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封印作品

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封印作品ふういんさくひん)とは、版権など何らかの事情により、一旦製作された漫画映画テレビ番組歌謡曲などの(再)放映、再出版、映像媒体販売がなされないままになっている芸術作品のことである。

シリーズ中の数エピソードのみ封印作品の場合もあり必ずしも作品すべてというわけではない。その場合は欠番といい、再放送する際にそのエピソードが抜かされて放送されることがある。

また、自粛による封印の他、素材が失われたために放映等ができないものも、便宜的にこの項目で扱う。

目次

[編集] 類型

封印に至る理由は公表されない場合もあるが、以下の例に示すように封印作品の類型は大別して、

  1. 作品の内容や表現において問題があるために公開が自粛されたもの
  2. 実写作品で、出演者に関わる問題があるために公開が自粛されたもの
  3. 版権上問題があるために公開出来ないもの

に分けられる。 DVD化をする需要がないので発売されていないものはここには数えない。放映打ち切り、尺の都合でカットされた部分に関してもある意味需要がないのと同等であり、ここには不適切だと思われる。

1番目では、特に差別表現が用いられているために自粛されるというケースが多く見られる。ただし、近年ではあえてそのままの形で公開した上で「現在では不適切な表現が含まれます」などと断り書きを入れるという例も多くある。映像作品では類似の事件や災害が起きたためとみられるものもある。またテレビアニメ『ポケットモンスター』第38話のように映像演出が身体に直接影響を及ぼしたために封印されたという例もある。

2番目では、出演者が事件を起こした場合等がある。

3番目では『キャンディ・キャンディ』『オバケのQ太郎』など著作権を有する者が複数存在する場合に問題となることが多い。

また、趣は異なるが、皇室や政治に関係した封印も存在する。例えば、太平洋戦争敗戦後、GHQによって極端に国家主義的とされた作品は封印された。ところが日本が独立を回復した後でも、日本放送協会(NHK)は長期にわたって、『海ゆかば』のように芸術歌曲の側面を持つ曲を含め、国民に親しまれてきた軍歌を放送しなかった(この曲は音楽出版社から出版もされなくなった)。逆に、戦前は右翼の圧力で演能が難しかった『蝉丸』(皇室の凶事を扱う)は現在では名曲として親しまれている。

[編集] 原版の散逸などによる公開不可能

公開を妨げる環境や事情がなくても、作品原版が散逸、あるいは失われたために公開できない場合がある(日本テレビ版『ドラえもん』など)。倒産や移転、また事故や災害など制作会社の諸般の事情で管理が及ばなかった場合、制作時に保管の予定が無かった場合などがある。特に1970年代までのテレビ番組のビデオ制作では高価な2インチVTRのテープを放送ごとに消去しながら再使用することが多く、映像を記録して保管する例は稀であった。これらの例では、番組の一部が素材として流用されて散逸を免れた場合や放送された番組を視聴者が家庭用VTRで録画してテープに保管している場合などには公開されることがある。

[編集] 日本における封印作品の例

詳細は各作品の項目を参照。

[編集] 文学作品

  • 悪魔の飽食森村誠一) - 中国で細菌実験を行った731部隊を日本人に知らしめた作品だが、掲載写真に間違いがあるという理由で封印。後に問題の写真を削除するなどして再刊された。
  • 石に泳ぐ魚柳美里) - 柳美里のデビュー作だが、モデルとされた人物から、自分の国籍、出身大学、専攻、家族の経歴や職業などをそのまま描写したとされ、裁判の結果出版差し止めとなり、封印。
  • 剣と寒紅(福島次郎) - 三島由紀夫の同性愛を赤裸々に告発した内容が遺族の怒りを買い裁判に。結果作者の福島次郎が500万円の高額賠償と絶版命令を科され遺族側勝訴という形で決着。
  • 少年H(妹尾河童) - 妹尾河童自身の幼少期を題材にしたとされる作品でベストセラーとなったが、方々から間違いを指摘されて絶版に。
  • 捜査一課長(清水一行) - 1974年に起きた甲山事件をモチーフにした作品だが、誘導捜査により犯人とされた(当時の)保母から『真犯人と決めつけた内容だ』と抗議されて裁判に。結果作者の清水一行が絶版命令を科され保母側勝訴という形で決着。
  • ちびくろサンボヘレン・バナマン) - 黒人差別問題。日本では1999年に復刊されている。
  • チャタレイ夫人の恋人(D・H・ローレンス) - 内容が猥褻だとして、出版社・翻訳者の伊藤整が有罪(罰金刑)に処され、発禁となる(チャタレイ裁判参照)。その後、問題部分を伏字にしたバージョンが発行され、1996年には完全版が発行された。
  • 遁げろ家康、島津奔る(池宮彰一郎) - 歴史小説の大家・池宮彰一郎の代表作だが、司馬遼太郎作品から引用した部分があり、これが元で絶版の憂き目に遭う。
  • バターはどこへ溶けた?(ディーン・リップルウッド) - スペンサー・ジョンソンの「チーズはどこへ消えた?」との類似性が指摘され、裁判で発行・発売差し止め。
  • 風流夢譚(深沢七郎) - 語り手が、日本で革命が起こり皇室一家が処刑される夢を見るという内容。これがきっかけとなり右翼テロ(※有名な嶋中事件)が発生したため封印の憂き目に。以来「菊タブー」が言論・出版界に定着してしまった。
  • 政治少年死す(大江健三郎) - 浅沼稲次郎暗殺事件に想を採り犯人である山口二矢をモデルとした思春期の性的嗜虐がテーマの小説。初出の文學界(1961年2月号)に掲載されて間もなく嶋中事件が発生し、これを考慮した出版社が同誌(同年3月号)に謹告を出した。しかしその後も著者に対する右翼団体による脅迫や嫌がらせが後をたたず、政治的事情を鑑みて現在に至るまでいずれの単行本、全集にも収録されていない。しかし2003年に鹿砦社が出版した「スキャンダル大戦争2」にて「風流夢譚」とともに作者の許諾無く全文掲載された。
  • 無人警察(筒井康隆) - てんかん患者差別問題。作者の筒井康隆はこれによる封印に激怒し、数年間『断筆』した。

[編集] 漫画作品

  • アシュラ(ジョージ秋山) - 人肉描写がPTAから槍玉に挙げられて打ち切り。コミックスが発行されるも封印。現在は幻冬舎から復刻版が発行されている。
  • アポロの詩やけっぱちのマリア手塚治虫) - 手塚治虫作品で有害図書指定された作品。理由は性描写。現在は販売されている。
  • アラーくん、オモライくん(永井豪) - 永井豪作のギャグ漫画の中には諸問題から封印された作品がある。前者はイスラム教の唯一絶対神アラーをタイトル・主人公名に使ったことが問題とされ、後者は乞食をギャグの題材とした事が問題とされた。
  • いけない!ルナ先生上村純子) - 家庭教師と教え子が無理やり性遊戯をするという内容が問題とされて打ち切り(のちに成人指定コミックスとして復刻)。
  • 1分16秒08(村生ミオ) - ヘルスが舞台となるなど青年漫画雑誌としては過激な性描写があることから。「ANGEL」が槍玉に挙がったときには既に完結していたが、出版社側の判断で「ANGEL」と併せてコミックスは封印。
  • エデンの花(末次由紀) - 井上雄彦の漫画「SLAM DUNK」からの構図の盗用が指摘されたため、コミックス回収・絶版となる。
  • MMR石垣ゆうき作。1995年3・4合併号~5号掲載分) - 類似の事件(地下鉄サリン事件)のためと言われている。
  • ANGEL(遊人) - 青年漫画雑誌としては過激な性描写が槍玉に挙げられた。コミックスが発行されていたが封印(連載は一時中断後再開され完結、のちに別の出版社から成人指定コミックスとして完全版にて復刻)。
  • 美味しんぼ雁屋哲原作、花咲アキラ作画。未収録話あり) - 食中毒を起こす可能性のある離乳食の紹介。
  • おカマ白書(山本英夫) - 性描写があること、同性愛者を笑いの対象としたこと、エイズに対する差別的表現があったことなどから。「ANGEL」が槍玉に挙がった時点でコミックスが2巻まで発行されていたが「ANGEL」と併せて封印(連載は継続され完結、のちにワイド版コミックスとして問題箇所を修正の上で復刻)。
  • オバケのQ太郎藤子不二雄) - 著作権説、差別描写説、自主規制説。
  • おまかせ!ピース電器店能田達規作。第45話) - 実在する雑誌をパロディ化したためと言われる。
  • かっこいいスキヤキ(泉昌之) - ウルトラマンを主人公にしたパロディ作数話が問題となる。後に別エピソードに差し替えられた文庫版が発売される。
  • キャンディ・キャンディ水木杏子原作、いがらしゆみこ作画) - 著作権問題。
  • 国が燃える本宮ひろ志作) - 南京大虐殺に関する描写が理由。
  • ゲームセンターあらしすがやみつる) - PTAにより有害図書指定された。小学生が繁華街へ行くなどの内容が理由と思われる。
  • こちら葛飾区亀有公園前派出所秋本治作。旧版4巻「派出所自慢の巻」) - 過激な内容のためと言われる。
  • ゴルゴ13さいとう・たかを作。第237話、第245話、第266話、増刊32話) - 大使館からの抗議、国際情勢や登場人物のモデルに対する配慮、作者自身の「発表できる水準以下」という判断などの理由。
  • ジャングル黒べえ藤子・F・不二雄) - 黒人差別問題に取られる可能性があるための自主規制?
  • 私立極道高校(宮下あきら作。全41話のうち35話分が未収録) - 実在する学校を出した。
  • タイガーマスク ザ・スター(真樹日佐夫原作、風忍作画) - 著作権問題。
  • 血だるま剣法(平田弘文) - 1962年に貸本として刊行されたが、部落解放同盟の抗議により封印(いわゆる部落差別問題による)。しかし2004年に解同タブーの緩和から再び刊行することが出来た。
  • 電影少女桂正和作。旧版第5巻CHAPTER37~39、41・45) - 性的描写。2版以降は修正された。
  • Dr.スランプ鳥山明作。旧版第9巻「クレイジー・ハネムーン」) - 黒人差別問題で茄子のヘタのような頭のキャラが猫顔に差し替え。
  • 信長 - 資料の無断使用。コミックスは7巻まで発刊されたが回収(後に問題となった箇所が新たに書き直され別の出版社から完全版が出版)。
  • パーマン藤子・F・不二雄。オリジナル版) - 人道上の問題(初回に宇宙からきた超人が主人公の少年に「秘密をばらしたら廃人にする」と脅かしたり、正体を知られた少年が口封じのために2歳の男児をパーマン5号にした。という筋立て)と著作権問題で(超人の名前が「スーパーマン」、よく知られているバードマンではなかった)、アニメがカラーリメイクの際に封印。ストーリーを書き直して作品化した。
  • BASTARD!!萩原一至作。旧版第9巻) - タイトルカバーのみ封印という珍しい例。理由は卑猥なポーズであるため。
  • はだしのゲン中沢啓治) - 週刊少年ジャンプで掲載されていたが内容が問題(※残虐である)とされて途中で打ち切り。発行元の集英社はジャンプコミックスでの発行を見送った(※集英社でのみ封印。原作者の中沢啓治は別の出版社で書き続けてコミックスを発行した。集英社も2005年にジャンプ掲載分を廉価版コミックス化した)。
  • パタリロ!魔夜峰央作。旧版第4巻「マリネラの吸血鬼」、同第7巻「科学騒動」) - 精神障害者差別問題と著作権侵犯(※テレビアニメで使用する際に発覚した)。
  • ぶきみな五週間(藤子不二雄A作、「毛のはえた楽器」のみ) - 黒人差別問題。
  • 編集王土田世紀作。旧版第3巻「男の子女の子」) - 「キャンディ・キャンディ」の巻末画をタイトル画として掲載したことが問題とされた。
  • ブラック・ジャック(手塚治虫作。第28話、第41話、第58話) - 第28話は差別問題(後に第227話としてリメイク。その際に原稿が再利用されたため、オリジナル原稿は原形を留めていない)、第41話・第58話は医学用語の誤りによる(第41話は過去の単行本に収録されたことがあるが、後に別の話に差し替えられた)。これらの話は「ブラック・ジャック ザ・コンプリート・ダイジェスト」であらすじと原稿の一部が紹介されているものの、話自体は単行本未収録となっている。この他、単行本の種類によって収録されたりされなかったりする話が複数存在する。
  • マーダーライセンス牙平松伸二作。1989年10月号掲載分) - 死刑廃止論問題。
  • マイナス(沖さやか作。1996年41号掲載分) - 人食描写による出版社自主規制。現在は完全版単行本が存在する。
  • MASTERキートン勝鹿北星原作、浦沢直樹作画)- 著作権問題で、コミックの重版や愛蔵版などの出版が不可能な状態。
  • マンガ嫌韓流、マンガ嫌韓流2(山野車輪) - 作品自体は封印作品ではないが内容がヘイトスピーチ啓蒙にあたるためテレビアニメ化・ラジオドラマ化が不能になっている。
  • みんなあげちゃう(弓月光) - 「いけない!ルナ先生、ANGEL」が槍玉に挙がった際に、この作品も性交をネタにした作品だが中には過激な描写も含まれていたため、出版社側の判断でコミックスは回収される。また、初版本では掲載されながら愛蔵版には収録されなかった話がある。
  • 燃える!お兄さん佐藤正作。1990年第45号掲載分)- 職業差別。

[編集] その他の書籍作品

  • こじき大百科―にっぽん全国ホームレス大調査(村田らむ、データハウス、2001年)- 日本各地のホームレスを取り上げた本だがタイトルが問題視され「発禁」。2006年に改訂版が「ホームレス大図鑑」というタイトルで竹書房から発売。
  • 発禁本の世界(城市郎、スポーツニッポン、1976年) - 発禁本の紹介で「発禁」処分を喰らった本。
  • 部落地名総鑑(作者不詳) - 1970年代前半頃、通信販売などの形で頒布された(類似内容の文書が数種類存在する)。部落差別を助長する恐れがあるために封印されたが、近年同書や類似文書のデータベース版が日本各地で出回り、部落解放同盟などが回収に躍起になっているという。

[編集] 映像作品

[編集] テレビドラマ

  • 相棒(3rd Season 第7話「夢を喰う女」) - 図書館司書が個人情報を勝手に警察に漏らす、というシーンがあったため。
  • 悪魔のKISS(第2話「凍りついた未来」) - 風俗嬢役の常盤貴子が胸を露出するシーンが登場。常盤の事務所サイドの意向により、当該話を含めた全話がソフト化不能になっている。
  • 悪魔のようなあいつ - 三億円事件を題材にしたドラマのエンドで「時効まであと○○日」といったテロップが登場することが原因で再放送されていない。また、主演が沢田研二で近年DVD化されるまで再リリースされなかったのは沢田サイドが同意していなかったためと見られている。
  • あぶない刑事(第33話「生還」) - エイズ感染者への差別的な描写による。再放送では欠番扱いだが市販のビデオやDVDには収録されている。
  • 甘い結婚 - 離婚を偏見的に描写した事と、幻冬舎の離婚手記の編集プロセスをモデルにしたためだといわれる。
  • If もしも(第15話「誘拐するなら男の子か女の子か」) - 製作はされたが、放送16日前に誘拐された人物の死体が放送当日に発見されたため、未放映。
  • ER緊急救命室6(第126話「誰よりも君を愛す」、第127話「悲報」) - 精神障害者差別問題。2002年7月の再放送時に欠番にされる(但し、1週前には予告を放送していた)。
  • Xファイル(第23話「ローランド」、第44話「サーカス」、第48話「カニバル」、第58話「二世」、第59話「731」) - 「二世」「731」は旧日本軍731部隊を扱っているからか。上記の作品はXファイルDVDコレクションに収録されているため入手可能。
  • 大江戸捜査網(第11話) - 素材破損の為。
  • 大岡越前(第1部第1話・第3話「謎の父子鶴」・第11話「呑舟先生はどこだ」・第13話「恐怖の影」・第17話「幽霊小町」、第2部第5話「生きていた男」・第21話「勇気ある挑戦」・第22話「幻術師」、第3部第12話「誘拐」、第4部第13話「除夜の鐘」、第5部第4話「恐怖!雨の夜の辻斬り」・第12話「唐獅子の復讐」・第15話「天下御免の偽名医」、第13部第12話「金の亡者は悪検校」) - 1部1話・11話・17話・2部5話・3部12話は放送禁止用語多発、1部13話・4部13話・13部12話は障害者差別によるといわれる。
    但し、第2部第5・21・22話、第13部第12話を除いた作品は、近年CS放送などで再放送され、DVDボックスには全話収録されている。
  • 奥さまは魔女(第13話「恋の魔術師」、第33話「どうなっちゃったの」、第51話「北極のサンタクロース」、第56話「とかくシュウトメは…」、第63話「The Leprechaun(金は異なもの味なもの)」、第68話「まじめダーリンとあそびダーリン」、第90話「ちびっこレース」) - 理由不明。第63話は日本では放送されず。第51話・第56話はDVD-BOXに通常に収録され、その他の話はDVD-BOXの最終版で映像特典として収録(但し、第63話は日本語吹き替えが存在しない)。
  • 唖侍鬼一法眼 - タイトルに差別用語が入っているため。但し、2001年に「鬼一法眼」のタイトルでDVD化。収録されているタイトル映像はオリジナルのまま。
  • おしどり右京捕物車 - 主人公の北町奉行所与力が悪党の罠により下半身不随になり、結果江戸北町奉行所を解雇されるというストーリーの第1話「鞭」に代表されるように、下半身不随者差別表現が問題視され再放送不能に。現在では、DVDで視聴可能なほか、地上波での再放送もされている。
  • お荷物小荷物・カムイ編(第16話「シゴいてイジメてイビリます」) - 製作元の朝日放送ではなく、当時同社が加盟していたJNN北海道系列局北海道放送北海道ウタリ協会の関係者が「アイヌ差別を助長」と抗議に訪れたため、その局でのみ放送取りやめ。
  • 終らない夏 - ストーリーの著作権問題。
  • 鏡は眠らない(第3話「罠」、第4話「追想」) - 殺人シーンがリアルなため、2006年の再放送時に内容を修正して放送。
  • 駆け込みビル7号室 - 契約不履行を理由に2クール放送予定が1クールで打ち切りの後封印という珍しい例。封印の理由は目標視聴率に到達しなかったため。CSのファミリー劇場で放送。
  • キイハンター(第54話「それ行け発狂作戦」) - タイトル及び内容に問題があるため。
  • 季節はずれの海岸物語 - 出演者が起こした事件のためといわれている。また、使用されている楽曲の著作権問題ともされる。
  • 救命病棟24時(第1シリーズ第4話「妻への贈り物」) - 4話のみ再放送されず。著作権問題。
  • 恐怖劇場アンバランス - 1969年円谷プロダクションが製作したが、一部エピソードが当時の放送倫理に照らし合わせても非常に過激な内容だったため放送を見送られる。1973年に深夜枠で放送され、後にビデオやLDも発売されたが、規制が当時よりも厳しくなった現在では、地上波での再放送は行われていない。
  • 禁じられたマリコ - 主演の岡田有希子が後に自殺したことにより、所属事務所の意向で封印。
  • 金田一少年の事件簿(1995年テレビドラマ版第1話「異人館村殺人事件」) - 劇中で使用されたトリックの著作権問題といわれている。映像ソフトではVHSの初回生産分(現在もレンタルショップに置かれていることがある)に収録されたのみ。原作の該当エピソードは現在も発売されているが、文庫化の際にトリックが他作品からの引用であることが明記された。
  • 銀狼怪奇ファイル - 神戸連続児童殺傷事件のため再放送不可といわれている。ただしビデオソフトはレンタル可。
  • ギフト - 再放送中に起きた、数件のバタフライナイフを用いた殺傷事件によるものと思われる。但しビデオソフトはレンタル可。
  • ケータイ刑事 銭形舞(第9話「最強の心理学者VS銭形舞」) - 毎日放送、ファミリー劇場での再放送時にカット。理由不明。
  • ココだけの話(第5話「卒業儀式」「小日向くん」「留守番電話」) - 出演者が起こした事件の為。また、同性愛者への差別的表現があるため。
  • 子連れ狼 (萬屋錦之介版)(第2話) - タイトル「乞胸(ごおむね)お雪」の「乞雪」が差別用語だからという説、性的描写が問題となったとする説がある。
  • ザ・ハングマン(第40話「トルコ風呂密室殺人」) - 「トルコ風呂」という差別的名称に問題あり。
  • ザ・ハングマン6(第10話「美少女がエイズの罠にはまる」) - エイズ感染者への差別的な描写による。
  • ジキルとハイド - 1969年五社英雄によって翻案され完成したがスポンサーがつかず店晒しに。1973年に深夜ドラマとして放送されるが視聴率低迷による。CSでは放送。
  • 七人の刑事(第1シリーズ) - VTR撮影の番組を保存することができなかったため、フィルム撮影された第100話「乾いた土地」と第256話「二人だけの銀座」の2回分を除くすべてのエピソードが放送終了後に消去され、現存しない。
  • 私鉄沿線97分署(第7話「暴走族にグッドバイ!」、第64話「俺ァ、田舎さリターンするだ!」)
  • 新半七捕物帳(途中の3話分) - 神戸連続児童殺傷事件のためといわれる。全21話の予定だったが、本放送の時から18話しか放送されず。
  • 戦後最大の疑獄事件 ロッキード事件 ~その真実とは~ - 2003年12月に日本テレビ系で放送予定だったが、田中真紀子から了承を得られなかったため未放映。
  • 大都会 闘いの日々(第4話「協力者」) - ゲスト出演した松田優作の潰れた目が映し出されるため。
  • 大都会 PARTII(第27話「爆破予告」、第45話「白昼の市街戦」) - 第27話は精神障害者の描写、第45話はクラクション殺人の描写にクレームがついたため。
  • 大都会 PARTIII(途中の数話) - 暴力描写が激しいため。
  • タイムトンネル(第4話「真珠湾攻撃の前夜」、第17話「生死を賭けたゲーム」) - 太平洋戦争の描写に問題があるため。
  • 太陽にほえろ!(第19話「ライフルが叫ぶとき」、第27話「殺し屋の詩」、第37話「男のつぐない」、第68話「一万人の容疑者」、第106話「着陸地点なし!」、第127話「非情な斗い」) -19話は犯人役の出演者が数年後に刑事役となって、レギュラー出演になったからといわれる。 27話は犯人を最後に射殺したためといわれる。
  • 追跡(第15話「汚れた天使」) - 「内容が非常識である」との判断から製作元の関西テレビが作者の唐十郎の同意なく放送中止にする。唐らが「撤回しなければ絶縁する」と抗議するも同社は強行。結果予定の3話を残して打ち切りとなる。
  • ツヨシしっかりしなさい - 主演者が芸能界を引退し、事務所から「最初からいなかったかのような扱い」にされているため。
  • 東京警備指令 ザ・ガードマン(第39話「私は人殺しなの」) - 精神障害者に対する差別的発言があるため、再放送されず。ビデオやDVDには収録。
  • 動物のお医者さん - 主要出演者の一人である平井理央フジテレビアナウンサーになり、肖像権の問題からテレビ朝日での放映が困難になってしまったため。DVDソフトのリリース、レンタルは行われている。
  • 特別機動捜査隊(第2話~第117話、第135話、第146話) - 原版紛失、もしくは原版の損傷による。
  • トップキャスター(第3話「恋愛運ゼロの逆襲」) - 話の中に登場する悪役の人物が、自分をモデルにしていると細木数子から抗議があったため。DVDでも未収録。
  • はいすくーる落書 - 学歴差別のためといわれている。舞台は工業高校。実際に工業高校の組合からの抗議もあった。第二部最終回はこれに関してのディスカッションが中心であった。
  • はぐれ刑事純情派(パート1第5話「記憶を消された女」、第19話「戦後四十三年 戦争花嫁の秘密」、パート3第9話「パソコン通信で殺されたOL」) - パート1第5話は拉致問題に関係か。パート1第19話は話の内容。パート3第9話は地方差別問題。
  • 裸の大将放浪記(第13話「ボクは富士山に登るので」) - 本来はこの話が最終話であり、主人公が富士山下山後死亡する話だったが、その後続編が作られたため。
  • 洟をたらした神 - 東京12チャンネル(現:テレビ東京)にて1978年3月25日に放送される予定が同年2月21日になってお蔵入りに、理由は原作にない「原子力発電所」のシーンを入れたことを巡って局が製作元の近代映画協会・原作者吉野せいの遺族と支援者と製作の音頭を取った科学技術庁(現在は文部省に吸収合併され文部科学省)との間で板ばさみになったため。後に福島県いわき市限定で映画として公開されソフト化されて全国で日の目を見る。
  • 夫婦旅日記 さらば浪人(第18話) - タイトルに「乞食」が入るため。
  • ブラック・ジャック(1981年放送のテレビ朝日版、第8話「血がとまらない」) - 血友病に対する差別的表現があったため。
  • プレイガール(第231話「女は裸(はだか)で一発勝負」) - ボートレースの八百長を扱ったことで日本船舶振興会(現:日本財団)から抗議されて放送中止・差し替え、後に編集し第241話「女は裸(はだか)で七変化」として放送された。
  • フレンズ~くされ縁女ドロボウコンビの殺人逃避行 - 2002年5月に放映予定だったが、差し替えられて未放映。理由不明。
  • ぼくらの勇気 未満都市 - 穴沢真啓などが不祥事でジャニーズ事務所を脱退したためといわれる。
  • 毎度おさわがせします - 第1話の中山美穂のセミヌード映像が原因といわれている。
  • 真夜中の警視 - 主演の原田芳雄がロケ中に自動車事故。その際に無免許運転がばれて打ち切りの後封印。
  • 未成年 - 浜崎あゆみ(当時17歳)が妊娠→出産する少女の役で出演しているためと思われる。但しビデオソフトはレンタル可。
  • 水戸黄門(第2部第25話「黄門さまの子守唄」、第3部第4話「人狩り」、第4部第16話~第17話「北海の反乱(前後編)」、第11部8話「泥棒を助けた黄門様」、第12部第8話「にせ黄門様の悪退治」) - 第4部16~17話はアイヌ民族への差別が問題。第3部第4話と第11部第8話、第12部第8話はゲスト出演した俳優が、後のシリーズで主役レギュラーの役についたため。
  • めくらのお市 - タイトルの「めくら」が問題とされた。(盲人差別用語であるため。)
  • 八神くんの家庭の事情 - 原作を無視した設定によりクレームが殺到し、原作者も激怒したため。
  • 闇に咲く女 杉並老女殺人事件 - 実在の事件を描いたドラマだが、加害者側の弁護士から人権侵害とのクレームが入り、放送当日の昼になって急遽中止が決定され、未放映。
  • ワンダーウーマン2(第3話「The man who could move the world」、第6話「The pied piper」) - 日本兵がらみの内容。
  • 魔夏少女 - 特殊メイクを使った惨殺シーンの為。ビデオ化されレンタルされたが絶版。

[編集] 演芸番組

  • 番組対抗かくし芸大会1983年元日放送の一部) - この年常連の笑点チームが歌劇カルメン」でエントリーしたが、収録後、出演者の1人で当時笑点司会者だった三波伸介が急逝し、エントリーをキャンセルしたため。
  • 新春かくし芸大会2002年元旦放送の一部) - 田代まさしが起こした事件のため。
  • 志村けんのバカ殿様(2002年放送の一部) - 新春かくし芸大会と同じ理由。
  • 水曜どうでしょうClassic(宮崎シーガイア)(桜前線捕獲大作戦)(十勝二十番勝負)(香港大観光旅行) - 「シーガイア」はパブリシティ企画であり現在は経営が変わった為、権利上の関係で放送は見送られた。「水曜どうでしょうDVD第5弾」に(宮崎リゾート満喫の旅)とタイトルを変え、再編集した上で収録。「香港」はパブリシティ企画でもあり権利上の都合で。また、いずれの企画も出演者を無断で拉致するという内容があり、現在の社会情勢を考慮して放送を見送られている。
  • タモリのボキャブラ天国(「ねえムーミン」→「先住民」、「アラビアンナイト→からみやんないと」) - 前者は先住民が意味もなく女性や子どもを襲うシーンがあり、女性や子どもに対して人権上問題があると判断されたため。後者は大人のボキャブラ(つまり下ネタ)にクレームが付いたため。
  • とっぴもナイト(2003年放送の一部) - 執行猶予期間満了直後の横山ノックがゲスト出演しテレビ復帰と言われていたが、視聴者からの反感が大きかったため。

[編集] テレビアニメ

  • アニメンタリー 決断(第26話「川上監督の決断」) - 当該話のみ製作プロ・スタイルが違うため(※ タツノコプロ製作が読売広告社、アニメではなく実写であったため)。このため当該話のみビデオ・DVDに収録されていない。
  • アパッチ野球軍 - 差別表現の乱発で再放送不能に。DVDで視聴可能。
  • 男どアホウ甲子園(テレビアニメ版) - 下品な関西弁で差別発言を連発するシーンがあり再放送不能に。
  • 学校の怪談(テレビアニメ版・第3話「あたし、きれい? 口裂け女」) - 障害者差別問題により、未放送(差し替えとして、第1話・第2話の総集編を放送)。
  • 吸血姫美夕(第2話「次の駅で」) - 神戸連続児童殺傷事件のためといわれている。
  • 巨人の星(第10話「日本一の日雇人夫」) - 職業差別問題で、ソフト化の際は該当台詞を消去した。
  • ゲゲゲの鬼太郎(1971年放映版・第5話「あしまがり」) - 差別問題?ソフト化はされている。同原作の以後のシリーズでの映像化で「あしまがり」の名は使われていない。
  • サイボーグ009(白黒版第15話「悲劇の獣人」) - 登場する未来人が被爆者を連想するものでありこの表現に原水爆禁止団体が抗議。作者の石森章太郎(現:石ノ森章太郎)が同意の上封印。
  • サウスパーク(第3シーズン10話「CHINPOKO MON」、第4シーズン10話「Do the Handicapped Go to Hell?」、11話「Probably」、第6シーズン12話「A Ladder to Heaven」、第7シーズン2話「Krazy Kripples」) - 過激な表現が多数あるため、日本では未放映。
  • ザ・シンプソンズ(第10シーズン23話「Thirty Minutes over Tokyo」) - 日本の描写やストーリー展開に問題があるため、日本では未放映。
  • 佐武と市捕物控 - 盲人差別用語「めくら」と強姦シーンの連発で再放送しにくい。CSでは放送している。
  • 侍ジャイアンツ - 主人公が「侍ニッポン」の替え歌を歌って打席に入るが、作詞者の西条八十の遺族からクレームがつき消去するまで封印されていた。
  • ジャングル黒べえ - 漫画作品の欄を参照。
  • タイガーマスク(第19話「試合開始2時間前」) - 部落差別問題。DVDには収録。
  • 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(海外版第20話「Attack of the Autobots」、第25話「Day of the Machines」に相当する日本語版のエピソード「サイバトロンの逆襲」「コンピュータの反乱」) - 日本で玩具が発売されないキャラクターが登場するため。LD等の映像特典となった。
  • 鉄腕アトム(1963年放映版・第34話「ミドロが沼」) - リテイクしたフィルムの紛失(焼却?)。原作者の手塚治虫がアニメの作成作成に係わっておらず、アトムの顔が手塚治虫の納得のいかない形だった為、廃棄された。アメリカで放映されたフィルムと音声テープから復刻された。
  • ドテラマン - キャラクターデザインに盗作疑惑が持ち上がり、実際に裁判沙汰に発展したため放映打ち切り、ソフト化も行われていない。
  • ドラえもん(日本テレビ版) - 著作権問題+製作会社消滅によるフィルム紛失といわれている。
  • バビル2世(第18話「口笛を吹く悪魔たち」) - 精神障害者差別問題+話中に東京タワーから怪電波を流すシーンがあり、東京タワーからクレームが入ったため。DVDには収録。
  • ひみつのアッコちゃん(1969年放映版・第47話) - タイトル「アイヌの少女物語」+アイヌ民族の描写のためか。ただし、ビデオ及び2006年発売のDVDボックスには収録されている。
  • ブラック・ジャック(テレビアニメ版・第3話「ひったくり犬」) - 話中に地震のシーンがあり、放送予定日(2004年10月25日)が新潟県中越地震から間もない頃だったため、被災地の住人への配慮から放送延期。予告編は第2話終了後に放送されていたがDVDには未収録。2006年7月17日に秘蔵版スペシャルとして放送された。
  • ポケットモンスター(テレビアニメ版第38話「でんのうせんしポリゴン」。ポケモンショックも参照) - 視聴者に光過敏性発作を誘発させたため。
  • ポケットモンスターアドバンスジェネレーション(第101話「ゆれる島の戦い!ドジョッチVSナマズン」) - 放送予定日は2004年11月4日であった。直前に新潟県中越地震があり延期して放送する予定であったが、放送されていない。
  • 魔法使いサリー(1966年版・第14話「夢と幽霊」、第15話「魔法の地下鉄ゼロ号線」、第16話「やっかいな居候」、第17話「サリーと王女」、第20話「日曜日のおくりもの」、第66話「老犬と少女」、第71話「先生の花嫁さん」) - 第14話~第17話は、1998年のファミリー劇場での再放送時に未放映(理由不明。2004年の東映チャンネルでの再放送では放送された)。第20話・第66話・第71話は「倫理上の問題」で再放送されず(第20話のみ、ビデオソフトにも未収録)。
  • YAT安心!宇宙旅行(第1シーズン第25話「まぼろしのオヤジ!」) - 視聴者に光過敏性発作を誘発させた。事件としてはこれが初だが、製作元のNHKでは説明がつかないとの理由から最初さしたる対策を立てず、この事がポケモンショックにつながってしまっている。
  • 妖怪伝 猫目小僧 - 実在する住所を出したことが問題視された。また、差別表現も問題とされた。
  • 妖怪人間ベム(第4話「せむし男の人魂」) - セリフと内容に問題あり。該当話数は再放送ではカットされたり、タイトルを「人魂」に改題して台詞を消す処理を行なうなどされる。差別表現をカット・編集した上で、ソフト化されている(DVDには収録されているが、ビデオでは未収録)。

[編集] 特撮番組

  • 愛の戦士レインボーマン(第9話「タケシを狂わせろ」、第10話「やつらを殺せ!」) - 精神障害者の描写に問題がある。CSでオンエアされソフト化もされている。
  • ウルトラセブン(第12話「遊星より愛をこめて」) - 作品自体ではなく、登場した宇宙人に関する雑誌記事への抗議運動のあおりで公開を自粛。
  • ウルトラファイト(第45話「遊星の悪魔スペル星人」) - 上記の「ウルトラセブン」第12話の映像からの再編集であるため、まったく同じ理由で公開を自粛。
  • ウルトラマンネクサス(第25話以降のために撮影された映像の約半分?) - 打ち切りのため、2クール(6ヶ月)の予定だった第25話以降が1クール(3ヶ月)に短縮され、細部を間引いた形で放送された。出演者だった俊藤光利は「放送でカットされることを承知の上で撮影していた」と証言している。カットされた映像の一部は第29話のディレクターズカット版(本編の時間が放送時の約2倍になっている)や未放送エピソード (Episode. EX) としてソフト化されたが、後藤が希望していた第32話のディレクターズカット版は制作されておらず、多くの映像が未公開のまま眠っていると思われる。
  • 怪奇大作戦(第24話「狂鬼人間」) - 台詞に不快用語が多用され、また差別を助長する描写があることから公開を自粛。ビデオソフトやLDには収録された事があるが、既に絶版(LDは発売当日に回収)。
  • キカイダー01(第34話「呪いの大時計、ビジンダー危機一髪」) - 敵ロボットの名前が問題とされた(「キチガイバト」、第24話「悪魔の業!?地球ブタの惑星化計画」には「マッドピッグ104・105」が登場するが、和訳すると「キチガイブタ104号105号」となる)。
  • クレクレタコラ(第220話「気違い真似して気が触れたの巻」、第223話「男タコラよどこへ行くの巻」、第252話「恋の本命誰でしょうの巻」、第256話「さまようジャングルの巻」) - 第220話はタイトルと内容に問題があるため(但しDVDには収録)、その他の話は原版紛失のため。
  • サンダーマスク(第19話「サンダーマスク発狂」、第21話「死の灰でくたばれ!」)- 従来、特撮ファンの間では第19話は精神障害者の描写に問題あり。第21話は原水爆禁止団体から抗議が予想されるため封印されたとささやかれてきた。しかし、『封印作品の謎2』の取材によればそのような背景はなく、権利関係の問題から公開不能になったことが明らかにされた。
  • スペクトルマン(第48話「ボビーよ怪獣になるな!」、第49話「悲しき天才怪獣ノーマン」) - 精神障害者差別問題。
  • 超光戦士シャンゼリオン(第38話「皇帝の握ったもの」) - 一部地域の放送局の内規に触れる内容であったため、その局のみ放送禁止に。理由は優勢思想を啓蒙すると曲解されるものだったため。他の放送局では予定通り放送され、ソフト化もされている(当該話では皇帝を名乗った主人公のライバルが子供に射殺されて果てるというオチがありそのほうが問題ありという者がいる。また、第36話「新たなる敵!か?」は冒頭で「ニュース速報」が流れたため日本民間放送連盟の放送指針に触れるものとして大問題になりあわや放送中止になりかけるなど、どうやらこの作品は民放連泣かせだったようである)。

[編集] 人形劇

など多数の人気TV人形劇(ビデオ制作されたもの)が現在視聴不可能になっている。当時はNHKに放送を終えた後のビデオテープを全て保管する体制が存在しなかっため。『プリンプリン物語』のみ現存する話数の再放送が行われた。

[編集] ドキュメンタリー番組

  • NHK特集山口組~日本最大の広域暴力団の全貌~ - 山口組の実態を告発する内容だったが逆に「是認だ」と抗議されてしまう。結果再放送枠での放送が見送られた後『封印』。
  • にんげんドキュメント・生きているから歩くんだ - 番組内で紹介した四国八十八箇所を旅するお遍路さんが、殺人未遂事件で指名手配されていた容疑者だったため。

[編集] 音楽番組

[編集] 映画

  • 悪魔のいけにえ - 日本では現在、権利関係の理由のため廃盤、ただし『悪魔のいけにえ2』は、現在2006年9月29日までの期間限定出荷としてSPEより発売されている。
  • ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 - 実際の製作を担当したタイの会社と日本の製作会社間で著作権を巡る裁判が発生し、現在両社が絶縁状態にあるため。ただし封印以前にビデオやLDが何度かリリースされており、現在でもレンタルビデオ等で視聴可能。
  • ウルフガイ 燃えろ狼男 -病気(梅毒)で苦しむ患者を蔑む描写があり、テレビ放映及びソフト化不可。
  • エクソシストの一部(スパイダーウォークなど15分間分) - 内容がショッキングなため。現在はディレクターズ・カット版でカットされたシーンは復活している。
  • 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 - 身体および精神障害者を差別する描写が多く、また、日本海側の地域を差別する言動なども出てくるため。
  • 女獄門帖 引き裂かれた尼僧 - 人肉描写と尼僧を俗物・悪党扱いした筋立てが問題とされ、ソフト化はされていない。
  • 怪猫トルコ風呂 - 東映エログロ作品・日活ロマンポルノの中にはタイトルにトルコ風呂と使ってしまったため封印された作品がある。当作品はその代表格(※ トルコ風呂が使えなくなったのは1984年トルコから来た留学生が母国の名が性産業に使われている事に愕然とし厚生省(現在は厚生労働省)にやめてほしいと抗議、結果ソープランドと改名したため)。
  • 華氏911 - 反米啓蒙タブーからノンスクランブルテレビでの放送が見合わされている。
  • ガキ帝国 悪たれ戦争 - 公開されたが数週間で打ち切りの後封印された。(理由は主人公がモスバーガーの店舗を河内弁で罵倒した挙句に破壊したシーンが問題とされたため)
  • 気違い部落 -映画の題名に問題があるためテレビ放映及びソフト化不可。
  • キンキンのルンペン大将 -映画の題名に問題があるためテレビ放映及びソフト化不可。
  • グラマ島の誘惑 - 菊タブー中韓タブーに触れる内容であるため、テレビ放送不可。以前ビデオは発売されていたが、現在は廃盤。
  • グリーンマイル - 電気椅子で処刑され黒焦げにされた死刑囚の無残な遺体が映る部分。TV放映時だけ該当箇所がカットされる。
  • 黒部の太陽、栄光への5000キロ - 石原裕次郎の生前からの意向でテレビ放送・ソフト化は不可。
  • 混血児リカシリーズ - 「混血児はみな薄幸になり、かつ不良になる」というストーリーが問題とされテレビ放送・ソフト化は不可。
  • ザ・フライ2 二世誕生 - 工業用エレベーターに人間が潰されるシーンだけ、これまたTV放映時カットされる。
  • 思春の森 - イタリアで撮影当時未成年だった少女が主演するポルノ映画。現在日本では、児童ポルノ禁止法違反にあたるため、DVDは発売禁止。
  • 獣人雪男 - 部落差別問題。但し、原作は筑摩書房から復刻されている(文庫版『ゴジラ』に併録)。
  • スウィート・ホーム - 本作のビデオ発売後に、監督と製作プロダクションの間で問題が起こって裁判となり、以降テレビ放送は自粛されている。現在ビデオは廃盤、DVDの発売や劇場でのリバイバル上映も行われていない。
  • スクラップストーリー~ある愛の物語~ - 撮影当時未成年だった少女が主演するポルノ映画。現在では児童ポルノ禁止法違反にあたるため、ソフト化はされず。
  • 太陽を盗んだ男 - 中学教師が原爆を作って国家を翻弄という内容が問題とされテレビでの放送が不能(80年代には度々放映されていた)に。ビデオ・DVDは発売されている。
  • 追悼のざわめき - 人食描写の為か。
  • 徳川一族の崩壊 - 史実を過度に歪曲。結果事実上菊タブーにも触れる内容となったためテレビ放送・ソフト化不可。
  • 徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑 - 殺人映画(スナッフフィルム)仕立ての時代劇として作られた東映製作の成人作品。過激な内容からかソフト化は見合わされている(本物のスナッフフィルムを時代劇にしたという都市伝説もある)。
  • 人間革命、続・人間革命 - 創価学会布教に繋がる恐れがあるためテレビでの放送が見合わされている。なお、2006年にシナノ企画からDVDが発売された。
  • ノストラダムスの大予言 - 劇場公開時に差別問題によるクレームのため作品が部分的にカットされ、その後もテレビ放送・ソフト化が一切行われていない。
  • 橋のない川(第1・2部) - 部落解放同盟など同和団体の妨害にめげずに上映し続け、言論・表現の自由を守った金字塔といえる作品だが、テレビ放送はされず。ビデオ・DVDは発売されている。
  • MISHIMA - 三島由紀夫の未亡人から了承を得られなかったため日本で公開されなかった(理由は最大のタブーである三島の同性愛を取り上げたシーンに未亡人が激怒したためと見られている)。

[編集] ビデオ映画

[編集] ゲームソフト

  • 格闘超人 - イスラム教団体より抗議を受けて回収・生産中止に。

[編集] クラシック・現代音楽

  • オーケストラの為の「仮面は弔いの鐘を鳴らす」(野川晴義) - 反核運動体からの委嘱作品として2006年ピッツバーグにて初演されたが、再演の際に或る新興宗教団体が作曲者の承諾を得ないまま広告利用し、その模様が米国YouTube社の動画サイトで観覧可能なのが発覚。著作権法違反をJASRACから指摘され削除されたが、作品を宗教に利用されたことで作曲者が「この作品は穢れた」とし、作曲者自らの手によって永久封印され、後にこの作品を管理するエージェントが再演記録をも抹消した。尚、作品の題名は19世紀のフランスの画家オディロン・ルドン (Odilon Redon) の同名の絵画から引用された。

[編集] 歌謡曲

歌謡曲、フォークソング等では、政治色の強いもの、皇室を扱ったもの、所謂放送禁止用語を含むもの、猥褻なもの、ニュース等であるとの誤解を与えるもの等が「要注意歌謡曲」として扱われた。「要注意歌謡曲」という制度は1983年に消滅し、現在では存在しない。ただし、公式に要注意リストに入ったことがない場合でも放送が「自粛」されることもあった。また、場合によっては、レコード/CD等の発売自体が「自粛」される「発禁(お蔵入り)処分になることもあった。

一方、発禁にあったメッセージソングであっても、極端に言えばギター一本あればライブで歌え(会場、主催者側の「自粛」はありうるし、歌手自身が過去の自作を封印することもある)、現在では自主制作の敷居も低いなど映像作品とは相当様相が違う。

また、作曲者・作詞者自身がその曲や歌詞の存在を忘れている場合もある。

さまざまな放送禁止歌謡曲、あるいはそれに準ずる扱いを受けた楽曲のパターン

  • あゝ人生に涙あり(『水戸黄門』主題歌)- 作詞者の山上路夫すらその存在を忘れていたという「4番目」の歌詞がある。この通称幻の4番を含む「あゝ人生に涙あり」は、2005年1月発売の『「水戸黄門」サウンドトラック』で初CD化。
  • I Love You はひとりごと(原由子)- サザンオールスターズ唯一の女性メンバーで桑田佳祐夫人のハラボーのソロ・デビュー作であるが歌詞のくだりに猥褻な部分があるという理由から放禁処分を食らう。この曲を作詞・作曲した桑田はこの処分に激怒し抗議のゲリラライブを行ったという逸話が。しかしこの処分はアナログ版時代のみで現在は放送できる。
  • あこがれの北朝鮮忌野清志郎) - タイマーズ名義で発表された曲。家族会・救う会を刺激する(と見られても不思議ではない)内容のため2006年現在NG。2003年4月22日に日本武道館で開催された「アースデー・コンサート」で忌野が一部歌詞を変更して歌ったが、同コンサートを生中継していたTOKYO FMではこの曲が始まって約1分後から約5分間にわたって中継を中断した。
  • あっ!(村八分) - 歌詞で差別用語を連発しているため。
  • あのねのねのしんきょく(あのねのね) - 猥褻な内容を連想させる歌詞のため。
  • 網走番外地(高倉健)- ヤクザ用語(酒を「きす」というなど)が入っているとの理由。後に歌詞を書き換えて再発売した。
  • アホの坂田(コメディNo.1)- 坂田姓の小学生がいじめられる事態が発生した為。しかし坂田利夫が登場するシーンで使用されているので現在は放送できる。
  • いちゃもん小唄(デシャ) - 作詞山上路夫・作曲いずみたくコンビ作品唯一の(?)放送禁止歌。食らった理由は政治性の強さと猥褻な内容。
  • イムジン河ザ・フォーク・クルセダーズ)- 朝鮮半島の分断状態を歌う。政治的配慮のため自粛。しかし、2002年3月21日にアゲント・コンシピオから発売され(AGCA-1003)、2005年1月22日に公開された映画パッチギ!』でも唄われた。RIKKIなどもカバーしている。RIKKIのカバーでは中間部にやはり封印作品の「竹田の子守唄(後述)が現れる。本人はライナーノートで否定しているが、封印歴を意識したものとも解釈できる。
  • ウェディング・ベル(シュガー) - 歌詞のサビの部分がキリスト教を冒涜しているとされ、キリスト教が盛んな地域の日本の放送局が放禁処分にしている。
  • うぐいすだにミュージックホール笑福亭鶴光) - エロネタを得意とする上方落語家・笑福亭鶴光唯一のヒット曲だが猥褻な内容と全裸絵のジャケット(ただし、陰部は隠してある)が問題とされ事実上の放禁処分を食らう(「要注意歌謡曲」のリストには入っていない)。2002年にテレビ東京「年忘れにっぽんの歌」で披露した。
  • 梅男(ガガガSP) - 国道二号線のカップリング曲として予定されていたが梅毒をネタにしていたため所属のソニーミュージックから拒絶され結果、お蔵入り(同社でのみ封印)。後にインディーズのレーベルに移して発売した。
  • 後から前から(畑中葉子) - 3PSEXソングという事で放禁処分を食らう。しかし現在は放送できる。
  • SOS(ピンクレディー)- イントロの冒頭にS.O.S.のモールス信号が入っていたため。その部分を除けば問題がなかった。
  • FM東京のうた(忌野清志郎) - タイマーズ名義で発表された曲。FM東京とその系列局(=JFN ※歌詞にはFM仙台と書かれている)を徹底誹謗した曲。日本民間放送連盟からクレームがつき放禁処分を食らう。ちなみにこの曲はCDアルバム未収録。
    忌野はテレビ番組「夜のヒットスタジオR&N」でこの歌を披露した際、放送禁止用語を連発していた。
  • オー脳!(泉谷しげる) - 梅毒をネタにしたため放禁処分を食らった(泉谷本人の語るところによると、歌詞にアメリカ合衆国を揶揄した部分があり実際は国家誹謗でとのことである)。
  • おそうじオバチャン(憂歌団) - 職業差別にあたるとされて放禁処分を食らう。その後憂歌団は放禁処分を皮肉った「お政治オバチャン」という曲を発表した。
  • 女風呂の唄(南雲修治) - 女風呂のぞきのわいせつ犯罪を助長すると曲解されて放禁処分を食らう。
  • 快傑黒頭巾、金太の大冒険、極付け!!お万の方(つボイノリオ)- (題名から容易に想像できるような)ゴム製品+男女の陰部ネタのコメディソングである。
  • 買物ブギ(笠置シヅ子) - オリジナル盤では一部差別表現があったため差し替えるまでフルでかけられなかった。
  • かえしておくれ今すぐに(フランク永井ザ・ピーナッツボニージャックス) - 吉展ちゃん誘拐殺人事件を題材とした歌。吉展ちゃんが死亡して発見された後、遺族への配慮からか自粛され、長らく放送されなくなった。現在は放送できる。
  • からっぽの世界(ジャックス) - 歌詞にろう者に対する差別用語が含まれているため。
  • 関東流れ者(松方弘樹渡哲也) - 「網走番外地」同様ヤクザ用語が入っているため。
  • 黄色いさくらんぼ(スリー・キャッツ) - 「ウッフーン」など、1959年の時代背景も絡み、歌詞の内容が問題視されたため。しかし1969年ゴールデンハーフがカバーしたことで封印が解かれ、現在はNHKでも放送できる。
  • 恐怖のこまわり君(葡萄畑) - 全国子供電話相談室TBSラジオ系列)と紛らわしいくだりがあったため放送を自粛された。ちなみに詩は『がきデカ』の作者山上たつひこが手がけた。
  • 君が代(忌野清志郎)- ロック版、清志郎流君が代。曲自体を冒涜しているというので放禁処分を食らう。のち、ニュースステーション(テレビ朝日系)や笑っていいとも!(フジテレビ系)やNHKの番組で生演奏された。
  • くそくらえ節(岡林信康) - 1968年に発表される予定だったが、その年参議院議員選挙に出馬した作家石原慎太郎と弟の俳優石原裕次郎を誹謗するくだりがあるため、落選を狙ったものと曲解されてお蔵入り。3年後改めて発表してみたものの、天皇が便所でケツを拭いていたというくだりがあるため「皇室侮辱曲」とのレッテルを貼られて放禁処分を受ける。
  • 暗い日曜日(ダミア淡谷のり子美輪明宏) - ハンガリー共和国ではこの曲がラジオでかかったら自殺者が急増したため放送禁止処分を受けた、という有名な曰くつきのシャンソンの名曲。日本でも戦前この曲がラジオでかかったら自殺者が急増して政府が放送禁止にしていた。現在は放送できる。
  • 黒いかばん(泉谷しげる) - 黒いかばんを持った男が高飛車な警察官に呼び止められて不審尋問を受けるという内容が反社会的(警察組織全否定)であるため放禁処分を食らう。「黒いカバン(赤いチャリンコ)」として沢知恵がカバー(替え歌だが、内容は同じ)。
  • ゲイシャ・ワルツ(神楽坂はん子) - 歌詞の内容が卑猥と判断されたため、1959年から1972年まで放送禁止歌とされた。現在は放送できる。
  • 経験IIサザンオールスターズ) - 「うたばん」のオープニングテーマだったが、歌詞が過激すぎるため数ヶ月で封印、差し替え。
  • 殺してしまおう(五つの赤い風船) - 曲自体が厭世的であるとの理由で放禁処分を食らう。
  • 3本足、トゥー・メニー・ピープル(ポール・マッカートニー) - ビートルズ時代の自分以外メンバー(ジョン・レノンジョージ・ハリスンリンゴ・スター)を婉曲に誹謗中傷した曲。ジョンがこれらに激怒して「ハゥ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)」というストレートなポール誹謗中傷曲を作ったためこのからみで封印。
  • HAKEN KREUZ(PIERROT) - 表向きのタイトルは、「※自主規制」となっている。ナチスヒトラー礼賛は日本においてもNGである。歌詞の一部分(「ハーケンクロイツ奇形児」)に自主規制音が被せられている。
  • 自衛隊に入ろう(高田渡)- 歌詞だけ読むと自衛隊入隊推薦ソングに見えないこともない。実際に自衛隊からこの歌を使いたいという依頼が来て、それ以来高田はこの曲を封印。2002年にガガガSPがカバー。
  • 静かなるアフガン長渕剛) - アメリカ合衆国がかつてオサマ・ビンラディンを支援していた事を告発する内容が問題とされた。
  • 662 BPM BY DG電気グルーヴ) - 放送禁止用語の連発と著作権侵犯から放禁処分を食らう。リーダーの石野卓球曰く「歌詞はほとんど気にしていない」との事である。
  • 支那の夜(渡辺はま子) - タイトルの「支那」が「中華人民共和国」に対する蔑称とされたため、1980年代前半に放送自粛された。
  • シビレ節(植木等) - 三番の歌詞の一部分が精神障害者差別ととられたため。当該部分はSEによる修正がされていたが、2005年発売の「結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤」に無修正音源が収録された。
  • しむたんきんい(赤てふちん) - いんきんたむしを曲の題材にした事から放禁処分を食らった。また、歌詞の一部も問題とされた(※原水爆禁止団体からの抗議・警察組織全否定との批判・キンカンの製造元からの抗議などが予想されるため)。
  • 心中日本(長谷川きよし) - 心中という忌まわしい言葉と日本という国名をかけ合わせたタイトルが問題とされた。後に、「心ノ中ノ日本」と改題。
  • スキンシップ・ブルース(高田渡) - コンドームの製造元である岡本理研ゴム(現・オカモト)が歌詞に登場しているため卑猥な曲として放禁処分を食らう。
  • ストーカーと呼ばないで(オオタスセリ) - 「ストーキングを助長する恐れがある」と捉えている放送局があり、そのような局で放送見合せとなっているが、局や番組によっては集中的にオンエアされたりしており、この曲に対して賛否両論があるのが現実である。
  • すべての歌に懺悔しな!!(桑田佳祐) - 長渕剛を誹謗・中傷した(とされる)曲。長渕剛当人からクレームがついたため封印。
  • 生活の柄(高田渡)- ホームレスの厳しい生活を歌う。最後のリフレインに現れる「浮浪者」が問題になった。
  • 世界革命戦争宣言、赤軍兵士の歌、銃をとれ!(革命三部作)(頭脳警察)- 政治性の強さ。頭脳警察のアルバムは徹底して発禁、放禁処分を受けた。
  • 戦争小唄(泉谷しげる) - 戦争を「礼賛」しているかのような歌詞のため(さらに強姦まで「礼賛」するくだりがあり)平和団体・女性解放団体からの抗議を恐れて放禁処分を食らう。
  • 先天性欲情魔(泉谷しげる) - 上記と同様に、全面的に強姦を「礼賛」しているかのような歌詞。
  • ダイジェスト版三億円強奪犯人の唄(高田渡) - 1968年12月10日に起きて1975年の同日時効となった三億円事件をネタにした歌。警察組織を侮辱した歌であるという理由で放禁処分を食らう。
  • たえちゃん(チューリップ) - アルバム「無限軌道」より。福岡に伝わる春歌をもとに作られた作品だが、歌詞の一部が実名や猥褻な部分を想像させる為、当時のレコ倫に引っ掛かったのだが、10分を超える大作である為差し替えの曲が無かったと思われ、急遽問題の歌詞の部分を分からなくさせる様に録音し直した。この曲のみ歌詞カードに載っていない。2001年発売の「チューリップ・アンソロジー」で無修整バージョンが収録されている。
  • 竹田の子守唄(高石友也、高田恭子、赤い鳥紙ふうせんダーク・ダックス等多数)- 赤い鳥のレコードで大ヒットした曲である。被差別部落に取材したことが噂されるようになると放送されなくなり、教科書から削除され、レコードにも取り上げられなくなった。1971年に発売されたレコードのB面は有名な「翼をください」で、表裏通せば差別からの解放を願った曲であることが更に明らかである。現在では高石友也、赤い鳥、紙ふうせん、しらいみちよらの録音が現役盤で存在する。
  • たべちゃうぞ(ガチャピン) - 『ひらけ!ポンキッキ』で放送された歌だが、人肉描写と取られたため数回放送されただけで封印。後に製作元が同じテレビ局のバラエティ番組『トリビアの泉』で放送されるが1番のみで精一杯(2番は更なる内容である)。歌ったガチャピン曰く「エヘヘ…全く記憶にございません」。長らくCD化の機会にも恵まれなかったが、近年ようやくポンキッキのベストアルバムに収録された。
  • タレント・ロボット(アナーキー)- 芸能界批判を歌った。2ndアルバムに収録される予定だったが、お蔵入りに。ライブアルバム『ANARCHY LIVE 1994』には収録されている。
  • チューリップのアップリケ、手紙(岡林信康)- 部落差別の実態を差別される側の言葉で歌っている。岡林自身も現在は両曲を封印しており、歌手本人にも曲を客観視できない程の辛い経験があるのだろうと森達也は推測している。
  • 朝刊(グレープ)、「聖野菜祭(さだまさし) - それぞれ歌詞に含まれる「交通情報」「臨時ニュース」が本物と間違えられる恐れがある為。
  • つくばねの唄(あのねのね、嘉門達夫) - 猥褻な内容。
  • つるつるの唄(あのねのね) - うどんを鼻や耳から食べるという内容の歌詞が、「人に著しく不快感を与える」とされたため。
  • 東京イズバーニング(アナーキー)- 皇室批判を歌った為、1stアルバム「アナーキー」収録の際、歌詞の一部にスクランブル処理を施し発売。その後右翼団体の抗議を受けアルバムが発売中止に。その後アルバムは同曲を削除して再発売。但しライブアルバム『ANARCHY LIVE 1994』には無修正で収録。
  • 東京だよおっ母さん(島倉千代子) - NHK紅白歌合戦では一度も歌われたことがないが、歌詞に「九段(靖国神社)が登場しているためだという説がある。
  • 童謡替え唄メドレー嘉門達夫) - 歌詞に「オナニー」が登場しているのが問題視された。
  • 時には娼婦のように(なかにし礼黒沢年男) - 曲自体は放禁処分にはならなかったが、テレビのゴールデンタイムに相応しくないという理由でこの時間帯のみ封印された(歌詞が問題とされた)。
  • 土木作業員ブルース、谷間のうた(忌野清志郎) - 「タイマーズ」名義で発表した曲。前者は職業差別に当たるというのでFM東京が、後者は歌詞のくだりに卑猥なものが含まれているというので系列局のFM仙台が放送禁止にしている。これに忌野が激昂して「FM東京のうた」を発表する事となる。
  • トラン・ブーラン(インドネシア民謡)- Terang bulan(「月の光」)。メロディがマレーシアの国歌の元になったというので要注意歌謡曲に。
  • ドリフター(筋肉少女帯) - ザ・ドリフターズをネタにした歌だが、歌詞が侮辱的。
  • 渚の歓喜(エクスタシー)、火遊びのブルース、痛い痛い痛いのよ、背中のほくろ(応蘭芳(オウ・ランファン)) - 4曲共喘いだり悶えたりしながら歌う曲。これらが退廃的・不健康・青少年の健全育成に良くないとの理由で2枚続けてAB両面放禁処分となり、応は梅宮辰夫でもなしえなかった名誉の勲章を手にした。
  • 名もなき詩Mr.Children) - 歌詞の一部分「ノータリン」が放送禁止用語であり、(精神障害者差別を助長するという理由で)ノーカットでの放送ができない曲に指定されている。
  • バージン・ブルース(野坂昭如戸川純) - 猥褻な内容。
  • ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(ジョン・レノン) - ビートルズ時代の相棒ポール・マッカートニーを誹謗中傷した歌。日本ではストレートな誹謗中傷ソングは敬遠されるため発表と同時に放禁処分を受ける。
  • 波止場だよ、お父っつあん(美空ひばり) - 歌詞の一部分「めくら」が盲人差別に当たるとされたため現在は放送できない。NHK紅白歌合戦でも美空は一度もこの曲を歌っていないが、同様の理由によるとされる。以前は全集にも収録されていなかったが、2006年現在はCDが現役盤で存在。
  • 番長ブルース、おれは番長、シンボル・ロック(梅宮辰夫) - 夜の帝王と渾名された頃の梅宮は放送禁止処分を食らう内容の歌ばかり出していた。前の2曲は内容が反社会的でAB両面放禁処分を食らうという名誉の勲章を受けた。残りの1曲は男性性器を連想する内容だったため放禁処分を食らう。
  • 東へ西へ(井上陽水) - 1992年本木雅弘もカヴァー。「気が触れる」という表現が精神障害者への差別にあたるとしてこの部分でフェードアウトされることがある。
  • ヒカル東芝(SUPER BELL"Z - 東芝のCMソング「東芝の歌」の替え歌。アルバム「スーパーベルズファン」に収録される予定だったが、歌詞の内容について抗議が来たことなどを理由にお蔵入りに。
  • 悲惨な戦い(なぎら健壱)- 大相撲まわしが落ちた件をネタにしたコメディソングである。相撲協会への配慮から封印された。
  • ピストル魔の少年(三上寛) - 死刑囚・永山則夫を英雄視した事が問題とされた。ちなみに三上は永山とは小学校の同級生である。
  • びっこの仔犬(加山雄三)、「びっこの七面鳥(美空ひばり)、「びっこのポーの最後(友部正人)、「びっこのもぐらの物語(ダ・ボーズ) - 曲名の一部が下肢障害者に対する差別用語とされ放禁処分を食らう。
  • ブラインド・バード(モップス) - 盲人差別用語「めくら」の連発により現在は放送できない。ちなみにタイトルは直訳すると「めくらの小鳥」となる。
  • ブンガチャ節(北島三郎) - 「キュュキュッキュ」という合いの手の部分が卑猥(※ベッドで性交している際に生じる音を連想させる)という理由で放禁処分。ちなみに北島にとってこれがデビュー曲であり不運ではあるが、これが人気歌手になる道筋を作ったといえる。
  • ペニーレインでバーボン(吉田拓郎) - 歌詞の一部が差別用語に当たるため。
  • ヘライデ(岡林信康)- アメリカ合衆国大統領をコケにしたかと思えば、天皇が放屁するという内容である(※「ヘライデ」には当時の皇太子(現天皇)ご夫妻のトイレでのやり取りも含まれている。また、岡林はライブで一部歌詞を変えて歌っている)。
  • 放送禁止歌(山平和彦)- 放送禁止にひっかかりそうな四文字熟語をあえて羅列してある(意味は通る※歌詞には一番→放送禁止・自主規制、二番→放送禁止・一目瞭然、三番→放送禁止・先刻承知とある)。
  • ホネホネ・ロック(子門真人) - 「たべちゃうぞ」同様ひらけ!ポンキッキで放送された歌だが、黒人蔑視・人肉描写という理由で歌詞を差し替えるまで封印されていた。
  • 本願寺ぶるーす(つボイノリオ) - 浄土宗浄土真宗の念仏系仏教を小馬鹿にしたコミックソング。日本で唯一仏教をネタにした事を理由に放禁処分を食らった曲である。
  • 街と飛行船(小室等六文銭) - 差別用語の連発でお蔵入り。後にCD全集に収録され陽の目を見た。
  • モリタはスゴイ!(森田公一&森田健作) - 元ネタとなっている元プロ野球選手が喧嘩別れ同然で所属球団を解雇されたことに絡み同球団からの許可が得られていないことやその元選手が消息不明であることが主な理由。
  • 夢は夜ひらく三上寛) - 歌詞のくだりにカルピスが登場するが、精液の喩えとして使用されていた。これが製造元の怒りに触れ放禁処分を食らう。ただしその後、ラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」でこの曲が放送された。
  • ヨイトマケの唄美輪明宏) - 地均しを生業とする労務者とその子供を歌った名曲だが、歌詞が職業差別だと言われたため一時放禁になっていた。現在は放送できる。
  • 吉田松陰物語(つボイノリオ) - 「明治維新の思想的立役者」である吉田松陰をぎなた読みによる下ネタソングの題材にした事が問題とされて放禁処分を食らう。
  • ラヴ・ミー・テンダー(忌野清志郎) - 反原発ソング。東芝EMIから発売される予定が親会社東芝からの圧力で封印されたが別のレコード会社に移して発売した。しかし放禁処分撤回までには至らなかった。
  • ラリラリ東京(三浦正弘とアロハ・ブラザーズ) - 曲名と歌詞に含まれる「ラリラリ」が「ラリる」に通じるという理由で放禁処分を食らう。三浦正弘とアロハ・ブラザーズは三浦弘とハニー・シックスの前身。
  • セックス・オン・ザ・ビーチ(T-Spoon) - 「タイトルがワイセツ」という理由で一部の日本のFM局では放送を禁止した。ちなみにタイトルは同名のカクテルの名前から取っている。
参考文献
  • 森達也『放送禁止歌』([1] に同書のかいつまんだ紹介がある)

[編集] 合唱曲

  • 記念樹 - 盗作問題。
  • 年の別れ (堀口大學作詩・多田武彦作曲) - 男声合唱組曲「人間の歌」第6曲として発表。ろう者差別に用いられる単語『唖』が詩に出てくることから、のちに作曲者の意向で封印し「人間の歌」第6曲は堀口の詩による「宮城野ぶみ」と差し替えられた。ただし、今も現役でカワイ出版から市販されている愛唱曲集「グリークラブアルバム 2」には収録されている。詩の意図は言いたくても言えないことの比喩として用いられていることから、現在では当該箇所を演奏者自身の判断で『声もたぬ』『ものいえぬ』という歌詞にかえて演奏されることがある。
  • 十一月にふる雨 (堀口大學作詩・多田武彦作曲) - 男声合唱組曲「雨」第4曲として発表。身分差別に用いられる単語『乞食』『非人』が詩に出てくることから、のちに作曲者の意向で封印し「雨」第4曲は尾形亀之助の詩による「雨 雨」と差し替えられた。ただし「十一月にふる雨」が音楽的に充実した楽曲であること、雨があまねく降ることをうたったという詩であること、「雨 雨」の演奏難易度がかなり高いことなどから、現在でも組曲「雨」を歌う際「雨 雨」でなくこの曲を歌う演奏団体がしばしばみられる。
  • 朝鮮女 (中原中也作詩・多田武彦作曲) - 男声合唱組曲「中原中也の詩から」第3曲として発表された。詩に国籍差別ともとれる表現が用いられていることから、のちに作曲者の意向で封印し「中原中也の詩から」第3曲は中原の詩による「間奏曲」と差し替えられた。
  • 柳鷺 (北原白秋作詩・多田武彦作曲) - 同声合唱組曲「白き花鳥図」第5曲として発表。混声合唱組曲へ改作する際、組曲構成上難ありという理由で外された。
  • 駅前旅館 (津村信夫作詩・多田武彦作曲) - 男声合唱組曲「父のゐる庭」第1曲として発表。組曲構成上難ありという理由で、のちに津村の詩による「父が庭にゐる歌」へ差し替えられた。
  • ゆうやけの歌 (川崎洋作詩・湯山昭作曲) - 詩に民族差別や人種差別につながる単語「じぷしい」「くろんぼ」が用いられていることから、放送では流せない。
  • 智恵子抄巻末のうた六首 (高村光太郎作詩・清水脩作曲) - 詩に「きちがい」が用いられていることから、精神障碍者差別につながる単語があるとされて放送では流せない。
  • お葬式にゆくカタツムリの唄 (平田文也訳詩・木下牧子作曲) - 混声合唱組曲「三つの不思議な物語」初演の際、第2曲として発表。だが、出版の段階で詩の著作権者から許可が下りず、エドワード・リア作詩(吉田映子訳詩)「ふくろうとこねこ」に差し替えた形で出版された。

[編集] オペラ

  • ピーターの家庭内暴力エロチカ惨殺事件(野川晴義) - 少年の思春期における性的羞恥心を赤裸々に表現した作品ではあるが、極度に猥褻な内容(主人公に未成年者を配するため児童ポルノ禁止法に抵触する)や莫大な上演費用がかかるなどの理由で、2006年現在日本国内での上演は不能になっている。ヨーロッパでは数回上演されている。

[編集] 演芸

落語のような演芸でも上演や放送が難しい演目がある。第二次世界大戦に伴う禁演落語五十三種GHQの検閲に伴う自粛禁演落語廿七種、戦後日本が独立を回復してから発生した放送自粛落語が知られる。詳細は禁演落語を参照されたい。

[編集] かつて封印作品だったもの

  • ウルトラQ(第28話「あけてくれ!」) - 初回放送時のみ封印。理由としては「後番組『ウルトラマン』の特番『ウルトラマン前夜祭』を放送するため」「内容が難解と判断されたため」の二つの説が存在する。再放送の際に初めて放送されたが、この時は第24話という扱いになっていた。映像ソフトには第28話として収録されている。
  • ウルトラマンコスモス(第49話~第65話) - 主演の杉浦太陽が逮捕されたため一時放送打ち切りとなり、当初放送予定の最終回を再編集し、人間体の主人公が一切出ない形で放送した。後に不起訴処分となった事で、オリジナルの最終回も含めた未放映分が改めて放送されている。しかし、放送期間との兼ね合いから5回分が放送できず欠番扱いになり、ビデオで初公開となった(再放送では本来予定していた放送順に戻した上で全話放送されたが、映像ソフトでは欠番だった5回分が別枠扱いで発売されており、放送終了後も打ち切りの影響を残している)。
  • 暗闇仕留人 - 石坂浩二が「水戸黄門」に水戸光圀役で出演している期間、本作における石坂の映像の公開が制限されていたため、放送やソフト化が不可能だった。この期間に発行された関連書籍でも石坂の写真は掲載されていない。
  • 緯度0大作戦 - 著作権契約。2006年4月にDVDが発売された。
  • 殺人狂時代 - 1966年に製作 ・完成するが、東宝上層部の判断により公開直前で封印。翌年公開されるもすぐに打ち切り。1980年代にビデオが発売されたが廃盤。2005年DVDが発売されてようやく広く見られるようになった。
  • スパイダーマン(東映版) - 著作権契約。2006年12月に初回限定生産のDVD-BOXが発売された。
  • 新座頭市 破れ!唐人剣 - 勝新太郎座頭市シリーズ第22作目。版権問題により長らく封印作品だったが、2004年にDVDが発売された。しかし共演のジミー・ウォングがラストの闘いで座頭市に勝利する幻の香港公開バージョンはいまだ封印状態である。
  • スパルタの海 - 戸塚ヨットスクール事件の問題化によりお蔵入りしていたが、2005年にヨットスクールの支援団体が著作権取得して映像ソフトを販売。
  • 大怪獣バラン - 劇中の「日本のチベット」というセリフ。2005年1月に発売されたDVDではセリフもそのまま収録されている。

[編集] 日本国外で発売、収録、放送、上映を禁止、または自粛された作品

[編集] 映像作品

  • 火垂るの墓 - 2005年、韓国で公開される予定だったが、「極右主義」「兄と妹の悲劇を通じて日本を美化」との批判を受けて公開無期延期。
  • ダ・ヴィンチ・コード (映画) - 2006年、サモアで公開される予定だったが、「キリスト教の信仰に悪影響を与える」との批判を受けて上映禁止。

[編集] ポピュラーソング

  • アーノルド・レーン(ピンク・フロイド) - ピンク・フロイドのデビュー曲だが下着泥棒を題材にした事から英国のみ放送禁止に。
  • アイルランドに平和を(ポール・マッカートニー & ウイングス) - ポール・マッカートニーが友人と結成したバンド「ウイングス」のシングル・デビュー曲だが政治性の強さを理由に英国のみ放送禁止。
  • 雨を見たかい?(CCR) - 米国のみ一時放送禁止。理由はベトナム戦争に対する反戦の意味と取れるため。この歌で歌われる「雨」はベトナム戦争下に米軍が行ったナパーム弾による無差別縦断爆撃の暗喩であるといわれている。
  • イマジンジョン・レノン) - 米国、英国では戦時下において、反戦運動を抑制するために放送禁止措置が執られたことが過去に幾度となくある。
  • オハイオ(クロスビー・スティルズ・ナッシュ・アンド・ヤング) - リチャード・ニクソン米国大統領を誹謗するくだりがあるというので米国で一時放送禁止に。
  • 女は世界の奴隷か! (Woman Is The Nigger Of The World)(ジョン・レノン) - タイトルの「ニガー」が黒人差別用語とされアメリカで放送禁止。
  • 光州(クアンジュ)シティー(白竜) - 1980年大韓民国の光州市で起きた虐殺事件光州事件を元にした曲。虐殺の加害者である当時の軍事政権下では放送禁止になっていた。
  • 何日君再来テレサ・テン) - 日本では一歌謡曲歌手として知られていなかったテレサ・テンが『アジアの歌姫』と渾名されるほどの大スターである事の証明といえる曲。最初中国台湾香港で発表された(後に日本でも発売される)が、「人民を堕落させる」との理由から一時中国で放送禁止になっていた。
  • 勝手にしやがれ!!セックス・ピストルズ) - 英国国王エリザベス2世を人間でないというのに代表される歌詞の過激さで日本以外の世界各地で放禁処分を食らう。
  • 狂ったナポレオン、ヒヒ、ハハ…(ナポレオン14世) - 精神異常者を歌った内容であるため米国で放送禁止。
  • ダーリング・ニッキー(プリンス) - 1980年代の米国を代表するミュージャン・プリンスの大ヒットアルバム「パープル・レイン」に収録された曲。オナニーを連想する内容から米国で放送禁止。至ったきっかけはアルバート・ゴア米連邦議会上院議員(当時)の夫人がこの曲を聞いて憤慨したため。
  • Sexy MF(プリンス) - 「MF」がマザーファッカーの略の為、いわゆる「クリーン・ヴァージョン(放送禁止用語を削除したヴァージョン)も含めて一部の局では放送禁止に。
  • ハイ・ハイ・ハイ(ポール・マッカートニー & ウイングス) - SEXを連想する内容であるため英米で放送禁止。
  • パフ(ピーター・ポール&マリー) - ドラッグ・ソングと曲解され米国で一時放送禁止。
  • ロクサーヌ(ザ・ポリス) - 実在する娼婦の名前だったためか英国では長らく放送禁止になっていた。
  • アレンタウン(ビリー・ジョエル) - 歌詞で実在の街を廃退したと歌ったため、その街では放送禁止歌に。

[編集] 関連項目

[編集] 関連書籍

[編集] 外部リンク

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