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こちら葛飾区亀有公園前派出所 - Wikipedia

こちら葛飾区亀有公園前派出所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

このページの項目名には一部の日本語環境で表示できない文字があるため、仮名・略字または代用文字を用いています。本来の表記はこちらAdobeJapan1-6 CID=7652飾区亀有公園前派出所です。
この「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は、まだ完結していない作品や番組に関する項目です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。
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こちら飾区亀有公園前派出所』(-かつしかくかめありこうえんまえはしゅつじょ、略称 : こち亀(こちかめ)は、秋本治により、1976年から一度も休載せずに以後30年間(2006年12月現在)週刊少年ジャンプ集英社)にて連載されている漫画作品。今なお少年誌の最高連載記録を継続中で、ギネス記録を保持している。タイトルが長いこともあり、読者からは主に「こち亀」の愛称で親しまれる(開始当初の通称は「派出所」、後に「亀有」とも)。各話数は少し前までそれぞれ「第○○亀」という通し番号になっていたが、最近では通常の「第○○話」とされていることが多い。

目次

[編集] 概要

東京・亀有駅前にある両津勘吉像。2006年2月に竣工されたもの。
拡大
東京・亀有駅前にある両津勘吉像。2006年2月に竣工されたもの。

主人公は、警視庁新葛飾警察署(注1、2)亀有公園前派出所に勤務する両津勘吉(りょうつかんきち)という破天荒な警察官である。この漫画は両津勘吉と、派出所の同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画である。

  • 注1)改築により名称を変更。当初は葛飾警察署
  • 注2)新葛飾署は実在しないが、葛飾警察署は実在する警察署である。2002年12月10日に本田(ほんでん)警察署から改称。町会の統廃合で“本田”が付く地名が消滅していたことと、“ほんだ”と誤読する人が後を断たず、住民から名称変更の要望が出たためである。連載当初は実在する亀有警察署となっていた。また、戦前の一時期には葛飾警察署が実在していた。

[編集] ルーツ

1976年当時、アメリカ映画のポリスアクションに憧れていた作者、秋本治は、この要素を取り入れ、身近な派出所を舞台として、この漫画を描いた。

作者本人の書き下ろし漫画によると、こち亀を執筆する前に、アメリカの市警を舞台にした作品を描こうとしたが、当時、市警察の制服の資料を集める事が困難だった為、身近な日本の警官を主人公にした漫画を思い立ったとの事である。尚、もし作品を執筆できた場合、主人公は中川の原形である青年警官で、両津は、その青年警官と行動を共にする東洋系の警官になっていたと言う。

[編集] 作品概要

1976年に読切(月例ヤングジャンプ賞入選作品)として、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(コミックス1巻収録時に第1話として「始末書の両さんの巻」とサブタイトルがついた)が1976年6月22日に発売された「週刊少年ジャンプ(1976年29号)」に掲載された。この読切作品が好評だったため、1976年9月21日発売の同誌42号から連載を開始。作者の当時のペンネームは秋本治ではなく「山止たつひこ」だった(『がきデカ』の作者山上たつひこのパロディ)が、連載100回を記念して変更。「秋本治」とされた(同じ名字のキャラクター「秋本麗子」は連載100回目に初登場し、苗字の由来は新しいネームを覚えてもらいたいためとされている)。

以後、順調に、ギャグの繊細さ・丁寧さが特徴とされ多くの読者が魅力を感じ、ファンを増やし、連載回数を重ね、1996年に、連載1000回を突破。この時期は週刊少年ジャンプにおいて強力な看板作品が不在であった事もあり、同年6月にアニメ放送が開始される。(2004年12月レギュラー放送終了。しかし、スペシャル番組などでしばしば復活する)更にその後、単行本第100巻を刊行し、連載の長さや休載なしの記録からもはや少年漫画界の金字塔とされている。

2001年には連載25周年を迎えこち亀大全集「Kamedas2」を刊行し、2006年には連載30周年を迎え、更には単行本150巻を刊行するという偉業を達成した。2006年42号では「こち亀祭り」と称してジャンプ全体で連載30周年を祝っており、全ての漫画に両津が出演、3週間後の45号では逆に両津の出演した作品全てからキャラがそれぞれ4,5人程度こち亀内に登場している。尚、中国語版や韓国語版が出ているが、欧米での知名度は低い。しかし、英字新聞には取り上げられている。

なお「こち亀」の略称は当初から存在したものではなく、初めは「亀有」・「派出所」などが略称として使用されていた(31巻の作者コメントなど。単に「両津」と呼んでいた読者もいる)。「こち亀」の略称はどこで発祥したか不明であるが、作者自身が「下町奮戦記」の時点で「これからはこち亀と略してください」とコメントしており、恐らく60巻前後にはこの略称が生まれていたことがわかる。正タイトル名が長く、「こちら駅前交番」などと間違われて覚えられた事から、作者がこの略称を推奨するようになった事で定着したと見られている。

[編集] 各種データ

  • 作者 : 秋本治(連載開始時は、山止たつひこ名義)
  • 連載誌 : 週刊少年ジャンプ集英社
  • 連載開始 : 1976年
  • 連載回数 : 1482回(2006年11月27日(連載誌2006年第52号)現在)
  • 単行本 : 152巻(ジャンプコミックス、2006年11月2日発売)
    • 最新刊発売時点で、単行本化されているのは1449話までと1456話(2006年19号掲載分までと26号掲載分)。
  • 単行本売り上げ : 1億3000万部以上
  • ジャンプ初掲載から30年間1度も休載したことがない
  • 来年で連載1500回

[編集] 年表

参照: 「こちら葛飾区亀有公園前派出所の世界における年表」。

[編集] 作品の舞台

東京都葛飾区亀有地区、または主人公である両津勘吉の実家があるとされる東京都台東区浅草を中心とした、下町と言われている東京23区東部を舞台とした話が多い。

なお、浅草神社には、「生まれも育ちも浅草の両さん」にちなみ、本作単行本総発行部数1億3000万冊突破記念の石碑が建立されている。

また2006年2月11日、JR亀有駅北口に地元商店街の両津勘吉銅像(制服姿)が建てられ、作者の秋本治、TVアニメの両津役であるラサール石井が出席しての除幕式が行われた(ウィキニュース)。さらに南口にも建てられ(法被姿)、2006年11月18日に除幕式を開催。

[編集] 亀有公園前派出所・新葛飾署

[編集] 亀有公園前派出所

亀有公園前派出所を参照 亀有公園は、亀有駅北口からすぐの所に実在するが、派出所は存在しない。

[編集] 新葛飾署

新葛飾警察署は亀有公園前派出所が所属する架空の警察署で、警視庁に属する。(第7方面本部の管轄だが、方面本部について作品内で詳細に触れられたことはない。)署長は屯田五目須警視正。また、作品によって、一定ではないが、新葛飾署には本田速人が所属する交通機動隊の部隊が置かれている模様である。

なお、公園前派出所の所属する警察署は連載開始当初、実在の「亀有警察署」であった。荒唐無稽なエピソードが多くなるにつれ問題があると考えたのか、92年頃を境に単行本の過去の作品分も含めて全て葛飾署に訂正されている(この時、過去の作品内において現代社会において問題があるのではないかとされたセリフの変更等が行われた。単行本3巻収録の「射殺命令!?の巻」は「テレビ出演の巻」とタイトルを改められ、単行本4巻に収録されていた「派出所自慢の巻」という話に至っては、話そのものが別の豪華版「下町奮戦記」への書き下ろし作品「野球狂の男」に差し替えられてしまった)。

その後永らく作中では「葛飾警察署」であったが2002年12月10日に本田(ほんでん)署が葛飾署に改称し実在の所轄名になってしまった事に伴い、庁舎改築(140巻「新年、新築、新気分!の巻」)で兎型の庁舎を経た後、元の庁舎に戻し(143巻「うさぎが跳んでいった日の巻」)、現在の「葛飾警察署」に変更された。なお、新葛飾署を名乗るのは兎型の署以降(ちなみに1933年~1946年の間は、現・亀有署が「葛飾署」を名乗っていた)。

アニメでは「かつしか署」と表記されていた。なおアニメの「かつしか署」の外観は実在の亀有署庁舎をモデルに描かれていた。

[編集] 登場人物

こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物を参照。

[編集] 単行本・コミックス

[編集] 作品の評価

30年間(2006年現在)もの長期に渡る連載から、時代によって作品の質はかなり異なっており、その評価も読者の世代によって大幅に異なっている。

  • 70年代は派出所の警察活動をメインとしながらも主にドタバタなギャグが多く、ブラックなネタも多い。このころは中川も麗子も両津と一緒にハチャメチャな行動を起こしていたが、次第にペーソスのある話(8巻「アドリブ旅行…の巻」16巻「クラス会の巻」など)も挿入されてくるようになった。
  • 80年代になるとギャグも落ち着き、ちょっとした台詞の機微、背景の細かい書き込みなどで笑わせるテクニックが増え始めた。又、この頃に主な登場人物のキャラクターが確定してきた。両津らが禁煙したのもこの時期である。両津たちのピストル乱射のネタもこの時期から減っていった。アシスタントにとみさわ千夏や、あろひろしうすね正俊などスタッフに恵まれた時期で、ロボット警官の登場や実験的なギャグへの挑戦もみられた。この時期を「こち亀の黄金期」と呼ぶファンも多い。「浅草物語」など、両津の少年時代を描いたエピソードも描かれ始める。両津と部長が部長の娘の新居に遊びに行く「親心」なども評価が高い(24巻)。又、アニメ版のこち亀もこの年代から90年代前半までの色が強い。
  • 90年代以降になると時事ネタやサブカルチャーを題材にする事が多くなり、新キャラが続出。この傾向は2000年以降さらに強くなり、連発する新キャラやコアなアニメ語録や多数の女性新キャラクター誕生に加え、昔からのキャラクターを崩壊させるなど(両津が社会人として常識派になる、中川がひょうきんなキャラになる、部長がセクハラ行為を行ったりと威厳がなくなるなど)、マンネリを打開するための様々な策が講じられた。その結果、新たなファン層を獲得したが、同時にそれは昔からのファンを離脱させる結果となった。
  • 90年代後半から2000年代にかけて、麗子、麻里愛、ジョディーを始め、女性キャラクターが異様なほど巨乳に描かれている時期があり(漫画にしても誇張し過ぎなほどのサイズ)、多くの読者の反感を買った(一部絶賛の声もあったが)。又、扉絵、コミックス表紙もセクシー路線を狙った、ビキニや際どいコスプレ衣装の者が増え「低俗」「買い辛い」という批判も湧き出た。
  • 70年代・80年代は両津のように漫画を読み、おもちゃにうつつをぬかし、テレビゲームにはまるような大人(今で言ういわゆるマニアオタク)は皆無に近かったため、両津の行動は読者に対して異常なものとして映り、それが作品独特の面白さを産んでいたのだが、80年代後半からそのような大人は普通の存在になってしまい、それまでは異常と捉えられていた両津の行動が時代の変遷と共に普通になってしまった事が作品のパワーダウンの主要な原因と指摘される(28巻で両津の「わしはTVゲームのプロになる」と言うセリフに中川が理解不能の反応を示しており、ファミリーコンピュータがまだ世に出てなかった1982年当時はそのような商売が起こるなどと世間では想像も出来なかった事が窺える)。また、以上に挙げられた変遷から、「どの時代の『こち亀』をおもしろいと思うかで世代がわかる」とも言われている。
  • 昔から本作を読んでいた読者にとって、現在の本作は(テレビアニメ版も含めて)受け入れがたいらしく、逆に新しい読者からは本作を変わらず面白いと評価しているようである。90年代以降の本作は時事ネタの多さから、豆知識を得る事を楽しみとして読んでいる読者もいる。又、たまにジャンプを手に取る大人もこの作品だけは読むと言う場合も多い事から(基本的に、話が一話完結型である事も大きい)、もはや週刊ジャンプの中で一番国民的な作品といっても良いだろう。その事に甘えずアニメ終了の年あたりから革新的な試みを連載中に続けているようであるが、あまり反応は芳しくない。
  • 30年以上の長期にわたって連載しているが故に「マンネリは長寿作品の宿命」という声も多いものの、連載開始から今日まで1度も休載がない事は前人未到の大記録で、作者の意気込みが強く感じられる。また、この作品自体を考現学の立場から「現代風俗史」の忠実な史料とできるほど作品内の表現は多岐にわたっており、日本を代表する「不世出の作品」であることは疑いない。

[編集] 作品に関するエピソード

[編集] 両津の少年時代

  • 1980年代半ば頃から両津の少年時代を描いたエピソードが登場し始める。「浅草物語」(1987年)が読者投票で何度も(「Kamedas」および連載1000回時)人気1位となるなど、ノスタルジーと人情物を描いた少年時代のエピソードを好む読者は少なくなく、現在も年に1回くらいのペースで発表されている。*「お化け煙突が消えた日の巻」(1988年)に代表されるように、時代設定は昭和30年代後半、両津が小学校四年生前後の話が多い。少年時代の勘吉は豚平・珍吉と行動を共にし、三バカトリオ(トン・チン・カン)と呼ばれていた。
  • ゲストキャラクターの両津の同級生は成績優秀で真面目であり、金持ちであることが多い。
  • また、基本的に少年時代の両津に(一時的に)関わった人物は皆、その後に大成する。
  • 主に昭和30年代が描かれているものの、段々両津の年齢から逆算しても昭和30年代では限界にきつつある(30代後半としたら少年時代は昭和40年代になる)。

[編集] 地方の描写

  • 地方出身の上京者(俗に言うおのぼりさん)を蔑視する表現が第1話から最近まで通じて多く見られる。1巻の第1話では、競馬の予想が外れ大損をした両津が腹いせに新潟から上京して道を尋ねた男性を追い返した上に、「東京はおまえみたいな百姓が来る所ではない。新潟で米でも作ってろ」と発言している。現在発行されている単行本では「新潟」の記述を削除し台詞も修正されている。他に、初期では千葉をど田舎に描く描写が多かった。特に千葉県内の設定の大原部長の自宅付近は50巻あたりまで原始林の中で恐竜は出るわでやりたい放題である(97巻では、逆に急激な都市開発が進んだ駅前一等地にされていた)。又、大阪人が見たら明らかにおかしい大阪弁(パンおいしいねん等)もあり、「秋本は大阪を馬鹿にしている」との不評もある。

[編集] 改訂の多さ

  • 70年代はまだ少年誌規制が甘かったため、後に「問題発言」として消される部分が多く、特に第1話はそれが顕著にみられる。例えば、中川の前にいた松本という警官について、両津が「ロシアンルーレットで死んだ」といっていた(初期の版)が、最新版では「マヨネーズの一気飲みが得意だった」となっている。又、「パトロールの合間にパチンコへ行く」「警官の善し悪しはうまくごまかせるかできまる。そのぐらいできんと一人前にはなれん」などの警察をおちょくる発言、銃を撃ちながら「ドラネコめ、今日という今日は生かしてかえさん! 死ね! くたばれ!」などの過激な発言も消された(「死ね」「殺す」などを「ぶっとばす」に変更している例が多い)。一方で10巻の「ガンファイター!の巻」では、明らかにインディアンの仮装をしている両津を中川が「コーンフレークのキャラクターみたい」と、意味が取れにくく台詞が変更されてしまっている例がある(おそらく「コーンフレーク」はシスコから発売されていた「シスコーンシュガー」の事と思われる)。初期の版では「インディアン」とはっきり出ていたが、前後の台詞や展開が問題(ウェスト90cmの両津に合う衣装がインディアンしかない事と、インディアンの格好をした両津が「お前ら頭の皮を剥いでやる」と叫んで子供に襲い掛かった事など)だったため、変更になった可能性もある。
  • 他に「三億円事件の犯人さん時効まで後9日 頑張れ!」と書いたポスターもただの白い紙になっている、さりげなく台詞やポスターなどに提示された実在有名人の名前を消す、爆弾犯人の名前を消す(寺井洋一と書いてあった)、など背景にも変更点が多い。初期作品では作者がファンだった太田裕美アグネス・ラムなどに関するメッセージが、背景の至る所に見られたが、90年代以降の版ではほぼ全て消されている。このように、細かい箇所まで含むと改訂箇所は実に数百箇所に及ぶため、初期作品を近年の増補版で読む際は、当時の原作のままでない事に留意する必要がある。
  • かつて単行本第4巻第1話に掲載されていた「派出所自慢の巻」は、一部表現の問題からか、現行単行本では丸ごとカットされてしまっている(後述)。
  • 単行本掲載については、上記の問題点も連載誌掲載時の時代背景からは多少の批判はあるものの許容範囲のものであり、時代背景の注釈をつけた上でオリジナル版を掲載して欲しいとの根強い意見がある。

[編集] 実在の事件や社会問題

  • 70年代には三億円事件をネタに使っており、前述の「時効まで9日」のほかにも「はげます会」と書いてあるポスターが貼ってあった。7巻には犯人らしき人物が登場し(強盗株式会社の社長。三億円事件とは明記されていなかったが冬本の「10年前白バイ隊員にばけて資金を調達したといううわさだ」というセリフから犯人の可能性が高い)、12巻にも犯人らしき人物が登場した(事件の1年前に三億円事件と同じ方法で金を強奪する小説を書いており事件の翌日死亡した)。
  • 他にも1977年に起きた青酸コーラ事件を暗に思わせるネタもあった(3巻「ゴキブリと両津の巻」)。4巻「亀有大合唱!?の巻」の台詞改訂前の版にも、ロッキード事件とあわせて解決できない警察をなじる発言で出てくる。
  • 東京都のごみ袋が半透明・名前記入に統一される時、実施日が急遽1994年1月17日に延期になってしまったため、「(予定通り1993年)10月1日に実施されたと仮定して読んでくれ」と扉絵で説明した上で、実施後の問題点を想像して取り扱った。住民皆がごみ袋に「両津」と書き、両津を非常に困らせた(86巻「大東京ゴミ事情!の巻」)。大原からごみの始末を命じられた両津はごみの始末に困り、ごみ袋に「大原」と書き、大原の家をゴミまみれにしてしまった。
  • 阪神大震災発生後には、両津が支援金を募金したり、お仕置きで「救援物資」として被災地に送られたり(93巻「テレビ電話時代!?の巻」)、麗子が避難所に支援物資を届けたり被災者の援助や対応をしている姿(96巻「麗子のプライベートの巻」)が描かれたりした。また、週刊少年ジャンプ平成7年2号に掲載された「コンビニ天国!!の巻」(コミックス96巻)では「大地震でもコンビニは開いている」という描写があったが、直後に阪神大震災が発生したため、内容を水害に差し替えてコミックスに収録されている。
  • 136巻「両さんの春スキー!?の巻」で、「山奥県フランス市大字モンブラン字モンブラン」という地名が登場する。もちろん架空の地名だが、市町村合併によってわかりにくい地名が日本全国で登場しているのを皮肉ったものである。

[編集] 発明品・アイディア

こち亀には、本当に特許を取れそうな発明やアイディアも多い。

  • 傘つき自転車・・・自転車に傘のついたもの。おそらくバランスがとれずに転倒する。似たようなもので、自転車にかさを取り付ける器具は実現しており、関西を中心に普及しつつある。
  • ガシャボン・・・石鹸の中にフィギュアが入っている。似たようなものはすでに実現している。
  • コンビニ交番・・・コンビニに交番を設置する。犯罪防止に役に立ったと作中で語る。
  • 電動ゴルフボール・・・ゴルフボールの中に機械が入っており動かす。似たような商品が現在発売されている。

[編集] コミックス

第1巻~第152巻(2006年11月22日現在)まで発売している。収録話数(本編のみ)は1431話である。又、第4巻の第一話には当初「派出所自慢の巻」という話が収められていたが、倫理上の問題(出向先の水元公園派出所の班長が旧軍かぶれだったり、中川が“天皇陛下バンザーイ”と発言していたりしている)から後に削除され、「こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記」(後述)に掲載された「野球狂の男の巻」が代わりに収録されている。又、ジャンプ掲載時では地震を想定していたストーリーが、その後に発生した阪神・淡路大震災のためにコミックス収録時に内容が差し替えられた事がある。高層ビルの上層部から男達が落ちてくる(マンガなので死傷者なし)話がアメリカ同時多発テロ事件後の11月に発売されたコミックス(127巻)に収録されず、次巻に延期された。他にも、「射殺命令!の巻」という話のタイトルが「テレビ出演の巻」に変更されている。

コミックスには、あとがきとして著名人がこち亀についてコメントをしており、ツービート所ジョージ(80年代まで秋本治とよく親交があった)、山田洋次などがコメントを出している。近年は漫画・アニメ関係者のコメントが多い(漫画家の場合、イラストが付く)。

コミックス118巻(全て手書きカバー)のジャンプコミックス既刊紹介部分で、『ヒカルの碁』を『ヒカルの』と間違って書かれている。

[編集] カバーの変遷

1巻から99巻までは「上半分に大きなタイトル、下に絵」という定型スタイルで作られてきたが、50巻以降節目の巻(50・60・70・80・90)では定型以外のデザインで作られた。

90巻では裏表紙側に定型デザインが描かれたほか、初版本のみカバー裏におまけがある。

100巻以降は定型スタイルから自由なスタイルで描かれるようになり、カバーを大きく使ったデザインが多くなった。又、様々なスタイルのものも多く、116巻(少女漫画風+つや消し)、118巻(文字まで全て手書き)、120巻(実写写真との合成)、121巻(初版本のみつや消し)、127巻(ラサール石井)、138巻・140巻(映画ポスター風)、141巻(99巻以前の定型パターン+作者所有の1巻初版本の汚れをある程度再現)、144巻(集英社新書風)などがある。デザイン以外にも女性キャラクターによるお色気・セクシー系の表紙など、オールドファンを驚かせるものが多くなっている。さらに151巻からは横向きに描かれるようになった。

単行本の背表紙の巻数が書かれている所に薄く印刷されている電話は、100巻以降はダイヤル式電話から携帯電話に変わっている。ただし141巻はダイヤル式電話になっていて140・144巻に至っては通常と違う背表紙である。他にも100巻以降に変更された部分が多い。変更された部分は

  • 表紙 : 定型スタイルから自由な形へ(141巻は定型スタイル)
  • 目次 : パソコンの中に表示される形へ
  • 各話のタイトル : 明朝体からゴシック体へ

などがある。

又、100巻のみ記念として、初版本のみ

  • カバータイトルロゴが箔押し
  • シリアルナンバー入り
  • カバーを取ったデザインが3種類(乙姫とジョディーのピンク、左近寺と麻里愛のパープル、両津と中川の緑)
  • カバー裏におまけマンガ
  • スペシャルブロマイド
  • カラーページ
  • こち亀銀行券
  • 巻末のジャンプコミックス紹介部分がすべてこち亀

などのお遊び要素があった。

[編集] こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記

1988年12月に発売された愛蔵版コミックス。既刊作品(当時)からの傑作選のほか、週刊少年ジャンプの増刊号などに掲載された番外編4話(小林よしのりとの合作作品も含む)も収録されている。また、描きおろしとして「野球狂の男の巻」(後年、コミックス4巻に差し替え収録)が掲載された。

[編集] Kamedas

こち亀のあらゆる分野についての解説や分析を行なっている大全集。1993年に『Kamedas』、2001年に『Kamedas2』が刊行されている。その内容は、レギュラーキャラクターの公式設定・人物の分析、登場キャラクター図鑑、全話のタイトル(1巻は1~76巻、2巻は77~127巻)、作中に登場する自動車や戦車・飛行機・船・銃器などの図説、「こち亀」内の事に関する研究(作中の歴史、両津の収入・支出の分析、こっそりとこち亀とコラボレーションしている物や人物、作品で舞台とした場所の一覧など)、対談(作者や元担当者、アニメの声優やスタッフ、他の漫画家など)、著名な漫画家からの「こち亀」に対するメッセージ、など多岐に渡っている。

また、他の漫画家との合作作品も掲載されている。『Kamedas』では小林よしのり(過去の合作を再掲載したもの。合作は『下町奮戦記』収録分とあわせて2本ある)、『Kamedas2』では小林よしのり・赤塚不二夫本宮ひろ志藤井みほな矢代まさこ(全てKamedas用に合作したもの)。

[編集] こちら葛飾区亀有公園前派出所 -読者が選ぶ傑作選-

1000話達成記念として1996年12月に発売された新書判コミックス(略称・別注)。「浅草物語」など読者が選んだ10本と、「読者によるこち亀構想募集」の最優秀作となった「日暮2号!?登場の巻」が収録されている。

[編集] こち亀 千両箱

2005年発売。「おばけ煙突が消えた日の巻」(59巻収録)をはじめとした、両津の少年時代の話が10話収録されている。一部作品は掲載当時のままカラー収録されているほか、「おばけ煙突が消えた日」は特別にフルカラーで掲載されている。「友情の翼!の巻」(87巻収録)は、作者の当初の構想に基づき、一部『千両箱』用に改稿されている。なお、発売当初は『千両箱』発売記念企画として、『でかめ』(非売品)が抽選でプレゼントされた(帯についてる応募券で応募する)。『でかめ』はその名の通りサイズが大きく、また「大きい」ことに関連するこち亀の作品数話が収録された。

[編集] 超こち亀(超こち亀道楽BOX)

こち亀連載30周年を記念して2006年9月15日に発売されたが、多くの書店ですぐに完売し、10月に重版が発行された。

ルパン三世モンキー・パンチ)、ゴルゴ13さいとうたかを)、キン肉マンゆでたまご)、DRAGON BALL鳥山明)、ジャンプ現役ギャグ漫画家(澤井啓夫うすた京介大亜門大石浩二)との合作、85組88名の漫画家による1ページトリビュート漫画、写真家大西みつぐの撮りおろし写真などが収録されている。2100円(税込み)。

予約のみで販売された道楽BOXには、この本に加えて、両さんの胸像、ニューナンブ型のリモコン、縮小版こち亀第一話収録の当時の週刊少年ジャンプ1976年42号、30周年記念腕時計、カタ屋のかた、高級ベーゴマ(金メッキ風)、超特製メンコ、両津家家系図巻物が特製BOXに入っていた。19800円(税込み)。

[編集] 両さんと歩く下町―『こち亀』の扉絵で綴る東京情景

2004年11月刊の集英社新書。こち亀の扉絵を題材に、その舞台となった亀有・柴又・浅草・外神田・隅田川周辺など東京下町について語りつつ、こち亀の制作秘話といえる内容も含まれている。巻末には「男はつらいよ」(秋本氏が大ファン)でおなじみ、映画監督の山田洋次氏との対談あり。700円(税込)。

[編集] コミックスガイド

巻数 サブタイトル 初版発行日 巻末コメント
1 早うち両さん!?の巻 1977年7月31日 小林よしのり
2 敵もさるもの!!の巻 1977年9月30日 五十嵐夕紀
3 消えた派出所!?の巻 1977年11月30日 太田裕美
4 亀有大合唱!?の巻 1978年2月28日 せんだみつお
5 取りしまり日よりの巻 1978年5月31日 アグネス・ラム
6 亀有のダビンチの巻 1978年9月30日 三遊亭楽太郎
7 ラジコン決戦!の巻 1979年2月28日 若人あきら
8 アドリブ旅行…の巻 1979年6月15日 桑江知子
9 アイドル・ポリスの巻 1979年9月15日 内藤陳
10 部長代行の日!?の巻 1979年12月15日 車田正美
11 麗子巡査登場の巻 1980年2月15日 中島みゆき
12 ギャンブル狂時代の巻 1980年4月15日 あらんどろん
13 拳銃無宿!?の巻 1980年6月15日 ツービート
14 バイク男・本田!!の巻 1980年8月15日 林家らぶ平
15 ローラー大作戦!!の巻 1980年11月15日 イエス玉川
16 大和魂保存会!?の巻 1981年1月15日 吉見佑子
17 劇画刑事・星 逃田(ほし とうでん)!の巻 1981年4月15日 小柳トム
18 カメ型人間!の巻 1981年7月15日 林家しん平
19 ああ!忍車部隊の巻 1981年11月15日 所ジョージ
20 真夜中のパイロット!の巻 1982年1月15日 水越けいこ
21 本口リカ登場の巻 1982年4月15日 香川登枝緒
22 今夜は無礼講!!の巻 1982年7月15日 矢代まさこ
23 さらば!わが友よの巻 1982年9月15日 吉田照美
24 バーバーの恐怖の巻 1982年12月15日 安田栗之助
25 両津家の人びとの巻 1983年3月15日 谷山浩子
26 両津式貯蓄法!?の巻 1983年6月15日 九十九一
27 アメリカよいとこ!?の巻 1983年8月15日 コンタロウ
28 新雪之城変化!?の巻 1983年10月15日 林家こぶ平
29 ハローグッバイ!の巻 1983年12月15日 桜金造
30 親子水いらず!?の巻 1984年3月15日 コント赤信号
31 全日本パチプロ大会!の巻 1984年6月15日 怪物ランド
32 悪魔がやってきた!の巻 1984年9月15日 鳥山明
33 ターニング・ポイントの巻 1984年12月15日 岸部シロー
34 幹事の苦労!?の巻 1985年2月15日 高千穂遥
35 東京留学!?の巻 1985年5月15日 荻野目洋子
36 両さんの長崎旅行の巻 1985年8月15日 新沢基栄
37 結婚の条件の巻 1985年11月15日 布川ゆうじ
38 必殺正月カットの巻 1986年1月15日 高田文夫
39 銀座の春の巻 1986年3月15日 少女隊
40 東京住宅事情の巻 1986年5月15日 神谷明
41 南の島のバカンスの巻 1986年7月15日 斉藤由貴
42 人生は夢のごとく…の巻 1986年9月15日 一本木蛮
43 ボーナス争奪戦!の巻 1986年11月15日 次原隆二
44 両津和尚!の巻 1987年1月15日 永井豪
45 シルバー・ツアーの巻 1987年3月15日 竹内志麻子
46 思い出のパリの巻 1987年5月15日 爆風スランプ
47 江戸っ子すし講座の巻 1987年8月15日 堀江しのぶ
48 白銀はよぶ!の巻 1987年10月15日 大沢悠里
49 なんてたって愛ドールの巻 1987年12月9日 渡辺めぐみ
50 恋の沖えらぶの巻 1988年2月15日 さいとうたかを
51 ハワイアンパラダイスの巻 1988年4月15日 なぎら健壱
52 黄金の鯱伝説!!の巻 1988年6月15日 おきゃんぴー
53 浅草ラプソディーの巻 1988年8月15日 森川由加里
54 両さん人間ドックへいくの巻 1988年10月15日 嘉門達夫
55 S.S.(スペシャルセキュリティ)チーム誕生の巻 1988年12月11日 大川興業
56 ローザンヌの休日の巻 1989年2月15日 あろひろし
57 浅草物語の巻 1989年4月15日 ウガンダ
58 両津大明神の巻 1989年6月15日 楳図かずお
59 お化け煙突が消えた日の巻 1989年8月15日 清水勲
60 体力株式会社の巻 1989年10月15日 本宮ひろ志
61 我がなつかしき少年時代の巻 1989年12月10日 ちばてつや
62 嗚呼、愛しのF40(エフフォーティー)の巻 1990年2月15日 原哲夫
63 わが町・上野の巻 1990年4月15日 山田洋次
64 下町交番日記の巻 1990年6月15日 伊集院光
65 大江戸神輿大騒動!!の巻 1990年8月15日 望月三起也
66 追跡200キロ!の巻 1990年10月15日 はた万次郎
67 新任警官麻里愛(マリア)♡登場の巻 1990年12月9日 タケカワユキヒデ
68 カナダ翻堕羅(ホンダラ)拳法珍道中の巻 1991年2月15日 寺沢武一
69 中川の父登場の巻 1991年4月15日 豊田有恒
70 暴走機関車の巻 1991年7月15日 石ノ森章太郎
71 勝鬨橋ひらけ!の巻 1991年9月15日 林静一
72 激走機関車レースの巻 1991年11月15日 尾崎亜美
73 突撃!クレーンゲームの巻 1992年1月15日 漫☆画太郎
74 バッカス両津!の巻 1992年3月15日 坂崎幸之助
75 麻里愛(マリア)・最大の宿敵! の巻 1992年6月15日 浅草キッド
76 浅草七ツ星物語の巻 1992年8月9日 小俣雅子
77 ご乱心!?両津和尚の巻 1992年10月7日 KAN
78 兄として…!の巻 1992年12月7日 バカルディ
79 白鬚橋の思い出の巻 1993年2月9日 徳弘正也
80 麗子の大胆写真集!?の巻 1993年4月7日 藤子・F・不二雄
81 ボルボの初デート!?の巻 1993年6月9日 森田まさのり
82 光の球場!の巻 1993年8月9日 とみさわ千夏
83 携帯電話魔!の巻 1993年10月9日 ビッグ錠
84 絵崎教授の哲学の巻 1993年12月7日 北条司
85 ザリガニ合戦!?の巻 1994年2月9日 小山高生
86 出現!南国パラダイスの巻 1994年4月9日 辻真先
87 友情の翼!の巻 1994年6月8日 平松伸二
88 わがまま上司Z1(ズイワン)!の巻 1994年8月9日 大島やすいち
89 下町 素盞雄(すさのお)神社祭の巻 1994年10月9日 古城武司
90 警察手帳進化論!の巻 1994年12月7日 赤塚不二夫
91 突撃!電波・両さん?の巻 1995年2月8日 えんどコイチ
92 親愛なる兄貴への巻 1995年4月9日 横山智佐
93 恋人!?ジョディー登場!の巻 1995年6月7日 みなもと太郎
94 ベーゴマ名人両津!!の巻 1995年8月9日 広井王子
95 浅草サンバカーニバルの巻 1995年10月9日 大友克洋
96 両津線本日運行!?の巻 1995年12月6日 さくまあきら
97 浅草シネマパラダイスの巻 1996年3月9日 井上雄彦
98 電脳ラブストーリーの巻 1996年5月15日 矢沢あい
99 格闘ゲーマー警官登場!!の巻 1996年8月7日 富田安紀良
100 インターネットで逢いましょうの巻 1996年11月6日 村上龍
101 両さん夏の一日の巻 1997年3月9日 衛藤利恵
102 古都の走馬灯の巻 1997年6月9日 藤井みほな
103 プリクラ大作戦!の巻 1997年8月9日 陸奥A子
104 無いちっちたまごっちの巻 1997年10月8日 大貫亜美PUFFY
105 (秘)麗子フィギュア発売中!?の巻 1997年12月9日 亜月裕
106 浅草お盆グラフィティの巻 1998年2月9日 佐藤真樹
107 螢里鉄道の夜の巻 1998年4月8日 甲斐よしひろ
108 遠い放課後の巻 1998年6月9日 多田かおる
109 CIRCUS SYMPHONY(サーカス シンフォニー)の巻 1998年8月9日 くらもちふさこ
110 超婦警・磯鷲早矢(いそわしはや)登場!の巻 1998年10月7日 ユースケ・サンタマリア
111 ニュー麻里愛(マリア)誕生!?の巻 1998年12月8日 佐山陽規
112 東京名所・大江戸ランドの巻 1999年2月9日 宮本充
113 左京の弓の巻 1999年4月7日 岸間信明
114 両さん京都訪問記の巻 1999年6月8日 家中宏
115 亀有名画座物語の巻 1999年8月9日 麻生かほ里
116 Love Maria(ラブ マリア)の巻 1999年10月9日 林家こぶ平
117 南国タヒチで夏休み!!の巻 1999年12月7日 高松信司
118 江戸っ娘・擬宝珠纏(ぎぼしまとい)の巻 2000年3月8日 森尾由美
119 両さん板前になる!?の巻 2000年5月6日 岩崎征実
120 両さんのミレニアム婚!!の巻 2000年7月9日 ラサール石井
121 聖橋白線流しの巻 2000年9月9日 米沢りか
122 トロピカルDEアミーゴの巻 2000年11月7日 尾田栄一郎
123 伊歩の結婚の巻 2001年1月11日 高橋和希
124 大江戸野球の巻 2001年4月9日 梅澤春人
125 京都ものがたりの巻 2001年6月9日 浅美裕子
126 祭りの日に…の巻 2001年8月8日 にわのまこと
127 父をたずねて…21世紀!の巻 2001年11月7日 ラサール石井
128 幻の“神の舌”の巻 2002年1月10日 伊藤明賢
129 両さんの「犬の生活」!の巻 2002年4月9日 大河内奈々子
130 東京銭湯絵巻の巻 2002年6月9日 原金太郎
131 檸檬(レモン)初三社祭の巻 2002年8月7日 清水宏
132 独立!!警視庁戦車隊の巻 2002年11月6日 斉藤レイ
133 なぎなた対決!の巻 2003年1月11日 坂本あきら
134 檸檬(レモンと蜜柑(みかん)の巻 2003年4月9日 岸祐二
1358 磯鷲(いそわし)武道館着工の巻 2003年6月9日 海津義孝
136 ぼくたちの東京タワーの巻 2003年8月9日 三浦理恵子
137 爆走神田祭の巻 2003年11月9日 原史奈
138 憂鬱(ゆううつ)帰京すの巻 2004年1月10日 齋藤彩夏
139 飛べ!コンコルドの巻 2004年4月7日 小宮孝泰
140 通天閣署!御堂春(みどうはる)登場!!の巻 2004年6月9日 若菜章夫
141 希望の煙突の巻 2004年8月9日 矢吹健太朗
142 人生相談まかせなさいの巻 2004年11月9日 河下水希
143 大阪はわての地元でんがな!の巻 2005年1月10日 尾玉なみえ
144 4年に一度の日暮(ひぐらし)祭の巻 2005年4月9日 和月伸宏
145 20年今昔物語(ストーリー)の巻 2005年6月8日 小畑健
146 出会いの橋の巻 2005年8月9日 岸本斉史
147 記憶にないわしの誕生日の巻 2005年11月9日 許斐剛
148 大阪万博開幕やで~の巻 2006年1月10日 浅草神社禰宜 矢野幸士
149 京都祇園祭旋風の巻 2006年4月9日 稲垣理一郎村田雄介
150 100円ショップ大論争!!の巻 2006年6月2日 水野英子
151 ようこそアキバヘ御主人様の巻 2006年9月9日 ゆでたまご
152 亀有に両津がやってきた!の巻 2006年11月2日 モンキー・パンチ

[編集] 受賞歴

  • 第50回(平成16年度)[小学館漫画賞]審査委員特別賞受賞。

[編集] アニメ

[編集] テレビアニメ

原作を元に、1996年6月16日から2004年12月19日まで、フジテレビ系列で『キテレツ大百科』の後番組として、日曜日19:00~19:30の枠(実際は19:00の時点ではCMで、オープニングは19:01から)で放送された。このため2000年頃までは時報がなっていた。

2004年4月からは、同年12月までは日曜日19:30から放送されていた『ONE PIECE』と統合した「アニメ7」の枠内として放送された。2004年12月19日の「アニメ大忘年会祭り!! こち亀最終回! サザエまる子ルフィで両さん8年間ありがとうスペシャル」枠内で放送された『さよなら両さん大作戦』をもって放送終了となった。しかし、その後も臨時で何回か放送された事がある。(後述)なお、レギュラー放送終了後は不定期の特別番組として数度放映されている。また現在、CS放送であるアニマックスフジテレビ721にて再放送されている。スペイン台湾でも放送されている。

  • 2005年1月3日の「お正月だヨ お年玉アニメスペシャル」の枠内の08:35~09:05に『マグロに乗った警官』が放送された(一部地域のみ)。
  • 2005年3月27日の「お待たせッ! 両さんも揃って大興奮! 桜満開アニメスペシャル!!」の枠内19:54~20:54に『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』が放送された。本作ではさとう珠緒が声優に挑戦し、“泣き虫アイドル・くるみ”として出演した。
  • 2005年10月23日の「サザエさん生誕60周年結婚秘話など大公開! まる子両さんルフィもお祝いだよアニメSP」では『両さんと忠犬ラッキー物語 ~亀有大包囲網をかわせ!!~』が放送された。この話の中で画面が分断され、海外ドラマ『24』のパロディで中央にデジタル時計が表示された。また、和希沙也が声優に挑戦した(この特番以降から寺井役のクレジットが、林家こぶ平から林家正蔵に変わった)。
  • 2006年4月2日の「祝ちびまる子ちゃんドラマ化決定&サザエさん生誕60周年&こち亀30周年をルフィもドンとお祝いするゾ!SP」内で「走れ!両津式チンチン電車~思い出の大次郎号~」が放送された。
  • 2006年9月24日の「サザエさんも秋祭りこち亀は30周年大活躍ワンピースも2本立て超豪華アニメSP!!」では、南海キャンディーズも声優に初挑戦した。

なお1997年ポケモンショック以降、各局のテレビアニメでは視聴者向けに“部屋を明るくして、テレビから離れてみるように”といった趣旨のテロップを冒頭に流しているが、こち亀では番組冒頭でレギュラーキャラが“テ・テ・テレビを見るときは~~”と合唱して注意を促していた。番組後期には、20世紀フォックスのロゴをモチーフとした“注意ロゴ”の前で両津が視聴者に口頭で注意を促している物に差し替えられた。2004年にはテロップを冒頭に流す形式になった。

またかつては、八嶋智人も一部のキャラクターの声優を務めたこともあった。

[編集] スタッフ

  • 企画 : 清水賢治→金田耕司→藤山太一郎→小中ももこ→浜野貴敏(フジテレビ)、杉山豊→松下洋子(ADK)
  • プロデューサー : 金田耕司(フジテレビ)、松下洋子→三宅将典、生田英隆(ADK)、若菜章夫、別府幸司→杉村重郎→河村義治(ぎゃろっぷ)
  • プロデューサー補 : 萬代知→笹田直樹、山崎立士(ADK)
  • 監督 : やすみ哲夫→三沢伸→高松信司高本宣弘→しぎのあきら
  • キャラクターデザイン・総作画監督 : 丹内司、山内昇寿郎
  • 脚本 : 山田隆司岸間信明雪室俊一、平見瞠、西園悟もとひら了、玉井☆豪
  • 演出 : やすみ哲夫、福本潔、ワタナベシンイチ善聡一郎、田部伸一、松浦錠平、高柳哲司、横田和、福田潤、岡本達也、大野和寿、大庭秀昭、ムトウユージ、榎本明広、小野勝巳、和田裕一、えんどうてつや、佐々木皓一、石川敏浩、秦義人、渡辺健一郎、三家本泰美、奈須川充、高松信司 ほか
  • 作画監督 : 村木新太郎、服部一郎、平岡正幸、松本清、奈須川充、梶浦紳一郎、原憲一、榎本明広、佐久間信一、高橋晃、工藤柾輝、増谷三郎、寺沢伸介、時永宜幸、天川五月、小林一幸、飯田宏義、桜井木ノ実、倉川英揚 ほか
  • 美術監督 : 柴田聡
  • 背景 : スタジオフォレスト
  • 撮影監督 : 小堤勝哉→清水泰宏→枝光弘明→赤沢賢二
  • 撮影 : ぎゃろっぷ、トランス・アーツ、ティニシムラ、スタジオ雲雀、東現アニメルーム、サザンクロス、サンシャインデジタル、三晃プロダクション、他
  • 編集 : 瀬山編集室→中川晶男、近藤康弘
  • 音楽 : 米光亮、佐橋俊彦
  • 音響演出 : 藤山房伸、高桑一
  • 音響製作協力 : 神南スタジオ
  • ビデオ編集 : 東京現像所
  • 録音/調整 : 依田章良
  • キャステイング協力 : 松田誠
  • 文芸設定 : 鶴田寛
  • 効果 : 新井秀徳
  • 広報 : 熊谷知子→為永佐知男→正岡高子(フジテレビ)
  • スタジオ : 代々木アニメーション学院原宿スタジオ、神南スタジオ
  • 製作担当 : 小林功治
  • 製作デスク : 池牟禮誠→草間稔→近藤誠
  • アニメーション制作 : ぎゃろっぷ
  • 制作 : フジテレビADK

[編集] 提供スポンサー

[編集] 主題歌

オープニング

  1. 『夏が来た!(Diamond Head)~「渚の女王様」より』(1話(1996年6月16日)~12話(1996年9月22日))
    作詞:S中野 作曲:Danny Hamilton 編曲:西脇辰弥 歌:女王様
  2. 『EVERYBODY CAN DO!』(13話(1996年10月22日)~38話(1997年4月27日))
    作詞:山本成美 作曲:秋元直也 編曲:秋元直也 歌:TOKIO
  3. 『葛飾ラプソディー』(39話(1997年5月4日)~145話(1999年7月25日))
    作詞:森雪之丞 作曲:堂島孝平 編曲:中山努・堂島孝平 歌:堂島孝平
  4. 『こちら亀座の女』(146話(1999年8月1日)~154話(1999年11月21日))
    作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:小西貴雄 歌:山田修とハローナイツ
  5. 『おいでよ亀有』(155話(1999年12月5日)~206話(2000年12月17日))
    作詞:ラサール石井 作曲:佐橋俊彦 編曲:佐橋俊彦 歌:両津勘吉とこち亀うぃ~ん合唱団
  6. 『だまって俺についてこい』(207話(2001年1月14日)~324話(2003年9月21日))
    作詞:青島幸男 作曲:萩原哲晶 編曲:池多孝春 歌:天童よしみ
  7. 『葛飾ラブソディー~ヤムヤムversion~』(326話(2003年10月12日)~最終話(2004年12月19日))
    作詞:森雪之丞 作曲:堂島孝平 編曲:Yum!Yum!ORANGE 歌:Yum!Yum!ORANGE

エンディング

  1. 『スマイル』(1話(1996年6月16日)~12話(1996年9月22日))
    作詞:渡辺慎 作曲:渡辺慎 編曲:渡辺慎 歌:ホフディラン
  2. 『いいことあるさ』(13話(1996年10月27日)~38話(1997年4月27日))
    作詞:加藤ひさし 作曲:加藤ひさし 編曲:伊藤銀次、ザ・コレクターズ 歌:ザ・コレクターズ
  3. 『淑女(レディー)の夢は万華鏡』(39話(1997年5月4日)~72話(1998年2月22日))
    作詞:森雪之丞 作曲:佐橋俊彦 編曲:岩本正樹 歌:奥菜恵
  4. 『ブウェーのビヤビヤ』(73話(1998年3月1日)~124話(1999年3月21日))
    作詞:所ジョージ 作曲:所ジョージ 編曲:井上鑑 歌:所ジョージ
  5. 『"Kyun"』(125話(1999年4月4日)~145話(1999年7月25日))
    作詞:牧穂エミ 作曲:春畑道哉 編曲:春畑道哉、池田大介 歌:Kanae
  6. 『君と僕』(146話(1999年8月1日)~153話(1999年10月31日))
    作詞:平義隆 作曲:平義隆 編曲:The LOVE、富田謙 歌:The LOVE
  7. 『気持ちだよ』(154話(1999年11月21日)~163話(2000年1月23日))
    作詞:康珍化 作曲:吉田拓郎 編曲:瀬尾一三 歌:吉田拓郎
  8. 『毎日、ノープロブレム』(164話(2000年1月30日)~206話(2000年12月23日))
    作詞:うえのけいこ 作曲:佐橋俊彦 編曲:佐橋俊彦 歌:小町&奈緒子(三浦理恵子三橋加奈子
  9. 『おいでよ亀有』(207話(2001年1月6日)~247話(2001年12月23日)、282話(2002年10月6日)~293話(2002年12月29日)、335話(2004年1月18日)~353話(2004年6月13日)、最終話(2004年12月19日))
    作詞:ラサール石井 作曲:佐橋俊彦 編曲:佐橋俊彦 歌:両津勘吉とこち亀うぃ~ん合唱団
  10. 『ナイスな心意気』(248~274話)(2002年1月6日~2002年7月21日)
    作詞:戸沢暢美 作曲:飯田建彦 編曲:石塚知生 歌:(「アラシ」名義で発売された)
  11. 『夏が来た!(Diamond Head)~「渚の女王様」より』(275話(2002年8月4日)~281話(2002年9月15日))
    作詞:サンプラザ中野 作曲:Danny Hamilton 編曲:西脇辰弥 歌:女王様
  12. 『テツandトモのなんでだろう~両さんバージョン~』(294話(2003年1月5日)~305話(2003年3月23日))
    作詞:テツandトモ 作曲:トモ 編曲:三沢またろう 歌:テツandトモ
  13. 『テツandトモのなんでだろう~こち亀バージョン~』(306話(2003年4月6日)~315話(2003年6月22日))
    作詞:テツandトモ 作曲:トモ 編曲:三沢またろう 歌:テツandトモ
  14. 『Hai,Irasshai』(316話(2003年7月6日)~325話(2003年10月5日))
    作詞:NICEGUY人 作曲:NICEGUY人 歌:NICEGUY人
  15. 『語れ! 涙!』(326話(2003年10月15日)~334話(2004年1月11日))
    作詞:SEX MACHINEGUN 作曲:SEX MACHINEGUN 編曲:SEX MACHINEGUN 歌:SEX MACHINEGUN
  16. 『ジュゲム~こち亀バージョン~』(354話(2004年6月20日)~366話(2004年12月12日))
    作詞:古典落語 川崎敏郎 作曲:関川秀行 編曲:関川秀行 歌:両津勘吉and大江戸台風族

[編集] 地方局での放送

[編集] イベントアニメ

テレビアニメ化に先駈け、1985年11月23日タツノコプロ制作で別スタッフ、別キャストによるアニメが集英社主催の「少年ジャンプまつり」で上映されている(その後ファンの要望によりテレビ東京でも放映)。その時、両津は内海賢二、大原部長は北村弘一、麗子は土井美加、中川は神谷明が演じた。監督は笹川ひろし、脚本は小山高男

[編集] レンタルビデオ、レンタルDVDについて

バンダイビジュアルでは、こち亀のビデオ(通常放送)、DVD(両さん奮闘編)をレンタルしている。ビデオは全32巻、DVDは毎月月末にリリース中。ただし、スペシャル版の方はビデオで数巻出されたままで出品が止まっており、製造も未定である。

[編集] テレビ・映画

  • 1977年12月24日・実写版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」東映系公開。監督山口和彦。ヒットシリーズ「トラック野郎 男一匹桃次郎」の併映作品として公開された。その為、配給収入は12億260万円を記録した。
    • 主演はせんだみつお。出演は草川祐馬(中川)、浜田光夫(戸塚)、荒井注(寺井)、龍虎(署長)、田中邦衛(フータロー)、松本ちえこ、他。当時は原作に麗子がまだ出ていないので、麗子は登場しない。特別出演にはGメン'75のメンバーが登場した。
  • 1970年代末(詳細年月日不詳)・テレビ朝日系のバラエティ番組『週刊漫画ゲラゲラ45』の1コーナーでスタジオコント劇として放映。
    • キャストは以下の通り。両津勘吉 : 角川博、中川圭一 : 団次郎、大原部長 : 山本麟一、秋本麗子 : 秋ひとみ。
  • 1980年宇宙怪獣ガメラ
    • コミックス18巻収録の「カメ型人間の巻」が紹介され、亀有公園前派出所が登場し、桂小益が両津を意識した警察官として登場する。ちなみにこの警官、予告編にもガメラを見て「でっかいな~」と言う役で出演している。
  • 1999年12月23日・アニメ版「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
  • 2003年12月20日・アニメ版「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来! トルネード大作戦!!」

[編集] 舞台版

アニメ版と同じく、ラサール石井が両津役(脚本・演出も担当している)。中川役や麗子役などはアニメ版声優とは異なる。アニメ版の主題歌としても使われた「おいでよ亀有」は元々この舞台版の主題歌であった。テレビ放映が、実現したのは2006年に行われた30周年記念のみフジテレビ721で放送された。

  • 舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所 ~30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!~

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

週刊少年ジャンプ連載中の漫画作品

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