家栽の人
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家栽の人(かさいのひと)は、毛利甚八作・魚戸おさむ画の青年漫画。小学館ビッグコミックオリジナルに連載された。
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[編集] 内容
家庭裁判所裁判官の桑田義雄が、少年審判・家事審判を解決していく話を中心に人間の心情を描く物語。その話は必ず植物(特に花)とどこかでリンクする。そのため、全ての題名は植物に関連するものとなっている。
[編集] 登場人物
[編集] 桑田義雄
- 岩崎地方裁判所春河支部の裁判官。最高裁判所判事・桑田恒太郎の息子。
- 司法修習生時代の成績は抜群。しかし少年を愛するため、再三の東京への昇進を拒否して春河に赴任。
- 家族は妻と長男。長男・守(通称・まる)は不登校であるが、心は純粋である。
- 植物を愛し、植物の生態に詳しい。裁判所の庭を花だらけにした。
- 温情派の傾向があるが、時には敢て厳しい審判を下すこともある。
- 物語の始まりでは緑山家庭裁判所に勤めている。
[編集] 緑山支部
- 山本調査官
- 篠原書記官
[編集] 春河支部
[編集] 春河支部判事
- 鳥海和友
- 桑田と全く逆の性格であり、少年審判を嫌っている。
- 如才無い性格であるとともに、中央思考あり。
- 戸井隆三
- 仕事の処理はそこそこの腕前。
- 生活のオン・オフがはっきりしている。
- 倉本哲
- 相当の皮肉屋。いつも鳥海と「反桑田」話で盛り上がっている。
- 家庭事情はやや難があることが後に発覚。
- 桐島
- 男女同権論者の女性判事。
- 以前、昔桑田が勤めていた緑山家庭裁判所に在籍しており、相談を持ちかけたこともある。
- 桑田が春河支部に移った一年後に同じ裁判所に転任してくる。
[編集] 春河支部調査官
- 渋谷直正
- 大酒のみ。不遇な家庭に育ったため人情派である。桑田を支持している。
- 大滝信
- 渋谷の後輩。大方の場合桑田派だが、時々桑田の難解な方針に反発することがある。山本と同期で仲がいい。
- 今西恭子
- 仕事には情熱的な人。彼女中心に物語が展開することもある。
- 桐島とは女性同士という事もあってか、懇意である。
[編集] 春河支部書記官
- 高崎又二
- 小心者だが善人。初めは桑田に懐疑的だったが、すぐに圧倒的な支持者となる。
- これといった特長は無いが、麻雀には滅法強い。
[編集] 春河支部長
- 目黒
- 5巻で春河に転任してきて登場。常にメモを持ち歩いている。最初は桑田を認めていなかった。
[編集] テレビドラマ
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TBSで3度ドラマ化された。脚本は清水有生、プロデューサーは大岡進(2004年版の演出も担当)。
- 主題歌
- 大貫妙子「春の手紙」
[編集] 初代
1993年1月7日から1993年3月25日まで、木曜日21:00-21:54に放送され、月曜ドラマスペシャル枠で1996年3月11日にスペシャルが放送された。
- キャスト
- サブタイトル
- 桑田判事登場
- 母の想い出
- 仮面を被った少女
- 離婚の執行猶予
- 愛の遺産
- 沈黙の少年
- 絆
- 誘拐
- 夢
- 三姉妹
- 少年A(前・後編に2話に分けて放送)
[編集] 水曜プレミア(2004年)版
2004年10月20日放送。