自来也 (NARUTO)
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自来也(じらいや)は、漫画『NARUTO -ナルト-』の登場人物。アニメでの声優は大塚芳忠、幼少時代は奈良徹。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
【伝説の三忍】の一人でうずまきナルトの師匠。四代目火影の師匠でもあった。幼少の頃は大蛇丸、綱手と共に後に三代目火影となる猿飛に師事していた。この頃、綱手から「インテリエロ助」とあだ名をつけられている。3人の中では劣等生だったようで、「大蛇丸を見習え」という師の苦言に反抗することもしばしばあったよう。
修行時代は、忍の才能に恵まれた大蛇丸に対して少なからず対抗心を持っており、ナルトとうちはサスケに似た関係にあったようである。大蛇丸が里を抜ける際には友情を信じて必死で説得にあたっていたようだが、報われなかったようで、似たような境遇にあるナルトに対して自ら里を抜けたサスケのことは忘れた方がいいと助言している。若き時代は「里の狂気」と形容されていたこともある。ナルトから「エロ仙人」と呼ばれる覗きの常習犯。本人はその呼び名を否定しないが、さすがに、人前では使って欲しくない様子。ナルトによくつっこまれているが、その実力は火影以上とまで言われる【三忍】の名に遜色ないものである。
本人談によると人生で2回死に掛けたことがある。1度目は若い頃、女湯の綱手を覗こうとして殴られ、骨折及び内臓破裂の重傷を負い、生死の境を彷徨った時、2度目はナルトとの修行の折、ナルトが九尾の力を開放し、その4本目の尾を見た時である。
[編集] プロフィール
- 木の葉の隠れ里の忍。登録番号は、002301。
- 年齢 - 50~51歳(第一部)、53歳(第二部)
- 誕生日 - 11月11日
- 身長 - 191.2 cm
- 体重 - 87.5 kg
- 師 - 三代目火影・猿飛
- 弟子 - うずまきナルト、四代目火影
[編集] 第一部
中忍試験の直前に数年ぶりに里に姿を見せ、ナルトの将来を危惧しその身を預かる。中忍試験後、相談役達から五代目火影就任を要請されるが、固辞し、同じ三忍で初代火影の孫である綱手を推挙し、ナルトと共に捜索の旅に出る。ナルトを弟子にした理由は「かつて弟子にしていた四代目火影とよく似ているから」と話している。ツナデ捜索の道中、ナルトに高等忍術「螺旋丸」を伝授。一見いい加減に見えて、実は指導方針は厳しく、修行中は優しさを表にださないが、ナルトの境遇や心境を察してやれる思いやりを持っている。
【暁】のうちはイタチと干柿鬼鮫の二人がかりでさえ対戦を躊躇するほど。彼らと実際に対峙した際はイタチが「天照」を使用したため、逃走を許したが、高等忍術で圧倒した。その後、綱手と共に因縁の大蛇丸と遂に対戦。大蛇丸は術を封じられていたが、自身も綱手に毒を盛られていたため、劣勢を強いられる。終盤は口寄せ動物三体(蛞蝓、大蛇、蝦蟇)がまみえた凄まじい攻防となり、綱手の渾身の一撃によりなんとか撃退する。
十数年前に大蛇丸が里を抜けた後は、彼の襲撃に備え監視及び情報収集活動に従事していたようで、里を不在にしていることが多い。他の里にも暁に関する情報を提供しており、その情報力には定評があるようである。他の三忍のメンバーからは「劣等生」扱いされていることもあるが、他のメンバーに比べて火遁・土遁・風遁等、忍術らしい忍術を戦闘で多用し、封印術にも長けている。四代目火影を育て上げ、不器用なナルトに螺旋丸を修得させていることからも、相当の人物であることが推察される。
巨大な巻き物を背負い、「油」と書かれた大きな額当てをしている。サスケが里を抜けたあとはナルトを正式な弟子とし、2年余り里の外で修行をつける。
[編集] イチャイチャシリーズ
カカシの愛読書であるイチャイチャシリーズ(18禁小説)の著者でもあり印税で相当儲けている。
現在、
- イチャイチャパラダイス上中下
- イチャイチャバイオレンス、
- イチャイチャタクティクス(最新刊)
が刊行中。アニメにおいてはカカシがその内容を音読している場面があり、映画化もされている。
[編集] 術
大蝦蟇のガマブン太を口寄せする。
[編集] 使用術一覧
- 口寄せの術
- 口寄せ・蝦蟇口縛り
- 口寄せ・屋台崩しの術
- 火遁・蝦蟇油炎弾(ガマブン太と協力して)
- 螺旋丸
- 火遁・豪炎螺旋丸(ナルティメットヒーロー3)
- 針地蔵
- 土遁・黄泉沼
- 五行解印
- 封火法印