ピューと吹く!ジャガー
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『ピューと吹く!ジャガー』（ピューとふく! ジャガー）は、週刊少年ジャンプ誌上で2000年より連載中のうすた京介作のギャグ漫画。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
スター養成校・ガリクソンプロダクション（通称ガリプロ）でふえ科の講師になった、謎の笛男・ジャガージュン市と、ギタリスト志望だが、成り行きでジャガーさんに笛科に入れられた「ピヨ彦」こと酒留清彦、そして楽しい仲間達が繰り広げるギャグ漫画。
独特のギャグセンスで人気がある。読者よりタイトル画を募集しており、ほぼ毎号掲載している。この作品は原則的に掲載場所が巻末であり、毎週6～7ページの短編という特徴がある（そのためコミックス化は半年に一回。また他の漫画より空きページが増えるため「うすたのひとこと」という作者のコメント、イラスト等の書き下ろしページが多い）。コミックス巻数が作者の連載漫画で初めて2桁を突破した。
2004年3月、コナミから、プレイステーション2向けのゲーム『ピューと吹く!ジャガー 明日のジャンプ』（初回限定版にはがっかりDVD付録つき）が販売された。
人間の嫌な部分や痛々しい部分を掘り出して笑いのネタにしている傾向が強く、屁理屈をこねて自分を正当化する人間の脆さ等が、笑いを呼んでいる(ハマー、ジョン太夫などが代表的)
時々、ギャグの一つとして本編と無関係なストーリーが突然に掲載される。絵柄や展開もわざと稚拙・不条理にし、スクリーントーンも張らない事も多い。これが数話続くこともあるが、コアなファン以外には不評な実験作といった受け取られ方をしている。
[編集] 登場人物
※キャストはドラマCD及びゲーム版のもの
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修正依頼 | この項目は、冗長でまとまりに欠けるため、修正・推敲を広く求めています。 |
[編集] ふえ科メンバー
- ジャガージュン市 （ジャガージュンいち）（声:藤原啓治）
- 本編の主人公の一人。謎の笛吹き男。ガリプロのふえ科の講師で、この名前はれっきとした本名。傍若無人な性格で常に周囲を振り回している。友人（？）のピヨ彦に笛を吹かせるのが望み。体質や言動が人間離れしている。年齢不詳。免許は無いがバイクを運転出来る。
- 横線が幾つも並んだ様な目と常に逆立った（ドライヤーの代わりに足踏み式のポンプで立てている）赤毛が特徴。後述の過去のため、幼少期の記憶があまりない。全然両親に懐かなかったが（凶暴で両親を殺そうとしたほど）、徐々に打ち解け、間池留が溺れたジャガーを助けたことから心を開き、笑顔を見せるようになった。
- 如意笛という如意棒のように伸び縮みする縦笛を持っている。笛の穴の形に開いた服を着ているが、いつも自然に破れ、この形になるとのこと。肌着には胸部に二つ穴が開いている。過去のトラウマから歯医者が唯一の弱点。作者の代表作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の主人公、花中島マサルと共通点が多い。
- その正体は、後述する悪の組織「そふとくり～む」に造られた存在であり、現にその組織から狙われているが、本人は今のところ相手にしていない。
- それでも組織に開発された笛の技術は圧倒的で、普通の演奏は勿論、エレキギター、ドラム、オージービーフ（？）などの音色を出し、さらに笛を聞かせることで、「曲の情景を鮮明なイメージとして見せる」という特殊能力を持つ（高まった時には守護霊のような物も出せる）。この能力は、ほかの団員と比べるとかなり万能（というか何でもあり）である。また、実はピヨ彦以上のギターの腕も併せ持ち、ギターでも能力は使える。マグロ丼が好物。
- 基本的にボケキャラだが、マサルに比べると多少常識があるのか突っ込みに回ることもある。
- 酒留清彦（さけとめきよひこ） （声:金丸淳一）
- 本編の主人公の一人。通称ピヨ彦。つっこみ役（主にジャガー）ギタリストを夢見て上京(実家は「ギリギリ都内」にあるらしい)するも、何故かジャガーに気に入られてしまい、ふえ科在籍。ガリプロの生徒が住む「ガリ寮」でジャガーと同部屋（屋根裏にはハマーが住んでいる）。初登場時17歳。
- 笛職人の息子だが、とあるトラウマにより笛と決別。ギターの腕は普段だらけている割に上達しているが、運が無いため現状維持となっている。初期はハマーと仲のいい一面も見られたが、ハマーのダメ人間化とともに険悪に。最近、特に山田サヤカを巡っての争いで反感を抱いている（あまり敬語を使わなくなり露骨に見下している。ハマーは清彦を「ピヨちゃん」等と呼び逆に見下そうとしている。）。
- 一人になるとテンションが上がる性格。その時に２、３ヵ月分のストレスを発散させている。（皮肉にもそのお膳立ては、最大のストレス要因であるジャガーがやっていたのだが）
- ジャガー同様、容姿と突っ込み方等が作者の代表作『マサルさん』のフーミンと若干似ている。（ドラマCD及びゲーム版のキャストも同じ金丸。）しかし完全ツッコミのフーミンと違い、多少ボケを行うことがある。
- 浜渡浩満（はまわたりひろみつ） （声:小西克幸）
- 通称ハマー（その他「ブタ｣、「ウジ虫野郎」、「フナムシ」、「ブタムシ」）。元ガリプロ・ヒップホップ術科講師で「ヒップホップ術」を教えていた。一人称は「拙者」。口癖は「YO」「～でござる」「○○殿」（初登場時は「エンプティー浜」と名乗った）。1975年6月6日生まれで、初登場時26歳。「さんずい」（部首）の多い名前。
- 忍者風の頭巾と面当て、黒のダウンジャケットをいつも身につけている（ジャケットの中にはクワガタ、乾ききったハム、卓球セットなど様々な物が入っていた）。ヒップホップ科が廃科になった後はジャガーらと行動を共にし、ガリ寮の屋根裏に暮らす。（ヒップホップ科が廃科になったためふえ科が出来た）。ちなみにこの屋根裏部屋への出入り口は屋根と203号室の天井の計二箇所にあり、エアコン完備で水道も通じている。（むしろジャガー達の部屋よりもグレードは高い）
- どこでどう捻じ曲がってしまったのか不明だが、キャラ的な特徴として、しつこい、うざい、卑怯、くさい、変態、汚い、ストーカー、嘘をつく、大人気ない、おしつけがましい、調子をこく、しったかぶり、意志が弱い、ナルシストなどが挙げられる。まさに好かれる要素を探すのが難しいくらいのダメ人間である。ハミデントランキングでは「セロテープ以下」でいつもぞんざいに扱われている。女好きでストーカー行為も多いため、会う女性のほとんどから忌み嫌われている。学校では主に眉毛を抜いている。
- かつて私立オリハルコン第二中学というなかなか頭の良い学校に入学するも、進級するにつれて落ちぶれ、高校入試を一浪後、「アレクサンダー流忍者学園」という校長が外国人の胡散臭い学校に入学し忍術を学ぶ（家系ではない。自分が使う忍術は「アレクサンダー流」を名乗る）。初期は忍者らしい技（十字手裏剣「ヨーメラン」など）も多用したが、鈍感でいくら殴っても眠りから覚めない無用心さ。
- さまざまな忍術を使え、特に初期には暴漢をあっという間に片付けたこともあった。
- 初期はまだまともな方で、ジャガーに「恋のしかたを教えて欲しい」と正直に言うなど純真な部分もあったが、芸能界入りをした頃からやたらと嫌味ったらしい所が増え始めた。
- 大物音楽プロデューサー、つん子の目に留まり、「浜～」として『なんかのさなぎ』でＣＤデビュー。『つん子 with JJ』としてジャガーがつん子と共にプロデュースしており、ダメ人間をターゲットにした楽曲。予想以上にダメ人間が多かったのか（作中登場人物はほぼ買っている）、20万枚の大ヒット、オリコンチャート9位。ジャガーの力が大きいものと思われる。後にハマー自身が作詞したセカンドシングル『サクセスしたけりゃ黙ってオレについて来い そう オレが浜～だ！』は全然売れず、引っ越したばかりの高級マンションの家賃滞納により追い出され、また屋根裏で暮らしている。現在芸能活動休止中。
- 2005年の間、バツゲームであだ名がフナムシに(実際『ブタ』と合わせて『ブタフナ』)。また、高菜からは一度も言った事が無いにもかかわらず「ニンニン」が口癖だと思われており、「ニンニン言う人」と呼ばれている。
- CGアイドル、「G子」の大ファン。ファン繋がりでビリーとも仲がいい。
- 最近はその陰湿さからビューティー田村と共感し、互いにいがみ合いながらも惹かれあっているらしい。
- 仲のいいビリーに誘われてお笑いコンビを結成した。ちなみにネタはスピードワゴンに似た「甘い」ネタだが、言っている本人が微妙なためお世辞にも面白いとはいえない。ちなみにハマーがボケ役でビリーが突っ込み役である。
- 白川高菜（しらかわたかな）（声:笠木泉）
- ガリプロ・アイドル科に所属していた、ひきこもり気味の18歳。極度のあがり症で、人に話掛けられると恥ずかしさをごまかすため、相手を罵ったり殴りつけたりする。ある意味度の過ぎたツンデレ。ふえ科のメンバーでは、ジャガーには（ピヨ彦にも若干）気を許しているようだ。時折ジャガーに密かに想いを寄せているそぶりを見せる。インターネットと釣りが趣味。バスフィッシングは玄人はだし。ふえ科でもたまに木を削ってルアーを手作りしている。絵もなかなか上手（ふえ科で同人漫画誌「タオル」を作った際、画力・完成度共に四人の中でトップレベルのものを描いていた）だが、高校時代は暗い絵を描いていた(最近描いたという猫の絵もかなり暗い)。
- 「チムリー」「夢～眠（む〜みん）」など48のハンドルネームを持ち、ネットアイドルとしても活動する。フリフリのドレスを着るのが夢で、アイドルを目指しているのも、そういう服を人前で堂々と着られるからである。ネットアイドル「チムリー」のファンの一人にハマーがいる（高菜だとは知らない)。ネット部屋で企画した写真撮影会でのトラブルからネット部屋を一時閉鎖。その後再開するも、復帰後のランキングではかなり下の方。ガリプロの社長であるガリクソン増岡に演技力など様々な面で気に入られた模様(実際には演技ではなかったが)。
- 「oh！ウルトラママン」の監督、セーヌ平松監督とヨーグルトのCMを製作したことがあるが、過激な内容であったため、放送中止になってしまう。
- 高幡不動（たかはたふどう）
- 世界で有名なリコーダーメーカーの社長の息子。有名な音楽大学に進学したが、ジャガーが出演した番組「楽しい笛」（ジャガージュン市の項参照）を見て衝撃を受け、一念発起してふえ科に入る。一応まだ半人前の為、「仮パン」と呼ばれる。
- 金ののべ棒をためらいもなくプレゼント出来る大金持ちで自宅も高級マンション。存在感が薄く、ピヨ彦にまで「もう誰でもいいよ！」と言われるほど。本人がいない間にジャガー達に「しゃっく」と言うあだ名と、うろ覚えのイメージを作られた。笛の腕と肺活量は確かなものだが、ピヨ彦曰く「とにかく自分を追い込む」性格のため、情熱溢れるあまりの一人合点な勘違いが多く、その度に痛い目にあう不憫なキャラクター。
- なお、高幡不動は実在する東京都日野市の駅名。コミックス7巻の空きページで作者が上京して最初に住んだ所（高幡不動尊のある日野市）と説明している。
[編集] サブキャラクター
- 間池留（まいける）
- ジャガーの「父」だが血の繋がりはない（後述）。見るからに外国人でカタコトで話す（ジャガーは「漢字だから日本人だ」と言い張っている。帰化したとも考えられるが）。
- 体が透けており、壁のすり抜け、お経や塩をまかれ蒸発（＝成仏）しかけ天井のシミになるなど、見たまんま幽霊（ジャガーは頑なに否定する）。おそらく飛行機の墜落事故によって死亡したものと思われる。ハメ次郎の家に来たときに幽霊扱いされたがジャガーは父＝幽霊を否定するために顔を溶かして見えないようにしながら「ジャガーの父だ」と言わせる前に彼を封印したことがある(オチで出てきたが、ハメ次郎にはつっこまれず)。
- 過去秘密結社そふとくり～むの研究員だったが、配下として育てられようとしていた子供達全員を逃がした。その内、最も小さかったのがジャガーであり彼の父代わりになった。
- ママン
- ジャガーの母だが、まだ一回（しかも回想シーン）しか登場していない。目が昭和の少女漫画チック。
- 酒留父字郎／ハメ字郎（さけとめちちじろう）
- ピヨ彦の父。笛職人。初期は会社員との兼業だったが、ピヨ彦のアドバイスで改良を加えたオリジナルの笛（珍笛）が若干売れるようになり、現在脱サラし、笛職人を本業にして生計を立てている。珍笛専門店「ピヨひこ堂」（ピヨ彦が製作者扱いされ、名前も無断使用）を経営。
- かつて笛業界で名工と呼ばれていたが、『ひずみ』シリーズなどの珍笛制作販売により凄まじい非難を浴びる。しかし一部で人気を博し、『笛界のパブロ・ピカソ』と称されるカリスマとなった。ファンクラブもあり、『ちちぶえ』なる会報（918ページの分厚さで、最高部数6部）も発行されている。自宅に笛工房がある。
- 気分によって顔や態度が露骨に変わる。職人時は男らしいが、会社員時はすだれ頭に眼鏡が現れ、気弱な姿はダメ社員そのもの。
- ジャガーと意気投合しており、ハメ次郎（「ハメ」は「父」を分解したものと思われる）呼ばわりを許している。週2回電話する仲である。一方、実の息子はあだ名で呼び、現在仕送りもしていない。ピヨ彦には後を継ぐよう望んでいる。便座カバーは着けないのがこだわり。ここ最近は全く仕事をしていなかったが、生活苦のあげく山から取ってきたキノコを食べてトリップ状態に陥り、その状態で凄まじい出来の珍笛や本格派の笛を作り上げた。
- 酒留母江（さけとめははえ）
- ピヨ彦の母。あまり登場しない。ハメ字郎の奇行に文句一つつけずに見守る。
- 山田サヤカ（やまださやか）
- ピヨ彦が製作した（と設定されている）珍笛のファンでピヨ彦堂に入り浸っている。結構かわいい。ピヨ彦とハマーに好かれている。「山田」の苗字は単行本の空きページが初出で、作者曰く「こんなに出すつもり無かったから考えてなかった。もう山田でいいや」らしい。一回だけハメ字郎の気転で動物園でピヨ彦とデートをしたが、ハマーとビューティ田村に汚い妨害をされた(が、結果的にはハメ次郎とジャガーの手によってペアルックになり、二人とも「今日は楽しかった」と言いながら帰って行った)。現在ピヨ彦との仲はバレンタインデーやホワイトデーにチョコレートを贈ったりお返しをしたりするまでに進展している。おそらく本作では一番正常な人物。8巻時点で20歳。今風の女子大生であるが、作者が不慣れなためかお洒落な服を着せてもらえない。
- 夢ノ森眠都（ゆめのもりみんと）／ハミデント・眠都／ハミィ（ハマーのみ「ハミ郎」「ハミ夫」「ハミ沢」「ハミの下」など）（声:持山優美）
- ビリーが所有していたロボット。元はビリーの姉が300万円で購入してきたもの。飽きてゴミ捨て場に捨てられていたのをビリーが拾った。その後ジャガーがクワガタ（「ヒトクワガタ」と言う名を付けられ、珍種だと勘違いされた）と間違えて取って来た。その時すでにビリーの姉によって「眠都」という名を貰っていたが、新たなご主人たまと認識されたジャガーによって「目クソ」「トラウマ先生」等様々な名前をつけてもらい、最終的には足から何かはみ出ていたために「ハミデント」という別名をつけられる。愛称は「ハミィ」。
- 攻撃力が高く、空も飛べ、足のつけねからコードを出して電流を流したりする。また「本人のガマン次第」ではギリギリ3000度の高温にも耐えられるが、実際はヤカンあたりで精一杯のようである。金持ちの子供のランドセルや自動販売機のお釣の取り出し口にご飯をぶっこむのが日課。信用する人でランキング（『ハミデントランキング』という）を作り、一番上の人を「ご主人たま」と言って慕う。大体1位はジャガーで、その後ピヨ彦、ビリー、自分とつながっている（ピヨ彦とはほとんどからみが無いが、ジャガーと親交が深いのを見て上位につけているようだが、ピヨ彦とはイヤイヤ話を合わせていたらしい）。ビリーは一時期自分より下位に置いていたが、それでも世話を焼いてくれていたので、いつの間にか上位に戻っていた。ハマーは一時93位（セロハーンテープよりも下）まで落ち、顔も覚えられておらず、上がっていないどころか、最近では完全にゴミ虫扱いしている。ビリーが公務員の国家試験を受ける間ハマーが預かっていたが、ハマーが育児放棄したため、後にみるくが預かった。
- 性格は子供のそれを強調したようなメンタリティで、役に立つ人、女性など（例；「病弱美少女めぐみ（後述）」）には露骨に媚びる。お金にも汚い（ジャガーの妙な教育も影響している）が、妙に現実的で具体的(『道端にどーんと3万円くらい落ちてねぇかな』のセリフ等)。あやしい研究所に仲間のロボットと共に出入りしており、現在背中に持ち手が付き、持ちやすくなっている（本人はこの持ち手が嫌らしい）。
- ビリー（声:うえだゆうじ）
- 本名不明。堅いリーゼントとグラサンが特徴の男（初期に「ビリーゼントアタック｣という技をもっていた）。初登場時はジャガーと対決したが、自慢のリーゼントをフサフサにされて敗走。ガリプロに所属しており、ガリ寮に住んでいた。ジャガーとピヨ彦の部屋（201号室）の隣人。外見は一昔前の不良だが、ハミィを引き取るなど、心優しい青年。暴走族の行為をパントマイムで表現する「パントマイム爆走研究会」に所属していたが、「眠都」を一人ぼっちにさせないために「けじめ」の儀式を経て退会。
- ガリプロを辞め、公務員を目指していたが、国家試験に落ちてヤケになり、悪徳業者の見習いになった。しかしCGアイドル「G子」という共通の趣味があるハマーに叱責され、更生。リーゼントから普通の髪型となり地味に可愛い彼女がいる。今はどういうわけかリーゼントに戻し、お笑い芸人を目指してる様子。
- ジャガーには全く覚えられていないらしく、「ビニー」や「シミー」と呼ばれている。
- 芸人ライブで影響を受けハマーをお笑いコンビに誘う。ちなみに突っ込み役である。
- ハミデントランキングでは、一時は眠都よりも下に位置づけられていたものの、親切に接していたためかいつの間にか上位になっていた。
- 乙女心ゆれ子（おとめごころゆれこ）
- ビューティ田村（びゅーてぃたむら）
- 七星みるく（ななほしみるく）
- ガリ寮の隣に住む一人暮らしのおばあちゃん。正月に『死んだふり健康法』などという怪しい健康法を行っていた際、ジャガーとピヨ彦が本当に死んでいると勘違いした。その後おせちをジャガー達に食べさせ、お返しに無我野喬至のセミナーに行かせてもらった事から交流が始まった。
- ハマーが育児放棄したハミィを預かってくれている。なお「七星みるく」はジャガーが勝手に付けた名であり、本名ではないと思われる。だが本人も最近、自分を「みるく」と言いだした。
- たまたまビリーが「パントマイム爆走研究会」の先輩に誘われて始めようとしていた悪徳商法の商品を押し売りに来て、ハマーが育児放棄したことがすべてばれた。その仲裁に入り、最後は和解した。意外にもかなり強く、死線をくぐり抜けてきたかのような凄みを持っている。
- つん子
- 大手レコード会社の大物音楽プロデューサー。スターになりそうな子がいると「つん子でぇーす!!!」と叫びながら鼻と耳から血を出す（「つん子レーダー」と呼称される）。つん子レーダーはハマー・ザ・グレートに反応せず、ダメな方のハマーに反応。どうやったらハマーをプロデュースできるのか分からず戸惑っていたが、ジャガーの発想に感動、「なんかのさなぎ」を共同制作。その後もジャガーとは親交がある。
- つんく♂のパロディ。
- めぐみ
- 病弱な美少女。ハミィと友達になったが、その事を知ったハマーがハミィを利用して近づこうとする。しかしハミィがハマーと出会った際にわざと機能停止し、昔のテレビのように叩けば直ると思ってハマーが頭を叩いている所を目撃し、ハマーを「黒豚野郎」と形容し警察に通報しようとした（ハマーは最終的に変態おじさんとして連行された）。
[編集] 「ジュライ」メンバー
- ポギー／保木渡流（ほぎわたる） （声:真殿光昭）
- ビジュアル系３人組バンド「ジュライ」のメンバーだったが、ジャガーとのポエム勝負に敗れて(その得点差7万ベルトの大敗であった:ジャガー談)以来、道を踏み外す（具体的には、気でもふれた様な詞しか書けなくなった）。その後もジャガーと何度か関わる内に更におかしくなり、ジュライからも脱退。しだいにジャガー尊敬するようにもなった。現在は「ポギー司郎」、「保木井死郎」の名でおかしな扮装をしたり、悲惨なポエムを読んだり、怪談話をしたり、昔の知り合いのつてで生活してる。
- 現在は意外とネタが膨らまないのか、ジュライ達共々あまり登場していない。このキャラクターの回の始まりは「やぁみんな、ポギーだよ。」から始まる。
- アニソン／ 田尻（たじり）（声:千葉一伸）
- ジュライのメンバー。パブロフ加入後明らかに扱いが悪くなる。「パブロフの犬」扱い。
- 作者は自分に似ている登場人物としてアニソンを挙げている。
- スペツナズ／ 斎藤（さいとう）（声:天田真人）
- ジュライのメンバー。パブロフ加入後明らかに扱いが悪くなる。「パブロフの犬」扱い。
- パブロフ （声:志村知幸）
- ポギーの代わりにジュライへ加入したメンバー。後から入ってきたのに態度がでかいが、パブロフの曲の方が圧倒的に売れる。
[編集] 元・ホテルリバーサイド研究所（通称「そふとくり～む」）メンバー
- 音楽の力で世界を平和にしようと作られた組織・・・だが実際は幼い子供達を兵士（バンドメンバー）として改造し、全世界を洗脳する事が目的である。かつてのメンバー・間池留が「洗脳ハイケマセーン」と思い、血まみれになりながらも子供達を全員逃がした（その中で一番幼かったジャガーを間池留が保護した）。が、逃げた子供達を捕まえてまた復活しようとしているらしい。この組織の人間の特徴として奇抜な髪型･下に白いシャツ･上に黒い服･白いマフラー(ジャガーだけ服とマフラーの色が全く逆)･上の服には自分の楽器の形に穴が開く、楽器を演奏する事により特殊能力を使えるなどが挙げられる。
- ケミカルよしお
- そふとくり～むにいた子供の一人。通称「ケミお」。ピアニカの使い手。一度は逃げ切ったが歯裸熟で再び組織に捕まって洗脳された。「ピアニカマン」を召喚する能力（他のメンバーと違い特殊効果は無い）を使いガリ寮を強襲、反逆者の間池留を処分しようとしたがジャガーに倒され、洗脳を解かれた（正確には上書き洗脳された？）。ジャガーと同じく、穴の開いたピアニカの鍵盤の様な服を着ている。現在ジャガー達と同じくガリ寮に住んでいる（ジャガー達の隣の、元々はビリーが住んでいた部屋）。キム公、ピヨ彦とTVゲームを楽しんだりしているため、この2人とは結構仲が良いと思われる。
- キングダム公平／キム公
- そふとくり～むのリーダー。ドラムの使い手。組織の強引なやり方を嫌い、乗り込んで説教し、帰ろうとした際、リーダーになってくれと頼まれ引き受けた。高幡不動を誘拐してジャガー達をおびき寄せ、高幡不動を電車に轢かせようとして、ジャガーらを脅すも、不動を見殺しにしようするジャガー達の極悪非道さには敵わず、自分で不動を助け負けを認める。
- 悪に徹しきれない性格で正義感が強く、己の信念を語りがちなのでうざがられている。現在はガリ寮の202号室に、洗脳が解けた元そふとくり～むのメンバーと共に住んでいる。趣味はRPG。
- ドラムの音を聞かせて人を操る能力を持ち、その性能だけならジャガーにも匹敵するが、ジャガー本人に術を満足にかける事は出来ない。音を聞かせれば操れるためピヨ彦曰く「最強じゃないのか」。
- 作者はハミデント眠都と容姿がかぶっている事を気にしている様だ。
- ペイズリー柄沢
- 元そふとくり～むメンバーの一人。テルミンの使い手。見た目が色黒でかなり怖い。洗脳が解けた他のメンバーと一緒にガリ寮に住んでいる。「時間の感覚を操る能力」を持ち、七時間をわずか数分に感じさせた。
- ファ○ク･ユー･ユー･ファッ○ン･ファ○ク卵／ランちゃん
- 元そふとくり～むメンバーの一人で紅一点。ハーモニックパイプの使い手。洗脳が解けた他のメンバーと一緒にガリ寮に住んでいる。TV好きで「みゅん」と可愛らしい語尾をつけて喋るが、台詞の内容はかなりキツい。「平衡感覚を狂わせる能力」を持ち、音を聞いた相手は立っていられなくなる。さらに、這いつくばった相手の尻を楽器の先端で掠めるように何度も引っぱたくことで攻撃する。
- コブラひさし
- しげみち
- そふとくり～むからの刺客。40歳。ヴィブラスラップの使い手。非常に言い訳がましい性格で、勝負に負け続けながらも、何かと言い訳して負けを認めようとしなかった。能力は「目が怖い」という、空中に大きな怖い目の様なモノが出現するだけの、相手をちょっとビビらせることしかできない能力。非常に弱い。時間が経つと青ひげがでてきて気持ち悪い。
[編集] その他のキャラクター
- 宇津久島福嗣／内海マークシティ／マーク（うつくしまふくし）
- ジャガーとピヨ彦の部屋の左隣に、ビリーが抜けた後引っ越してきた。タツノオトシゴのようなペイントを顔にしている。左側だけ剃り上げたようなロン毛だが、実はカツラでその下は坊主頭。なまりが恥ずかしくてあまり喋れず、短い単語をつないで会話している（その為、引っ越しの挨拶に来た際、ピヨ彦が不審人物と勘違いした。今では「日本語発音アクセント大辞典」を購入し、アクセントの練習をしている）。自己紹介をしたが滑舌が悪く、ジャガーたちから内海マークシティ（略してマーク）と呼ばれている。
- 故郷では純朴な青年で、地元の友人達の期待を一心に背負っている（何故か眼鏡をかけている）。その期待は彼の外見を見る限り、変な方向に向かってしまっているようだ。
- 名前の由来は福島県のキャッチコピー「うつくしまふくしま」から（アシスタントの平野正臣の出身が福島県であることも関係していると思われる）。
- 大きめロボガンニョム／ガンニョムおじさん
- ミッキキマス太郎
- ニャンピョウ
- 猫のような顔と鶏のような身体で、手と羽根が生えた生き物。「ピョウ」の由来はユン・ピョウらしい。オスは人間の大人よりも大きい。かなり人気があるらしく『ニャンピョウを見守る会』なる会もありジャガーもゴールデン会員であり、その人気からかぬいぐるみが市販されている様子である。しかしぬいぐるみと実物にはかなりギャップがあり、実物はとても渋い。
- 警戒心が非常に強く、ニャンピョウの間合いは「世界で最も危険な場所」と言われているらしく、そのため捕獲例・目撃例ともに少なく幻の珍獣とされている。デパートの屋上で一匹が見せものにされていたが、実は珍獣マニアに買われてしまった妹を助ける為、わざと捕獲されていた。うかつに手を出すと「メコッ・・」とされる。
- ゲーム化やぬいぐるみ化の話が舞い込んだ際、作者はニャンピョウや前述のハミィの色や細かなデザインを全く考えていなかったらしい。その為に面倒くさくなった作者が「(身体の色は)基本的に肌色メインで」と適当に答えてしまい、結果ニャンピョウやハミィはほとんど全身肌色になってしまった、と単行本の空きページで語られている。
- なお、ゲーム「明日のジャンプ」には彼(?)が主人公のミニゲーム「ニャンピョウのフエマイスター」が収録されている。
- 無我野喬至（むがのきょうち）
- 伴惰韻（ばんだいん）
- 三太夫セガール（さんだゆうせがーる）
- ガリプロの職員。いつもジャガーの強引さに伏してしまう。一度ジャガーによって背中に鯖の味噌煮を入れられ、カニ味噌を顔にぶっかけられた。ジョン太夫の父親。
- ジョン太夫セガール（じょんだゆうせがーる）
- 開運パワー研究科の講師で、三太夫の息子。見た目は小太りのおっさんだが、かなり若く、三太夫セガール曰く18歳(初登場時)。なお、若いのは本当に年齢だけで、マイケル・ジャクソンの真似をして腰をそっただけで骨折してしまうほどの老体（？）である。
- 意図的にアンラッキーな状況を作り出すことで（穴に挟まる、買ったCDを50枚割る、抽選券を食う、体を縛りながら20分以内に肉を5㎏食うetc.）幸運になるという法則を利用した「ジョンダ流開運法」を実践している。「宇宙の法則は常に表裏一体、光あるところに影があるように、悲運の裏には幸運がある」という理論に基づいているらしい。一見まともな理論にも聞こえるのだが、実際のところはさらなる不幸の連続を被る悲惨な人(三週間断食して有名ブランドのティーカップを懸賞で当てたがすべて割れるなど。)。
- 自分の言うことを決して否定しないうえに、言い訳ばかりの完全なダメ人間。全てがうさんくさいため、ジャガーには「インチキ」とあだ名をつけられる。抽選会荒らしの異名を持つ（当たりを連発するからではなく、抽選券を大量に持ってきて当たりをかっさらおうとするが、「当たらない」と怒り出すので言われている）。「ヒエーッ!!!」が口癖。誕生日当日、熱を出し寝込んでしまい、祝ってもらうはずの誕生日パーティーを本人抜きで行われてしまう。得意技はジョン太流水着固め。非常に暑苦しい。作者のお気に入りキャラ。
- 名前はスティーブン・セガールの息子で俳優の剣太郎セガールのパロディ。
- 影千代（かげちよ）
- ハマーの（忍者）高校時代の先輩で、ハマーをパシリにしていた。スパイに憧れていたが、現在はIT関連企業の社長になっている。奥さんは美人で、ハマーにストーキングされた。明らかに銃刀法違反ではあるが、日本刀を持ち歩いている様子。
- 顔は忍者ハットリくんに登場するケムマキケムゾウそのもので、名前の由来は同名漫画に登場する影千代から。
- テクニシャンさん
- ジャガーの行きつけである東洋太平洋カット＆パーマチャンピオンの店「順子」の美容師（下北沢にモデルとなった美容院がある）。通称「テクさん」。理容後には必ずヒゲがはえているが、実は顔をぬらして客の髪を切りながら自分の顔にくっつけるという高度なテクニックを用いている。
- ミスパンティストッキング
- 「順子」のホステス。常にタバコを加えてセクシーな目線を向けてくれる女性。昭和チック。「できるだけのことはするつもり」というが実際何もしてくれない。シャンプーも客に自分でやらせる。男は皆「ボウヤ」だと思っている。
- ヘモグロビン伊藤（へもぐろびんいとう）
- 「順子」のメイクアップアーティスト。通称「ヘモさん」。マッチョな体に女性的な装い。体を90度に折り曲げ客の真正面から接近してメイクをしてくれる。小声で「やべぇ」「あっ」「これなら誤魔化せるか」などの禁句を連発する。しかしピヨ彦の貧相な顔を９時間ほどでフランケンシュタインのような怪物に改造できるほどのテクニシャンである。
- やく○（やくまる）
- ピヨ彦のバイト先である「フラワーショップY」の経営者。通称「やっくん」。どこからどう見てもヤクザの組長。気合いが入りすぎて凄んでしまうので、ピヨ彦が来るまで10年間、一本も花が売れなかった（それまで葬式の花作りしか仕事がなかった）。非常に義理と仁義を重んじるいい人で、心から花を愛している。性格だけなら作中数少ないマトモな人。寝床は棺おけで、花に囲まれて眠る。
- 政と伸（まさとのぶ）
- フラワーショップYの店員。どこからどうみても組員。ピヨ彦、そしてジャガーを兄貴と慕っている。
- ガリクソン増岡（がりくそんますおか）
- ガリプロ社長。語尾が必ずローマ字になる。もみあげが栗のイガのような形になっているため、高菜に「変な栗みたいなの」と呼ばれる。高菜の演技に魅せられた。若干マゾ気味。「高原さわやかヨーグルト」を販売している会社の社長とは旧知の仲。
- Oh! ウルトラママン／桃山まみ子（ももやままみこ）
- 子供番組のタイトル、またその主演女優。10分しか放送しない。子供好きな役者で、子役オーディションを受けた眠都とジャガーを気に入り、すぐさま2人をテレビに出した。
- 「ウルトラマン」のパロディ。
- セーヌ平松（せーぬひらまつ）
- ｢Oh!ウルトラママン｣の監督。眠都の脅しに負け2人をウルトラママンに出したが、顔を映さないよう編集した為、眠都に電流を流された。ヨーグルトのCM製作でダメ人間の仲間入り。
- ゴム美（ごむみ）
- ガリプロのコック。料理の腕は確かだが、とにかく怖い。ジャガーに勝手にゴム美と呼ばれていたが、「私の名前はゴム美じゃない」と切れる。結果、それがオチとなるが、本当の名前は明かしたくない（若しくは明かせない理由がある）模様。
- ジャガーの提案で、ジャガーと共にオリジナルメニューを考えるが、完成した料理は、ナタデココを冷やっこ風に料理したもの（見た目は綺麗だが、如何せんナタデココなので噛み切れず、非常に食べにくい）、高原のさわやかハンバーグ（見た目がう○こ）、ししゃも（普通なら卵が詰まっている部分にミントガムが入っている）など、酷いものだった。中でも最後のししゃもは、ピヨ彦の容姿の描写を変えるほどの不味さを誇った。ピヨ彦曰く、「噛めば噛むほどクソマジィよ！！」
- 突吉込平（つっきちこむへい）
- 鳥取から凍狂に上京してきた青年で、絵に描いたような田舎者。一話しかでてないが、結構話題になっている。
- 何でもツッコミたくなるという特異な体質（名前から容易に推測できるが）。ツッコミに賭ける情熱と、体の張りっぷりは確かなものがあるが、間を読むのが下手。おかげでジャガーにふまれたり、シカトされたりという扱いしか受けなかったキャラ。
- 作者は彼を気に入っていて、ファンも何気に多いのだが、今のところ再登場させるのは難しいようである。
- ハマー・ザ・グレート
- 復活したヒップホップ科（現在では「HipHоp科」）の講師で、ハマーと似ているが本物とは違い女の子にモテモテ。しかしつん子の目には止まらず、『ありきたり』と言われてへこんでいた。
- ずるり
- ピヨ彦のあこがれのバンド。全員服やメガネがずれているが、新曲のタイトルは「ずれてなどいない」。くるりのパロディ。
[編集] 主な舞台・施設等
- キワモノが集う街。奇抜な髪型の人物が多いのをいいことに、そふとくり～むの工作員が何人も潜り込んでいるという。
- ちなみに232笛でジャガーが沖縄の話をしているため、沖縄とは別に沖奈和という所があるようである。
- ガリクソンプロダクション
- 通称『ガリプロ』。芸能プロダクションに加え、専門学校(「ギター科」「アイドル科」「笛科」等)と趣味の教室(「影絵科」「開運パワー研究科」等)も兼ねている。ピヨ彦が「ホントに大丈夫なのか?」と常々感じるほどいい加減な経営をしているが、所属する生徒はかなり多い。「ギター科」と「アイドル科」が人気で競争率も高い。
- ガリ寮
- 通称『ガリの穴』。ピヨ彦達が住んでいる。内装は1ルームのトイレ風呂付。外見は二階建ての小さなアパートである。
- ちなみにジャガー達が住む203号室には幽霊がいる。
[編集] おもなハメ字郎制作笛
- 『ひずみ』シリーズ
- おもちゃらしさに重点を置き、笛業界に新風を吹き込んだ（内部がケバだらけでまともな音が出ない）。中でも『ひずみ4号』は世界に5本しか存在せず、ひずみシリーズの中でも名器と呼ばれておりマニアの間では200万程の価値があると言われている(と言って悪徳業者に100万で買わせた。)。
- 海のエンペラー
- 珍笛全盛期に出た名作で、「おもちゃっぽい笛」から「笛っぽいおもちゃ」の領域に初めて達した（水槽に息をぶくぶく吹き込むだけ）。パート2では1よりもクイックバック（吹き口から水がちょっと戻る事）が少し多めで水も少し甘くしている。笛としてもおもちゃとしてもすごい中途半端であるが、吹いたジャガーは「うわーこれぜんぜんおもしろくない」「すごいおもしろくないよ、コレ」と逆に喜んでいた。
- くまのぬいぐるみ
- かわいかったら何でも良いをコンセプトに作られ、ぬいぐるみ部分と笛部分が別々になっている（要はただのくまのぬいぐるみと笛）。抱いても良いし、たまに吹いても良い。録音機能付き。
- カンチョーの指
- ハメ字郎幻の一品、指をモデルにした指型の笛でピヨ彦のトラウマの原因でもある（用途はカンチョー）。
- カエルの笛
- その名の通りカエルの形をしている笛。普通にいい音を出すのだが、もう少し音の深みを欲しいとか、おもちゃ的にするのならカエルの外観を活かした音にするべきだとか、とにかく全てにおいて中途半端と9歳のピヨ彦にダメ出しをされた。
- 吹きコプター
- 笛の上にプロペラが付いており、吹くことに飽きたらプロペラを手で回して遊べる。その後ピヨ彦のアドバイスによりプロペラを笛の先端に付け吹くと回るように改良された。
- ヤジロ笛～
- やじろべえの形をした珍笛で、バランスが崩れている。後にピヨ彦のアドバイスにより改良。
- 笛ッドホン
- 読者から投稿された珍笛。ヘッドホンに笛が付いた形になっており、自分の吹いた音を自分で楽しむ事が出来る。謳い文句は「誰にも邪魔されずに練習ができる」。なお笛ッドホンはネットで話題騒然であるとジャガーが語っており、またハメ字郎も笛ッドホンが大ウケで「ピヨひこ堂」を出したと言っていることから、珍笛にしては珍しくかなり売れたのではないかと想像できる。ちなみに値段は4800円。
- 【以下の笛は厳密にはハメ字郎作ではないが、ハメ字郎の店「ピヨひこ堂」で販売されているものなので明記】
- 笛エンブレム
- ハメ字郎がふえ科の特別講師を務めた授業【新しい笛グッズの開発】でジャガーが考案した。笛の先端に取り付けるエンブレムで、先を変えるだけなので色々なパターンが作れる。販売価格は400円。
- 譜面立て
- 前記の授業で高幡不動が考案した。基本的にジャガー考案のものと変わらないが、ハメ字郎は「確かにジャガー君のと似ているが、その応用力が凄い」と褒めた。販売価格は500円。
- 呼び笛
- 前記の授業で白川高菜が考案した。扉に笛が刺さっており、来訪者がインターホン代わりに笛を吹いて家の人間を呼び出せるという代物で、好きなメロディーで呼び出せるのがミソ。これの説明を受けたハメ字郎は教室の扉のガラスを突き破り「き、きたぁ～こいつら黄金世代やぁ～、お漏らし警報発令中やでぇ～」と興奮しっぱなしであった。販売価格は2000円。
- おっきい笛
- 前記の授業でハマーが考案した。ハマーと同じくらいの大きさがある名前の通り大きな笛。発表時ハマーは自信満々であったが、ハメ字郎からは「それは別に面白くないです」と冷たくあしらわれた。しかし結局製作され販売価格は20万円。ちなみにハマーはこれを自分で購入することとなる(サヤカちゃんの誕生日祝いに買ったのだが無駄になった)。
- ゾウさんの笛
- 前記の授業でピヨ彦が考案した。人ぐらいの大きさの笛型抱き枕。コンセプト的にはハマーと似ているが、違うところはハマーの物が巨大化した実際の笛なのに対してピヨ彦のは抱き枕である。またハマーの物が発表の際誰からも褒められなかったのに対してピヨ彦のは他のメンバーから好印象で迎えられた。それを示すかのように「ピヨひこ堂」でも人気ナンバー1商品である。販売価格は2000円。
[編集] 外部リンク
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