武蔵五日市駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
 
|
武蔵五日市駅（むさしいつかいちえき）は、東京都あきる野市館谷にある東日本旅客鉄道（JR東日本）五日市線の駅。五日市線の終着駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する、五日市線で唯一の高架駅である。直営駅で、駅舎の中には、みどりの窓口や自動改札・自動券売機・コンビ二がある。北口と南口があり、南口から北口へ通路を伸ばした形になっている。南口がメインである。
- のりば
| 1 | ■五日市線 | 拝島・立川方面 |
| 2 | ■五日市線 | 拝島・立川方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度の利用者数は1日平均4,810人である。
[編集] 駅周辺
旧五日市町の中心部にあり、商店なども多い。
- 五日市街道
- 武蔵五日市駅前郵便局
- 東京都立五日市高等学校
- あきる野市役所五日市出張所
- あきる野市五日市図書館
- あきる野商工会五日市支所
- あきる野市立五日市小学校
- あきる野市立五日市中学校
- 西東京バス五日市営業所
- 秋川渓谷
[編集] 路線バス
- 1番バス停（■十里木・上養沢・本宿役場前方面）
- 数馬 （十里木・本宿役場前・笛吹入口経由 ★払沢の滝経由 ★やすらぎの里）
- 都民の森（急行・各停）※季節運行（本宿役場前・数馬経由）
- 払沢の滝入口 （十里木・本宿役場前経由）
- 小岩 （十里木・本宿役場前経由）
- 藤倉 （十里木・本宿役場前経由 ★払沢の滝経由）
- 上養沢 （十里木・曽利郷橋経由）
- 曽利郷橋 （十里木経由）
- 十里木
★＝バスによる及び十里木・本宿役場前・笛吹入口経由する
- 3番バス停（■松尾・つるつる温泉・福生駅方面）
- 福生駅（幸神・日の出折返場・菅瀬橋・草花経由）
- 福生駅（秋川駅・市役所経由）
- つるつる温泉（幸神・肝要・松尾経由※機関車バス運行中。商工会で、このチョロQが販売されている。）
- 松尾 （幸神・肝要経由）
この他、3番バス停から市内循環バス「るのバス」（運行:あきる野市、運行委託:西東京バス）が五日市出張所・秋川駅方面へ、
- イ番バス停 降車場から五日市行き（福生駅方面～来るバス）が出ている。
基本的に西東京バスが運行しているが、福生線（平井経由・市役所経由 福生駅・五日市）のみ多摩バスが運行している。
[編集] 歴史
- 1925年（大正14年）4月21日 五日市鉄道の五日市駅として開業
- 1925年（大正14年）6月1日 武蔵五日市駅に改称
- 1925年（大正14年）9月20日 武蔵五日市 - 武蔵岩井間延伸開業
- 1940年（昭和15年）10月3日 五日市鉄道が南武鉄道に合併
- 1944年（昭和19年）4月1日 南武鉄道が戦時買収され、国有鉄道五日市線となる
- 1961年（昭和36年）4月17日 電化（拝島 - 武蔵五日市 - 武蔵岩井）
- 1971年（昭和46年）2月1日 武蔵五日市 - 大久野間の旅客営業廃止（大久野 - 武蔵岩井間廃止）
- 1982年（昭和57年）11月15日 武蔵五日市 - 大久野間廃止
- 1987年（昭和62年）4月1日 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継
- 1996年（平成8年）7月6日 駅舎高架化。1番線のみ発車メロディ取り付け
かつては、武蔵五日市駅の手前（現在の高架になりはじめるあたり）から、スイッチバックして北方向に分岐し、武蔵岩井までの支線があった。これは、セメントの原料になる石灰岩を輸送するために敷設したものである。しかし、輸送がトラックになったため、1971年に旅客輸送廃止、1982年に廃線になった。
現在、分岐点あたりから南の方には高架化前の、武蔵五日市駅に向かう線路が廃線として残っている（支線の廃線ではないことに注意）。
[編集] その他
当駅の電報略号は『ムイ』である。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- 五日市線
- 武蔵増戸駅 - 武蔵五日市駅
