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ウィルコム - Wikipedia

ウィルコム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社ウィルコム
WILLCOM,Inc.
種類 株式会社
略称 ウィルコム、WILLCOM
本社所在地 東京都港区虎ノ門三丁目4番7号
設立 1994年(平成6年)11月1日
業種 電気通信事業
事業内容 PHS
売上高 2,102億円(2005年度)
関係する人物 八剱洋一郎・山下孟男
稲盛和夫・木下龍一
外部リンク www.willcom-inc.com/

株式会社ウィルコム(英文名称:WILLCOM,Inc)とは、PHS事業を行う電気通信事業者である。PHSの日本国内におけるシェアは第1位。NTTドコモアステルがPHS音声サービス事業からの撤退を決めている事から、今後日本における唯一のPHS音声サービス事業者となる見込みである。

社名は2005年(平成17)2月に「DDIポケット」から改称した。新社名は社内公募によって決定し、今後構築するネットワーク"Wireless IP Local Loop"と、より快適で利便性の高い通信サービスを提供するという意志(WILL)、ワイヤレス通信が実現する未来(未来形のWILL)をワイヤレスコミュニケーション(Communication)を通じて実現する思い、という意味合いを象徴する形で名づけられた。 [1]

子会社に株式会社ウィルコム沖縄がある。(ウィルコムが80%出資)

旧社名に由来して、一部では「ディーポ」などと呼ばれていることもある。[2]

目次

[編集] 概略・経緯

[編集] 創業期

高出力500ミリワット基地局 2006年
拡大
高出力500ミリワット基地局 2006年

1994年に企画会社が設立され、同年に事業会社に移行後、1995年に事業を開始した。他社PHS事業者による20ミリワットの基地局よりも出力(および感度)が高い500ミリワットの基地局を中心に整備した。これは、主要株主(NTTグループ電力会社)の所有する電柱等の設備を利用してアンテナ設置を行えた他社に対し、それが不可能な故に、少ない設置場所でエリアを確保するために取られた苦肉の策である。

高出力の基地局故に、サービス開始初期には都内など基地局の設置が過密な地域において干渉が発生し、通話不能となるトラブルが発生した。その際には一時的にサービスを中止し、基地局の同期を取る改良を施す事によって問題を解消した。そうした初期のつまずきはあったものの、高出力という特徴を生かし、他の同業各社に比べて利用可能エリアの拡大が早かったため、PHSではトップグループとなった。

しかしながら、当時のPHS全体の問題として、同時期に普及し始めた携帯電話との相互通話ができず、1996年10月の暫定接続以後も携帯電話←→PHS間の通話料も高額だった。[3]さらに携帯電話側が料金を値下げした結果、料金面の格差においてもPHSの優位性が縮小した。また、携帯電話と比較した場合、通話エリアの面でも劣勢が指摘された。

[編集] H"(エッジ)

中学・高校生の間でポケットベルに代わり、PメールなどのSMS機能が充実し低価格でもあった「ポケット電話」(DDIポケットのPHS当初の名称)は急速な普及を見たが、その反面「PHSは子供のもの」というイメージを広めることとなる。[4]1999年、対抗策としてDDIポケットは、ハンドオーバー処理を高速化し、高速移動中の通話安定性を向上した「H"(エッジ)」、その翌2000年には「H"」端末に、当時としては高品質なカラー液晶や音源等、およびダイバシティアンテナを搭載した「feelH"(フィールエッジ)」を、ともに「ハイブリッド携帯」の名称で発売した。「H"(エッジ)」という名称は、英語のedgeで時代の先端という意味のほか、ロゴ全体でDDIポケットの基地局のアンテナを形取り、H(エッチ)に濁点をつけて「エッヂ」と読ませたものである。[5][6]

この時は、「PHS」という名称を積極的に用いていない。これは、「簡易型携帯電話」とも表記されていたPHS全体のブランドイメージ低下を払拭しようとの対策であった。当時の携帯電話と比較して音質面では優れていたものの、一般的消費者への浸透をみることはなかった。その他の諸事情も併せ、結果的に契約者数の減少傾向に確実な歯止めを掛けられずにいた。[7]

[編集] パケット定額制

携帯電話への対抗策として、1997年4月1日、2G携帯に比して高速な通信速度(64kbps)が可能なデータ通信を前面に打ち出すことになり、PIAFS1.0に準拠した回線交換方式32kbpsの通信を開始。[8]1999年7月30日には、ベストエフォート方式を採用したPIAFS2.1規格を導入して64kbpsに通信が可能となる。[9] 全国ほぼ一斉に64kbps通信のサービス開始を可能としたため、他社PHSと比較して優位に立った。これは、他社はハードウェアの交換作業が伴ったのに対し、DDIポケットはリモートでのソフトウェアアップグレードという方法で対応できたためである。

エアーエッジカード
拡大
エアーエッジカード
エアーエッジフォン・AH-K3001V
拡大
エアーエッジフォン・AH-K3001V

さらに、2001年6月1日、パケット通信サービス「AirH"(エアーエッジ、後のAIR-EDGE )」を開始。[10]定額制のパケット通信(当初は最高32kbps、翌年には最高128kbpsのサービスイン)が可能なことから、モバイル利用ユーザを中心に大ヒット。そのおかげでようやく契約者数の減少に歯止めを掛けることができた。[11]前述した最高64kbpsの回線交換方式のデータ通信も併せ、パソコンやPDAとの接続でのパケット定額制が可能であることを強みに、携帯電話との差別化に成功した。

音声通信にも引き続き新型機を発売しており、2002年9月に従来の「H"(エッジ)」機種でEメール使い放題を開始。2003年4月には「AirH" PHONE(エアーエッジフォン、後のAIR-EDGE PHONE)」を導入。音声端末単体でiモード等と同様のcHTMLを表示できるブラウザが、遅まきながらも導入された。[12]2004年5月に京セラから発売されたAH-K3001Vでは、国内の携帯電話・PHSで初めてフルブラウザOperaを搭載した。[13]これのヒットにより、300万弱で横ばいだった契約者数の底打ちに貢献している。

なお、AirH" PHONEの開始に併せて、PHSの国際ローミングサービスも提供を開始した(台湾、次いでタイ)。[14]

2005年2月2日の、DDIポケットがウィルコムへ社名変更した際、エアーエッジの表記も「AirH"」から「AIR-EDGE」へ変更された。これには社名変更に伴うブランドイメージの刷新という意味合いもあるが、より正確にはそもそも「AirH"という表記では日本人以外はエアーエッジと読むことができない」[15]という、かつてのDDIポケットによる命名センスが問われた根源的な問題点に基づいたものであり、ウィルコムの筆頭株主であるカーライル・グループの意向が強く働いたとされている(しかしAirH"という命名の根拠であった元ブランドの「H"(エッジ)」に関しては表記の変更は発表されなかったことから、事実上「H"」ブランドの将来的な消滅を示唆したものとなった)。

また同日、高速化サービス「AIR-EDGE MEGA PLUS」(旧トルネードWebサービスの改良版)を開始した。また、同年2月18日に256kbpsの定額データ通信サービス「AIR-EDGE[PRO]」を開始した。[16]

[編集] 投資ファンドによる買収

2004年6月21日アメリカ合衆国カーライル・グループによる買収が発表され、同年10月1日に同社を筆頭株主とする新たな体制となった。買収額は2200億円。[17]

経営移行手続完了となる翌2005年1月1日時点での資本構成はカーライルが60%で筆頭株主、従来のDDIポケット(以下「旧DDIポケット」)の第2位株主で13.25%出資していた京セラ株式会社が30%、旧DDIポケットの筆頭株主で80.93%出資していたKDDI株式会社が10%となる(旧DDIポケットの株式の所有割合は2004年3月31日現在のもの)。

カーライル・グループが買収した動機付けとしては、PHS/AIR-EDGEのモバイルデータ通信市場での優位性や将来性、さらにそれらの中国/国際市場への展開も視野に入っていると考えられている。

また、KDDI傘下を離れたことにより、auに配慮する形で行うことができなかった携帯電話と比較しての電磁波の低さなどを大きな売りとしてアピールできるようになっている。(実際に電車内中吊広告に「高音質・低電磁波」の記載もあった)

[編集] 音声定額制

DDIポケットであった当時は、KDDIグループ内部における携帯電話auとのかねあいから、データ通信を中心にした事業展開を行っており、音声通話に対しては消極的だった。しかし、KDDIグループからの離脱に伴い、音声通話についても積極策に転じていた。

2005年3月15日、ウィルコム(ウィルコム沖縄を含む)同士の音声通話定額(メール定額を含む)プラン「ウィルコム定額プラン」を発表、2005年5月1日に開始した。また、ウィルコム定額プラン専用のデータ通信が定額となるオプションプランも併せて導入。この、国内初のPHSでの音声通話定額サービスの開始によって、料金面でアピールしていた。[18]

音声定額制導入に伴って契約数は増加に転じ、2005年3月末までの契約数で(子会社ウィルコム沖縄を含めたグループ全体で)300万契約を取り戻した。その後も加入者数は増加し続け、2005年12月23日付けでDDIポケット時代の1998年7月に記録した、約361万件の過去最高契約数を更新した。

なお、音声定額制導入に当たっては、NTT東西会社への接続料(アクセスチャージ)を削減するため、VoIP対応交換機(ITX:Ip Transit eXchange)[19](PDF)を一部の地域に導入している。

ウィルコムはPHS事業者としては唯一、市外局番を省略して電話を掛ける事が可能であるが、ITXの導入により、固定電話の単位料金区域と別の区域に接続される場合などもあるため、あまり推奨されていない。[20]

[編集] 他事業者との事業提携強化

2005年12月1日より、「ウィルコムADSL」サービスをアッカ・ネットワークスADSL回線のホールセールにより開始。ウィルコムのPHSサービスとの同時契約による割引なども導入。[21]

2006年2月1日より、テレマティクスカーナビゲーションのインターネット接続)分野でHondaインターナビと協業、「カーナビ専用定額サービス」を開始。月額1,050円のカーナビ専用定額制を導入。[22]

2006年3月1日より、J:COMとの提携により、ウィルコムのPHSサービスを、「J:COM MOBILE」としてJ:COMが再販。同社の固定電話サービス「J:COM PHONE」のオプションサービス「とくとく・トーク」に加入すると、J:COM MOBILEへの通話料を割り引く。[23]

2006年6月1日より、NTTコミュニケーションズとの提携により同社の無線LANサービス「ホットスポット」を、「ウィルコム無線LANオプション」としてウィルコムが再販。[24]

[編集] 高度化PHS開始

2006年2月23日より高度化PHSであるW-OAM方式の採用により、最大408kbpsの通信速度サービスを開始。[25]今後さらに1.5Mbps以上のデータ通信サービスを提供する計画もある。[26]

この節は執筆の途中です この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] サービスエリア等

人口カバー率(携帯電話・PHS等のサービスエリアの広さの指標の1つ)については、2004年1月に97%を達成し[27]、2006年3月に99%を達成。[28]

実際には、大都市の辺縁部や地方市町村の周辺部、居住者が少ない村落、山間、山岳、海上などはエリア外である。PHSの特性上、1つの基地局のカバーエリアが携帯電話よりも狭く、数多くの基地局を建てなければならないため、エリア展開上不利になっている。

また、通信に利用している電波周波数(1.9GHz)の性質上、屋内への電波の到達性が低く、障害物による減衰が大きい。そのため、屋内へのアンテナ(ナノセルシステム[29]など)設置や、スキー場などスポット的なエリア化などの小回りは効くものの、圏外となる空白地帯(いわゆるエリア内の穴)が多い。

そのため、開始当初、利用者その他からの「つながらない」「すぐ切れる」との批判が多かったが、今日では、問題はやや少なくなってきている。高感度・高指向性アンテナや、アダプティブアレイ技術の採用など、基地局の性能は当初よりも大幅に向上している。また高速ハンドオーバー(前述「H"(エッジ)」の項を参照)の採用などにより、一般道路普通電車などでの移動中でも音声通話は概ね可能となり、データ通信ウェブメール他)ならば高速道路在来線特急電車等の移動中でも利用できる場合がある。

[編集] 料金体系

[編集] 料金コース

原則としてデータ通信専用端末、音声端末のいずれでも、データ通信端末向け・音声端末向けいずれの料金コースも契約可能である。ただし、料金課金条件が複雑であるため注意が必要である。例えば、8xパケット方式に非対応の端末において[PRO]の付くコースを契約しようとすると、(無駄かつ無意味であるため)拒否される。

詳細については公式ページを参照するか、サポート窓口であるウィルコムプラザ,ウィルコムカウンターにて確認のこと。
  • データ通信端末向け
    • つなぎ放題、つなぎ放題[4x]、つなぎ放題[PRO]
    • ネット25、ネット25[PRO]
    • パケコミネット
      なお、パケコミネット[PRO]と言う8xパケット方式通信が可能なパケット準定額・従量制コースも、各種公式資料においても明確にはされていないが、実際は契約可能である。通信速度が高速ゆえに高額課金に陥りがちと予想されるため、敢えて公表していないと考えられる。(なおデータ通信については21,000円/月 以上は課金されない。(パケット安心サーヒス))
    以上のコースを総称して「AIR-EDGE系料金コース」と呼ぶ場合がある。課金条件や利用条件などは公式ページやエアーエッジの項目も参照のこと。
    • データパック
    • データパックmini
      以上二つはPIAFS方式専用の料金コース。
    • TWO LINK DATA
      接続先限定サービス。対応端末のみで使用可能。
  • 音声端末向け
    音声系コースでは、ほとんどの場合通話料とは別にPHS特有のアクセスチャージ1通話あたり10.5円が別途加算される。
    音声系コースでは、ウィルコム定額プランを除きデータ通信を行った場合の通信料が割高に設定されているので注意が必要である。
    • ウィルコム定額プラン
      月額基本料2900円
      ウィルコム端末同士(2006年10月20日より他社PHS = NTTドコモPHS東北インテリジェント通信も)の通話料が1通話2時間45分まで無料となる(通話相手の料金コースは問わない)。アクセスチャージは加算されない。
    • スーパーパックLL
      月額基本料12,600円(無料通話分10,500円)
    • スーパーパックL
      月額基本料5,250円(無料通話分3,150円)
    • スーパーパックS
      月額基本料3,465円(無料通話分1,260円)
    • 標準コース
      月額基本料2,835円
    • 昼特コース
      月額基本料2,079円
      月額基本料を安くする代わりに、夜間(19時~翌日8時)の音声通話料は標準コースの2倍。
    • お気軽コース(現在は新規受付終了)
      月額基本料をさらに安くする代わりに、終日の音声通話料は標準コースの2倍。平成12年6月30日をもって新規受付を終了した。当時のプレスリリース
    • 安心だフォン
      月額基本料1,029円
      緊急番号を除き登録済みの特定の3箇所にのみ発信可能な契約(着信は制限なし)。対応端末(安心だフォン専用端末、またはnico.やpapipo!などのSIMスタイル端末)が必要。基本料金が月額1,029円。通話料は標準コースと同じ。登録番号を変更する際、サポート窓口であるウィルコムプラザ、ウィルコムカウンターへ出向く必要があり、手数料2,100円かかる。SIMスタイル端末は電話窓口での変更が可能となり、手数料は同じく2,100円である。
      ※このため、登録先電話番号の市外局番がNTT側の事情で変更される場合にも、単なる桁ずらしではない(桁数が増える、一部の数字が変わる。例0460-E-FGHJ→0460-8E-FGHJ = 神奈川県足柄下郡箱根町。平成19年2月25日変更予定)と、必然的に手数料2,100円が発生する。
      ※ただし、1999年の携帯電話やPHSの11桁化と大阪市内の局番が4桁になった際(06-CDE-FGHJ→06-6CDE-FGHJ)には、電話機の変換機能で対応が可能であった。
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[編集] オプションサービス

  • ウィルコム定額プラン向け
    • リアルインターネットプラス
    • データ定額
    以上の2オプションサービスについてはエアーエッジの項目を参照。
    • 070以外もお得な通話パック(PHS以外への一定時間までの通話に対するパッケージ、2006年12月より[30]
  • 一般的なオプション
    • オプションメール放題
    • オプションメール放題&トーク割
    • 年契+メール割引サービス
  • PHSサービス以外のオプションサービス
    • ウィルコム無線LANオプション
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[編集] 割引サービス

各種条件により適用の可否があるため、公式ウェブサイト等で確認のこと。

  • 年間契約割引
  • 長期割引
  • 「A&B割」
    AIR-EDGE系料金コース(つなぎ放題《各種》、ネット25《各種》、パケコミネット)の場合で、同一人(住所と名字(姓)が同一)がウィルコム指定プロバイダブロードバンド料金コースADSLFTTH)に契約している場合、基本料金が15%割引。申し込み要。
  • 複数割引
    ウィルコムの契約回線が同一名義で複数の場合、各契約回線ごとに200円割引。申し込み要。
  • ファミリーパック
  • マルチパック
    同一名義で複数台の端末、あるいは端末とウィルコムADSLサービスを契約した場合の割引制度。
  • ハートフルサポート
    契約者が満60歳以上・心身の障害がある・医療機関または社会福祉事業者に勤務のいずれかに当てはまる場合、ウィルコム定額プランの月額料金が2,200円に割り引かれる。満60歳以上の割引は(契約期間中に達した場合も含めて)自動的に適用、他は申告が必要。
    10台以上の法人契約の場合、医療・福祉機関だと通常の法人割引(2,200円)からさらに割り引かれて1回線あたり月額2,000円になる。
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[編集] 沿革

  • 1994年(平成6)7月1日
    • 株式会社ディーディーアイポケット企画設立。
  • 1994年(平成6)11月
    • 株式会社ディーディーアイポケット企画が商号をディーディーアイ東京ポケット電話株式会社に変更。
    • ディーディーアイ北海道ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ東北ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ北陸ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ東海ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ関西ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ中国ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ四国ポケット電話株式会社設立。
    • ディーディーアイ九州ポケット電話株式会社設立。
  • 1995年(平成7)7月1日
    • ディーディーアイ東京ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ北海道ポケット電話株式会社がサービス開始。
  • 1995年(平成7)10月20日
    • ディーディーアイ東北ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ北陸ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ東海ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ関西ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ中国ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ四国ポケット電話株式会社がサービス開始。
    • ディーディーアイ九州ポケット電話株式会社がサービス開始。
  • 1996年(平成8)11月20日
  • 1997年(平成9)4月1日
    • 32kbpsデータ通信をサービス開始。
  • 1998年(平成10)11月6日
    • PメールDXセンターを設置し、Eメールとコンテンツサービスの提供開始。
  • 1999年(平成11)7月12日
    • 「H"」をリリース。
  • 1999年(平成11)7月23日
    • 64kbpsデータ通信(PIAFS2.1)をサービス開始。
  • 2000年(平成12)9月22日
    • 「feelH"」をリリース。
  • 2000年(平成12)1月1日
    • ディーディーアイ東京ポケット電話株式会社を存続会社として地域会社8社を合併し、商号をディーディーアイポケット株式会社に変更。
  • 2000年(平成12)5月16日
    • PRIN (PRovider INcluded) を開始。
  • 2001年(平成13)6月1日
    • AirH"(ネット25)を開始。
  • 2001年(平成13)8月29日
    • AirH"(つなぎ放題コース)を開始。
  • 2002年(平成14)3月26日
    • AirH"(オプション128)を開始。
  • 2002年(平成14)9月10日
    • Eメール使い放題(エッジeメール放題)を開始。
  • 2003年(平成15)4月
    • AirH" PHONE、台湾での国際ローミングのサービス開始。
  • 2003年(平成15)12月
    • タイ王国での国際ローミングサービス開始。
  • 2004年(平成16)5月
    • 国内初のOperaブラウザ搭載AirH"PHONE・AH-K3001V導入。
  • 2004年(平成16)10月1日
  • 2004年(平成16)12月3日
  • 2005年(平成17)1月25日
  • 2005年(平成17)2月2日
    • 商号を株式会社ウィルコム(英名:WILLCOM, Inc.)に、「AirH"」の名称表記を「AIR-EDGE」に変更。 [31]
  • 2005年(平成17)2月18日
    • AIR-EDGE[PRO](256kbps通信サービス:サービス標記「8x」)を開始。
  • 2005年(平成17)5月1日
  • 2005年(平成17)7月1日
    • 「ウィルコム定額プラン」専用のパケット定額制オプション「リアルインターネットプラス[1x]」を開始。
  • 2005年(平成17)10月17日
    • 公式オンラインショップ「ウィルコムストア」開設。
  • 2005年(平成17)10月20日
  • 2005年(平成17)10月27日
  • 2005年(平成17)11月1日
    • ホームアンテナのレンタルサービスを開始。
  • 2005年(平成17)11月25日
    • WILLCOM SIM STYLE」、「WX310シリーズ」をリリース。
    • 「ウィルコム定額プラン」専用の4xパケット方式・段階的パケット定額制オプション「データ定額」を開始。
  • 2005年(平成17)12月1日
    • 「ウィルコムADSLサービス」、「電話会議サービスAIR-CONFERENCE」を開始。
    • セット料金プラン「マルチパック」の適用開始。
  • 2005年(平成17)12月14日
  • 2006年(平成18)2月1日
    • Hondaインターナビ向けにカーナビ専用のネットワーク接続定額制を開始。
    • 2xパケット方式の標準化(従来の1xパケット方式料金コースと同等料金で2xパケット方式が利用できるようになり、高速化。)
  • 2006年(平成18)2月23日
    • 高度化PHS通信規格「W-OAM」の開始。
  • 2006年(平成18)3月14日
    • モバイルブログ「W+BLOG」を開始。
  • 2006年(平成18)4月6日
    • ウィルコム位置検索サービスを開始。以前より安心だフォン・ぴぴっとフォン等による、対応端末が限定された同様のサービスは存在したが、このサービスでは、被検索側に現行端末メーカーの多くの端末が対応し、また検索表示側はPHSのほか携帯電話・パソコン等のC-HTMLまたはHTML対応ブラウザでも対応する。
  • 2006年(平成18)4月24日
    • ウィルコム国際電話サービスを開始。以前は国際通話には提携国際電話会社への契約・登録等が必要であったが、ウィルコム独自サービスの開始により、識別番号010以下のダイヤルのみで、事前登録不要で利用可能となる。

[編集] ウィルコム誕生までの流れ

  • 2004年(平成16)9月末時点
    • ディーディーアイポケット株式会社(以下、旧DDIポケットとする。)はKDDI,京セラ等の子会社として存在していた。また、カーライル・グループ,京セラ等が出資するコンソーシアムの子会社としてカーライル・ジャパン・ホールディングス・セブン株式会社(以下、セブンとする。)が、さらにその子会社としてカーライル・ジャパン・ホールディングス・シックス株式会社(以下、シックスとする。)が存在しており、これらは休眠会社であった。
  • 2004年(平成16)10月1日
    • 分社型吸収分割により旧DDIポケットのPHS事業をシックスが承継し、シックスの株式が旧DDIポケットに割り当てられた。シックスが商号をディーディーアイポケット株式会社(以下、DDIポケットとする。)に変更。
  • 2004年(平成16)10月5日
    • 旧DDIポケットが商号を飯田橋フェニックス企画株式会社に変更。
  • 2004年(平成16)10月15日
    • 飯田橋フェニックス企画がDDIポケットの株式をセブンに譲渡。
  • 2005年(平成17)1月1日
    • DDIポケットが親会社であるセブンを合併し、カーライル・グループ,京セラ等の子会社となる。
  • 2005年(平成17)2月2日
    • DDIポケットが商号を株式会社ウィルコム(英名:WILLCOM, Inc.)に変更。
  • 2005年(平成17)3月18日
    • 飯田橋フェニックス企画の清算が完了。

[編集] 業務区域

[編集] 全国一法人化

サービス開始時は9つの地域会社がそれぞれの地域で業務を行っていたが、2000年に合併し、日本全国を業務区域とする事業者となった。これは移動体通信事業者で初めてである。

しかし、2005年1月25日にアステル沖縄を継承するための新会社「ウィルコム沖縄」がDDIポケットと沖縄電力の共同出資により設立された。これにより現在は2社体制となっている。

[編集] 地域会社時代

[編集] 現在

2005年3月8日現在。

ウィルコム沖縄は会社として独立してはいるが、主な業務としては契約の受付などである(ウィルコム沖縄のみの料金プランなどが存在する)。ウィルコムサービスセンター《116/157》での電話応対・資料請求などといったサポートの大部分や通信サービスは株式会社ウィルコムが行っている。なお、沖縄県内から、ウィルコムサービスセンターにかけると、ウィルコム沖縄用の受付につながるようになっている。同様な位置付けにあるau系の沖縄セルラーとは多少事情が異なる。

[編集] 通信端末

[編集] 主な参画メーカー

かつてはメーカー独自の型番としていたが、AIR-EDGE 128kサービス開始頃から、型番を統一するようになった。

[編集] 過去に参画していたメーカー


以下、年別に発売された端末を列挙。(日付は発売日。)

[編集] 1995年

[編集] 1996年

[編集] 1997年

  • カシオ1月
    • PH-500
      業界最長の待受時間1000時間を誇る端末。ISDN回線の機能である、内線番号通知機能を利用した「テレネーム」という機能を有しており、料金が発生する前に電話を切れば無料でメッセージを送ることができた。
  • 松下電器産業
    • ピノキオ 2月
      通話とパソコン通信にのみ対応し、PIAFSやインターネットアクセスには未対応。PHS搭載のPDAとしてスマートフォンのはしり。
    • 新ピノキオ 11月
      PIAFS対応、HTML2.0ブラウザ搭載。
  • 九州松下電器
    • KX-PH15,KX-PH16 4月
      従来のα-DATA方式(14400bps)を拡張したα-DATA32(32000bps)にいち早く対応した端末。
  • バンダイ
  • 京セラ
  • 日本ビクター
    • TN-PZ5 3月
    • TN-PZ7

[編集] 1998年

このころからPHSのデータ通信方式はPIAFS方式が一般的になり、みなし通信やモデム変換サービスを内包していたα-DATAとPIAFS方式を内包したα-DATA32が標準となる。

  • 九州松下電器6月
    • ル・モテ KX-PH21F
      全角文字最大1000文字を送受信できるPメールDXにいち早くPDXに対応した端末(なお、ウィルコムのEメールアドレスがpdxなのは、PメールDXに由来する)。家庭用子機の規格はα-PHS方式。
  • 三菱電機製 7月
    • TL-DC101/TD
      • Two LINK DATA(通話先限定サービス)に対応したPCカードTYPEⅡ端末。PIAFSα-DATA32の2方式によるデータ通信のほか、Pメール、位置情報サービスの利用が可能
  • 日本ビクター

[編集] 1999年

  • 東芝2月
    • TEGACKY(テガッキー)PM-T101
      PメールDXのの全機能のほか、手書き文字を送る機能が追加された。ただし通話はできない。
  • アイワ
  • カシオ計算機
  • 京セラ
    • VP-210 7月
      移動体通信としては世界初のテレビ電話機能がついた端末で、愛称はVisualPhone。約11万画素のCMOSセンサーと2.0インチの反射型TFTカラー液晶を搭載しており、同じVP-210ユーザー同士であれば、約2コマ/秒のカラー画像をリアルタイムに送受信できる。
  • ケンウッド
  • 三洋電機
    • PHS-J80 7月26日
      H"第一弾。愛称は「テ・ブ・ラ パスカル」。
  • 九州松下電器
    • ル・モテ KX-PH32S 3月
    • ル・モテ KX-PH33S 9月

[編集] 2000年

  • 三洋電機
    • RZ-J81
      ライトメール機能やEメール自動受信に対応したPHS-J80の後継機種。
    • RZ-J90 11月25日
      feelH"第一弾。愛称はLeje(レジェ)。当時としては、大型カラー液晶、高音質着メロ、折りたたみ型と、高機能携帯にも匹敵するスペックで、当時のケータイ人気投票にも高位にランキングされるなど大人気となった。沖縄で「ハートフル」サービス用の端末として利用されているが、2006年にラインアップから消えた。
    • RZ-J91 11月30日
      RZ-J90にミュージックプレーヤー機能を搭載した物。ケータイdeミュージック規格に対応し、SoundMarketサービス(現在はサービス停止)によりPHS回線から音楽のダウンロードが出来たほか、専用のSMMCリーダーライターを用いパソコンを使っての録音も可能。またRZ-J90にリモコンを追加する事により同等の機能が利用可能だがその場合リモコンにSMMCを装着するのに対しRZ-J91は本体にSMMCを装着する。 
  • 東芝
    • DL-M10 12月14日
      ストレート型のfeelH"端末。愛称はmega Carrots
  • 九州松下電器
    • KX-HS100 12月15日
      携帯電話・PHSでは国内初のSDメモリーカード対応端末。画像やメロディの他ボイスレコーダーとして音声の保存も可能。愛称はル・モテ

[編集] 2001年

  • NECインフロンティア製
    • CFE-01・CFE-01/TD 5月
      コンパクトフラッシュ型cardH"端末。コンパクトフラッシュTYPE-II型、アンテナは埋め込み型で縦の長さは51.0mmと短くなっており機器との装着時に出っ張らない。TDは接続先限定サービス"TWO LINK DATA"対応版。
    • CFE-02 11月
      AirH"端末。形状はCFE-01と同じで色が異なる。WindowsXPに公式対応した。
  • 京セラ製
    • PS-C1 1月27日
      SoundMarketに対応し、RZ-J90同様リモコンを装着すればミュージックプレーヤーとしての使用も可能。対応フォーマットもRZ-J90同様ケータイdeミュージック。愛称はTESORO(テソロ)
    • PS-C2 12月1日
      PS-C1のマイナーチェンジ版。液晶の大型化や拡張ライトEメールに対応した。
  • 九州松下電器製(パナソニック)
    • KX-HF300 2月上旬
      KX-HS100をフリップ型にした物。カラーバリエーションが一部異なるが機能的には変わらない。
    • KX-AP201 4月26日
      安心だフォン端末。安心だフォンとしては初めてH"LINK(Eメール・コンテンツ)に対応。フリップを閉じた状態でも指定した番号に電話がかけられる。3つのボタンにはそれぞれ固定的に設定した電話番号が割り振られている。
    • KX-HS110 6月15日
      パナソニックのSoundMarket対応第1弾。三洋や京セラと異なりSDAIRと呼ばれる規格を利用。本体にSDスロットを備えるが、音楽をダウンロードする際には対応のミュージックプレーヤーと端末をコードで接続しなければならず、端末単体でのダウンロードは出来ない。
    • KX-HV200 12月21日
      intelligentH"第一弾。折りたたみ型となりボタン一つでシェルが開くワンプッシュオープンや、DDIポケット端末初のTFT液晶採用など。機能面でもAirH"つなぎ放題・拡張ライトEメール対応など。
  • セイコーインスツルメンツ製
    • MC-P300 6月1日
      AirH"対応第一弾。PCカード型の端末で1xパケット方式及びフレックスチェンジ方式に対応。
  • TDK
    • RH2000P 10月4日
      AirH"端末としては初のコンパクトフラッシュTYPE-I型。1xパケット方式及びフレックスチェンジ方式に対応。PHS端末としてはTDK初で、また2005年現在同社の最終機種。アンテナが可動式な上、縦の長さが73.0mmと長く機器に装着した際出っ張りが目立つ事が特徴。
  • 東芝製
    • DL-B01 4月18日
      2005年現在東芝の最終機種。DL-M10にSoundMarket機能を追加したもの。規格はパナソニックと同じSDAIRである。

[編集] 2002年

  • 九州松下電器製
    • KX-HV50 2月2日
      KX-HV200のディスプレイをモノクロにした廉価版。法人向けという位置づけ。
    • KX-HV210 9月10日
      KX-HV200のマイナーチェンジ版。携帯電話・PHSでは国内初のメール定額制「エッジeメール」対応。メールをパケット通信対応にする事によりメール定額を実現。塗装強度を上げる、SDカードアクセスを若干高速化するなどの細かい改良も加えられている。2006年現在松下電器の最終機種。家庭用子機の規格である自営3版に対応する最終機種。
  • 京セラ製
    • AP-K301T 6月1日
      トヨタ自動車と共同開発された安心だフォン端末。トヨタ自動車の運営する携帯電話・PHS販売店「PiPIT」のみで専売されており、ウィルコム販売網では扱われていない。端末の名称も「ぴぴっとフォン」と呼ばれる。子供向けのデザイン(充電器も椅子のようなデザインとなっている)に加え、通常の機種のような数字キーは持たずに、ゲーム機のコントローラーのような記号のキーによる3つのボタンを装備している。液晶も2行表示とシンプルである。「ここだよナビ」サービスに対応し、PHSの位置情報通知機能でau携帯電話を持つユーザーがぴぴっとフォン端末の現在地を確認する事も可能。
  • 三洋電機製
    • RZ-J700 4月19日
      RZ-J90の後継機種。液晶の大型&高画質化や拡張ライトEメール、AirH"32kパケット通信(1x)対応など。台湾の大衆電信(FITEL)が販売しているJ95という機種がベースになっている。
  • セイコーインスツルメンツ製
    • AH-S101S 12月6日
      SDIO規格に対応したSDカード型AirH"端末。1xパケット通信に対応。PHS端末としては世界最小、最軽量。
AH-G10 2002年
拡大
AH-G10 2002年
  • 本多エレクトロン(現ネットインデックス)製
    • AH-G10 1月25日
      AirH"128kパケット通信(4x)対応第1弾。PCカード型。
    • AH-H401C 8月29日
      4x対応のCFカード型端末。この機種以降、メーカーごとに独自に付けられていた端末の型番が統一される。
    • AH-H402P 12月18日
      AH-G10のマイナーチェンジ版。1x/4xパケット通信に加えフレックスチェンジ方式、64/32KPIAFSベストエフォート方式にも対応。
  • NECインフロンティア製
    • AH-N401C 10月4日
      4x対応のCFカード型端末。AH-H401Cと基本性能はほぼ同等。脱着可能なアンテナが付属している。

[編集] 2003年

  • 日本無線
    • AH-J3001V 4月1日
      AirH"Phone第1弾。C-HTMLブラウザ、POP3対応メーラー搭載を搭載し、メール・ウェブの端末単体の通信において、携帯電話・PHS業界としては国内初のパケット定額制を実現した。また同時に同社としては初のパケット料金制も整備。PHSとしては初の国際ローミング機能(発売当初は台湾の大衆電信のみ、後にタイでもサービス開始)を搭載。これ以後の機種の標準仕様となる。その一方でSoundMarketや従来のH"LINK、DXメールとの互換性は省かれた。公式な愛称はないが一部では"味ぽん"と呼ばれた。この機種よりH"端末は自営第3版ではなく自営2版への対応となる。
    • AH-J3002V 4月1日
      AH-J3001Vと同性能だが、同社初でもある背面液晶を搭載したのが相違点。ハーフミラー仕上げのシェルは見た目は綺麗だが指紋が付きやすいという難点もあった。
  • 京セラ製
    • AP-K302T 3月1日
      ぴぴっとフォンAP-K301Tの改良版。110番や119番等の緊急通報が容易になる等の小改良。
  • 三洋電機製
    • H-SA3001V 7月4日
      H"端末では初の内蔵カメラを搭載したintelligentH"端末。DXメール対応としては最終端末となる。カラーの背面液晶も備えるがメイン液晶はRZ-J700よりも小さくなった。愛称であるLejeロゴがウィルコムロゴに置き換わった端末も製造された。台湾で発売されているJ100という機種がベースとなっている。
  • セイコーインスツルメンツ製
    • AH-S405C
      4xパケット通信対応機としては初のコンパクトフラッシュTYPE-I型。(それまでの4xパケット通信対応型はすべてTYPE-II対応)。さらなる軽量化と低消費電力を実現した。京セラコミュニケーションシステムが提供するKWINS向けにKW-S101C、So-netが提供するbitWarp向けにMC-C450と呼ばれる機種があるが、AH-S405Cと同型機である。国際ローミングはAH-H403C同様台湾のみ対応。
  • 本多エレクトロン(現ネットインデックス)製
    • AH-H403C 7月18日
      AirH"カード型としては初の国際ローミング対応機。ただし対応国はタイとの国際ローミング開始後も台湾のみである。

[編集] 2004年

  • 京セラ製
    • AH-K3001V 5月14日
      AirH"Phone第二弾。携帯電話・PHSとしては国内初のフルHTML(HTML4.0)が閲覧可能なOperaブラウザ搭載。RZ-J90以来のロングセラー端末となる。一部では味ぽんの京セラ版ということで「京ぽん」と呼ばれ親しまれた。なお京セラは後に京ぽんを登録商標としている。
    • AP-K303T 9月4日
      AP-K302Tの改良版。子供など向けの安全対策として、ひもスイッチと連動した防犯ブザーおよび「ぴぴっとコール」と言う登録電話番号先への自動通報機能を追加。また、Eメールにも追加対応。「ここだよナビ」にも対応。
    • AP-K202S 9月4日
      KX-AP201以来安心だフォン端末としては4年ぶり。端末のベースはAP-K303Tと同一であるが、「ぴぴっとコール」機能や「ここだよナビ」サービスは装備・対応していない。なお防犯ブザー・Eメールは装備・対応。
  • セイコーインスツル製(旧セイコーインスツルメンツ 04年9月1日社名変更)
    • CH-S203C/TD 9月10日
      コンパクトフラッシュTYPE-I型のTWO LINK DATA対応端末。
  • 日本無線製
    • AH-J3003S 7月15日
      AirH"Phone端末では初のストレート型。2005年2月に発売されたウィルコムロゴの付いた製品では4xデータ通信やリモートロック機能に対応。それ以前の製品でも、ファームウェアのアップデートにより同一の機能を追加可能。2006年12月時点で、現行機種として販売されている。
  • 本多エレクトロン(現ネットインデックス)製
    • AH-H407P 9月10日
      PCカード型4x対応AirH"端末。アンテナ部分をPCカードスロット内に収納できる。突起部がないため装着中の移動時にも破損のおそれが少ない。

[編集] 2005年

  • NECインフロンティア製
    • AX510N 2月18日
      初めて8xパケット方式に対応した端末。PCカード型。
  • 京セラ製
    • AH-K3002V 9月1日
      AH-K3001Vからカメラ機能を省いた端末。2005年12月に、法人向けにリモートロック・消去機能に対応。
    • WX300K 11月18日
      AH-K3001Vの改良版。内蔵カメラの画素数(35万画素)や、内蔵メモリ容量の向上などがはかられ、動作レスポンスも改善されている。AH-K3002Vと同様にリモートロック・消去機能も対応。2006年6月13日よりファームウェアのアップデートにより4xパケット方式通信に対応。愛称「京ぽん改」略して「京改」とも呼ばれる。
    • WX310K 11月25日
      フルブラウザとしてOperaを搭載。130万画素カメラ(QRコード対応)、BluetoothminiSDスロットを搭載し、4xパケット方式通信に対応。追加機能として、ムービー再生、Macromedia Flash再生機能やドキュメントビューアがある。愛称「京ぽん2」
  • 三洋電機製
    • WX310SA 11月25日
      三洋電機製初のフルブラウザ搭載端末(NetFront搭載)。130万画素カメラ(QRコード対応)、miniSDスロット、ICレコーダ、ドキュメントビューア等を搭載し、Javaアプリケーションや4xパケット通信にも対応。愛称「洋ぽん」「キュアぽん」
  • ネットインデックス
    • RX410IN 11月25日(単体発売は無し)
      W-SIM(ウィルコムシム)」。切手サイズ大の小型通信モジュールである。W-SIMに対応した端末(WILLCOM SIM STYLE=ウィルコムシムスタイル)に添付される形で販売される。
    • WS001IN 11月25日
      WILLCOM SIM STYLE。音声通話向けに機能を絞り、メールはライトメール・ライトEメールのみ対応(Eメール非対応)
    • WS002IN 11月25日
      WILLCOM SIM STYLE。USB接続のデータ通信専用端末。ファームウェアのバージョンアップでRX420ALを利用したW-OAM通信に対応する。
W-ZERO3
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W-ZERO3

[編集] 2006年

  • 日本無線
    • WX310J 1月18日
      日本無線製で初めてフルブラウザ(NetFront)を搭載した、ストレート形端末。ビジネス向けとして、自営2版対応でカメラ機能は非搭載。miniSDスロット、ICレコーダ、ドキュメントビューア等を搭載し、Javaアプリケーションや4xパケット通信にも対応するなど、WX310SAと仕様上の共通点も多い。中央にはカーソルキーを兼ねた指紋センサーを搭載。
  • NECインフロンティア
    • AX520N 2月23日
      W-OAM方式に対応した端末。PCカード型で8xパケット方式に対応し、最大通信速度(理論値)は408kbps。形状は、AX510Nとほぼ同じ。
    • AX420N 2月23日
      W-OAM方式に対応した端末。CFカード型で4xパケット方式に対応し、最大通信速度(理論値)は204kbps。アンテナは360度動くフレキシブルタイプ。
  • セイコーインスツル
    • AX420S 3月9日
      W-OAM方式に対応した端末。CFカード型で4xパケット方式に対応し、最大通信速度(理論値)は204kbps。スライドアップアンテナ(折り畳み式アンテナ)を採用。
  • バンダイ
    • 低電磁波キッズケータイ papipo!(ぱぴぽ) 7月14日(先行販売は3月下旬)
      WILLCOM SIM STYLE(欠番となっているWS006xxに相当するとの説がある)。折りたたみ型音声端末。30万画素デジタルカメラを内蔵。小学生を主なターゲットとしている。型番はKK-B01/02/03/04/05/06/07(色により異なる)。12月にたまごっちスクールバージョンが発売予定。
  • ネットインデックス
    • WS005IN (nico.) 7月13日
      WILLCOM SIM STYLE。ストレート型音声端末。通話とメールに特化した端末であり、Webブラウザーやカメラを持たない。白いボディと丸いボタン(全5色)からなるポップなデザインを特徴とする。同年11月には抗菌加工モデル(JIS Z 2801準拠)も発売。W-OAM対応。パソコン等に接続してのデータ通信は不可。
  • シャープ
    • WS004SH (W-ZERO3) 6月22日
      WILLCOM SIM STYLE。2005年12月発売のWS003SHに対して、搭載メモリー倍増(128MB→256MB)・本体色変更(ブラック・シャンパンシルバー→ガンメタリック・パールホワイト)・三省堂の電子辞書ソフト『Dicland』のプリインストール化がなされたマイナーチェンジ型。W-OAM対応。
    • WS007SH (W-ZERO3[es]) 7月27日
      WILLCOM SIM STYLE。従来のW-ZERO3(WS003SH/004SH)のQWERTYキーボード搭載はそのままに、ハードウェアテンキーを追加。VGA液晶ディスプレイの小型化(3.7→2.8インチ)、キーボードの天地方向の縮小も含めて、大幅な小型(体積約2/3)・軽量化(220→175g)がなされた。搭載メモリーはWS003SHと同じ128MB。電子辞書ソフトはプリインストールされない。無線LANアダプターを内蔵しない一方、USBホスト機能を持つことで、拡張性を高めている。W-OAM対応(ただし、WS009KEとセットになっているRX420ALを利用する場合は、ファームウェアのバージョンアップが必要)。
  • ハギワラシスコム製
    • WS008HA 11月16日
      WILLCOM SIM STYLE。ExpressCard/34規格に対応したデータカード。ファームウェアのバージョンアップを行えば、W-OAMに対応したW-SIM・RX420ALによる、W-OAMによる通信も可能。
  • アルテル製
  • ケーイーエス
    • WS009KE 12月14日
      WILLCOM SIM STYLE。標準でW-OAMに対応。愛称は「9(nine、ナイン)」。カメラ機能はない。色は、白と黒の2色。W-SIMは従来のRX410INではなく、RX420ALが添付されている。パソコン等に接続してのデータ通信は不可。

[編集] CM出演

[編集] 現在のイメージキャラクター

[編集] 過去のイメージキャラクター・出演者

[編集] DDIポケット時代のイメージキャラクター・出演者

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


携帯電話に関する加筆依頼:この項目「ウィルコム」は、携帯電話に関連した内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。(Wikipedia:ウィキプロジェクト 携帯電話) :データ専用型も含めた通信端末の歴史(特に古い方の)

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