。

NHK出版からの「大河ドラマ・ストーリー」や関連書籍も出版され、ビデオDVDなどソフト化もされている。なお、1970年代中期までの作品は全話見ることがほとんど不可能である(映像が現存しても、総集編、クライマックスの回、あるいは最終回程度しか現存していない場合が多い(当時はVTRの録画が2インチ規格でテープの単価が高く操作・編集も煩雑だったことに加えて、著作権や版権に関わる問題も多く、番組の資料保管は安易に行えなかった)。全話のソフト化で最も古い作品は1978年制作の『黄金の日日』である。

全般的に前半はロケシーンが多く、中盤にクライマックスがあり、後半は登場人物も徐々に減少し(役の人物が死ぬため)、スタジオ撮影のシーンが多くなるのが特徴である。第25作『独眼竜政宗』で主演の渡辺謙のように、番組での好演がきっかけで有名になる例も多く、また第34作『八代将軍吉宗』では近松門左衛門を演じた江守徹が、主役の西田敏行をしのぐ演技を披露し評判を呼んだこともある。合戦シーンなどではコンピュータグラフィックス(CG)を用いることも多いが、出演者のスケジュールの都合により使用せざるを得ない場合もある。また「屋敷門の炎上」など、過去の作品で使用した場面が何度も使われるケースもよくある。題材となる人物やテーマに所縁のある地方とタイアップする事も多い。

毎年秋に各地で開催される「大菊人形展」はこの大河ドラマをテーマにするケースが多い。また、その年に放送されている主人公にゆかりのある地方自治体がNHKとタイアップして、展示会やフェスティバルを開いており、その経済効果には定評がある。長年京阪電気鉄道ひらかたパークにて開催されるひらかた大菊人形は特に有名であったが技術者の高齢化や後継者の不足などを理由に2005年の『義経』をもって終了している(今後は何らかの形で残る予定)。大河ドラマを使って自治体や地元経済団体等が地域活性化を図るケースは多く、近年では2002年の『利家とまつ』が高視聴率を博し、石川県の観光振興に大きく貢献している。また京都がドラマの舞台になると京阪電気鉄道がラッピング電車などを走らせるなどして積極的にPRしている。

第45作『功名が辻』からはアナログ放送、NHKワールド・プレミアムの放送では映像比率を14:9のサイズにて放送されている。2006年1月には大河ドラマとしては初めて続編が製作、放送された。これは2004年制作の第43作『新選組!』のその後を描いた作品で、大河ドラマでは局長・近藤勇が主役だったが、続編『新選組!! 土方歳三 最期の一日』では、副長・土方歳三にバトンタッチし、彼の最期の一日を描いた。

一方、主人公をヒーローとして描こうとするあまり、その人物の暗い側面に関しての描写が曖昧であったり史実と離れていることも多いが、NHK側は「大河ドラマはドキュメンタリーではなくあくまでドラマであり、演出も必要である」と述べている。

[編集] 視聴率と歴史

1984年の『山河燃ゆ』は大河ドラマ初の近現代テーマとなった。これは題材の枯渇と制作費の高騰のためで、NHKでは以後の大河ドラマは近現代路線(衣装やセットの制作費が時代劇よりは安く上がる)とする方針だった。時代劇路線の視聴者のためには「NHK新大型時代劇」が水曜日の枠でつくられた(制作費は大河ドラマに比べてはるかに安い)。しかし『山河燃ゆ』と続く『春の波涛』の視聴率は不振に陥り(『山河燃ゆ』21.1%、『春の波涛』18.2%)、その上に登場人物の遺族やその関係者から劇中の描写に対する強い抗議が来る事態になった。一方、「NHK新大型時代劇」は良作が続き評判がよく、視聴者は時代劇を求めていると判断したNHKは1986年の『いのち』をもって近現代路線を終了し、時代劇路線に戻すことにした。近現代路線最後の作品である『いのち』は、『おしん』で大成功した橋田壽賀子を起用して29.3%の成功作となった。視聴率的には成功し、ドラマ性も評価の高い『いのち』であるが、登場人物に歴史上の人物が全く登場しない異色作で「果たしてこれが大河ドラマなのか?」という疑問の声は強かった。

時代劇路線に復帰した1987年の『独眼竜政宗』は脚本にジェームス三木を起用、主演には渡辺謙を抜擢した。壮大なスケールの時代劇を待っていた視聴者のニーズにマッチして39.7%の驚異的視聴率を叩き出す。それまで一般的知名度が高いとは言えなかった渡辺は本作で本格派俳優と認められ、後にハリウッドに進出している。翌年の『武田信玄』は39.2%、その翌年の『春日局』も32.4%で80年代後半は大河ドラマの黄金期と呼ばれた。

90年代に入り、『翔ぶが如く』、『太平記』に続き製作された『信長 KING OF ZIPANGU』から、NHKエンタープライズへの大河ドラマの外注が開始された。さらに外注による意欲的なドラマ制作の一環として、1年間だった大河ドラマを半年とし、地方の題材に焦点をあてる試みが行われた。だが、1993年以降に制作されたこの『琉球の風』(沖縄県琉球王国)、『炎立つ』(東北奥州藤原氏)は視聴率が17%にまで落ち込み、結果的に大失敗に終わった(ただし、『炎立つ』の作品としての評価は高い)。1994年応仁の乱を扱った『花の乱』は14.1%と視聴率の下落に歯止めがかからず、視聴者に馴染みのないマイナーテーマの難しさを露呈し、多額の制作費のかかる大河ドラマを続けることへの批判が高まり「大河ドラマ廃止論」まで取り沙汰された。

これを救ったのが『独眼竜政宗』で成功したジェームス三木を起用し、外部委託も取りやめ1年間路線に戻した1995年の『八代将軍吉宗』で26.4%にまで持ち直す。翌年の『秀吉』は30.5%の高視聴率を記録する。その後の『毛利元就』『徳川慶喜』『元禄繚乱』は20%代前半で推移した。

[編集] 近年の大河ドラマとその視聴率

2000年、ジェームス三木を起用して、実力派のベテランを配した『葵 徳川三代』を制作する。第一話を関ヶ原の戦いとし、多額の制作費をかけた映画並みの迫力の合戦シーンを持ってくるが逆に「正月から血なまぐさいものを見せるな」と不評を買う意外な結果となった(ただし、第一話の関ヶ原の戦いは迫力があり史実再現性も高く、合戦ファンの評価は高い。映像は2006年の『功名が辻』でも再利用された)。ベテランを中心とした配役も不評で「高齢大河」と呼ばれて若年層視聴者が離れてしまう。史実を忠実に追うのだが、政治や将軍家の後継者づくりといった地味な話が中心で「年表大河」「子づくり大河」と揶揄された。視聴率は20%を割り込み18.5%に落ち込む。視聴率男と呼ばれたジェームス三木を起用しての史実重視の重厚路線の失敗はその後に禍根を残す。以後は話題性のある人気俳優を起用し、エンターテインメント性を重視して史実を軽視するつくりが多くなる(ただし、独眼竜政宗以前の大河ドラマは史実重視の重厚路線ばかりだったわけではない)。

2001年の『北条時宗』は最先端のCGを駆使し、海外ロケを敢行して壮大なスケールを打ち出した。だが、鎌倉時代中期というマイナーテーマであること、史実で殺された北条時宗の兄(北条時輔)が生き残るだけでなく赤マフラーをはおり距離を無視して日本モンゴルを飛び回る荒唐無稽さ、現代的な反戦価値観を鎌倉時代に持ち込む安易な脚本から評判はいまひとつで18.5%で終わる。

2002年の『利家とまつ』では唐沢寿明松嶋菜々子反町隆史といった人気俳優を集め若年層視聴者を重視した戦国ホームドラマ路線を展開する。結果は22.1%で成功といってよい。しかし、意図的に政治や合戦を簡略化した脚本、主人公のまつが「どこでもドア」があるがごとく距離を本格的に無視してどこにでも現れ、歴史の重要場面を仕切りまくる荒唐無稽さから、重厚な時代劇を求める層からはさんざんな評価であった。一方で、わかりやすく面白いとこのドラマを支持する層もいる。

2003年の『武蔵 MUSASHI』は何度も映画化、ドラマ化されている名作である吉川英治の作品を原作とし、宮本武蔵をテーマにする漫画バガボンド』が大ヒットしていたことから大きな期待を受けた。だが、スピーディな展開にするためか武蔵の人間形成に重要な修行時代を大幅に省略し山場である一乗寺の決闘を序盤に持ってきたのが失敗。12話以降、それまで20%代を維持してきた視聴率が下落し始める。脚本は原作の剣豪モノとは異なる青春ドラマ的だが視聴者には受け入れられず、更に『バガボンド』のファンからもただの便乗ドラマとしか見られなかった。原作からの逸脱、存在意義の薄弱な登場人物、回想シーンが多く、主人公がほとんど登場しない話すらあった。有名俳優を毎回ゲスト出演させるテコ入れも行ったが効果はなかった。最大の山場である巌流島の決闘は21.8%を記録するが、それ以外は10%代前半で推移する。巌流島の決闘以降はまったくオリジナルであるが、ドラマは更に迷走して武蔵村なる虚構のユートピアが登場。政治向きの話を入れて武蔵とほとんど関わりのない徳川家康淀殿真田幸村が登場するが中途半端な観は否めなかった。放送終了後黒澤プロから『七人の侍』の著作権侵害しているとして裁判沙汰になったこともあり(裁判では勝訴)、ネットなどでの評判もさんざんで、視聴率はワースト3位の16.7%で終わる。

2004年の『新選組!』は人気脚本家の三谷幸喜を起用。『黄金の日日』など1970年代後半の、大河ドラマパターンの打破が図られた時代の作品に熱狂した三谷の脚本は支持・不支持を大きく二分することになった。笑いの要素のあるコミカルな脚本で、配役を登場人物と同世代に設定してSMAP香取慎吾を主役に据え、若手や舞台俳優を積極的に起用した。若年層や三谷の同世代を中心とした視聴者や糸井重里ら著名人から熱い支持を受ける一方で、高齢層には受けが悪かったため、視聴率的には不振で17.4%で終わった。NHKには大量の応援のハガキが寄せられ、番組終了後には続編希望が多数寄せられたため、大河ドラマとしては史上初の続編(『新選組!! 土方歳三 最期の一日』)が制作されている。また、2005年に行われたアンケートによると好きな大河ドラマの中で2位に選ばれた(ちなみに1位は独眼竜政宗)。

2005年の『義経』は主役に人気アイドルの滝沢秀明、脇役には松平健中井貴一松坂慶子渡哲也といったベテランを配して「大河らしい大河」を目指した。前半は20%代前半の高視聴率で推移して好調だった。しかし、中盤以降は20%を割り込み、最大の山場の壇ノ浦の戦い以降は15%以下が多くなった。終盤は平家方のベテランが退場し、話自体も義経の没落の暗い話になり、視聴者が離れてしまったと考えられる。平均視聴率は19.5%で僅かに20%に届かなかった。

2006年の『功名が辻』は仲間由紀恵上川隆也のダブル主役の戦国夫婦の物語である。『利家とまつ』のような戦国ホームドラマ路線と思われがちだが、織田信長豊臣秀吉徳川家康の戦国三傑の登場場面が多く、歴史上の事件を割合に重視しており、極端な荒唐無稽さもなく従来型の大河ドラマに近い。当初は年齢が高齢過ぎると批判はあったものの、織田信長を演じた舘ひろしは強烈なインパクトから一部では「史上最高の信長」と呼ばれて評価が高い。また、『利家とまつ』から前田利家役の唐沢寿明も同名役として大河ドラマでは異例の2作の主人公が共演した。中高齢層に安心して観られるドラマづくりであること、視聴者に馴染みのある戦国時代後期であるためか、視聴率は20%前後で安定して推移した。平均視聴率は『利家とまつ』以来の20%超えを達成し、2000年代では成功作と言っていい。

2007年井上靖生誕百周年を記念しての『風林火山』。主演は内野聖陽で実力派舞台俳優として知られる。ヒロインは新人の柴本幸。その他の脇役も一般的な知名度より演技力を重視した配役になっている。

2008年は『篤姫』が予定されている。主演はNHK連続テレビ小説純情きらり』でヒロインを演じた宮崎あおいで大河ドラマ最年少の主演である。


※視聴率は全話平均、関東地区・ビデオリサーチ調べ。

[編集] 大河ドラマと裏番組

これまで民放各局は、裏番組である「大河ドラマ」に対抗するべく、さまざまなテレビ番組を制作してきたが、その中で大人気を博す番組も数多く生まれた。中でも『裏番組をぶっとばせ!!』は裏番組すなわち「大河ドラマ」(当時は『天と地と』)に打ち勝とうという意味を込めたタイトルである。この『裏番組をぶっとばせ!!』は高視聴率を獲得し、「大河ドラマ」を破ることとなる。だが野球拳低俗として指摘され、わずか1年間で番組は打ち切られた。以降、「大河ドラマ」の視聴率を通常番組で上回ったのは『裏番組をぶっとばせ!!』、『西遊記Ⅱ』、『ごっつええ感じ』の3本のみであった。他にも後世に残る人気を博した番組が多かったものの、「大河ドラマ」には一歩及ばなかった。

[編集] 代表的な人気裏番組

[編集] 2006年秋クールにおける裏番組

近年では民放各局の裏番組に猛追されている感があり、内容によっては視聴率が逆転することがある。

[編集] 放送時間

  • 総合テレビ・デジタル総合テレビ・・・日20:00~20:45(選挙などで19:15~20:00になることもある) (再)土13:05~13:50
  • デジタル衛星ハイビジョン・・・日18:00~18:45(プロ野球中継がある場合は17時台に放送される)
  • 衛星第2テレビ・・・日22:00~22:45
  • NHKワールド・プレミアム・・・日20:00~20:45 (再)月3:10~3:55 土13:05~13:50

なお、2004年(平成16年)からは、デジタル総合テレビにて、13:00~13:45(2005年4月からは13:05~13:50の放送となった)に、限定先行放送を始めたが、2006(平成18)年(『功名が辻』)から、再びその放送はなくなり、結局は2004(平成16)年と2005(平成17)年の大河ドラマ(それぞれ、『新選組!』・『義経』)のみの企画となった。

[編集] 歴代大河ドラマ

歴代大河ドラマの一覧を参照。

[編集] 今後の大河ドラマ

  • 坂の上の雲 2008年予定 - 原作 : 司馬遼太郎 従来の枠とは別の枠でスペシャル大河として放送予定。

[編集] NHK新大型時代劇

  • 1984年から1986年にかけての、いわゆる「近現代三部作」(『山河燃ゆ』、『春の波濤』、『いのち』)が放送されていた時期に、従来の時代劇路線の大河ドラマのファンのために、それまで軽い内容の「水曜時代劇」(現・「木曜時代劇」)が放送されていた水曜日の20時台に新たに設けられた。
  • 放送曜日と予算は大河ドラマと異なるが、出演者に大河ドラマ出演者が多く、1年間の放送であったことから、大河ドラマに準じる連続大型時代劇として扱われることも多い。
  • ただし、1986年の『武蔵坊弁慶』は、翌1987年1月から大河ドラマが『独眼竜政宗』で時代劇路線に戻ることもあり、約9ヶ月間の放送で終了した。

[編集] 作品

[編集] 備考

デジタルで放送される衛星ハイビジョンテレビとデジタル衛星第2放送および、デジタル総合テレビでは副音声で視覚障害者向けの解説放送がある。この解説放送はステレオ2音声放送であるためアナログ総合テレビとアナログ衛星第2放送ならびに海外向けテレビ番組配信のNHKワールド・プレミアムでは行われていない。

また、デジタル総合テレビとデジタル衛星ハイビジョンはデータ放送がある。2001年から2005年まではアナログ放送と、デジタル放送では番組内容は同じでもそれぞれ編集映像比率内容が異なっていた。アナログ放送用(NHKワールド・プレミアムも含む)では本編は4:3で放送されるが番組最後の紀行の部分のみレターボックスで放送されていた。2006年からアナログ・デジタル同時送出のため、アナログ放送(NHKワールド・プレミアムも含む)では14:9のサイズで放送されるようになった。海外では日本人が多く住む地域でNHKワールド以外の放送局で放送されている(字幕付き)。最近ではCS専門チャンネル(ファミリー劇場時代劇専門チャンネル衛星劇場等)で放送されている。

スタジオでの全収録が終了するクランクアップの時には出演者・スタッフの労をねぎらってスタジオにくす玉が吊るされ、主演者がそれを割ったり、出演者のスピーチも行われ、来年の大河の主役の俳優からその年の主役の俳優に花束を渡し引継ぎを行う等、その模様はスポーツ新聞やNHK広報番組で取り上げられることが多い。近年は視聴率アップを狙い、『その時歴史が動いた』においてその年と来年の大河ドラマの時代、主役を取りあげ、興味を引こうとしていた。ちなみに、その年の大河ドラマの出演者は毎年2月3日節分成田山新勝寺で、豆まきの来賓ゲストとして出席するのが恒例である。

[編集] 作品の現存状況

『花神』(1977年)以前の作品は当時の放送局用ビデオテープ2インチVTR)が非常に高価で大型であったために放送終了後に消去されて他の番組に使い回されており、運良く残った一部の放送回と総集編を除きほとんど現存しない。当時はNHKに限らず民放でも保存のコストと著作権の問題からテレビ番組の保存があまり行われていなかった(一方、フィルム撮影だった特撮などの一部のドラマやアニメは割合現存している)。

現代の感覚では多額の制作費をかけた映像作品を消去するなぞ重大な資産の損失であると考えられるが、当時の感覚は逆で非常に高価で保管にも費用のかかるビデオテープを再利用しない方が損失であると考えられていた。当時のNHKでは本放送終了後にテレビドラマの再放送がほとんど行われず、特に50話近い長編の大河ドラマの再放送は想定されていなかったし、ビデオの販売なぞは思慮の外だったので、初期の大河ドラマの大半が失われた。それでも、重要な放送回や総集編は映像資料用として保存していたようだが、『春の坂道』(1971年)は総集編を含めてNHKに全く映像が残されておらず「幻の大河ドラマ」と呼ばれていた(後に最終回のみモノクロのフィルムが発見されてNHKアーカイブスに収録されている)。現存している作品の幾つかはDVDで販売され、またNHKアーカイブスで視聴することも可能である。

1978年以降は放送局用ビデオテープのコストも下がったためか、番組の保存をするように方針も変わったらしく、『黄金の日日』は全話現存している。『草燃える』は数話が失われている。『獅子の時代』以降は全話現存していて、いくつかの作品は全話収録の完全版または総集編のビデオ・DVDが販売されている。NHKでは保存していなかった作品を視聴者がビデオ(当時は大変に高価だった)で録画保存していたものが発見されて寄贈されることもある(ただし、家庭用ビデオ機器による録画であることとテープの経年劣化により画質が悪く、市販できるものではない)。

[編集] その他

大河ドラマの主なファンにタレント松村邦洋がいる。NHKに限らず、民間放送の番組でも大河ドラマについて語ることが多い。また、西田敏行津川雅彦物真似を『葵徳川三代』の台詞を引用してすることもある。

[編集] 外部リンク

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