軍人
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軍人(ぐんじん)は軍隊に所属する人、またはした人(退役軍人、元軍人ではない)を表す言葉。しばしば文民の対義語として用いられる。軍人としての籍のことを兵籍・軍籍などという。或いは軍人としての履歴を軍歴という。軍属は原則として、文官(雇員・傭人等を含む。)であり軍人とは異なる。
古代においては(たとえば日本では同じ字でいくさびとと呼ぶように)戦闘行為を行う者を指していた。それが組織内の者をさして言うようになったのは、フランス革命以降、国民国家が形成される過程で、自国防衛のために専門の組織を置くようになったのが始まりである。古代にも国民に義務を課した制度はあるが(たとえばローマ帝国など)、彼らは他に職を持っており、専門となったのは近代に入ってからである。
軍人確保の方法として、国民にある一定期間軍隊に入る事を義務化する、徴兵制と、募集をおこない希望者を募る志願兵制がある。一般的に、国家として安定していない場合は徴兵制を取り、安定してくると志願制を取る。ただし、アメリカはベトナム戦争終了まで徴兵制を取っていたため一概にそうとはいえない。
[編集] 関連項目
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- 軍事指揮官の一覧
- 傷痍軍人
- 退役軍人
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