NARUTO -ナルト-
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NARUTO -ナルト- | |
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ジャンル | 少年漫画、忍者漫画 |
漫画 | |
作者 | 岸本斉史 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 1999年 - 連載中 |
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『NARUTO-ナルト-』(ナルト)は、1999年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されている岸本斉史の少年漫画作品。忍者の頭目を目指す少年を中心に描く忍者アクションコミック。
目次 |
[編集] 概要
忍者をテーマとした漫画作品で、連載は1999年から7年も続き現在も連載中でコミックスは35巻を数える。
漫画の中身は忍者同士の戦いが中心で現実の忍者の枠にとらわれない派手な戦いを繰り広げる。
2002年からはアニメ化され、海外でも強い人気を博している。
[編集] ストーリー
ストーリーは現在2部構成となっており、一部と二部の間に二年半の歳月が流れた設定になっている。アニメでは第二部は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』というタイトルになることが決定している。
他に一部と二部の間に外伝が連載されていた。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 第一部
(ジャンプコミックス27巻まで)
[編集] プロローグ
昔、忍者の隠れ里の一つ木の葉隠れの里に危機が訪れた。強力な尾獣、九尾の狐に里を襲われたのだ。里の長、四代目火影は命を賭け九尾の狐を一人の子供に封じた。
その後時は流れ、里は再び長についた三代目火影により、安定を取り戻していた。
[編集] 中忍試験~木の葉崩し
忍者を目指しアカデミーに通う主人公うずまきナルトは、アカデミーの落ちこぼれだったが、何とか下忍になる。下忍になったナルトは、うちはサスケ、春野サクラと供に、はたけカカシの班に配属され任務をこなしていく。その後、ナルト達3人は中忍試験に参加する。
中忍試験の途中、砂隠れと音隠れによる木の葉崩しが勃発。この事件により、三代目火影を失う。一方砂隠れも4代目砂影が大蛇丸に殺されていたこともあり、再びこの葉と同盟関係に戻る。
その後、木の葉の里に再び危機がせまる。昔うちは一族を滅ぼし、里を抜けたうちはイタチと干柿鬼鮫の二人が里に現れたのだ。このとき、うちはイタチの月読をうけはたけカカシは倒れるもなんとか退ける。
里に戻った伝説の三忍の一人、自来也はナルトとともに里の安定のため、同じ伝説の三忍の一人綱手を探し始める。途中、再びイタチと鬼鮫の襲撃をうけるも退け、なんとか綱手を見つけ綱手に五代目火影就任を勧めるが乗り気ではない。そこに再び大蛇丸が迫る。
[編集] サスケ奪還任務
大蛇丸を退け綱手が五代目についたことにより、里はやっと冷静を取り戻そうとしていた。しかし、大蛇丸によって呪印を付けられてしまったサスケは己の宿命に苦悩する。
そんな中、サスケは大蛇丸の部下である音の四人衆と接触、大蛇丸の元へと誘い込まれる。ナルト、シカマル、チョウジ、キバ、ネジの五人は、サスケを連れ戻すため音の四人衆と交戦、重傷を負いながらも全員を倒すが、サスケと戦ったナルトは負け、サスケは大蛇丸の元へ去る。
謎の組織「暁」を倒すこととサスケ奪還のため、ナルトは自来也と二年半の修行に出る。
(漫画版ではここで一部が終わるが、アニメでは修行にでることなくこの後も一部がオリジナルストーリーで続く。)
[編集] カカシ外伝
(ジャンプコミックス27巻「カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~」)
はたけカカシが写輪眼を手に入れた過去について語られる。
上忍に昇格したカカシは、うちはオビト、リンとともにある任務に就いた。
[編集] 第二部
(ジャンプコミックス28巻から)
[編集] 風影奪還任務(デイダラ、サソリとの対決)
第一部の二年半後から始まる。暁が尾獣を手に入れるため行動を開始する。暁のデイダラが、砂隠れの里の風影になった我愛羅を倒し連れ去ろうとした。暁を追ったカンクロウが、デイダラと共に活動していたサソリのカラクリ人形の毒によって倒され、意識を失う。その後、砂隠れの里からの緊急のしらせが届き、ナルト達カカシ班が砂隠れの里へ向かう。途中砂隠れの里に戻るテマリと合流し、砂隠れの里を目指す。その頃、木ノ葉隠れの里では、ガイ班もカカシ班と同様の任務で派遣されていた。
砂隠れの里についたカカシ班は、サクラがカンクロウの毒を解毒し、カンクロウは一命を取り留めた。そして、カカシ班は砂隠れの里の相談役、チヨバアと共に暁のアジトを目指す。一方ガイ班は、カカシが口寄せした忍犬、パックンと共に川の国にある暁のアジトを目指していた。
そして、カカシ班とガイ班は途中暁の足止めを食らうが、アジトに到着した。トラップを破りアジトである洞窟の中に突入するナルトとカカシとサクラと砂隠れのチヨバアの前には既に尾獣と引き離されて死んでいる我愛羅と暁のサソリとデイダラしかいなかった。我愛羅の奪還のためデイダラを追うナルトとカカシ。サクラとチヨバアはサソリと対峙する。サソリの正体はチヨバアの孫で砂隠れの歴史の中で最強のカラクリ使いで、サクラとチヨバアは苦戦しながらもなんとかサソリを倒しナルトたちの後を追う。一方ナルトとカカシはカカシの万華鏡写輪眼のおかげで我愛羅の遺体の奪還に成功する。しかし、ナルトは尾獣を体内に内包し人柱力として生きる宿命と同じ境遇である我愛羅の死の怒りを砂隠れのご意見番であるチヨバアにぶつける。ナルトと出逢い考えや認識を改めていたチヨバアは自分の秘術を使い自らの命と引き換えに我愛羅の命を蘇生させる。目を覚ました我愛羅の周りには我愛羅を尊敬し敬愛する砂隠れの忍が我愛羅の救出のために集まっていた。
[編集] 天地橋任務~大蛇丸のアジトへ
我愛羅奪還を果たしたカカシ班。しかし、万華鏡写輪眼の影響でカカシはしばらく動けなくなっていた。代理でカカシ班の隊長に指名されたのは暗部の「ヤマト」と名乗る忍だった。さらに、サスケの補充として暗部の根から派遣された「サイ」と名乗る忍がカカシ班に加わり、サクラがサソリから聞き出した情報で大蛇丸のもとにいるサソリのスパイと接触することになる。しかし、何かに付けてぶつかるナルトとサイ。そんな状態で接触の時が来る。ヤマトがサソリに変装しスパイと接触する。そのスパイは大蛇丸の右腕のカブトだった。しかし、既にカブトに掛けられたサソリの術は大蛇丸に解かれていてヤマトは窮地に陥る。ナルトはヤマトを助けるために大蛇丸に挑む。その際に大蛇丸の言葉に触発されて九尾の力が目覚めて大蛇丸を追い詰めていく。その最中、サイは本来自分に与えられた任務のために動き出す。ヤマトは何とか九尾の力を押さえ込み、その最中にサクラに自分の正体を明かす。ヤマトは大蛇丸によって初代火影の遺伝子を組み込まれた実験体で今の木の葉の里で唯一木遁の術を扱え九尾の力を押さえ込むことのできる存在だった。
ナルトを回復させたカカシ班は大蛇丸のアジトに潜入する。そこでサイの全てをしるカカシ班。サイは三代目火影と敵対していたダンゾウの部下で、ダンゾウの命によって大蛇丸と結託して綱手の治める今の木の葉を潰そうとしていた。しかし、サスケとの繋がりを守ろうとするナルトとサクラを見てかつて自分が大切にしていた兄とのつながりを思い出しナルトたちに協力する。サイはナルト達よりはやく本来の暗殺対象であるサスケを接触しナルトとサクラの話をする。サイの元にナルトたちが来た時ナルトは2年半ぶりにサスケとの再会をはたす。しかし、そこにいたサスケはかつてのサスケとは違っていてナルトたちを本気で潰しにかかる。ナルトとサイとヤマトは全くサスケに歯が立たずに敗れていく。その中で九尾の妖孤はナルトに自分の力を頼るように言う。ナルトがそれを断ろうとしたときナルトの中にサスケが現れて九尾の妖孤を一時的に消滅させてナルトの中の力の正体を見極める。そして、全てを終わらせようとしたとき大蛇丸がそれを止める。そして、かつての友であるサスケはナルトたちの前から再び消えてしまう。変わってしまった友と自分の非力さを痛感したナルトは再び修行に入る。そこでカカシは螺旋丸以上の物凄い術をナルトに授けようと特訓させる。
[編集] 新たなる刺客
ナルト達が木の葉の里に帰還してまもなく雲隠れの里に新たな暁のメンバー「飛段」と「角都」が現われ、二尾の化け猫を宿した人柱力「二位ユギト」を倒し、拘束する。そのまま、彼らは次なるノルマの達成のため火の国に侵入し、高名な忍寺「火の寺」を襲撃。「守護忍十二士」の一人、地陸を倒す。
また、他国においてはデイダラと新たに暁のメンバーとなったトビがコンビを組み、三尾の大亀の捕獲に成功する。
暁が着実にその目的を達成していく中、新たな暁のメンバー「飛段」と「角都」が火の国に侵入したことを知った五代目火影綱手は新編成した二十小隊の精鋭達に彼らの抹殺を命じる。しかし、交戦した上忍猿飛アスマは彼らの術の前に敗れ帰らぬ人となる。師の敵を討つべく、元第10班のメンバーはカカシと共に再戦に臨む。 その頃、ナルトは新しい術を身につけるための修行が最終段階を迎えようとしていた。
[編集] アニメオリジナルストーリー・映画
以上で、作品の核心的な内容についての記述は終わりです。
[編集] 登場人物
暁メンバーは、暁 (NARUTO)を参照。
以下は、主な登場人物と声優である。
- うずまきナルト - 竹内順子
- この物語の主人公。四代目火影によって九尾を封印された子供だが本人はそれを知らされていなかった。
- うちはサスケ - 杉山紀彰
- ナルトと同じカカシ班のメンバー。ある事件でほぼ全滅したエリートうちは一族の生き残り。
- 春野サクラ - 中村千絵
- 同じくカカシ班のメンバー。サスケのことを想っている。
- はたけカカシ - 井上和彦
- ナルトたちの教官となる上忍。里でも有数の実力者。
- 火影(三代目火影・猿飛) - 柴田秀勝
- 木の葉の隠れ里の長。すでに高齢。
- 我愛羅 - 石田彰
- 砂隠れの里の下忍。砂を自由自在に操る事ができる。
- 自来也 - 大塚芳忠
- 木の葉隠れの里で名を馳せる「三忍」の一人に数えられる。四代目火影の師匠で後にナルトの師匠となる。
[編集] 用語
- アカデミー
- 忍者を養成する学校。二代目火影によって創設される。
- 人柱力(じんちゅうりき)と尾獣(びじゅう)
- 人柱力とは世界に九体存在した魔獣を体内に封印された者。魔獣は尾獣とも呼ばれ圧倒的なチャクラを持つ。人柱力は、体内の尾獣と共鳴し、人知を超えた圧倒的な力を発揮するが、その力を恐れられ、集団から追いやられる傾向が強い。ナルトや我愛羅はこれにあたる。我愛羅は暁により守鶴を抜かれ絶命するが、チヨの転生忍術により復活した。ほかにも何体かの人柱力が暁によって倒されている。尾獣の詳細は尾獣(びじゅう)を参照。
- 暁(あかつき)
- 尾獣を狙う謎の組織。詳細は、暁を参照。
[編集] 作品の人気
NARUTOの人気は連載開始当初から好調に伸び、連載中の週刊少年ジャンプ作品の中では「ONE PIECE」等と並ぶ主要作品となっている。コミックスの売り上げでも、「ONE PIECE」に次ぐ。
またアニメ版について、日本国内にも増して海外では極めて人気が高く、既に2000年代を代表する作品として認知されている。主人公のナルトは「ニューズウィーク日本版」(2006/10/18号)の特集「世界が尊敬する日本人100」に選出された。
[編集] 世界観
この作品の舞台となるのは中近世の日本をベースに、現実世界における現代文化をミックスした架空の世界である。後述の忍者の位置付けと共に既存の忍者漫画とは一線を画す独特の世界観を構成している。
- 言語はほぼ現代語と同等の日本語が用いられ、時代劇のような格式ばったものではない。外来語も頻繁に用いられる。
- 衣服は中近世の着物が基本。忍者の忍服は従来の鎖帷子をアレンジした型と、ナルトやカカシのようなサバイバルウェア型が混在する。
- 忍術が機械の役割を果たしている(例えば消防には水遁が用いられる)ため、機械文明はさほど発達していない。
- 通貨の単位は両。
[編集] NARUTOにおける忍者
この作品は、作中の忍術が一種の超能力として描かれている、「忍者」という設定や忍術の位置づけがバトル漫画としての味付け程度でしかないといった点で純粋な忍者漫画であるとは言えない。しかしながら、作者が海外物のエンターテインメント作品に見られるニンジャ・アクションを意識している、とも考えられ、実際に「自己主張の強い『忍者』たちが派手な技でバトルする」という娯楽性重視の世界観が作品に魅力を与えている。
「ニンジャ」の神秘性を分かりやすくデフォルメしたこの作品は、海外において、日本国内では後塵を拝している「ONE PIECE」以上の人気を博しているが、逆に言えば、この作品が外国人の忍者に対するイメージにさらなる誤解をあたえる可能性は否定できない。
[編集] 忍者の能力
- チャクラ
- 「身体エネルギー」とは、人間の身体を構成する膨大な数の細胞一つ一つから取り出すエネルギーのことをいい、「精神エネルギー」は、修行や経験によって蓄積したエネルギーのことをいう。これらは「チャクラ」と呼ばれる(他の漫画で言う気やハンター×ハンターの念の様な物と考えてもらえると分かりやすい)。「身体エネルギー」と「精神エネルギー」を練り上げて(「チャクラを練る」という)、術者の意思である「印」を結んで(組んで)、忍者は術を発動することができる。
- 術
- 忍者が繰り出す忍術、体術などの総称。詳細は、NARUTO -ナルト-の術を参照。
- 業
- 忍者はいかなる場所でも突き進まなくてはならない。そのため、チャクラを利用し、どこでも進める業と言う技がある。(崖登りの業・水面歩行の業・・・等)
[編集] 忍者の分類
- 上忍、特別上忍、中忍、下忍
- 忍のランク。ランクによって任される任務が変わる。木ノ葉隠れの里ではアカデミー卒業により下忍になり、中忍試験に受かることで中忍になる。特別上忍は抜擢方法が不明。上忍になる方法はその国の長、上忍達等による推薦または要請。
- 例としてナルトは下忍であり、カカシは上忍である。
- 医療忍者
- 術により医療を行う忍者。有名な医療忍者は、五代目火影・綱手など。
- 暗部
- 正式名称・暗殺戦術特殊部隊。特殊な任務をこなす影の部隊。木ノ葉隠れの里には、暗部養成部門「根」が存在した。
- 抜け忍
- 里を抜けた自らの目的のために生きる忍者。抜け忍となった者達は里から割り振られる仕事がないため、自ら暗殺・ボディガードなどの仕事を受け仕事する。追い忍と呼ばれる抜け忍を追跡し抹殺することを専門とする忍もいる。
[編集] 基本装備
- クナイ、手裏剣
- 実際の忍者の使用法通りに使用する。
- 額当て
- それぞれが所属する里のマークをついた額当てをつけている。ただし必ずしも額に巻いてはいない。なぜ全ての里で額当てをマークとしているかは不明。
- 起爆札
- 衝撃で爆発する札。各国の忍者が使用している。
- 巻物
- 口寄せの契約などに用いる。また武器を出すこともできる。
[編集] 国・里
忍は抜け忍を除き里に属している。隠れ里は里に来た依頼を受け忍を派遣する。依頼内容にもレベルがあり、内容によって派遣される忍者のレベルが変わる。忍者は通常数名のチームで派遣される。
ナルトの世界では主に忍者同士の戦いが描かれ、忍者以外の者との戦いは描かれていない。国というものは存在しているが、隠れ里以外の国の持つ軍などの戦闘組織などは描かれていない。
それぞれの隠れ里は、国に一つずつありそれぞれ国全体を勢力圏としている。そのため、国の力というのはその国の忍者の里の力に大きく依存している。
隠れ里同士はかつては大戦に見舞われたが、第一部開始時点では表面的には友好関係を保っている。戦争時には国は里に頼るしかないが、平和な時代が訪れたため里の力は小さな里を中心に弱まり始めている。
火の国、水の国、雷の国、風の国、土の国の5つの国は特に大きな力を持ち五大国と呼ばれる。
五つ国の里の長(火影、水影、雷影、風影、土影)は「五影」と呼ばれ、全世界何万の忍の頂点に君臨する存在である。
隠れ里では、忍者だけではなく多くの一般の人も住んでおり商売をするなどして暮らしている。
[編集] 火の国(木ノ葉隠れの里)
ナルトやカカシの所属する木ノ葉隠れの里を持つ五大国最強の里である。地形的には森林の描写が多い。
木の葉の隠れ里の長、火影は第一部開始時は三代目・猿飛。四代目は九尾を封印する際にすでに死んでいる。第一部途中に三代目が大蛇丸に殺されてからは、五代目・綱手に変わっている。
二部からは20小隊に隊が改変されている。
- 伝説の三忍
- 木ノ葉隠れの里出身の自来也、大蛇丸、綱手の三人のこと。その力は五影に匹敵するともいわれている。大蛇丸はすでに里を抜けて音隠れの里へ。
- 守護忍十二士
- 火の国の大名を守る十二忍の忍者。現在分かっているのは猿飛アスマと地陸だが、地陸はすでに暁の飛段に倒されており、後にアスマも殺された。
- うちは一族
- 木の葉の隠れ里のエリート一族。動体視力と相手の忍術をコピーできる能力を持つ写輪眼の血継限界を持つ。
- しかし、イタチにサスケ以外の全てが惨殺された。このためサスケは兄イタチに一族の復讐を誓っている。
- 日向一族
- 同じく木の葉の一族の一つ。透視能力や写輪眼以上の動体視力を持つ白眼の血継限界を持つ。
- 一族には宗家と分家があり、ヒナタは宗家の出身だが五歳年下の妹ハナビにも劣るとされ、一族は次女ハナビが継ぐ方向。ネジは分家の出身である。
- 分家は宗家のためにあるとされており、分家の者は「籠の鳥」を意味する印を額に刻まれる。その印を刻まれた者は宗家の者の意思により殺すことさえ可能。そしてその者が死んだときには、白眼を封印し血継限界の秘密を他国に漏らさないようにする。
- 油女一族
- 蟲使いの一族。自分自身のチャクラを餌に体内に蟲を飼う。
- 鞍馬一族
- アニメに登場。かつては木の葉の一代勢力だったが、現在は衰退している。幻術を得意とする。
- ラーメン一楽
- 物語に頻繁に登場するラーメン屋。木の葉隠れの里にある。同名のラーメン屋が福岡市に実在し、作者が大学生時代に通っていた店である。
- 死の森
- 第44演習場の通称。中忍試験の会場となった。
[編集] 風の国(砂隠れの里)
砂隠れの里を持つ国。地形的には砂漠が多い。砂隠れの里は木の葉隠れの里と同盟を結んでおり、中忍試験を共同で行っている。
砂隠れの里の長、風影は第一部開始時四代目。第一部途中に大蛇丸に暗殺されていた。第二部開始時には我愛羅が五代目に就任している。暁のサソリはこの里の抜け忍。
[編集] 水の国(霧隠れの里)
水影を長とする霧隠れの里を持つ。作品の舞台としては未登場。霧隠れの里のかつてのアカデミー卒業試験は殺し合いをするという過酷なものだった。
- 霧の忍刀七人衆
- 霧隠れの里の実力者7人。現在登場しているのは、干柿鬼鮫、桃地再不斬、黒鍬雷牙(アニメのみ登場)だが、三人ともすでに抜け忍となっている。
[編集] 土の国(岩隠れの里)
土影を長とする岩隠れの里を持つ。作品の舞台としては未登場。暁のデイダラはこの里の抜け忍。
- 上水流一族
- アニメのみに登場。蜂を操る力をもつ。
[編集] 雷の国(雲隠れの里)
雷影を長とする雲隠れの里を持つ。作品の舞台としては未登場。二尾を封印されていた二位ユギトが暁に倒されている。
[編集] その他の国・里
- 田の国(音隠れの里)
- 大蛇丸が支配する音隠れの里を持つ。
- 波の国
- 忍の里を持たない小国。一部序盤に、桃地再不斬と白とナルト達が戦った舞台。
- 草隠れの里
- 木ノ葉隠れの里と共同で中忍試験を行っている。里の詳細についてはは不明。
- 川の国(雨隠れの里)
- 木ノ葉隠れの里と供に中忍試験を行っている。里の詳細については不明。
- 滝隠れの里
- 暁の角都の出身の里。長はシブキ(ジャンプフェスタ2004のアニメから)
[編集] アニメオリジナルの国・里
- 陽炎の里
- アニメに登場。かつて木の葉と戦い敗れた里。
- 海の国
- 里を持たない小国。海魔編に登場。
- 星隠れの里(熊の国)
- 星影を長とする忍者の里。熊の国の国境付近に位置する。近年、長年戦力増加に使われ、初代星影が見つけたチャクラを増大する特殊な隕石が戦闘により壊れてしまった。新しい戦力増大のための政策を練っている。
- 雪の国
- 映画第一弾、劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!の舞台。
[編集] メディア展開
- NARUTO -ナルト- (アニメ)
- テレビ東京系列で2002年から放送されている。また、劇場版も3作まで製作されている。
- オー!NARUTOニッポン
- 2003年から放送されている、ナルトをテーマにしたラジオ。
- NARUTO -ナルト- (ゲーム)
- テレビゲームは10作品以上あり、カードゲームも販売されている。
[編集] 舞台
2006年5月、東京・大阪にて、ミュージカルとイリュージョン(大規模なマジック)を融合した“忍者イリュージョン”として戯曲化。
主要キャストはジャニーズ事務所の所属ユニット・ミュージカル・アカデミー(MA)。
イリュージョン演出はプリンセス天功(プリンセス・テンコー)、脚本・演出はきだつよしが担当した。。
- 東京公演は、5月4日~14日。五反田ゆうぽうと簡易保険ホール。
- 大阪公園は、5月19日~21日。シアターBRAVA!。
登場キャラクター・キャスト
- うずまきナルト - 屋良朝幸
- うちはサスケ - 町田慎吾
- 春野サクラ - 三倉茉奈、三倉佳奈
- はたけカカシ - 岩崎大
- 我愛羅 - 米花剛史
- 綱手 - 愛華みれ
- 不知火ゲンマ - 平田広明
- 一楽店長テウチ - 尾藤イサオ
以下はオリジナルキャラクター
[編集] 小説
すべて集英社・JUMP jBOOKSから発売。著者は、日下部匡俊
- NARUTO -ナルト- 白の童子、血風の鬼人
- ISBN 4-08-703121-7
- 序盤の白、桃地再不斬までのノベライズ。
- NARUTO -ナルト- 滝隠れの死闘 オレが英雄だってばよ!
- ISBN 4-08-703135-7
- ジャンプフェスタ2004のアニメをノベライズ。
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!
- 劇場版脚本 - 隅沢克之
- ISBN 4-08-703143-8
- 劇場版第一作のノベライズ。
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ!!
- 劇場版脚本 - 川崎博嗣・宮田由佳
- ISBN 4-08-703158-6
- 劇場版第二作のノベライズ。
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 大興奮! みかづき島のアニマル騒動だってばよ
- 劇場版脚本 - 都留稔幸
- ISBN 4-08-703170-5
- 劇場版第三作のノベライズ。
[編集] 参考書籍
- NARUTO秘伝・闘の書 - キャラクターオフィシャルデータBOOK(集英社・ISBN 4088737342)
- NARUTO秘伝・兵の書 - オフィシャルファンBOOK(集英社・ISBN 4088733215)
- NARUTO秘伝・臨の書 - キャラクターオフィシャルデータBOOK(集英社・ISBN 408873288X)
[編集] 外部リンク
週刊少年ジャンプ連載中の漫画作品 |
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