九段下駅
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九段下駅(くだんしたえき)は、東京都千代田区にある東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。東京地下鉄・東京都交通局の駅番号はT-07・Z-06・S-05である。 所在地は東京地下鉄が九段南1丁目、東京都交通局が九段北1丁目となっている。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 半蔵門線と都営新宿線に関しては、この駅から神保町駅までの区間を両線がそろって建設された。そのため半蔵門線押上方面(4番線)と都営新宿線新宿方面(5番線)のホームは壁一枚隔ててつながっている。
- 各線の駅は、いったん改札を出て乗り換える必要がある。
- このあたりはかなり皇居に近いため、地盤が固く、開業当時の技術では掘る部分にムラができたらしい。新宿線、半蔵門線にはホームが狭い場所があるので注意。
- 東西線と半蔵門線の乗り換えは、大手町駅よりも当駅のほうが近くて便利。
- この駅は東京メトロと都営の番線が連番になっている。
- 東西線ホームの乗換案内はつい最近まで半蔵門線延伸時に継ぎ足しで半蔵門線を表示していた看板を使用していた。そのため自社路線が他社線より格下のように扱われている(都営新宿線→半蔵門線の順番に表示)状態であったが、メトロ仕様の看板へ更新されたため、この矛盾は解消されている。
[編集] 東京地下鉄
- 東西線・半蔵門線とも相対式2面2線の地下駅である。
- のりば
- 東西線は飯田橋方面に引上げ線があり西船橋方面→当駅止まりが平日朝に3本、当駅始発西船橋方面が朝2本設定されている(7時50分西船橋行と9時13分東葉勝田台行、ともに各駅停車)。(その他1本は妙典まで折返し回送となる。2002年12月改正までは朝到着後夕方までここに待機し夕方始発電車で発車する1本、主に金曜日に運転されていた終電直前の臨時列車(妙典行)も使用していた。)
- 東西線の東陽町開通まで検査ピットとして使用していた初代飯田橋検車区跡を利用したスペースである。この留置線には2005年1月22日に東西線開業40周年及び妙典駅開業5周年を記念して運転された「メモリアルトレイン」(5000系第66編成使用)の2号~3号の折返し時に初めて客を乗せた電車が入線している。
[編集] 東京都交通局
- 相対式2面2線の地下駅である。
- のりば
- 5. ○都営新宿線 新宿・笹塚・橋本方面
- 6. ○都営新宿線 馬喰横山・本八幡方面
[編集] 路線バス
[編集] 駅周辺
- 1番出口
- 2番出口
- 3番出口
- 九段下交差点
- 4番出口
- 牛ヶ淵
- 清水濠
- 九段下交番
- 九段会館
- 昭和館
- 千代田区役所
- 千代田公会堂(千代田会館)
- 日本道路交通情報センター九段センター
- 5番出口
- 俎橋
- 堀留橋
- 千代田区政会館
- 日刊工業新聞社
- 6番出口
- 7番出口
- 築土神社
- ホテルグランドパレス
- 東京都立九段高等学校
- 日本私立学校振興・共済事業団
- 日刊工業新聞社
- 専修大学
- 目白通り(東京都道8号千代田練馬田無線)
[編集] 歴史
- 1964年(昭和39年)12月23日 - 開業。
- 1980年(昭和55年)3月16日 - 都営地下鉄新宿線、九段下駅が開業。乗換駅となる。
- 1989年(平成元年)1月26日 - 営団地下鉄半蔵門線、九段下駅が開業。現在の形となる。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化。東西線・半蔵門線は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
[編集] 隣の駅
- 東京都交通局
- ○都営新宿線
- 急行
- 通過
- 通勤快速・快速・普通
- 市ケ谷駅(S-04) - 九段下駅(S-05) - 神保町駅(S-06)
- 急行