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日本レコード大賞 - Wikipedia

日本レコード大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本レコード大賞(にほんれこーどたいしょう)は、1959年(昭和34年)に始まった、日本で最も有名な音楽に関する賞である。通称はレコ大(れこたい)。

また、民放では数少ないテレビ・ラジオの同時放送番組でもある。

放送番組名は「輝く!日本レコード大賞」。

目次

[編集] 賞の概要

  • 主催は社団法人日本作曲家協会と日本レコード大賞制定委員会、後援はTBSである。
  • かつてほどではないが、日本における商業音楽の音楽賞としては最高の権威がある。
  • 賞の種類として、グランプリである大賞の他、最優秀新人賞、最優秀歌唱賞、ベストアルバム賞など、様々な各賞がある。
  • 発表会は2004年から東京都渋谷区本町の新国立劇場・中劇場で開かれている。
  • その模様はテレビ(TBS系地上波全国28局ネット)とラジオJRN全国17局ネット)で生中継されている(2000年から2005年まではTBS系BSデジタル放送BS-iでも放送されていた)。

[編集] 歴史

[編集] 草創期

  • 当初は本選と発表会とに番組が分かれていた。第10回まで開催日は固定されておらず、主に年末の昼間にモノクロ放送で放送された。会場も神田共立講堂など小規模の会場で行われており、きわめて賞自体の知名度も低かった。水原弘は第1回のレコード大賞を受賞した際に「レコード大賞って何?」と言ったという。美空ひばりが出演しても客席がガラガラだったこともあったという。
  • 第11回(1969年)では、出場歌手の日程調整をつけ易くするため、大晦日の『紅白歌合戦』(NHK)が始まる前の午後7時から9時までの2時間で本選を開催・放送するようになった。また会場も帝国劇場に移され、元NHKアナウンサーで人気司会者であった高橋圭三を司会進行役に起用した。また、カラーでの放送も開始された。

[編集] 黄金期

  • 1970年代から80年代にかけて、テレビ歌番組の隆盛と共に番組の最盛期を迎えた。テレビ中継の最高視聴率は第19回(1977年)の50.7%で、「紅白」と並ぶ、大晦日の「国民的行事」となり、放送時間も次第に拡大し、午後6時台のスタートとなった。
  • 第27回(1985年)には会場が日本武道館となり、授賞式の華やかさは最高潮を迎えた。

[編集] 衰退期

  • 1989年から、「紅白」がそれまでの午後9時スタートから午後7時20分に大幅に開始時刻を早めたことで、バッティングが生じることも多くなり、出演者の移動がままならなくなる。そのため、「紅白」にも出場する歌手が慌しく移動する様子を生中継するのが風物詩の一つとなった。(2005年まではこのスタイルが続いていた)
  • アイドル歌手が連続して大賞を受賞したことなどから、その打開策として第32回(1990年)から大賞を「ポップス・ロック部門」と「歌謡曲・演歌部門」に分割したが、共に効果がなかったため、第35回(1993年)から再統一した。
  • 第36回(1994年)から第45回(2003年)までは、会場を東京・赤坂のTBS放送センター(ビッグハット)に移した。
  • 第46回(2004年)以降は渋谷のNHK放送センターから比較的近い距離にある新国立劇場に変更されたが、これは『NHK紅白歌合戦』と掛け持ちするアーティスト演歌歌手の移動に配慮したことが理由である。
  • 平成に入ると、音楽に対する考えの変化から、賞取りレースに左右されない音楽活動をしたいことなどを理由に、受賞そのものを辞退する一部有力J-POPアーティストが増えるようになり、権威は大きく低下した。特に大手レコード会社や豪腕事務所などはこの賞取りレースを制覇し酔おうという傾向が高まったのもこの頃からである。
  • 大賞のMr.Childrenが授賞式に出席しないという異例の事態となった第36回以降、授賞式に出席しないアーティストを受賞させない傾向が高まった。テレビ放送での生中継をメインにしている関係上、ミュージック・ビデオばかりを流す訳にもいかないという、TBS側の意向が強く反映していると言われる。また、受賞アーティストがエイベックスばかりに偏るようになり、辞退するアーティストはさらに増加した。
  • 第47回(2005年)には、テレビ放送の視聴率が過去最低となる10.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、日本テレビの裏番組に2年連続(2004年の裏番組『細木数子スペシャル』と2005年の裏番組『ウィークエンダーリターンズ2005』)で敗れるという事態にまでなってしまった。

[編集] 現在

  • 第48回(2006年)は、放送日を大晦日から12月30日に移動することが決定された。これは下記の理由による。
  1. 長く続いた視聴率低迷を打破すること
  2. 例年、「紅白」出場歌手や大晦日にライブを行うアーティストの出演辞退が相次ぐこと
  3. TBS局内でレコード大賞より視聴率の高い格闘技番組『Dynamite!』の放送拡大を望む声が多いこと

[編集] 司会者

  • 司会者は、高橋圭三(故人)が長く務めていた(1969年~1983年)。最近では1996年から堺正章が務めている。アシスタントには、その年に最も輝いているタレントや女優、キャスター、その当時のTBSの最も人気のあるアナウンサーなどが選ばれている(詳細は後述)。また、最近は番組の途中で司会者全員衣装を変えるのが恒例となっている。
  • ラジオには別に中継実況アナウンサーがいる。1998年までは松宮一彦(故人)が、1999年からは小島一慶が務めている。

[編集] 問題点

  • 現在のレコード大賞は15人の審査委員の審査により賞が決定される。そのため、審査基準は明確ではなく、大賞受賞曲はその年のCD売上1位の曲とは異なる場合が多い。この審査基準の長所としては、売り上げだけでなく、楽曲の内容、詞の奥深さなどを加味し、総合的にその年の最優秀楽曲を決定できるという点にある。しかし、特定の審査委員と特定の芸能事務所・レコード会社との癒着疑惑、世間が支持する「その年を代表する曲」との乖離など多くの問題点がある。そのため、「出来レース」と非難されることが多い。
  • 賞の対象は楽曲であるにも関わらず、テレビ中継の演出が年々過剰になって来たため、楽曲よりも歌手のみが注目される傾向にある。
  • 近年は、音楽そのものに対する考えの変化から、賞取りレースに左右されない音楽活動をするアーティストが増えたことにより、出演やノミネートそのものを辞退するアーティストが増えている。なお、歌手が出演を辞退した場合、その楽曲は大賞受賞曲とはならない。
  • 1990年代後半以降になると、低迷に追い討ちをかけるように、大物アーティストの大晦日から元旦にかけてのカウントダウンライブや各種格闘技イベントなどが隆盛し、賞の注目度そのものが低下している。
  • とりわけ浜崎あゆみの受賞以降は、総合的な音楽業界への貢献度(全体のセールス)やTBSでのタイアップの高さなどが評価された「歌手」に授与される傾向となっており、楽曲に授与するというレコード大賞の本来の目的から外れている状況である。国民的な楽曲が生まれにくい現状もこういう事態に招いていると考えられている。
  • 「レコード」大賞というタイトル自体が時代遅れとする指摘もある。
時代の主力音盤の媒体が変わる毎に名前を変えると、これまでの伝統が失われるという理由で、今後もこのタイトルで行われる(「レコード」のもう一つの意味「記録」にもかけているとされる)。

[編集] 癒着疑惑・事件・騒動

[編集] 第6回(1964年

この年は、村田英雄の『王将』が同名の映画の主題歌として大ヒットし、翌年にかけて150万枚を越える大ヒットを記録したが、大賞受賞曲は、売り上げでは『王将』に遥かに及ばない青山和子の『愛と死をみつめて』であった。これは、主題歌となった映画『愛と死をみつめて』の主演・吉永小百合がレコード大賞創設に大きく貢献した作曲家吉田正の弟子であったためと言われている。

[編集] 第8回(1966年

この年は、加山雄三の『君といつまでも』が自身が主演した映画の挿入歌として300万枚を越える大ヒットを記録し、その中の歌詞「幸せだなあ」が流行語になるほどの大ヒットを記録した。当時のマスコミもこの年の大賞は「加山で決まり」と評していた。しかし、売り上げも少なくヒット曲とは言えない橋幸夫の『霧氷』が受賞した。橋も吉田正の弟子である。

[編集] 第21回(1979年)・第24回(1982年

1979年はジュディ・オングの『魅せられて』、1982年は細川たかしの『北酒場』が初の受賞だった。しかし1979年の日本歌謡大賞の大賞を受賞して有力だった西城秀樹の『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』、1982年の日本歌謡大賞の大賞を受賞して有力だった岩崎宏美の『聖母たちのララバイ』(日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」テーマ曲)は外国人の作曲であることを理由にノミネートを見送られた。西城は『勇気があれば』という別の楽曲でのノミネートになり、事実上大賞レースから外れた。岩崎はこの年ノミネートさえされない異常事態になった。このことは様々な論議を呼んだ。

[編集] 第27回(1985年)~第28回(1986年

中森明菜が第27回『ミ・アモーレ』、第28回『DESIRE』で2年連続の大賞を受賞、史上初の女性歌手の2年連続大賞を受賞。なお、1986年のオリコン年間シングルチャートの第1位になり大ヒットした石井明美の『CHA-CHA-CHA』が外国人の作曲であったために選考外となったものの、1979年と1982年の反省からか、特別賞(外国音楽賞)という賞が設けられて授与された。また、この楽曲は、TBSで放送された大ヒットドラマ「男女7人夏物語」の主題歌だった。

[編集] 第29回(1987年)~第30回(1988年

第29回は近藤真彦が『愚か者』で念願の大賞を受賞した。しかし授賞式直前に近藤の母親の遺骨が盗難され、「レコード大賞を辞退しろ」などと書かれた脅迫状がレコード会社に送りつけられるという事件が起こった。 第30回も光GENJIが『パラダイス銀河』で大賞を受賞し、ジャニーズ事務所系は2年連続の受賞となった。

[編集] 第31回(1989年

同年の『日本歌謡大賞』の大賞を受賞し、2曲がオリコンの年間1位と2位を占めて最有力だったプリンセス・プリンセス工藤静香長渕剛などの辞退で、賞の形骸化が顕著となった。その中で同年死去した美空ひばりの『川の流れのように』、前年からの2連覇を狙った光GENJIの『太陽がいっぱい』、年間ベスト10に3曲を送り込むなど一大ブームとなったWinkの『淋しい熱帯魚』が3つ巴になり混戦した。一時は美空ひばり有力とも噂されたが、故人が受賞した前例がないことなどから、結果的にセールスの実績を重視されたWinkが大賞を受賞した。第27回(1985年)の中森明菜以降、5年連続でのアイドル歌手の大賞受賞であり、演歌界や演歌ファンの不満が増大することとなった。そのため、翌1990年の第32回から演歌界の枠として「歌謡曲・演歌部門」が創設されることとなった。

[編集] 第33回(1991年)~第34回(1992年

演歌界の指定枠「歌謡曲・演歌部門」によって、長らく無冠の帝王であった北島三郎が悲願の大賞を受賞した。また翌1992年の第34回も「大物」大月みやこが受賞した。レコード大賞から離れてしまった演歌ファンの心を引き戻すために創設された「歌謡曲・演歌部門」ではあったが、大物が簡単に賞を獲得できる弊害を早々に露呈してしまい、視聴者に明確な存在意義を示せないまま、創設後3年で廃止されることとなった。

[編集] 第35回(1993年

前年まで続いた「ポップス・ロック部門」と「歌謡曲・演歌部門」を再統一し、その年の最優秀楽曲1曲に大賞を贈るスタイルに戻した。この年は、ヒット曲が近年稀に見る豊作の年で、CHAGE&ASKAの『YAH-YAH-YAH』やTHE 虎舞竜の『ロード』などの名曲が多く世に出た。しかし、大賞受賞曲はオリコン年間101位だった香西かおりの『無言坂』だった。この曲に関しては、その年の司会者であった宮本亜門が受賞するまでこの曲を知らなかったというエピソードもある。だが、玉置浩二作曲・久世光彦作詩による楽曲の良さや話題性、また香西かおりの全盛期であったこともあり、純粋に楽曲が評価されての受賞であるとみることもできる。

[編集] 第36回(1994年

この年は、審査・授賞式共に空転したが、Mr.Childrenの代表曲『innocent world』(年間シングル売り上げ1位)が受賞した。表面上は問題がないように思えるこの曲の受賞は、「審査委員が審査をストライキする」という異常事態によるものであった。これは前年の「香西受賞」で危機感を抱いたある大手芸能事務所がある歌手を受賞させるよう審査委員に圧力をかけ続けたため、これに嫌気が差した審査委員がこぞってMr.Childrenに投票したのである。さらにMr.ChildrenがPV撮影を理由に授賞式を欠席した。『innocent world』の生演奏は行われず、TBSの音楽番組『COUNT DOWN TV』の収録で同バンドが演奏した際の映像を流すのみという形となった。Mr.Childrenは「自分たちの楽曲が正当に評価された訳ではない。」と受賞後も不信感を抱くこととなる。その後、審査制度・ノミネート方法は大きく変貌を遂げた。

[編集] 第37回(1995年)~第45回(2003年

レコード会社のエイベックス所属アーティストが1999年の第41回と2000年の第42回を除いて大賞を受賞する状況になったため、「エイベックスの出来レース」という声も出たことから、選考過程が不透明だという批判も一部にあった。しかし、当時ブームだった小室ファミリー(エイベックス系列)の積極的な参加でレコ大が息を吹き返したことは事実である。

  • 第38回(1996年)から第39回(1997年)は安室奈美恵中森明菜以来となる女性歌手による2年連続大賞受賞。ことに第38回はその年(1996年)最大のヒットだったDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」が同局で高視聴率を上げたドラマ「愛しているといってくれ」のテーマソングだったため、大賞を予測する声が多かったが、ノミネートを辞退。結局、本命無い中で当時社会現象になっていた安室が受賞することになった。
  • 第40回(1998年)のglobeの受賞は、最有力だったGLAYSPEED(当時、レコード会社はトイズファクトリー・現在はエイベックス)を抑えての受賞だっただけに波紋を呼んだ。
  • 第43回(2001年)から第45回(2003年)までは、浜崎あゆみが史上初の3連覇を達成する一方で、浜崎以外の有力歌手が軒並み辞退するという事態に陥った。特に第45回はSMAPの『世界に一つだけの花』が記録的な売り上げを残して大賞確実と囁かれていた。しかし、レコード大賞審査会でのノミネート直前に受賞を辞退した。「ナンバーワンよりオンリーワン。どの歌が優れているということはない。」とのコメントはあったが、とりわけ平成に入ってから軒並み賞レースを辞退しているジャニーズ事務所の方針に従ったとの見方が強い。
  • なお、第45回に関しては、浜崎が出演を辞退するのではないかと言われていた。また、もし出演しても大賞にはなれないのではないかとも言われていた。これらの背景には、同じTBSで放送されている『日本有線大賞』の大賞候補となる有線音楽優秀賞に落選したことがあるのではないかと言われている。

[編集] 第46回(2004年

浜崎3連覇やエイベックスの寡占状態への批判が高まっていた中、8月に発生したエイベックスのお家騒動に責任を感じていたという浜崎がノミネートを事前に辞退した。なお、浜崎の辞退に関しては主催者側が辞退したという話を全く聞いておらず、ノミネート曲があったものの落選したとしているため、現在も認識に食い違いが起きている。また、TBSも制作に関わっていた映画世界の中心で、愛をさけぶ』の主題歌「瞳をとじて」(オリコン年間1位)を大ヒットさせた平井堅も辞退してしまったことから、結局10年前に大賞を受賞したMr.Children桜井和寿に出演を承諾してもらうことで、『Sign』(オリコン年間2位)に10年ぶりの大賞を授与した。出演の背景には、この曲がこの年TBSが放送した連続ドラマ『オレンジデイズ』の主題歌だったこと、10年前の「内紛」をMr.Children側に謝罪したこと、TBSが桜井が所属する非営利組織ap bank」を支持すること、さらに桜井が要求していた「受賞は今回限り」という条件を受け入れる約束をしたことなどが挙げられる。

[編集] 第47回(2005年

ベストヒット歌謡祭』演歌歌謡曲部門グランプリと『日本有線大賞』の2冠に輝いて有力候補と目されていた演歌歌手・氷川きよしの『初恋列車』(オリコン年間40位)を抑えて、TBSの昼ドラマ『愛の劇場コスメの魔法』の主題歌だった倖田來未の『Butterfly』(オリコン年間売上85位)が受賞した。なお、この曲の売り上げ枚数は少なかったものの、アルバムの高セールスや年間を通しての音楽業界への貢献度が高かったこと、TBSでのタイアップが評価されたことなどが大賞受賞理由と思われる。しかし、最優秀新人賞をAAAが受賞し、倖田の大賞受賞を含めると、エイベックスの寡占状態をこの年も食い止めることはできなかった。さらに、授賞式直前に審査委員長の阿子島たけしが謎の死を遂げる事件が起こったため、賞の透明性が改めて問われることになった。これが視聴率史上最低となる一因になったと言われている。

[編集] 阿子島たけし事件

  • 2005年12月13日、同年の大賞審査委員長で音楽評論家の阿子島たけしの自宅が全焼(神奈川県警は失火が原因とした)し、16日玄関先で遺体が発見された。「業界関係者との金銭授受があった」「阿子島は委員長を辞めろ」などという阿子島への怪文書が出回っていたことで、大賞の審査過程と事件の関連性が注目された。
  • 審査委員長が死亡したため、三木たかし実行委員長を審査委員長代行として審査が行われ、TBS以外のJNN系列基幹4局(MBSCBCHBCRKB)の代表が審査委員として加わった。
  • 授賞式の放送の最後に追悼のメッセージが放映された。また、音声はモノラルに切り替えた。
  • 現在の審査委員長は作詞家の湯川れい子

[編集] 各賞の種類と定義

各賞の詳細は日本作曲家協会のサイトを参照のこと。

「日本レコード大賞」
作曲編曲作詩を通じて、芸術性、独創性、企画性が顕著な作品
優れた歌唱によって活かされた作品」
大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた作品」
以上3点に該当する1作品に贈る。
  • 審査対象は、「金賞」に選ばれた作品とする。
「最優秀歌唱賞」
  • 対象年度内の作品を最も的確に表現し、さらに高めた歌手に贈る。
  • 審査対象は、「金賞」に選ばれた作品の歌手とする。
「金賞」
大衆の強い支持を得て、作品としても芸術性・独創性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る。
「最優秀新人賞」
「新人賞」の中から最も優秀と認められた歌手に贈る。
「新人賞」
対象年度内においてデビュー(初めて芸能活動として歌う)し、大衆に支持され、将来性を認められた歌手に贈る。
「ベストアルバム賞」
対象年度に発売されたすべての邦楽アルバムCDの中で、最も芸術性・独創性に優れ、その年度を強く反映・代表したと認められた作品に贈る。
吉田正賞」
作曲家・吉田正(故人)の偉大な業績を記念し、伝統的な日本の歌を充実させ、前進させた作曲家に贈る。
美空ひばりメモリアル選奨」
歌手・美空ひばり(故人)が戦後日本の社会、歌謡史に残した偉大な業績を称え、それを記念するにふさわしい豊かな魅力と力量を持った歌手に贈る。
「作曲賞」「編曲賞」「作詩賞」
特に作曲・編曲・作詩の分野で独創的であると認められた作品・作者に贈る。
「企画賞」
独創的な企画意図をもって製作され、それによって成果を上げ、大衆音楽に大きな貢献をした作品(ミュージックビデオを含む)に贈る。
「功労賞」
長年にわたり、レコードやCDを中心とする音楽活動を展開し、日本音楽界に大きな貢献をした者に贈る。
「特別賞」
  • 対象年度において、社会的に最も世の中を賑わせ、注目された人、楽曲、作品、現象などに贈る。
  • その他にも年によって特別な賞が設けられる場合がある。
「特別功労賞」
長年にわたり、音楽活動・評論活動を展開し、音楽界に大きな貢献をした故人に贈る。
「大衆賞」
大衆との間にユニークな接点を生み出し、独自の活躍で、その作品を世の中に浸透させた人に贈る。2005年よりスタートしたもので、以前の大衆賞とは位置付けが異なる。

[編集] 過去に存在した各賞

「童謡賞」
1959年から1973年まで子供向けの童謡アニメソングに与えられた賞だったが、1974年にヤングアイドル賞(フィンガー5の「恋のアメリカン・フットボール」が受賞)の導入により廃止された。そのヤングアイドル賞も1回限りで廃止された。
「歌唱賞」
優れた歌唱によって活かされた作品に贈られる賞として定義され、文字通り歌手の歌唱力を評価したものである。作詩賞、作曲賞、編曲賞と共に1959年の第1回から設けられた賞である。1969年からは最優秀歌唱賞が設けられその候補としての位置付けとなり、さらに1977年までは大賞の最有力候補としての位置付けでもあった(1975年から1977年までの3年間は、大賞候補10組[作品]の中から歌唱賞5組[作品]が選出され、さらにその中から大賞と最優秀歌唱賞が決定された)。1978年からは金賞の導入により廃止された。
「大衆賞」
1969年から1977年まで大衆に支持された歌手や楽曲に与えられた賞だった。当初は歌唱賞と同様に大賞候補としての位置付けだったが、1975年からは大賞候補の枠外の位置付けとなった。
「特別大衆賞」
1980年に引退した山口百恵のそれまでの実績を称え与えられた。1987年には中森明菜(「難破船」など)と瀬川瑛子(「命くれない」など)が受賞している。

[編集] 日本レコード大賞受賞曲一覧

※この欄では大賞受賞曲のみを記載している。その他の賞の詳細は日本作曲家協会オフィシャルサイトを参照のこと。

曲名 所属レコード会社 歌手 作詩 作曲 編曲
1 1959年 黒い花びら 東芝音楽工業 水原弘 永六輔 中村八大 中村八大
2 1960年 誰よりも君を愛す 日本ビクター 松尾和子
和田弘とマヒナスターズ
川内康範 吉田正 和田弘
3 1961年 君恋し 日本ビクター フランク永井 時雨音羽 佐々紅華 寺岡真三
4 1962年 いつでも夢を 日本ビクター 橋幸夫吉永小百合 佐伯孝夫 吉田正 吉田正
5 1963年 こんにちは赤ちゃん キングレコード 梓みちよ 永六輔 中村八大 中村八大
6 1964年 愛と死をみつめて 日本コロムビア 青山和子 大矢弘子 土田啓四郎 土田啓四郎
7 1965年 日本コロムビア 美空ひばり 関沢新一 古賀政男 佐伯亮
8 1966年 霧氷 日本ビクター 橋幸夫 宮川哲夫 利根一郎 一ノ瀬義孝
9 1967年 ブルー・シャトウ 日本コロムビア ジャッキー吉川とブルー・コメッツ 橋本淳 井上忠夫 森岡賢一郎
10 1968年 天使の誘惑 東芝音楽工業 黛ジュン なかにし礼 鈴木邦彦 鈴木邦彦
11 1969年 いいじゃないの幸せならば 日本ビクター 佐良直美 岩谷時子 いずみたく いずみたく
12 1970年 今日でお別れ ポリドール 菅原洋一 なかにし礼 宇井あきら 森岡賢一郎
13 1971年 また逢う日まで 日本フォノグラム 尾崎紀世彦 阿久悠 筒美京平 筒美京平
14 1972年 喝采 日本コロムビア ちあきなおみ 吉田旺 中村泰士 高田弘
15 1973年 夜空 徳間音楽工業 五木ひろし 山口洋子 平尾昌晃 竜崎孝路
16 1974年 襟裳岬 ビクター音楽産業 森進一 岡本おさみ 吉田拓郎 馬飼野俊一
17 1975年 シクラメンのかほり キングレコード 布施明 小椋佳 小椋佳 萩田光雄
18 1976年 北の宿から 日本コロムビア 都はるみ 阿久悠 小林亜星 竹村次郎
19 1977年 勝手にしやがれ ポリドール 沢田研二 阿久悠 大野克夫 船山基紀
20 1978年 UFO ビクター音楽産業 ピンク・レディー 阿久悠 都倉俊一 都倉俊一
21 1979年 魅せられて CBSソニー ジュディ・オング 阿木燿子 筒美京平 筒美京平
22 1980年 雨の慕情 テイチク 八代亜紀 阿久悠 浜圭介 竜崎孝路
23 1981年 ルビーの指環 東芝EMI 寺尾聰 松本隆 寺尾聰 井上鑑
24 1982年 北酒場 日本コロムビア 細川たかし なかにし礼 中村泰士 馬飼野俊一
25 1983年 矢切の渡し 日本コロムビア 細川たかし 石本美由起 船村徹 薗広昭
26 1984年 長良川艶歌 徳間ジャパン 五木ひろし 石本美由起 岡千秋 斎藤恒夫
27 1985年 ミ・アモーレ ワーナー・パイオニア 中森明菜 康珍化 松岡直也 松岡直也
28 1986年 DESIRE ワーナー・パイオニア 中森明菜 阿木燿子 鈴木キサブロー 椎名和夫
29 1987年 愚か者 CBSソニー 近藤真彦 伊達歩 井上尭之 戸塚修
30 1988年 パラダイス銀河 ポニーキャニオン 光GENJI 飛鳥涼 飛鳥涼 佐藤準
31 1989年 淋しい熱帯魚 ポリスター Wink 及川眠子 尾関昌也 船山基紀
32 1990年 恋唄綴り ポリスター 堀内孝雄 荒木とよひさ 堀内孝雄 川村栄二
おどるポンポコリン BMGビクター B.B.クイーンズ さくらももこ 織田哲郎 織田哲郎
33 1991年 北の大地 日本クラウン 北島三郎 星野哲郎 船村徹 南郷達也
愛は勝つ ポリドール KAN KAN KAN KAN/小林信吾
34 1992年 白い海峡 キングレコード 大月みやこ 池田充男 伊藤雪彦 池多孝春
君がいるだけで ソニー・ミュージックエンタテインメント 米米CLUB 米米CLUB 米米CLUB 米米CLUB/中村哲
35 1993年 無言坂 ポリドール 香西かおり 市川睦月(久世光彦 玉置浩二 川村栄二
36 1994年 innocent world トイズファクトリー Mr.Children 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children
37 1995年 Overnight Sensation
~時代はあなたに委ねてる~
エイベックス・ディー・ディー trf 小室哲哉 小室哲哉 小室哲哉/久保こーじ
38 1996年 Don't wanna cry エイベックス・ディー・ディー 安室奈美恵 小室哲哉&前田たかひろ 小室哲哉 小室哲哉
39 1997年 CAN YOU CELEBRATE? エイベックス・ディー・ディー 安室奈美恵 小室哲哉 小室哲哉 小室哲哉
40 1998年 wanna Be A Dreammaker エイベックス globe MARC&小室哲哉 小室哲哉 小室哲哉
41 1999年 Winter,again UNLIMITED RECORDS GLAY TAKURO TAKURO MASAHIDE SAKUMA&GLAY
42 2000年 TSUNAMI ビクターエンタテインメント
ビクタータイシタ
サザンオールスターズ 桑田佳祐 桑田佳祐 サザンオールスターズ
43 2001年 Dearest エイベックス 浜崎あゆみ 浜崎あゆみ CREAD・A・I Naoto Suzuki
44 2002年 Voyage エイベックス 浜崎あゆみ 浜崎あゆみ CREA+D・A・I 島健
45 2003年 No way to say エイベックス 浜崎あゆみ 浜崎あゆみ BOUNCEBACK HΛL
46 2004年 Sign トイズファクトリー Mr.Children 桜井和寿 桜井和寿 小林武史&Mr.Children
47 2005年 Butterfly エイベックスエンタテインメント 倖田來未 倖田來未 渡辺未来 渡辺未来

※ 1990年(32回)から1992年(34回)までは歌謡曲・演歌部門とポップス・ロック部門。

[編集] 歴代授賞式司会者と視聴率

歴代授賞式司会者と視聴率
年度 男性 女性 補助 視聴率
(関東地区)
ビデオリサーチ調べ
 
1 1959年 不明      
2 1960年 不明      
3 1961年 不明      
4 1962年 不明    
10.8%
5 1963年 芥川隆行    
20.7%
6 1964年 芥川隆行    
14.6%
7 1965年 三木鮎郎    
14.2%
8 1966年 三木鮎郎    
13.5%
9 1967年 三木鮎郎    
12.5%
10 1968年 三木鮎郎    
10.3%
11 1969年 高橋圭三 浅丘ルリ子  
30.9%
12 1970年 高橋圭三 佐良直美 堺正章
加藤茶
36.7%
13 1971年 高橋圭三 山本陽子 沢田雅美
36.3%
14 1972年 高橋圭三 森光子 (沢田雅美)
46.5%
15 1973年 高橋圭三 森光子 玉置宏
44.1%
16 1974年 高橋圭三 森光子 小川哲哉
45.7%
17 1975年 高橋圭三 森光子 小川哲哉
43.0%
18 1976年 高橋圭三 森光子  
41.9%
19 1977年 高橋圭三
久米宏
黒柳徹子 小島一慶
50.8%
20 1978年 高橋圭三
久米宏
黒柳徹子  
42.9%
21 1979年 高橋圭三 檀ふみ 渡辺謙太郎
43.3%
22 1980年 高橋圭三 中田喜子 渡辺謙太郎
34.3%
23 1981年 高橋圭三 竹下景子 渡辺謙太郎
35.3%
24 1982年 高橋圭三
児玉清
竹下景子 松宮一彦
31.3%
25 1983年 高橋圭三 竹下景子 松宮一彦
32.7%
26 1984年 森本毅郎 竹下景子  
30.4%
27 1985年 森本毅郎 倍賞美津子  
31.4%
28 1986年 森本毅郎 竹下景子  
29.8%
29 1987年 関口宏 三雲孝江  
29.4%
30 1988年 関口宏 三雲孝江  
21.7%
31 1989年 板東英二 楠田枝里子  
14.0%
32 1990年 板東英二 和田アキ子  
12.5%
33 1991年 布施明
石田純一
黒柳徹子 山本文郎
14.7%
34 1992年 神田正輝 黒柳徹子 山本文郎
15.1%
35 1993年 宮本亜門 牧瀬里穂 山本文郎
13.3%
36 1994年 宮本亜門 牧瀬里穂 山本文郎
15.3%
37 1995年 西田敏行
中山秀征
渡辺真理  
17.2%
38 1996年 堺正章 飯島直子 雨宮塔子
16.6%
39 1997年 堺正章 草野満代 雨宮塔子
16.5%
40 1998年 堺正章 江角マキコ 雨宮塔子
18.5%
41 1999年 堺正章 黒木瞳 進藤晶子
14.1%
42 2000年 堺正章 黒木瞳 進藤晶子
14.0%
43 2001年 堺正章 米倉涼子 安住紳一郎
小倉弘子
14.0%
44 2002年 堺正章 菊川怜 安住紳一郎
小倉弘子
13.3%
45 2003年 堺正章   安住紳一郎
小倉弘子
12.7%
46 2004年 堺正章 伊東美咲 安住紳一郎
小林麻耶
10.4%
47 2005年 堺正章 綾瀬はるか 安住紳一郎
小林麻耶
10.0%
48 2006年 堺正章 蛯原友里
押切もえ
安住紳一郎
小林麻耶
   %
  • 通常アナウンサーは同授賞式では進行役となることが一般だが、1987年と1988年の三雲孝江アナ(当時)については進行役という扱いでなく、男性司会と同等の位置付けがなされていたため、ここでは女性司会の欄に記載することとする。
  • 1977年以降より、高橋圭三は「総合司会」として別のMC席から進行を行うスタイルとなった。そのため、回によっては総合司会の下に「司会」として他の男性タレントと共に女性司会が進行する場合もあった(1977年と1978年の黒柳徹子と久米宏、1982年の児玉清と竹下景子)。なお、それ以外の年についてもMC席は高橋1人が常在し、女性司会はインタビューなどのある際にその都度登場するパターンで授賞式が進行され、厳密には一般的な男女ペア形式での司会スタイルとは異なる形となっていた。
  • 1969年の浅丘、1970年の佐良直美は厳密には「特別ゲスト」扱いとしての出演だが、実質的には高橋のアシスタント役的な役割を番組内では務めた。また、1970年の堺・加藤、1971年と1972年の沢田雅美、1977年の小島一慶については観客へのインタビュー役を担当するための司会補佐として出演した。
  • また、審査会場や他のライブ会場からのリポート担当、曲ナレーションのみのために声だけ出演をするアナウンサーなども回によっては存在する(1982年~1988年の生島ヒロシや1995年の鈴木史郎などがこれにあたる)が、授賞式における進行という点から割愛した。

[編集] その他

  • TBSに現存する映像は、モノクロ放送の最後となった1968年の第10回発表会(開催は大晦日ではない)が最古である。これ以前の本選の模様は、ニュース映画の一部や音声のみが現存している。
  • 1969年には開始10周年を記念した特別番組が放映され、それまでの各賞受賞者達が勢揃いしているが、この特番は鮮明なカラーのビデオ映像で現存している。同じ1969年の第11回以降はすべて鮮明なカラーのビデオ映像でVTRが残っており、今でもTBSの番組で(69年以降の)各年の模様が出演歌手の懐かしの映像などで紹介されている。最高視聴率を記録した第19回(1977年)の映像は、画像は乱れがなく鮮明だが、音声はこもっており臨場感に欠ける。
  • CS放送(TBSチャンネル)では、これまでに1969年放送の第11回から1978年放送の第20回までと1980年放送の第22回の模様が(年末を中心に)再放送された。

[編集] ネット局

[編集] テレビ

  • JNN系列で2005年まで12月31日にネットして来た番組であるが、以前はクロスネット局が多く、JNN系列でも曜日によって他系列を同時ネットしている局も多くあった。その反面、JNN系列以外でも曜日によってJNNを同時ネットしている局もあり、日本レコード大賞をネットした局もあった。
  • 先発局でJNN系列局が以前金曜日の19:30~21:00枠で日本テレビを同時ネットしている局が多数あったり、水曜日の20:00~21:30(その後19:30~21:00)の枠、土曜日の20:00~21:30枠、日曜日の19:00~21:00枠が日本テレビ同時枠だったりした局があった。
    • 今分かっていることは、放送日が金曜日だった1971年、静岡放送がレコード大賞をネットせず、日本テレビ系の番組を同時ネットしたことである。また南海放送が木曜日にJNNを同時ネットしていたので、その年だけはレコード大賞をネットしたりしていた。

[編集] ラジオ

  • JNN(TV)とJRN(ラジオ)との兼営局(一部のNRNとのクロスネット局除く)では一部放送局でTVとラジオで同時放送している。
  • なお、青森放送ラジオではかつて“JRNナイター”を放送した曜日のみ途中飛び乗り放送していたが、現在は放送していない。
  • 西日本放送ラジオでは1997年のJRN加入後も含めてネットすることはなかったが2005年の第47回で初めてネットした。こちらもRAB同様JRNナイターの絡みから実現したものと思われる。

[編集] 外部リンク

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