阿見町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

阿見町のデータ 国 日本 地方 関東地方 都道府県 茨城県  郡 稲敷郡  団体コード 08443-3  面積 64.97km² 総人口 46,826人 （2006年11月1日） 隣接自治体 土浦市・牛久市・稲敷市・美浦村 町の木 サクラ  町の花 キク  町の鳥 ウグイス  阿見町役場 所在地 〒300-0392  茨城県  稲敷郡阿見町中央一丁目1番1号 電話番号 029-888-1111  外部リンク 阿見町  位置 特記事項 : 人口密度 720.7人/km²

■Template （■ノート ■解説） ■日本の市町村pj

阿見町（あみまち）は、茨城県稲敷郡にある町。

目次 1 地理 1.1 隣接している自治体 2 歴史 3 行政 4 産業 5 地域 5.1 教育 5.1.1 大学 5.1.2 高等学校 5.1.3 中学校 5.1.4 小学校 6 姉妹都市・提携都市 7 交通 7.1 鉄道・バス 7.2 道路 8 その他 9 外部リンク

[編集] 地理

• 山: （特になし）
• 河川:花室川、乙戸川、清明川
• 湖沼:霞ヶ浦

[編集] 隣接している自治体

• 土浦市、牛久市、稲敷市、稲敷郡美浦村

[編集] 歴史

1921年（大正10年）に海軍霞ヶ浦飛行場開設、翌年上郷に海軍航空隊が開隊され、以来、海軍航空の町として名を馳せる。

1929年（昭和4年）にツェッペリン伯号飛行船、1931年（昭和6年）にはリンドバーグ夫妻が阿見の地を訪れた。

1939年（昭和14年）には横須賀市から少年航空兵養成機関である予科練が土浦海軍航空隊に移転、軍歌「若鷲の歌」で知られるように、海軍航空兵育成の一大拠点となった。1945年（昭和20年）までに約24万人が入隊し、うち18,564名が戦死した。

戦後1955年（昭和30年）4月、旧阿見町・朝日村・君原村・舟島村（一部）の1町3村が合併し、現在の阿見町の町域となる。

2006年に、東隣の美浦村との合併・市制施行（仮称「霞南市（かなんし）」）が検討されていたが、美浦村の住民投票により反対となった為、白紙となった。

[編集] 行政

町長：川田弘二（かわた　こうじ）　2006年2月21日に無投票で当選（4期目）。なお3期目も無投票だった。

[編集] 産業

従来から盛んだった農業に加え、近年は工業の成長が著しい。

• キヤノン阿見工場
• ツムラ茨城工場
• 東京航空阿見飛行場
• 三菱化学
• 協和発酵
• 井関農機
• 理想科学工業

他

また、戦前には「若鷲の歌」で知られる海軍予科練などの拠点があり、同所は現在陸上自衛隊武器学校（土浦駐屯地）となっている。近隣には関東補給処（霞ヶ浦駐屯地、土浦市）もある。

[編集] 地域

[編集] 教育

[編集] 大学

• 茨城大学農学部
• 茨城県立医療大学
• 東京医科大学霞ヶ浦病院

[編集] 高等学校

• 霞ヶ浦高等学校

[編集] 中学校

• 阿見町立阿見中学校
• 阿見町立朝日中学校
• 阿見町立竹来中学校

[編集] 小学校

• 阿見町立阿見小学校
• 阿見町立阿見第一小学校
• 阿見町立阿見第二小学校
• 阿見町立実穀小学校
• 阿見町立吉原小学校
• 阿見町立本郷小学校
• 阿見町立君原小学校
• 阿見町立舟島小学校

[編集] 姉妹都市・提携都市

• スーペリア市（アメリカ合衆国ウィスコンシン州）

  1997年姉妹都市提携

• 柳州市（中華人民共和国広西チワン族自治区）

  友好都市提携

[編集] 交通

[編集] 鉄道・バス

町内のごく一部をJR常磐線が通っているが、駅はなく、ジェイアールバス関東、関東鉄道の路線バスがあるのみ。

• JR常磐線荒川沖駅、土浦駅、つくばセンターより路線バス
• 東京駅より高速バス（江戸崎方面）

町内に鉄道の駅はないものの、住吉区やシンワ区など荒川沖駅から徒歩10-15分程度の行政区も存在する。

[編集] 道路

主な道路として国道125号が町の北部を東西に貫いている。

現在、圏央道が建設されており、2006年度内につくば牛久IC～阿見IC（仮称）～阿見東IC（仮称）が暫定2車線ながら開通予定。これにより町内に初めて自動車専用道路のインターチェンジが設置される。

[編集] その他

郵便番号は以下の通りとなっている。

• 阿見郵便局：300-03xx、300-11xx、300-04xx

[編集] 外部リンク

• 阿見町ホームページ
• amiability