幻冬舎
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幻冬舎(げんとうしゃ)は、日本の出版社。ジャスダック証券取引所に上場。1993年11月12日設立。東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目に本社がある。
角川書店の有力編集者であった見城徹が、同社社長だった角川春樹のコカイン密輸事件をきっかけに退社して設立した。社名は五木寛之の命名による。
書籍・文庫の他、子会社である「幻冬舎コミックス」で漫画も出版している。コミック部門から撤退したソニー・マガジンズのコンテンツを引き継ぐ形で業務を始めた。又、耽美系文庫・ノベルズもこの会社から出されている(販売はすべて幻冬舎が受け持っている)。
その他に、大学生、大学院生を対象に「幻冬舎NET学生文学賞」を開催している。
ライブドアと出版分野で業務提携を行い、子会社の幻冬舎ルネッサンスを通じて、ライブドアパブリッシングを合弁で設立している。又、サイバーエージェント系の出版社アメーバブックスの販売も受託している。
[編集] 主なベストセラー
- 『13歳のハローワーク』(村上龍)
- 『ニート』(玄田有史・曲沼美恵)
- 『ダディ』(郷ひろみ)
- 『大河の一滴』(五木寛之)
- 『弟』(石原慎太郎)
- 『ふたり』(唐沢寿明)
- 『キッパリ!』(上大岡トメ)
- 『永遠の仔』(天童荒太)
- 『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論シリーズ』(小林よしのり)
- 『解夏』(さだまさし)
- 『1リットルの涙』(木藤亜也)
- 『Rozen Maiden』(PEACH-PIT)※幻冬舎コミックより出版
[編集] 発行雑誌(定期刊行物)
- 『GOETHE』(ゲーテ・男性向けビジネス情報月刊誌)
- 『Papyrus』(パピルス・文芸誌だが、タレントやスポーツ選手が多く登場。かつて見城が手がけていた『月刊カドカワ』に近い)
[編集] 外部リンク
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