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MiG-21 (航空機) - Wikipedia

MiG-21 (航空機)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MiG-21 (МиГ-21)

MiG-21 MF

MiG-21 MF

テンプレート解説

MiG-21(ミグ21;ロシア語:МиГ-21ミーグ・ドヴァーッツァチ・アヂーンウクライナ語:МіГ-21ミーフ・ドヴァーッツャチ・オドィーン)は、ソ連ミグ設計局が開発した戦闘機。多くの機数が生産され、世界各国に配備がされた。ソ連では三角翼機はしばしばその翼形からバラライカ(ロシア弦楽器で、三角形の胴体が特徴)と渾名されていたが、MiG-21も例外ではなかった。北大西洋条約機構(NATO)は「フィッシュベッド」(Fishbed)というNATOコードネームを付けた。

目次

[編集] 概要

[編集] 開発

MiG-21は、ソ連において1950年代前半より開発された。開発に当たり、設計局では二つの系統の試作機を製作した。そのうち先に完成したYe-2(Е-2イェー・ドヴァー)は、MiG-15からMiG-17MiG-19と受け継がれてきた後退翼を持った機体で、MiG-19から開発された後期の試作機とよく似た外見の機体であった。一方、もうひとつの試作機Ye-4(Е-4イェー・チトィーリェ)は、新しい水平尾翼つき三角翼を持った機体であった。これらMiG-21の初めの試作機であるYe-2とYe-4は、ともに1955年に初飛行を行った。その後同年には展示飛行を行い初めて公に姿を現したが、このときはスホーイ設計局で開発されていた2種類の機体も飛行を行った。これらは後退翼のSu-7と三角翼のSu-9に発展した。一方、MiG-19から正統的に発展した後退翼のYe-2は、改良型も製作されMiG-23(tip 23)という名称で量産されるという計画も出されたものの、結局は開発中止となった。

[編集] 第1世代

Ye-4の発展型であるYe-5(Е-5イェー・ピャーチ)は、1956年1月9日に初飛行を行い、その後MiG-21という量産機の名称が与えられた。次の改良型であるYe-6(Е-6イェー・シェースチ)は、1958年5月20日に初飛行を行った。また、Ye-6の3号機は1959年10月31日に15/25 kmコースにおいて2388 km/hという当時の世界速度記録を樹立した。その際の国際航空連盟への申請にはYe-66(Е-66イェー・シヂスャート・シェースチ)という名称が使用された。この3号機は、MiG-21シリーズの最初の生産型であるMiG-21F(МиГ-21Фミーグ21エーフ)となった。この機体の兵装は、基本的には2門の30 mm機関砲とロケット砲であった。

Ye-6の開発はさらに続けられ、1959年に初飛行を行ったYe-6T(Е-6Тイェー・シェースチ・テー)と呼ばれる機体は、新しいK-13赤外線誘導空対空ミサイル2発を搭載した。このK-13は、アメリカ合衆国製のAIM-9B赤外線誘導空対空ミサイルのコピーであったが、独自に発展し、のちには改良型のR-3Sやレーダー誘導型のR-3Rなどを生み出し長らく東側の標準的兵器となった。このK-13を搭載する機体はMiG-21F-13(МиГ-21Ф-13ミーグ21エーフ・トリナーッツァチ)として量産に入り、初の本格的な生産型となった。なお、MiG-21F-13はミサイルの搭載に伴い従来2 門あった機関砲を1 門に減らしている。

記録機として開発されたYe-66A(Е-66Аイェー・シヂスャート・シェースチ・アー)は、ロケットブースターを搭載し1961年4月28日に34714 mという絶対到達高度の世界記録を樹立した。

なお、MiG-21F/F-13等全天候能力のあるレーダーを搭載しない前線戦闘機として開発された機体は便宜的に「MiG-21の第1世代機」と呼ばれることがある。同様に、MiG-21PF等は「MiG-21の第2世代機」、MiG-21SM等は「MiG-21の第3世代機」、MiG-21bisは「MiG-21の第4世代機」と呼ばれる。なお、これはあくまでMiG-21シリーズの中での世代区分を行ったものである。これとは別に、一般に他機種との比較を行った場合はMiG-21bisは「3世代の戦闘機」とされる。この場合の第3世代とはMiG-23MiG-25などを含み、西側の戦闘機ではF-4ミラージュF1に相当する。また、この場合の「第4世代」に含まれる機体はMiG-29Su-27F-15F-16ミラージュ2000などである。

[編集] 全天候型への発展

全天候戦闘能力が必須となってきた1950年代後半から1960年代にかけて、設計局ではMiG-21に本格的なレーダーを搭載する改良型を開発していた。ソ連ではそれまでMiG-17PF/PFUやMiG-19P/PMといった迎撃戦闘機を有していたが、これらはいずれも能力に限界のあるイズムルート・レーダーを搭載しており、MiG-21では新たな装備方法で全く新しい形式のレーダーを搭載する必要に迫られていた。この課題に対する試作機の名称にはYe-7(Е-7イェー・スィェーミ)が与えられた。その内始めに設計されたのはMiG-21F-13を改修したMiG-21P-13(МиГ-21П-13ミーグ21ペー・トリナーッツァチ)であったが、最終的には操縦席後方に膨らみを設けて燃料搭載量を補ったMiG-21PF(МиГ-21ПФミーグ21ペーエーフ)が初の量産型となった。MiG-21の開発は、これ以降レーダー搭載型が主となった。

MiG-21P/PFの搭載した電波探知装置(RLS;РЛС;Радиолокационная станция;レーダー・ステーション)はTsD-30TP(ЦД-30ТПツェーデー・トリーッツァチ・テーペー)/RP-21U(РП-21Уエールペー・ドヴァーッツァチ・アヂーン・ウー)と呼ばれる当時完成していたものの中では最新型のもので、Su-9迎撃戦闘機に搭載されたTsD-30T(ЦД-30Т)/RP-9U(РП-9У)と基本的には同一のものであった。コマンド誘導システムの追加により、MiG-21P/PFでは従来のK-13空対空ミサイルに加えコマンド誘導方式のRS-2US空対空ミサイルが搭載できるようになった。大型機のSu-9ではTsD-30レーダー・ステーションは比較的無理なく搭載されていたが、ずっと小型のMiG-21への搭載には困難が伴った。機体構造は大きく見直され、機首は大型レーダーの搭載に従い太いものに変更され、機器や燃料タンク等の搭載場所の不足から背部の膨らみは大型化された。操縦性は劇的に悪化されることはなかったが、これは奇跡的なことであるといえた。

なお、MiG-21は昼間戦闘機であった第1世代までは「前線戦闘機」、それ以降は「迎撃戦闘機」と区分されているが、ソ連では1960年代頃は「全天候戦闘機」のことを「迎撃戦闘機」と呼んでいたようである。これは、レーダーによる全天候能力がないのが当たり前であった時代と逆にそれによる全天候能力があるのが当たり前になった時代との狭間における区分であったと考えられる。即ち、第二次世界大戦時の迎撃戦闘機MiG-3は当然ながら全天候能力は有していなかったし、現代の前線戦闘機MiG-29は高度な全天候能力を有している。

[編集] 第3世代への発展

MiG-21PFはその後MiG-21PFS(МиГ-21ПФСミーグ21ペーエーフエース)やMiG-21PFM(МиГ-21ПФМミーグ21ペーエーフエーム)などへと進んでいったが、これら「第2世代機」と呼ばれるシリーズに対し1960年代半ばには「第3世代」と呼ばれる機体が登場した。その初めの機体はMiG-21R(МиГ-21Рミーグ21エール)で、これは当初はMiG-21PF型の機体に各種偵察コンテナーを搭載する前線偵察機であったが、主として生産された機体は背部の膨らみを大型化した新しい機体であった。偵察コンテナーは作戦任務に応じて昼間・夜間・電波の3種類が用意されていた。

その後、この機体を基にMiG-21S(МиГ-21Сミーグ21エース)やMiG-21SM(МиГ-21СМミーグ21エースエーム)といった1960年代後半から1970年代にかけてソ連の航空戦力の主力を担った戦闘機型が生み出された。また、MiG-21SMを基に輸出向けのグレードダウン型としてMiG-21M(МиГ-21Мミーグ21エーム)が開発・生産された。その後、ソ連国内向けにより高性能なMiG-21bisが開発されると、ソ連型MiG-21SMと同等の能力を持ったMiG-21MF(МиГ21МФミーグ21エームエーフ)や改良型のMiG-21MF-75(МиГ-21МФ-75ミーグ21エーフ・スィヂスャート・ピャーチ)などが開発され、輸出されるようになった。

[編集] 第4世代

1971年に初飛行したのが、MiG-21シリーズのひとつの完成型となった「第4世代機」MiG-21bis(МиГ-21бисミーグ21ビース)であった。これはさらに大型化した背部の膨らみを持ち、MiG-21としては最も高い能力を付与されていた。MiG-21bisは、F-15F-14を仮想敵として開発された機体であった。また、ソ連のアフガニスタン侵攻では、主力戦闘爆撃機として多数が投入された。

[編集] 複座型

MiG-21には各世代に対応する複座の高等練習機として使用される教育訓練戦闘機(Учебно-тренировочный истребитель)型が製作された。主なものとしては、MiG-21U(МиГ-21Уミーグ21ウー)、MiG-21US(МиГ-21УСミーグ21ウーエース)、MiG-21UMМиГ-21УМミーグ21ウーエーム)などがある。これらは戦闘機型のMiG-21の退役後も各種試験に用いられたり、また専用の高等練習機として使用が続けられている場合がしばしばある。

[編集] 海外

MiG-21を運用した国
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MiG-21を運用した国

MiG-21シリーズは、ソ連をはじめ東欧アジアアフリカを中心に世界各国に配備された。生産はソ連の他、チェコスロヴァキア(S-106という名称でMiG-21F-13の改修型をライセンス生産)、インド(MiG-21FL/M/bisをライセンス生産)、中華人民共和国(MiG-21F-13をコピーして殲撃7型として生産)、独立後のグルジア(MiG-21UMを2機のみ生産)でもなされ、とくに中華人民共和国では主力戦闘機として現在でも生産が続けられている。また、同国で開発された第4世代戦闘機FC-1梟龍スーパー7という別名を持ち、殲撃7型即ち同国製MiG-21の発展型である。

MiG-21はソ連製だけでも、各型合わせて10000機以上いう超音速機としては他に例を見ない数の機体が生産されており、戦後最も成功した戦闘機のひとつである。これほどまでに改良が進み、長期間に渡って生産された理由としては、後継機たるMiG-23がMiG-21を全面的に凌駕できなかった点も挙げられる。実際MiG-21の格闘性能は非常に高く、これを全面的に凌ぐ機体はアメリカのF-16、そしてMiG-29の登場を待たねばならなかった。


[編集] 実戦

MiG-21の使用された主な事件は以下の通り。

MiG-21はその運用国が多いため、この他にも多くの紛争や内戦に使用されている。

[編集] 展望

現在でも世界各国の空軍に配備されており、近代化改修を行った機体のみならず、今後も多数運用し続けられると見られている。また、MiG-21は超音速戦闘機としては他に類を見ないほど構造が簡単で維持しやすいため、維持の難しいMiG-23MiG-29などを退役させてMiG-21に統合した国もある。これは、冷戦後の軍縮の一つの典型といえよう。MiG-29やMiG-23MFを退役させてMiG-21ランサーを残したルーマニアや、MiG-23MLD等を退役させてMiG-21bis SAUを残したブルガリアなどがこれに当てはまる。 ソ連の品質管理が雑なこととMiG-21の構造が単純なため屋外で放置されていた。

MiG-21は機体構造が簡単であるとされる一方で、ルーマニアでMiG-21を近代化改修する際に最重要改修点となった点のひとつに「部品・規格等の統一」というものが挙げられていたことから分かるように、MiG-21は機体の規格がまちまちで、その点において整備が煩雑であるという欠点があるとされている。また、1 秒あたり90度以上のロールを与えると回転が止まらなくなるというほど操縦が非常に困難な機体であったとされている。これは、後期の機体でも完全には改善されなかったようである。また、航続距離が非常に短く、運用上支障もあった。これは国外逃亡を防ぐためもあると言われるが、機体に改良を加えるごとに燃料搭載量を増加させるという努力が続けられていることを考えると、そのような目的があったとは考えにくい。

[編集] 近代化改修

近代化改修案は各国から出されている。現在も開発・生産を続けている中華人民共和国を別とすれば、ロシアのMiG-21-93(別名MiG-21UPGМиГ-21УПГミーグ21ウーペーゲー)やMiG-21-93I(МиГ-21-93Иミーグ21-93イー)、MiG-23-98MiG-21K(МиГ-21Кミーグ21カー)、ルーマニアランサーI/II/III(Lancer I/II/III)、イスラエルMiG-21-2000が主なところである。この他、チェコは運用する自国のMiG-21MFをNATO標準に合わせたMiG-21MFNに改修している。チェコではより高度な近代化改修を行う計画もあったが、結局スウェーデン製のグリペンを導入してMiG-21を代替することとし、MiG-21MFには最低限の改修しか施されなかった。また、ウクライナでも近代化改修機が開発されていた。同国では海外の運用国の機体の改修や定期点検も受け持っている。

[編集] 主な派生型

[編集] ソ連/ロシア/ウクライナ/グルジア/インド/ドイツ/ブルガリア

  • Ye-2(Е-2)
MiG-19から発展した後退翼機。エンジンは予定したAM-11(RD-11、のちR-11)が間に合わなかったためMiG-19シリーズが2基搭載していたAM-9B(RD-9B)を1基搭載し、1954年12月25日に完成、翌1955年2月14日に初飛行を行った。
  • Ye-2A(Е-2А)
AM-11を搭載した2号機で、主翼上の境界層版を大型化していた。MiG-23(tip 63)として生産に入る計画もあり1957年に7機が製作されたが、結局は採用されなかった。
  • Ye-4(Е-4)
三角翼機の1号機。主翼下面に大型の境界層版をつけていた。エンジンは当初はRD-9Bと同推力のRD-9Yeで、のちに若干推力の向上したRD-9Iに換装された。なお、エンジンの換装以外にも機体は徐々に改修され、主翼下面の大型の境界層版を廃し、かわりに3枚の小型の境界層版を主翼上面から下面にかけて装備するなどした。1955年6月16日に初飛行を行った。
Ye-2の発展型で、AM-9Yeジェットエンジンに加えS-155ロケットエンジンを追加した混合動力機。3号機は機首が延長されていた。
  • Ye-50A(Е-50А)
燃料消費量の大きなロケットエンジンのため、機体下面に大型の燃料タンクを装備する機体として設計されたが、実際には製作されなかった。
  • Ye-5(Е-5)
Ye-4の発展型。1956年1月9日に初飛行し、同年末にこの機体を基にして新型前線戦闘機MiG-21の量産されることが決定された。H-5I-500とも呼ばれた。
  • Ye-6(Е-6)
Ye-5の発展型で、信頼性に乏しかったRD-11エンジンをR-11F-300に換装するなどの改修を行った。1号機は1958年5月20日に初飛行を行ったが、28日には墜落して失われた。
2号機は境界層版を外側1枚のみに減じ、機首側面に機体の横滑り時のエンジンの失速防止用の空気取り入れ口を設けた。1960年には主翼端への空対空ミサイル搭載の試験機に改造された。
3号機はエンジンのストール防止用の空気取り入れ口を増設した。1959年10月31日には15/25 kmコースにおいて2388 km/hという当時の世界速度記録を樹立した。なお、その際の国際航空連盟への申請名はYe-66であった。この3号機を基に初めの生産型MiG-21Fが製作された。
初期型。NR-30機関砲を2門搭載する。R-11F-300エンジンを搭載し、1959年に初飛行を行った。翌1959年秋から1960年半ばにかけて99機が生産された。なお、MiG-21Fは設計局内ではYe-6Tと呼称された。後には、MiG-21F-13同様の垂直尾翼の増積や、R-3(K-13)ミサイルの運用のための改修が行われた機体もある。
  • Ye-6T/3(Е-6Т/3)
カナードを装備する機体。のちにはK-13ミサイルの搭載試験に用いられ、その成果は初の本格的生産型MiG-21F-13に生かされた。
MiG-21F-13
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MiG-21F-13
本格的に生産の始められた昼間戦闘機型で、R-3S(機体名称の-13はR-3Sの試作名称K-13に由来)ミサイルを運用可能としたかわりにNR-30を1門に減らしている。R-11F-300エンジンを搭載し、1959年に初飛行を行った。
  • Ye-6V(Е-6В)
MiG-21F-13に不整地での短距離離着陸性能を付加するために改造された試験機。
  • Ye-66A(Е-66А)
1961年4月28日に34714 mという絶対到達高度の世界記録を樹立した機体。出力向上形のR-11F-200とロケットエンジンを搭載していた。
  • Ye-7(Е-7)
レーダー搭載型の一連の開発機名称。
  • MiG-21P(МиГ-21П)
TsD-30T全天候レーダーを搭載する迎撃戦闘機(全天候戦闘機のこと)型の最初の型であったが、生産されなかった。R-11F-300エンジンを搭載する最初の試作機Ye-7/1は10機が製作され、1958年8月に初飛行を行った。試作機はYe-7/2Ye-7/3と作られ、Ye-7/3はこのシリーズの最初の量産型迎撃戦闘機であるMiG-21PFの直接的な基礎となった。
MiG-21PF
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MiG-21PF
量産・配備された最初の全天候戦闘機型。MiG-21の第2世代機。固定武装は廃されている。搭載レーダーはTsD-30TP(RP-21)であった。新型のR-11F2-300エンジンを搭載するYe-7/4が直接の原型機となった。なお、試作機はMiG-21Pからの連番であるが、特に区別するとすればYe-7/3とYe-7/4がMiG-21PFの試作機といえる。
  • Ye-8(Е-8) ВВС СССР Е-8 #82 ВВС СССР Е-8 #82
  • 1962年に初飛行したMiG-21PFの大幅な改設計型。R-21F-300エンジン1基を搭載した。2機のみ製作されたが、1号機(#81)が事故で失われるなどし、機体の欠陥の改善される見通しも立たなかったため開発は中止された。
  • MiG-21FL(МиГ-21ФЛ / Изделие 77)
インドでのライセンス生産機で、基本的にはMiG-21PFM初期型の輸出仕様機であるが、吹き出しフラップがないなどMiG-21PFとの中間的機体構造を持っている。R-11F-300エンジンとR-2Lレーダーを搭載した。MiG-21PFM同様、機関砲コンテナーを搭載することもできる。1965年から1968年まで生産され、1966年から2005年現在に至るまでインド空軍で運用されている。
R-11F2S-300エンジンを搭載し、1962年に初飛行を行った。最大の改修点は主翼に吹き出しフラップ(SPS)を採用したことで、これ以降の機体はこのシステムを備えることとなった。試作機はYe-7SPSと呼ばれた。比較的少数が生産されたに留まったが、一部は輸出もなされた。
MiG-21PFSのドイツ民主共和国(東ドイツ)での制式名称。
MiG-21SPS-K
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MiG-21SPS-K
東ドイツのMiG-21SPSの改修型で、MiG-21PFMに準じた仕様としたもの。MiG-21PFM以降の発展型同様、機関砲コンテナーを搭載可能とした。そのため、機首左右の空気取り入れ小口に、機関砲の排煙除去用の整流版が設置されている。外見上は、MiG-21PFM後期型に酷似している。風防は上方へ膨らみをもったツーピース型。後方ミラーは付属するものとしないものとがある。東ドイツのみで運用された。
TsD-30TP(RP-21)レーダーを搭載したMiG-21PFSの改良型。試作機はYe-7Mと呼ばれた。比較的少数が生産されたに留まった。風防はMiG-21PF同様のワンピース型。
MiG-21PFM(製品94N)
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MiG-21PFM(製品94N)
吹き出しフラップを備えた初期のMiG-21の主要生産型となった。射出座席を新しいKM-1に変更するなどの変更が行われていた。また、機関砲コンテナーの搭載能力も付加されていた。なお、射出座席の変更に伴い風防はそれまでの前開きのワンピース型から横開きのツーピース型に変更されたが、ワンピース型同様に上方へやや膨らみをもった形状のものと上辺が直線的でリアビューミラーを装備したものとがある。風防の型は、MiG-21S/SM/M辺りまで同様に2種類のものが見られた。
1967年に初飛行したMiG-21PFMの改設計型で、2機のリフトエンジンを搭載する垂直離着陸機の研究機として用いられた。これを基にMiG-23PD垂直離着陸戦闘機が製作されたが、こちらも量産には結びつかなかった。
前線偵察機型。Ye-7Rとして1965年に初飛行を行った。外見上は第3世代機の最初の機体として数えられるが、実際は第2世代機の背部燃料タンクを大型化しただけの機体であった。また、Ye-7Rや初期のごく少数の量産機はMiG-21PF同様の機体を使用していた。ソ連空軍の他、各国で使用されたが、機体製作年が早かったため他の第3世代機よりも先に退役している場合が多く、その場合はMiG-21MFを改修したMiG-21MFRなどがMiG-21Rの後継機として運用される場合もあった。
MiG-21Rの輸出型として開発された。MiG-21Rとは装備等若干異なる。なお、MiG-21RFは主力型とはならず、MiG-21Rの方が多く輸出された。
第3世代機。新型のサプフィール22(RP-22)レーダーを搭載した。新型のR-11F2S-300エンジンを搭載し、1963年に初飛行を行った。なお、冷戦時代には西側諸国からは「MiG-21PFMA」であると誤認されていた。
MiG-21SにGSh-23L連装機関砲を固定装備した機体で、一時はソ連の空軍戦力の主力となった。Р-13-300エンジンを搭載し、1969年に初飛行を行った。MiG-21シリーズの中で最も多くの機体が製作されたとされる。MiG-23などが主力戦闘機となった後は、戦闘爆撃機として使用された。
Tu-144開発のために製作された試験機。MiG-21Sの胴体を利用して製作され、1968年に初飛行を行った。
MiG-21M
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MiG-21M
MiG-21MFとMiG-21UM
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MiG-21MFとMiG-21UM
  • MiG-21M(МиГ-21М / Изделие 96)
MiG-21SMの輸出向けダウングレード型で、一世代前のRP-21MLレーダーを搭載していた。エンジンもMiG-21PFMと同じR-11F2S-300を搭載し、1968年に初飛行を行った。生産はMMZ「ズナーミャ・トルダー(労働の旗)」工場で1968年から1971年まで行われた。インドでは1971年よりライセンス生産が行われ、1973年よりインド空軍に配備された。
単にMiG-21Mとも呼ばれる。
サプフィール22(RP-22)レーダーを搭載するなどMiG-21SMと同程度の能力を持った輸出型。R-13-300エンジンを搭載し、1970年に初飛行を行った。MMZ「ズナーミャ・トルダー」工場において1970年から1974年まで生産された。輸出型の主力となった機体。ワルシャワ条約機構各国で主力機となった。冷戦終結後は、MiG-21bisより以前に旧式のMiG-21MFは多くが退役したが、チェコスロヴァキアルーマニアのようにMiG-21bisを運用しなかった国では後継機種の選定まで長らく運用が続けられた。その他の国では、MiG-21bisの配備後は主として戦闘爆撃機や前線偵察機として用いられた。
MiG-21MFの発展型で、システムが若干近代化された。
  • MiG-21MFR(МиГ-21МФР)
1990年代にブルガリアで開発された偵察機型。機体が老朽化したMiG-21Rの代替機として計画された。戦闘爆撃機としては旧式化したMiG-21MFを改修し、従来MiG-21Rで運用されていた偵察コンテナーを運用できるようにした。しかし、MiG-21MFRも機体の老朽化で早期に退役し、同時期にMiG-25RBSu-22M4Rも退役したため、ブルガリアの高度の航空偵察能力は失われた。
  • М-21(М-21)
1967年に初飛行した無人航空機型で、MiG-21PFやMiG-21PFMから改修されていた。ソ連時代後期、標的機や各種試験機として多数が試験や訓練に使用された。
MiG-21SMT
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MiG-21SMT
大型の背部燃料タンクを装備する機体として開発されたが、機体バランスが崩れ失敗作といわれた。1971年に初飛行。一部の機体は、MiG-21STに改修された。
失敗に終わったMiG-21SMTを改修した機体。
  • MiG-21MT(МиГ-21МТ / Изделие 96Т)
R-13F-300エンジンを搭載するMiG-21Mの発展型として開発された。装備等はMiG-21MFと同様で、1971年よりMMZ「ズナーミャ・トルダー」工場で生産が始められたが、15機しか製作されなかった。
MiG-21bis LAZUR
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MiG-21bis LAZUR
MiG-21bis SAU
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MiG-21bis SAU
第4世代機。大幅な改良型で、1970年代から1980年代にかけてソ連の主力機となった。R-25-300エンジンを搭載し、1971年に初飛行を行った。
ソ連での生産機としては最終型となった。改良された電子機器を搭載した。なお、<<75A>>と<<75B>>は、正式名称はどちらも単に「MiG-21bis」と称されることが普通である。また、資料によってはMiG-21bis-Kと表記しているものもある。なお、通常では「"B"規格」はワルシャワ条約機構外への大幅なダウングレード輸出型であることを意味しているが、この場合はその意味ではない。
インドでのライセンス生産機。
ウクライナで開発された海外向けの近代化改修型。オデッサで開発が行われた。
最初に生産された複座型。高等練習機としての運用の他、様々な試験用途にも使用された。
改良型。垂直尾翼が大型化されるなどしている。<<66>>と<<67>>はどちらも単に「MiG-21U」と称されることも多い。
改良型。電波受信部などが変更されている。MiG-21PFM以降の単座型同様、吹き出しフラップとKM-1射出座席を装備している。
MiG-21UM
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MiG-21UM
改良型。なお、グルジアではソ連からの独立後も生産が続けられ、1990年代後半に2機だけ製作されている。また、グルジアでは改修型も開発されており、一部MiG-21運用国で採用されている。
  • MiG-21K(МиГ-21К)
新しい空対空ミサイルであるR-27RR-73を運用可能とするなどした、ロシアによるMiG-21SMの近代化改修機。MiG-21M/MFを運用する国やMiG-21bisを運用する国へ提案されたが受注には失敗し、計画は破棄された。
ロシアで開発された近代化改修機。R-25-300エンジンを搭載し、1994年に初飛行した。インドに採用されたのち、一時はイエメン共和国、ブルガリア、クロアチアなどにも採用される可能性があるとされていた。高性能の小型レーダーであるコピヨー()を搭載している。第4世代の戦闘機を圧倒する性能を持つとされ、また本来小型・軽量のため運動性にも優れているが、エンジンはMiG-21bisのままであるためその欠点はそのまま受け継いでいる。搭載兵器としては、R-73やR-77のような空対空ミサイルのほか、Kh-31などの空対地ミサイルも運用可能となっている。
MiG-21-93のインドでの採用名称。
  • MiG-21-93I(МиГ-21-93И)
MiG-21-93の派生型。
  • MiG-21-98(МиГ-21-98)
MiG-21-93の派生型。

[編集] ルーマニア/イスラエル/クロアチア

ルーマニアのMiG-21PFはこの名称で呼ばれた。
ルーマニアのMiG-21PFMはこの名称で呼ばれた。
MiG-21-2000(ショックコーンは外した状態)
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MiG-21-2000(ショックコーンは外した状態)
イスラエルで開発された近代化改修機。ウガンダポーランドより購入したMiG-21bisを購入した際この規格に改修して配備した他、ザンビアエチオピアも改修したとされる。ラオスは契約は結んだものの、経済的な理由から中止された。なお、イスラエルは商業上の戦略から当初よりルーマニアと共同開発したように装っていたが、実態はそうではなかった。イスラエルのこうした販売努力にも拘らず、販売は順調には行っていない模様である。
MiG-21-2000の技術を用いたルーマニアの近代化改修機で、主に対地攻撃を行うとされる。R-25-300エンジンを搭載している。
  • MiG-21M LANCER II / MiG-21M LANCER C
LANCER I規格に準じたルーマニアの近代化改修機で、防空任務により適した仕様となっている。
LANCER II規格に改修されたルーマニアのMiG-21MF。
  • MiG-21MF-75 LANCER II / MiG-21MF-75 LANCER C
LANCER II規格に改修されたルーマニアのMiG-21MF-75。
LANCER I規格に改修されたルーマニアのMiG-21UM。
MiG-21bisに対する近代化改修機で、フルヴァージョンのものの販売実績がない。
クロアチアのMiG-21bis LAZURの改修機で、ルーマニアのLANCER III規格の簡易型。
ルーマニアで改修されたクロアチアのMiG-21UM近代化改修機。

[編集] ユーゴスラヴィア/セルビア・モンテネグロ/セルビア

L-12
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L-12
ユーゴスラヴィアのMiG-21F-13は、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21PFMは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21Rは、この名称で呼ばれた。
  • L-15(Л-15)
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21Mは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21MFは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21bis LAZURは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21bis SAUは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21Uは、この名称で呼ばれた。
  • NL-14(НЛ-14)
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21USは、この名称で呼ばれた。
旧ユーゴスラヴィアのMiG-21UMは、この名称で呼ばれた。

[編集] チェコスロヴァキア/チェコ

S-106
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S-106
チェコスロヴァキアでのライセンス生産機で、第二風防が金属製になるなどソ連製のMiG-21F-13とは異なる点がある。名称はのちに単なるMiG-21F-13に変更された。
チェコのMiG-21MFのNATO仕様改修機。2005年まで運用後、JAS39グリペンに代替された。

[編集] フィンランド

  • MiG-21F-13
フィンランドで独自に改修された機体で、MiG-21bis導入後、偵察機に改修された。
フィンランドで独自に改修された機体。

[編集] 中華人民共和国/パキスタン

中華人民共和国で生産されたMiG-21F-13に準じた初期型。しかしながらその初飛行は遅く、1966年であった。なお、J-7は殲撃七型を略記した殲-7のローマナイズ表記である。なお、中国語で殲撃機とは戦闘機のことを表す。中華人民共和国での生産は、当初は瀋陽飛機工廠(現在の瀋陽飛機工業公司、旧満洲飛行機の施設)で行われていたが、1968年8月以降、単座型J-7は基本的に成都飛機工廠(CAC)で生産されている。なお、文化大革命の影響であらゆる工業製品は一時生産不能に陥ったが、J-7の生産は1970年代半ば頃に再開されたものと見られる。J-7は、1969年珍宝島事件(ダマンスキー島事件)に際してはJ-6などとともに戦線へ投入されたが、同地域では数機のJ-7がソ連空軍のMiG-239K32「ストリェラー2」地対空ミサイルの攻撃によって失われている。また、J-7は1979年中越戦争でも使用された。
  • J-7I
1976年6月に初飛行したJ-7の発展型。30 mm機関砲 1門を増設し、MiG-21F同様 2門を装備している。
アルバニアタンザニアに輸出された機体。F-7IAとも表記されることもある。なお、F-7はJ-7の輸出名称である。
独自の改良型で、射出座席やエンジン及びエンジン室の改善、機内燃料タンクの増設などが行われている。人民解放軍空軍の主力となった他、同海軍にも配備されている。1978年12月に初飛行。
ジンバブウェに輸出された機体で、同国ではホークハンターと共に使用されている。
  • F-7IIA
  • F-7IIの発展型。
  • F-7IIN
ジンバブウェに輸出された機体。
  • F-7B
朝鮮民主主義人民共和国イラクエジプトスーダンへ輸出された機体。
戦力増強のためスリランカへ輸出された機体。
輸出向けのJ-7IIの改良型として開発され、1983年に初飛行した。ハードポイントを4ヶ所に増設している。MiG-21MFの後継機としてバングラデシュミャンマー、イエメン共和国、イランへ輸出された。
パキスタンへ輸出された機体。1988年に初飛行した。
1989年に初飛行したF-7Pの発展型。
エジプトより入手したソ連製のMiG-21Mをコピーした機体。ドラッグシュート収納部は中国式で、MiG-21Mと異なる。成都と貴州が共同開発し、1984年に初飛行。
  • J-7D / J-7IIIA
1993年に初飛行した機体で、J-7IIIの発展型。J-7Dとして人民解放軍空軍に配備された。
主翼をダブルデルタ翼に改修し、電子装備等を改良した機体。1990年に初飛行。
J-7Eの輸出型。1995年に初飛行。
F-6を代替するためパキスタンが導入したJ-7Eの輸出仕様機。
  • J-7G
2003年に初飛行したJ-7Eの発展型。
  • F-7NI
ナイジェリアのF-7PG。
  • JJ-7
MiG-21Uに準じた複座練習機(中国語:殲教機)型。殲教七型の略号。1985年に初飛行を行った。なお、複座型FT-7の生産は貴州で行われている。
  • FT-7
JJ-7の輸出名称。
  • JJ-7A
  • FT-7A
F-7Aの複座練習機型。
  • JJ-7B
  • FT-7B
F-7Bの複座練習機型。
  • JJ-7M
  • FT-7M
F-7Mの複座練習機型。
パキスタンへ輸出されたF-7Pの複座練習機型で、23 mm連装機関砲を装備するため胴体が延長されている。
  • FT-7PG
パキスタンへ輸出された機体。
  • FT-7NI
ナイジェリアのFT-7PG。
Fighter China-1を意味する名称。同じく成都で開発されている殲撃10型とは別に、1980年代よりアメリカ合衆国の技術支援により開発された第4世代機。その後、パキスタンとの共同開発のもと、ロシアの小型戦闘機計画に相乗りする形で進められた。2003年に初飛行。特徴として電子機器搭載スペース拡大のためエアインテイクが側面に移り、今までのMiG-21系列とは外見が大きく異なる。なお、FC-1に関しては、スーパー7とは別の機体でありMiG-21の派生型ではないとする説もある。
Joint Fighter-17を意味する名称。FC-1のパキスタン空軍での制式名。2006年よりPakistani Aeronautical Complex (PAC)で生産が開始される予定である。
  • F-7MF
FC-1の輸出向け廉価版として開発されている多目的戦闘機。
  • F-7FS
1998年に初飛行した試験機で、F-7MF用のレーダーをテストした。

[編集] スペック(ソ連製)

[編集] MiG-21F

  • 種別:前線戦闘機
  • 初飛行:1958年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:13.46 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:4819 kg
  • 通常離陸重量:6850 kg
  • 機内燃料搭載量:1790 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ R-11F-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф-300)
  • 推力:5740 kg/f
  • 最高速度:2125 km/h
  • 最高速度(地表高度):1100 km/h
  • 航続距離(機内燃料のみ):1520 km
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1580 km
  • 実用上昇限度:19000 m
  • 武装:30 mm機関砲 NR-30(НР-30) ×2
K-13(К-13)空対空誘導ロケット(ミサイル) ×2

[編集] MiG-21F-13

  • 種別:前線戦闘機
  • 初飛行:1959年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:4871 kg
  • 通常離陸重量:7100 kg
  • 機内燃料搭載量:1900 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ R-11F-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф-300)
  • 推力:5740 kg/f
  • 最高速度:2125 km/h
  • 最高速度(地表高度):1100 km/h
  • 航続距離(機内燃料のみ):1300 km
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1580 km
  • 実用上昇限度:19000 m
  • 武装:30 mm機関砲 NR-30(НР-30) ×1
K-13(К-13)空対空誘導ロケット ×2、S-24(С-24)空対地無誘導ロケット、自由落下型爆弾、など

[編集] MiG-21PF

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1958年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5150 kg
  • 通常離陸重量:7750 kg
  • 最大離陸重量:9080 kg
  • 機内燃料搭載量:2200 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ R-11F2-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф2-300)
  • 推力:6120 kg/f
  • 最高速度:2175 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(機内燃料のみ):1600 km
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):190 km
  • 実用上昇限度:19000 m
  • 最大G:8
  • 武装:空対空誘導ロケット ×4まで:K-13(К-13)、R-3S(Р-3С)

[編集] MiG-21PFM

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1962年10月17日
  • 運用開始:1964年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 通常離陸重量:7820 kg
  • 最大離陸重量:9120 kg
  • 機内燃料搭載量:2200 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ R-11F2S-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф2С-300)
  • 推力:6175 kg/f
  • 最高速度:2230 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(機内燃料のみ):1300 km
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1970 km
  • 実用上昇限度:19000 m
  • 最大G:8
  • 武装:空対空誘導ロケット ×4まで:K-13(К-13)、R-3S(Р-3С)、RS-2US(РС-2УС);23 mm連装機関砲 GSh-23(ГШ-23)コンテナー、S-24(С-24)空対地無誘導ロケット、H-66空対地誘導ロケット(ミサイル)

[編集] MiG-21R

  • 種別:前線偵察機
  • 初飛行:1965年
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.125 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5350 kg
  • 通常離陸重量:8100 kg
  • 燃料搭載量:2320 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-11F2S-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф2С-300) ×1
  • 出力:6175 kg/f (A/Bなし:3950 kg/f)
  • 最高速度:1700 km/h
  • 最高速度(地表高度):1150 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1600 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1300 km
  • 実用飛行上限高度:15100 m
  • 最大G:8.0
  • 乗員:1 名
  • 武装:R-3S(Р-ЗС)空対空誘導ロケット ×2、УБ-16-57УまたはУБ-32空対地ロケット・ユニット、S-24(С-24)空対地ロケット ×2、自由落下型爆弾 ×2、燃焼タンクなど(のち、23 mm連装機関砲 GSh-23(ГШ-23)コンテナーを搭載可能に改修)
  • 偵察コンテナー:D/N/R各型(昼間写真偵察/夜間写真偵察/電波偵察用) ×1

[編集] MiG-21S

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1968年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 通常離陸重量:8150 kg
  • 燃料搭載量:2320 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-11F2S-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф2С-300) ×1
  • 出力:6175 kg/f
  • 最高速度:2230 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1610 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1240 km
  • 実用飛行上限高度:18000 m
  • 最大G:8
  • 乗員:1 名
  • 武装:最大兵器搭載量1300 kgまで、ハードポイント 4ヶ所
23 ㎜連装機関砲 GSh-23(ГШ-23)コンテナー;空対空誘導ロケット ×4まで:K-13(К-13)、R-3S(Р-ЗС)、RS-2US(РС-2УС);空対地ロケット:S-24(С-24);100 kgまでの自由落下型爆弾、燃焼タンクなど

[編集] MiG-21M

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1968年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.90 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5350 kg
  • 通常離陸重量:8200 kg
  • 最大離陸重量:9300 kg
  • 燃料搭載量:2200 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-11F2S-300 ターボジェット(ТРДФ Р-11Ф2С-300) ×1
  • 出力:6175 kg/f
  • 最高速度:2230 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1420 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1050 km
  • 最大上昇率:12240 m/min
  • 実用飛行上限高度:17300 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1300 kgまで、ハードポイント 4ヶ所
空対空誘導ロケット ×4まで:K-13M(К-13М)、K-13(К-13);57 mmロケット・ユニット:UB-16(УБ-16)、またはUB-32(УБ-32);100 kgまでの自由落下型爆弾、燃焼タンクなど

[編集] MiG-21SM

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1969年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5250 kg
  • 通常離陸重量:8300 kg
  • 最大離陸重量:9400 kg
  • 燃料搭載量:2200 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-13-300 ターボジェット(ТРДФ Р-13-300) ×1
  • 出力:6490 kg/f
  • 最高速度:2230 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1420 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1050 km
  • 最大上昇率:12240 m/min
  • 実用飛行上限高度:18000 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1300 kgまで、ハードポイント 4ヶ所
空対空誘導ロケット ×4まで:K-13M(К-13М)、K-13(К-13)、K-13R(К-13Р)、R-60(Р-60)、R-60M(Р-60М);57 mmロケット・ユニット:UB-16(УБ-16)、またはUB-32(УБ-32);100 kgまでの自由落下型爆弾、燃焼タンクなど

[編集] MiG-21MF

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1970年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.90 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5350 kg
  • 通常離陸重量:8200 kg
  • 最大離陸重量:9300 kg
  • 燃料搭載量:2200 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-13-300 ターボジェット(ТРДФ Р-13-300) ×1
  • 出力:6490 kg/f
  • 最高速度:2230 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1420 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1050 km
  • 最大上昇率:12240 m/min
  • 実用飛行上限高度:18200 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1300 kgまで、ハードポイント 4ヶ所
空対空誘導ロケット ×4まで:K-13M(К-13М)、K-13(К-13)、K-13R(К-13Р)、R-60(Р-60)、R-60M(Р-60М);57 mmロケット・ユニット:UB-16(УБ-16)、またはUB-32(УБ-32);100 ㎏までの自由落下型爆弾、燃焼タンクなど

[編集] MiG-21bis

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1971年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5460 kg
  • 通常離陸重量:8726 kg
  • 燃料搭載量:2390 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-25-300 ターボジェット(ТРДФ Р-25-300) ×1
  • 推力(アフターバーナー未使用時):69.60 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):97.10 kN ×1
  • 最高速度:2175 km/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):1470 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1210 km
  • 最大上昇率:13500 m/min
  • 実用飛行上限高度:17800 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 ㎜連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1300 kgまで
空対空誘導ロケット ×4まで:K-13M(К-13М)、RS-2US(РС-2УС)、R-55(Р-55)、R-3S(Р-ЗС)、R-3R(Р-ЗР)、R-60(Р-60)、R-60M(Р-60М);57 mmロケット・ユニットまたは240 mm空対地ロケット、500 kgまでの爆弾、など

[編集] MiG-21-93

  • 種別:迎撃戦闘機
  • 初飛行:1991年
  • 翼幅:7.15 m
  • 全長:14.10 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 迎え角:57°
  • 空虚重量:5460 kg
  • 通常離陸重量:8825 kg
  • 最大離陸重量:9600 kg
  • 燃料搭載量:2390 ℓ
  • 発動機:トゥマーンスキイ(Туманский) R-25-300 ターボジェット(ТРДФ Р-25-300) ×1
  • 推力(アフターバーナー未使用時):69.60 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):97.10 kN ×1
  • 最高速度:2175 ㎞/h
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h
  • 航続距離(外部燃料タンク搭載時):2100 km
  • 航続距離(機内燃料のみ):1210 km
  • 最大上昇率:13500 m/min
  • 実用飛行上限高度:17300 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
中距離空対空誘導ロケット:R-27R1(Р-27Р1) ×2まで、またはR-77/RVV-AYe(Р-77/РВВ-АЕ) ×4まで;短距離空対空誘導ロケット:R-733(Р-733) ×4、またはR-60M(Р-60М) ×6;対レーダー誘導ロケット:H-25MP(Х-25МП) ×2、またはH-31P(Х-31П) ×1;空対艦誘導ロケット:H-31A(Х-31А) ×1、またはH-35(Х-35);レーザー誘導爆弾:KAB-500KR(КАБ-500КР) ×2;空対地ロケット:S-5(С-5)、S-8(С-8)、S-13(С-13)、S-24(С-24);自由落下型爆弾;100~500 kg、など

[編集] スペック(イスラエル/ルーマニア製)

[編集] MiG-21-2000

  • 製造:IAI
  • 種別:前線打撃戦闘機
  • 初飛行:1995年
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:15.76 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5350 kg
  • 通常離陸重量:8825 kg
  • 最大離陸重量:10500 kg
  • 発動機:ソユース(トゥマーンスキイ)(МНПК Союз(Туманский)) R-25-300 ターボジェット(ТРД Р-25-300) ×1
  • 推力(アフターバーナー未使用時):40.26 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):69.63 kN ×1
  • 最高速度:2230 km/h(マッハ2.10)
  • 最高速度(地表高度):1300 km/h(マッハ1.06)
  • 航続距離:1800 km
  • 戦闘行動半径:350-750 km
  • 最大上昇率:15250 m/min
  • 実用飛行上限高度:18500 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1500 kgまで、ハードポイント 5ヶ所
空対空ロケット:パイソン-4(ピュトン-4;Pyton-4)、誘導爆弾、空対地ロケットなど

[編集] MiG-21ランサー

  • 製造:IAI、IAR
  • 種別:多用途戦闘機
  • 初飛行:1996年
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:15.76 m
  • 全高:4.71 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5350 kg
  • 通常離陸重量:8825 kg
  • 最大離陸重量:10500 kg
  • 発動機:ソユース(トゥマーンスキイ)(МНПК Союз(Туманский)) R-25-300 ターボジェット(ТРД Р-25-300) ×1
  • 推力(アフターバーナー未使用時):40.26 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):69.63 kN ×1
  • 最高速度:2230 km/h
  • 巡航速度:946 km/h
  • 航続距離:1800 km
  • 戦闘行動半径:350-750 km
  • 最大上昇率:15250 m/min
  • 実用飛行上限高度:18500 m
  • 最大G:8.5
  • 乗員:1 名
  • 武装:23 mm連装機関砲 GSh-23L(ГШ-23Л) (弾数200発)
最大兵器搭載量1500 kgまで、ハードポイント 5ヶ所
空対空ロケット:パイソン-4(ピュトン-4;Pyton-4)、R-60;誘導爆弾;空対地ロケットなど

[編集] スペック(中華人民共和国製)

[編集] J-7

  • 製造:瀋陽飛機工廠、成都飛機工廠(CAC)
  • 種別:多用途戦闘機
  • 初飛行:1966年1月
  • 部隊配備開始:1967年3月
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:14.945 m
  • 全高:4.103 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 機内燃料搭載量:2385 ℓ
  • 機外燃料搭載量:1800 ℓ(1х800+2х500または3х500)
  • 発動機: Wopen-7Bターボジェット(ТРД Liming (LM) Wopen-7В)
  • 推力(アフターバーナー未使用時):43.15 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):59.83 kN ×1
  • 最高速度:2175 km/h(マッハ2.04)
  • 最高速度(地表高度):1200 km/h
  • 最大上昇力:9000 m/min
  • 実用上昇限度:18800 m
  • 最大G:7
  • 乗員:1 名
  • 武装:30 mm機関砲 Type 30-1(НР-30) ×1(弾数60発)
最大兵器搭載利用:1000 kgまで、ハードポイント2ヶ所
空対空誘導ロケット ×2:PL-2、PL-2A、PL-5B、PL-7;爆弾:500 kg(250-/100-/50);55 mm空対地ロケット ×18、または90 mm空対地ロケット ×7

[編集] J-7I

  • 製造:成都飛機工廠(CAC)
  • 初飛行:1976年6月
  • 種別:多用途戦闘機
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:14.945 m
  • 全高:4.103 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5068 kg
  • 最大離陸重量:7850 kg
  • 発動機: Wopen-7ターボジェット(ТРД Liming (LM) Wopen-7)
  • 推力(アフターバーナー未使用時):38.90 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):49.20 kN ×1
  • 最高速度:1200 km/h
  • 最大上昇力:9000 m/min
  • 実用上昇限度:18800 m
  • 最大G:7
  • 乗員:1 名
  • 武装:30 mm機関砲 Type 30-1(НР-30) ×2(弾数60発)
最大兵器搭載利用:1000 kgまで、ハードポイント2ヶ所
空対空誘導ロケット ×2:PL-2、PL-2A、PL-5B、PL-7;爆弾:500 ㎏(250-/100-/50);55 mm空対地ロケット ×18、または90 mm空対地ロケット ×7

[編集] J-7II

  • 製造:成都飛機工廠(CAC)
  • 初飛行:1974年(別資料では1978年12月)
  • 種別:多用途戦闘機
  • 翼幅:7.154 m
  • 全長:14.89 m
  • 全高:4.11 m
  • 翼面積:23.00 ㎡
  • 空虚重量:5375 kg
  • 通常離陸重量:7531 kg
  • 燃料搭載量:2385 ℓ
  • 機外燃料搭載量:1800 ℓ(燃料タンク;800 ℓ ×1と500 ℓ ×2、または500 ℓ ×3)
  • 発動機: Wopen-7Bターボジェット(ТРД Liming (LM) Wopen-7B)
  • 推力(アフターバーナー未使用時):43.15 kN ×1
  • 推力(アフターバーナー使用時):59.83 kN ×1
  • 最高速度:2175 km/h(マッハ2.04)
  • 最大航続距離:2230 km
  • 実用航続距離:1740 km
  • 最大上昇力:10800 m/min
  • 実用上昇限度:18200 m
  • 最大G:8
  • 乗員:1 名
  • 武装:30 mm機関砲 Type 30-1(НР-30) ×2(弾数60発)
最大兵器搭載利用:1000 kgまで、ハードポイント2ヶ所
空対空誘導ロケット ×2:PL-2、PL-2A、PL-7;爆弾:500 kg(250-/100-/50);55 mm空対地ロケット ×18、または90 mm空対地ロケット ×7

[編集] J-7E

  • 製造:成都飛機工廠(CAC)
  • 初飛行:1990年
  • 種別:多用途戦闘機
  • 翼幅:8.32 m
  • 全長:13.95 m
  • 全高:4.11 m
  • 翼面積:24.88 ㎡
  • 空虚重量:5292 kg
  • 通常離陸重量:7540 kg
  • 最大離陸重量:9100 kg
  • 燃料搭載量:2385 ℓ
  • 機外燃料搭載量:1780 ℓ(燃料タンク;800 ℓ ×1と480 ℓ ×2、または500 ℓ ×3)
  • 発動機: WP-13Fターボジェット(ТРДФ LMC WP-13F)
  • 出力(アフターバーナー未使用時):4400 ㎏s ×1
  • 出力(アフターバーナー使用時):6500 ㎏s ×1
  • 最高速度:2175 km/h
  • 最高速度(地表高度):1200 km/h
  • 最大航続距離:2200 km
  • 実用航続距離:1250 km
  • 最大上昇力:11700 m/min
  • 実用上昇限度:17500 m
  • 最大G:8
  • 乗員:1 名
  • 武装:30 mm機関砲 Type 30-1(НР-30) ×2(弾数60発)
最大兵器搭載利用:1400 kgまで、ハードポイント5ヶ所
空対空誘導ロケット:PL-2、PL-2A、PL-5、PL-7、PL-9 ×2:Magic R550またはAIM-9Pサイドワインダー(АIМ-9Р Sidewinder) ×4;空対地ロケット・ユニット:HF-7C(57 mm ×18)、Type 90-1 (90 mm ×7) ×2~4;爆弾:500 kg ×2、または250 kg ×4まで、または100 kg ×10まで

[編集] 運用国

[編集] ソ連製・チェコスロヴァキア製・インド製・など

[編集] 中華人民共和国製

  • 中華人民共和国:J-7各型、JJ-7各型、FC-1 PLAAF J-7I #70162, 2004
    • 海軍:J-7各型、JJ-7各型
  • 朝鮮民主主義人民共和国:F-7I/B、FT-7
  • ミャンマー(ビルマ):F-7I/M、FT-7
  • バングラデシュ:F-7M、FT-7M BangladeshAF F-7M #1414 BangladeshAF FT-7M #1429
  • スリランカ:F-7B/BS、FT-7 SLAF F-7BS #CF705&CF708
  • パキスタン:F-7P/PG、FT-7P/PG、JF-17 PAF FT-7P #611
  • タンザニア:F-7I/II/N、FT-7
  • スーダン:F-7B/M/N、FT-7
  • ジンバブウェ:F-7II/IIN、FT-7 ZimbabweAF FT-7 #730
  • イラク:F-7B/M IraqAF F-7M
  • エジプト:F-7B
  • イエメン共和国:F-7M
  • イエメン・アラブ共和国(北イエメン):F-7M
  • イラン:F-7M、FT-7 IRIAF FT-7
  • アルバニア:F-7A、FT-7
  • ナイジェリア:F-7NI、FT-7NI

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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