スウェーデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- スウェーデン王国
- Konungariket Sverige
-
(国旗) (国章) - 国の標語 : För Sverige i tiden
(スウェーデン語: スウェーデンのために、時代と共に) - 国歌 : 古き自由な北の国
-
公用語 なし、デファクトはスウェーデン語 首都 ストックホルム 最大の都市 ストックホルム 国王 カール16世グスタフ 首相 フレドリック・ラインフェルト 面積
- 総計
- 水面積率世界第54位
449,964km²
8.7%人口
- 総計(2005年)
- 人口密度世界第84位
9,010,000人
20人/km²GDP(自国通貨表示)
- 合計(2005年)
2兆6,756億スウェーデン・クローナGDP(MER)
- 合計(2005年)世界第19位
3,838億ドルGDP(PPP)
- 合計(2005年)
- 1人当り世界第7位
2,381億ドル
42391.710ドル独立
- 日付カルマル同盟より
1523年6月6日通貨 スウェーデン・クローナ (SEK) 時間帯 UTC +1(DST: +2) ccTLD .SE 国際電話番号 46
スウェーデン王国(スウェーデンおうこく)、通称スウェーデンは、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島にある国。西にノルウェー、北東にフィンランド、南西にカテガット海峡を挟んでデンマーク、東から南にはバルト海がある。現王家はベルナドッテ家。スウェーデン・アカデミーによるノーベル賞授与は世界的権威がある。
歴代国王は王位につく際に、自分の統治をモットーとして表明する習慣になっている。現国王カール16世グスタフのモットーは「För Sverige i tiden (スウェーデン語: スウェーデンのために、時代と共に)」である。(右下の表中では国の標語となっている。)
目次 |
[編集] 国名
正式名称は、Konungariket Sverige(スウェーデン語: コゥーネゥンガリケト・スヴェリエ)。通称、Sverige。
公式の英語表記は、Kingdom of Sweden(キングダム・オブ・スウィーデン)。通称、Sweden。
日本語の表記は、スウェーデン王国。通称、スウェーデン。他に、スエーデンという表記もされる。また文化面では、英語の形容詞形スウェディッシュが使われる。漢字による当て字は、瑞典。
[編集] 歴史
詳細はスウェーデンの歴史を参照
古代はスウェーデン・ヴァイキング(ヴァリャーグ)として主に東方で活動した。ヨーロッパ文化やキリスト教も受容し、13世紀頃にはフォルクンガ朝が現在のフィンランドを含む地域を統一。1397年にデンマーク・ノルウェーとカルマル同盟を結んで同君連合となる。
1523年カルマル同盟から離脱し王政となる(ヴァーサ朝)。16世紀の宗教改革ではプロテスタントを受容し、バルト海地域へ進出する。17世紀にグスタフ2世アドルフ(獅子王)の時代にバルト帝国を建国する。新大陸にも植民地を開き王国は最盛期を迎える。1654年にプファルツ朝に王朝替えするもバルト帝国を維持。しかし18世紀初頭にカール12世はバルト海の覇権を争い、ピョートル1世の時代のロシア帝国と大北方戦争で戦って敗れ、沿岸の領土を失ない一時没落する。18世紀後半にホルシュタイン・ゴットルプ朝のグスタフ3世が中興させるも、ナポレオン戦争の経過によって、フィンランドを失った。
1809年の革命で立憲君主制が成立、1814年にキール条約でノルウェーを併合。1818年よりフランス人ベルナドットが国王に即位しベルナドッテ朝が始まる。ウィーン体制ではノルウェーと同君連合(1814年-1905年)を結ぶが、05年に分離。19世紀半ばにスウェーデン王の推奨した汎スカンディナヴィア主義が頓挫し、北欧は小国化に向かう。1932年に社会民主労働党政権となり、以降のスウェーデンは福祉国家路線が支配的イデオロギーとなった。武装中立政策を取り、第一次世界大戦、第二次世界大戦の両大戦にも参加していないが、両大戦では義勇軍を組織していた事は事実となっている。しかし第二次大戦の中立違反の政策は、戦中も戦後も、国内外から批判を浴びているが、当時は連合国も枢軸国も国際法を守っておらず、一方的に批判される謂れは無く、スウェーデンの決定は彼ら自身の価値観によって決めていたのである。デンマーク、ノルウェー、フィンランド人の反ナチス、レジスタンスを匿い、ユダヤ人を保護したことは、人道にもっとも重きを置いた決定と言える。
東西冷戦中は、ノルディックバランスを構築し、アメリカ寄りの政策と中立主義政策を行き来したが、冷戦終結後は、中立主義を放棄し、1995年に欧州連合(EU)に加盟した。
[編集] 政治
詳細は北欧の政治を参照
立憲君主制。元首である国王は、国家の象徴であり、儀礼的職務のみを行う。
議会(Riksdag)は、1971年に両院制から一院制に変わった。349議席、任期4年。議員は、単純拘束名簿式の比例代表選挙で選出される。次回選挙は、2006年9月の予定。
行政府の長は、首相。議会の総選挙後に、国会議長が副議長及び各党の代表者を招集し、新首相を推挙し、議会の過半数の賛成により指名される。その後、国王の臨席する任命式において国会議長が新首相を任命し、新首相は同時に各大臣を任命し組閣を行う。このように、1974年改正後のスウェーデン憲法では、通常の立憲君主国の君主が有する首相任命権を始めとする全ての官吏任命権を形式的にも失っている。国王の権能は情報閣議による大臣からの情報収集(いわゆる内奏)や外国使節の接受などもっぱら儀礼的な機能に限られている。そのためもはや立憲君主制ではなく、象徴君主制という新たな統治形態であるとする学説もある。象徴君主制に分類されるのは、スウェーデンと日本の2ヵ国だけである。
[編集] 政党
2006年9月の選挙で議会に議席を獲得した政党は以下の7党。新聞や議会のホームページではしばしば政党の省略形(政党名後のカッコ内の文字)が用いられる。
- 計178議席
- 野党
- スウェーデン社会民主労働党(s)(中道左派)130議席
- 左翼党(v)(左派)22議席 - かつての共産党
- 環境党緑(mp)(中道派)19議席
- 計171議席
[編集] 国防
徴兵制(19才~47才の男子が対象。女子は免除されている。)が強制されている(平成18年6月現在)。良心的兵役拒否が認められている。
[編集] 福祉
しばしば着目されるスウェーデンの政策:
スウェーデンは、豊かな福祉国家として著名である。長年にわたる社会民主労働党政権の下で構築された社会保障制度が整い、税金制度や高齢者福祉など、社会政策が各国の注目と賞賛を浴びている。
十数年前は、スウェーデンといえば老人介護や障害者ケアが優れた福祉国家というイメージだけがまだ強かったが、最近では、小学校では成績を付けない国、ゴミ焼却でダイオキシンをほとんど出さない国、コンピュータの先進国というように、福祉以外の面も広く知られるようになってきた。
各国が社会政策を学ぼうと注目するスウェーデンは、「社会科学の実験国家」だとも言われている。時代状況の変化に対応し、実に簡単に制度(法律)が変更される。そのため、スウェーデンの研究は絶えずこの変化を追いかけ、変更された意図を正確に捉え、その目的と意義を探る必要がある。低所得者層、高齢者、障害者、失業者等、社会的弱者もあるレベル以上の生活をすることが保障される。
[編集] 地方行政区分
日本の県に相当するスウェーデンの地方自治体には2種類あり、その一つは国会と政府の出先機関であるレーン(スウェーデン語:län)で、もう一方は県民の代表たるランスティング(スウェーデン語:landsting)である。
レーンの総数は21で、ランスティングのそれは20であり、両者の境界線はほぼ一致する。ゴットランドは島という性格上、レーンの境、市の境、ランスティングの境が偶然一致してしまった特異な例である。レーンは、国会の決定に従い、政府の指示のもとで地域的に必要とされる行政を行うのがその主な役割。その最高議決機関である執行委員会は中央政府によって指名される執行委員長(知事に相当)と、ランスティングを通じて住民により選挙で選ばれた委員で構成される。これに対してランスティングの役割主には、県民の健康増進と公衆衛生の維持にあって、その最高議決機関は県民から直接選挙で選ばれた議員によって構成される県議会である。ランスティングの役割は地域によって細かい部分には差があり、レーンとの役割分担も細部は地方によって異なる場合もある。
地方行政区分とは別に歴史的、言語的に繋がりのあるランドスカープ(landskap)と呼ばれる25の地方がある。詳細はスウェーデンの地方を参照
[編集] 地理
スカンディナヴィア半島の中央、東側に位置する。半島西部はスカンディナヴィア山脈が南北に連なっているが標高は2,000m程度しかないなだらかな山脈である。ボスニア湾やバルト海に沿って平野部はあるが、それほど広大ではない。南部のスコーネ県を除き厳しい冬である。また夏も全般的に冷涼としている。湖沼も多く、中南部に最大のヴェーネルン湖と2番目に大きなヴェッテルン湖が位置する。肥沃な地はスコーネ県しかなく、中部から北部は農業には適さず酪農が主である。
[編集] 経済
17世紀にヨーロッパで最初の紙幣が発行され、中央銀行であるリクスバンクが設置されたことで知られている。
スウェーデンの経済の最大の特徴は公務員が多いことである。公的部門の人数は実に33%を超え全体の三分の一にも達する(日本は9.5%)。労働参加率は高く特に女性の労働参加率が高い(スウェーデン76%、日本48%)。そしてその女性の社会進出の場になっているのが公務員の福祉部門である。つまりスウェーデンにとって福祉国家と男女平等はそれ自体が国家と経済を支える重要な柱となっているのである。
[編集] 農林水産業
国土の8割が冷帯に属し、コムギの栽培が可能な地域は北緯60度以南に過ぎない。農地は国土の6.5%であるが、農業従事者は国民の1.5%に過ぎない。しかしながら、高い生産性によって、穀類の自給率は121%(2002年)に達している。果実類と野菜類、油脂類を除く各項目の自給率はいずれも80%を上回る。穀類の生産量ではコムギ(241万トン、以下、2004年)、オオムギ(169万トン)のほか、えん麦(93万トン、世界シェア10位)が際立つ。
国土の65.9%は森林(針葉樹林)に覆われている。このため、針葉樹に限定すれば世界第5位の生産量(610万立方m、世界シェア5%)を占める。
[編集] 製造業
通信機器メーカーのエリクソンが有名。
SAAB(サーブ)は一般には自動車メーカーとして知られるが、元来は航空機メーカーで、ビゲン、ドラケン、グリペンといった戦闘機やサーブ 340などのターボプロップ旅客機を開発した実績を持つ。2006年現在、民間機部門からは撤退し、自動車部門はオペルと統合予定のGM100%子会社である。(詳細は該当項目参照のこと)
もうひとつの自動車メーカー、ボルボ (VOLVO) の乗用車部門はフォード・モーターの傘下。
ボフォースは、第二次世界大戦以前から存在し世界的なシェアを持つ重火器の老舗メーカーである。対空砲、艦砲、対潜ロケット等の製造に長けている。Sタンクもしくはバルカンタンクの名前で知られている戦車、Strv.103はこの企業が主体となって開発された。
北部の都市キルナは鉄鉱石の産地として有名であり、これを背景とした鉄鋼業が盛んである。生産される鋼材はスウェーデン鋼と呼ばれ、国際的にも日本の安来鋼と並んで硬く上質の鋼材として評価が高い。
他に火薬メーカーのノーベル社、ヨーロッパ第2位の家電メーカー エレクトロルクス社、プロ用カメラ・レンズ製造のハッセルブラッド社などが挙げられる。
[編集] その他
- イケア は世界最大の家具チェーン。
- ファッションブランドのWESCは世界の多くの国に展開している。
- H&Mは世界22カ国で展開する衣料品チェーンである。
- ハスクバーナはチェーンソーメーカーとして日本でも知られているが、オフロードバイクの生産も行っており、モトクロス選手権やスーパーモタード選手権でもトップメーカーとして活躍している。
[編集] 国民
[編集] 言語
スウェーデン語(svenska)であるが、北部のラップランドではサーミ語も話されている。スウェーデン語は隣国のノルウェー語、デンマーク語と類縁関係(ゲルマン諸語)にあり、スウェーデン語話者とノルウェー語話者は相互に意思疎通ができる会話程度は可能であると言われる。近年移民を受け入れており、様々な人種、民族が移住してきている。世論調査によれば、スウェーデン人を自認する人は90%、在住外国人は10%であった。しかし、その外国人のうち北欧人は6割おり、スウェーデンの価値観だと、同朋意識を持つ居住者は96%ということになる。
テレビ放映での番組の半分ほどは米国製番組の字幕ものであり、子供の頃から英語番組を見て育った若者は文化面も含め米国英語も流暢に使いこなす。[1]
[編集] 宗教
[編集] 文化
[編集] 文化的嗜好(国民性)
まず何よりも真っ先に気付くのは親独感情である。古代からドイツの圧倒的な影響を受けて来たことが影響している。また、日本を始め多くの先進国と同様、米国に関心が高い人が多い(いわゆるアメリカナイゼーション)。ロシア語は遠く離れた言葉だと思っている。北部地方では素直な人が多く、また多くは日本同様奥ゆかしくあまり自分を主張しないが、これは例えばアメリカ人などとの比較であり、果てしない議論(特に政治的議論)を好むところは日本人とは違う点である。
[編集] 音楽
[編集] 民族音楽
[編集] クラシック音楽
フランス・アドルフ・ベルワルド、ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル、ヴィルヘルム・ステーンハンマル、ヒューゴ・アルヴェーンなどの作曲家が挙げられる。デンマークのカール・ニールセン、ノルウェーのエドヴァルド・グリーグ、フィンランドのジャン・シベリウスなどと比べてクラシック音楽全体の知名度はいまいちだが、近年では北欧全体におけるそれぞれの自国の文化を保護・支援する制度が充実しているため、これらの作曲家のレパートリーも多く取り上げられるようになって来ている。
また合唱の水準の高さも有名で、エリック・エリクソンが長く指揮者を務め、世界的な評価を誇るスウェーデン国立放送合唱団やエリック・エリクソン室内合唱団などがある。
[編集] ポピュラー音楽
世界第三位の音楽大国である。1970年代後半にABBAが世界中を席巻し、「スウェーデンのビートルズ」ともいわれた。以降もカーディガンズなど有名歌手を発信し、スウェーデンのポピュラー音楽は日本でも親しまれている。詳細は、スウェーデンの音楽を参照。
[編集] スポーツ
他のヨーロッパ諸国と同様に、サッカーが盛ん。FIFAワールドカップでは地元開催の1958年大会で準優勝、1950年ブラジル大会、1994年アメリカ大会では3位に入っている。2002年日韓大会では、アルゼンチン、イングランド、ナイジェリアと同じ死のF組を無敗の1位で突破。ラーション、リュングベリ、イブラヒモビッチなど欧州のビッグクラブで活躍する選手も輩出している。北国だけあってウィンタースポーツも盛ん。特にアイスホッケーはサッカーと並ぶ人気スポーツである。NHLにも多くの選手を送り込んでいる。1994年リレハンメルオリンピックと2006年トリノオリンピックで金メダルを獲得した。その他陸上では2004年アテネオリンピックで男子走り高跳び、男子三段跳び、女子七種競技で金メダルを獲得するなど跳躍競技を中心に強い。他にボート競技、卓球、繋駕速歩競走など。
[編集] 世界遺産
スウェーデン国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が11件、自然遺産が1件、複合遺産が1件ある。詳細は、スウェーデンの世界遺産を参照。
[編集] 聖ルシア祭
スウェーデンでは旧暦の冬至に当たる毎年12月13日に聖ルシア祭が行われ、「一番大切な冬の行事」と言われている。イタリア・シチリア生まれの女性聖者である聖ルチアは貧しい人々に財産の全てを提供した純粋な人と言われている。貧民の生活に光を与えた彼女は、光の聖人として、また農耕の守護神として親しまれている。光の明るさを表す単位ルクスは彼女の名前に由来している。
冬至は一番日が短い日であるが故、日が長くなり始める日。日が長くなることを祝う古来からの民間信仰に、キリスト教の光の聖人がいつの間にか一体となって現在に至る。
長く暗く寒い三重苦の北欧の冬に一筋の光を投げ込むのが聖ルシア。この日の朝、女の子がいる家庭では白いドレスに蝋燭の冠を被った娘が父親にサフランパンとジンジャークッキーを持って行き、枕元でサンタ・ルチアの曲を歌う。父親はルシアのような光に包まれた娘に起こされる。
近年では職場や学校、教会などで聖ルシア祭が行われ、蝋燭の冠を被ったルシア姫を先頭に同じく白いドレスを着た女の子と星の使いに扮した男の子が行列を作ってサンタ・ルチアなどの歌を歌う。頭に載せたり手に持った蝋燭の淡い光が日の光を切望する北欧の人たちの気持ちを代弁しているようでもある。行列の後はサフランパンやジンジャークッキー、コーヒーやグレッグと呼ばれるホットワインが振る舞われる。
なお、イタリア語読みでルチアだったものが、スウェーデン語読みでルシアに変化している。
[編集] 著名人
詳細はスウェーデン人の一覧を参照
- 聖ビルギッタ(1303年 - 1373年) キリスト教カトリックの聖女
- エマヌエル・スヴェーデンボリ(1688年 - 1772年)神秘思想家
- セルシウス(1701年 - 1744年)科学者(セ氏寒暖計発明)
- カール・リンネ(1707年 - 1778年)植物学者
- カール・ツンベルク(1748年 - 1828年)植物学者、医学者
- フェルセン(1755年 - 1810年)貴族・政治家(マリー・アントワネットの愛人と言われる)
- アンデルス・エーケベリ(1767年 - 1813年)化学者(タンタル発見者)
- フランス・アドルフ・ベルワルド(1796年 - 1868年)作曲家
- フレデリカ・ブレーメル(1801年 - 1865年)急進的女性活動家
- ノルデンショルド(1832年 - 1901年)探検家(北東航路の発見、日本に寄港1879年)
- アルフレッド・ノーベル(1833年 - 1896年)科学者(ノーベル賞設立者)
- エレン・ケイ(1849年 - 1926年)穏健女性活動家
- ヨハン・アウグスト・ストリンドベリ(1849年 - 1912年)作家
- セルマ・ラーゲルレーヴ(1858年 - 1940年)作家
- スヴァンテ・アレニウス(1859年 - 1927年)科学者
- アンデシュ・ソーン(1860年 - 1920年)画家
- スヴェン・ヘディン(1865年 - 1952年)探検家(中央アジア探検)
- ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867年 - 1942年)作曲家、音楽評論家
- ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871年 - 1927年) 作曲家・ピアニスト・指揮者
- ヒューゴ・アルヴェーン(1872年 - 1960年)作曲家、指揮者、ヴァイオリニスト、画家
- アンデルス・オングストローム(1814年 - 1874年)天文学者・物理学者
- カール・ミレス(1875年 - 1955年)彫刻家
- グンナール・アスプルンド(1885年 - 1940年)建築家
- クット・アッテルベリ(1887年 - 1974年)作曲家、音楽評論家
- パール・ファビアン・ラーゲルクヴィスト(1891年 - 1974年)作家(1951年ノーベル文学賞受賞)
- オスカル・クライン(1894年 - 1977年)理論物理学者
- ベルナドッテ伯(1895年 - 1948年)赤十字社総裁、国連パレスティナ調停官
- ダグ・ハンマルショルド(1905年 - 1961年)国連事務総長
- グレタ・ガルボ(1905年 - 1990年)米ハリウッド女優
- アストリッド・リンドグレーン(1907年 - 2002年)作家
- ハンス・アルヴェーン(1908年 - 1995年)物理学者
- ユッシ・ビョルリンク(1911年 - 1960年)テノール歌手
- ラウル・ワレンバーグ (1912年 - ?) 外交官・ユダヤ人の救出で活躍。
- イングリッド・バーグマン/ベルイマン(1915年 - 1982年)米ハリウッド女優
- イングマール・ベルイマン(1918年 - )映画監督、脚本家
- ウーロフ・パルメ(1927年 - 1986年)政治家
- ジェンス・バーテルソン 政治学者
- スヴェン・ゴラン・エリクソン(1948年 - )サッカーイングランド監督(2005年現在)
- ステラン・スカルスガルド(1951年 - )俳優
- ビョルン・ボルグ(1956年 - )元プロテニス選手(国際テニス殿堂入)
- インゲマル・ステンマルク(1956年 - ) 元ワールドカップ スキー回転・大回転チャンピオン。1980年レークプラシッド五輪金メダリスト。70 - 80年代を代表するスキー選手。
- アンナ・リンド(1957年 - 2003年)政治家
- イングヴェイ・マルムスティーン(1963年-)ギタリスト
- マッツ・ビランデル(1964年 - )プロテニス選手
- ヤン=オベ・ワルドナー (1965年 - ) 卓球選手
- ステファン・エドベリ(1966年 - )元プロテニス選手(国際テニス殿堂入)
- アニカ・ソレンスタム(1970年 - )現役プロゴルファー(世界ゴルフ殿堂入)
- ヘンリク・ラーション(1971年 - )現役サッカー選手 ヘルシンボリIF所属。
- ズラタン・イブラヒモビッチ(1980年 - )現役サッカー選手 インテル・ミラノ所属
- フレドリック・ユングベリ(1977年 - )現役サッカー選手 アーセナル所属
[編集] スウェーデン系の有名人
- ジャン・シベリウス(1865年 - 1957年)作曲家(フィンランド人)
- カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(1867年 - 1951年)軍人・政治家(フィンランド人)はオランダ系。祖先は17世紀にフィンランドへ移住し、スウェーデン語社会に同化して擬似スウェーデン系フィンランド人となった。
- ウラジーミル・レーニン(1870年 - 1924年)革命家(ロシア人、母方のブランク家がユダヤ系スウェーデン移民の子孫)
- グスターヴ・ホルスト(1874年 - 1934年)作曲家(イギリス人、スウェーデン移民の子)
- カール・サンドバーグ(1878年 - 1967年)詩人(アメリカ人、スウェーデン移民の子)
- チャールズ・リンドバーグ(1902年 - 1974年)飛行士(アメリカ人、スウェーデン移民の子)
- トーベ・ヤンソン(1914年 - 2001年)作家・画家(スウェーデン系フィンランド人)
- ティッピ・ヘドレン(1931年 - ) 女優(アメリカ人、父方がスウェーデン移民の子孫)
- メイミー・ヴァン・ドーレン(1931年 - ) 女優(アメリカ人、スウェーデン移民の子孫)
- キャット・スティーヴンズ(1948年 - )歌手(イギリス人、父方がギリシア系キプロス人で母方がスウェーデン人)
- メラニー・グリフィス(1957年 - ) 女優(アメリカ人、母方がスウェーデン移民の子孫)
- スティーヴン・ソダーバーグ(1963年 - ) 映画監督(アメリカ人、父方がスウェーデン移民の子孫)
- ジョシュ・ハートネット(1978年 - ) 俳優(アメリカ人、スウェーデン移民の子孫)
- キルスティン・ダンスト(1982年 - ) 女優(アメリカ人、スウェーデン移民の子)
- フジ子・ヘミング、ピアニスト。(日本人。父親がスウェーデン人建築家)
- ハワード・ハンソン、作曲家、指揮者、教育者。(アメリカ人、スウェーデン移民の子)
- カール・デイヴィッド・アンダーソン、物理学者。(アメリカ人、スウェーデン移民の子)ノーベル物理学賞を受賞した。
- ステファン・イシザキ、日系スウェーデン人。プロサッカー選手。
- アーネスト・サトウ、イギリスの外交官。(父がソルブ系スウェーデン人、母がイギリス人)
[編集] 参考
[編集] 関連項目
- スウェーデン関係記事の一覧
- スウェーデンの通信
- スウェーデンの交通
- スウェーデンの軍事
- スウェーデンの国際関係
- スウェーデンの音楽
- スウェーデンの県
- スウェーデン人の一覧
- スウェーデン系フィンランド人の一覧
- スウェーデン君主一覧
- ヴァーサ・ロッペット(スポーツ)
- エーレスンド橋
- バルト帝国
- グスタフ・アドルフ
- ノーベル賞
- ルーン文字
- X2000
- アクアビット
- スウェーデン・アカデミー
[編集] 外部リンク
[編集] 公式
- 政府公式サイト (英語)
- 在日スウェーデン大使館
- 県執行委員会の公式共同サイト (英語)
- ランスティングの公式共同サイト (英語)
- ランスティングの公式共同サイト (スウェーデン語、やはり情報量ではこちらの方が多い。)
[編集] その他
- 日本外務省 スウェーデンの情報
- スウェーデン公共放送ラジオスウェ* [http://homepage2.nifty.com/ikaruga/new_page_100.htm http://homepage2.nifty.com/ikaruga/new_page_100.htm
- 世界の国々 > ヨーロッパ
-
西欧: アイルランド | アンドラ | イギリス | オランダ | フランス | ベルギー | リヒテンシュタイン | ルクセンブルク 東欧: アルバニア | ウクライナ | クロアチア | スロベニア | セルビア | ブルガリア | ベラルーシ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | マケドニア | モルドバ | モンテネグロ | ルーマニア | ロシア 中欧: オーストリア | スイス | スロバキア | チェコ | ポーランド | ドイツ | ハンガリー 南欧: イタリア | ギリシャ | サンマリノ | スペイン | バチカン | ポルトガル | マルタ | モナコ 北欧: アイスランド | スウェーデン | デンマーク | ノルウェー | フィンランド バルト三国: エストニア | ラトビア | リトアニア
北欧理事会/Nordisk Råd/Nordiska rådet | |
---|---|
加盟国 : アイスランド | スウェーデン | デンマーク | ノルウェー | フィンランド |