ビーエス・アイ
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ビーエス・アイのデータ | ||
英名 | BS-i, Incorporated | |
放送対象地域 | 日本全域 | |
ニュース系列 | JNN | |
番組供給系列 | TBSネットワーク | |
略称 | BS-i
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開局日 | 2000年12月1日 | |
本社 | 〒107-0052 | |
東京都港区赤坂5丁目3-6 | ||
演奏所 | TBSと同じ
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リモコンキーID | 6 | |
デジタル親局 | 東京 BS-161ch | |
主なデジタル中継局 | 独立データ放送 766ch | |
公式ホームページ | 公式サイト |
ビーエス・アイ(BS-i, INCORPORATED)はBSデジタル放送を行っているTBS系・JNN系列のBS委託放送事業者である。チャンネル名はBS-i。
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
略称 | BS-i |
本社所在地 | 〒100-0052 東京都港区赤坂五丁目3-6 TBS放送センター15階 |
設立 | 1998年11月 (株式会社ジャパン・デジタル・コミュニケーションズとして設立) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 委託放送事業など |
代表者 | 代表取締役社長 生井俊重 代表取締役常務 庄司糺 |
資本金 | 350億円(2003年3月現在) |
主要株主 | 東京放送 (同社の持分法適用会社) 日本電気 松下電器産業 電通 など |
外部リンク | www.bs-i.co.jp/ |
特記事項:2000年6月に株式会社ビーエス・アイに商号変更。 |
目次 |
[編集] 沿革
- 1998年(平成10年)11月 - 株式会社ジャパン・デジタル・コミュニケーションズ設立
- 1999年(平成11年)1月 - 日本民間放送連盟に加盟
- 2000年(平成12年)6月 - 商号を株式会社ビーエス・アイに変更
- 2000年(平成12年)12月1日11:00 - 本放送開始
- 2004年(平成16年)7月 - 本社をTBS会館からTBS放送センター15階に移転
- 2005年(平成17年)9月30日 - ラジオ放送を終了
- 2006年(平成18年)8月1日 日本ビーエス放送におけるGガイド放送終了を受けGガイド放送開始。
[編集] 株主
ほか計29社
[編集] チャンネル内訳
[編集] テレビ放送
- BS161~163chが割り当てられている。また臨時放送用に169chが割り当てられているが使用されていない。リモコンキーIDは6。
- なお開局以来、無料放送のBSデジタル放送局では唯一、3チャンネル分割のレギュラー放送があったが、2005年2月11日をもって終了した(月曜~金曜 14:00~14:55、161ch=テレビショッピング、162ch=「i-collection」、163ch=放送休止)。
- またリモコンのdボタンで、データ放送を見る事ができる(CM中及び連動データ放送の時間帯を除く)。内容はニュース・気象情報・Jリーグ情報・双方向サービスの会員登録。
- 字幕放送(文字多重放送)は2時間サスペンスドラマ(「ミステリー・セレクション」としてTBS地上波で放送されている月曜ミステリー劇場の再放送)のみで行われている。
- 日曜の深夜2:30~5:00を除き、24時間終夜放送を実施。
[編集] 独立データ放送
- BS-i独立データ放送
- BS766,768chが割り当てられているが、運用中なのは766ch(My Channel 766)のみ。
- 放送内容はゲームやアンケートなど。
- Gガイド放送
- BS908ch(BS768chでも運用開始(運用開始時は不明))
- 2006年8月1日 日本ビーエス放送におけるGガイド放送終了を受け放送開始。
[編集] ラジオ放送
TBSラジオ&コミュニケーションズが製作を担当していたが、2005年9月30日をもって終了した。
- BS-i 461
- 「ニュース情報チャンネル」 平日は10分ごとに更新される音声ニュース「ボルトアクションニュース」がメイン。画面は文字ニュースであった。ニュースの合間は音楽で繋いでいた。週末は終日音楽を放送していた。
- BS-i 462
- 「BS academia」(2000年12月1日~2003年3月29日)公募で選ばれた大学生達がBS-i(TBSラジオ&コミュニケーションズ)より施設を借り切り、自ら企画・運営を行った。日本生命保険が協賛。新たなメディアの創造を目指したが、世間の注目を集めるに至らず終了。
- 「Channnel-462」(2003年3月30日~2005年9月30日)BGM音楽をかけ流す内容。ザ・ビートルズのアルバムを中心に放送していた。
[編集] 主な番組
[編集] BS-iオリジナル番組
[編集] 報道・情報
- 榊原・蔦のグローバルナビ(TBSニュースバードでも放送)
- メディカルα(新番組)
- Good life
- 医者がすすめる専門医
- 中国完食プロジェクト
- 本と出会う(TBSニュースバードでも放送)
- i-collection
- i-style
- iしたい。
[編集] スポーツ
[編集] 紀行・ドキュメンタリー
- Lの風景(TBS、TBSビジョンとの共同制作、LEXUS提供)
- ハイビジョンのひととき「温泉遺産」
- 世界銘酒紀行
- ザ・ベストホテル
- 人間国宝~日本が誇る匠の技~
- 筑紫哲也の現代日本学原論
- 超・人(松下電器提供)
- i's EYE
- 地球見聞録
[編集] ドラマ
- 海外ドラマ
[編集] 音楽
- ダブルミリオン
- 高見沢俊彦のロックばんTV(TBSラジオと共同制作)
- MUSIC TIDE
[編集] バラエティー
など
[編集] TBS系列でも放送されている番組
- ニュース・報道
- TBSニュースバードニュース(4:3識別信号を付加しているため 4:3テレビ使用の場合は映像が拡大される。主に深夜から朝に放送。2006年3月31日までは午後にも放送していた。)
- JNN報道特別番組(突発事件・事故、選挙関連など)
- 時事放談
- スポーツ
- ザ・プロ野球(JNN全国中継を含む横浜ベイスターズ戦、JNN全国中継の中日対巨人戦、広島対巨人戦、セ・パ交流試合)
- マスターズゴルフ 但し、地上波放送とは別の実況アナウンサーが担当 ※TBSチャンネルでも放送
- 全日本実業団女子駅伝(毎年12月開催、開催日夜に時差放送)
- 山陽女子ロードレース(RSK製作でサイマル放送、毎年12月23日開催) ※地上波では岡山・香川ローカル
- ドキュメンタリー
- 世界遺産
- 浪漫紀行・地球の贈り物
- 九州遺産(RKBほかJNN九州・沖縄ブロック制作)
- バラエティー・情報
- 王様のブランチ
- クボジュンのえいごっこ
- 落語研究会 ※TBSチャンネルでも放送
- E娘! ※地上波では関東ローカル
- ワナゴナ ※地上波では関東ローカル
- 恋愛脳℃
- ドラマ
[編集] 終了した番組
- BS-iオリジナル番組
- Felice~心理テストで最新情報~
- LIVE!LOVE!EVE!
- おすと!?ワールド
- 未来☆遊園
- i-NEWS(i-NEWS Morning、i-NEWS Evening)
- i-SPORTS(Heart-Beat weekend)
- HORSY and SPORTS
- HORSY-i
- 危ないダンディー
- ニッポンの真実
- お父さんのための馬講座
- 中央競馬LIVE(2004年12月25日の放送をもって終了)
- TIME OVER(2005年3月26日の放送をもって終了)
- NEWSアカデミー(2005年6月26日の放送をもって終了)
- ROCKの要!(2005年3月27日の放送をもって終了)
- 激☆店(2005年3月31日の放送をもって終了)
- 健康DNA!!(2006年3月26日の放送をもって終了)
- お父さんのためのショービス講座(2006年3月31日の放送をもって終了)
- ケータイ刑事銭形シリーズ ※現在はCSファミリー劇場でも再放送中
- 恋する日曜日シリーズ
- ファーストシリーズ
- セカンドシリーズ
- 文學の唄シリーズ
- 怪談新耳袋(現在休止中)
- 佐藤四姉妹
- 心にサンサン物語
- 温泉美人
- 月うさぎ恋わずらい(2001年5月~2002年3月)
- 68 (BSフジとの共同制作番組)
- エヴェッサTV(bjリーグ・大阪エヴェッサ情報番組)
- TBS製作
- JNN系列
- 鶴瓶のスジナシ!(CBC制作、月1回)※番組自体は継続中、現在はTBSチャンネルで放送
- 青い森の国から(ATV制作)※2005年3月まで、2005年4月からはBSフジに移行
- 全日本都道府県対抗女子柔道選手権大会(RSK製作、毎年6月第3週開催)※2005年大会まで放送、2006年大会からはRSKのみのローカル放送に。
- その他
- ブルームバーグテレビジョン(2006年3月31日で終了・現在はep放送(CS1・055ch)で一部時間帯のみ放送)
[編集] アニメ番組
BS-iは『まほろまてぃっく』を皮切りに、早くから(地方間の公平を期するため)BS-iのみのアニメ番組の放送をいくつも続けており、地上波より規制が緩いことや、環境が整えば全国で受信できるという強みもあってアニメファンからの支持を集めている(アニメの本数だけみればBSジャパンが圧倒的に多いが、同局のアニメは基本的にテレビ東京の再放送・時差放送で、BSジャパンのみで放送するアニメはない。また、深夜帯アニメの放送も極めて少ない)。
さらに、TBSの深夜アニメ(一部には地上波では独立UHF局で放送のものもあり)の再放送も行っており、BS-iでは16:9だがTBS・JNN系列局ではレターボックスあるいは左右切り捨ての4:3放送(つまりBS-iの方が完全な形)というパターンが多い(左右切り捨てが圧倒的に多いが、例外として『びんちょうタン』は毎日放送のみアナログ放送ではレターボックス、デジタル放送ではBS-iと同じく16:9フルサイズで放映された。TBS系列深夜アニメが地上波でも16:9フルサイズで放送された唯一の例)。
一方で、毎日放送・中部日本放送などTBS以外の系列局が制作・著作を手がける深夜アニメは一度も放送されたことが無い。もっとも、TBS自身が系列局制作の深夜アニメの逆ネットに消極的なので、ある意味では仕方が無いとも言える。
ただし、画質についてはSD画質のソースを無理矢理HD放送(アップコンバート)にした為か苦言を呈する向きもあり、また近年では番組冒頭に不正コピーに対する注意文のテロップが流れるようになったことに対する不満もみられる(但し、『MUSASHI -GUN道-』『RGBアドベンチャー』の様に上記テロップが流されていない番組もある)。
[編集] 深夜枠
- 009-1(2006年10月18日放送開始)
- あさっての方向。(2006年10月19日放送開始)
- Kanon(2006年10月5日放送開始)※リメイク版、京都アニメーション製作
- 夜明け前より瑠璃色な Crescent Love(2006年10月4日放送開始)※地上波の独立U局でも放送(ただし、地上波ではサイドカット放送)。
- 終了した番組
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尚、BS-i深夜枠のみで放映されたアニメはUHFアニメに類似した特徴を持つ。
[編集] 早朝枠
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(OVA・2006年11月19日放送開始)
- RGBアドベンチャー(2006年11月5日放送開始)
- 終了した番組
- BS-iオリジナル作品
- 地上波でも放送された作品
- OVA
[編集] その他の情報
- BS-iのホームページにはBSデジタル全局中唯一電子掲示板(BBS)を設けており、番組に関する意見やリクエストなどを書きこめるようになっている。なお、現在の掲示板は5代目である。
- 毎日新聞朝刊の第2テレビ・ラジオ欄で毎日1番組を紹介。また夕刊(東京版など)では最終面のテレビ欄にNHK衛星第1・第2と並んで番組表を掲載。
- BS-iでは公共広告機構(AC)とJAROとBPOのCMを濃い緑色のサイドバー、毎日新聞のCMには白色のサイドバーを付けて放送する場合がある。
- BS-iのCMはTBS系列の地上波、TBSニュースバード、TBSチャンネルのほか、SKY PerfecTV!110の委託放送事業者であるC-TBSに入っているCS放送チャンネル(ファミリー劇場、キッズステーション)でも流れるが、TBS系列局の毎日放送の子会社であるGAORAでも流れる。
- BS-iのキャラクターとして、メインキャラクターとして「アイ」、サブキャラクターとして「チュータ」が存在していたほか、i-SPORTSなどのいくつかの番組で番組キャラが存在していた。(「アイ」と「チュータ」は、正式には、英語の発音記号になっていて、表記できないためカタカナ表記にした)
- BS-iは一部の番組で違法行為に関するテロップを出す。音質は他局と比べて非常に劣るのが問題点である。
BSデジタル放送 テレビ(NHK):NHK BS1・NHK BS2・NHK BShi |
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