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卓球 - Wikipedia

卓球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

卓球(たっきゅう)は、スポーツの一つである。ボールの弾む音から、ピンポンとも呼ばれている。競技者は卓球台を挟んで向かい合い、セルロイド製のボールを相手コートに打ち合って得点を競う。競技は、シングルス、ダブルスに分けられる。

競技人口の数は世界有数であり、メジャースポーツの一つといえる。 日本では温泉上がりに浴衣でするというイメージが付いてしまっているが、高い瞬発力や反射能力、持久力が必要であり、技術面・フィジカル面ともに総合的な実力が必要である。ただ、初・中級レベルだと身体能力よりも技術面の比重が上回り、「体力が無くても勝てる」という風に見られがちである。上級レベルの卓球はスポーツの中でも有数の身体能力を要求される競技であり、非常に筋力・体力を必要とする。

トーナメント形式の試合
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トーナメント形式の試合

目次

[編集] ルール

卓球台の上面は長さ2.74m、幅1.525mの長方形で、地面より76cmの高さに水平に位置する。台の長辺に垂直に張られたネットによって、台は2つのコートに等分される。ネットは台から15.25cmの高さに釣られ、台の両端に取り付けられたサポートによって支えられる。ボールは直径40mm、重さ2.7gのセルロイドまたは同質のプラスチック製で、色は白またはオレンジでなければならない。ラケットについては#ラケットを参照。

1試合は、各ゲーム11点先取の7ゲーム制(4ゲーム先取)、または5ゲーム制(3ゲーム先取)で行われる。ただし、10対10になったときはデュース(厳密には10対10はテンオールと呼び、11対11以降をデュース)と呼ばれ、先に2点差を付けた方が勝ちとなる。2001年以前は1ゲーム21点先取の3ゲームまたは2ゲーム先取であった。

サービスは2本交代、ただしデュースのときは1本交代になる。サーバーはラケットを持っていない手(フリーハンド)の手のひらからほぼ垂直に16cm以上投げ上げ、落ちて来るところをラケットによってエンドライン(台の後方)から打球し、まず自分のコートにバウンドさせ、次にネットの上部を越えるか迂回したのち相手のコートにバウンドさせなくてはならない。サービスがネットに接触して相手のコートに落ちた場合は、やり直しになる。それ以外の場合は、サーブミスになり、相手の得点になる。また、サーブをするときには、ボールを選手の体やユニフォームで相手選手から隠してはならない。

サーブされるか返球されるかして自分のコートに返球されたボールは直接、またはネットに接触した後に、相手のコートに落ちるように返球しなければならない。これが出来なかった場合、相手の得点になる。ボールを自分のコートで2バウンドさせたり、ボールを自分の体に当てたりラケットに2度続けて当てたりしてはならない。ただし、ラケットを持つ手の手首よりも先(指など)にボールが当たって相手のコートに入った場合は相手のポイントにならない。相手が打ったボールが自分の台にバウンドする前に、台上にあるか、または台の方向に向かって飛んでいるボールを、直接ラケットや体に当ててはならない(ボレーは禁止)。

ダブルスの場合、サービスはサーバーとレシーバーのコートの右半面に触れなければならない。ダブルスは、ペアは交互に打ち、サーブ権が相手に移動するとサーブをしていなかった選手がレシーブをすることになる。

団体戦は場合により様々な方式が取られている。現在(2006年)の世界卓球選手権などでは、双方のチームが3人の選手でシングルスにより最大5回対戦し、先に3勝した側が勝ちとなる方式が採用されている。北京オリンピックの団体戦では、3人の選手で4シングルス、1ダブルスを戦う方式が採用される予定となっている。

[編集] 歴史

現在の卓球はもともと19世紀後半にイギリスで生まれ、その後発展してきた競技である。もともとテニス選手が、雨でテニスが出来ず退屈だったので室内のテーブルの上でテニスのまねごとをしたのが始まりといわれている。はじめの頃は長い柄のついたバドミントンのようなラケットとコルクの球を使用しラケットには革や紙やすりなどを張っていた。その後、ラケットは現在のように短くなりラバーゴム製のものになったが、長い間一枚ラバーしかなく、攻撃してもそれほど強い打球が打てなかったために、守りに徹した方が有利であった。一点とるのに、2時間以上もかかったという逸話が残っている。

この状況が変わるのは、第二次世界大戦後、日本において従来の一枚ラバーを裏返しにしてはる裏ラバーが使われ、後に世界中に広まることになってからである。裏ラバーは一枚ラバーよりもボールとの接触面積が広いためにより回転をかけやすく、回転をかけて攻撃することが可能になった。さらにその後、軍事用に用いられていた独立気泡スポンジが卓球の用具として使われるようになると、ラバーの反発が飛躍的に向上し、強い打球が打てるようになった。1950年代、日本は新しい用具を用いて世界選手権において各種目を総なめにした。

しかし1959年国際卓球連盟は用具の制限に乗り出し、スポンジは禁止され、ラバーの厚みが4mmまでに制限された。2000年から、ボールの直径は38mmから40mmになった。これによってボールの空気抵抗が増し、従来よりもラリーが続くようになった。しかしその一方で回転がかけにくくなり、またラバーが回転の影響を受けにくくなったために、カット型や前陣速攻型のような戦型はより戦うのが難しくなっている。

[編集] 用具

卓球に使用するラケットは、主に木材から作られた板とゴム製のラバーから構成される。板の部分のみをラケットまたはブレードと呼ぶことも多い。両者とも様々な種類、特徴を持った製品が存在し、選手はそれらの中から自分に合う用具を選択することができる。この二つには、メーカー名と、世界卓球連盟の承認、日本卓球協会の承認の表示が義務づけられている。また、ラバーには専用のクリーナーがある。 ユニフォームにも、日本卓球協会の承認の表示が義務づけられている。 シューズは、体育館シューズとして作られたものなら何を履いてもよい。


[編集] ラケットの種類

日本式ペンホルダーラケット
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日本式ペンホルダーラケット
  • シェークハンド : 握手をするように握るタイプのラケット。両面にラバーを貼って使用する。フォアハンドもバックハンドもやりやすいという利点がある。
  • ペンホルダー : ペンを持つように握るタイプのラケット。(通称)日本式ペンホルダーと中国式ペンホルダーに大別できる。一方の面にのみラバーを貼り、その面だけで打球する選手が多いが、両面にラバーを貼って試合中やラリー中に裏返したり(反転式)、裏面打法をする選手もいる。バックハンド系の攻撃がしにくいといわれるが、最近はこれを補うために裏面打法などが使われることもある。(現在のルールでは裏面にもラバー・シートを張らなければならない。)台上での操作性に優れているとされる。日本式では、吸い付くような独特の打球感と弾みから桧単板が人気だが、国内の質の良い桧が減少し、高品質の桧単板が無くなりつつある。桧単板で有名なメーカーは、DARKERなど。
    • 日本式ペンホルダー : グリップ部にコルクが使用されている。主に片面のみにラバーを貼る。形状から角型、楕円型、丸型などに分けられる。日本、韓国などに使用選手が多い。
    • 中国式ペンホルダー : シェークハンドの柄を短くしたような形状をしている。ラバーを両面に貼る選手も多い。最近では王皓、馬琳などの中国選手がペン両ハンドドライブ型を完成させ、驚異的な強さを誇っている
  • ピストル型 : ハンドソウともいわれる、拳銃を握るように持つタイプのラケット。使用している選手は非常に稀である。

伝統的には、ヨーロッパ出身の選手はほとんどがシェークハンドを使用し、一方アジアではペンホルダーが主流であったが1980年代頃からはアジア各国においてもシェークを使用する選手の割合が増加し、ペンと同等かそれ以上になってきている。

[編集] ラケットの素材

カーボンファイバーを使用しているシェークハンドのラケット
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カーボンファイバーを使用しているシェークハンドのラケット

ラケットは主に木材を原料としており、一枚の板からなると単板と、複数枚の板を貼り合わせて作られる合板とに区別できる。一定の割合以下なら木以外の材料を使用することが認められており、カーボンファイバー、ベクトランファイバー(アリレート)、ケブラーグラスファイバーなどの特殊素材を使用したラケットも使われている。 カーボンファイバーとアリレートを合わしたアリレートカーボンと言う物もある

[編集] ラバー

卓球のラバーとは、ゴム製のシートとスポンジを貼り合わせたもの(但し一枚ラバーはシートのみ)。この部分にボールを当てて打球する。シートの片面は平らで、もう一方の面には粒、あるいはイボと呼ばれる円柱状の突起が密に並んでいる。

ラバーの色は明るい赤と黒のみが認められている。ラバーを貼った面の反対側の面には異なる色のラバーを貼るか、異なる色に着色しなければならない。これは、性質は異なるが色は同じ2枚のラバーをそれぞれの面に貼った場合に、相手選手が見分けられなくなるためである。厚みは4mm以下である。一般的にラバーは厚ければ厚いほど強い球が打てるが、コントロールは難しくなる。その他、粒の形状に関して規定が詳細に定められている。


[編集] ラバーの種類

  • 裏ソフトラバー——シートの平らな面を外向きにしてスポンジと貼り合わせたラバー。ボールとの接触面積が大きくなるため、ボールに回転をかけやすい。現在主もよく使われている。特性により以下のように更に分類できる。(以下の分類の中間的な性質のラバーも多数存在する。)
    • 高弾性・高摩擦系——スピード・回転ともに優れており、特にドライブ攻撃をするのに適したラバー。日本のメーカーの得意分野。
    • テンション系——特殊技術によりゴムが常に伸びたような状態になっており、より高い弾性を利用して強力なボールが打てるラバー。反面、初心者には扱いづらいとされる。ハイテンション型、エネルギー内蔵型などメーカーによって様々な呼び名がある。まだ登場してからの歴史は浅いが、攻撃型のトップ選手の間では愛用者が多い。
    • 粘着系 シート表面に粘着性があり、ボールに強い回転をかけるのに適したラバー。しかし、粘着の強いものでは、ボールがラバーに触れる時間が長くなるため、相手の回転の影響を受けやすい。カットマンや中国系の選手がよく使用している。中国のメーカーの得意分野。
    • コントロール系 ボールコントロールがしやすいように設計されたラバー。
  • 表ソフトラバー——シートの粒の面を外向きにしてスポンジと貼り合わせたラバー。ボールとの接触面積が少ないため球離れが早くなり、ボールにスピードを与えやすく、相手の打ったボールの回転の影響を受けにくいとされる。前陣速攻型の選手が用いる場合が多い。特性により回転系・スピード系・変化系に分類できる。
  • 粒高ラバー——表ソフトラバーよりも粒がさらに高く、細いのが特徴。打ったときにその粒がボールを弾くため、打った動作と反対向きの弱い回転がかかる場合が多い。主にカット型の選手が変化を付けるために用いるが、反転型のラケットに貼って使用する場合もある。スポンジのついている粒高ソフトラバーと、ついていない粒高一枚ラバーの総称。イボ高とも言う。
  • 一枚ラバー——表ソフトラバーからスポンジを除いたもの。第二次世界大戦以前はこのラバーしかなかった。あまり弾まず回転をかけにくいラバーだが、安定した打球を打てるという利点はある。現在このラバーを用いる選手は非常に少ない。
  • アンチラバー——見た目は普通の裏ソフトだが、摩擦が極端に少なく、回転がかかりにくい。主にカットマンが打球に変化をつける為に使用していたが、ルール改正により両面同色ラバー使用が禁止されてからは使用者が激減した。コントロール性を高めるため、やわらかいスポンジが使われている。

[編集] ラバーの手入れ

裏ソフトやアンチの場合専用の泡でそれ以外のラバーの場合専用のスプレーを使ってラバーの手入れを行う。だがラバーは水分にも弱く、泡の場合なかなか乾かないためにラバーが損傷するので、1日1回を超えない様に使うのが効果的である。

カット型選手はボールの回転力を強める為、手入れによってラバーの粘着力を強くする。粘着性ラバーだと、下向きにボールを付けても落ちないほど接着力が強くなることもある。

[編集] サイドテープ

ラケットが卓球台にあたったときにラケットが破損しないためにつける。ラバーのスポンジの部分にサイドテープがかかると反則のため注意が必要である。一般的に幅は6mm・8mm・10mm・12mmがある。金属製のサイドテープもあり、ラケットの重量、重心を調節することが出来る。

[編集] スピードグルー

ラバーとラケットを接着するための接着剤の一つ。一般の接着剤よりも有機溶剤を多く含んでおり、ラバーに塗ることでラバーがより軟らかくなって弾むようになる。また、打球音も高くなる。主に攻撃型の選手に広く普及している。有機溶剤が人体に有害であるという理由から、有機溶剤を含む接着剤(スピードグルーに限らず、一般の接着剤も含む)の使用は2008年9月1日以降禁止される事が決定している。(ただ、ニッタクの会議によると、中止になる可能性は低く、スピードグルー使用禁止の案は「凍結」になる可能性が高い)

[編集] 打法

  • ドライブ

ボールに強い前進回転を与える打法。多くの戦型の選手に幅広く用いられる。特にスピードを加えた強力なドライブをパワードライブという。対して、回転のよくかかったやや山なりの軌道のドライブをループドライブという。ボールに横回転を与えるドライブをカーブ(シュート)ドライブという。また、相手のドライブに対して打つドライブをカウンタードライブという。

  • スマッシュ

ボールを弾くように打つ打法。決定打として打つ選手が多い。ドライブより小さいスイングで速いボールを打つことができる。弾道が直線的になるため、ハイリスク・ハイリターンの打法である。

  • カット

ボールに後退回転を与える打法。一般的には、カット型の選手が使う中・後陣での大きいスイングでの打法を言う。

  • ツッツキ

台上での小さなカットはツッツキと呼ばれる。レシーブなどでよく使われる。

  • ミート打ち

表ソフトラバーの選手が主に使う攻撃方法で回転がかかったボールをスマッシュのように強くはじいてレシーブする打法。決定打になることが多い。ほぼ無回転

  • ストップ

相手の短い下回転系のボールに対し、相手コートに2バウンド以上するように小さく返す打法。低いストップに対しては物理的にドライブが打てないため、防御技術として有効。しかし浮いてしまうとチャンスボールとなってしまうことが多い。上級者のレシーブに多い。

  • プッシュ

押し出すように打つ打法で、主にペンホルダーのバック側の攻撃に使う。シェークハンドのバックハンドに比べて威力を出しにくいが、やり方によっては同等以上に打ち合うこともできる。

  • フリックまたは払い

相手の短いサービスまたは返球に対して、手首を使って台上で前進回転を与えて払うように返球する打法のこと。

  • ブロック

相手のスマッシュやドライブに対して、前~中陣でバウンドの上昇期~頂点で当てるように返球する守備技術。

  • ロビング

ボールを高く打ち上げて返球する打法。相手のミスを誘うものだが、相手の強打を受けるというリスクがある。

  • フィッシュ

中~後陣でロビングよりも低い弾道で(一般的にはネットの高さよりやや高めの高さ)相手のボールを返す技術。ブロックの打球点より遅く、フィッシュの打球点は頂点を過ぎたものとされている。いわゆる相手の攻撃をしのぐ為のつなぎ球だが、ロビングに比べて打ちにくい。 相手の攻撃をフィッシュでしのいで、相手が攻めあぐねたところで一気に反撃をするといった戦法も現在では有効だ。

  • チキータ

場合によりチキータ・レシーブなどという場合もある チェコのプロ卓球選手 P.コルベルが発案した打法で、バックハンドの横回転系のフリックのことを言う。基本的にシェークハンドの選手が使用する。

[編集] サービス(サーブ)の種類

  • フォアサービス

 自分の利き腕に対してフォア側からラケットのフォア面を使って出すサービスのこと。

  • バックサービス

 台の中央付近に立って、ラケットのバック面を使って出すサービスのこと。

  • 投げ上げサービス(ハイトスサービス)

 サーブのトスをする際に、ボールを2メートル以上投げ上げて出すサーブのこと。ミスはしやすくなるが、その分回転やスピードが増す。世界には、7~8メートルものトスを上げる選手もいる。

  • しゃがみ込みサービス

 サーブを出す際に、膝を曲げてしゃがみ込みながら出すサーブのこと。大阪市にある王子卓球センターで出来た王子サーブなどがこれにあたる。非常に強い回転をかけることが可能。

[編集] 戦型

  • シェーク

ドライブ型——両面に裏ソフトラバーを貼り、フォアとバックの両ハンドからのドライブを主戦武器とする。ヨーロッパをはじめとして世界各国で一般的な戦型であり、現代卓球の主流といえる。

前陣速攻型——台から離れずに攻める戦型。ラケットのバック側には表ソフトを貼るのが普通。最近では、ドライブ型も好んで台から離れることはないため、それほど差はなくなってきている。一般的に女子に多い。

カット主戦型——基本的には中ー後陣からのカットによって守って点をとる。非常に希少な戦型だが、見ていて面白いため、観客には好評である。ラケットを振り下ろし、バックスピンをかける打球が下から浮き上がるような軌道を描く点や、非常に希少な戦型である点から、野球のアンダースローの投手のような存在であるといわれることがある。世界のトップレベルでは、守備力と共に攻撃選手並みの攻撃力を兼ね備えた選手が多い。カットマンという呼び方が定着しているがこれは和製英語で、英語圏では chopper と呼ぶ。韓国の朱世赫や日本の松下浩二が有名。

  • ペン

ドライブ型——主にフォアハンドドライブによって攻める。バックハンドドライブもあるが、構造上シェークハンドドライブ型ほど強いバックハンドドライブを打つのは難しい。ただし、最近は中国を中心にしてペンホルダーの裏側にもラバーを張って裏面打法によってバックハンドドライブを打つ選手もいる。裏面打法を多用する選手は、中国の王皓や馬琳が有名。

前陣速攻型——表ソフトラバーを用いてできるだけ短い手数で攻撃につなげ、積極的に攻める戦型。決定打はスマッシュを用いるのが普通。ドライブ型と同じく裏面打法でバックハンドドライブを打つ選手もいる。

ショート型——中国式のペンホルダーラケットを用いて、両面にラバーを貼り片面にイボ高ラバーを貼るのが普通。台の近くでプレーし、イボ高ラバーによる変化で相手のタイミングを崩し、相手に隙が出来たら攻撃するという守備的な戦型である。 この戦型を採用しているトッププレーヤーは非常に少ない。女子では元中国代表でルクセンブルクの倪夏蓮が有名。

[編集] 卓球の盛んな国々

  • 中国:世界最大の卓球大国。とくに女子は圧倒的に中国の選手が強い。選手層が厚く、行き場の無くなった強豪が数多く海外に流出し、結果的に世界中に帰化選手を送り込んでいる。
  • 韓国:フットワークを生かしたダイナミックなプレーをする選手が多い。ソウル五輪アテネ五輪では男子単の金メダルを獲得。
  • 日本1950年代1970年代には、日本は世界のトップクラスであった。以後は停滞が続いている。女子が世界選手権団体で3大会連続銅メダルを獲得、2005年世界ジュニア選手権団体戦で男子が優勝するなど、復調の兆しもある。
  • ドイツ:卓球のプロリーグ(ブンデスリーガ)があり、男子では世界中から有力な選手が集まっている。
  • スウェーデン1980年代後半から1990年代にかけて、スウェーデンは男子の卓球の頂点を占めていた。最近は若手が育ってきていないため、かつての強さはない。
  • その他ヨーロッパの様々な国においても、卓球は盛んである。

[編集] 主要な国際大会

[編集] 主な卓球リーグ

[編集] 有名選手

[編集] 日本選手

[編集] 世界チャンピオン

[編集] その他

[編集] ラージボール

ラージボール卓球(別名新卓球)は、一般的な卓球(硬式卓球)で使われているボール(直径40mm)よりも大きなボールを使って行われる卓球競技である。硬式卓球との主な違いは

  • 使用するボールが大きく(直径44mm)て軽い
  • ラバーには表ソフトラバーのみ使用可、但し粒高ラバーは不可
  • ネットの高さが2cm高い

などである。

日本卓球協会が卓球の普及を目的として考案、ルール・用具規格等を1988年に制定した。ボールが大きく空気抵抗の影響が増大するため、ボールの速度、回転量が従来の卓球よりも減り、ラリーが続きやすくなるなどの特徴がある。 日本では高齢者でも手軽にできる生涯スポーツとして主に中高年に人気があり、多くの大会が開催されている。


[編集] 軟式(日本式)卓球

日本初の卓球統轄機関として大日本卓球協会が創立された1921(大正10)年頃は日本独自の軟式(日本式)卓球にて競技が行われていた。硬式卓球との主な違いは

  • 使用するボールの直径は36.9mm以上38.9mm以下
  • ボールの重さは2g以上2.13g以下
  • ネットの高さが2cm高い17.25㎝

などである。

ラージボール卓球の普及や硬式卓球のルール変更に伴い日本独自の軟式(日本式)卓球は2001(平成13)年度を最期に幕を閉じた。

[編集] 娯楽・文化としての卓球

卓球は、他のスポーツと比べ、ゲームをプレイする条件(ルールの理解、スキル、場所・道具・プレイヤーの確保)を満たすことが容易なため、老若男女問わず親しみやすく、観戦スポーツとしてではなく、実践スポーツとして広く日本人に愛されている。 ただし、その敷居の低さゆえ地味な印象が強く、こと中学、高校では「卓球部員=垢抜けない人たち」というイメージを抱く生徒が少なくない。

その象徴として、漫画での取り上げられ方があげられる。卓球漫画の代表作『行け!稲中卓球部』は、明らかに野球やサッカーなどの他のスポーツ漫画と一線を画しており、登場人物は、外見や運動神経のあまり期待できないでキャラの濃い学生たちで構成されている。ブレークの理由は、描かれた世界観と我々の深層心理にある卓球に対する思いとが少なからずシンクロからであると言える。

2002年に映画『ピンポン』(窪塚洋介主演)が上映されて以降、にわかなブームが若者の間にも広まった。今日、素人卓球のメッカ、渋谷卓球倶楽部では、最新のファッションに身を包んだ、いわゆるオシャレな(中学、高校時代は卓球とは無縁であったような)若者たちも卓球を楽しむようになった。週末の夜ともなれば、10台以上ある卓球台は完全に埋まり、軒並み待ち時間が30分を超えるほどの盛況振りである。

また卓球少女「愛ちゃん」の成長は国民の関心事の一つであると言える。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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